JPS63210943A - 感光体 - Google Patents

感光体

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JPS63210943A
JPS63210943A JP62046302A JP4630287A JPS63210943A JP S63210943 A JPS63210943 A JP S63210943A JP 62046302 A JP62046302 A JP 62046302A JP 4630287 A JP4630287 A JP 4630287A JP S63210943 A JPS63210943 A JP S63210943A
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JP
Japan
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layer
carrier
degrees
photoreceptor
metal
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JP62046302A
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English (en)
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Yoshihide Fujimaki
藤巻 義英
Akira Hirano
明 平野
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0601Acyclic or carbocyclic compounds
    • G03G5/0612Acyclic or carbocyclic compounds containing nitrogen
    • G03G5/0614Amines
    • G03G5/06142Amines arylamine
    • G03G5/06144Amines arylamine diamine
    • GPHYSICS
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G5/0614Amines
    • G03G5/06142Amines arylamine
    • G03G5/06144Amines arylamine diamine
    • G03G5/061443Amines arylamine diamine benzidine

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は感光体、例えば電子写真感光体に関する。
口、従来技術 従来、可視光に光感度を有する電子写真用の感光体は複
写機、プリンター等に広く使用されている。
このような電子写真感光体としては、セレン、酸化亜鉛
、硫化カドミウム等の無機光導電性物質を主成分とする
感光層を設けた無機感光体が広く使用されている。しか
しながら、このような無機感光体は複写機等の電子写真
感光体として要求される光感度、熱安定性、耐湿性、耐
久性等の特性において必ずしも満足できるものではない
。例えば、セレンは熱や手で触ったときの指紋の汚れ等
により結晶化するため、電子写真感光体としての上記特
性が劣化し易い。また、硫化カドミウムを用いた電子写
真感光体は耐湿度性、耐久性に劣り、酸化亜鉛を用いた
電子写真感光体は耐久性に問題がある。また、セレン、
硫化カドミウムの電子写真感光体は共に毒性を有し、製
造上、取扱い上の制約が大きいという欠点がある。
このような無機光導電性物質の問題点を克服するために
、種々の有機の光導電性物質を電子写真感光体の感光層
に使用することが試みられ、近年活発に研究、開発が行
われている。例えば、特公昭50−10496号公報に
は、ポリ−N上ニルカルバゾールと2.4.7−)ジニ
トロ−9−フルオレノンを含有した感光層を有する有機
感光体が記載されている。しかし、この感光体も感度及
び耐久性において十分でない。このような欠点を改善す
るために、感光層において、キャリア発生機能とキャリ
ア輸送機能とを異なる物質に個別に分担させることによ
り、感度が高くて耐久性の大きい有機感光体を開発する
試みがなされている。このようないわば機能分離型の電
子写真感光体においては、各機能を発揮する物質を広い
範囲のものから選択することができるので、任意の特性
を有する電子写真感光体が比較的容易に得られる。その
ため、感度が高く、耐久性の大きい有機感光体が得られ
ることが期待されている。
このような機能分離型の電子写真感光体のキャリア発生
層に有効なキャリア発生物質としては、従来数多くの物
質が提案されている。無機物質を用いる例としては、例
えば特公昭43−16198号公報に記載されているよ
うに無定形セレンが挙げられる。この無定形セレンを含
有するキャリア発生層は有機キャリア輸送物質を含有す
るキャリア輸送層と組み合わされて使用される。しかし
、この無定形セレンからなるキャリア発生層は、上記し
たように熱等により結晶化してその特性が劣化するとい
う問題点がある。
また、有機物質を上記のキャリア発生物質として用いる
例としては、有機染料や有機顔料が挙げられる。例えば
、ビスアゾ化合物を含有する感光層を有するものとして
は、特開昭47−37543号公報、特開昭55−22
834号公報、特開昭54−79632号公報、特開昭
56−116040号公報等によりすでに知られている
。しかしながら、これらの公知のビスアゾ化合物は短波
長若しくは中波長域では比較・ 的良好な感度を示すが
、長波長域での感度が低く、高信頼性の期待される半導
体レーザー光源を用いるレーザープリンタに用いること
は困難であった。
現在、半導体レーザーとして広範に用いられているガリ
ウムーアルミニウムーヒ棄(C,a−AJ!−As)系
発光素子は、発振波長が750 ns+程度以上である
。このような長波長光に高感度の電子写真感光体を得る
ために、従来数多くの検討がなされてきた。例えば、可
視光領域に高感度を有するセレン、硫化カドミウム等の
感光材料に、新たに長波長化するための増感剤を添加す
る方法が考えられたが、セレン、硫化カドミウムは上記
したように温度、濃度等に対する耐環境性が十分でなく
、毒性もあって、実用化には問題がある。また、多数知
られている有機系光導電材料も、上記したようにその感
度が通常700nm以下の可視光領域に限定され、これ
たより長波長域に十分な感度を有する材料は少ない。
これらのうちで、有機系光導電材料の一つであるフタロ
シアニン系化合物は、他のものに比べ感光域が長波長域
に拡大していることが知られている。そして、α型のフ
タロシアニンが結晶形の安定なβ型のフタロシアニンに
変わる過程で各種結晶形のフクロシアニンが見出されて
いる。これらの光導電性を示すフタロシアニン系化合物
としては例えば特公昭49−4338号公報に記載され
ているX型無金属フタロシアニンが挙げられる。このX
型無金属フタロシアニンは、長波長域に感度を有し、か
つ他の結晶形の無金属フタロシアニンと比べても優れた
特性を有するが、まだ不十分である。
また、フタロシアニン系化合物としては、例えば特開昭
58−182639号公報に記載されているτ型無金属
フタロシアニンが挙げられる。このτ型無金属フタロシ
アニンは、第14図に示すように、CuKα特性X線(
波長1.541人)(以下、このX線をCuKα(1,
541人)と記す。)に対するブラッグ角度2θは7.
6度、9.2度、16.8度、17.4度、20.4度
、20.9度に夫々ピークを有する。
また、赤外線吸収スペクトルでは、700〜760 c
m−1の間に752±20「1が最も強い4本の吸収帯
、1320〜1340cm−’の間に2本のほぼ同じ強
さの吸収帯、3288±2cm−’に特徴的な吸収帯が
ある。しかし、・このτ型無金属フタロシアニンは、α
型無金属フタロシアニンを食塩等の暦砕助剤、エチレン
グリコール等の不活性有機溶剤とともに50〜180℃
、好ましくは60〜130℃で5〜20時間湿時間線し
て製造するので、その製造法が複雑で□難しい。
そのため、τ型フタロシアニンであってかつ一定の結晶
形を有するものを常に得ることはできず、これをキャリ
ア発生物質として用いたときの電子写真感光体の特性は
安定性が不十分である。このため、このτ型無金属フタ
ロシアニンは前記X型無金属フタロシアニンに比べると
、製造の容易性、結晶安定性及び電子写真感光体のキャ
リア発生物質として用いられたときの繰り返し使用に対
する電位安定性に劣る。
ところで、有機光導電性物質を用いる公知の感光体は通
常、負帯電用として使用されている。この理由は、負帯
電使用の場合には、キャリアのうちホールの移動度が大
きいことから、ホール輸送性の材料を使用でき、光感度
等の点で有利であるのに対し、電子輸送性の材料には優
れた特性をもつものが殆ど無く、或いは発がん性を有す
るので使用できないためである。
しかしながら、このような負帯電使用では、次の如き問
題があることが判明している。即ち、(1)  負のコ
ロナ放電、帯電器による負帯電時に、雰囲気中に発生す
るオゾンの量が多く、環境条件の悪化を生ずる。このた
め、イオン性物質の感光体表面への吸着や、感光体表面
の材質の劣化を招くため、繰り返し使用時に電位低下を
きたし、画像の品質の低下の原因となり、感光体そのも
のの寿命にも影響する。また、コロナ放電器の放電ワイ
ヤが汚れ易い等の理由で、放電ムラ、画像ムラが発生す
ることもある。
(2)負帯電用感光体の現像には正極性のトナーが必要
となる力辷正極性のトナーは強磁性体キャリア粒子に対
−讐る摩擦帯電系列からみて製造が困難である。
そこで、有−光導電性物質を用いる感光体を正帯電で使
扇することが提案されている。例えば、キャリア発生層
上にキャリア輸送層を積層し、キャリア輸送層を電子輸
送能の大きい物質で形成した感光体は、正帯電用として
使用できる。しかし、前述したように、電子輸送性の材
料には優れた特性を有するものかほとん企無−く、ある
いは環境的配慮から使用できないので、上述の正帯電用
感光体は実用的でない。例えば、キャリア輸送層゛に電
子輸送能をもたせるため、トリニトロフルオレノンを含
有させることが行われていたが、この物′質には発がん
性があるため不適当である。他方、ホール輸送能の大き
いキャリア輸送層上にキャリア発生層を積層した正帯電
用感光体が考えられるが、これでは表面側に非常に薄い
キャリア発生層が存在するために耐剛性、耐久性、繰り
返し使用時の感度安定性等が悪くなり、実用的な層構成
ではない。
また、正帯電用感光体として、米国特許第361541
4号明細書には、チアピリリウム塩(キャリア発生物質
)をポリカーボネート(バインダー樹脂)と共晶錯体を
形成するように含有させたものが示されている。しかし
この公知の感光体では、メモリー現象が大きく、ゴース
トも発生し易いという欠点がある。米国特許第3357
989号明細書にも、フタロシアニンを含有せしめた感
光体が示されているが、フタロシアニンは結晶型によっ
て特性が変化してしまう上に、結晶型を厳密に制御する
必要があり、更に短波長感度が不足しかつメモリー現象
も太きくJ可視光波長域の光源を用いる複写機には不適
当である。
上記の実情から従来は、有機光導電性物質を用いた感光
体を正帯電使用男ることは実現性に乏しく、このために
もっばら負帯電用として使用されてきたのである。
ハ0発明の目的 本発明の目的は、半導体レーダー光等の比較的長波長の
光に十分な感度を有し、かつ正帯電で動作可能であり、
特にオゾン発生量等が少なくて環境条件を良好に保つこ
とができ、耐剛性、電位安定性、メモリー特性、残留電
位特性に優れた感光体を提供することにある。
二0発明の構成及びその作用効果 本発明は、キャリア発生物質及びバインダー物質を含有
する層を有する感光体において、CuKα特性X線(波
長1.541 人)に対するブラッグ角2θの主要ピー
クが少なくとも7.5度±0.2度、9.1度±0.2
度、16.7度±0.2度、17.3度±0.2度及び
22.3度±0.2度にある無金泥フタロシアニンが前
記層に含有され、更にこの層に、下記一般式(1)で表
される化合物が含有されていることを特徴とする感光体
に係るものである。
一般式〔I〕 : (但し、この一般式中、 Ar1 :置換又は未置換のアリーレン基を表し、 R1、R2、R3及びR4,置換若しくは未置換のアル
キル基、置換若しくは未置換のアリール基、又は置換若
しくは未置換のアラルキル基を表す。) 本発明の感光体は、キャリア輸送層上にキャリア発生層
を積層せしめて構成した積層構造のもの、及び単一の層
にキャリア発生物質とキャリア輸送物質とを共に含有さ
せた単層構造のもののいずれをも含む。即ち、上記「層
」は、後述するように、キャリア発生物質(上記無金属
フタロシアニン)及びキャリア輸送物質(一般式(1)
で表される化合物)を併有しており、感光層が積層構造
の場合は上記「層」がキャリア発生層に該当し、感光層
が単層構造の場合は上記「層」が単一の感光層に該当す
る。
本発明の感光体の感光層は、上述のような構成を有して
いるので、特に正帯電で使用するのに好適である。
しかも、上述の感光体は、上記「層」中にキャリア発生
物質として上記のブラッグ角の主要ピークを有する無金
属フタロシアニンを使用しているので、感光体の繰り返
し使用時の電位安定性が良くなり、メモリー現象も少な
く、残留電位も少なくかつ安定となり、かつ、フタロシ
アニン自体の結晶が安定であり、その製造も容易である
。これに加え、この無金属フタロシアニンが長波長域に
高感度を示すことから、本発明の感光体は半導体レーザ
ー等に好適である。
また、本発明の感光体によれば、キャリア発生物質、キ
ャリア輸送物質及びバインダー物質を含有する「層」を
使用しているが、この「層」を厚めに設けることにより
、種々の利点がある。
即ち、まず感光層が単層構造の場合について述べると、
感光体の製造が比較的容易であって、導電性基体等の上
に単一の上記「層」を設けるだけで良く、このとき感光
層の膜厚を10〜50μm(好ましくは15〜30μm
)の厚さとすることにより、良好な耐刷性、耐久性及び
繰り返し使用時の感度安定性を得ることができる。
・また、感光層が積1’ii構造の場合について述べる
と、前記「層」即ちキャリア発生層を上、Hに設けたた
めに正帯電用としての構成となっているが、ここではキ
ャリア発生層を厚めに設けることによって既述した問題
点である耐刷性を十分満足することができる。例えば、
通常考えられる厚さく負帯電使用では0.2μm程度)
よりもずっと厚い0.6〜lOμm(好ましくは1〜8
μm)の厚さにキャリア発生層を設けると、良好な耐刷
性、耐久性及び繰り返し使用時の感度安定性を得ること
ができる。
また、本発明の感光体において、前記「層」のバインダ
ー物質の含有量を高めれば、単層構造、積層構造のいず
れの場合も、感光体表面の膜強度が向上し、クリーニン
グ等の工程において感光体表面の削れを防止でき、耐摩
耗性、耐剛性及び繰り返し使用時の感度安定性を向上さ
せることが可能となる。
しかしながら、このような上記1層」を用いた感光体に
おいて、「層」を厚めに設けると、キャリア発生物質の
みを包含させた場合は、「層」の膜厚が大きくなるに伴
い、「層」中のキャリア発生物質の濃度は相対的に低下
し、かつ正負のキャリアのキャリア発生位置からの輸送
距離が大きくなることから、結果としてキャリアの輸送
能が著しく低下する。また、「屓」中のバインダー物質
の量を増やすと、キャリア発生物質の濃度は低下し、キ
ャリアの輸送能は低下する。このため、感゛光層の感度
低下、残留電位の上昇、メモリー現象の増大、繰り返し
使用時の感度低下及び帯電電位の低下を招くこととなる
これに対し、本発明の感光体では、前記「層」中に特定
のキャリア輸送物質を加えているので、上述の問題の技
術的解決が可能となる。ここで特定のキャリア輸送物質
とは、前記した一般式〔I〕で表される化合物である。
    ゛ このように特定のキャリア輸送物質を選択したのは、前
記「層」内部において、キャリア発生物質である前記の
無金属フタロシアニンから同一層内のキャリア輸送物質
へのキャリア注入に選択性があると推察されるからであ
る。
これに対し、電荷発生物質と電荷輸送物質との組合せが
不適当な場合には感度低下、残留電位の上昇、繰り返し
使用時の電位安定性の低下等を招く。しかも、上記組合
せについての一般法則的な選択手段はないと考えられ、
数多くの物質群の中から有利な組合せを実践的に決定し
ているのが実情である。
ここにおいて、本発明者は、前記化合物CI)を選択す
れば、前述の問題の技術的解決が可能となり、良好な特
性を有する感光体が得られることを見い出したのである
即ち、本発明のキャリア輸送物質を選択すれば、おそら
くはイオン化ポテンシャルが本発明の無金属フタロシア
ニンと適合している等の理由で、上記のキャリア注入が
効率的に行われるので、「層」の膜厚を大きくし、また
バインダー物質の濃度を高めても、「層」内で発生した
キャリアの輸送能は低下することなくむしろ向上し、従
って常に良好な、感度特性、残留電位特性、メモリー特
性、繰り返し使用時の感度特性及び帯電電位特性を享受
することができる。
また、本発明のキャリア輸送物質は、ホール輸送能に優
れており、これを前記r層j中に含有させることにより
、正帯電使用に好適な感光体を得ることができる。
また、本発明に係る前記一般式(1)で示される化合物
は種々の高分子バインダーとの相溶性が優れていて、高
分子バインダーに対する量を多くしても濁り及び不透明
1ヒを生ずることがないので、高分子バインダーの混合
範囲が非常に広(とることができ、従って好ましい電荷
輸送性能及び物性をもつ感光体を作ることができる。相
溶性が優れていることから電荷輸送層が均一、かつ安定
であり、結果的に感度、帯電特性及びカプリがな(、高
感度で鮮明な画像を形成できる感光体をうるごとができ
る。また、特に反復転写式電子写真に用いたとき、疲労
劣化を生ずることがないという作用効果を奏することが
できる。
更に、本発明の電荷輸送物質は、安全で環境的に好まし
く、化学的にも安定である。
本発明の感光体を構成する前記「層コにおいては、粒状
のキャリア発生物質とキャリア輸送物質とがバインダー
物質で結着されている(即ち、層中に顔料の形で分散さ
れている)のがよい。この場合には、「層」の耐刷性、
耐久性等が良好となり、メモリー現象も少なく、残留電
位も安定となる。
また、正帯電使用の際には、負帯電使用の場合と異なり
、オゾン発生量を低く押さえることができるが、それで
も少量のオゾン発生は避けられない。しかし、本発明の
電荷輸送物質には、オゾン吸着による劣化が生じに<<
、従って画像ボケや画像欠陥は発生し難い。
以上述べてきたように、本発明によって、正帯電使用に
好適な感光体の提供が可能となる。これにより正帯電使
用の特有の特徴が発揮でき、従来技術の項で述べた負帯
電使用に伴う問題を解決することができる。即ち、オゾ
ン発生量を低く押さえ、環境条件を良好なものとするこ
とができ、これに伴い放電電極の汚れによる放電ムラ等
種々の問題を回避でき、また、製造容易な負極性トナー
を使用できる。更に、機能分離型であることから、高感
度、高耐久性であって、構成材料の選択も容易となる。
本発明において、上記の無金属フタロシアニンは第1図
に示す如きX線回折スペクトルを有するものである。即
ち、この無金属フタロシアニンは図示するように、Cu
Kα(1,541人)のX線に対するブラッグ角度(但
し、誤差は2θ±0.2度)は?、5.9.1.16.
7.17.3.22.3にピークを有し、ブラッグ角度
22.3度にτ型にない特徴的なピークを有する。また
、その赤外線吸収スペクトルの特徴は、第2図のように
、746 am−’ 、700〜750 cm−’の間
に3つのピーク、1318cm−’ 、1330cm−
’に強度の等しいピークがある。
また、本発明では、第3図に示すように、CuKα(1
,541人)のX線に対するブラッグ角度2θ(但し、
誤差は2θ±0.2度)が7.7.9.3.16.9.
17.5.22.4.28.8度に主要なピークを有す
るX線回折スペクトルを有し、かつこのX線回折スペク
トルの上記ブラッグ角度9.3度のピークに対するブラ
ッグ角度16.9度のピークの強度比が0.8〜1.0
であり、かつ上記ブラッグ角度9.3度のピークに対す
るブラッグ角度22.4及び28.8度の夫々のピーク
の強度比が0.4以上である無金属フタロシアニンを用
いることができる。このフタロシアニンは、第1図のも
のに比べて、ブラッグ角度28.8度に特徴的なピーク
を有する。このフタロシアニンは、第3図から明らかな
ように、第14図に示したτ型無金属フタロシアニンに
ついては、上記前者の強度比に対応するブラッグ角度9
.2度のピークに対するブラッグ角度16.9度のピー
クの強度比が0.9〜1.0であるが上記後者の強度比
については一方のブラッグ角度を持たないため強度比を
求められないのと異なり、また、第1図に示した無金属
フタロシアニンについては上記前者の強度比に対応する
ブラッグ角度9.1度のピークに対するブラッグ角度1
6.7度のピークの強度比が0.4〜0.6であるが上
記後者の強度比に対してはブラッグ角度28.8度に対
応するピークがなくてその強度比を求められないのと異
なる。
また、第3図の無金属フタロシアニンの赤外線吸収スペ
クトルは第4図に示すように、700〜760cm ’
の間に720±2cIn−”が最も強い4本の吸収帯、
1320±2 cm ’ 、328B±3c「1に特徴
的な吸収を有するものが望ましく、τ型無金属フタロシ
アニンが上記したように700〜760 C@−1の間
に752±2Cffi ’が最も強い4本の吸収帯を有
し、1320〜1340c「1に1本でなく2本の吸収
帯を有するのと異なる。また、この無金属フタロシアニ
ンは、第1図の無金属フタロシアニンの赤外線吸収スペ
クトルとは700〜760 elm−”のピークの強度
比が異なり、また1330am−’に吸収帯を有さず、
3288±30111−’に特徴的な吸収を有する点で
異なる。
また、第3図の無金属フタロシアニンの可視、近赤外線
吸収スペクトルは第5図に実線で示すように、770n
m以上、790nI11未満に吸収極大があることが望
ましく、破線で示すτ型無金属フタロシアニンが790
〜820 nmに吸収極大を持ち、多くは約810 n
mに吸収極大を持つものと異なる。
本発明における上記無金属フタロシアニンを製造するに
は、α型無金属フタロシアニンを結晶転移するに十分な
時間攪拌するか、あるいは機械的歪力(例えば混線)を
もってミリングすることにより第1図の無金属フタロシ
アニンを得、ついでこの無金属フタロシアニンをテトラ
ハイドロフラン等の非極性溶剤による分散処理等の溶剤
処理をすることにより第3図の無金属フタロシアニンが
得られる。攪拌、あるいは混練をもってミリングするに
は、通常顔料の分散や乳化、混合等に用いられている分
散メディア、例えばガラスピーズ、スチールビーズ、ア
ルミナボール、フリント石等が用いられる。しかし、分
散メディアは必ずしも必要とするものでない、磨砕助剤
も用いられ、この磨砕助剤としては通常顔料用に使用さ
れているものが用いられても良く、例えば食塩、重炭酸
ソーダ、ぼう硝等が挙げられる。しかし、この磨砕助剤
も必ずしも必要としない。
攪拌、混練、磨砕時に溶媒を必要とする場合にはこれら
が行われているときの温度において液状のものが良く、
このようなものには、例えばアルコール系溶媒、すなわ
ちグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール若しくはポリエチレングリコール系熔剤、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル等のセロソルブ系溶剤、ケトン系溶剤
、エステルケトン系溶剤等の群から選ばれた1種類以上
の溶剤を選択することが好ましい。
上記結晶転移工程において使用される装置として代表的
なものを挙げると、一般的な攪拌装置、例えばホモミキ
サー、ディスパーザ−、アジター、スターラー、あるい
はニーダ、バンバリーミキサ−、ボールミル、サンドミ
ル、アトライター等がある。
上記のようにして製造される本発明の無金属フタロシア
ニンの性質の優れた点は、その製造法が必ずしも研磨助
剤を必要とせず、そのためその除去も必要がないように
でき、また温度コントロールも厳密なものでなくても良
く、例えば室温でも良い等容易であることであり、この
点はτ型フタロシアニンの製造法が磨砕助剤を必要とし
、厳密な温度コントロールを必要とするものとは異なる
また、本発明の無金属フタロシアニンは極めて結晶形が
安定であり、アセトン、テトラヒドロフラン、トルエン
、酢酸エチル、1,2−ジクロロエタン等の有機溶剤に
浸漬したり、例えば200℃の雰囲気下に50時間以上
放置する等の耐熱試験を行ったり、またミリング等の機
械的歪力を加えても他の結晶形への転移が起こり難く、
これは従来のτ型よりも勿論優れている(この点は第3
図のフタロシアニンが特に良好である)このことは、本
発明の無金属フタロシアニンの製造をその品質のぶれを
少なくして行えることを可能にし、上記のこととともに
更にその製造を容易にするとともに、電子写真感光体に
用いたときの繰り返し使用のときの電位安定性、耐久性
等の特性を向上させることができる。
本発明に用いる上記無金属フタロシアニンは次の構造式
からなっており、その熱力学的状態で主として第1図の
ものと第3図のものとに分けられる。
次に、前記一般式(1)の化合物を例示すると、次の構
造式を有するものを挙げることができるが、むろんこれ
らに限定されるものではない。
(I−8) (I−13) 本発明においては、前述した無金属フタロシアニンと共
に、他のキャリア発生物質の一種又は二種以上を併用し
ても差支えない。併用できるキャリア発生物質としては
、例えばα型、β型、τ型、τ型、τ 型、η型、η′
型の無金属フタロシアニンが挙げられる。また、上記以
外のフタロシアニン顔料、アゾ顔料、アントラキノン顔
料、ペリレン顔料、多環率ノン顔料、スクアリック酸メ
チン顔料等が挙げられる。
アゾ顔料としては、例えば以下のものが挙げられる。
(n−2) (n −3) (n−5) A−N=N−A r 2−CH=C)(−A r 3−
N=N−A(II−6) A−N=N−Ar 2−CH=CH−A r ’−CH
=CH−Ar4−N=N−A (II−7) (n−8) A−N=N−Ar 2−N−N−Ar 3−N=N−A
(n−9) A−N=N−Ar 2−N=N−Ar 3−N=N−A
 r 4−N=N−A (II−10) (n−11) Ar  4−N=N−A (n−12) 〔但し、上記各一般式中、 Ar2.、/l、r3及びAr4 :それぞれ、置換若しくは装置 換の炭素環式芳香族環基、 R5、、R6、R?及びR8 :それぞれ、電子吸引性基又は 水素原子であって、R5,R8 の少なくとも1つはシアノ基等 の電子吸引性基、 (Xは、ヒドロキシ基、 −NH3O2R” 〈但し、R1′及びR” はそ れぞれ、水素原子又は置 換若しくは未置換のアル キル基、Rは置換若し くは未置換のアルキル基 又は置換若しくは未置換 の7リール基〉、 Yは、水素原子、ハロゲン原子、 置換若しくは未置換のア ルキル基、アルコキシ基− カルボキシル基、スルホ 基、置換若しくは未置換 のカルバモイル基又は置 換若しくは未置換のスル ファモイル基(但し、m が2以上のときは、互い に異なる基であってもよ い。)、 Zは、置換若しくは未置換の炭 素環式芳香族環又は置換 若しくは未置換の複素環 式芳香族環を構成するに 必要な原子群、 REIは、水素原子、置換若しくは 未置換のアミノ基、置換 若しくは未置換のカルバ モイル基、カルボキシル 基又はそのエステル基、 ArSは、置換若しくは未置換のア リール基、 nは、■又は2の整数、 mは、θ〜4の整数である。)〕 また、次の一般式(III)群の多環キノン顔料もキャ
リア発生物質として併用できる。
(但し、この一般式中、X′ はハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、アシル基又はカルボキシル基を表し、p
はO〜4の整数、象はO〜6の整数を表す。) なお、本発明において、キャリア輸送物質として、前記
化合物(I)と共に、側鎖に縮合芳香環又は複素環を有
する高分子有機半導体を使用すれば、この高分子有機半
導体が紫外光吸収によって光キャリアを生成する性質を
有していて、光増感に効果的に寄与する。このため、放
電曲線の裾切れが良くなり、特に低電界領域での感度が
向上する。この結果、導電性又は絶縁性−成分現像プロ
セスにおいて、現像段階でバイアス電圧を印加しなくて
もカブリのない良好なコピー画像を得ることができる。
−成分現像プロセスにおいてバイアス電圧を印加すると
、いわゆるフリンジ現象によって画像端部の鮮明度が低
下し、ibみを生じるが、上記高分子有機半導体によっ
てそうした問題は少なくなる。また、上記高分子有機半
導体は紫外光領域の吸光度が高くて大部分の紫外光を吸
収し、紫外光に対して一種のフィルター効果を有するの
で、前記化合物CI)の劣化を防止する作用があり、感
光層の紫外光安定性、耐久性を向上させることができる
上記のような高分子有機半導体としては、例えば次に例
示するものを挙げることができるが、むろんこれらに限
定されるものではない。
(IV−1) (IV−2) (II/−3) (rV−4) (rV−5) →CH−CH2+i− (IV−6) 一士CH−CH2−玩一 (rV−7) (IV−8) (N−9) U ■ CH2 Hz (IV−10) −eCH−CH2+− (IV−11) (IV−12) <N−13) −(−CH−CH2セ C=0 (IV−14) (TV−15) C2H。
(IV−16) (IV−17> (IV−18) (IV −19) (IV−20) −でCH−CH2″7″T 上記した高分子有機半導体のうちポリ−N−ビニルカル
バゾール又はその誘導体が効果が大であり、好ましく用
いられる。かかるポリ−N−ビニルカルバゾール誘導体
とは、その繰り返し単位における全部又は一部のカルバ
ゾール環が種々の置換基、例えばアルキル基、ニトロ基
、アミノ基、ヒドロキシ基又はハロゲン原子によって置
換されたものである。
また、積層構造を有する感光体において、キャリア輸送
層に用いるキャリア輸送物質は、前記化合物(1)であ
って良いが、キャリア発生層の場合と異なり、必ずしも
これを主成分とするものでなくとも良い。即ち、カルバ
ゾール誘導体、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール
誘導体、チアゾール誘導体、チアジアゾール誘導体、ト
リアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、イミダシロン
誘導体、イミダゾリジン誘導体、ビスイミダゾリジン誘
導体、スチリル化合物、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン
誘導体、オキサシロン誘導体、ベンゾチアゾール誘導体
、ペンズイミタ゛ゾール誘導体、キナゾリン誘導体、ベ
ンゾフラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘導
体、アミノスチルベン誘導体、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾール、ポリ−1−ビニルピレン、ポリ−9−ビニルア
ントラセン、トリアリールアミン誘導体、フェニレンジ
アミン誘導体、スチルベン誘導体等から選ばれた一種又
は二種以上であって良い。
本発明に基づく感光体、例えば電子写真感光体の構成は
、種々の形態をとり得る。
第6図〜第9図に一般的な構成を例示する。第6図の感
光体は、積層構造のものであって、導電性支持体1上に
、キャリア輸送物質がバインダー物質中に分散されたキ
ャリア輸送層3を設け、この層3の上に、前述の無金属
フタロシアニンと、前述の化合物(1)とをバインダー
物質中に主成分として含有するキャリア発生層2を形成
して、感光層4を構成しである。第8図の感光体は、単
層構造のものであって、導電性支持体1上に、上記の無
金属フタロシアニンと、上記化合物(1)とをバインダ
ー物質中に主成分として含有する層6を形成して、単層
型の感光層4としたものである。
第7図、第9図の感光体は、それぞれ第6図、第8図の
層構成において、感光層4と導電性支持体1との間に中
間層5を設け、導電性支持体1のフリーエレクトロンの
注入を効果的に防止するようにしたものである。
第6図〜第9図において、耐刷性向上等のために更に表
面に保護層(膜)を形成して良く、例えば合成樹脂被膜
をコーティングしてよい。
上記構成の感光層を形成する場合におけるキャリア発生
層2又は層6は、次の如き方法によって設けることがで
きる。
(イ)キャリア発生物質を適当な溶剤に熔解した溶液あ
るいはこれにバインダーを加えて混合溶解した溶液を塗
布する方法。
(ロ)キャリア発生物質をボールミル、ホモミキサー等
によって分散媒中で微細粒子とし、必要に応じてバイン
ダーを加えて混合分散して得られる分散液を塗布する方
法。
これらの方法において超音波の作用下に粒子を分散させ
ると、均一分散が可能になる。
感光層の形成に使用される溶剤あるいは分散媒としては
、n−ブチルアミン、ジエチルアミン、エチレンジアミ
ン、イソプロパツールアミン、トリエタノールアミン、
トリエチレンジアミン、N。
N−ジメチルホルムアミド、アセトン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ジクロロ
メタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール
、エタノール、イソプロパツール、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。
感光層の形成にバインダーを用いる場合に、このバイン
ダーとしては任意のものを用いることができるが、特に
疎水性でかつ誘電率が高い電気絶縁性のフィルム形成能
を有する高分子重合体が好ましい。こうした重合体とし
ては、例えば次のものを挙げることができるが、勿論こ
れらに限定されるものではない。
a)ポリカーボネート b)ポリエステル C)メタクリル樹脂 d)アクリル樹脂 e)ポリ塩化ビニル f)ポリ塩化ビニリデン g)ポリスチレン h)ポリビニルアセテート i)スチレン−ブタジェン共重合体 j)塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体k)塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体 Il)塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合
体 m)シリコン樹脂 n)シリコン−アルキッド樹脂 O)フェノール−ホルムアルデヒド4M JJIp)ス
チレン−アルキッド樹脂 q)ボIJ−N−ビニルカルノ々ゾールr)ポリビニル
ブチラール これらのバインダーは、単独あるいは2種以上の混合物
として用いることができる。
本発明に基づく感光体を構成する「層」 (第6図、第
7図のキャリア発生層2及び第8図、第9図の単層構造
の感光体6のいずれをも含む)においては、キャリア発
生物質をバインダー物質に対し、キャリア発生物質/バ
インダー物質=5〜150%(即ち、バインダー物質1
00重量部に対し5〜150重量部、好ましくは10〜
100重量部)と特定の範囲で含有せしめれば、残留電
位及び受容電位低下の少ない正帯電用感光体を提供でき
る。上記範囲を外れて、キャリア発生物質が少ないと光
感度が悪くて残留電位が増え、また多いと受容電位の低
下が多くなり、メモリーも増え易い。また、上記「層」
中のキャリア輸送物質の含有量も重要であり、キャリア
輸送物質/バインダー物質=20〜200%(即ち、バ
インダー物質100重量部に対し20〜200重量部、
望ましくは50〜120重量部)とするのがよく、この
範囲によって残留電位が少なくかつ光感度が良好となり
、キャリア輸送物質の溶媒溶解性も良好に保持される。
この範囲を外れて、キャリア輸送物質が少ないと残留電
位や光感度が劣化し安く、画像不足、白斑点、ボケ等が
生じ易く、また多いと溶媒熔解性が悪くなり易く、膜強
度が小となる傾向がある。このキャリア輸送物質の含有
量範囲は、第6図、第7図のキャリア輸送層3でも同様
であってよい。
また、上記「層」における上記キャリア発生物質と上記
キャリア輸送物質との割合は、両物質の夫々の機能を有
効に発揮させる上で、キャリア発生物質:キャリア輸送
物質は重量比で(1:0.2)〜(1:10)とするの
が望ましく、(1:0.5)〜(1: 7)が更によい
。この範囲よりキャリア発生物質の割合が小さいと光感
度不足となり、またその割合が大きいとキャリア輸送能
が低下するためやはり感度不足となる。
上記「層」がキャリア発生層である場合、キャリア発生
層2の厚さは、0.6〜10μmであることが好ましく
、1〜8μmであれば更に好ましい。この厚さが0.6
μm未満の場合には、繰り返し使用時にキャリア発生層
表面から現像及びクリーニング等の使用態様により機械
的ダメージを受け、層の一部が削れたり、画像上には黒
スジとなって表れてしまうことがある。また、0.6μ
m未満では却って感度不足となり易い。ただし、キャリ
ア発生層の膜厚が10μmを越えると、熱励起キャリア
の発生数が増加し、環境温度の上昇に伴い、受容電位が
低下し、メモリー現象が増え、画像上の濃度低下が生じ
易い、更に、キャリア発生物質の吸収端より長波長の光
を照射した場合には、光キャリアは電荷発生層中の最下
部近くでも発生する。 、この場合には、電子は層中を
表面まで移動しなければならず、一般に十分な輸送能は
得がたくなる傾向がある。従って、繰り返し使用時には
残留電位の上昇が起こり易くなる。
また、上記「層」が単層構造の感光層である場合、感光
層の厚さは10〜50μmである・ことが好ましく、1
5〜30.unであれば更に好ましい。この膜厚が15
μm未満の場合は、薄いために帯電電位が小さくなり、
耐刷性にも劣る。また、感光層6の厚さが50μmを越
えると、かえって残留電位は上昇する上に、上記したキ
ャリア発生層が厚すぎる場合と同様の現象が発生して、
十分な輸送能が得がたくなる傾向が現れ、このため繰り
返し使用時には残留電位の上昇が起こり易くなる。また
、第6図、第7図のキャリア輸送層3の厚みは5〜50
μm、好ましくは5〜30μmであるのがよい。この厚
さが5μm未満では薄いために帯電電位が小となり、ま
た50μmを越えると却って残留電位が大きくなり易い
また、キャリア発生層とキャリア輸送層の膜厚比は、1
: (1〜30)であるのが望ましい。
上記キャリア発生物質を分散せしめて感光層を形成する
場合においては、当該キャリア発生物質は5μm以下、
0.1μm以上、好ましくは2μm以下、0.2μm以
上の平均粒径の粉粒体とされるのが好ましい。即ち、粒
径が余り大きいと層中への分散が悪くなるとともに、粒
子が表面に一部突出して表面の平滑性が悪くなり、場合
によっては粒子の突出部分で放電が生じたり、或いはそ
こにトナー粒子が付着してトナーフィルミング現象が生
じやすい。キャリア発生物質として長波長光(〜700
nm )に対して感度を有するものは、キャリア発生物
質の中での熱励起キャリアの発生により表面電荷が中和
され、キャリア発生物質の粒径が大きいとこの中和効果
が大きいと思われる。従って、粒径を微小化することに
よってはじめて高抵抗化、高感度化が達成できる。但し
、上記粒径があまり小さいと却って凝集し易(、層の抵
抗が上昇したり、結晶欠陥が増えて感度及び繰り返し特
性が低下したり、帯電能も小さくなる。また、微細化す
る上で限界があるから、平均粒径の下限を0.01μm
とするのが望ましい。
更に、上記感光層には感度の向上、残留電位乃至反復使
用時の疲労低減等を目的として、一種又は二種以上の電
子受容性物質を含有せしめることができる。ここに用い
ることのできる電子受容性物質としては、例えば無水コ
ハク酸、無水マレイン酸、ジブロム無水コハク酸、無水
フタル酸、テトラクロル無水フタル酸、テトラブロム無
水フタル酸、3−ニトロ無水フタル酸、4−ニトロ無水
フタル酸、無水ピロメリット酸、無水メリット酸、テト
ラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、0−ジ
ニトロベンゼン、m−ジニトロベンゼン、1,3.5−
トリニトロベンゼン、パラニトロベンゾニトリル、ピク
ジルクロライド、キノンクロルイミド、クロラニル、ブ
ルマニル、ジクロロジシアノバラベンゾキノン、アント
ラキノン、ジニトロアントラキノン、9−フルオレニリ
デン〔ジシアノメチレンマロノジニトリル〕、ポリニト
ロ−9−フルオレニリデンー〔ジシアノメチレンマロノ
ジニトリル〕、ピクリン酸、0−ニトロ安息香族、p−
ニトロ安息香酸、3.5−ジニトロ安息香酸、ペンタフ
ルオロ安息香酸、5−ニトロサルチル酸、3.5−ジニ
トロサリチル酸、フタル酸、メリット酸、その他の電子
親和力の大きい化合物を挙げることができる。。また、
電子受容性物質の添加割合は、重量比でキャリア発生物
質:電子受容性物質は100 :0.01〜200、好
ましくは100  :o、t〜100である。
なお、上記の感光層を設けるべき支持体1は金属板、金
属ドラム又は導電性ポリマー、酸化インジウム等の導電
性化合物若しくはアルミニウム、パラジウム、金等の金
属よりなる導電性薄層を塗布、蒸着、ラミネート等の手
段により、紙、プラスチックフィルム等の基体に設けて
なるものが用いられる。接着層あるいはバリヤ一層等と
して機能する中間層としては、上記のバインダー樹脂と
して説明したような高分子重合体、ポリビニルアルコー
ル、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースな
どの有機高分子物質又は酸化アルミニウムなどよりなる
ものが用いられる。
本発明の感光体の大きな特長へは、本発明において用い
る無金属フタロシアニンの感光波長域の極大値が770
 nm以上、790 nm未満に存在すると、半導体レ
ーザー用感光体として最適であること、この無金属フタ
ロシアニンは上記したように極めて結晶形が安定であり
、他の結晶形への転移は起こり難いことである。このこ
とは前記した本発明に使用する無金属フタロシアニン自
体の製造、性質のみならず、電子写真用感光体を製造す
るときや、その使用時にも大きな長所となるものである
本発明の他の大きな特長は、上記無金属フタロシアニン
を含有する層中に、上記無金属フタロシアニンと適合性
のある特定の電荷輸送物質として、化合物CI)を含有
させたことであり、これにより特に正帯電使用に好適な
感光体の提供が可能となったのである。
ホ、実施例 以下、本発明を具体的な実施例について、比較例を参照
しながら詳細に説明する。
まず、第1図〜第2図に示す特性をもつ無金属フタロシ
アニン化合物A、第3図〜第5図に示す特性をもつ無金
属フタロシアニン化合物Bの合成例及びτ型無金属フタ
ロシアニン化合物の合成例を示す。
〈合成例1〉 リチウムフタロシアニン50gを0℃において十分攪拌
した600mJの濃硫酸に加えた。次いで、その混合物
はこの温度において2時間攪拌された。
次いで、できた溶液は粗い焼結されたガラス濾斗を通し
て濾過されて、4リツトルの氷と水の中へ攪拌しながら
徐々に注入された。数時間放置した後に、その混合物は
濾過され、得られた塊りは中性になるまで水で洗浄され
た。次いで、その塊は最終的にメタノールで数回洗浄さ
れ、かつ空気中で乾燥させられた。この乾燥された粉末
は24時間連続抽出装置中でアセトンによって抽出され
、かつ空気中で乾燥させられて青い粉末となった。
上記において、リチウムに対して塩の残渣を保証するた
めに析出は反復された。このようにして30.5gの青
い粉末が得られた。この得られたものは、そのX線回折
図形が、すでに出版されている資料に記載されているα
型フタロシアニン化合物のX線回折図形と一致していた
このようにして得られた、金属を含まないα型フタロシ
アニン化合物30gを直径13/16インチのボールで
半分溝たされた内容積900m1の磁製ボールミル中に
仕込み、約8Orpmで164時間ミリングして無金属
フタロシアニン化合物Aを得た。この化合物は第1図に
示すX線回折スペクトルを示した。
く合成例2〉 合成例1の無金属フタロシアニン化合物Aとテトラヒド
ロフラン、1.2−ジクロロエタン等の有機溶剤200
mj!をボールミル中に加え、24時間再度ミリングし
た。このミリングした後の分散液について有機溶剤の除
去及び乾燥を行い、無金屈フタロシアニン化合物828
.2gを得た。この化合物は第3図に示すX線回折スペ
クトルを示した。
く合成例3〉 α型無金属フタロシアニン化合物(ICIfiモノライ
トファーストプルGS)を、加熱したジメチルホルムア
ルデヒドにより3回抽出して精製した。この操作により
精製物はβ型に転移した。次に、このβ型無金属フタロ
シアニン化合物の一部分を濃硫酸に熔解し、この溶液を
氷水中に注いで再沈澱させることにより、α型に転移さ
せた。この再沈澱物をアンモニア水、メタノール等で洗
浄(&10℃で乾燥した。次に、・上記により精製した
α型無金属フタロシアニン化合物を磨砕助剤及び分散剤
とともにサンドミルに入れ、温度100±20℃で15
〜25時間混練した。この操作により結晶形がτ型に転
移したのを確認後、容器より取出し、水及びメタノール
等で研磨助剤及び分散剤を十分除去した後、乾燥して、
鮮明な青味を帯びたτ型無金属フタロシアニンの青色結
晶を得た。このフタロシアニンは、第14図のX線回折
スペクトルを示した。
1〜9、   〜3 アルミニウム箔をラミネートしたポリエステルフィルム
より成る導電性支持体上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体[エスレックMF−10J  
(積木化学社製)より成る厚さ0.05μmの中間層を
形成した0次いで、第10図に示したキャリア輸送物質
とバインダー樹脂(ポリカーボネート;パンライトL−
1250)とを1゜2−ジクロロエタン67mItに溶
かした溶液を前記中間層上に塗布してキャリア輸送層を
形成した。
次いで、第1O図に示した平均粒径1μmの各キャリア
発生物質及び各キャリア輸送物質とバインダー樹脂とを
1.2−ジクロロエタン67m1に加えてボールミルで
12時間分散せしめて得られる分散液を前記キャリア輸
送層上に塗布乾燥してキャリア発生層を形成し、各電子
写真感光体を製作した。
こうして得られた電子写真感光体を静電試験機rEPA
−8100J  (川口電機製作所載)に装着し、以下
の特性試験を行った。即ち、帯電器に+6KVの電圧を
印加して5秒間コロナ放電により感光層を帯電せしめた
後5秒間の間装置し、次いで感光層表面に分光器により
分光された780nn+の光を照射して、感光層の表面
電位を1/2に減衰せしめるのに必要な露光量、即ち半
減露光量El/2を求めた。また、上記コロナ放電によ
る帯電時の受容電位■、及び101ux−sec露光後
の残留電位V。
についての初期の値、及び1万回コピー後の値を測定し
た。
また、実施例に示したものと同様の感光体層をA1ドラ
ム上に形成し、レーザービームプリンター L P −
3010(小西六写真工業■製)改造ta(半導体レー
ザー光源使用)に搭載し、画像評価を実施した(但し、
CDは画像濃度、Rは解像度である)。
◎:濃度が十分に高く、解像力も非常に良好。
(CD≧1.2 、R≧6.0) ○:濃度、解像力共良好。
(1,2>CD≧0.7.6.0 >R≧4.0)×:
濃度が低く、解像力も十分でない。且つまた、カプリや
白又は黒斑点が表れる。
なお、CDはサクラ濃度計(Model P D A 
−65=小西六写真工業製)にて測定し、Rはサクラ濃
度針(Model P D M −5:小西六写真工業
製)にて測定した。CD及びR共、白紙の濃度を0.0
とし、反射濃度を測定して評価を行った。但し、Rにつ
いての測定法は具体的には次の通りであった。
即ち、スリット500μX20μのマイクロデンシトメ
ーターで解像力チャートを測定する。解像力チャートの
判定基準は、下記の式が30%以上のレスポンスを有す
る解像力チャートから判定する。コピー画像の画像部濃
度をDε:【J、非画像部の濃度をD;”オリジナル原
稿の画像部濃度をD品電7  、非画像部の濃度をDs
jm  とすると、D耐 +D= この結果によれば、本発明に基づ〈実施例1〜9の試料
はいずれも、比較例1〜3に比べてかなり良好な電子写
真特性を示すことが分かる。特に、CGMとして、本発
明の無金属フタロシアニンを使用すること、及びキャリ
ア発生層にCTMとして化合物(1)を添加することば
、いずれも感光体の特性を大きく左右し、高帯電電位及
びその安定性を良くし、光感度も大きく向上させる等の
正帯電用感光体としての顕著な結果を得ることができる
。また、半導体レーザー使用のテストでも、高濃度、高
解像力が得られ、長波長感度が向上することが明らかと
なった。
皇土皿利二■ 実施例1〜9において夫々、使用したキャリア発生物質
を無金属フタロシアニン化合物Bに変えた以外は同様に
して、各電子写真感光体を作製し、同様の試験を行った
ところ、第11図に示す結果が得られた。
この結果から、本発明に基づ〈実施例10〜12の試料
はいずれも良好な結果を示す。
3〜18、  3.4 アルミニウム箔をラミネートしたポリエステルフィルム
よりなる導電性支持体上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体「エスレックMF−10J  
(積木化学社製)より成る厚さ0.05μmの中間層を
形成した。
次いで、第12図に示した平均粒径1μmの各キャリア
発生物質及び各キャリア輸送物質とバインダー樹脂ポリ
カーボネート(パンライトL −1250)とを1.2
−ジクロロエタン137mj!に加えてボールミルで1
2時間分散せしめて得られる分散液を前記中間層上に塗
布乾燥して感光層を形成し、各電子写真感光体を作製し
た。
これら電子写真感光体について、前述したと同様の試験
を行ったところ、第12図に示す結果が得られた。
この結果から、単層構造の感光体においても、本発明に
基づ〈実施例13〜18の試料はいずれも良好な結果を
示すが、感光層に無金属フタロシアニン化合物Aを使用
していない比較例14.15のものは、いずれも特性不
十分である。
皇1皿■1皿 実施例13〜1Bにおいて夫々、使用したキャリア発生
物質を無金属フタロシアニン化合物Bに変えた以外は同
様にして、各電子写真感光体を作製し、同様の試験を行
ったところ、第13図に示す結果が得られた。
この結果から、本発明に基づ〈実施例13〜18の試料
はいずれも良好な結果を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明を説明するものであって、 第1図及び第3図は無金属フタロシアニンの二側の各X
線回折スペクトル図、 第2図及び第4図は無金属フタロシアニンの二側の各赤
外線吸収スペクトル図、 第5図は無金属フタロシアニンの近赤外スペクトル図、 第6図、第7図はそれぞれ層分離型の感光体の部分断面
図、 第8図、第9図はそれぞれ単層構造の感光体の部分断面
図、 第10図、第11図、第12図、第13図は各電子写真
感光体の特性変化を比較して示す図である。 第14図は従来のτ型無金属フタロシアニンのX線回折
スペクトル図である。 なお、図面に示す符号において、 1・・・・・・・・・導電性支持体 2・・・・・・・・・キャリア発生層 3・・・・・・・・・キャリア輸送層 4・・・・・・・・・感光層 5・・・・・・・・・中間層 6・・・・・・・・・層 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キャリア発生物質及びバインダー物質を含有する層
    を有する感光体において、CuKα特性X線(波長1.
    541Å)に対するブラッグ角2θの主要ピークが少な
    くとも7.5度±0.2度、9.1度±0.2度、16
    .7度±0.2度、17.3度±0.2度及び22.3
    度±0.2度にある無金属フタロシアニンが前記層に含
    有され、更にこの層に、下記一般式〔 I 〕で表される
    化合物が含有されていることを特徴とする感光体。 一般式〔 I 〕: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、この一般式中、 Ar^1:置換又は未置換のアリーレン基を表し、 R^1、R^2、R^3及びR^4:置換若しくは未置
    換のアルキル基、置換若しくは未置換のアリール基、又
    は置換若しくは未置換のアラルキル基を表す。)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5968696A (en) * 1997-04-11 1999-10-19 Fit Corporation Electrophotographic photoreceptor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5968696A (en) * 1997-04-11 1999-10-19 Fit Corporation Electrophotographic photoreceptor

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