JPS5951959B2 - ペニシラン酸誘導体 - Google Patents
ペニシラン酸誘導体Info
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- JPS5951959B2 JPS5951959B2 JP53145638A JP14563878A JPS5951959B2 JP S5951959 B2 JPS5951959 B2 JP S5951959B2 JP 53145638 A JP53145638 A JP 53145638A JP 14563878 A JP14563878 A JP 14563878A JP S5951959 B2 JPS5951959 B2 JP S5951959B2
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- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なペニシラン酸誘導体に関する。
本発明の化合物は文献未載の新規化合物であつて、一般
式〔式中Rは水素原子又は水酸基を示す。
式〔式中Rは水素原子又は水酸基を示す。
〕で表わされるペニシラン酸誘導体及びその塩である。
本発明の化合物は、グラム陽性菌及びグラム陰性菌に対
して抗菌作用を有し抗菌剤として有用である。本発明の
化合物は特に緑膿菌及び溶連菌に対し顕著な抗菌作用を
発揮する。本発明の代表的な化合物を以下に挙げる。
本発明の化合物は、グラム陽性菌及びグラム陰性菌に対
して抗菌作用を有し抗菌剤として有用である。本発明の
化合物は特に緑膿菌及び溶連菌に対し顕著な抗菌作用を
発揮する。本発明の代表的な化合物を以下に挙げる。
06−〔2−(1−ピペラジニルー7a、8、9、1O
、11、lla−ヘキサヒドロー 4H−ピリド〔3、
231−jk〕カルバゾールー 4−オキソー5−カル
ボキシアミド)−2−フェニルアセタミド〕−3、3−
ジメチルー7−オキソー4−チアー1−アザビシクロ〔
3、2、0〕ヘプタンー2−カルボン酸06−〔2−(
1−ピペラジニルー7a、8、9、1O、11、lla
−へキサヒドロー 4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕
カルバゾール一4−オキソ一5−カルボキシアミド)−
2−(4−ヒドロキシフエニル)アセタミド〕−3,3
−ジメチルーJメ[オキソ一4−チア一1−アザビシクロ
〔3,2,0〕ヘプタン一2−カルボン酸上記一般式α
)で表わされる本発明の化合物は、下記の式(2)で示
されるピリド〔3,2,1−Jk〕カルバゾール体を出
発原料として種々の方法により製造され得る。
、11、lla−ヘキサヒドロー 4H−ピリド〔3、
231−jk〕カルバゾールー 4−オキソー5−カル
ボキシアミド)−2−フェニルアセタミド〕−3、3−
ジメチルー7−オキソー4−チアー1−アザビシクロ〔
3、2、0〕ヘプタンー2−カルボン酸06−〔2−(
1−ピペラジニルー7a、8、9、1O、11、lla
−へキサヒドロー 4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕
カルバゾール一4−オキソ一5−カルボキシアミド)−
2−(4−ヒドロキシフエニル)アセタミド〕−3,3
−ジメチルーJメ[オキソ一4−チア一1−アザビシクロ
〔3,2,0〕ヘプタン一2−カルボン酸上記一般式α
)で表わされる本発明の化合物は、下記の式(2)で示
されるピリド〔3,2,1−Jk〕カルバゾール体を出
発原料として種々の方法により製造され得る。
ピリド〔3,2,1−Jk〕カルバゾール体は新規化合
物であシ、例えば下記反応行程式−1に示す如くして製
造される。
物であシ、例えば下記反応行程式−1に示す如くして製
造される。
反応行程式−1
〔式中Xは・・ロゲン原子、R1及びR2は低級アルキ
ル基を示す。
ル基を示す。
〕一般鵡)の化合物と一般式(4)の化合物との反応は
無溶媒又はメタノール、エタノール、イソプロパノール
、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ヘキサメチルリン酸アミド等の溶媒中、好
ましくは無溶媒で行なわれる。
無溶媒又はメタノール、エタノール、イソプロパノール
、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ヘキサメチルリン酸アミド等の溶媒中、好
ましくは無溶媒で行なわれる。
化合物(3)に対する化合物(4)の使用割合は通常等
モル以上であればよく、無溶媒下の反応では好ましくは
等モル量、溶媒下の反応では好ましくは1.1〜1.5
倍モル量とするのがよい。反応温度は通常室温〜150
℃程度、好ましくは100〜130℃であり1反応は通
常0.5〜6時間で完了し、容易に一般式(5)で表わ
される化合物を収得できる。かくして得られる化合物(
5)の環化反応は従来公知の各種環化反応に準じて行な
い得る。
モル以上であればよく、無溶媒下の反応では好ましくは
等モル量、溶媒下の反応では好ましくは1.1〜1.5
倍モル量とするのがよい。反応温度は通常室温〜150
℃程度、好ましくは100〜130℃であり1反応は通
常0.5〜6時間で完了し、容易に一般式(5)で表わ
される化合物を収得できる。かくして得られる化合物(
5)の環化反応は従来公知の各種環化反応に準じて行な
い得る。
例えば加熱による方法、オキシ塩化リン、五塩化リン、
三塩化リン、チオニルクロライド、濃硫酸、ポリリン酸
等の酸性物質を用いる環化法等を例示できる。加熱によ
る環イヒ法を採用する場合、高沸点炭化水素類及び高沸
点エーテル類例えばテトラリン、ジフエニルエーテル、
ジエチレングリコールジメチルエーテル等の溶媒を用い
、通常100〜250℃、好ましくは150〜200℃
の加熱条件を採用できる。又酸性物質を用いる酸化法を
採用する場合これを化合物(5)に対して等モル量〜大
過剰量好ましくは10〜20倍量用い、通常100〜1
50℃で0.5〜6時間程度反応させればよい。斯くし
て一般式(6)の化合物が生成する。上記環化反応によ
り得られる化合物(6)の加水分解反応は、常法に従い
、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バ
リウム等の塩基性化合物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、
酢酸、芳香族スルホン酸等の有機酸等の慣用の触媒の存
在下に行なわれる。該反応は一般には水、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチ
ルケトン、ジオキサン、エチレングリコール、工酢酸等
の通常の溶媒中で実施される。反応温度は通常室温〜2
00℃、好ましくは50〜150℃である。斯くして一
般式(7)の化合物が容易に収得される。一般式(7)
の化合物と式(8)の化合物との反応に於2て、両者の
使用割合としては特に限定されず広い範囲内で適宜選択
すればよいが、通常前者に対して後者を等モル量以上、
好ましくは等モル〜5倍モル量用いるのがよい。
三塩化リン、チオニルクロライド、濃硫酸、ポリリン酸
等の酸性物質を用いる環化法等を例示できる。加熱によ
る環イヒ法を採用する場合、高沸点炭化水素類及び高沸
点エーテル類例えばテトラリン、ジフエニルエーテル、
ジエチレングリコールジメチルエーテル等の溶媒を用い
、通常100〜250℃、好ましくは150〜200℃
の加熱条件を採用できる。又酸性物質を用いる酸化法を
採用する場合これを化合物(5)に対して等モル量〜大
過剰量好ましくは10〜20倍量用い、通常100〜1
50℃で0.5〜6時間程度反応させればよい。斯くし
て一般式(6)の化合物が生成する。上記環化反応によ
り得られる化合物(6)の加水分解反応は、常法に従い
、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バ
リウム等の塩基性化合物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、
酢酸、芳香族スルホン酸等の有機酸等の慣用の触媒の存
在下に行なわれる。該反応は一般には水、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチ
ルケトン、ジオキサン、エチレングリコール、工酢酸等
の通常の溶媒中で実施される。反応温度は通常室温〜2
00℃、好ましくは50〜150℃である。斯くして一
般式(7)の化合物が容易に収得される。一般式(7)
の化合物と式(8)の化合物との反応に於2て、両者の
使用割合としては特に限定されず広い範囲内で適宜選択
すればよいが、通常前者に対して後者を等モル量以上、
好ましくは等モル〜5倍モル量用いるのがよい。
該反応は不活性溶媒中にて行なわれる。斯かる溶媒とし
ては具体的には水、こメタノール、エタノール、イソプ
ロパノール等の低級アルコール類、ベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジグライム等のエーテル類、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサ3メチルリ
ン酸トリアミド等を例示できる。これらのうちジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド及びヘキサメチル
リン酸トリアミドが好ましい。該反応は通常1〜20気
圧(好ましくは1〜10気圧)の圧力下、100〜25
0℃(好ましくは140〜200℃)にて行なわ江一般
に5〜20時間程度で反応は終了する。斯くして式(2
)で示される化合物が合成される。化合物(2)を出発
原料として本発明のペニシラン酸誘導体を製造する方法
は種々あるが、下記二種の方法に大別できる。
ては具体的には水、こメタノール、エタノール、イソプ
ロパノール等の低級アルコール類、ベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジグライム等のエーテル類、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサ3メチルリ
ン酸トリアミド等を例示できる。これらのうちジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド及びヘキサメチル
リン酸トリアミドが好ましい。該反応は通常1〜20気
圧(好ましくは1〜10気圧)の圧力下、100〜25
0℃(好ましくは140〜200℃)にて行なわ江一般
に5〜20時間程度で反応は終了する。斯くして式(2
)で示される化合物が合成される。化合物(2)を出発
原料として本発明のペニシラン酸誘導体を製造する方法
は種々あるが、下記二種の方法に大別できる。
1)化合物(2)又はそのカルボキシル基の活性化合物
に公知のアンピンリン類又はそのアミノ基の活性化合物
を反応させる方法。
に公知のアンピンリン類又はそのアミノ基の活性化合物
を反応させる方法。
2)化合物(2)又はそのカルボキシル基の活性化合物
にフエニルグリシン類又はそのアミノ基の活性化合物を
反応させて後、これに6−アミノペニシラン酸又はその
アミノ基の活性化合物を反応させる方法。
にフエニルグリシン類又はそのアミノ基の活性化合物を
反応させて後、これに6−アミノペニシラン酸又はその
アミノ基の活性化合物を反応させる方法。
上記各方法は公知のアミド結合生成反応に従い容易に実
施でき、例えば上記1)の方法は下記各種の方法により
実施できる。
施でき、例えば上記1)の方法は下記各種の方法により
実施できる。
イ)混合酸無水物法
化合物C?)にアルキル・・口カルボン酸を反応させて
混合酸無水物とし、これにアンピリジン類を反応させる
方法。
混合酸無水物とし、これにアンピリジン類を反応させる
方法。
ロ)活性エステル法
化合物(2)を例えばパラニトロフエニルエステル、N
−ヒドロキシコハク酸イミドエステル、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾールエステル等の活性エステルとし、こ
れにアンピンリン類を反応させる方法。
−ヒドロキシコハク酸イミドエステル、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾールエステル等の活性エステルとし、こ
れにアンピンリン類を反応させる方法。
ノう カルボジイミド法
化合糎2)とアンピンリン類を例えばシンクロヘキシル
カルボジイミド、カルボニルジイミダゾール等の脱水剤
の存在下に脱水縮合させる方法。
カルボジイミド、カルボニルジイミダゾール等の脱水剤
の存在下に脱水縮合させる方法。
イ)の方法は下記に示す如くして行なわれる。
反応行程式−2〔式申R3は低級アルキル基を、xは・
・ロゲン原子を、Mは水素原子又はアルカリ金属原子を
夫々示す。
・ロゲン原子を、Mは水素原子又はアルカリ金属原子を
夫々示す。
Rは前記に同じ。〕上記反応行程式−2において化合物
(2)と一般式(9)で表わされるアルキル・・口カル
ボン酸との反応は、通常のシヨツテンーバウマン反応に
従えばよく、これにより得られる一般式(代)で表わさ
れる化合物(2)のカルボキシル基活性化合物は、通常
単離されることなく引き続き一般式(自)で表わされる
アンピンリン類と反応させることができる。
(2)と一般式(9)で表わされるアルキル・・口カル
ボン酸との反応は、通常のシヨツテンーバウマン反応に
従えばよく、これにより得られる一般式(代)で表わさ
れる化合物(2)のカルボキシル基活性化合物は、通常
単離されることなく引き続き一般式(自)で表わされる
アンピンリン類と反応させることができる。
上記に}ける化合物ωと化合物(9)とのシヨツテンー
バウマン反応は、塩基性化合物の存在下に無溶媒でも行
ない得るが、好ましくはクロロホルム、ジクロルメタン
、ジクロルエタン、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸アミ
ド等の適当な溶媒中で塩基性化合物の存在下に行なわれ
る。塩基性化合物としては、トリエチルアミン、トリメ
チルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン、N−メチル
モルホリン等のアミン類や炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、酢酸ナト
リウム、プロピオン酸ナトリウム等の無機′ 〜具
′もしくは有機の金属塩を例示できる。
バウマン反応は、塩基性化合物の存在下に無溶媒でも行
ない得るが、好ましくはクロロホルム、ジクロルメタン
、ジクロルエタン、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸アミ
ド等の適当な溶媒中で塩基性化合物の存在下に行なわれ
る。塩基性化合物としては、トリエチルアミン、トリメ
チルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン、N−メチル
モルホリン等のアミン類や炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、酢酸ナト
リウム、プロピオン酸ナトリウム等の無機′ 〜具
′もしくは有機の金属塩を例示できる。
また一般式(9)で表わされるアルキルハロカルボン酸
としては例えばクロルギ酸メチル、プロムギ酸メチル、
クロルギ酸エチル、プロムギ酸エチル、クロルギ酸イソ
ブチル等を使用できる。之等化合物(9)の化合物(2
)に対する使用割合は、通常等モル以上であれば任意に
決定できるが、溶媒を用いる場合好ましくは1.1〜1
.5倍モル程度とするのがよい。反応温度は、−20℃
〜30℃程度好ましくは0℃〜室温であり、反応は約0
.5〜3時間で完了する。↓記反応により得られる一般
式(自)で表わされる化合物と一般式(自)で表わされ
るアンピンリン類との反応は、上記反応溶媒中又はこれ
と水との混合溶媒中で有利に進行する。アンピンリン類
の使用割合は通常化合物(代)に対し等モル以上好まし
くは1〜1.5倍モルとされる。反応温度は通常室温〜
100℃程度好ましくは室温が採用でき、反応は一般に
2〜10時間で完結する。また本発明のペニシラン酸誘
導体を得るための前記2)の方法は、更に詳しくは次の
反応行程式一3に示されるようにして行なわれる。
としては例えばクロルギ酸メチル、プロムギ酸メチル、
クロルギ酸エチル、プロムギ酸エチル、クロルギ酸イソ
ブチル等を使用できる。之等化合物(9)の化合物(2
)に対する使用割合は、通常等モル以上であれば任意に
決定できるが、溶媒を用いる場合好ましくは1.1〜1
.5倍モル程度とするのがよい。反応温度は、−20℃
〜30℃程度好ましくは0℃〜室温であり、反応は約0
.5〜3時間で完了する。↓記反応により得られる一般
式(自)で表わされる化合物と一般式(自)で表わされ
るアンピンリン類との反応は、上記反応溶媒中又はこれ
と水との混合溶媒中で有利に進行する。アンピンリン類
の使用割合は通常化合物(代)に対し等モル以上好まし
くは1〜1.5倍モルとされる。反応温度は通常室温〜
100℃程度好ましくは室温が採用でき、反応は一般に
2〜10時間で完結する。また本発明のペニシラン酸誘
導体を得るための前記2)の方法は、更に詳しくは次の
反応行程式一3に示されるようにして行なわれる。
反応行程式−3
〔式中R及びMは前記に同じ。
〕即ち化合物e)又はそのカルボキシル基の活性化合物
に一般式(代)で表わされるフエニルグリシン類を反応
させて、一般力Yで表わされる化合物を得、次いで該化
合物(自)に式(自)で示される6−アミノペニシラン
酸又はその塩を反応させることにより本発明のペニシラ
ン誘導体(1)を収得できる。
に一般式(代)で表わされるフエニルグリシン類を反応
させて、一般力Yで表わされる化合物を得、次いで該化
合物(自)に式(自)で示される6−アミノペニシラン
酸又はその塩を反応させることにより本発明のペニシラ
ン誘導体(1)を収得できる。
上記における各反応は、例えば前述した反応行程式−2
に示すような公知のアミド結合生成反応に従い容易に実
施できる。かくして得られる本発明の一般式(1)で表
わされるペニシラン酸誘導体は、その薬理的に許容され
る酸付加塩とすることができ、本発明はこの酸付加塩を
も包含する。
に示すような公知のアミド結合生成反応に従い容易に実
施できる。かくして得られる本発明の一般式(1)で表
わされるペニシラン酸誘導体は、その薬理的に許容され
る酸付加塩とすることができ、本発明はこの酸付加塩を
も包含する。
酸付加塩の形成に用いられる酸は薬理的に許容される各
種の有機酸又は無機酸でよく、これには例えば塩酸、硫
酸、硝酸、臭化5水素酸、リン酸等の無機酸及び酢酸、
蓚酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマール酸、
リンゴ酸、マンデル酸、エタンスルホン酸、p−トシル
酸等の有機酸を例示できる。また本発明の一般式(1)
で表わされる化合物は、 5之を医薬的に許容される塩
基性化合物で処理してカルボン酸塩とすることができる
。
種の有機酸又は無機酸でよく、これには例えば塩酸、硫
酸、硝酸、臭化5水素酸、リン酸等の無機酸及び酢酸、
蓚酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマール酸、
リンゴ酸、マンデル酸、エタンスルホン酸、p−トシル
酸等の有機酸を例示できる。また本発明の一般式(1)
で表わされる化合物は、 5之を医薬的に許容される塩
基性化合物で処理してカルボン酸塩とすることができる
。
用いられる塩基性化合物としては例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、炭酸水素ナトリウム等の無機の塩基性化C合物
及びモルホリン、ピペラジン、ピリジン、ピペリジン、
エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、ア
ニリン等の有機の塩基性化合物を例示できる。かくして
得られた本発明の一般式(1)で表わされるペニシラン
酸誘導体及びその塩は、上記した反応行程の終了後に慣
用の分離手段により容易に単離精製できる。
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、炭酸水素ナトリウム等の無機の塩基性化C合物
及びモルホリン、ピペラジン、ピリジン、ピペリジン、
エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、ア
ニリン等の有機の塩基性化合物を例示できる。かくして
得られた本発明の一般式(1)で表わされるペニシラン
酸誘導体及びその塩は、上記した反応行程の終了後に慣
用の分離手段により容易に単離精製できる。
分離手段としては例えば溶媒抽出法、希釈法、沈澱法、
再結晶法、カラムクロマトグラフイ一、プレパラテイブ
薄層クロマトグラフイ一等を例示できる。尚本発明化合
物は光学異性体の形体をとり得るものであり、本発明に
はこの光学異性体も亦包含される。
再結晶法、カラムクロマトグラフイ一、プレパラテイブ
薄層クロマトグラフイ一等を例示できる。尚本発明化合
物は光学異性体の形体をとり得るものであり、本発明に
はこの光学異性体も亦包含される。
かくして得られる本発明の一般式(1)で表わされるペ
ニシラン酸誘導体及びその塩は、之を抗菌剤として用い
るに当り、通常製剤的担体と共に製剤組成物の形態とさ
れる。
ニシラン酸誘導体及びその塩は、之を抗菌剤として用い
るに当り、通常製剤的担体と共に製剤組成物の形態とさ
れる。
担体としては使用形態に応じた薬剤を調製するのに通常
使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿跳崩壊剤、表
面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あるいは賦形剤を例示でき
る。抗菌剤の投与単位形態としては各種の形態を治療目
的に応じて選択でき、その代表的なものとして錠剤、丸
剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カブセル剤、
坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)、軟膏剤等を例示でき
る。錠剤の形態に成形するに際しては、担体としてこの
分野で従来公知のものを広く使用でき、例えば乳糖、白
糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖液、尿素、デンプン、炭
酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸等の
賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単シロツプ、
ブドウ糖、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチ
ルセルロース、セラツク、メチルセルロース、リン酸カ
リウム、ポリビニルビロリドン等の結合剤、乾燥デンプ
ン、アルギン.酸ナトリウム、カンテン末、ラミナリア
末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ツウイン、
ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド
、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカ
こオバタ一、水素添加油等の崩壊抑制剤、第四級アン
モニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤
、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、
カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤
、精製タルク、ステアリン l酸塩、ホウ酸末、マクロ
コール、固体ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を例
示できる。丸剤の形態に成形するに際しては、担体とし
てこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例えばブ
ドウ糖、・乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、力
1オリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラ
ガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナリ
ア、カンテン等の崩壊剤等を例示できる。更に錠剤は必
要に応じ通常の剤皮を施した錠剤例えば糖衣錠、ゼラチ
ン被包錠、腸溶被錠、プール2ムコーテイング錠あるい
は二重錠、多層錠とすることができる。坐剤の形態に成
形するに際しては、担体として従来公知のものを広く使
用でき、例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、高
級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラチン
、乏半合成グリセラード等を挙げることができる。注射
剤として調製される場合には液剤及び懸濁剤は殺菌され
且つ血液と等張であるのが好ましく、これら液剤、乳剤
及び懸濁剤の形態に成形するのに際しては、稀釈剤とし
てこの分野に於いて慣用さ3れているものをすべて使用
でき、例えば水、エチルアルコール、プロピレングリコ
ール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキ
シ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンゾ
ルピット、ゾルビタンエステル等を挙げることがで.“
きる。なおこの場合等張性の溶液を調製するに充分な量
の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを抗菌剤中に含有
せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛
化剤、保存剤等を更に必要に応じて着色剤、保存剤、香
料、風昧剤、甘昧剤等・や他の医薬品を該治療剤中に含
有せしめてもよい。ペースト、クリーム及びゲルの形態
に成形するに際しては、希釈剤としてこの分野で従来公
知のものを広く使用でき、例えば白色ワセリン、パラフ
イン、グリセリン、セルロース誘導体、ポリエチレング
リコール、シリコン、ペントナイト等を例示できる。抗
菌剤中に含有させるべき本発明化合物の量は特に限定さ
れず広範囲に適宜選択されるが、通常全組成物中1〜7
0重量%とするのがよい。
使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿跳崩壊剤、表
面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あるいは賦形剤を例示でき
る。抗菌剤の投与単位形態としては各種の形態を治療目
的に応じて選択でき、その代表的なものとして錠剤、丸
剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カブセル剤、
坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)、軟膏剤等を例示でき
る。錠剤の形態に成形するに際しては、担体としてこの
分野で従来公知のものを広く使用でき、例えば乳糖、白
糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖液、尿素、デンプン、炭
酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸等の
賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単シロツプ、
ブドウ糖、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチ
ルセルロース、セラツク、メチルセルロース、リン酸カ
リウム、ポリビニルビロリドン等の結合剤、乾燥デンプ
ン、アルギン.酸ナトリウム、カンテン末、ラミナリア
末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ツウイン、
ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド
、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカ
こオバタ一、水素添加油等の崩壊抑制剤、第四級アン
モニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤
、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、
カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤
、精製タルク、ステアリン l酸塩、ホウ酸末、マクロ
コール、固体ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を例
示できる。丸剤の形態に成形するに際しては、担体とし
てこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例えばブ
ドウ糖、・乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、力
1オリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラ
ガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナリ
ア、カンテン等の崩壊剤等を例示できる。更に錠剤は必
要に応じ通常の剤皮を施した錠剤例えば糖衣錠、ゼラチ
ン被包錠、腸溶被錠、プール2ムコーテイング錠あるい
は二重錠、多層錠とすることができる。坐剤の形態に成
形するに際しては、担体として従来公知のものを広く使
用でき、例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、高
級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラチン
、乏半合成グリセラード等を挙げることができる。注射
剤として調製される場合には液剤及び懸濁剤は殺菌され
且つ血液と等張であるのが好ましく、これら液剤、乳剤
及び懸濁剤の形態に成形するのに際しては、稀釈剤とし
てこの分野に於いて慣用さ3れているものをすべて使用
でき、例えば水、エチルアルコール、プロピレングリコ
ール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキ
シ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンゾ
ルピット、ゾルビタンエステル等を挙げることがで.“
きる。なおこの場合等張性の溶液を調製するに充分な量
の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを抗菌剤中に含有
せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛
化剤、保存剤等を更に必要に応じて着色剤、保存剤、香
料、風昧剤、甘昧剤等・や他の医薬品を該治療剤中に含
有せしめてもよい。ペースト、クリーム及びゲルの形態
に成形するに際しては、希釈剤としてこの分野で従来公
知のものを広く使用でき、例えば白色ワセリン、パラフ
イン、グリセリン、セルロース誘導体、ポリエチレング
リコール、シリコン、ペントナイト等を例示できる。抗
菌剤中に含有させるべき本発明化合物の量は特に限定さ
れず広範囲に適宜選択されるが、通常全組成物中1〜7
0重量%とするのがよい。
また上記抗菌剤は、その使用に際し特に制限はなく各種
形態に応じた方法で投与される。例えば錠剤、丸剤、液
剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経
口投与され、注射剤の場合には単独であるいはブドウ糖
、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与さ担さ
らに必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下若しくは腹
腔内投与され、坐剤の場合には直腸内投与さわ、また軟
膏剤の場合には塗布される。本発明化合物の抗菌剤とし
ての投与量は使用目的、症状等により適宜選択さ江通常
本発明化合物を1日当り101!1f〜5f/BOdy
.day程度含有する製剤組成物を3〜4回に分けて投
与すればよい。
形態に応じた方法で投与される。例えば錠剤、丸剤、液
剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経
口投与され、注射剤の場合には単独であるいはブドウ糖
、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与さ担さ
らに必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下若しくは腹
腔内投与され、坐剤の場合には直腸内投与さわ、また軟
膏剤の場合には塗布される。本発明化合物の抗菌剤とし
ての投与量は使用目的、症状等により適宜選択さ江通常
本発明化合物を1日当り101!1f〜5f/BOdy
.day程度含有する製剤組成物を3〜4回に分けて投
与すればよい。
参考例 1
5−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾー
ル9f7にジエチルエトキシメチレンマロネート9rを
加え無溶媒下110℃にて30分間加熱撹拌する。
ル9f7にジエチルエトキシメチレンマロネート9rを
加え無溶媒下110℃にて30分間加熱撹拌する。
このときエタノールの発生が見られる。次にリン酸50
t及び五酸化リン50rより得られるポリリン酸を加え
140℃にて40分間加熱反応させる。
t及び五酸化リン50rより得られるポリリン酸を加え
140℃にて40分間加熱反応させる。
反応後60℃まで冷却し、500dの氷と水との混合物
中に投入すると淡黄色結晶が析出する。この結晶をr取
し充分水洗後、10%NaOHlOO−にて1時間還流
する。還流後活性炭処理し濃塩酸にてPH2とすると淡
黄色結晶である1−クロロー7A,8,9,lO,ll
,lla−ヘキサヒトロー4H−ビリド〔3,2,1−
Jk〕カルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸9.
3fを得る。Mp273〜275℃ 元素分析(C6H,4NO,Ct) ^ ノノ蝙 .. ′J〜 。
中に投入すると淡黄色結晶が析出する。この結晶をr取
し充分水洗後、10%NaOHlOO−にて1時間還流
する。還流後活性炭処理し濃塩酸にてPH2とすると淡
黄色結晶である1−クロロー7A,8,9,lO,ll
,lla−ヘキサヒトロー4H−ビリド〔3,2,1−
Jk〕カルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸9.
3fを得る。Mp273〜275℃ 元素分析(C6H,4NO,Ct) ^ ノノ蝙 .. ′J〜 。
LJ〜ヘキサヒトロー4H−ピリド〔3,2,1−Jk
)カルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸3.1f
に無水ピペラジン5f及びジメチルスルホキシド50m
1力ロえ140〜150℃にて4時間加熱攪拌する。反
応後減圧にて溶媒を留去し残渣に水200m1功nえク
ロロホルム200m1と振とうし水層を分取。水層を希
塩酸にてPH3とした後沢過する。r液を活性炭処理し
濃縮する。濃縮することによつて淡黄色の沈澱物が得ら
れる。少量の水にて洗浄し乾燥させることによつて1−
ピペラジニルー7A,8,9,lO,ll,lla−ヘ
キサヒトロー4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕カルバ
ゾール一4−オキソ一5−カルボン酸塩酸塩1.3fを
得る。実施例 1 1−ピペラジニルー7A,8,9,lO,ll,lla
−ヘキサヒトロー4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕カ
ルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸塩酸塩1.1
tにジメチルホルムアミド25m1カロえ氷冷下トリエ
チルアミン0.84mt加え20分攪拌後0.41!1
tのクロル炭酸イソブチルを少量づつ滴下し1時間氷冷
下攪拌する。
)カルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸3.1f
に無水ピペラジン5f及びジメチルスルホキシド50m
1力ロえ140〜150℃にて4時間加熱攪拌する。反
応後減圧にて溶媒を留去し残渣に水200m1功nえク
ロロホルム200m1と振とうし水層を分取。水層を希
塩酸にてPH3とした後沢過する。r液を活性炭処理し
濃縮する。濃縮することによつて淡黄色の沈澱物が得ら
れる。少量の水にて洗浄し乾燥させることによつて1−
ピペラジニルー7A,8,9,lO,ll,lla−ヘ
キサヒトロー4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕カルバ
ゾール一4−オキソ一5−カルボン酸塩酸塩1.3fを
得る。実施例 1 1−ピペラジニルー7A,8,9,lO,ll,lla
−ヘキサヒトロー4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕カ
ルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸塩酸塩1.1
tにジメチルホルムアミド25m1カロえ氷冷下トリエ
チルアミン0.84mt加え20分攪拌後0.41!1
tのクロル炭酸イソブチルを少量づつ滴下し1時間氷冷
下攪拌する。
次にアンピンリン1.3tと無水硫酸マグネシウム0.
5fにジメチルホルムアミド15mt加え氷冷下トリエ
チルアミン0.7m1滴下し30分間反応させた後▲過
する。F液を先の反応液中に1度に加え氷冷下2時間反
応させる。反応後溶液を沢過しf液に20%2−エチル
ヘキサノ酸カリウムブタノール溶液2.5T!T.加え
さらに30分間氷冷下攪拌する。続いてエチルエーテル
300t!1tを加える事により白色無定形であるカリ
ウム一6−〔2−(1−ピペラジニルー7A,8,9,
lO,ll,lla−ヘキサヒトロー4H−ピリド〔3
,2,1−Jk〕カルバゾール一4−オキソ一5−カル
ボキシアミド)−2−フエニルアセタミド〕−3,3−
ジメチルーJメ[オキソ一4−チア一1−アザピシクロ〔
3,2,0〕ヘプタン一2−カルボキシレート1.2t
得る。Mp26l〜265℃(分解)実施例 2 1−ピペラジニルー7A,8,9,lO,ll,lla
−ヘキサヒトロー4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕カ
ルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸塩酸塩1.1
rにジメチルホルムアミド25m1加え氷冷下トリエチ
ルアミン0.84d加え、20分攪拌後0.41ntの
クロル炭酸イソブチルを少量づつ滴下し1時間氷冷下攪
拌する。
5fにジメチルホルムアミド15mt加え氷冷下トリエ
チルアミン0.7m1滴下し30分間反応させた後▲過
する。F液を先の反応液中に1度に加え氷冷下2時間反
応させる。反応後溶液を沢過しf液に20%2−エチル
ヘキサノ酸カリウムブタノール溶液2.5T!T.加え
さらに30分間氷冷下攪拌する。続いてエチルエーテル
300t!1tを加える事により白色無定形であるカリ
ウム一6−〔2−(1−ピペラジニルー7A,8,9,
lO,ll,lla−ヘキサヒトロー4H−ピリド〔3
,2,1−Jk〕カルバゾール一4−オキソ一5−カル
ボキシアミド)−2−フエニルアセタミド〕−3,3−
ジメチルーJメ[オキソ一4−チア一1−アザピシクロ〔
3,2,0〕ヘプタン一2−カルボキシレート1.2t
得る。Mp26l〜265℃(分解)実施例 2 1−ピペラジニルー7A,8,9,lO,ll,lla
−ヘキサヒトロー4H−ピリド〔3,2,1−Jk〕カ
ルバゾール一4−オキソ一5−カルボン酸塩酸塩1.1
rにジメチルホルムアミド25m1加え氷冷下トリエチ
ルアミン0.84d加え、20分攪拌後0.41ntの
クロル炭酸イソブチルを少量づつ滴下し1時間氷冷下攪
拌する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは水素原子又は水酸基を示す。 〕で表わされるペニシラン酸誘導体及びその塩。
Priority Applications (37)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53145638A JPS5951959B2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | ペニシラン酸誘導体 |
DE2953973A DE2953973C2 (ja) | 1978-04-12 | 1979-04-09 | |
DE19792914258 DE2914258A1 (de) | 1978-04-12 | 1979-04-09 | Piperazinylbenzoheterozyklische verbindungen, verfahren zu deren herstellung und mittel, welche diese enthalten |
DE2953974A DE2953974C2 (ja) | 1978-04-12 | 1979-04-09 | |
DE2914218A DE2914218C2 (de) | 1978-04-12 | 1979-04-09 | N-Acylderivate des Ampicillins und Amoxicillins, Verfahren zu deren Herstellung und pharmazeutische Zubereitungen, welche die Verbindungen enthalten |
NO79791223A NO791223L (no) | 1978-04-12 | 1979-04-10 | Fremgangsmaate for fremstilling av beta-laktamforbindelser |
DK149479A DK149479A (da) | 1978-04-12 | 1979-04-10 | Fremgangsmaade til fremstilling af betalactamforbindelser eller farmaceutisk acceptable salte deraf |
US06/028,770 US4317820A (en) | 1978-04-12 | 1979-04-10 | β-Lactam series compound and antibacterial pharmaceutical composition containing the same |
IT48690/79A IT1196531B (it) | 1978-04-12 | 1979-04-10 | Composti piperazinil-benzoeterociclici procedimento per produrli e preparato farmaceutico che li contiene |
IT48691/79A IT1162605B (it) | 1978-04-12 | 1979-04-10 | Composti della serie beta-lattamica procedimento per produrli e preparato farmaceutico che li comprende |
CA000325376A CA1153374A (en) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Piperazinylbenzoheterocyclic compounds |
AU46038/79A AU524795B2 (en) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Beta-lactam series compound |
AR276166A AR227005A1 (es) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Un metodo para preparar un oxo-(pirido 3,2,1-jk-carbazol o benzo(ij)-quinolizina o pirrolo 3,2,1-ij-quinolina)-carboxamido-2-fenilacetamido-oxo-tia-1-azabiciclo-(heptano u oct-2-ene)-2-acido carboxilico |
CH343379A CH640853A5 (de) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Piperazinylbenzoheterozyklische verbindungen und bakteriostatische zubereitung welche diese enthaelt. |
CH343479A CH642081A5 (de) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Derivate der beta-lactamserie und diese enthaltende pharmazeutische zubereitungen. |
AU46037/79A AU529330B2 (en) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Piperazinylbenzoheterocyclic compounds |
CA325,375A CA1133469A (en) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | .beta.-LACTAM SERIES COMPOUND |
SU792753360A SU1151212A3 (ru) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Способ получени производных пенициллина или их фармацевтически приемлемых солей (его варианты) |
FI791190A FI70219C (fi) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Foerfarande foer framstaellning av en beta-laktamantibiotikumfoerening |
MX797868U MX5704E (es) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Procedimiento para la preparacion de derivados del acido penicilanico |
PT69473A PT69473A (en) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Process for preparing beta-lactam series compounds |
AT0269079A AT368159B (de) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Verfahren zur herstellung von neuen beta-lactam -verbindungen |
ES480281A ES480281A1 (es) | 1978-04-12 | 1979-04-11 | Procedimiento de preparar compuestos de la serie de las be- ta-lactamas y similares. |
GB7913039A GB2019844B (en) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | Lactam series compound |
NLAANVRAGE7902905,A NL180664C (nl) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | 1,8-alkyleen-3-carboxy-4-oxo-7-piperazinochinolinederivaten, werkwijze voor de bereiding daarvan en anti-microbiele preparaten die een dergelijke verbinding als werkzame stof bevatten. |
SE7903298A SE436280B (sv) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | Piperazinylbensoheterocykliska foreningar av antimikrobiellt preparat derav |
SE7903297A SE7903297L (sv) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | Beta-laktam-foreningar |
FR7909337A FR2422666A1 (fr) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | Nouveaux composes de type b-lactame utiles comme agents antimicrobiens et leur procede de preparation |
GB7913040A GB2020279B (en) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | Piperazinylbenzoheterocyclic compounds |
NLAANVRAGE7902906,A NL180589C (nl) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | Verbindingen met anti-microbiele werking uit de beta-lactamreeks en farmaceutische preparaten die een dergelijke verbinding als werkzame stof bevatten. |
FR7909338A FR2422658A1 (fr) | 1978-04-12 | 1979-04-12 | Composes piperazinyl-benzoheterocycliques, leur preparation et leurs utilisations therapeutiques |
PH22472A PH16154A (en) | 1978-09-07 | 1979-05-10 | Beta-lactam series compound and antibacterial pharmaceutical composition containing the same |
ES488833A ES488833A0 (es) | 1978-04-12 | 1980-01-30 | Metodo de preparar compuestos de la serie de las beta-lacta-mas y similares |
US06/195,691 US4416884A (en) | 1978-04-12 | 1980-10-09 | Piperazinylbenzoheterocyclic compounds |
AT95881A AT371121B (de) | 1978-04-12 | 1981-03-02 | Verfahren zur herstellung von neuen beta-lactamen -verbindungen |
AR284582A AR226883A1 (es) | 1978-04-12 | 1981-03-11 | Metodo para preparar un oxo-(pirido(3,2,1-jk)carbazol o benzo(ij)quinolizina o pirrolo(3,2,1-ij)quinolina)-carboxamido-2-fenilacetamido-oxo-tia-1-azabiciclo-(heptano u oct-2-ene)-2-acido carboxilico |
NO84840617A NO840617L (no) | 1978-04-12 | 1984-02-20 | Analogifremgangsmaate for fremstilling av farmakologisk aktive cefalosporinderivater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53145638A JPS5951959B2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | ペニシラン酸誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5572196A JPS5572196A (en) | 1980-05-30 |
JPS5951959B2 true JPS5951959B2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=15389632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53145638A Expired JPS5951959B2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-11-24 | ペニシラン酸誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951959B2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-24 JP JP53145638A patent/JPS5951959B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5572196A (en) | 1980-05-30 |
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