JPH031605A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JPH031605A
JPH031605A JP13704489A JP13704489A JPH031605A JP H031605 A JPH031605 A JP H031605A JP 13704489 A JP13704489 A JP 13704489A JP 13704489 A JP13704489 A JP 13704489A JP H031605 A JPH031605 A JP H031605A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
electronic component
metal
piezoelectric resonator
container
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Pending
Application number
JP13704489A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
隆 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP13704489A priority Critical patent/JPH031605A/ja
Publication of JPH031605A publication Critical patent/JPH031605A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧電共振素子、表面波フィルタ、ラダーフィ
ルタ等内部に電子素子を収納した中空部を有する電子部
品に関する。
従来、この種の中空構造のパッケージ型電子部品として
、例えば、第5図に示す1個の圧電共振子20と1個の
コンデンサ30を備えた圧電共振素子が知られている。
圧電共振子20は圧電体基板210表裏面に振動電極2
2.23を設けたエネルギー閉じ込め形のもので、一対
の端子25.26の上部カップ部分で支持されている。
コンデンサ30は誘電体基板31の表面に共通電極32
を設け、裏面に一対の対向電極(図示せず)を設けたも
ので、対向電極は前記端子25.26の上部カップ部分
外側に半田付けされている。
また、共通電極32の中央部分にはアース端子33が半
田付けきれている。コンデンサ30は共通電極32と図
示しない一対の対向電極とで二つの容量部分C1,C2
を持′つこととなる。
この圧電共振素子の振動部に中空部形成用のパラフィン
等を塗布した後、素子全体を溶融した外装用樹脂にディ
ッピングして、外装用樹脂を付着させ、次に加熱硬化さ
せ、パラフィンを溶解させると共に外装用樹脂に吸収さ
せ、中空構造を形成させるものが−股部であった。
この構造の圧電共振素子は、材料費が安価で製造設備も
簡単で済むという利点を有する反面、次に示す欠点(1
)〜(4)を有する。
(1)圧電共振素子に外装用樹脂をディッピングするた
め、樹脂の付着量が一定でなく、硬化後の外形寸法のば
らつきが大きく、どうしても樹脂の付B量が多くなり、
素子の小型化が困難である。
(2′)パラフィンを溶解吸収させる焼付硬化条件の設
定が困難である。
(3)パラフィン吸収の機能をもたせた外装用樹脂は空
孔を多く有するため機械的強度が弱く、信頼性が悪くな
る。
(4)圧電共振素子にディッピングで付着した外装用樹
脂が、加熱硬化される際に樹脂収縮を生じ、圧電共振素
子に内部応力が残留し、電気的性能が変化する。
従って、本発明の課題は、内部に電子素子を収納した中
空構造の電子部品において、外形寸法のばらつきを少な
くし、電気的性能及び機械的性能の向上を図ることにあ
る。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係る電子部品は、 (8)受け部と蓋部に2分割された金属製容器と、(b
)この金属製容器と一体に成形されたアース端子と、 (c)前記容器に電気的に絶縁された状態で挾看されて
いるリード端子と、 (d)前記容器内に組み込まれた電子素子と、(e)前
記容器の外周部を被覆する樹脂製外装体と、 を備えたことを特徴とする。
作用 金属製容器が形成する中空部に電子素子が収納されてい
ることによって、樹脂製外装体が硬化する際の樹脂収縮
及びその後の温度、湿度による樹脂膨張から電子素子を
保護する。金属製容器は機械的強度が大きく、堅固な中
空構造を形成し、かつ、アース端子と電気的に接続して
いることによってアース電極としての機能を担う。
また、金属製容器が中空部を形成することによって樹脂
製外装体が中空部の形成と関係なく成形され、樹脂厚み
のばらつきが少ない樹脂成形法が選択される。
実施例 以下、本発明に係る電子部品の実施例を第1図〜第4図
に従って説明する。
本実施例は1個の圧電共振子と2個のコンデンサを備え
た中空構造圧電共振素子1である。
ノード端子3,4に圧電共振子5及び一対のコンデンサ
6.6が固着され、アース端子8a、 8bと一体的に
成形された金属製容器9a、 9bにこれらの素子が収
納されていて、その外周部には樹脂製外装体18が形成
されている。
リード端子3,4はタイバー2に一体的に設けられ、金
属製容器9a、 9b内に収納きれる圧電共振子5及び
一対のコンデンサ6.6と電気的接続が確保される長さ
だけ延びている。
圧電共振子5はこの様に形成されているリード端子3,
4の端部3b、 4bの上側に厚み方向に平行に半日ま
たは導電ペーストを介して固着され、電気的に接続され
ている。圧電共振子5は、セラミック製圧電体基板10
の表裏面に振動電極11a、 llbを金属の蒸着等の
手段にて設けたもので、振動電極11g、 llbの対
向部分にて工木ルギー閉じ込め厚みすべり振動を行なう
。振動電極11a、 llbは基板10の端部を回り込
んで対向面まで延びている。
一対のコンデンサ6.6はリード端子3,4の端部3b
、 4bの下側に厚み方向に平行に半田又は導電ペース
トを介して固着され、電気的に接続されている。一対の
コンデンサ6.6はセラミック製誘電体基板12.12
の表裏面に容量電極13a、 13a。
13b、13bを金属の蒸着又は金属ペーストの塗布・
焼付は等の手段にて設けたものである。
金属製容器9a、9bはタイバー7a、 7bにアース
端子8a、 8bと共に一体的に設けられてる。金属製
容器9a及びアース端子8aはそれぞれ金属製容器9b
及びアース端子8bと同一の形状をしている。金属製容
器9a、 9bは、共振子5及びコンデンサ6.6が収
納されるに充分なだけの大きさの箱形形状を有する。こ
の金属製容器9a、9b及びアース端子8a。
8bはタイバー2 、7a、 7bに設けられた位置決
め穴2a。
2a、 17a、 17a、 17b、 17bを利用
して、対向して配置されており、内側に中空部を形成す
る。本実施例では容器′9bが受け部、容器9aが蓋部
を構成している。
圧電共振子5及びコンデンサ6.6はこの中空部に収納
されている。さらに金属製容器9bは半田又は導電ペー
ストを介してコンデンサ6.6の下側に固着され、容量
電極13b、13bに電気的に接続されている。
金属製容器9a、 9bは周囲に鍔を有すると共に、ノ
ード端子3.4を挾着するために凹み整形部14゜15
を設けている。リード端子3,4は、金属製容器9a、
 9bに挾着される箇所3a、 4aに不導体ペースト
16.16が被覆されている。これによって金属製容器
9a、 9bとリード端子3,4とが電気的にショート
しない様にすると共に隙間を室ぎ、樹脂製外装体18を
形成する際、3a、 4aの箇所から外装用樹脂が侵入
するのを防ぐ。
また、金属製容器9a、 9bの鍔が重なり合った部分
は複数箇所、電気溶接あるいは導電性の接若剤等で接合
して、モールド時に部品が位置ずれを起こさない様にす
ると共に樹脂の侵入を防いでいる。
以上の構成をした圧電共振素子1は、図示しない金型の
キャビティに各端子3,4.8a、8bを金型で挾み、
支持した状態でセットし、その外周部を外装用樹脂、例
えばPPS樹脂にてモールドし、樹脂製外装体18を形
成する。モールド後、各端子3.4,8a、8bをカッ
トしてタイバー2.7a、7bから切り離す。このとき
、アース端子8a、 8bのうちリード端子側のアース
端子を残した場合は第2図に示す挿入実装タイプの電子
部品とすることができ、逆に第3図に示すように反対側
のアース端子を残した場合は、各端子3,4.8a、8
bを折り曲げて、表面実装タイプとすることができる。
こうして得られた圧電共振素子1は第4図に示す様に、
金属製容器9a、 9bで形成された堅固な中空部に、
圧電共振子5とコンデンサ6.6が収納されている。リ
ード端子3,4は絶縁体ペースト16(第4図では図示
せず)を介して、金属製容器9a、 9bに挾着、固定
されている。圧電共振子5−コンデンサ6間、リード端
子3−圧電共振子5間、ノード端子4−圧電共振子5間
、コンデンサ6−金属製容器9b間は、半田あるいは導
電ペースト19を介して固着し、電気的に接続されてい
る。
本発明の実施例をきらに具体的数値を使って説明する。
圧電共振子5に長さが6.7mo1、横幅が1.0〜1
.4mm。
厚さが0.15〜0.5mm (数値に幅があるのは目
的とする周波数、性能によって異なるからである)の大
きさのものを使用し、コンデンサ6.6に長さが1.8
mm、横幅が1.8mmの大ききのものを使用して、前
記実施例の、圧電共振素子1を製作した。その結果、従
来と比較して体積比でに、高さでに、厚みでに、占有面
積でにに小型化され、重量も従来の67%(0,48g
→0.32g/ 1素子)に軽量化された。
なお、本発明に係る電子部品は前記実施例に限定するも
のではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することが
できる。
金属製容器9a、 9b内に収納する電子素子は圧電共
振子5及びコンデンサ6が組み合わせられたものに限定
きれるものではなく、抵抗、コイル等を含んだものであ
ってもよく、逆に圧電共振子5のみからなるものであっ
てもかまわない。
さらに、実施例では2本のリード端子と1本のアース端
子を有する3端子の電子部品について説明したが、2端
子の電子部品、即ち、1本のリード端子と1木のアース
端子を有するものであってもよい。
しかも、金属製容器は実施例の場合、受け部9bと蓋部
9aが上下に等しく2分割されたものを示したが、これ
以外にも受け部9bを箱形にし、蓋部9aを平盤形にし
たものであってもよく、アース端子は受け部9b17蓋
部9aのいずれか一方に形成されていればよい。
また、圧電共振子5は厚みすべり振動モード以外に、厚
み縦振動モードを利用するものであってもよい。
発8J](7υ砺朱 受け部と蓋部に2分割された金属製容器が内部に電子素
子を収納した中空構造を形成するため、従来使用されて
いたパラフィン等が不要となり、パラフィン等を吸収す
る機能をもった樹脂に限定されていた外装樹脂の制約が
取り除かれ、樹脂の選択の幅が広がると共に、所望の成
形厚みが安定して得られる成形法で樹脂製外装体を形成
できるので、仕上がり寸法のばらつきが少なく、かつ、
寸法の小さい電子部品が得られる。
また、金属製容器によって電子素子が完全に樹脂製外装
体から保護されているため、樹脂製外装体が硬化する際
の樹脂収縮や、その後の温度、湿度の影響による樹脂膨
張による電気的性能の変化に影響されず、その結果、電
気特性が安定化した電子部品を提供できる。
さらに、容器が金属製であるので電子部品の機械的強度
が大きくなり、かつ、この金属製容器がアース端子と内
部の電子素子との間に介在して電気的接続の媒体として
の働きも合わせて有しているため、部品取付は作業が行
ない易い電子部品を提供できる。
また、電子部品を樹脂でモールドした後、アース端子の
カットの仕方で表面実装タイプの電子部品とすることも
可能であり、挿入実装タイプと表面実装タイプの両方に
対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電子部品を示す分解斜
視図、第2,3図は第1図の電子部品を樹脂でモールド
した後の外観を示す図で、第2図は挿入実装タイプの斜
視図、第3図は表面実装タイプの斜視図である。第4図
は第3図の電子部品のx−x’ をカットした断面図で
ある。第5図は従来の電子部品の斜視図である。 1・・・電子部品(圧電共振素子)、3,4・・・リー
ド端子、8a、 8b・・・アース端子、5・・・圧電
共振子、6・・・コンデンサ、9a、 9b・・・金属
製容器、16・・・絶縁体ペースト、18・・・樹脂製
外装体。 特許出願人  株式会社村田製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電子素子を収納した中空構造を有する電子部品にお
    いて、 受け部と蓋部に2分割された金属製容器と、この金属製
    容器と一体に成形されたアース端子と、 前記容器に電気的に絶縁された状態で挾着されているリ
    ード端子と、 前記容器内に組み込まれた電子素子と、 前記容器の外周部を被覆する樹脂製外装体と、を備えた
    ことを特徴とする電子部品。
JP13704489A 1989-05-29 1989-05-29 電子部品 Pending JPH031605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13704489A JPH031605A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13704489A JPH031605A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH031605A true JPH031605A (ja) 1991-01-08

Family

ID=15189557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13704489A Pending JPH031605A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 電子部品

Country Status (1)

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JP (1) JPH031605A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5939817A (en) * 1994-09-22 1999-08-17 Nippon Electric Co Surface acoustic wave device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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