JPS60124108A - 圧電共振子および圧電共振部品 - Google Patents

圧電共振子および圧電共振部品

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JPS60124108A
JPS60124108A JP58232496A JP23249683A JPS60124108A JP S60124108 A JPS60124108 A JP S60124108A JP 58232496 A JP58232496 A JP 58232496A JP 23249683 A JP23249683 A JP 23249683A JP S60124108 A JPS60124108 A JP S60124108A
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JP
Japan
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piezoelectric
resonator
insulating layer
case
length direction
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Application number
JP58232496A
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Takashi Yamamoto
隆 山本
Takamichi Kitajima
北嶋 宝道
Hiroyuki Takahashi
宏幸 高橋
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/10Mounting in enclosures
    • H03H9/1007Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices
    • H03H9/1014Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices the enclosure being defined by a frame built on a substrate and a cap, the frame having no mechanical contact with the BAW device
    • H03H9/1028Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices the enclosure being defined by a frame built on a substrate and a cap, the frame having no mechanical contact with the BAW device the BAW device being held between spring terminals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/17Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator
    • H03H9/177Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator of the energy-trap type

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明分野 この発明は、縦振動モードを利用した圧電共振子および
、該圧電共振子をパッケージングした圧゛電共振部品の
も1造に関する。
従来技術の説明 従来、200〜800 K Hzの周波数領域では、面
積振動を利用した角板状あるいは円板状の圧電共振子が
使用されている。圧電共振子の大きさは、目的とする周
波数により異なり、角板状のものの一辺の長さ見および
円板状のものの半仔Rは、周波数定数÷目的周波数によ
り決定され、素子の厚みtは0.03史(R) <t 
<0.2 IIL (R)に設定されている。200〜
800KHzの範囲で用いられているのは、主に1g:
法的ならびに加工精度の問題によるものである。
第1図は、この種の圧電共振子を収納した従来の圧電共
振部品の一例を示プ断面図である。圧電セラミックス1
の両面にはEt12.3が形成されており、圧電共振子
を構成している。この圧電共振子の電11i2.3には
、比較的撮!!ll変位aの少ない中央部分にはね端子
4.5が接続され(あり、ばね端子4.5はケース6の
外へ引出されている。
なお、7は封止樹脂を示す。
ところで、上述した従来の圧電共振子および圧電共振部
品でシよ、下記に示すように様々な問題点の存在するこ
とが指摘され又いる。
すなわち200 K Hz近傍の周波数領域では、上述
した見あるいはR7fi rJ 11 +nl11どな
り、かなり大形のものとなり、かつ高価どなるという問
題があった。のみならず電極2,3と端子4.5との接
触は点接触であるため、外部からtel械的IMが加え
られた場合、わずかな’FBHにより破損ザるという問
題もあった。
他方、800KH2近傍の周波数領域では、艷あるいは
Rが約2.5IIlとなり極めて小形であるが、逆に小
形であるがゆえに、金属端子4.5の電極2,3への接
触点が共振子のJtIl!ll変位の少ない中央より外
れて、電気的な特性の変動を起こしゃずいという問題が
あった。
また、第1図に示したような従来の圧電共振部品のパッ
ケージ41造【は、全体の形状が大きくなること、目的
周波数の違いにより共振子の大きさがかなり変動するた
め、ケース全体の形状を統一することができず、様々な
大きさおJび形状のケースが必要であるとという問題が
あった。同様に、目的周波数により共振子の基板寸法が
変わるため、ケースのみならず端子などの他の部品も目
的周波数別に設計・生産する必要があり、またケース外
へ引出ブためのリードについても多種類のピッチのもの
が必要であり互換性がないため、コストダウンが困難で
あった。さらに、共振子をウーース内で自由に振動させ
るために第1図の構造を採用しているものであるが、組
立の工程が比較的多くなることが、生産性の低下をもた
らしていた。
発明の目的 それゆえに、この発明は、上述の諸問題を尽く解消する
ことができ、すなわち耐機械衝撃性、電気的特性の安定
性ならびに生産性に優れた小形の圧電共振子および該圧
電共振子を用いた圧電共振部品を提供することにある。
発明の構成 この発明は、要約゛すれば、縦振動モードを利用する圧
電共振子であって、圧電体と、該圧電体の長さ方向の両
端面に形成された励振用電極と、該圧電体の長さ方向に
延びる面の少なくとも一部に形成された絶縁層と、該絶
縁層の少なくとも一部を覆い、かつ励振用電極に接続さ
れる1対の取出電極とを備える圧電共振子、ならびにこ
の圧電共振子をケースに収納し、該圧電共振子の長さ方
向に延びる面のほぼ中央部で1対の取出電極に接続され
た1対のリードがケース外に引出6れ−Cいる、圧電共
振部品である。この発明のその他の特徴は、以下の実施
例の説明により明らかとなろう。
実施例の説明 この発明は、上述のように縦振動モードを利用した圧電
共振子と、該圧電共振子ケ収納した圧電共振部品である
。以下、それぞれの発明につい−くの実施例を説明する
第2図は、この発明の一実施例の圧電共振子を示す斜視
図である。圧電共振子10は、圧電セラミックス11の
縦振動を(り用するものCあり、そのために励振用電極
12.13が圧Sff E’ 5ミツクス11の長さ方
向両端面に形成され℃いる。この共振子では、長さ方向
の長さi+>>(厚みi2゜幅見、)の寸法関係を有す
るように構成し、それによって目的とする縦振動以外の
不要な振動の発生を抑制している。ここまでは従来から
公知の縦振動モードを利用した圧電共振子と同様である
この発明では、さらに特徴的構成としで、圧電セラミッ
クス11の長さ方向に延びる面、この実施例では第2図
における上部台よび下面に形成された絶縁層14.15
と、該絶側!414.15を覆いかつ励振用電極12.
13に、それぞれ接続された1対の取出電極16.17
を備える。、励振用電極12.13に外部リード端子を
直接はんだ付けにより接続したり、あるいぼね端子等に
より弾性接触させると、縦振動モードでは圧電セラミッ
クス11の長さ方向に変位するものであるため、振動が
ダンピングされ、また外部端子との接触圧力の変化に伴
い電気的な特性に変動を生じ、好ましくないからである
。すなわち、第2図に示した共振子では、長さ方向両端
面に設けられた励振用電極12.13に接続するように
、外部端子と接続するための取出電極16.17を圧電
セラミックスの変位の小さい長手方向に延びる面に設け
たものである。なお、取出電極16.17の下側に形成
された絶縁層14.15は、取出電極16゜17間に電
界が発生ずることを防止し、それによって不要振動の発
生を防止するために設けられているものである。したが
って、取出電極の下面にのみ形成されていてもよい。
次に、第2図に示した実施例の製造工程を、第3図ない
し第7図を参照して説明する。まず第3図に斜視図で示
すように、厚み艶、の圧電セラミックス母基板20を準
備し、両主表面上に分極用電極21.22を形成し、直
流高電圧により矢印P方向に分極させる。次に、第4図
に斜視図で示すように、所定の厚み(第2図の圧電共振
子10における厚み宛、に相当する。)に圧電セラミッ
クス母基板20をスライスし、単位母基板20aを製作
する。次に、第5図に示すように、スライスされた単位
母基板20aの両面に絶縁1124゜25を形成する。
さらに、第6図に示すように単位母基板20aの上面お
よび下面において、絶縁層24.25の一部を覆うよう
に、かつ残存している分極用電極21.22に接続する
よう(、取出電極となる電極26.27を形成し、しか
る後第6図の矢印Aに沿って切断することにより、第7
図に側面断面図で示すように、第2図に示した圧電共振
子を得ることができる。第6図および第7図の比較から
明らかなように、単位母基板20aに形成されていた絶
縁j124.25が、この実施例の共振子の絶縁111
4.15となり、また分極用!l漫21.22が励振用
電極12.13となり、さらに1撓26.27が取出用
電極16,17となる。
以上のようにして第2図に示した実施例の共振子を得る
ことができるが、この共振子の共振周波数は長さ麩、で
決定され、この共振周波数は、圧電材料、寸法により変
化するが、チタン鍍ジルコン酸鉛系圧電セラミックを用
いたとき、およそ2100/fL、(周波数の単位はK
Hz 、麩、の単位は曽−)どなる。また第2図に示し
た厚みQ2および幅庭、は、不要振動の抑圧および機械
的強度の向上のためには0.1 < fLt 、 ls
 <Q、 2(iz、fLsの単位は■)が好ましい。
また厚み見、および幅庭、は等しくても、等しくなくと
もよい。
なお、取出電極16.17への外部端子の接続は、はん
だ付けあるいは杷梳的接触により行ない得るが、第7図
に示す2M域において行なうのが好ましい。圧電共振子
の長さ方向中央部にあるZfr4城では、変位量が少な
く、したがっ゛(外部端子との接続をより確実にならし
め(qるからである。
次に、w42図に示した実施例の特性につき説明する。
前述したように、この実施例では絶縁層14.15を設
けることにより、取出電極16.17が励振用′I&極
として機能することを防止するものであるが、この絶縁
114.15を形成しなかった場合のアドミッタンス−
周波数特性を第8図に、第2図に示した実施例のように
絶縁層14゜15を段・プだ際のアドミッタンス−周波
数特性をw19図に示づ。第8図および第9図の比較か
ら、絶縁1114.15を設(ブた場合、不要振動を極
めて効果的に抑制し得ることがわかる。なお、19図に
示した特性は、第2図におりる長さL+ =6゜7 i
n、厚みfL2−幅庭s −0,96111R1,絶縁
層14.15の厚み一25μm、Z(第7図を、参照)
−1,On+mとして、外部リードを取出電極1617
にはんだ付けした場合の特性である。この素子r 4J
、共FitFtd波&r r −283、4K Hz 
、反共振周波数to−−288,9KHz 、R,=6
20Ω、Rα−2,3MΩ、Qf−1,811Fおよび
QM=1300の特性を示した。
また、400KH2の周波数で用いるための共振子につ
き、従来の面積振動を利用した共振子と比較したところ
、従来の円板型または角板型共振子では、半径Rまたは
一辺の長さQ−5,25mm。
厚みt−Q、41mであり、体積が約9.5〜11゜5
ev’であったのに対し、第2図に示した実施例では、
長さ鈷+ =5.25111.厚み見2−幅見。
−0,7111テアリ、体積は2.6Mm’であった。
したがって、共振子の体積は従来の面積振動を利用した
ものに比べて約1/4と、極めて小形にし得ることがわ
かる。
第10図は、この発明の第2の実施例を示す斜視図であ
る。この実施例の特徴は、圧電セラミックス11の長さ
方向に延びる面、すなわち第10図における上面および
下面において、長さ方向とほぼ直交づるように延びる溝
29a 、29bが形成されており、この溝29a 、
29bを覆うように絶縁層14.15および取出電極1
6.17が形成されている。その他の構造は、第2図に
示した実施例と同様であるため、相当の参照番号を付す
ることにより説明を略1゜ 溝298.29bを構成することにより、この実施例で
は、第11図に示すJ:うにn29a、29bに嵌まり
込むようなリード端子31.32を用いることにより、
リード端子31.32の取出電極IG、17への接続状
態をより安定なものとすることができる。通常、リート
端子31.32は、■騒動の節において取出電極16.
17に接触されるのが好ましい。もつとも変位量が少生
いからである。したがって、溝29a、29bを圧電共
振子の振動の節となるところに形成すれば、より一層耐
W*性に潰れた信頼性の高い共振子を実現することがで
きる。なお、上述した溝29a。
2911は、第2図に示した実施例の製造工程を示す第
5図の状態で、矢印B方向に、ダイシング・ソーなどを
用いスクライブ加工を施すことにより、容易に形成し跡
るものであることを指摘しておく。
次に、第2図に示【ノた実施例の圧電共振子を収納した
圧電共振部品についての実施例につき、第12図ないし
第16図を参照して説明する。まず第12図に斜視図で
示すような合成樹脂製内クース41および第13図に同
じく斜視図で示すようなり一用:′端子−1,28,4
2bを1%備する。次に内ケース41内にリード端子4
2a 、42h ’i、内ケース41の開放された側か
ら挿入し、さらに第2図に示した圧電共振子10を挿入
し、第14図に斜視図で示づように組立てる。このよう
に、内ケース41は上方が開放されて23す、この開放
された部分から内部に収納されるべきリード端子42a
、42bおよび共振子10を挿入することができるので
、自動挿入橢において容易に自動組立を行なうことが可
能である。
なお、この組立に際しては、リード端子42a。
4211の先端には、予め予備はんだまたはペーストは
んだを付着さUておき、共振子10の長手方向のほぼ中
心に端子42a、42bの先端が接触するようにして共
振子10を挿入した後、はんだごであるいはりフローな
どにより全体を加熱し、リード端子42a、42bと共
振子10の取出電極16.17(第2図を参照)とをは
んだ付けづる。このはんだ付けの状態を第161?jl
に拡大して示づ。第16図において438.4311は
はんだ層を示す。
次に、第15図に示すように、内ケース41合覆う外ケ
ース44を被せ、リード端す42a、42bが引出され
ている間口部を熱硬化性樹脂45で充填し封止すること
により、この)L明の一実施例の圧電共振部品46を1
qることがてきる。なお、外ケース44は、内ケース4
1の上方に聞敢ごれた部分を覆うような形状であれはい
かムる形状のものでもよいが、好ましくは、第1 /1
図に示した状態において上方から被せることのできる形
状のものが好−ましい。自動挿入機により容易に被ゼる
ことができるからである。
上述した第15図に示した実施例の圧電共振部品46で
は、上述のように内ケース41の一方が大きく間口して
いるため、組立が極め(容易でありかつリード端子42
a、42bと内ケース41との位l決めが確実に行なう
ことができ、さらにリード端子42a、42bの先端部
分において共振子10にはんだ付けするものであるため
はんだ付けの面積を小さくすることができ、より安定な
性能を1与ることができる。また、予め内ケース41の
幅方向寸法(幅方向とは第12図に33ける横方向をい
う。)を最長の圧電共振子10の長さに合わせておけば
、すべての寸法の圧電共振子10に適用することができ
る。したがって対象周波数が異なり、大きさの異なる共
振子10を用いる場合であっても、同一形状のケースJ
3よび同一ピッチのリード端子42a、421)を用い
て製作することができ、生産性を飛躍的に高め得ること
がわかる。また、はんだ伺けによりリード端子42a。
42bを固定するものであるため、機械的な衝撃が加わ
ったとしても特性が変化することもない。
第17図は、第15図に示した実施例の外観を示す斜視
図である。第17図に記載した寸法E。
F、G、Hを基準として、従来品と、第15図に示した
実施例との寸法を比較すると、下記の表のとおりとなっ
た。
傘 単位はl1lI1 表の値から明らかなように、全体の体積は従来品に比べ
て1/3と、飛躍的に小さくなることがわかる。なお、
この従来品は、200KH2共振子を用いたものについ
ての値である。
第18図は、この発明の圧電共振子の第3の実施例を示
す断面図であり、第19図は底面図を示す。この実施例
は、圧電セラミックス51の縦振動モードを利用するも
のであり、圧電セラミックス51の長さ方向両端面には
励振用電極52.53が形成されている。ここまでは第
2図に示した実施例と同様である。この実施例では、圧
電セラミックス51の長手方向に延びる面の1つの面に
絶縁層54が形成されており、この絶縁層54を覆い、
かつ両端を励振用電極52.53に接続される取出用電
極56.57が形成されている。したがって、絶縁層5
4は一面にのみ形成すればよい。また、取出電極56.
57は共振子50の長さ方向中心において長さ方向にあ
る間隔を設けて配置されており、その先端部分には導電
ペイントを印刷塗布してなる厚膜電極56a、57aが
形成されている。この厚膜電極56.57は、外部リー
ド端子との接触のために設けられているものである。
他方、絶縁層が設けられていない他の主表面上には、共
振子50の長さ方向中心部分に、たとえばシリコーンゴ
ムなどからなる弾性部材58が設けられている。この弾
性部材58は、圧電共振子50を保持するに際し、振動
の抑制を防止するために設()ているものである。
上述のように形成された圧電共振子50では、圧電セラ
ミックス51の厚み方向に対向した電極を有しないため
、厚みすべり振動に基づ(スプリアスを全く生じないと
いう利点がある。このことは、第18図および第19図
に示した圧電共振子のアドミッタンス−周波数特性を示
ず第24図を、第2図の実施例の特性として示した第9
図と比較することにより明瞭に理解される。なお、第2
4図においても、若干のスプリアスは残存しているが、
これは取出電ai56.57間の電界が圧電セラミック
ス51内に漏洩するごとにより生じる平行電界助成に基
づくものと考えられる。
第20図および第21図は、第18図および第19図に
示した実施例の圧電共振子を収納した圧電共振部品の実
施例を示す断面図および平面図である。ここでは、リー
ド端子52a 、6211が、内面に露出するように一
体成形された樹脂製下ケース61が準備される。リード
端子62a、62bの先端は、互いに所定の@隔を隔て
るように配置されており、この先端部分が、次に挿入さ
れる圧電共振子50のq膜電極56a、57aに接触さ
れる。さらに、この圧電共振子50を挿入した後、金属
からなるばね部材63を、その頂点弾性部材58に接す
るように配置し、さらにこのばね部材63を下方へ押し
付けるように樹脂キャップ64を被せる。下ケース61
とキャップ64とには、予め接合面に接着剤を塗布しC
おき、これによって一体化づることができる。このよう
にして、第20図おJ、び第21図に示づ圧電共振部品
を得ることができる。
第20図および第21図の部品内において、弾性部材5
8は、共振子50の過度の加圧を防止し、また共振子5
0の振動のケース61あるいはキャップ64への漏洩を
吸収し、さらに共振子50の中央にばね部材63の加圧
力が正確に働く機能をも果たす。
w120図および第21図に示した圧電共振部品におい
ても、圧電共振子50の最長のものに適合してケース6
1およびキャップ64を製作しCおけば、すべての共振
子に対して同一のケース61、キャップ64およびリー
ド端子62a、62bを用いることができる。
さらに、第20図の構造から明らかなように、圧電共振
部品をチップ化することも極めて容易である。
第20図および第21図に示した実施例について、40
0KHzの周波数において動作するものを作成したとこ
ろ、長さ5.(31111幅3.Qlll、^さ2.8
18+であった。これに対して、従来の面積振動を利用
した角板状共振部品では、長さ7゜9i+i+、幅3.
61111.高さ9.3+nmであり、したがってこの
実施例では従来の相当品に比べて体積が約115と飛躍
的に小さクシ得ることがわかる。
なお、上述の実施例では、リード端子62a。
62bは、圧電共振子50の長さ方向に35いて、相互
に反対方向にケース外へ引出されていたが、たとえば第
22図および第23図に平面図で示すように、共振子の
長さ方向と直角に引出してもよく、また共振子と交差す
る方向で同一側に引出してもよいことは言うまでもない
なお、前述したJべての実施例において、圧電セラミッ
クスとしては矩形状のものが示されていたが、この発明
では、縦振動モードを利用し得るものである限り、特に
矩形のものに限られず、たとえは丸IIs f4どの様
々な形状の1.iミヒラミックスを用いることができる
ことは言うまでもない。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、IIi振動モードを
利用づる圧電共振子であって、圧電体と、該圧電体の長
さ方向の両端面に形成された励振用電極と、該圧電体の
長さ方向に延びる面の少なくとも一部に形成された絶縁
層と、該絶縁層の少なくとも一部を稽いかつ励振用電極
に接続される1対の取出電極とを備えるため、小形であ
り、耐衝撃性および特性の安定性に優れ、さらにスプリ
アスを効果的に抑制し得る圧電共振部品得ることができ
る。また、この発明の圧電共振部品では、上述の圧電共
振子と、該圧電共振子を収納するケースと、圧電共振子
の長さ方向に延びる面のほぼ中央部で圧電共振子の1対
の取出vIi極に接続されており12\つケース外、1
に引出される′1対のリードとを備えるため、目的周波
数が異なる圧電共振子を用いた場合であっても、同一の
ケースjJよびリードなどを用いることができ、また組
立工程をも簡略化することができるので、圧電共振部品
の生産性を飛躍的に高めることが可能となり、また全体
の大きさを効果的に小さくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の圧電共振部品の一例を示す断面図であ
る。第2図は、この発明の圧電共振子の第1の実施例を
示す斜視図である。第3図ないし第6図は、第2図に示
した圧電共振子を製造する工程を説明するための各斜視
図である。第7図は、第2図に示した実施例の断面図で
あ復。第8図は、第2図に示した*施例から絶縁層を取
除いた場合のアドミッタンス−周波数特性を示す図であ
る。 第9図は、第2図に示した実施例のアドミッタンス−周
波数特性を示す図である。第10図は、この発明の圧電
共振子の第2の実施例を示す斜視図である。第11図は
、第10図に示した実施例へリード端子の接続状態を説
明するための断面図である。第12図ないし第14図は
、この発明の圧電共振部品の第1の実施例を製造する工
程を示す各斜視図である。第15図は、第12図ないし
第14図の過程を経1作られた実施例の断面図である。 第16図は、第15図に示した実施例におけるリード端
子と圧電共振子との接続部分を示す拡大斜視図である。 第17図は、第15図に示した実施例の外観斜視図であ
る。第18図ajよび第19因は、この発明の比重共振
子の第3の実施例を示すlFi面図および底面図である
。第20図および第21図は、第18図および!119
図に示した圧電共振子を用いた圧電共振部品の実施例を
示づ断面図および平面図ぐある。第22因および第23
図は、第21図に示した実施例の変形であり、リード端
子の引出方向が異なる例を示づ各平面図である。第24
図は、第18図Jjよび第19図に示した実施例のアド
ミッタンス−周波数特性を示ず図である。 図におい−(、’10.50は圧電共振子、11゜51
は圧電セラミックス、12.13,52.53は励撮用
電極、14.’15.54は絶縁層、16* 17,5
6.57は取出電極、41はケ・−スを構成する内ケー
ス、42a 、42b 、62a 。 62bはリード、44はケースを構成する外ケース、4
6は圧電共振部品、61はケースを構成する下ケース、
64はケースを構成するキャップ。 特許出願人 株式会社月田製作所 篤1図 口 α) 農 篤q図 0 一、20 鳴 ℃ ビ 八 へ ダ ト 第10図 /7 萬11図 (ep) γXΔミ」L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 縦振動モードを利用する圧電共振子であって、
    圧電体と、該圧電体の長さ方向の両端面に形成された励
    振用電極と、該圧力伝達体の長さ方向に延びる面の少な
    くとも一部に形成された絶縁層と、該絶縁層の少なくと
    も一部を覆い、かつ前記励振用電極に接続される1対の
    取出電極とを備える、圧電共振子。 (2) 前記圧電体は直方体であり、前記絶縁層および
    取出電極は、長さ方向に延びかつ相互に対向する2面に
    、それぞれ、形成されている、特許請求の範囲第1項記
    載の圧電共振子。 (3) 前記圧電体の絶縁層および取出電極が形成され
    る面には、長さ方向と交差する方向に延びる溝が形成さ
    れており、前記絶縁層および取出電極は該溝を覆うよう
    に形成されている、特許請求の範囲第2項記載の圧電共
    振子。 (4) 前記圧電体は直方体であり、前記絶縁層および
    取出電極は、前記圧電体の長さ方向に延びる1つの面上
    に形成されている、特許請求の範囲第1項記載の圧電共
    振子。 (5−) 縦振動モードを利用する圧電共振子をケース
    に収納してなる圧電共振部品であって、圧電体と、該圧
    電体の長さ方向両端面に形成された励振用電極と、該圧
    電体の長さ方向に延びる面の少なくとも一部に形成され
    た絶Ii層と、該絶縁層の少なくとも一部を覆いかつ前
    記励振用電極に接続される1対の取出電極とを備える圧
    電共振子と、 前記圧電共振子を収納するケースと、 前記圧電共振子の長さ方向に延びる面のほぼ中央部で前
    記1対の取出電極に接続されてd5す、かつケース外に
    引出されている1対のリードとを備える、圧電共振部品
    。 (6) 前記絶縁層および取出電極は、圧電体の長さ方
    向に延びかつ相互に対向する面に、それぞれ、形成され
    ており、前記1対のリードはケースの同一面から同一方
    向にケース外へ引出されている、特許請求の範囲第5項
    記載の圧電共振部品。 (7) 前記絶縁層および取出電極は、圧電体の長さ方
    向に延びる1つの面に形成されており、前記各リードは
    、前記圧電体の長さ方向において相互に反対側に延ばさ
    れてケース外へ引出されている、特許請求の範囲第5項
    記載の圧電共振部品。
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