JPS60234704A - ロール台架 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は２つの平行なロールスタンドで圧下可能に両側
で支承され且つ片側で駆動要素と連結可能な担持軸対を
有し、該担持軸対が、両ロールスタンドの間の位置へ担
持軸封上を移動可能なロールリングのだめに設けられて
いるロール台架に関する。

従来技術 この種のロール台架は、主に、ロール体を特に高品質材
料（　ｈｏｃｈｗｅｒｔｉｇｅ　Ｗｅｒｋｓｔｏｆｆｅ
　）から構成する必要がある場合に使用ざれる。これは
、圧延過過程が高速、高温度で、及び／まだはロールの
素材に非常に大きな負荷を与える条件のもとで、例えば
最新の搬送圧延路の仕上げブロック内で行なわれるだめ
である。このようなロール台架の利点は、ロールリング
だけを例えば高耐摩耗性の、耐熱性の材料から構成すれ
ばよく、一方担持軸を、圧延力に起因する曲げ力等の二
次的な荷重に耐えうる材料からつくりさえすればよいこ
とである。

このようなロールリングは鋼圧延路の仕上げブロック内
で比較的小さな直径を有し、従ってこれに対応して軽量
であるだめ、摩耗による或は孔型交換のだめのロールリ
ングの交換は容易である。ロ−ルリングを交換するだめ
には、はぼ起重機の走行台車状に形成され担持軸対と組
込みの圧下装置とを備えだロール台架全体を、担持軸対
から駆動用連結要素を取りはずした後担持スタンドから
持ち上げ、前もって用意していた完全な台架と交換し、
そして交換されるべきロールリングを備えだこの台架を
、両ロールスタンドが担持軸対から引き離される取り付
は位置に設置し、ロールリングを担持軸対から下方へ移
動せしめ、新しいロールリングと交換していた。そして
、次の交換に備えて、同様に構成したロール台架を準備
する処置がなされていた。

例えば調圧延路の荒引きとか、ビレット圧延路或は形鋼
圧延路に於て使用される重量の大きなロールを交換する
ためには、従来台架全体を交換するか、もしくは多くは
カセットによって保持され、台架から走出可能に且つ交
換可能に形成されているロールユニットだけをロール支
持部材とともに交換するかのいずれかの処置がとられて
いた。しかしながらこの場合、移動可能なロールリング
をもたない純材料ロール（Ｖｏｌｌｍａｔｅｒｉａｌｗ
ａｌｚｅｎ　）Ｌか使用できなかった。

調圧延路の仕上げブロックでの圧延力よりもかなり大き
な圧延力を要する圧延路に対しては、すでに移動可能な
ロールリングをもつ担持軸を使用することが提案された
。これは、両側で支持される圧下可能なロール担持軸対
をもつロール台架を、ロールリングを移動させた後、ロ
ールリングを越えて突出する担持軸の突出部上を移動す
るジャーナル軸受によって支持する構成をとっている。

この場合ロールリングは、片側にて（片持ち式）交換可
能であり、且つ前記担持軸封上を移動可能であり、従っ
てロールリング自体としては、担持軸及びこれに属する
台架の一部に依存せずに交換可能であった。軸受ケース
は、圧延力を受容するた　□めに力拘束的に或は形状拘
束的に互いに結合されていた。

目　的 本発明は、この種のロール台架を、ビレット圧延路或は
形銅圧延路等の場合のように台架のサイズが比較的大き
い場合でもロールリングを備えたロール担持軸を使用可
能であり、且つロール台架全体をずらしたり取りはずし
たすせずにロールリングを交換することかで・きるよう
に構成することを目的とする。

構　成 本発明は、上記目的を達成するだめ、担持軸対から引き
離し可能な軸受を備える、担持軸の駆動要素とは逆の個
にあるロールスタンドが、それ自体公知の態様でロール
軸線方向へ他のロールスタンドから離間移動可能であり
、担持軸対が、このロールスタンドの離間移動の際に生
じる、片側で支承される片持ち位置にて、他のロールス
タンドで固持可能且つ固定可能であることを特徴とする
ものである。

本発明の実施態様によれば、定置のロールスタンド内に
位置調整可能な且つ固定可能な支持面が配置され、該支
持面が、該支持面上に載置可能な、前記定置のロールス
タンド内の軸受と担持軸の駆動要素との間に位置する担
持軸の一部分の載置面のだめに設けられているように構
成することができる。可動なロールスタンドには、ロー
ルリングと結合可能で且つロールリングから取りはずし
可能な保持要素が配置されている。これらの保持要素は
、例えば軸受の内レースと結合され担持軸上を移動可能
なブシュから成り、該ブシュの外周上をロールリングが
移動可能である。この場合ブシュは、円錐状に延びる内
周面一と円筒形の外周囲とを備えだ分割される、スリッ
ト付きの、または分割されないブシュとして公知の態様
で形成されて°いることができる。ブシュが、軸受の内
レースを形成する環状突出部を有していることもできる
。

ロールスタンド内に回転自在に配置され軸受を取り囲む
偏心ブシュを圧下要素として備えているロール台架に於
ては、偏心ブシュが、担持軸を取り囲む円筒形の延長部
に移行し、該延長部の駆動要素側の環状端部が、内側へ
向けられるつばを有し、該つばが、相持軸の一部分のだ
めの円筒形の支持面を形成していることができる。両ロ
ールスタンドの圧下装置が、取りはずし可能に互いに連
結されているのが合目的である。両ロールスタンドに共
通の圧延付属装置が、可動なロールスタンドによって相
持され、該ロールスタンドに固定され、他のロールスタ
ンドと差込斑結合されていることができる。

さらに本発明の実施態様によれば、可動なロールスタン
ドのための担持台車が設けられ、該担持台車力、このロ
ールスタンドの両軸受の軸開口部に走入可能な一対の担
持ピンを有し、該担持ピンが、ロールスタンドの圧下装
置に対応する位置調整装置によって担持軸に対して位置
決め可能且つ固定可能である。この場合、ロール台架の
操作側前方に担持台車受容のだめの回転板が配置されて
いることができる。

さらに本発明の実施態様によれば、多数の回転板が回転
クロス上に配置されていることができ、この場合回転ク
ロス上の連続する回転板の回転中心の間隔は、これらの
回転中心がそれぞれ１つの圧延路の連続するロール台架
の軸線の延長線上にあるように選定されている。例えば
、回転クロス上に配置される回転板の半数の回転中心が
、対応する数量のロール台架に対して同時に整列可能で
あるように選定されている。この場合相持台車は、固有
の駆動装置を有することができる。

実施例 次に、本発明のいくつかの実施例を添付の図面を用いて
説明する。

第１図かられかるように、ロール台架は、台座１ａに固
定され且つ図示していない態様でロール床と結合される
ロールスタンド１と、ねじ結合部８により台座１ａ上に
取り付けられるロールスタンド２とを有する。両ロール
スタンド１と２には、担持軸対の担持軸６と４が軸受５
或は乙によって支持されている。相持軸６と４は、ロー
ルスタンド２側の端部に、ナツト７を装着した突出ねじ
部３ａ或は４ａを有している。

第１図の実施例では、軸受５と６はそれぞれ偏心ブシュ
９と１０内に配置されている。偏心ブシ　１ユ９と１０
は、ロールスタンド１と２内で回転自在に支持されてお
り、そして担持軸６，４のための圧下装置を形成してい
る。ロールスタンド１の偏心ブシュ１０は、ロールリン
グ１５の上方に環状部分１０ａを有し、そ１−で他の偏
心ブシュの対応する環状突出部９ａに差し込まれている
。その結果、偏心ブシュ１０がロールスタンド１内でね
じスピンドル１２を用いて回転せしめられると、この回
転は偏心ブシュ９へ伝動する。ロールスタンド１内に配
置される偏心ブシュ１０は、担持軸６．４を取り囲んで
いる円筒状の延長部１０ｂへ移行している。延長部１０
ｂの駆動連結部１６側の環状端部は、内側へ向けられる
つば部１０ｃを有し、該つば部１０ｃは、軸受６と駆動
連結部１６゜の間で、担持軸６，４の一部を支持する円
筒状の支持面１０ｄを形成している。

ロール台架１．２のロールスタンド２は、ねじ結合部８
をはずした後、第６図に図示したローラ２０上で走行可
能な担持台車１８により、ロールスタンド１から矢印方
向へ離間移動し、従って軸受５は担持軸ろ、４から引き
離される。ロールリング１５は、図の例では、円錐状に
延びる内面２２ｂを備えたブシュ２２の円筒形の外面２
２ａに装着されている。これらのブシュ２２は、軸受５
の内レースをも形成している。従ってロールリング１５
は、この実施例では、ロールスタンド２とともにロール
台架から運び出され、その離間位置にて保持される。保
持要素としては、台車１８の離間移動の際に、このとき
自由になる軸受５の開口部に進入する担持ピン６０が用
いられる。これらの担持ピン６０は、担持台車１８上に
配置される位置調整装置を用いて軸受５或はブシュ２２
のその都度の圧下位置に調整することができる。

第４図と第５図かられかるように、担持台車１８は、各
ロールスタンド２を１つの圧延路の、符号Ａ、Ｂ、Ｃ，
Ｄによって示した連続するロール台架から離間せしめた
後、レール対２６を介して回転クロス２５の回転板２１
の上へ持ち来だされることができる。例えば図の例では
、４つの担持台車１８が同時に或は次々と持ち来たされ
る。

この場合回転クロス２５の連続する回転板２１の回転中
心の間隔は、これらの回転中心が圧延路の連続するロー
ル台架Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄの軸線の延長線上にあるように選
定されている。図の例では、回転クロス２５上に配置さ
れる回転板２１の半数は、連続する４つのロール台架Ａ
、Ｂ、Ｃ，Ｄへそれぞれ同時に整列させることができる
。

この場合担持台車１８は、図示していない駆動装置によ
り常にレール対２６を介して回転板２１上へ持ち来ださ
れ、そして該回転板２１から再び離れることができる。

効　果 本発明により、ロールリングだ−けを交換する場合、ロ
ール台架の主要部分は、特に担持軸対は、圧延線に対し
て所定の位置にとどまり、即ちその都度の圧下位置にと
どまり、しかも担持軸と駆動要素との連結をはずす必要
もなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部を断面にて示しだ本発明によるロール台架
の側面図、第２図は一部を断面にて示した第１図のロー
ル台架の正面図、第６図は第１図のロール台架を離間状
態にて示した図、第４図は一部を断面にて示した補助装
置の側面図、第５図は第４図の補助装置の平面図である
。 １．２・・・ロールスタンド　６，４・・・担持軸５・
・・軸受　１０・・・偏心ブシュ １５・・・ロールリング　１６・・・駆動要素２１・・
・回転板　２５・・・回転クロスＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ・・・
ロール台架 第１頁の続き ［相］発　明　者　ハンス・ハインリッヒ　ドイツ連邦
共和国ハルトマン　エータ　４ メールブツシユ　３　エルステルンヴ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）２つの平行なロールスタンドで圧下可能に両側で
   支承され且つ片側で駆動要素と連結可能な担持軸対を有
   し、該担持軸対が、両ロールスタンドの間の位置へ担持
   軸封上を移動可能なロールリングのために設けられてい
   るロール台架に於て、担持軸対（３，４）から引き離し
   可能な軸受（５）を備える、担持軸（３，４’）の駆動
   要素（１６）とは逆の側にあるロールスタンド（２）が
   、それ自体公知の態様でロール軸線方向へ他のロールス
   タンド（１）から離間移動可能であり、担持軸対（ろ、
   ４）が、このロールスタンド（２）の離間移動の際に生
   じる、片側で支承される片持ち位置にテ、他のロールス
   タンド（２）で固持可能且つ固定可能であることを特徴
   とするロール台架。 （２）　ｆｆｌ置ノロールスタンド（１）内に位置調整
   可能な且つ固定可能な支持面（１Ｏａ）が配置され、該
   支持面（１ｏａ）が、該支持面上に載置可能な、前記定
   置のロールスタンド（１）内の軸受と担持軸（５，４）
   の駆動要素（１６）との間に位置する相持軸の一部分の
   載置面のだめに設けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載のロール台架。 （５）　可動ｆ、ｘロールスタンド（２）に、ロールリ
   ンク（１５）と結合可能で且つロールリング（１５）か
   ら取りはずし可能な保持要素が配置されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載のロ
   ール台架。 （４）　前記保持要素が、軸受（５）の内レースと結合
   され担持軸（３，４）上を移動可能なブシュ（２２）か
   ら成り、該ブシュの外周上をロールリング（１５）が移
   動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第６項に
   記載のロール台架。 （５）　前記ブシュ（２２）が、円錐状に延びる内周面
   （２２ｂ）と円筒形の外周面（２２ａ）とを備えた分割
   される、スリット付きの、まだは分割されないブシュと
   して公知の態様で形成されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第４項に記載のロール台架。 （６）　ブシュ（２２）が、軸受（５）の内レースを形
   成する環状突出部を有していることを特徴とする特許請
   求の範囲第５項に記載のロール台架。 （７）　ロールスタンド内に回転自在に配置され軸受を
   取り囲む偏心ブシュを備えた、特許請求の範囲第１項な
   いし第６項のいずれか１つに記載のロール台架に於て、
   偏心ブシュ（１０）が、担持軸（３１４）を取り囲む円
   筒形の延長部（１ｏｂ）に移行し、該延長部の駆動要素
   （１６）側の環状端′　部が、内側へ向けられるつぼ（
   １０ｃ）を有し、該つば（１０ｃ）が、担持軸の一部分
   のだめの円筒形の支持部（１０ｄ）を形成していること
   を特徴とする前記ロール台架。 （８）　ロールスタンド（１，２）の圧下装置（９゜１
   ０．１２）が、取りはずし可能に互いに連結されている
   ことを特徴とする特許 項ないし第７項のいずれか１つに記載のロール台架。 （９）両ロールスタンド（１．２）に共通の圧延付属装
   置が、可動なロールスタンド（２）によって担持され、
   該ロールスタンド（２）に固定され、他のロールスタン
   ド（１）と差込み結合可能であることを特徴とする、特
   許請求の範囲第１項ないし第８項のいずれか１つに記載
   のロール台架。 （１０）可動ナロールスタンド（２）のための担持台車
   （１８）が設けられ、該担持台車（１８）が、このロー
   ルスタンド（２）の両軸受（５）の軸開口部に走入可能
   な一対の担持ピン（３０）を有し、該担持ビン（６０）
   が、ロールスタンド（１．２）の圧下袋ｆｔ（９。 １０、１２）に対応する位置調整装置（３２）によって
   担持軸（３．４）に対して位置決め可能且つ固定可能で
   あることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第
   ９項のいずれか１つに記載のロール台架。 （１１）ロール台架（Ａ）の操作側前方に回転板（２１
   ）が配置されていることを特徴とする、特許請求の　１
   範囲第１０項に記載のロール台架。 （１２）多数の回転板（２１）が回転クロス（２５）上
   に配置されていることを特徴とする、特許請求の範囲第
   １１項に記載のロール台架。 （１ロ）回転クロス（２５）上の連続する回転板（２１
   ）の回転中心の間隔が、これらの回転中心がそれぞれ１
   つの圧延路の連続するロール台架（Ａ，　Ｂ，　Ｃ。 Ｄ）の軸線の延長線上にあるように選定されていること
   を特徴とする、特許請求の範囲第１２項に記載の一ロー
   ル台架。 （１４）回転クロス（２５）上に配置される回転板（２
   １）の半数の回転中心が、対応する数量のロール台架（
   Ａ，　Ｂ，　Ｃ，　Ｄ）に対して同時に整列可能である
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第１３項に記載のロ
   ール台架。 （１５）担持台車（１８）が固有の駆動装置を有してい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第１
   ４項のいずれか１つに記載のロール台架。