JPH01232608A - コンデンサ用ポリフェニレンスルフィドフィルム - Google Patents

コンデンサ用ポリフェニレンスルフィドフィルム

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JPH01232608A
JPH01232608A JP63057849A JP5784988A JPH01232608A JP H01232608 A JPH01232608 A JP H01232608A JP 63057849 A JP63057849 A JP 63057849A JP 5784988 A JP5784988 A JP 5784988A JP H01232608 A JPH01232608 A JP H01232608A
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JP
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film
polyphenylene sulfide
protrusions
projections
pps
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JP63057849A
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Yoshinori Sato
嘉紀 佐藤
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Diafoil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明ハコンデンサ用ポリス二二しンスルフィドフィル
ムに関する。
更に詳しくは、電気特性、耐熱性が良好で、優れた表面
状態を有し、且つフィルムの表面に蒸着した金属薄膜を
酸化させることの少ないコンデンサ用ポリフェニレンス
ルフィドフィルムに関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕近
年、コンデンサの小型化、容量増大あるいは回路の小型
化、装着効率の向上等の目的のためチップ化したコンデ
ンサー(以下チップコンデンサと称す)が注目されるよ
うになった。ところが、チップコンデンサの場合、回路
への装着の際、コンデンサ自身が高温のハンダ浴にさら
されるため、従来のポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリカーボネート等のフィルムを誘電体と
して使用すると耐熱性が劣り、装着時に静電容量や絶縁
抵抗が大幅に低下する等の問題が生じてしまう。
一方、ポリルーフユニしンスルフィド(以下PPSと略
記)フィルム、ポリイミドフィルム、芳香族ポリアミド
フィルム等の高度な耐熱性を有するフィルムを誘電体と
して用いたコンデンサも知られるようになり、中でも電
気特性に優れる!軸配向PPSフィルムを用いたものが
注目されている。2軸配向PPSフイルムは、電気的特
性に優れ、周波数特性、温度特性が良好で、高度な耐熱
性を有することから、チップコンデンサの誘電体として
用いることが特開昭4/−27λり77号公報等で提案
されている。
しかしながら、2軸配向PPSフイルムを製造する場合
、及び該用途に使用する場合、し2ばしば以下のような
問題が生じてしまう。即ち、PPSは高温に加熱すると
、SOz等のガスを発生するため、溶融押出ししてシー
トを製造する際、該シート中に気泡が生成し、その後に
続くシートを延伸する工程において、破断が頻発し、生
産性の著しい低下をもたらす。また、延伸フィルムが製
造されたとしても、フィルム中に残存した微細な気泡の
ためコンデンサとして使用する際絶縁欠陥を生じたり、
フィルム表面に蒸着等の方法で形成された金属薄膜がP
PSからの発生ガスにより酸化劣化を起こし、品質が著
しく低下するという問題が生ずる。
一般ニフィルムコンデンサは次のような工程で製造され
る。即ち、誘電体となるフィルムの表面に、電極となる
金属薄膜を真空蒸着等の方法で形成して金属化フィルム
とし、該金属化フィルムから巻回、積層等の方法によっ
てコンデンサ素子を形成する。更に該素子をプレスして
偏平に17、両端面に電極引出し部材を設けてコンデン
サとする。
との一連の工程においてフィルムは適度な滑り性を有す
ることが望まれる。即ち、金属蒸着工程および巻回工程
ではフィルムの走行性が良好で、しかも蛇行や端面ずれ
を起こさないことが必要であり、素子のプレス工程にお
いても均一に偏平にするためにはフィルムの滑り性が必
要となる。
従来、フィルムの滑り性を改良するためにフィルム中に
無機および/または有機の微細な粒子を添加する等の方
法によりフィルム表面を粗面化する方法がポリエステル
フィルム等で好ましく用いられている。しかしながらコ
ンデンサの誘電体として使用するためには、電気的特性
、特に耐電圧特性を向上させるためにフィルム表面は平
坦であることが要求される。この二律背反する特性につ
いてこれまでPPSフィルムに関しては必ずしも十分に
は検討されておらず、両者を同時に満足する優れた表面
状態を有するPPSフィルムは得られていない。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者らは上記問題点に鑑み、鋭意検討した結果、ポ
リマー中に特定量の3官能単位を含有し2、ある特定高
さの突起を多数有し、且つ粗大突起が著しく軽減された
2軸配向ボリフIニレンスルフイドフイルムがコンデン
サ用フィルムと1.7で優れた特性を有することを見出
し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明の要旨は、繰り返し単位+S+を70mo1
%以上含み、且つ分子鎖の枝分れが可能となる3官能単
位を0./ mo1%以上、jmo1%以下含む2軸配
向ポリフエニレンスルフイドフイルムであって、該フィ
ルムの突起高さをX(μm)、突起の数をY(個/mr
l)とした時のXとz、□ryとの関係を表わす分布曲
線の突起高さ0.7〜04弘μ専の範囲での平均勾配が
一2以下であり且つ突起高さ0,13m以上の突起数が
ioo個/−以上、O0≠μm以上の突起数が7000
個/ myi以下であることを特徴とするコンデンサ用
ポリフェニレンスルフィドフィルムに存する。
1:l1丁本発明の詳細な説明する、。
本発明で用いられるPPS組成物どし、では種々の糾成
の亀のが可能であり、特に限定はされないが、耐熱性、
機械的強度等の点から、最終的にp−7工ニレンスルフ
イド単位ヲ70m01%以上含有することが必要であり
、好ましくは10mo1%以上含有することが望ましい
また、かかるPPS組成物において、ポリマーが枝分れ
可能となる3官能単位を0./ mo1%以上jmo1
%以下含有することが必要であり、好ましくは0.2m
o1%以上、3m01%以下が望ましい。かかる3官能
単位の含有量が0./ mo1%未満では容易に高重合
度を達成できず!mo1%を越えるとポリマーの枝分れ
や架橋が多過ぎて溶融時のポリマーの流動性が著しく低
下したり、フィルムの平坦性を悪化させるゲル状の異物
が生成するようになるため好ましくない。かかる3官能
単位としては、例えば、 等が挙げられ、これらの7種または2種以上を含有せし
めればよい。中でも反応性、コスト等かかる3官能単位
を所定量含有したPPS組成物を得るためには、PPS
製造時に3官能性の上記化合物を所定量共重合せしめて
もよいし、また3官能性化合物を高濃度に共重合せしめ
たPPSを製造し、PPSを主体とするポリマーで稀釈
してもよい。いずれにしても本発明においてはフィルム
中には最終的にo、iモルチルよモルチの3官能単位が
含まれている必要がある。
本発明において用いることのできるPPS組成物の例を
挙げると(1) P P Sを主体とするポリマー、(
2) P P S共重合体、(3) P P Sを主体
とするポリマーとPPS共重合体とのブレンド物(4)
 m−フェニレンスルフィドを主たる繰り返り単位とす
るポリマーと(1)又は(2)とのブレンド物等を挙げ
ることができる。ここで言うPPSを主体トスるポリマ
ーとはp−フェニレンスルフィド単位を20モルチ以上
含有してなるポリフェニレンスルフィドを指す。また本
発明でいうPPS共重合体としては繰り返し単位の一部
が例えば+s O2+ S−1べ鎚ト0べ亜刈S−1等
で置換されたポリp−フェニレンスルフィドを指す。
本発明においてはこれらの中でも耐熱性に特に優れる点
でPPSを主体とするポリマーが、また耐熱性を維持し
つつ製膜性を向上させ得る点からPPSを主体とするポ
リマーとPPS共重合体とのブレンド物が好ましく用い
られる。
後者ブレンド物の例として、例えば下記(1)及ヒ(2
)の2種類のポリフェニレンスルフィドをブレンドする
ことにより得られるm−フェニレンスルフィド単位を好
ましくは20モルチ未満、更に好ましくは2〜10モル
チ含有し2て成るポリフェニレンスルフィドが挙げられ
る。
(1)  m−フェニレンスルフィ)” 単位ヲi r
 モルチ以上含有して成るポリフェニレンスルフィド (2)  p−7工ニレンスルフイド単位ヲ7jモルチ
以上含有して成るポリフェニレンスルフィド 本発明のコンデンサ用フィルムは、通常、厚み5μm以
下の薄いフィルムとして製造するため、製膜性に優れる
ことが必要となる。このため上記(1)と(2)とのブ
レンド物が好ましく用いられるが、本発明の趣旨を損な
わない限り、これ以外のPPS組成物を用いてもよい。
本発明で用いるPPSの重合方法としては、例えば以下
の方法が好ましく採用される。
即ち、硫化アルカリ、就中、硫化す) IJウムと、該
当するジハロペンゼ/(例えばp−ジクロロベンゼン)
及び必要に応じて他の繰り返し単位を与えるハロゲン置
換モノマーを、N−メチルピロリドン等のアミド系極性
有機溶媒中て重合助剤の存在下に高温、高圧下で反応さ
せる方法である。3官能単位を含有せしめるためには、
上記したハロゲン置換モノマーの7種として対応する3
官能化合物(例えば/、+1.jt−) IJジクロロ
ンゼン)を添加し反応せしめればよい。
本発見者らが知見したところによると、3官能化合物を
含有せしめずに、上記した方法で重合を行なうと高分子
量化が困難なため、フィルム化するために適した粘度を
有するポリマーを製造するためには加熱により架橋せし
める増粘方法を併用せざるを得ない。加熱架橋すると8
02等のガスが発生、残存するため、以降の工程におい
て支障があるが、本発明の3官能化合物を含有せしめた
場合はかがる増粘方法を併用することなく、フィルム化
に適した粘度を有するポリマーを得ることができる。こ
こで言うフィルム化に適した粘度とは、300℃での溶
融粘度として剪断速度200(秒)−1のもとでj00
ボイズ以上 200,000ポイズ以下のものを言う。
本発明においては製膜に供するPPS全量に対し10重
量%程度以下の他のポリマー(例えばポリエステル、ポ
リアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリイミド等)
及び/又は必要に応じ酸化防止剤、熱安定剤、潤滑剤、
等の添加剤を配合してもよい。
次にかかるPPSを用いたフィルムの製造法について述
べる。
本発明においては、かかるPPSをエクストルーダーに
代表される周知の溶融押出装置に供給し、該組成物の融
点以上の温度に加熱し溶融する。次いで溶融したPPS
をスリット状のダイから押し出し、回転冷却ドラム上で
ガラス転移温度以下の温度になるように急冷固化し、実
質的に非晶状態の未配向シートを得る。この場合シート
の平面性を向上させるため、シートと回転冷却ドラムと
の密着性を高める必要があり、本発明においては、静電
印加密着法及び/又は液体塗布密着法が好ましく採用さ
れる。
静電印加密着法とは、通常シートの上面側にシートの流
れと直交する方法に線状電極を張り、該電極に約5〜1
0に■の直流電圧を印加することによりシートに静電荷
を与え、ドラムとの密着性を向上せしめる方法である。
また、液体塗布密着法とは回転冷却ドラム表面の全体ま
たは一部(例えばシートの両端部と接触する部分のみ)
に液体を均一に塗布することによりドラムとシートとの
密着性を向上せしめる方法である。
本発明においては必要に応じ両者を併用してもよい。
本発明においては、このようにして得られたシートを2
軸方向に延伸しフィルム化することが必要である。延伸
方法としては、ロール間の周速差を利用した縦延伸の他
、テンター法やチューブラ−法を採用し得る。
延伸条件について具体的に述べると、前記未延伸シート
を好ましくは70−120℃、更に好ましくは♂o、i
os℃の温度範囲で一方向にロールもしくはテンタ一方
式の延伸機により2〜!倍に延伸する。次に一段目と直
交する方向に好ましくは70−/≠O℃、更に好ましく
は♂O〜/20℃の温度範囲で7.5〜6倍に延伸を行
ない、2軸に配向したフィルムを得る。
また、前記未延伸シートを面積倍率が3〜30倍になる
ように同時2軸延伸することも可能である。
かくして得られた2軸延伸フイルムは主として寸法安定
性を向上させるため熱処理を行なうことが好ましいが必
要に応じ熱処理を行なう前、又は後に再度縦及び/又は
横方向に延伸し配向を高め機械的強度をより向上させる
ことも可能である。
以上の方法を適宜選択することによりλ軸に配向したフ
ィルムを得ることができるが今一つの特徴は、該フィル
ムの表面状態がある特定の要件を満たすことにある。
即ち、フィルムの突起高さをX(μ7′rL)、突起の
数をY(個/ md )とした時のtorYとXとの関
係を表わす分布曲線の、突起高さ0./ −0,tAμ
mの範囲での平均勾配が一2以下であり、且つ突起高さ
o、iμm以上の突起数がioo個/ ml、以上、o
3μm以上の突起数が1000個/mI以下であること
が必要である。
従来、フィルムの表面粗度の表示法として中心線平均粗
さ(Ra)が知られているが本発明者ZはこのRaによ
る表示では必要なフィルム特性を的確に反映することが
できず、かかるフィルム特性は、フィルムの突起高さと
突起の数との関係を表わす分布曲線、及び特定高さの突
起数との間に良い相関性があることを見出した。
即ち、該分布曲線をある特定条件範囲に保ち、且つ粗大
突起数を著しく軽減させることがコンデンサ用として優
れたPPSフィルムを得る要件の一つである。かかる理
由については定かではないが、PPSフィルムの滑り性
及びコンデンサ製造時の作業性に関してはフィルム表面
の微細突起の分布状態が重要であり、また、該フィルム
を用いたコンデンサの耐電圧特性等の電気的特性に関し
てはフィルム表面の粗大突起の数が重要であると考えら
れ、これらの点に関し突起の高さに関する情報に乏しい
Raよりも、突起高さと突起の数との関係を表わす分布
曲線及び粗大突起の数がその特性を的確に表わしている
ためと考えられる。
従って本発明においては、フィルムの突起高さをX(μ
m)、突起の数をY(個/−)とした時のXとtotY
との関係を表わす分布曲線の突起高さo、i〜0.11
μmの範囲での平均勾配が一2以下である必要があり、
好ましくは−2,5以下が望ましい。即ち、分布曲線が
急峻であることが好ましい。勾配が−2より大きい、即
ち分布曲線が急峻でない場合は、フィルムの滑り性を良
好にするために必要な突起数を与えた時に。
フィルムの電気特性を低下させる原因となる粗大突起数
が著しく増加するため好ましくない。
また本発明のフィルムにおいては突起高さ0.7μm以
上の突起数がioo個/−以上であることが必要であり
、好ましくは200個/−以上が望ましい。この値が1
00個/ mA未満では、フィルムの滑υ性が低下する
ため好ましくない。更に、突起高さ06≠μm以上の突
起数が/ o o o (B/xi以下であることが必
要であり、好ましくは700個/−以下が望ましい。こ
の値が1000個/ mIを越えると滑り性は多少改良
されるものの絶縁破壊電圧等の電気的特性が著しく悪化
するようになるため好ましくない。
本発明のフィルムは先に述べた製膜方法で得られるが、
かかる特徴を有する表面状態とするためにポリマー製造
工程から製膜までの任意の工程で無機及び/又は有機の
微細な粒子を含有せしめる方法が好ましく採用される。
該粒子の例としては、タルク、カオリン、炭酸カルシウ
ム、リン酸カルシウム、フッ化リチウム、二酸化チタン
、酸化ケイ素、カーボンブラック、ゼオライト等の無機
粒子、あるいは架橋高分子、シュウ酸カルシウム、テレ
フタル酸カルシウム等の有機粒子が挙げられ、これらの
7種又は2種以上含有せしめれば良い。
これらの粒子の大きさ及び含有量については該粒子の形
状や該粒子とPPSとの親和性、あるいはフィルムの延
伸条件等によりその好ましい範囲が変わり得るので一概
に決めることはできないが、通常、好ましい平均粒径は
0.0 /〜λμm、更に好ましくは0./〜/、jμ
mであり、粒径分布がシャープなものが好ましい。まだ
、粒子のPPSに対する配合量は通常0.0 /〜タ重
量%、好ましくは0.0!〜/、j重量多の範囲から選
択される。
更にまた、本発明者は本発明のかかる2軸配向PPSフ
イルムの中にあっても該フィルムを230℃ハンダ浴中
10秒間浸漬した後の面積保持率が10%以上、好まし
くはり0%以上であるものが耐熱性が著しく改善され、
コンデンサ用により適したフィルムであることを知見し
た。
即ち、特にチップコンデンサ用に関しては。
回路への装着の際、コンデンサが高温のハンダ浴にさら
されるため、誘電体として用いるフィルムにも高度な耐
熱性が要求されるが、該誘電体フィルムとして、ハンダ
浴で処理した後の寸法安定性が良好なフィルムを用いれ
ば、装着の際の、静電容量、耐電圧等の電気的特性の低
下を防止することができる。λ軸配向PPSフィルムを
2!O℃ハンダ浴中10秒間浸漬した後の面積保持率を
10%以上とするためには、製膜工程において2軸延伸
後に20%以内の制限収縮もしくは伸長または定長下で
2jO℃以上、ポリマーの融点以下の温度で熱処理を行
なう方法、あるいは該熱処理を2段階以上で行なううち
少なくとも/段階は260℃以上、ポリマーの融点以下
の温度で行なう方法等が好ましく採用される。
以上説明した通り、特定の条件を満足する原料を用い、
且つ特定の表面状態を有した本発明の2 軸配向ポリフ
ェニレンスルフィドフィルムは電気特性、耐熱性、及び
滑り性に優れ、且つフィルム表面に蒸着された金属薄膜
を酸化させることがないため特にコンデンサ用として好
適に使用し得る。
〔実施例〕
以下本発明を、実施例を埜げて更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例によって
限定されるものではない。
なお、実施例における種々の物性および特性の測定方法
、定義は次の通りである。
(1)  溶融粘度 高化式フローテスターを使用し、/胴径、長さl01T
r!nの口金を使用し300℃にて剪断速度200(秒
)−1のもとで測定した。
(2)分布曲線及び突起高さo、iμm以上、0.lA
μm以上の突起数 小板研究所製三次元表面粗さ計(SE−JAK)を用い
、触針の先端半径jμm1 針圧30■、測定長0.5
−、サンプリングピッチ/、0μm、カットオフ0.2
6WIn、縦倍率20.000倍、横倍率200倍、走
査本数500本の条件で突起高さと突起数を測定した。
ここで言う突起高さ(X、μnL)は、突起個数が最大
になる点の高さをOレベルとし、このレベルからの高さ
をもって突起高さとし、各突起高さにおける突起数(Y
、個/mi)の関係を図式化し分布曲線として表わした
突起高さ0,1μm以上、及びO,aμm以上の突起数
は、上記方法による突起高さが0,1μm及びO0aμ
mを越えた突起に対応する突起数のそれぞれの総数をも
って表わす。
測定はフィルムの長手方向に3点、それと直角方向に3
点計6点行ない、その平均値を測定値とした。
(3)摩擦係数 ASTMD−/Iり≠の方法に準じて測定した。
(4)絶縁破壊電圧 JIS C23/りの方法に準じて測定した。
<5)  フィルムの耐ハンダ浴性 フィルムを20 mm X 20 Bの正方形に切り出
し、2jO℃のハンダ浴中に70秒間浸漬し、た。浸漬
後のフィルムの大きさa rrrm X b ranを
測定し、面積保持率を次式にて算出した。
測定はj点行ない、その平均(直を測定1直とした。
(6)蒸着金属の酸化状態の評価 フィルムの片側の表面に、アルミニウムを約1ooAの
厚さになるように真空蒸着し、該金属化フィルムを10
0℃/70時間処理した後、フィルムの蒸着していない
方の面から観察して蒸着アルミニウムのPPSフィルム
との接触面における酸化状態を以下の5段階の基準にて
判定した。
う/り/ はぼ全面にわたり酸化を受けたランク2 面
積でSO%以上の部分で酸化を受けた ランク3 面積で10−60%の部分で酸化を受けた ランク≠ 70%の以下の部分で酸化を受けた ランクj 酸化は認められない (7)  コンデンサのハンダ耐熱性 コンデンサの容量(キャパシタンス)及ヒ誘電正接(t
anδ)を25℃、/ KHzで測定し、該コンデンサ
を2jO℃のノ・ンダ浴中に10秒間浸漬した後の容量
変化率及びtanδ変化率を下記のごとく求めた。
O容量変化率:初期の容量Coとノ・ンダ浴中に浸漬し
た後の容量Cとから下記式にて求めた 容量変化率(%) = / Oo (C−Co )/C
o tanδ変化率:初期の誘電正接tanδ1とノ・
ンダ浴中に浸漬した後の誘電正接tanδ2とから下記
式にて求めた tanδ変化率(%)= / 00 (tanδ2−t
anδ、)/lanδ1実施例1 〔ポリフェニレンスルフィドの製造〕 m −ジクロロベンゼン、p−ジクロロベンゼン、/、
2.μ−トリクロロベンゼン及び硫化ナトリウムタ水塩
を出発原料として、m−フェニレンスルフィド単位をブ
ロック的に600モル多含有、且つ3官能率位を0.6
モル多含有するポIJ フェニレンスルフィドブロック
共重合体(A)を得た。該ポリマーの溶融粘度は220
0ポイズであった。
次に、p−ジクロロベンゼン、/、2.It −) I
Jジクロロベンゼンび硫化ナトリウムタ水塩を出発原料
として、3官能率位をo33モル多含有るポIJ p−
フェニレンスルフィド(B)ヲ得り。
該ポリマーの溶融粘度は弘QOOポイズであった。
次にポリマー(A)をr部、ポリマー(B)をり2部、
平均粒径が0.3μ扉の酸化チタンO13部をブレンド
し、製膜用原料とした。
〔ポリフェニレンスルフィドフィルム’D ’JJ 造
3上記の操作により得られた組成物を押出機を用いて3
00℃で十分混練した後、幅300WIn、リップ間隔
o、r mmの口金からシート状に押出し、表面温度を
110℃に設定した回転冷却ドラムで静電印加冷却法を
利用して急冷固化せしめ、厚み30μmの実質的に非晶
質シートを得た。
次いで該シートを縦方向に23℃で3.7倍、横方向に
100℃で1部倍に延伸し、更に270℃で70秒間熱
処理を行ない、厚み2μmの二軸配向フィルムを得た。
得られたフィルムの特性を表−/に示した。
〔コンデンサの作成〕
フィルムを真空蒸着機にかけアルミニウムを片面蒸着し
た。この際、テープマージン法によって蒸着部の幅10
Mn、非蒸着部の幅21rWIとなるようにストライプ
状に蒸着した。該蒸着フィルムの蒸着部及び非蒸着部の
各々中央をスリットし、幅/faのマージン部を有する
、1rrtan幅のスリットフィルムを得た。このスリ
ットフィルムをマージン部が互いに反対の向きとなるよ
うに巻返した後プレスして中空部をつぶし、常法により
両端面にメタリコンを施した。さらに、この素子の両端
面のメタリコンの上に電極引出し部材として金属キャン
プをかぶせてコンデンサを作成した。
コンデンサの特性測定結果を表−lに示した。
実施例λ 実施例/で用いたポリマー(A)と同様にしてm−フェ
ニレンスルフィド単位をブロック的ニ60モルチ含有し
、且つ3官能率位をo3モル係含有するポリフェニレン
スルフィドブロック共重合体(C)を得た。該ポリマー
の溶融粘度は2弘OOポイズであった。また、ポリマー
(B)と同様にして3官能率位をo33モル多含有るポ
リp−フェニレンスルフィド(D)lり。該ポリマーの
溶融粘度は3j00ポイズであった。
次にポリマー(C)を2部、ポリマー(D)をタコ部、
平均粒径がO6りμmのシリカ粒子o、i部をブレンド
して製膜用原料とし、実施例1と同様の製膜条件で厚み
2μmの二軸配向フィルムを製造し念。また該フィルム
を用いてコンデンサを作成した。
実施例3 実施例/のポリマー(B) / 00部に平均粒径0.
3μmの酸化チタン0.3部をブレンドした原料を用い
、実施例1と同様の製膜条件で厚み2μmの二軸配向フ
ィルムを製造した。また、該フィルムを用いてコンデン
サを作成した。
実施例/、2および3で得られたフィルムは本発明の条
件を満足しているため製膜性が良好で厚み2μmという
極めて薄いフィルムをトラブルなく製造することが可能
であり、しかも滑り性に優れるためフィルム製造時ある
いはコンデンサ作成時の取り扱い性が良好であった。ま
た、蒸着したアルミニウムを酸化することがなく、耐ハ
ンダ浴性も良好であることから、該フィルムを誘電体と
して用いたコンデンサはハンダ浴に浸漬しても特性がほ
とんど変化せず、さらに長時間使用後も品質が低下する
ことはなかった。
比較例1 重合時の/、2.≠−トリクロロベンゼンの添加量を0
.01モル饅とした以外は実施例1と同様にしてポリマ
ーの製造を行なった。ポリp−フェニン/スルフィド、
及びブロック共重合体いずれの場合も分子量が高くなら
ず溶融粘度300ポイズ未溝のものであったため該ポリ
マーを用いて得た非晶質シートは非常に脆く、延伸する
ことができなかった。そこで、それぞれのポリマーを酸
素存在下、2jO℃で加熱処理して増粘させ、溶融粘d
3!1ll)0ポイズのポIJ p−フェニレンスルフ
ィドと、溶融粘度3xooポイズのブロック共重合体を
得た。該ポリマーを原料とした以外は実施例/と同様に
して厚み2μmの二軸配向フィルムを得た。
該フィルムはポリマーの加熱増粘工程で生成したゲル化
物に由来すると思われる異物が多数存在し、表面の0.
11μm以上の大突起数が増加したため高品質のコンデ
ンサを得るためのフィルムの平坦性が損なわれ、また絶
縁破壊電圧も低下し、コンデンサの誘電体として用いる
には好ましくないものであった。蒸着アルミニウムの酸
化に関する評価結果も悪く、該フィルムを用いたコンデ
ンサは長時間使用後の品質の低下が認められた。
比較例2 実施例/で用いた酸化チタンの如き粒子を配合しないこ
と以外は実施例/と同様にして厚み2μmの二軸配向フ
ィルムを得た。該フィルムは表面状態が本発明の条件を
満たしていない、即ち突起高さ0.1μm以上の突起数
が100個/ mt1未満であるため滑り性が極めて悪
く、フィルム製造時及びコンデンサ作成時の取扱い性が
著しく劣るものであった。
比較例3 実施例/で用いた酸化チタンの代わりに添加粒子として
平均粒径/、rμ扉のシリカ粒子を濃度o、5vtt%
として配合した以外は実施例1と同様にして厚み2μm
の二軸配向フィルムを得た。
配合した粒子の粒径が大きく、該フィルムの突起分布曲
線の勾配は急峻でなく、またO0≠μm0部の突起数が
非常に多くなったため、絶縁破壊電圧が低下し、コンデ
ンサの誘電体として用いるには好ましくないものであっ
た。
比較例弘 実施例/で採用した製膜条件のうち、二軸延伸後の熱処
理の温度を210℃とした以外は実施例1と同様にして
厚み28mの二軸配向フィルムを得た。該フィルムの耐
ノ・ンダ浴性、即ち面積保持率は月Jであり耐熱寸法安
定性が著しく劣るものであった。このため該フィルムを
誘電体として用いたコンデンサは耐熱性が劣り、ハンダ
耐熱性テストの結果、特性の変化率が犬きく、チップコ
ンデンサとして回路に組み込む工程でのハンダ付けに耐
えられるものではなかった。
比較例よ 重合時の/、2.II −) IJジクロロンゼンの添
加量を10モル係とした以外は実施例/と同様にしてポ
リマーの製造を行なった。得られたポリマーは、溶融粘
度がs o o、o o oポイズ以上となり、溶融時
の流動性が著しく悪いため、フィルムを製造しようとし
ても厚みの均一な非晶質シートが得られず、延伸時に破
断が頻発した。また、ポリマー中にはゲル化物と思われ
る異物が多量に存在した。このようにポリマーの品質が
著しく劣るため二軸配向フィルムの採取は不可能であっ
た。
〔発明の効果〕
本発明のポリフェニレンスルフィドフィルムは、コンデ
ンサ用として耐熱性、電気的特性および取扱い性に優れ
、SO2等のガスの発生による品質低下の少ない信頼度
の高いフィルムであり、その工業的価値は高い。
出 願 人  ダイアホイル株式会社 代 理 人  長谷用   − ほか/名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繰り返し単位 ▲数式、化学式、表等があります▼ を70mol%以上 含み、且つ分子鎖の枝分れが可能となる3官能単位を0
    .1mol%以上、5mol%以下含む2軸配向ポリフ
    ェニレンスルフィドフィ ルムであって、該フィルムの突起高さをX (μm)、突起の数をY(個/mm^2)とした時のX
    とlogYとの関係を表わす分布曲線の突起高さ0.1
    〜0.4μmの範囲での平均勾配が−2以下であり、且
    つ突起高さ0.1μm以上の突起数が100個/mm^
    2以上、0.4μm以上の突起数が1000個/mm^
    2以下であることを特徴とするコンデンサ用ポリフェニ
    レンスルフィドフイルム。
  2. (2)フィルムを250℃のハンダ浴中10秒間浸漬し
    た後の面積保持率が80%以上であることを特徴とする
    請求項1記載のコンデンサ用ポリフェニレンスルフィド
    フィルム。
JP63057849A 1988-03-11 1988-03-11 コンデンサ用ポリフェニレンスルフィドフィルム Pending JPH01232608A (ja)

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