JPS60156352A - ミルクデザ−ト等食品のコ−テイング用混合物の改良 - Google Patents

ミルクデザ−ト等食品のコ−テイング用混合物の改良

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JPS60156352A
JPS60156352A JP59202884A JP20288484A JPS60156352A JP S60156352 A JPS60156352 A JP S60156352A JP 59202884 A JP59202884 A JP 59202884A JP 20288484 A JP20288484 A JP 20288484A JP S60156352 A JPS60156352 A JP S60156352A
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JP
Japan
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carrageenan
type
mixture
coating mixture
coating
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JP59202884A
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クリスチーヌ・ギタール
カテリーヌ・サルー
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JIERUBE DANOONU CO
Original Assignee
JIERUBE DANOONU CO
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はデザートをコーティングするための新規な混合
物に関するものであり、特に、そのコーティング用混合
物とは異なる成分を有するゲル化された被コーテイング
物と長期間にわたって接触しているにもかかわらず他の
物に固着すること(appearance of 5y
naeresis)なく、均質なコーティング組織を保
つ新規なコーティング(またはトッピング)用混合物に
関するものである。
従来技術 水性媒体に混入されて、その水性媒体の流動学的な挙動
を変えるための種々の化合物、混合物が従来から提案さ
れている。これら既知のテクスチャ’モディファイヤ(
texture modifier)の中では、グアー
粉、いなごまめ粉、アルジネート、カラジーナン(ca
rraghenanes )およびキサンチン(xan
thane or xanthane gum)等天然
物から抽出されたコロイドが広く使用されている。そし
て、これらはフランスにおいて施行されている法律にお
いては濃化およびケル化材(thickening a
ndgelling agent )と呼称されている
文献には各種の食品を製造するに当たってゲル化材を使
用することが記載されている。例えばフランス特許2,
296,376号明細書にはカスタードを製造するため
に植物系のゲル化材を使用することが記載されており、
このゲル化材は力・ツバ型、ラムダ型およびイオタ型の
カラジーナンといなごまめ粉との混合物、もしくはファ
ーセラリア(Furcellaria ) +寒天抽出
物、いなごまめ粉とキサンチンガムとの混合物、または
同様な微生物的多糖類から成るものであることが望まし
いとされている。このゲル化材はカスタードの加熱に先
立ってそのカスタードの全重量に対して0.1〜1%の
割合で混合されるものであり、好ましい実施例において
は0.015%のカッパ型カラジーナン、0.255%
のイオタ型力うジーナン、0.1%のラムダ型力うジー
ナンおよび0.03%のいなごまめ粉から成るゲル化材
が0.4%の割合で混合されるようになっている。
また、アメリカ特許第3,996,389号および4,
242.367号明細書には、アイスクリーム、アイス
ミルクデザートおよび氷菓子(water 1ces)
の安定化用ガムが記載されている。特に後者の特許明細
書においては、53〜68%のグアー粉、20〜35%
のキサンチンガム、9〜13%のカラジーナンおよび0
〜5%のいなごまめ粉を含む安定化材(混合物)が推奨
されている。この安定化材が、安定化されるべき製品中
に0.14〜0.25wt%存在するようにされ、それ
によってその製品は販売ルートに乗せるために十分と考
えられる10日間安定に保たれる。また、イオタ型およ
びカッパ型力うジーナンがそれらのゲル化特性の上から
好ましいとされている。
さらに、フランス追加特許2.357.188号明細書
にはヨーグルト等水性食品またはミルク食品にゲル化材
を使用することが記載されており、このゲル化材は、寒
天、ペクチン、ファーセラレイン(furcellar
ane) + カラジーナン、キサンチン等の多糖類か
ら成る第一のゲル化材と、いなごまめ。
からすのえんどうおよびニスビナ・コロナ(Espin
a corona )抽出物を含むグループから選ばれ
、25℃の1%溶液で10〜1oooセンチポアズの粘
性を有するガラクトマンナンから成る第二のゲル化材と
の混合物を含むものとされている。
このゲル化材はゲル化されるべき製品に0.4%の割合
で加えられるが、その主成分は55〜75%の割合で存
在するいなごまめ粉であり、それに対してカラジーナン
は5%程度の低い割合で存在してもよいとされているの
みであり、キサンチンと共に混合物中に存在してもよい
とは記載されてぃない。
発明が解決しようとする問題点 上記従来技術の解析から明らかなように、従来技術は少
なくとも一定時間の間変質しないゲル組織を持った安定
な食品を製造することを意図している。そして、もし、
ゲル化が例えばカスタード等のフラン類を製造するため
に必要なのであれば、そのようなゲル化はそれらフラン
類のコーテイング材(コーティング用混合物)には必要
のないものである。コーテイング材はゲル化される必要
がなく、濃化されることが必要なのであり、それによっ
て、異なる乾燥成分を有し、ゲル化された被コーテイン
グ物と長期間にわたって接触を保った後においても他の
ものと固着することなく、また、少なくともその食品が
消費される日までの間コーティング組織が均質性を保つ
ことが必要なのであるからである。
事実、従来の高い乾燥成分を有するコーテイング材は、
それらが一旦被コーティング物と接触するとそれらの粘
性が急激に低下し、2,3日後には水のような流動性を
示すに至る重大な欠点を有している。フランス特許第2
.379.258号明細書において提案されている技術
は、この欠点を解消することを意図したものであるが、
低い乾燥成分比(40%未満)を有するコーテイング材
にのみ関するものである。
本発明の目的は、ゲルからではなく粘性溶液から成るコ
ーティング用混合物であって、従来技術の欠点を有しな
いものを得ることにある。
本出願人は多くの実験を行って、既に知られている市販
の濃化材の一つをコーティング用混合物に加えても、下
記条件のすべてを満たすコーティング用混合物は得られ
ないことを知った。
(1) コーティング用混合物は被コーテイング物と判
然と分かれた層を形成し得る特性を有しなければならな
い。
(2) コーティング用混合物はそれ自身と被コーテイ
ング物との浸透圧の差に基づいて滲出する水を均質性を
失うことなく吸収し得るものでなげればならない。
(3) コーティング用混合物は少なくともそれが売り
に出された日から消費される日までの間十分なコーティ
ング特性を保つものでなければならない。
(4) コーティング用混合物はそれが高い乾燥成分比
を有するものであってもそれを製造する際のみならずそ
れをバンクする際にも工業的スケールでそれを取り扱う
のに十分な流動性を有するものでなげればならない。
(5) コーティング用混合物はゲル化された食品をそ
れの包装容器から消費者が容易に取り出し得るようにす
るものでなければならない。
(6) コーティング用混合物は風味の優れたものでな
ければならない。粘つくものであったり不自然なもので
あったりしてはならないのである。
本発明はミルクデザート等の被コーテイング物をコーテ
ィングするコーティング用混合物のための濃化材であっ
て、上記の条件を満たし得るものを提供することを目的
とするものである。すなわち、優れた風味と性状(te
xture qualities )を有し、被コーテ
イング物から滲出する水を吸収しても他の物に固着する
ことがなく、乾燥成分比が高いにもかかわらず、その食
品の全消費期間を通じて均質性と良好なコーティング外
観とを保ち得るコーティング層を形成し得るコーティン
グ用混合物を提供することが本発明の目的である。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、ミルクデザート等の食品をコーティン
グするためのコーティング用混合物の濃化材であって、
カラジーナンとキサンチン(キサンチンガム)との混合
物であり、かつ、両者が0゜3〜3、望ましくは0.4
〜1.5の重量比で存在することを特徴とするものが提
供される。
本発明の望ましい態様においては、濃化材中に存在する
カラジーナンがラムダ型、イオタ型およびカッパ撃力う
ジーナンの混合物から成るものとされる。
本発明の望ましい態様においては、ラムダ型。
イオタ型およびカンパ型力うジーナンがそれぞれ1〜2
 (ラムダ)、1〜2 (イオタ)および0.5〜1 
(カンパ)の重量比で存在するようにされる。
本発明の望ましい態様においては、カラジーナンがラム
ダ型カラジーナンとされる。
本発明の望ましい態様においては、カラジーナンがイオ
タ型カラジーナンとされる。
本発明の望ましい態様においてはカラジーナンがラムダ
撃力ラジーナンとイオタ撃力うジーナンとの混合物とさ
れる。
本発明の望ましい態様においては、ラムダ撃力ラジーナ
ンとイオク型力うジーナンとが1/2〜2/1の重量比
で存在するようにされる。
本発明の望ましい態様においてはカラジーナンがカッパ
撃力うジーナンとされる。
本発明の望ましい態様においては、カラジーナンがイオ
タ撃力うジーナンとカッパ型カラジーナンとの混合物と
される。
本発明の望ましい態様においては、イオタ型カラジーナ
ンとカンパカラジーナンとがそれぞれ1〜3 (イオタ
)および(1,5〜1 (カンパ)の重量比で存在する
ようにされる。
本発明の望ましい態様においては、カラジーナンがラム
ダ撃力ラジーナンとカンパ型カラジーナンとの混合物と
される。
本発明の望ましい態様においては、ラムダ型カラジーナ
ンとカンパ型カラジーナンとがそれぞれ1〜4 (ラム
ダ)および0.5〜1 (カンパ)の重量比で存在する
ようにされる。
本発明は食品コーティング用混合物、特に香付され(f
lavored) 、ゲル化されたミルクベースの食品
、カスタード、クリームおよびその類似物のコーティン
グ用混合物を提供するものである。このコーティング用
混合物は40%より大きい乾燥成分比を有し、果肉やチ
ョコレートのようなコーティングヘースとともに濃化材
を含むものとされる。すなわち、このコーティング用混
合物は、砕片、粉末、ペースト、懸濁液または溶液の形
態を有する果肉、チョコレートおよび/またはコーヒー
および/またはモカを含むグループから選ばれたコーテ
ィングヘース、ならびに砂糖および/またはカラメルお
よび/または蜂蜜、さらに必要に応じて香味料、酸味料
、染料およびその他の食品添加物とともに前述のような
各濃化材を含むようにされるのであり、また、その濃化
材はコーティング用混合物の全重量に対して0.4〜1
.5%、望ましくは0.4〜1.2%、さらに望ましく
は0.4〜0.9%の割合で存在し、キサンチンがその
コーティング用混合物の全重量に対して0.2〜1%存
在するようにされる。
本発明の望ましい態様においては、コーティング用混合
物中のカラジーナンのそのコーティング混合物の重量に
対する存在比率が以下のように選定される。
(al 力ラジーナンがラムダ撃力ラジーナンであるか
、またはラムダ型、イオタ型およびカンパ型力うジーナ
ンの混合物であってラムダ撃力ラジーナンを主体とし、
かつ、カンパ型力うジーナンの存在比率が0.2%以下
である場合には0.1〜0.9%に選定される。
(b) カラジーナンがイオタ型カラジーナンである場
合には0.05〜0.6%に選定される。
(C) カラジーナンがラムダ型、イオタ型およびカッ
パ型刃ラジーナンの混合物であり、イオタ型カラジーナ
ンを主体とし、かつ、カッパ型刃ラジーナンの存在比率
が0.2%以下である場合には0.1〜0.6%に選定
される。
fdl 力ラジーナンがカンパ撃力うジーナンである場
合には、0.05〜0.3%に選定される。
(el 力ラジーナンがラムダ型、イオタ型およびカッ
パ型刃ラジーナンの混合物であり、カンパ型カラジーナ
ンを主体とするものである場合には、0.1〜0.45
%に選定される。
本発明の望ましい態様においては乾燥成分比で表される
コーチ斗ングベースがコーティング用混合物の全重量の
0〜約17%の比率で存在し、乾燥成分で表される砂糖
および/またはカラメルおよび/または蜂蜜がコーティ
ング用混合物の重量の約35〜69%の比率で存在し、
かつ、コーティング用混合物中には30〜64−t%の
水が存在するようにされる。
本発明の望ましい態様においては、コーティング用混合
物の乾燥成分がそのコーティング用混合物の重量の40
〜70%を占めるようにされる。
本発明の望ましい態様によれば、コーティング用混合物
でコーティングされた食品から時間の経過につれて滲出
する水がそのコーティング用混合物によって形成される
コーティング層に吸収されても4週間以上の間コーティ
ング層が他の物に固着することがなく、かつ、それの均
質性および外見に悪影響が表れることのない状態でコー
ティング用混合物の粘性が経時変化するようにされる。
本発明の望ましい態様においては、コーティング用混合
物の粘性の経時変化が二つの主要な段階を含むようにさ
れる。その第一段階はコーティング用混合物が製造され
、食品にコーティングされたD日からそのコーティング
された食品が一般的に売りに出される(D+4)日まで
の間であり、この段階においては初期の粘性が急激にか
つ大きく低下し、D日におけるコーティング用混合物の
乾燥成分が高ければ高いほど大きく低減する。そして、
第二段階は上記(D+4)日から少なくとも(D+28
)日の間であり、この段階においては粘性の低下が非常
に緩やかである。
本発明の望ましい態様においては上記第一段階における
粘性の低下が4.6 PA、Sに達し、上記第二段階に
おける粘性の低下はたかだが0.25 PA、Sに過ぎ
ず、望ましくは0.15 PA、Sに過ぎず、さらに望
ましくは0.10 PA、Sに過ぎないようにされる。
本発明によれば、食品、特にカスタード;クリームまた
はそれらに類似のミルクをベースとし、香イ」げされ、
かつ、ゲル化された食品であって上述のような各コーテ
ィング用混合物によりコーティングされた食品が提供さ
れる。そして、この食品中においてはコーティングされ
る食品部分が80〜951%を占め、コーティング部分
が5〜20wt%を占めるようにされる。
なお、本発明は上記以外のものも包含するものである。
本発明は前述のような濃化材およびその濃化材を含むコ
ーティング用混合物に関するものであり、さらに、その
ようなコーティング混合物によってコーティングされた
ゲル状の食品に関するものである。
以下、本発明の一実施例、すなわち本発明に基づくコー
ティング用混合物の製造例を幾つが示すが、これらの実
施例は単に本発明の主題を明らかにするためのものであ
って、決して本発明を限定するものではない。
実施例 (1)果肉ベースのコーティング用混合物(いちご。
木いちご、またはあんず) 質的および量的に下記のような組成を有するコーティン
グ用混合物を準備した。
果肉(乾燥成分<dry matter conten
t。
以下、聞Cと略記する〉12%) 15.0%砂糖(シ
ヨ糖、ぶどう糖: DMC’88%)、65.0%濃化
jA’ (t)+ickening composit
ion) :キサンテン 0.4% イオタ型カラジーナン (Iota type carraghenanes 
) 0.2%付加水 16,0% 香味料および染料 3.4% その際、果肉、ぶどう糖シロップ、水を順に混ぜ、その
後、かきまぜながら砂糖と濃化材との混合物を加えた。
この混合物は15分を超えない時間95°Cに暖め、次
に70℃に冷やして使用した。このようにして準備した
コーティング用混合物の乾燥成分の割合は高く、0日 
(製造当日)で59.6%であった。
次にこのコーティング用混合物を90gのカスタードに
対して10gの割合で使用してrDANY」カスタード
をコーティングした。
(D+28)日のコーティング用混合物は、均質で滑ら
かで光沢があった。また、他の物との固着(synae
resis)はなかった。コーティングされたカスター
ドはそれを収容していた凹部(pot )に認識できる
ようないかなるコーティングの跡も残さずに型(mol
d)から取り出すことができた。
安定状9 (balanced 5tate)に達した
後のコーティング用混合物(DMC30%)の組成は下
記のようであった。
果肉(DMC12%)7.5% 砂糖(ショ糖、ぶどう糖シロップ) 32.7%濃化材
:キサンテン 0.2% 力ラう−ナン 0.1% 水 57.8% 香味料および染料 1.7% 水はコーティング用混合物の均質性に悪影響を及ばずこ
となく吸収された。
(2) チョコレートベースのコーティング用混合物質
的および量的に下記のような組成を有するコーティング
用混合物を以下に述べる手順で準備した。
甘味のついていないココア(脂肪20%) 12.4%
砂糖(蔗糖、ぶどう等シロップ) 53.0%濃化材:
キサンテン 0.4% ラムダ型撃力う−ナン 0.2% 付加水 34.0% 初期の乾燥成分比は61.7%であった。
まず、ココア、水、砂糖と濃化材との混合物を順に混ぜ
た。
次に、その混合物を1分以内の短時間135°Cを超え
ない温度まで加熱してから、70℃に冷まして使用した
。rDANYjカスタードをカスタード92gに対して
コーティング用混合物8gの割合でコーティングしたの
である。
(D+28)日のコーティング用混合物は他のものと固
着しておらず、均質で滑らかで光沢があった。コープイ
ンクされたカスタードは、容器中に認識できるようない
かなるコーティングの跡も残さずに容器から取り出し得
た。
この安定状態におけるコーティング用混合物(DMC3
0%)の組成は下記のようであった。
ココア 6.0% 砂糖(DMC92%’) 25.8% 濃化材:キサンテン 0.2% 力ラう−ナン 0.1% 水 67.9% (3) カラメルベースのコーティング用混合物質的お
よび量的な組成が下記の通りであり、DMCが66.2
%であるコーティング用混合物を準備した。
カラメル(DMC77%)80.0% 砂糖(ショ糖)4.0% 付加水 15.4% 濃化材:キサンテン 0.4% イタオ型撃力う−ナン 0.2% カラメル、水、砂糖と濃化材との混合物を順に混ぜ、こ
れを135℃を超えない温度に約1分間加熱した後60
℃まで冷まして使用した。
安定状態に達した後、すなわち(D+28)日における
コーティング用混合物の組成は下記の通りであり、DM
Cは30%であった。
カラメル(DMC77%’) 36.2%砂糖 1.8
% 水 61.3% 濃化材:キサンチン o、18% 力ラジうナン 0.09% コノコーティング用混合物でrDANYJカスタードを
、カスタード93gに対して混合物7gの割合でコーテ
ィングしたが、コーティング製品の性状は前記実施例と
ほぼ同じであった。
(4)あんず果肉ベースのコーティング用混合物実施例
(1)に記載したようにして下記のような組成のコーテ
ィング用混合物を準備した。
あんず果肉(DMC18%) 27.0%砂糖(シヨ糖
、ぶどう糖シロップ : DMC88%”) 68.0% 濃化材:キサンテン 0.4% ラムダ型撃力う−ナン 0.2% 香味料 4.0% 染料 0.4% このコーティング用混合物は経時変化について十分満足
なものであり、優れたコーティング特性を有するもので
あった。この点については後述する。
(5) あんず果肉ベースのコーティング用混合物以下
に述べる濃化材を除いて実施例(4)と同じコーティン
グ用混合物を準備した。
キサンチン 0.4% イオタ型撃力う−ナン 0.2% このコーティング用混合物は優れた経時的特性を有する
ものであったが、それについては後述する。
(6)あんず果肉ベースのコーティング用混合物以下に
述べる濃化材を除いて実施例(4)と同じコーティング
用混合物を準備した。
キサンチン 0.4% カッパ型撃力う−ナン 0.2% このコーティング用混合物の経時変化については後述す
る。
(7) あんず果肉ベースのコーティング用混合物以下
に述べる濃化材を除いて実施例(4)と同じコーティン
グ用混合物を準備した。
キサンチン 0.3% ラムダ型撃力う−ナン 0.1% このコーティング用混合物の経時変化については後述す
る。
(8) あんず果肉ベースのコーティング用混合物以下
に述べる濃化材を除いて実施例(4)と同じコーティン
グ用混合物を準備した。
キサンチン 0.6% イオタ型撃力う−ナン 0.2% カッパ型撃力う−ナン 0.2% このコーティング用混合物および前述の各コーティング
用、混合物の経時変化について以下に説明する。
実施例(4)から(8)に記載したコーティング用混合
物によって、DMCが25%のバニラカスタードを、カ
スタード90gに対して混合物約10gの割合でコーテ
ィングした。
D日、(D+2)日、(D+5)日、(D+16)日、
(D+23)日、(D+28)日にカスタードを除去し
た後、コーティング用混合物を回収して実験に供した。
コーティング用混合物は30のボット(型の凹部)から
取り出し、その量は約300gであった。
4℃に保った約300gの各サンプルについて以下の測
定を行った。
pH値の測定 ブリックス(’ Br1x)の測定(屈折計によって)
粘性の測定(レオメータ rRIIEOMAT 108 Jによって)測定結果を
第1図および第2図に示す。第1図は、コーティング用
混合物の粘性曲線を示す。この粘性曲線は混合物がカス
タードと接触している時間の関数として表されており、
5℃において毎秒358の剪断速度で10秒間剪断した
結果を「RIIEOMAT 108 Jで読み取ったも
のである。
第2図は、pH値曲線の一部およびDMC曲線(” B
r1xで表されている)を時間の関数として示している
第1図および第2図の各数値を第1表ないし第5表に示
す。第1表はキサンチンを0.4%2 ラムダ型カラジ
ーナンを0.2%含む実施例(4)の混合物の結果であ
り、第2表はキサンチンを0.4%、イオタ型刃うジー
ナンを0.2%含む実施例(5)の混合物、第3表はキ
サンチンを0.4%、カッパ型カラジーナンを0.2%
含む実施例(6)の混合物、第4表はキサンケンを0.
3%、ラムダ型カラジーナンを0.1%含む実施例(7
)の混合物、第5表はキサンケンを0.6%、イオタ型
カラジーナンを0.2%、カンパ型カラジーナンを0.
2%含む実施例(8)の混合物の各結果であって、各表
において粘性は6回の測定の平均値である。
曲線からの結論 −pIJ値および°Br1xと時間との関係:第2図□ 曲線の形はこの発明のコーティング用混合物に含まれる
成分(texture agents)または濃化材が
何であっても似たようなものになる。
p”I(値−ど°Br1xのパラメータの変化は初めの
5日間は非常に急激であり、(D+6)日と(D+8)
日の間で非常に緩やかになる。
−粘性μと時間との関係:第1図□ 粘性の低下はD日(使用の日)と(D+2)日の間が著
しい。なお、曲線はLog μと時間との関数として示
されている。
この発明のコーティング用混合物は、被コーテイング物
から出る水を完全に吸収して少なくとも(D+5)日か
ら(“D+28)日までの間同じ外見を保つことができ
、極めて優れたものである。
同製品の風味は少なくとも(D+28)日までは極めて
良好に保たれる。また同製品の結合力および均質性も少
なくとも(D+28)日まで保たれる。
(9)木いちご果肉ベースのコーティング用混合物下記
の組成を有するコーティング用混合物を実施例(1)と
同じ方法で準備した。
きいちご果肉(DMC18%) 16.55%砂糖(D
MC88%) 41.65% 濃化材:キサンテン 0.24% ラムダ型カラジーナン 0.12% 付加水 38.70% 香味料 2.50% 染料 0.24% このコーティング用混合物のDMCはD日に40%であ
った。
このコーティング用混合物を90gのカスタードに対し
てlOgの割合で使用してrDANYJカスタードをコ
ーティングした。
毎秒358の剪断速度で10秒間剪断した後、rRHE
OMAT 108 Jで測定したコーティング用混合物
の粘性は、下記のようであった。
(D)日: 0.130 PA、S (D→−4)日: 0.078 PΔ、S(D→−28
)日: 0.047 PA、S比較例 (LA) iii化材を0.6%のキサンチンのみとす
る以外は実施例(1)と同じであるコーティング用混合
物を準備した。
(D+28)°日の製品はコーティング層を有してはい
たがねばっこ((stringy ) 、欠けか有り、
風味が悪かった。
(IB) 濃化材を0,6%のラムダ型カラジーナンに
変える以外は実施例(1)と同じであるコーティング用
混合物を準備した。
このコーティング用混合物は半ゲル状で、(D+28)
日には均質性を欠いていた。他の物との固着に基づく水
分の滲出が認められた。
(Ic) iJ化材を1.0%のグアー(guar)粉
Gこ変える以外は実施例(1)と同しであるコーティン
グ用混合物を準備した。
コーティング層はそのままであったが均質性は失われて
いた。(D+28)日には水分が滲出していた。また、
グアー粉は風味の低下を招くことが解った。
これらの比較例は、この発明の濃化材だけがDMCの多
い場合でも、コーティング用混合物の状態を良好に保つ
ことを示している。
以上の説明から明らかなように、この発明は明確に記載
された前記各実施例および適用方法に限定されるもので
はなく、本発明の精神を逸脱しない範囲において当業者
が為し得るすべての変形態様を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の幾つかの実施例について測定した粘性
と経過日数との関係を示すグラフであり、第2図ば同じ
<pH値およびブリ・ノクスと経過日数との関係を示す
グラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ミルクデザート等食品をコーティングするための
    コーティング用混合物の濃3化抑であって、カラジーナ
    ンとキサンチンとの混合物から成り、それら力ラジーナ
    ンとキサンチンとを0.3〜30重量比で含むことを特
    徴とする濃化材。。 (2)前記カラジーナンとキサンチンとの重量比が0.
    4〜1.5である特許請求の範囲第1項記載の濃化材。 (3)前記カラジーナンがラムダ型、イオタ型およびカ
    ッパ型カラジーナンの混合物である特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の濃化材。 (4)前記ラムダ、イオタおよびカッパ型力うジーナン
    がそれぞれ約1〜2,1〜2および0.5〜1の重量比
    で存在している特許請求の範囲第3項記載の濃化材。 (5)前記力ラジーナンがラムダ型カラジーナンである
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の濃化材。 (6)前記カラジーナンがイオタ型カラジーナンである
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の濃化材。 (7)前記力ラジーナンがラムダ型カラジーナンとイオ
    タ型カラジーナンとの混合物である特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の濃化材。 (8)前記ラムダ型カラジーナンとイオタ型カラジーナ
    ンとが1/2〜2/1の重量比で存在している特許請求
    の範囲第7項記載の濃化材。 (9)前記力ラジーナンがカンパ型力うジーナンである
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の濃化材。 (10)前記カラジーナンがイオタ型力うジーナンとカ
    ンパ型力うジーナンとの混合物である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の濃化材。 (11)前記イオタ型カラジーナンとカッパ型カラジー
    ナンとがイオタ型カラジーナン1〜3に対して力、7パ
    型カラジーナン0.5〜1の重量比で存在している特許
    請求の範囲第10項記載の濃化材。 (12)前記カラジーナンがラムダ型カラジーナンとカ
    ッパ型カラジーナンとの混合物である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の濃化材。 (13)前記ラムダ型カラジーナンとカッパ型カラジー
    ナンとがラムダ型カラジーナン1〜4に対してカッパ型
    力うジーナン0.5〜1の重量比で存在している特許請
    求の範囲第12項記載の濃化利。 (14)風味付けされ、ゲル化されたミルクヘースの食
    品、カスタード、クリームおよびその類似物の如きデザ
    ート等の食品をコーティングするためのコーティング用
    混合物であって、40%以上の乾燥成分を含むとともに
    、細片、粉末、ペースト。 懸濁液または溶液の形態の果肉、チョコレートおよび/
    またはコーヒーおよび/またはモカを含む群から選ばれ
    たコーティングベースと、砂糖および/またはカラメル
    および/または蜂蜜と、必要に応じて香味料、酸味料、
    染料および他の食品添加物とに加えて、カラジーナンと
    牛サンケンとの混合物である濃化材をコーティング用混
    合物全体に対して0.4〜1.5wt%含み、がっ、そ
    の濃化材中にキサンチンをコーティング用混合物全体の
    0゜2〜1wt%含むことを特徴とする食品コーティン
    グ用混合物。 (15)前記濃化材が0.4〜1.2iet%存在して
    いる特許請求の範囲第14項記載の食品コーティング用
    混合物。 (16)前記濃化材が0.4〜0.9wt%存在してい
    る特許請求の範囲第14項記載の食品コーティング用混
    合物。 (エフ)前記濃化材中のカラジーナンがコーティング用
    混合物全体に対して0.1〜0.9wt%存在しており
    、かつ、そのガラジーナンがラムダ型力うジーナンであ
    るが、またはラムダ型、イオタ型およびカッパ型力うジ
    ーナンの混合物であってラムダ型カラジーナンを主体と
    し、カッパ型カラジーナンが0.2wt%以下である特
    許請求の範囲第14項。 第15項または第16項記載の食品コーティング用混合
    物。 (18)前記濃化材中のカラジーナンのコーティング用
    混合物に対する比率が、そのカラジーナンがイオク型カ
    ラジーナンである場合には0.05〜0゜6ivt%で
    あり、ラムダ型、イオタ型およびカッパ型力うジーナン
    の混合物であってイオタ型カラジーナンを主体とし、か
    つ、カンパ型カラジーナンが0.2wt%以下含まれて
    いるものである場合には0.1〜0.6wt%である特
    許請求の範囲第14項。 第15項または第16項記載の食品コーティング用混合
    物。 (19)前記濃化材中のカラジーナンのコーティング用
    混合物全体に対する比率が、そのカラシーナンがカッパ
    型力うジーナンである場合には0.05〜0.3wt%
    であり、ラムダ型、イオタ型およびカンパ型力うジーナ
    ンの混合物であってカッパ型力うジーナンを主体とする
    ものである場合には0.1〜0.45wt%である特許
    請求の範囲第14項、第15項または第16項記載の食
    品コーティング用混合物。 (20)乾燥成分で表された前記コーティングベースが
    コーティング用混合物のθ〜約約17w筋れており、乾
    燥成分で表された前記砂糖および/またはカラメルおよ
    び/または蜂蜜がコーティング用混合物の約35〜69
    wt%含まれており、かつ、水がコーティング用混合物
    の30〜641IIt%含まれている特許請求の範囲第
    14項ないし第19項のいずれかに記載の食品コーティ
    ング用混合物。 (21)乾燥成分が全体の40〜70ut%を占める特
    許請求の範囲第14項ないし第20項のいずれかに記載
    の食品コーティング用混合物。 (22)コーティング用混合物のコーティング層によっ
    て覆われる食品から滲出する水分が吸収されても4週間
    以上の間それらコーティング層の他の物に対する固着が
    発生することなく、コーティング層の均質性および外見
    が悪影響を受けることがないようにコーティング用混合
    物の経時変化が設定されている特許請求の範囲第14項
    ないし第21項のいずれかに記載の食品コーティング用
    混合物。 (23)当該コーティング用混合物の経時変化が主とし
    て二つの段階を含んでおり、第一段階がそのコーティン
    グ用混合物が製造され、食品にコーティングされたD日
    から通常販売される(D+4)日の間であって、この段
    階において初期の粘性が急激に、かつ、D日における当
    該コーティング用混合物の乾燥成分比が高ければ高いほ
    ど大きく低下し、一方、第二段階は(D+4)日から少
    なくとも(D−1−28)日までの段階であり、この段
    階においては粘性の低下が緩やかである特許請求の範囲
    第22項記載の食品コーティング用混合物。 (24)前記粘性の低下が前記第一段階において4゜6
    PA、Sに達し、前記第二段階においてたかだか0゜2
    5PA、Sに過ぎない特許請求の範囲第23項記載の食
    品コーティング用混合物。 (25)前記粘性が前記第二段階においてたかだか0、
    15 PA、Sに過ぎない特許請求の範囲第23項記載
    の食品コーティング用混合物。 (26)前記粘性が前記第二段階においてたかだか0、
    10 PA、Sに過ぎない特許請求の範囲第23項記載
    の食品コーティング用混合物。 (27)カスタード、クリームまたはそれらの類似物で
    あってミルクをベースとし、香付けされ、ゲル化された
    もの等の被コーテイング物が、カラジーナンとキサンチ
    ンとの重量比0.3〜3の混合物である濃化材を含むコ
    ーティング用混合物で覆われており、かつ、前記被コー
    テイング物が80〜95wt%を占め、前記コーティン
    グ用混合物が約5〜20wt%を占める食品。
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