JPS60250349A - 正帯電用感光体 - Google Patents

正帯電用感光体

Info

Publication number
JPS60250349A
JPS60250349A JP10822784A JP10822784A JPS60250349A JP S60250349 A JPS60250349 A JP S60250349A JP 10822784 A JP10822784 A JP 10822784A JP 10822784 A JP10822784 A JP 10822784A JP S60250349 A JPS60250349 A JP S60250349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituted
carrier
unsubstituted
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10822784A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Fujimaki
藤巻 義英
Yoshiaki Takei
武居 良明
Hiroyuki Nomori
野守 弘之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP10822784A priority Critical patent/JPS60250349A/ja
Publication of JPS60250349A publication Critical patent/JPS60250349A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0666Dyes containing a methine or polymethine group
    • G03G5/0668Dyes containing a methine or polymethine group containing only one methine or polymethine group
    • G03G5/067Dyes containing a methine or polymethine group containing only one methine or polymethine group containing hetero rings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0622Heterocyclic compounds
    • G03G5/0624Heterocyclic compounds containing one hetero ring
    • G03G5/0627Heterocyclic compounds containing one hetero ring being five-membered
    • G03G5/0629Heterocyclic compounds containing one hetero ring being five-membered containing one hetero atom
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0622Heterocyclic compounds
    • G03G5/0624Heterocyclic compounds containing one hetero ring
    • G03G5/0635Heterocyclic compounds containing one hetero ring being six-membered
    • G03G5/0637Heterocyclic compounds containing one hetero ring being six-membered containing one hetero atom
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0675Azo dyes
    • G03G5/0679Disazo dyes
    • G03G5/0683Disazo dyes containing polymethine or anthraquinone groups
    • G03G5/0685Disazo dyes containing polymethine or anthraquinone groups containing hetero rings in the part of the molecule between the azo-groups

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1.産業上の利用分野 本発明は、キャリア発生相とキャリア輸送相とからなる
感光層を有する正帯電用感光体、例えば正帯電用電子写
真感光体に関するものである。
2、従来技術 従来、電子写真感光体をしては、セレン、酸化亜鉛、硫
化カドミウム等の無機光導電性物質を主成分とする感光
層を有する無機感光体が広く用いられている。 しかし
ながら、こうした無機感光体は感度、熱安定性、耐湿性
、耐久性等の如く電子写真感光体として要求される特性
において必ずしも満足すべきものではない。 例えば、
セレンは熱、指紋等の汚れの付着等によシ結晶化するた
め、電子写真感光体としての特性が劣化し易い。
また硫化カドミウムを用いたときは耐湿性及び耐久性に
おいて、酸化亜鉛を用いたときけ耐久性において問題が
あり、更にセレン、硫化カドミウムは製造上、取扱い上
の制約が大きい。
上記の如き無機感光体の有する欠点を克服するために、
種々の有機光導電性物質を電子写真感光体の感光層の材
料として利用することが近年活発に開発、研究されてい
る。
例えば特公昭50−10496号公報には、ポリ−N−
ビニルカルバゾールと2. 4. 7−)リニトロー9
−フルオレノンを含有した感光層を有する有機感光体に
ついて記載されている。 しかしこの感光体は、感度及
び耐久性において必ずしも満足できるものではない。 
このような欠点を改善するために、感光層において、キ
ャリア発生機能とキャリア輸送機能とを異なる物質に個
別に分担させることによシ、感度が高くて耐久性の大き
い有機感光体を開発する試みがなされている。 このよ
うな、いわば機能分離型の電子写真感光体においては、
各機能を発揮する物質を広い範囲のものから選択するこ
とができるので、任意の特性を有する電子写真感光体を
比較的容易に作製することが可能でるる。
こうした機能分離型の電子写真感光体に有効なキャリア
発生物質として、従来数多くの物質が提案されている。
 無機物質を用いる例としては、例えば特公昭43−1
6198号公報に記載されているように、無定形セレン
がある。 これは有機キャリア輸送物質と組み合される
が、無定形セレンからなるキャリア発生層は、上述した
と同様に熱等により結晶化してその特性が劣化する欠点
を有する。
また、有機染料や有機顔料をキャリア発生物質として用
いた電子写真感光体も多数提案されておシ、例えば、ビ
スアゾ化合物を含有する感光層を有するものは、特開昭
47−37543号公報、特開昭55−22834号公
報、特開昭54−79632号公報、特開昭56−11
6040号公報等によル既に知られている。 しかしこ
れらのビスアゾ化合物を用いた電子写真感光体は、感度
、残留電位、或いは更に繰返し使用時の安定性等の点に
おいて、必ずしも満足できるものではなく、しかもキャ
リア輸送物質として用いるべき物質の選択範囲が限定さ
れる等、電子写真感光体が経験する電子写真プロセスに
おける幅の広い要求を十分に満足するものではない。
また、一般に感光体においては、ある特定のキャリア発
生物質に対して有効なキャリア輸送物質が、他のキャリ
ア発生物質に対しても有効であるとは限らず、又、特定
のキャリア輸送物質に対して有効なキャリア発生物質が
、他のキャリア輸送物質に対しても有効であるとも言う
ことはできない。 両物質の組合せが不適当な場合には
電子写真感度が低くなるばかりでなく、特に低電界時の
A放電効率が悪いため、いわゆる残留電位が大きくなり
、最悪の場合には反復して使用する度に電位が蓄積し、
実用上電子写真の用途に供し得なくなる。
このように、キャリア発生相の構成物質とキャリア輸送
相の構成物質との好適な組合せについては法則的な選択
手段はないと考えられ、多くの物質群の中から有利な組
合せを実践的に決定する必要がめる。
ところで、有機光導電性物質を用いる公知の感光体は通
常、負帯電用として使用されている。
この理由は、負帯電使用の場合には、キャリアのうちホ
ールの移動度が大きいことから、光感度等の面で有利な
ためである。
しかしながら、このような負帯電使用では、次の如き問
題があることが判明している。 即ち、まず問題となる
ことは、帯電器による負帯電時に雰囲気中にオゾンが発
生し易くなシ、環境条件を悪くしてしまう。 また、他
の問題は、負帯電用感光体の現像には正極性のトナーが
必要となるが、正極性のトナーは強磁性体キャリア粒子
に対する摩擦帯電系列からみて製造が困難であることで
ある。
そこで、有機光導電性物質を用いる感光体を正帯電で使
用することが提案されている。 例えば、キャリア発生
層上にキャリア輸送層を積層し、キャリア輸送層をM1
子輸送能の大きい物質で形成する正帯電用感光体の場合
、キャリア輸送層にトリニトロフルオレノン等を含有せ
しめるが、この物質は発がん性があるため不適当である
。 他方、ホール輸送能の大きいキャリア輸送層上にキ
ャリア発生層を積層した正帯電用感光体が考えられるが
、これでは表面側にキャリア発生層が存在するために耐
刷性等が悪くなり、実用的な層構成ではない。
また、正帯電用感光体として、米国特許第361541
4号明細書には、チアピリリウム塩(キャリア発生物質
)をポリカーボネート(バインダー樹脂)と共晶錯体を
形成するように含有させたものが示されている。 しか
しこの公知の感光体では、メモリー現象が大きく、ゴー
ストも発生し易いという欠点がある。 米国特許第33
57989号明細書ニモ、フタロシアニンを含有せしめ
た感光体が示されているが、フタロシアニンは結晶型に
よって特性が変化してしまう上に、結晶型を厳密に制御
する必要があり、更に短波長感度が不足しかつメモリー
現象も大きく、可視光波長域の光源を用いる複写機には
不適当である。
上記の実情から従来は、有機光導電性物質を用いた感光
体を正帯電使用することは実現性に乏しく、このために
もっばら負帯電用として使用されてきたのである。
3、発明の目的 本発明の目的は、正帯電用として好適でるって、熱及び
光に対して安定であり、かつキャリア発生効率が高くて
優れた光導電性を有し、しかも特定のキャリア輸送物質
との組合せによって繰返し使用時でも電位の履歴状態が
安定に維持され、メモリー現象の減少、残留電位の安定
、耐刷性の向上が可能でろシ、常に良好な可視像を形成
することのできる感光体を提供することにある。
4、発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明による感光体は、キャリア発生相とキャリ
ア輸送層とからなる感光層を有し、下記一般式〔I〕で
表わされるビスアゾ化合物を主成分とするキャリア発生
物質がバインダー樹脂100重量部に対し20〜40重
量部の割合で前記キャリア発生相に含有され、下記一般
式(It)で表わされるヒドラゾン化合物と下記一般式
〔町で表わされるヒドラゾン化合物との少なくとも一方
を主成分とするキャリア輸送物質がバインダー樹脂10
0重量部に対し30〜150重量部の割合で前記キャリ
ア輸送層に含有されていることを特徴とする正帯電用感
光体である。
一般式〔1〕ニ ーN=N−A 〔但、この一般式中、 A r ” 、A r ”およびAr3 :それぞれ、
置換若しくは未置換の炭素環式芳 香族環基、 R1、R2、R3及びR4:それぞれ、電子吸引性基又
は水素原子であっ て、R1−R4の少なくと も1つは電子吸引性基、 X x A (Xは、ヒドロキシ基、 −NH8O,−R8 く但、R6及びWはそれぞ れ、水素原子又は置換若 しくは未置換のアルキル 基、R8は置換若しくは未 置換のアルキル基または 置換若しくは未置換のア リール基〉、 Yは、水素原子、ハロゲン原子、 置換若しくは未置換のア ルキル基、アルコキシ 基、カルボキシル基、 スルホ基、置換若しく は未置換のカルバモイ ル基または置換若しく は未置換のスルファモ イル基(但、mが2以 上のときは、互いに異 なる基であってもよい。)、 Zは、置換若しくは未置換の 炭素環式芳香族環また は置換若しくは未置換 の複素環式芳香族環を 構成するに必要な原子 群、 R5は、水素原子、置換若しく は未置換のアミン基、 置換若しくは未置換の カルバモイル基、カル ホキシル基またはその エステル基、 Xは、置換若しくは未置換の アリール基、 nは、1または2の整数、 mは、0〜4の整数でめる。)〕 一般式〔■〕: (但、この一般式中、R9は、置換若しくは未置換のア
リール基または置換 若しくは未置換の複素 環基、 R”は、水素原子、置換若しくは 未置換のアルキル基、 または置換若しくは未 置換のアリール基、 では、水素原子、)10ゲン原 子、アルキル基、置換 アミノ基またはアルコ キシ基、 pは、0オたは1の整数を表 わす。) 一般式〔■〕: (但、この一般式中、 R11Fi、置換若しくは未置換の アリール基または置換 若しくは未置換の複素 環基、 Rlgは、水素原子、置換若しく は未置換のアルキル基、 または置換若しくは未 置換のアリール基、 ■は、水素原子、ハロゲン原 子、アルキル基、置換 アミノ基、アルコキシ 基またはシアノ基、 qは、0また#ilの整数を表 わす。) なお、本発明における上記[相」とは、いわゆる層をな
している場合の他、各構成物質が互いに接し合うフェイ
ズを形成している場合も包含する。
本発明によれば、前記一般式(1]で示されるビスアゾ
化合物をキャリア発生物質として用いると共に、前記一
般式(If)又は印〕で示される化合物をキャリア輸送
物質として用いて、これらを巧みに組合せることにより
、キャリアの発生と輸送とをそれぞれ別個の物質で行な
ういわゆる機能分離型感光体の感光層を構成している。
 これによって、感度が大きく、しかも繰シ返し電子写
真プロセスに供したときにも電位の履歴状態が安定に維
持され、従って常に良好な可視画像を得る感光体を提供
することができる。 また、本発明の感光体においては
、特に波長600〜700 nmの波長領域にも大きな
分光感度が得られ、従って例えば波長6328^のヘリ
ウム−ネオンレーザ−を潜像形成用光源として用いるこ
とができ、更に低電界時におけるいわゆる電位の裾切れ
が良好で現像時に非画像部の電位が零またはこれに近い
状態となるので、大きな実効バイアスを得ることのでき
ないトナーのみより成る一成分現像剤によっても良好な
現像を行なうことができる。
また、本発明による感光体は、キャリア発生物質をバイ
ンダー樹脂に対し、キャリア発生物質/バインダー樹脂
= 2ト40% (即ち、バインダー樹脂10011!
:部に対し20・〜40重量部)と特定の範囲で含有せ
しめCいるので、残留電位及び受容電位低下の少ない正
帯用感光体を提供できる。 上記範囲を外れて、キャリ
ア発生物質が少ないと光感度が悪くて残留電1位が増え
すぎ、また多いと受容電位の低下が多くなってしまう。
 また、キャリア輸送物質の含有量も非常に重要であシ
、キャリア輸送物質/バインダー樹脂=30〜150%
(即ち、バインダー樹脂100重量部に対し30〜15
0重量部)とすべきで6J、この範囲によって残留電位
が少なくかつ光感度が良好となり、キャリア輸送物質の
溶媒溶解性も良好に保持される。 この範囲を外れて、
キャリア輸送物質が少ないと残留電位や光感度が劣化し
、また多いと溶媒溶解性が悪くなる。
本発明で使用する上記キャリア発生物質は、既述した公
知の物質とは異なり、メモリー現象が少なく、かつ残留
電位も安定化するという性質がある。 また、上記キャ
リア発生物質は本来、バイダー樹脂中に分散させてなる
分散層を帯電させた後に露光した場合、正帯電に比べて
負帯電のときの方が表面電位の減衰が速くなるという性
質を有するものである。 即ち、負帯電のときに光減衰
が速いということは、それだけ光照射により発生した電
子の移動が速く、ホールによる電荷中和速度が速いこと
を意味する。 一方、1本発明で使用する上記キャリア
輸送物質は、ホールの移動が容易となる性質を有してい
て、上記したキャリア発生物質の性質との組合せで、感
光体の正帯電使用を実現することができる。
このためには、感光体の層構成は次の如くとするのが望
lしい。 即ち、感光層を単層構造とし、キャリア輸送
物質をバインダー樹脂で固めた層中に、キャリア発生物
質を粒子状に(顔料として)分散せしめた構造である。
 この場合、キャリア発生物質の分散性は良好であり、
かつその形態が粒状であることが重要である。 また、
他の層構成として、キャリア輸送物質をバインダー樹脂
で固めてなる第1層上に、キャリア発生物質をバインダ
ー樹脂で固めてなる第2層を形成した構造が挙げられる
。 この場合には、表面側で光キャリアが発生すること
になるから、光感度等が更に良好となるが、耐刷性等を
考慮して上記第2層の厚みは2μm以上とするのが望ま
しい。
前記一般式(1)で示されるビスアゾ化合物のうち、好
ましいものは次の一般式[1a)又は(la’)で示さ
れるものである。
一般式[1a): Ar5−N=N−A又はA−N =N −Ar” −C
H=C−馬 Ar” C=CHAr” N=N A 一般式〔夏a〕: 1 督 A−N= N Ar’ −C= CHAr” −CH=
 CH−2 Ar” −N=N−A又はA−N、=N−Ar”−CH
=C−Ar”−CH=CH−Ar” −N=N−A〔但
、これらの式中、 A、1、Ar”、Ar”、 n% R2,R1,R4,
一般式(Ill Kオイゝ1びA て定義されたもの と同じである。R1 〜R4は−CNであ るのがよい。〕 更に好ましいものは、特に次の一般式(Ib)又は〔■
b′〕で示されるものである。
一般式(lb): A−N=N−Ar’−C=CH−Ar’−CH= C−
Ar’ −N= N−A 一般式ab’+: N A−N=N−Ar’−C= CH−Ar −CH= C
H−Ar・−N=N−A 〔但、これらの式中、 Aニ一般式(1)において定 義されたものと同じ、 Ar’、Ar’、およびAr’ :置換若しくは未置換
のフェニル基を表わし、 置換基としては、メチ ル基、エチル基などの アルキル基、メトキシ 基、エトキシ基などの アルコキシ基、塩素原 よびシアノ基から選択 されたものが好ましい。〕 前記一般式[1)で示されるビスアゾ化合物の具体例と
しては、例えば次の構造式を有するものを挙けることが
できるが、これらに限定されるものではない。
(以下、余白次頁へ続く) また、前記一般式〔■〕で示されるヒドラゾン化合物の
具体例としては、例えば次の構造式を有するものを挙げ
ることができるが、これらに限定されるものではない。
(II−1) (n−2) (IF−3) (H−4) (1−5) (II−6) CHs \ (II−7) (I−8) (It−9> (II−10) (II−11) (II−12) (n−ia) (If−16) (II−17) (II−18) (II−19) (II−20) tHs (l[−21) (If−22) ([−23) (It−24) (II−25) (If−27) (If−28) CH3 (If−29> C,H。
(It−30) (II−31) (…−32) (II−33) CH3 (I−34) OC几 (If−35) (II−36) (ll−37) 響 Hs (II−38) (II−39) (II−40) Hs (I−41) (II−42) (II−43) (II−44) (II−45) (II−46) 更に、前記一般式〔〕で示されるヒドラゾン化合物の具
体例としては、例えば次の構造式を有するものを挙げる
ことかできるが、これらに限定されるものではない。
(川−1) (III−2) (Ill−3) (nl−4) (1−5) (1−6) (III−7) (III−8) (DI−9) (1−10) (穎−11) (IH−12) (III−13) (III−14) l (DI−15) (1−16) (III−17) CH3 (it−is) (III−19) (Ill−20) (Ill−21) (1−22) (1−23) (Ill−24) CH。
(Ill−25) (I−26) (III−27) Hs ([1−28) CHs ([1−29) CI(3 (III−30) (III−31) (In−32) (1−33) (II−34) N (Ill−37) (III−38) (III−39) (1−40) (I[l−41) (III−42) 前記一般式(1)で示されるビスアゾ化合物により本発
明の感光体、例えば電子写真感光体の感光層を構成する
ためには、当該ビスアゾ化合物をバインダー樹脂中に分
散せしめた層を導電性支持体上に設ければよい。 或い
は、当該ビスアゾ化合物をキャリア発生物質として用い
、キャリア輸送能を有する前記一般式(IF)及び/又
は〔■〕のキャリア輸送物質と組合せ、積層型若しくは
分散型のいわゆる機能分離型感光層を設けてもよい。 
感光層の構成においては、前記一般式〔I〕で示される
ビスアゾ化合物のi@のみでなく2種以上を組み合せて
用いること、他のビスアゾ化合物、その他のキャリア発
生物質と組み合せて用いることもできる。
電子写真感光体を機能分離型とする場合、通常は第1図
〜第3図の如く構成する。 第1図のものは、上述のビ
スアゾ化合物よ構成るキャリア発生物質7を、上述のヒ
ドラゾン化合物(キャリア輸送物質)を主成分として含
有する層6中に分散せしめて成る感光層4を導電性支持
体1上に直接設けた構成を示す。 また、第2図のもの
は、第1図と同様の感光層4を中間層5を介して導電性
支持体1上に設けた構成である。 第3図のものは、導
電性支持体1上の上述のビスアゾ化合物を、上述のヒド
ラゾン化合物を主成分として含有する層6中に分散せし
めてなる厚さ2μm以上のキャリア発生層2と、上述の
ヒドラゾン化合物を主成分として含有するキャリア輸送
層3との積層体からなる感光層4を設けた構成である。
 第3図の構成において、導電性支持体1と感光層4と
の間に上記と同様の中間層5を設けた構成としてよい。
上記ビスアゾ化合物を分散せしめて感光層若しくはキャ
リア発生層を形成する場合においては、当該ビスアゾ化
合物は5μm以下、好ましくは2ttm以下、更に好ま
しくは1μm以下の平均粒径の粉粒体とされるのが好ま
1.い。 即ち、粒径があまシ大きいと層中への分散が
悪くなると共に、粒子が表面に一部突出して表面の平滑
性が悪くなり、場合によっては粒子の突出部分で放電が
生じたり或いはそこにトナー粒子が付着してトナーフィ
ルミング現象が生じ易い。 本発明のキャリア発生物質
の長波長光(〜700nm) fC対して感度を有する
ものは、キャリア発生物質の中での熱励起キャリアの発
生によシ表面電荷が中和され、キャリア発生物質の粒径
が大きいとこの中和効果が大きいと思われる。 従って
粒径を微小化することによって始めて高抵抗化、高感度
化が達成できる。
但、上記粒径があまり小さいと却って凝集し易く、層の
抵抗が上昇したシ、結晶欠陥が増えて感度及び繰返し特
性が低下しfc5、或いは微細化する上で限界があるか
ら、平均粒径の下限を0.01μmとするのが望ましい
感光層は、次の如き方法によって設けることができる。
 即ち、既述のビスアゾ化合物をボールミル、ホモミキ
サー等によって分散媒中で微細粒子とし、バインダー樹
脂及びヒドラゾン化合物を加えて混合分散して得られる
分散液を塗布する方法である。 この方法において超音
波の作用下に粒子を分散させると、均一分散が可能であ
る。
ノーの形成に使用される溶剤或いは分散媒としてtl、
N、 N−ジメチルホルムアミド、ベンゼン、トルエン
、キシレン、1. 2−ジクロロエタン、ジクロロメタ
ン、テトラヒドロフラン等を挙けることができる。
感光層の形成にバインダー樹脂を用いる場合に、当該バ
インダー樹脂としては任意のものを用いることができる
が、特に疎水性でかつ誘電率が高い電気絶縁性のフィル
ム形成性高分子重合体が好ましい。 こうした重合体と
しては、例えば次のものを挙げることができるが、勿論
これらに限定されるものではない。
a)ポリカーボネート b)ポリエステル C)メタ゛クリル樹脂 d)アクリル樹脂 e)ポリ塩化ビニル f)ポリ塩化ビニリデン g)ポリスチレン h)ポリビニルアセテート i)ス、チレンーブタジエン共重合体 j)塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体k)塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体 1)塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体 m)シリコン樹脂 n)シリコン−アルキッド樹脂 0)フェノール−ホルムアルデヒド樹脂p)スチレン−
アルキッド樹脂 q)ポリ−N−ビニルカルバゾール r)ポリビニルブチラール これらのバインダー樹脂は、単独であるいは2種以上の
混合物として用いることができる。 また、バインダー
に対するキャリア発生物質の割合は本発明に基いて20
−40重量部、キャリア輸送物質は本発明に基いて30
〜150重量部(特に50〜120重量部とするのがよ
い。
更に、上記感光層には感度の向上、残留電位乃至反復使
用時の疲労低減等を目的として、一種又は二種以上の電
子受容性物質を含有せしめることができる。 ここに用
いることのできる電子受容性物質としては、例えば無水
コハク酸、無水マレイン酸、ジブロム無水マレイン酸、
無水フタル酸。
テトラクロル無水フタル酸、テトラブロム無水フタル酸
、3−ニトロ無水フタル酸、4−ニトロ無水フタル酸、
無水ピロメリット酸、無水メリット酸、テトラシアノエ
チレン、テトラシアノキノジメタン、0−ジニトロベン
ゼン、m−ジニトロベンゼン、1,3.5−)リニトロ
ンベンゼン、バラニトロベンゾニトリル、ピクリルクロ
ライド、キノンクロルイミド、クロラニル、ブルマニル
、ジクロロジシアノバラベンゾキノン、アントラキノン
、ジニトロアントラキノン、9−フルオレニリデン〔ジ
シアノメチレンマロノジニトリル〕、ポリニトロ−9−
フル力しニリデンー〔ジシアノメチレンマロノジニトリ
ル〕、ピクリン酸、〇−ニトロ安息香酸、p−ニトロ安
息香酸、3,5−ジニトロ安息香酸、ペンタフルオロ安
息香酸、5−ニトロサルチル酸、3,5−ジニトロサリ
チル酸、フタル酸、メリット酸、その他の電子親和力の
大きい化合物を挙げることができる。 また、電子受容
性物質の添加割合は、重量比でキャリア発生物質:電子
受容性物質= 100 : OΩ1〜200好ましくは
ioo : o、i〜100である。
なお、上述した感光層を設けるべき支持体1は金属板、
金属ドラムまfc#i導電性ポリマー、酸化インジウム
等の導電性化合物若しくはアルミニウム、パラジウム、
金等の金属より成る導電性薄層を、塗布、蒸着、ラミネ
ート等の手段によシ、紙、プラスチックフィルム等の基
体に設けて成るものが用いられる。 接着層或いはバリ
ヤ一層等として機能する中間層としては、上記のバイン
ダー樹脂として説明したような高分子重合体、ポリビニ
ルアルコール、エチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースなどの有機高分子物質または酸化アルミニウム
などより成るものが用いられる。
5、実施例 以下、本発明を具体的な実施例について、比較例の参照
下に更に詳細に説明する。
アルミニウム箔をラミネートしたポリエステルフィルム
より成る導電性支持体上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体1−エスレツクMF−10J(
種水化学社製)より成る厚さ0.05μmの中間層を形
成した。 次いで、第4図に示した所定粒径の各キャリ
ア発生物質及び各キャリア輸送物質とバインダー樹脂と
を1,2−ジクロロエタン67−に加えてボールミルで
12時間分散せしめて得られる分散液を、前記中間層上
に乾燥後の膜厚が12μmとなるよう塗布乾燥して単層
の感光層を形成し、各電子写真感光体を作製した。
こうして得られた電子写真感光体を静電線試験機I S
 P −428型」(川口電機製作断裂)に装着し、以
下の特性試験を行なった。 即ち、帯電器に+6KVの
電圧を印加して5秒間コロナ放電により感光層を帯電せ
しめた後5秒間の間装置しくこのときの電位を■とする
。)、次いて感光層表面における照度が351ux と
なる状態でタングステンランプよシの光を照射して感光
層の表面電位を172に減衰せしめるのに必要な露光量
、即ち半減露光量E1/2をめた。 また、上記コロナ
放電による帯電時の受容電位VAの初期のものと、1万
回コピー後のものとを測定した。 また、暗減衰率(V
A−Vx ) VI x 100 (%) ト、更に初
期電位■を−500(V)から−50(V)に減衰させ
るために必00 要な露光量E50(Jux・秒)とを測定した。
この結果によれば、本発明に基〈実施例の試料(Nll
l 〜Na1O)はいずれも、比較例Nal 〜4に比
べてかなり良好な電子写真特性を示すことが分る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図、第
2図、第3図は電子写真感光体の各側の一部分の各断面
図、 第4図は各電子写真感光体の組成による特性変化を比較
して示す図 である。 なお、図面に示した符号において、 2・・・・・・キャリア発生層 3・・・・・・キャリア輸送層 4・・・・・・感光層 5・・・・・・中間層 6・・・・・・キャリア発生物質とキャリア輸送物質と
の混合層 である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 キャリア発生相とキャリア輸送相とからなる感光
    層を有し、下記一般式〔!〕で表わされるビスアゾ化合
    物を主成分とするキャリア発生物質がバインダー樹脂1
    00重量部に対し20〜40重量部の割合で前記キャリ
    ア発生相に含有され、下記一般式CI〕で表わされるヒ
    ドラゾン化合物と下記一般式〔釦で表わされるヒドラゾ
    ン化合物との少なくとも一方を主成分とするキャリア輸
    送物質がバインダー樹脂100重量部に対し30〜15
    0重量部の割合で前記キャリア輸送相に含有されている
    ことを特徴とする正帯電用感光体。 一般式〔I〕ニ ーN=N−A 〔但、この一般式中、 AT’、Ar”およびAr’:それぞれ、置換若しくは
    未置換の炭素環式芳 香族環基、 R1、R2、R叛びR4,それぞれ、電子吸引性基又は
    水素原子であっ て、R〜凡の少なくと も1つは電子吸引性基、 (Xii、ヒドロキシ基、 −NH80,−R’ 〈但、R6及びR7はそれぞ れ、水素原子又は置換若 しくは未置換のアルキル 基、Wは置換若しくは未 置換のアルキル基または 置換若しくは未置換のア リール基〉、 Yは、水素原子、ハロゲン原 子、置換若しくは未置換 のアルキル基、アルコキ シ基、カルボキシル基、 スルホ基、置換若しくは 未置換のカルバモイル基 または置換若しくは床置 換のスルファモイル基飢 mが2以上のときは、互 いに異なる基であって もよい。)、 Zは、置換若しくは未置換の 炭素環式芳香族環また は置換若しくは未置換 の複素環式芳香族環を 構成するに必要な原子 群、 R5は、水素原子、置換若しく は未置換のアミノ基、 置換若しくは未置換の 、カルバモイル基、カル ホキシル基またはその エステル基、 Aは、置換若しくは未置換の アリール基、 nは、1または2の整数、 mは、O〜4の整数である。)〕 (以下余白次頁に続く) 一般式〔■〕: (但、この一般式中、R翳、置換若しくは未置換のアリ
    ール基または置換 若しくは未置換の複素 環基、 r性、水素原子置換若しくは 未置換のアルキル基、 または置換若しくは未 置換のアリール基、 には、水素原子、ハロゲン原 子、アルキル基、置換 アミノ基またはアルコ キシ基、 pは、0または1の整数を表 わす。) 一般式〔■〕: (但、この一般式中、 Rは、置換若しくは未置換の アリール基または置換 若しくは未置換の複素 環基、 d2は、水素原子、置換若しく は未置換のアルキル基、 または置換若しくは未 置換のアリール基、 x2は、水素原子、ハロゲン原 子、アルキル基、置換 アミノ基、アルコキシ 基またはシアノ基、 qは、0または1の整数を表 わす。)
JP10822784A 1984-05-28 1984-05-28 正帯電用感光体 Pending JPS60250349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10822784A JPS60250349A (ja) 1984-05-28 1984-05-28 正帯電用感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10822784A JPS60250349A (ja) 1984-05-28 1984-05-28 正帯電用感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60250349A true JPS60250349A (ja) 1985-12-11

Family

ID=14479271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10822784A Pending JPS60250349A (ja) 1984-05-28 1984-05-28 正帯電用感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60250349A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61107248A (ja) * 1984-10-31 1986-05-26 Canon Inc 積層型電子写真感光体
JPS63184759A (ja) * 1987-01-28 1988-07-30 Konica Corp 電子写真感光体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61107248A (ja) * 1984-10-31 1986-05-26 Canon Inc 積層型電子写真感光体
JPH0480382B2 (ja) * 1984-10-31 1992-12-18 Canon Kk
JPS63184759A (ja) * 1987-01-28 1988-07-30 Konica Corp 電子写真感光体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60172045A (ja) 電子写真感光体
JPS62103650A (ja) 電子写真感光体
JP2668231B2 (ja) 電子写真感光体
JPH0310303B2 (ja)
JPS60250349A (ja) 正帯電用感光体
JP2004045991A (ja) 感光層塗布液作製方法および単層型電子写真感光体
JP3592455B2 (ja) 電子写真感光体
JP2817807B2 (ja) 電子写真用感光体
JPS60250347A (ja) 正帯電用感光体
JPH0466350B2 (ja)
JPS60250350A (ja) 正帯電用感光体
JPH0469951B2 (ja)
JPS6292962A (ja) 感光体
JPH029339B2 (ja)
JPS59104652A (ja) 電子写真感光体
JPS60250346A (ja) 正帯電用感光体
JPH09134021A (ja) 電子写真用感光体
JPH0990654A (ja) 電子写真感光体
JPS63210943A (ja) 感光体
JPS63149654A (ja) 感光体
JPS63188152A (ja) 感光体
JPS6148869A (ja) 正帯電用感光体
JP2002258500A (ja) 電子写真用感光体
JPS63149653A (ja) 感光体
JPH0752300B2 (ja) 電子写真感光体