JPS60193945A - ジ(メタ)アクリル酸エステルおよびその製造法 - Google Patents

ジ(メタ)アクリル酸エステルおよびその製造法

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JPS60193945A
JPS60193945A JP4715884A JP4715884A JPS60193945A JP S60193945 A JPS60193945 A JP S60193945A JP 4715884 A JP4715884 A JP 4715884A JP 4715884 A JP4715884 A JP 4715884A JP S60193945 A JPS60193945 A JP S60193945A
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meth
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Minoru Yokoshima
実 横島
Tetsuo Okubo
大久保 哲男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱、紫外線、イオン化放射線、ラジカル開始剤
の存在下で容易に不飽和基含有樹脂類と共重合しうる新
規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびその製造法に
関するものである。
従来より、放射線硬化性組成物、特に塗料及び印刷イン
キ用組成物は、公知である。大気中の溶剤含有量の制約
、溶剤を蒸発するのに用いるエネルギー費の増加及び溶
剤自体の価格の増大等から、揮発分を含有しないでそれ
自身が硬化被膜の全部又は一部を形成するような組成分
より成る完全重合の系を得るべく努力が傾けられて来た
。溶剤にかわる反応性の希釈剤として、アクリル酸エス
テルが使用されているのは公知である。例えばネオペン
チルグリコールジアクリル酸エステル、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリル酸エステルは、樹脂の粘度を効果
的に減少するが、それ自身、取扱い時に強い刺戟を起こ
すために採用し難い。
本発明者らは、鋭意研究の結果、刺戟性が小さく、比較
的低粘度で、硬化速度の速い新規なジ(メタ)アクリル
酸エステルを得るに至った。
すなわち、本発明は、 (1)一般式 (式 中、m及びnの平均値は、それぞれ0〜5の数で
あり、m+nの平均合計値は1〜lOの数であって、好
ましくは、1〜4の数であり、RはH又はCH3である
。)を有するジ(メタ)アクリル酸エステル。
(2)一般式[T) CH2CH2CH2CH2CH2o+nH(但し、式(
1)中、m及びnの平均値は、それぞれO〜5の数であ
り、m −4−nの平均合計値は1〜10の数であって
、好ましくは、1〜4の数である。) を有する化合物をアクリル酸もしくはメタクリル酸でエ
ステル化する事を特徴とする下記ルの製造法である。
と同様であり、RはH又はCH3である。)この新規な
、ジ(メタ)アクリル酸エステルは一般式〔■〕を有す
るトリシクロデカンジメチロールとニブシロンカプロラ
クトンの付加縮合物とアクリル酸またはメタクリル酸と
の昇温下における反応により製造する。この反応につい
ては、下記において更に詳細に論する。
また一般式〔■〕のトリシクロデカンジメチロールとニ
ブシロンカプロラクトンとの付加縮合物は、トリシクロ
デカンジメチロールとニブシロンカプロラクトンとの反
応により製造する。
の製造 トリシクロデカンジメチロールとニブシロン・カプロラ
クトンの反応中において、有効量の触媒を使用すること
が好ましく、その使用量は、カプロラクトンの重量を基
準にして0.001\1.0重量%好ましくはo、oi
〜0.2重量%である。触媒の例として、テトライソプ
ロピルチタネート、テトラブチルチタネート等の有機チ
タン化合物、テトラフェニルすず、テトラオクチルすず
、ジラウリルすずオキサイド、ジ−n−ブチルすずジク
ロライド等のすず化合物などを挙げることができる。ト
リシクロデカンジメチロールとニブシロンカプロラクト
ンの反応は、50°C〜300℃、好ましく)ま、11
0〜200℃の温度において、仕込み反応物間の反応が
完結するのに十分な時間にわたって行う。反応に仕込む
ニブシロンカプロラクトンの1は、トリシクロデカンジ
メチロールの仕込量1モル当り約1モル〜10モル、好
ましくは1〜4モルである。酸化副反応を最小化するた
めに、該反応は、窒素等の不活性ガス雰囲気下において
行うことが好ましい。反応の終りに当って、該トリシク
ロデカンジメチロールとニブシロンカプロラクトンとの
付加縮合物の混合物からなる生成物をそのまま利用する
ことができる。
ジ(メタ)アクリル酸エステル(一般式〔■〕)の製造 ジ(メタ)アクリル酸エステル(一般式〔H〕)はトリ
シクロデカンジメチロールとニブシロンカプロラクトン
との付加縮合物(一般式〔工〕)とアクリル酸もしくは
、メタクリル酸またはそれらの混合物との反応により製
造される。アクリル酸またはメタクリル酸の使用量は、
仕込んだトリシクロデカンジメチロールとニブシロンカ
プロラクトンとの付加縮合物(一般式[T] ) 1モ
ル当り、それらの約2〜4モルである。
化学量論的量である2モルを該トリシクロデカンジメチ
ロールとニブシロンカプロラクトンとの付加縮合物(一
般式〔■〕)の水酸基の反応性水素と反応させることが
望ましいけれど実際上は反応を完全に行うことができる
様にそれらのわずかに過剰量を仕込むことが好ましい。
該反応は、アクリル二重結合の重合を最小化または遅延
させるために重合防止剤と接触させて行うことが好まし
い。
上記重合防止剤は当業者に周知であり、それらは該混合
物の0,01〜5重量係の濃度で使用する。
それら重合防止剤の例として、ハイドロキノン、p−メ
トキシフェノール、2.4−ジメチル−6−1−ブチル
フェノール、p−ベンゾキノン、フェノチアジン、N−
ニトロンジフェニルアミン、銅塩等が挙げられる。該反
応は、一般的に約50℃〜130℃、好ましくは、65
℃〜90℃の温度においてジ(メタ)アクリル酸エステ
ル(一般式〔■〕)を生成するためのアクリル酸または
メタクリル酸によるトリシクロデカンジメチロールとニ
ブシロンカフロラクトンの付加縮合物(一般式〔l〕)
のエステル化を確実に完結させるのに十分な時間にわた
って行う。この時間は、バッチの規模、それぞれの反応
物及び触媒及び採用される反応条件により変動する。ま
たエステル化触媒を、使用されるアクリル酸またはメタ
クリル酸に対して0.1〜15モル係、好ましくは1〜
6モル%の濃度で存在させる。任意の公知のエステル化
触媒を使用することができ、これらの例として、p−)
ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、リン酸、硫酸な
どを挙げることができる。−\キサン、シクロヘキサン
、ベンゼン、トルエンのような不活性溶剤を存在させて
、このエステル化反応中に生成した水分の除去を助ける
ことが望ましい。このジ(メタ)アクリル酸エステル(
一般式〔■〕)および不飽和基含有樹脂を含有している
放射線硬化性組成物は、熱、紫外線、イオン化放射線、
ラジカル開始剤、好ましくは紫外線で硬化させることが
出来る。
硬化を紫外線で行う場合には、光重合開始剤または、増
感剤を該組成物に対し0.1〜10重量%の濃度におい
て組み入れる。これらの化合物は周知であり、それらの
例として、ペンシルクタール、ベンゾインイソプロピル
エーテル、ベンゾフェノン、チオキサントン、アントラ
キノンなどを挙げることができる。ジ(メタ)アクリル
酸エステル(一般式〔■〕)と共に使用し得る不飽和基
含有樹脂の例として、エポキシ化したビスフェノールA
のアクリル酸エステル、エポキシ化した亜麻仁油のアク
リル酸エステル、エポキシ化したフェノールノボラック
のアクリル酸エステルの様なエポキシアクリレート類、
マレイン酸、フマール酸及びアシヒン酸等の飽和及び不
飽和カル・ボン酸類を含有する不飽和ポリエステル類、
ジイソシアネート類およびポリイソシアネート類とヒド
ロキシアルキルアクリル酸エステルを反応させてなるウ
レタンアクリレート類などである。本発明のジ(メタ)
アクリル酸エステル(一般式〔■〕)で製造される組成
物は、例えば、シート、コイル、成形物、フィルム、パ
ネル、管などの任意の形状の木材、金属、ガラス、織物
、紙、繊維、プラスチックのような任意の許容される基
材に塗布することができる。代表的な実施態様において
は、アクリル酸、トリシクロデカンジメチロールとニブ
シロンカフロラクトンの付加縮合物(一般式(:J))
、触媒、溶剤、重合防止剤を反応器に仕込む。この混合
物をエステル化が実質上完結するまで加熱し、次いで慣
用の方法によりジ(メタ)アクリル酸エステル(一般式
〔■〕)を回収する。下記トリシクロデカンジメチロー
ルとニブシロンカプロラクトンの付加縮合物の合成例及
び実施例により更に本発明を説明する。下記において部
とあるのは、特に指定しない限り重量を表わす。
合成例1゜ 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器を備えた2沼反
応器に、トリシクロデカンジメチロール942.2部、
ニブ70ンカプロラクトン 547.2部、イソプロピ
ルチタネート027部を仕込み、窒素中で、150〜1
60℃に加熱し、未反応のニブシロンカプロラクトンが
1重量%以下になるまで反応させた。得た縮合物は淡黄
色液体で、水酸基価イめ 360.5.酸侶1.2であった。分子量測定の結果、
該トリシクロデカンジメチロールとニブシロンカプロラ
クトンへ付加縮合物は分子中にニブ/ロンカプロラクト
ン平均約1個の付加量を有すること合成例2゜ 合成例1と同一の反応器に、トリシクロデカンジメチロ
ール588.8部、ニブシロンカプロラクトン684.
8部、塩化第1スズ0.34部を仕込み窒素中で110
〜120℃に加熱し、未反応のニブゾロカプロラクトン
が1重量%以下になるまで反応させた。得た縮合物は、
淡黄色液体で、水酸基価266.5、酸価1.5であっ
た。分子量測定の結果、該トリシクロデカンジメチロー
ルとニブシロンカプロラクトンの付加縮合物は、分子中
にニブシロンカプロラクトン平均約2個の付加量を有す
る事が示された。
ジ(メタ)アクリル酸エステルの実施例実施例1 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器及び分離器を備
えた2、8反応器に、前記1合成例1で得たトリシクロ
デカンジメチロール1モルとニブシロンカプロラクトン
1モルの付加縮合物470.3部、アクリル酸262部
、硫酸7.86部、ノ・イドロキノン1.c+s部、ベ
ンゼン364部、シクロヘキサン90.6部を仕込み、
加熱し、住成水は、溶剤と共に蒸留、凝縮させ分離器で
水のみ系外に取り除き、溶剤は反応器に戻す。水が54
6部生成した時点で冷却した。反応温度は81〜89℃
であった。反応混合物をベンゼン809部及びシクロヘ
キサン202.4部に溶解し、20%苛性ソーダ水溶液
で中和した後、20%食塩水500部で3回洗浄する。
溶剤を減圧留去して淡黄色の液体5234部を得た。こ
のものは、下記の性質を有する。
比 重 (258C) 1.105 粘 度 (25℃) 241.7 CPS鹸化価 4.
01.3 mgKOH/ g酸 価 0.02 mgK
OH/g 屈折率(20℃) 1.4975 68.89 8.20 得られた生成物の高分解能核磁気共鳴(NMR)による
吸収周波数の測定を行った結果を下記に示す。
N 吸収周波数(H2) 1 11739.6 2 11246.0 3 8831、1 4 8703、3 5 5263.8 6 5233、0 7 5200−0 8 4662、3 9 4651、3 10 4622.7 11 4594.0 12 4587.4 13 4349.5 14 4334.0 15 3366.7 16 3318.3 17 3089.1 18 3040.6 19 3016.4 N 吸収周波数(Hz) 20 3001.0 21 2967.9 22 2912.9 23 2895.2 24 2826.9 25 2809.3 26 2789.5 27 2747.6 28 2738.8 29 2725.6 30 、 2663.9 31 2633.0 32 2586.8 33 2309、 1 34 2254.0 35 2214.4 36 2205、 6 37 2086.6 38 2060.2 陽 吸収周波数(H2) 39 1983.0 40 1916.9 41 1901.5 42 1883.9 43 1853.0 44 1727.4 45 、 1705.4 46 1663.5 47 1656.9 猶上記測定には、基準物質としてテトラメチルシランを
用い、溶媒としてクロロホルムを用いH’ 1c、I3
 uのカップリングさせた測定をして最終的に013の
Dカップルの同定結果を示した。上記吸収のうち、h 
5.6.7は溶媒の吸収のピーク位置を示す。
実施例2 実施例1と同一の反応器に、前記合成例2で得たトリシ
クロデカンジメチロール1モルとニブシロンカプロラク
トン2モルの付加縮合物509.5部、アクリル酸20
7.4部、硫酸6.2部、ノーイドCロキノン16部、
ベンゼン384部、シクロヘキサン96部を仕込み生成
水が57.6部になるまで実施例1と同様に反応を行っ
た。反応温度は80〜87℃であった。反応混合物をベ
ンゼン1065部、シクロヘキサン266.3部に溶解
し、20%苛性ソーダ水溶液で中和した後、20%Na
 C1水溶液400部で3回洗浄する。溶剤を減圧留去
して淡黄色の液体743.1部を得た。このものは、下
記の性質を有する。
比 重 (25°G) 1.102 粘 度 (25°G) 419.2 CPS鹸化価 4
20.9 mgKOI−1部g酸 価 0.04 ’ 
mgKOH/g屈折率(20℃) 1.4925 部MRによる測定結果 N 吸収周波数(H2) 1 11732.9 2 11239.4 南 吸収周波数(Hz) 3 8828、9 4 8701、1 5 5263.8 6 5233、0 7 5200、0 8 4662.3 9 4620、5 10 4607.2 11 458’5.2 12 4349.5 13 4334.0 14 3357.9 15 3316.1 16 3089.1 17 3038.4 18 3016.4 19 2967.9 20 2912.9 21 2895、 2 N 吸収周波数(Hz) 22 2824.7 23 2809.3 24 2787.3 25 2738.8 26 2725.6 27 2661.7 28 2630.8 29 2586.8 30 2304.7 31 2254.0 32 2214.4 33 2086.6 34 2060.2 35 1983.0 36 .1916.9 37 1883.9 38 1857・4 39 1727.4 40 1705・4 N 吸収周波数(Hz) 41 1661.3 42 0、0 上記吸収のうち、Ib 5.6.7は溶媒の吸収ピーク
位置を示す。
実施例3゜ 前記に記載された合成例の手順にしたがって、分子中に
平均約4個のニブシロンカプロラクトンの付加量を有す
るトリシクロデカンジメチロールとニブシロンカプロラ
クトンの付加縮合物を合成し、この付加縮合物を、実施
例1と同一の反応器に502.8部、アクリル酸133
.2部、硫酸4.0部、フェノチアジン1部、ベンゼン
384部、シクロヘキサン96部を仕込み、加熱し生成
水が27.7部になるまで、実施例1と同様に反応を行
った。反応温度は80へ88℃であった。反応混合物を
ベンゼン720部、シクロヘキサン180部に溶解し、
20%苛性ソーダ水溶液で中和した後、20%Na C
1水溶液400部で3回洗浄する。
溶剤を減圧留去して淡黄色の液体510.9部を得た。
このものは下記の性質を有する。
比 重 (25°C) 1.0985 粘 度 (25℃) 561.3 0PS鹸化価 44
1.3 mgKOH/g 酸 価 0.02 mgKOH/g 屈折率(20℃) 1.4879 NM几による測定結果 N 吸収周波数(Hz) 1 11735、 1 2 11241.6 3 8831、 1 4’ 8703.3 5 ’ 5268.3 6 5235、2 7 5202.2 8 4684.4 9 4651、 3 10 4622.7 N 吸収周波数(Hz ) 11 4609.4 12 4587.4 13 4349.5 14 4336.2 15 3360.1 16 、 3349.1 17 3316.1 18 3089.1 19 3040.6 20 3016.4 21 3001.0 22 297.0.1 23 2915.1 24 2899.6 25 2826.9 26 2809.3 27 2789.5 28 ’ 2756.4 29 2738.8 へ 吸収周波数(Hz) 30 2727.8 31 2663.9 32 2633.0 33 258.9.0 34 2306.9 35 2256.2 36 2212’、2 37 2088.8 38 2060.2 39 1985.2 40 1916.9 41 1886.1 42 1859.6 43 1727.4 44 17Q7.6 45 1663.5 46 Q、Q 上記吸収のうち、lb 5.6.7は溶媒の吸収ピーク
位置を示す。
実施例4゜ 前記に記載された合成例の手順にしたがって分子中に平
均約10個のニブシロンカプロラクトンの付加量を有す
るトリシクロデカンジメチロールとニブシロンカプロラ
クトンの付加縮合物を合成し、この付加縮合物を、実施
例1と同一の反応器に642.3部、アクリル酸72.
6部、p−トルエンスルホン酸7.5部、フェノチアジ
ン0.6 部、ベンゼン560部、シクロヘキサン14
0部を仕込み、加熱し生成水が17.2部になるまで、
実施例1と同様に反応を行った。反応温度は81〜88
℃であった。反応混合物をベンゼン800部、シクロヘ
キサン200部に溶解し、20%苛性ソーダ水溶液で中
和した後、20%NaCl水溶液400部で3回洗浄す
る。溶剤を減圧留去して淡黄色の元素分析値 C(’@
 H(q′′ 64.75 8.65 NMRによる測定結果 先 吸収周波数(H2) 1 11739・6 2 11243.8 3 8833、3 4 8701、1 5 5261.6 6 5230、8 7 5197.7 ”’ 4684.4 9 4651.3 10 4585.2 11 4351.7 12 4336.2 工3 4261.3 14 4221.7 15 3346.9 16 3313.9 17 3086.9 1只 り八りO7 侮 吸収周波数(H2) 19 3016.4 20 2967.9 21 2915.1 22 2899.6 23 2809.3 24 2787.3 25 2725.6 26 2663.9 27 2630.8 28 2591.2 29 2306.9 30 2254.0 31 2212.2 32 2187.9 33 2088.8 34 2055.7 35、 1916.9 36 1883.9 37 1859.6 N 吸収周波数(Hz) 38 1727.4 3g 1661−3 4、0 1474.1 41 0.0 上記吸収のうち、1% 5.6.7は溶媒の吸収ピーク
位置を示す。
実施例5 前記に記載された合成例の手順にしたがって分子中に平
均約4個のニブシロンカプロラクトンのfゴ加量を有す
るトリシクロデカンジメチロールとニブシロンカプロラ
クトンの付加縮合物を合成しこの付加縮合物を、実施例
1と同一の反応器に5028部、メタクリル酸159.
1部、硫酸40部、ハイドロキノン0.5部、フェノチ
アジン05部、トルエン470部を仕込み、加熱し生成
水が277部になるまで、実施例1と同様に反応を行っ
た。反応温度は108〜115℃であった。反応混合物
をトルエン1000部に溶解し、20%苛性ソーダ水溶
液で中和した後、20%NaC1水溶液400部で3回
洗浄する。溶剤を減圧留去して淡黄色の液体5456部
を得た。このものは、下記の性質を有する。
比 重 (258C) 1.090 粘 度 (25°G’) 686.4. 0PS鹸化価
 423.5 mgKOH/g 酸 価 0.01 mgKOH/g 屈折率 (208C) 1.4856 部MRによる測定結果 N 吸収周波数(Hz) 1 11735.1 2 11323.1 3 9236、5 4 8853、1 5 8831、1 6 8703、3 7 8472.0 8 5268、 3 南 吸収周波数(Hz) 9 5235、2 10 5204.4 11 4684.4 12 4668.9 13 4651.3 14 4.640.3 1.5 4,609.4 16 4585.2 17 4360.5 18 4336.2 19 4219.5 20 3349.1 21 3329.3 22 331.6.1 23 3089.1 24 3040.6 25 3018.6 26 3003.2 27 2970.1 N 吸収周波数(Hz) 28 2915.1 29 2899.6 30 2809.3 31 2789.5 32 2725.6 33 2663.9 34 2633.0 3’5 2593.4 36 2306.9 37 2254.0 38 2212.2 39 2196.8 40 2190.1 41 2088.8 42 2057.9 43 1919.1 44 1886.1 45 1857.4 46 1727.4 隔 吸収周波数(Hz) 47 ’1707. 6 48 1663、 5 49 1238、 3 50 0.0 上記吸収のうち、N118.9.10は溶媒の吸収ピー
ク位置を示す。
後記の表−1に示されているデーターは、前記の方法で
製造したジ(メタ)アクリル酸エステルP、1.1.(
−次刺戟指数)、硬化速度、吸水率の結果である。比較
のために、1,6−ヘキサンジオールジアクリル酸エス
テル、ネオペンチルグリコールジアクリル酸エステルに
関するデーターも含まれる。
試験法 本件に関するデーターを得るための試験法は、下記の通
りである。
PII(−次刺戟指数) PIIの測定には、ジ(メタ)アクリル酸エステルを使
用し、そのデーターはHuntingdonResea
rch Centre (Huntingdon Ca
mbs、、 PE 1 86 ES + Englan
d )で測定されたものである。
測定法の概要 6羽のバリカンで剪毛した白ウサギを用い、検体0.5
 mlを1個所に適用する。ウサギは固定し、局所(背
部の傍背柱部)に検体をバッチ式で適用し、直ちにバッ
チ部をふくめ胴体をゴム、布などのごとき不浸透性物質
で24時間被覆する。24時間後にバッチを取り除き、
局所に現われた皮膚の反応を皮膚反応基準にしたがって
採点する。
72時間後、再び皮膚の反応を採点する。擦り傷をつけ
た皮膚について、も健康皮膚と同数適用する。
皮膚の擦り傷は角質層の剥離にとどめ真皮にまで及んで
出血を起したりしないように注意する。
24及び72時間の判定は擦り傷をつげた皮膚について
も行う。健康皮膚及び擦り傷をつけた皮膚の24及び7
2時間の紅班疹および痴生成の小計を水腫生成の小計に
加算し次にこれを4で割って一羽毎の動物のスコアを得
た。次に6羽の動物に対するスコアの平均値を計算した
。この値はPII(−次刺戟指数、Praimery 
Irritation Index )と呼ばれている
平均−次刺戟スコアで表わすものである。
紅班疹を形成せず 0 極めて僅かに紅班疹を形成する(辛ろじて認め得る程度
) 1明瞭な紅班疹を形成する 2 中等又は重度の紅班疹を形成する 3 重症の紅班疹(赤かぶ状の赤色)、ないし僅かの痴を形
成し深部に障害を起している。 4 水腫の形成 評点 水腫を形成せず O 極めて僅かに水腫を形成する(辛ろじて認め得る程度)
 1軽微の水腫(水腫の周縁に明確な隆起あり) 2中
等度の水腫(隆起度約1mm) 3 重症の水腫(隆起度が1wn以上で曝露範囲以上に及ん
でいる。) 4 前記に関しては、Dralze 、 John、 H,
、Woodard 。
(3eoffrey、およびCa1very、 Her
bert O,、の“Methodsfor−the5
tu、dy of Irritation and T
oxicity of 5ubstancesAppl
ied Topically to theskin 
and Mucons Membrares”(皮膚お
よび粘膜に局部的に塗布した物質の刺戟性および毒性の
研究方法)、J、 pharm、 & Exp。
Ther、 82 、’337’(1944)を参照さ
れたい。
硬化速度 硬化速度は、実施例1〜5で得られた新規なジ(メタ)
アクリル酸エステル、1.6ヘキサンジオールアクリル
酸エステル、ネオペンチルグリコールジアクリル酸エス
テルをエポキシアクリレート樹脂(エピコー)828(
シェル石油化学社製ビスフェノール型エポキシ樹脂)を
アクリル酸でエステル化して得られた樹脂)に溶解し、
増感剤としてグロキュア−1173(メルク社製)をそ
れぞれの溶解物に対して3重量係添加したものを、ポリ
塩化ビニルのシートにロールコータ−で膜厚25μ塗布
した後、高圧水銀灯(東芝社卿、2KW)により高圧水
銀灯5Cfn下を通過させた時の指触乾燥するまで水銀
灯の通過秒数。
吸水率 実施例1〜5で得られた新規なジ(メタ)アクリル酸エ
ステル、1.6−ヘキサンジオールジアクリル酸エステ
ル、ネオペンチルグリコールジアクリル酸エステルに増
感剤イルガキュアー184(チバガイギー社製)をそれ
ぞれ5重量%添加したものを、タテ3.OCm、ヨコ3
0σ、厚ミ0.1 cmの石英ガラス與の容器に注入し
、高圧水銀灯により紫外線硬化させ得られた注型物を、
20℃の水中に入れ、1週間後、注型物の重量の増加量
を測り、吸水率を計算した。
表 −1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式 (式中、m及びnの平均値は、それぞれO〜5の数であ
    り、m 十nの平均合計値は1〜10の数であり、Rは
    H又はCHaである。)で表わされるジ(メタ)アクリ
    ル酸エステル。 (2)下記式[I] (1) CH2CH2CH2CH2CH2−o−)nH(式〔■
    〕中、m及びnの平均値はそれぞれ0〜5の数であり、
    m+nの平均合計値は1〜10.の数である。) で表わされる化合物をアクリル酸もしくはメタクリル酸
    でエステル化する事を特徴とする下記式[f[]で表わ
    されるジ(メタ)アクリル酸エステルの製造法。 (式[II]中、m及びnの平均値は、それぞれO〜5
    の数であり、m +nの平均合計値は1〜10の数であ
    り、RはH又はCH3である。)
JP4715884A 1984-03-14 1984-03-14 ジ(メタ)アクリル酸エステルおよびその製造法 Granted JPS60193945A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1987001697A1 (en) * 1984-03-14 1987-03-26 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Di(meth)acrylic esters and resin composition
US5557007A (en) * 1990-09-28 1996-09-17 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Unsaturated polylactone acrylates and derivatives thereof
JP4763776B2 (ja) * 2005-05-09 2011-08-31 コレフ,ディミタール,ニコラエフ タイヤの熱分解の方法と設備
JP2015193775A (ja) * 2013-04-25 2015-11-05 Jsr株式会社 硬化性組成物、積層フィルム、タッチセンサー、タッチパネル及びデバイス装置
JP2023033460A (ja) * 2020-02-04 2023-03-10 アジア原紙株式会社 活性エネルギー線硬化型組成物

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