JPS60170024A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS60170024A JPS60170024A JP59022822A JP2282284A JPS60170024A JP S60170024 A JPS60170024 A JP S60170024A JP 59022822 A JP59022822 A JP 59022822A JP 2282284 A JP2282284 A JP 2282284A JP S60170024 A JPS60170024 A JP S60170024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- thermosetting
- layer
- undercoat layer
- polyurethane resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/90—Magnetic feature
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
- Y10T428/31609—Particulate metal or metal compound-containing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31786—Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
- Y10T428/31794—Of cross-linked polyester
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野〕
本発明は、例えば磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記
録媒体に関するものである。
録媒体に関するものである。
磁気テープ等の磁気記録媒体は、通常磁性粉及びバイン
ダー等を主成分とする磁性塗料を非磁性支持体上に塗布
硬化させることによって構成されている。
ダー等を主成分とする磁性塗料を非磁性支持体上に塗布
硬化させることによって構成されている。
ところが、近年に至り、高密度記録の要求、及び記録再
生装置での苛酷な使用態様から、非磁性支持体上に単に
磁性層を設けた形態の磁気記録媒体では不充分なものと
なシ、磁性層中での磁性粉の高充填密度化、及び磁性層
の高耐久性化の目的で、非磁性支持体上に下塗層を設け
、この下塗層上に磁性塗膜層を設けることが提案されて
いる。
生装置での苛酷な使用態様から、非磁性支持体上に単に
磁性層を設けた形態の磁気記録媒体では不充分なものと
なシ、磁性層中での磁性粉の高充填密度化、及び磁性層
の高耐久性化の目的で、非磁性支持体上に下塗層を設け
、この下塗層上に磁性塗膜層を設けることが提案されて
いる。
そして、これらの提案においては、下塗層の素材として
、例えばポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂等を用いることが望ましいとさ
れている。
、例えばポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂等を用いることが望ましいとさ
れている。
しかし、本発明者の研究によれば、これらの上記樹脂に
よる下塗層では決して満足できるものでないことがわか
ってきた。
よる下塗層では決して満足できるものでないことがわか
ってきた。
つまり、下塗層が磁性層形成の為の磁性塗料に易溶のも
のである場合には、下塗層が薄すぎると、例えば1μm
以下であると下塗層が塗布した磁性塗料によって溶解し
てしまい、下塗層を設けた意味が全くなく、例えば磁性
層の接着方向上に役割が全く発揮されず、逆に下塗層が
厚すぎると、磁気記録媒体全体の厚みが厚くなりすも゛
、記録再生装置での使用上不都合が生じ、その為磁性層
の厚みを薄くせざるを得なくなるといった致命的欠点が
あり、又、磁性塗料を塗布した際に下塗層が溶けてしま
ってなくなるといったことはないものの下塗層表面層溶
解の為に磁性層の表面性が損われてしまうといった欠点
のあることがわかった。
のである場合には、下塗層が薄すぎると、例えば1μm
以下であると下塗層が塗布した磁性塗料によって溶解し
てしまい、下塗層を設けた意味が全くなく、例えば磁性
層の接着方向上に役割が全く発揮されず、逆に下塗層が
厚すぎると、磁気記録媒体全体の厚みが厚くなりすも゛
、記録再生装置での使用上不都合が生じ、その為磁性層
の厚みを薄くせざるを得なくなるといった致命的欠点が
あり、又、磁性塗料を塗布した際に下塗層が溶けてしま
ってなくなるといったことはないものの下塗層表面層溶
解の為に磁性層の表面性が損われてしまうといった欠点
のあることがわかった。
又、上記易溶性下塗層の場合とは逆に、下塗層が磁性層
形成の為の磁性塗料に不溶のものでちる場合には、この
下塗層上に塗布硬化した磁性層の接着強度は弱く、下塗
層を設けた意味のないものであることもわかった。
形成の為の磁性塗料に不溶のものでちる場合には、この
下塗層上に塗布硬化した磁性層の接着強度は弱く、下塗
層を設けた意味のないものであることもわかった。
し発明の開示〕
本発明者は、さらに研究を重ねた結果、下塗層が磁性塗
料の溶剤、例えばメチルエチルケトン1、トルエン等の
溶剤に対して易溶すぎずかつ不溶でない場合、すなわち
これらの系統の溶剤に対してその溶解性が適度(どちら
かと言うと比較的難溶性である場合)なものでおると、
このような性質の下塗層上に磁性塗料を塗布した場合に
は、下塗層における磁性塗料による溶解が適度な故、前
述のような欠点は起きず、下塗層と磁性層とが強く結合
しているものとな、つていることを見い出した。
料の溶剤、例えばメチルエチルケトン1、トルエン等の
溶剤に対して易溶すぎずかつ不溶でない場合、すなわち
これらの系統の溶剤に対してその溶解性が適度(どちら
かと言うと比較的難溶性である場合)なものでおると、
このような性質の下塗層上に磁性塗料を塗布した場合に
は、下塗層における磁性塗料による溶解が適度な故、前
述のような欠点は起きず、下塗層と磁性層とが強く結合
しているものとな、つていることを見い出した。
特に、このような特性の下塗層の素材として、本発明者
は、プチレンアジペ−1・系のポリオールあるいはブチ
レングリコールとMDI等のジイソ7アネー1・との反
応物であって、ウレタン結合の多いものであり、しかも
軟化点が80℃以上の特性を持つ熱硬化型のポリウレタ
ン樹脂と、メチルエチルケトン等の溶剤に可溶な熱硬化
型のポリエステル樹脂との混合物が最も好ましいもので
あることを見い出した。
は、プチレンアジペ−1・系のポリオールあるいはブチ
レングリコールとMDI等のジイソ7アネー1・との反
応物であって、ウレタン結合の多いものであり、しかも
軟化点が80℃以上の特性を持つ熱硬化型のポリウレタ
ン樹脂と、メチルエチルケトン等の溶剤に可溶な熱硬化
型のポリエステル樹脂との混合物が最も好ましいもので
あることを見い出した。
上記特徴の熱硬化型のポリウレタン樹脂は、分子内に多
くのウレタン結合基−N HC00−を含んでおり、こ
の基は水素結合力によって互に強く凝集する性質があシ
、この凝集を壊す為には、例えばシクロヘキサノンやテ
トラヒドロフラン等の溶解力の強い溶剤が必要であって
、磁性塗料に用いられている通常の有機溶剤、例えばト
ルエン、メチルエチルケトン、メチルシ≠iイソブチル
ケトン等の系統の溶剤では溶は難く、さらに熱硬化させ
ることによって一層溶けにくいものとなり、これだけで
も充分ではあるが、熱硬化型のポリエステル樹脂をも用
いることによってベースフィルムとの接着性が一層向上
する。すなわち、熱硬化型のポリウレタン樹脂と好まし
くは約10%以下の熱硬化型のポリエステル樹脂とを用
いた場合には、ポリエステル樹脂が磁性塗料の溶剤に可
溶性のものである為、ポリウレタン樹脂単独の場合より
も磁性層の接着性向上に極めて効果的となっている。
くのウレタン結合基−N HC00−を含んでおり、こ
の基は水素結合力によって互に強く凝集する性質があシ
、この凝集を壊す為には、例えばシクロヘキサノンやテ
トラヒドロフラン等の溶解力の強い溶剤が必要であって
、磁性塗料に用いられている通常の有機溶剤、例えばト
ルエン、メチルエチルケトン、メチルシ≠iイソブチル
ケトン等の系統の溶剤では溶は難く、さらに熱硬化させ
ることによって一層溶けにくいものとなり、これだけで
も充分ではあるが、熱硬化型のポリエステル樹脂をも用
いることによってベースフィルムとの接着性が一層向上
する。すなわち、熱硬化型のポリウレタン樹脂と好まし
くは約10%以下の熱硬化型のポリエステル樹脂とを用
いた場合には、ポリエステル樹脂が磁性塗料の溶剤に可
溶性のものである為、ポリウレタン樹脂単独の場合より
も磁性層の接着性向上に極めて効果的となっている。
そして、このような下塗層は、上記特徴を有する、例え
ば日本ポリウレタン製のP−228,P−268等の熱
硬化型のポリウレタン樹脂と約10%以下の熱硬化型の
ポリエステル樹脂とを、合割約5%以下の低い濃度の塗
料となし、この塗料を約0.1〜0.511m厚程度非
磁性支持体上に塗布し、熱硬化させることによって簡単
に形成でき、しかも熱硬化の際に起こりがちないわゆる
ブロッキングと呼ばれる現象も起きにくいものである。
ば日本ポリウレタン製のP−228,P−268等の熱
硬化型のポリウレタン樹脂と約10%以下の熱硬化型の
ポリエステル樹脂とを、合割約5%以下の低い濃度の塗
料となし、この塗料を約0.1〜0.511m厚程度非
磁性支持体上に塗布し、熱硬化させることによって簡単
に形成でき、しかも熱硬化の際に起こりがちないわゆる
ブロッキングと呼ばれる現象も起きにくいものである。
又、下塗層に帯電防止剤を含ませておくことにより、表
面電気抵抗を大巾に引き下げることが可能となり、磁気
記録媒体の走行性の向上を図るととができる。
面電気抵抗を大巾に引き下げることが可能となり、磁気
記録媒体の走行性の向上を図るととができる。
特に、帯電防止剤としてリン酸エステル系のものを用い
た場合には、熱硬化型ポリウレタン樹脂の下塗層の接着
性にほとんど悪影響が起きないものとでき、又、磁性層
と下塗層との結合力にほとんど悪影響が起きないものと
でき、しかも少ない添加量で、例えば樹脂100重量部
に対して約2〜zO重量部で大きな効果が得られる。
た場合には、熱硬化型ポリウレタン樹脂の下塗層の接着
性にほとんど悪影響が起きないものとでき、又、磁性層
と下塗層との結合力にほとんど悪影響が起きないものと
でき、しかも少ない添加量で、例えば樹脂100重量部
に対して約2〜zO重量部で大きな効果が得られる。
伺、このようなリン酸エステル系帯電防止剤としては次
のようなものがある。
のようなものがある。
(2) CI4 Ha ・(CR2ン、N+ 11O−
P−C,H。
P−C,H。
OCHs
十 −
(3) (C+□■1□5)2・(CH,)2N 0−
J)(OCH3)2〔実施例1」 熱硬化型のポリウレタンP−26895重歇部、パイロ
72000 (熱硬化型のポリエステル)5重量部、イ
ノンアネート硬化剤20重量部をシクロヘキサノン15
00 i置部とメチルエチルケトン1500重量部との
混合溶剤に溶解し、例えばグラビアコーターによって1
5μm厚のポリエチレンテレフタレートベース上に02
μm厚に塗布し、これを例えば70℃の環境で24時間
硬化させる。
J)(OCH3)2〔実施例1」 熱硬化型のポリウレタンP−26895重歇部、パイロ
72000 (熱硬化型のポリエステル)5重量部、イ
ノンアネート硬化剤20重量部をシクロヘキサノン15
00 i置部とメチルエチルケトン1500重量部との
混合溶剤に溶解し、例えばグラビアコーターによって1
5μm厚のポリエチレンテレフタレートベース上に02
μm厚に塗布し、これを例えば70℃の環境で24時間
硬化させる。
このようにして、ポリエチレンテレフタレートベース」
二に形成された0、2μm厚のポリウレタンとポリエス
テルとの混在樹脂よりなる硬化した下塗層上に、Co被
被着−FetOi 1.00重量部、塩ビー耐ビ樹脂3
0重鼠部、カーボンブラック粉末4重量部をトルエン1
00重量部とメチルエチルケトン100重量部の混合溶
剤に溶かしてザノドミルで10時間分散して得た磁性塗
料を5μm厚となるように塗布し、乾燥後カレンダー処
理を施し、その後所定の巾にスリットして、例えばビデ
オ用磁気テープを得る。
二に形成された0、2μm厚のポリウレタンとポリエス
テルとの混在樹脂よりなる硬化した下塗層上に、Co被
被着−FetOi 1.00重量部、塩ビー耐ビ樹脂3
0重鼠部、カーボンブラック粉末4重量部をトルエン1
00重量部とメチルエチルケトン100重量部の混合溶
剤に溶かしてザノドミルで10時間分散して得た磁性塗
料を5μm厚となるように塗布し、乾燥後カレンダー処
理を施し、その後所定の巾にスリットして、例えばビデ
オ用磁気テープを得る。
〔実施例2〕
実施例1において、下塗層を構成する為の塗料中に(1
)式のリン酸エステル系帯電防止剤10重量部を加えた
ものを用い、同様にして磁気テープを得る。
)式のリン酸エステル系帯電防止剤10重量部を加えた
ものを用い、同様にして磁気テープを得る。
〔比較例1〕
実施例1において、下塗層を設けないで同様にして磁気
テープを得る。
テープを得る。
L比較例2〕
比較例1で用いた磁性塗料の代りに、CO被被着−Fe
203100重量部、塩ビー酢ビ樹脂40重量部、カー
ボンブラック粉末7重量部をトルシェフ100重歇部と
メチルエチルケトン100重量部の混合溶剤に溶かして
す/ドミルで10時間分散して得た磁性塗料を用いて、
すなわちバインダー成分及び帯電防止剤成分を増量して
得た磁性塗料を用いて同様にして磁気テープを得る。
203100重量部、塩ビー酢ビ樹脂40重量部、カー
ボンブラック粉末7重量部をトルシェフ100重歇部と
メチルエチルケトン100重量部の混合溶剤に溶かして
す/ドミルで10時間分散して得た磁性塗料を用いて、
すなわちバインダー成分及び帯電防止剤成分を増量して
得た磁性塗料を用いて同様にして磁気テープを得る。
上記各側で得た磁気テープについて、磁気特性(最大磁
束密度Bm)、表面電気抵抗及び塗膜剥離強度を調べる
と表に示す通りである。
束密度Bm)、表面電気抵抗及び塗膜剥離強度を調べる
と表に示す通りである。
尚、剥離強度は、磁気テープの磁性面に粘着テープを貼
り付け、水平に置いたベースフィルムをICrIL/S
eCの速さで垂直方向に引き上げ、ベースフィルムが塗
膜層と分離する際の力で示すものであり、又、表面電気
抵抗は、断面が半径約1cr/Lの1円の棒状金属製電
極2本を12.7mm離しておき、これらの−ヒに直角
に磁気テープの磁性面を接して置いてテープの両端に1
60gの分銅をつるし、絶縁抵抗側を用い直流500±
50Vの測定電圧を電極に印加して測定したものである
。
り付け、水平に置いたベースフィルムをICrIL/S
eCの速さで垂直方向に引き上げ、ベースフィルムが塗
膜層と分離する際の力で示すものであり、又、表面電気
抵抗は、断面が半径約1cr/Lの1円の棒状金属製電
極2本を12.7mm離しておき、これらの−ヒに直角
に磁気テープの磁性面を接して置いてテープの両端に1
60gの分銅をつるし、絶縁抵抗側を用い直流500±
50Vの測定電圧を電極に印加して測定したものである
。
下塗層が熱硬化ポリウレタン樹脂と熱硬化ポリエステル
樹脂とを含む素材で構成された磁気記録媒体は、塗膜の
剥離強度に著しく富んでおり、従って磁性層中のバイン
ダー成分含有量を相対的に少なくし、磁性粉含有量を高
くすることが可能となり、すなわち磁性粉充填密度を高
めて磁気特性の向上を図ることができ、しかもこのよう
にして得た高磁気特性の磁気記録媒体に不都合はない。
樹脂とを含む素材で構成された磁気記録媒体は、塗膜の
剥離強度に著しく富んでおり、従って磁性層中のバイン
ダー成分含有量を相対的に少なくし、磁性粉含有量を高
くすることが可能となり、すなわち磁性粉充填密度を高
めて磁気特性の向上を図ることができ、しかもこのよう
にして得た高磁気特性の磁気記録媒体に不都合はない。
又、熱硬化ポリウレタン樹脂等よりなる下塗層の影響を
受けて磁性層表面の表面電気抵抗は小さくなり、走行性
は幾分とも向上する。
受けて磁性層表面の表面電気抵抗は小さくなり、走行性
は幾分とも向上する。
特に、下塗層中に燐酸エステル系帯電防止剤が含まれて
いると硼性層表面電気抵抗は大巾に小さくなり、すなわ
ち磁性層中における帯電防止剤の含有量が少なくてもよ
いようになり、従って磁気特性の向上にもつながり、又
、ドロップアウトも起きにくく、走行性が一段と向上す
る。
いると硼性層表面電気抵抗は大巾に小さくなり、すなわ
ち磁性層中における帯電防止剤の含有量が少なくてもよ
いようになり、従って磁気特性の向上にもつながり、又
、ドロップアウトも起きにくく、走行性が一段と向上す
る。
特許出願人 日本ビクター株式会社
代 理 人 宇 高 克 己 、)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 非磁性支持体上に下塗層を介して磁性層を形成した
磁気記録媒体において、前記下塗層を熱硬化型ポリウレ
タン樹脂及び熱硬化型ポリエステル樹脂を含む素材で構
成したことを特徴とする磁気記録媒体。 ■ 非磁性支持体上に下塗層を介して磁性層を形成した
磁気記録媒体において、前記下塗層を燐酸エステル系帯
電防止剤、熱硬化型ポリウレタン樹脂及び熱硬化型ポリ
エステル樹脂を含む素材で構成したことを特徴とする磁
気記録媒体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022822A JPH0618067B2 (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気記録媒体 |
KR1019850000207A KR890003551B1 (ko) | 1984-02-13 | 1985-01-15 | 자기기록 매체 |
US06/700,661 US4671995A (en) | 1984-02-13 | 1985-02-11 | Magnetic recording medium comprising an undercoating made of a mixture of thermosetting polyurethane and polyester resins |
EP85101584A EP0154827B1 (en) | 1984-02-13 | 1985-02-13 | Magnetic recording medium comprising an undercoating made of a mixture of thermosetting polyurethane and polyester resins |
DE8585101584T DE3560470D1 (en) | 1984-02-13 | 1985-02-13 | Magnetic recording medium comprising an undercoating made of a mixture of thermosetting polyurethane and polyester resins |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022822A JPH0618067B2 (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60170024A true JPS60170024A (ja) | 1985-09-03 |
JPH0618067B2 JPH0618067B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=12093380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59022822A Expired - Lifetime JPH0618067B2 (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気記録媒体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4671995A (ja) |
EP (1) | EP0154827B1 (ja) |
JP (1) | JPH0618067B2 (ja) |
KR (1) | KR890003551B1 (ja) |
DE (1) | DE3560470D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60199648A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-09 | 帝人株式会社 | 易接着性ポリエステルフイルム |
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US5256481A (en) * | 1986-03-20 | 1993-10-26 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording medium |
JPH0766522B2 (ja) * | 1986-04-14 | 1995-07-19 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
GB9002833D0 (en) * | 1990-02-08 | 1990-04-04 | Ici Plc | Polymeric film |
JP2883229B2 (ja) * | 1990-09-14 | 1999-04-19 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
JP2004185713A (ja) * | 2002-12-03 | 2004-07-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
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NL131590C (ja) * | 1963-09-13 | 1900-01-01 | ||
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CH506155A (de) * | 1969-04-14 | 1971-04-15 | Ibm | Magnetische Datenspeichervorrichtung |
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