JPS60118162A - フル−ツソ−ス - Google Patents

フル−ツソ−ス

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JPS60118162A
JPS60118162A JP58225280A JP22528083A JPS60118162A JP S60118162 A JPS60118162 A JP S60118162A JP 58225280 A JP58225280 A JP 58225280A JP 22528083 A JP22528083 A JP 22528083A JP S60118162 A JPS60118162 A JP S60118162A
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JP
Japan
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fruit
sauce
gum
methoxyl pectin
fruit sauce
Prior art date
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Application number
JP58225280A
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English (en)
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JPH0352942B2 (ja
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Sukefumi Ito
伊東 佑文
Masahiko Ito
正彦 伊藤
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Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Publication date
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なフルーツソースに関するものである。
従来よりフルーツを主原料とじたソース、いわゆるフル
ーツソースが知られており、洋菓子用ソースの一種とし
て用いられてきた。近時、このフルーツソースは、例え
ばアイスクリーム、ヨーグルトなどにかけるソース等と
して更にその利用範囲が拡大されつつあり、それに伴い
需要の伸びが著しくなっている。
フルーツソースは、このものに適度な粘度を付与し、ま
たこのものの品質を均一にするなどのために通常キサン
タンガム、グアーガム等のガム質を含ませているのが普
通であるが、このようなガム質を添加したものは、添加
するガム質の種類によってその程度は異なるが、一般的
に糸引き性が ゛強く、例えばスプーンですくった場合
にスプーン切れが悪くて用い難く、また、口に含んだ場
合にはねばつく等の問題を与えている。
よって、本発明は、適度な粘度を有しかつ品質は均一で
あり、その上、糸引き性は示し難いフルーツソースを提
供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的に即して鋭意研究を重ねた結
果、ガム質と共に低メトキシルペクチンを含ませるなら
ば所望のフルーツソースが得られることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
本発明は、ガム質と低メトキシルペクチンの両者を添加
してなるフルーツソースを提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のフルーツソースは、フルーツ液状物、糖類、清
水、および必要に応じてその他側原料を一般的な配合原
料とする従来のフルースソースをベースとするものであ
る。尚、対象とするフルーツとしては、ネーブル、オレ
ンジ、ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリー、チェ
リー、ミカン、ブドウ、キウィなどが一般的である。
本発明において、フルーツ液状物とは、果汁、果肉の裏
ごし品などのようにフルーツを液状化したものを意味す
る。このフルーツ液状物は全配合原料重量の25チ以上
の割合で用いられるのが好ましい。尚、フルーツ液状化
物を濃縮品で用いるときはその原液換算で上記の割合程
度用いるのがよIl′O 糖類としては蔗糖、果糖、ブドウ糖、乳糖等を挙げるこ
とができる。これら糖類は全配合原料重量の10〜40
チ、好ましくはに〜30%程度で用いられる。
必要に応じて用いられる副原料としては着香料、着色料
、果皮(特に、柑橘類の皮)、果実(例えば、ミカン、
オレンジ、ネーブル等)の砂のう、ブドウ、およびその
他の対象とするフルーツの小片)、食用有機酸(例えば
、クエン酸)等を挙げることができる。これらは原料に
応じて適当量で用いられる。
本発明のフルーツソースは、上記したような原料を一般
的な配合原料とする従来のフルーツソースをペースとし
、更にガム質と低メトキシルペクチンの両者を添加して
なるフルーツソースである。
ガム質としては、従来、フルーツソースに適度な粘度を
付与し、またこのものの品質を均一にするなどのために
通常用いていた、例えば、キサンタンガム、グアーガム
、トラガントガム、ローカストピーンガム、タマリンr
ガム等の単独あるいはこれら二種以上の組み合わせを挙
げることができる。このようなガム質の添加量は、全配
合原料重量の0.1〜1.0%程度であるのが本発明に
おいて好ましい。0.1チより少ないと上記したような
ガム質添加の効果は得難く、得られるフルーツソースは
なめらかさに欠けたものとなり易く、更に最終製品を、
例えば、保存のために冷凍した場合、解凍時に離水現象
が生じ易くなる等の問題が生じるようになる。他方、1
.0%より多いと低メトキシルペクチンを併用しても糸
引き性が生じるようになり、延いては最終製品の食感を
損うようになる。本発明において0.2〜0.4 %程
度がより好ましいと云える。
低メトキシルペクチンとしては市販品があるので、本発
明においては一般的にそれが用いられる。
低メトキシルペクチンの添加量は、併用するガム質の種
類およびその添加量にも依り多少変わりうるが、一般的
には全配合原料重量の0.1−0.5 %程度であるの
が好ましい。0.1チより少ないとガム質に依る糸引き
仕付帯を抑制し難<、また、0.5 %より多いと部分
的ゲル化が生じるようになり最終製品が不均質化されて
なめらかさが損われるようになる。本発明において0.
2〜0.4%程度がより好ましいと云える。
尚、本発明者らは上記したような低メトキシルペクチン
の添加効果は、水溶性のカルシウム塩が存在すると更に
向上されることを見い出した。特に、フルーツ自体が2
価の金属イオン、例えば、カルシウムイオン、マグネシ
ウムイオン等をあまり含有していないものである場合に
顕著であることがわかった。よって、本発明のフルーツ
ソースは更に水溶性のカルシウム塩を添加しうるもので
ある。水溶性のカルシウム塩としては、食品添加が許容
されており、かつ水溶性であるカルシウム塩である限り
いずれのものであってもよ(、例えば、乳酸カルシウム
、酢酸カルシウム、塩化カルシウム等を挙げることがで
きる。これらカルシウム塩の添加量は、対象とするフル
ーツの種類にもよるが、一般的に、カルシウムとして、
併用する低メトキシルペクチンの重量の0.05〜0.
5 %程度でよい。0.05 %より少ないと、特にフ
ルーツ自体の2価の金属イオンの含有蓋が少ない場合な
どには、ガム質に依る糸引き性付帯を抑制し難く、他方
、05%より多いと部分的ゲル化が生じるようになり、
最終製品がなめらかさの損われたものとなり易くなる。
上記したような配合原料からなる本発明のフルーツソー
スは、従来のこの種のものの製造法に準じて製造すれば
よく、配合原料の一部としてガム質と低メトキシルペク
チンの両者を用いることを除いて、あるいは更に水溶性
のカルシウム塩を併用することを除いて特に異ならない
。一般的には、所定量のガム質、低メトキシルペクチン
および糖類をまず混合し、次いでこの混合物を清水に溶
解あるいは分散させたのち加熱し、この時点で他の配合
原料を加え、攪拌しつつ冷却して所要のフルーツソース
とするのが作業操作上好ましいと云える。こうして製造
したフルーツソースは所定の容器に充填後従来と同様に
して製品化すればよい。
以下の試験例は、低メトキシルペクチンの添加量による
最終製品への影響を示すものである。尚、本発明におい
てチはすべて重量%を意味する。
試験例 下記の表1に示した配合原料からブルーベリーソースを
製造した。
まず、キサンタンガム、低メトキシルペクチンおよび蔗
糖を混合し、次いでこの混合物を清水に溶解あるいは分
散させたのち加熱し、微沸状態を約5分間保った。この
時点で他の配合原料を加え、攪拌しつつ冷却してブルー
ベリーソースとした。
上記の製造に際して、添加する低メトキシルペクチンの
量を変え、合計7種類のブルーベリーソースを製造した
次いで、こうして得られた7種類の製品の糸引き性並び
になめらかさについてそれぞれ調べた。
結果は表2に示す。
表1 蔗 糖 22.5 クエン酸 0.4 キサンタンガム 0.4 低メトキシルペクチン 1 表2 −0.1 Δ 0 0.2 0 0 0.3 ’ O0 O04o ○ 0.5 0 0 0.7 0 △ 備考1.糸引き性における記号は以下の意味を有する。
×・・・かなり糸引き性が強い △・・・糸引き性を示し、スプーンの切れが多少悪い O・・・糸引き性は認められない 備考2.なめらかさにおける記号は以下の意味を有する
○・・・なめらかでゲル状化は認められない八、、、m
Ay−++p x 調−/1zJj!刃sJ−t w 
c備考3. (*)は口に含んだ場合、かなりねばっく
ことを意味する。
上記の表2の結果より、ガム質に依る糸引き性付帯を抑
制する観点からは、低メトキシルペクチンの添加量は全
配合原料重量の0.1%以上とした方がよく、また最終
製品のなめらかさという品質の観点からはその0.5%
以下とした方がよいことが理解される。
本発明を以下、実施例でもって更に詳しく説明する。
実施例1 下記の表3に示した配合原料から上記試験例に準じてネ
ーブルソースを製造した。
表3 %ミカン濃縮果汁 5.0 上白糖 22.5 ネーブルの皮(5mm程度の小片)5.0クエン酸 0
.4 着香料 0.1 グアーガム 0.5 低メトキシルペクチン 0.45 清 水 合計100チとする量 実施例2 下記の表4に示した配合原料から上記試験例に準じてオ
レンジンースを製造した。
表4 配合原料 チ %ミカン濃縮果汁 7.5 上白糖 13.0 オレンジの砂の5 33.7 グアーガム 0.4 低メトキシルペクチン 0.3 清 水 合計100チとする量 実施例3 下記の表5に示した配合原料から上記試験例に準じてラ
ズ(リーソースを製造した。
表5 ラズベリー(果肉の裏ごし品) 32.0ブドウ糖 2
0.0 クエン酸 0.4 着香料 0.01 キサンタンガム 0.4 低メトキシルペクチン 0.5 清 水 合計100チとする量 上記実施例1〜3で得られた製品は、いずれも適度な粘
度を有し、かつ糸引き性は認められず、またなめらかで
ゲル化も認められず、品質は均一性の高いものであった
出願人代理人 猪 股 清 手続補正書 1 事件の表示 昭和58年 特許順 第225280号2 発明の名称 フルーツソース 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (142)キューピー株式会η 4 代 理 人 r w I+、−1す辿f−1に補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガム質と低メトキシルペクチンの両者を添加してな
    るフルーツソース。 2、ガム質および低メトキシルペクチンの添加量がそれ
    ぞれフルーツソース全配合原料重量のo、i〜1.0チ
    および0.1〜0.5%である、特許請求の範囲第1項
    記載のフルーツソース。 3、更に水溶性のカルシウム塩を添加してなる、特許請
    求の範囲第1項記載のフルーツソース。
JP58225280A 1983-11-29 1983-11-29 フル−ツソ−ス Granted JPS60118162A (ja)

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