JPS5927938A - 自動車用ダストカバ− - Google Patents

自動車用ダストカバ−

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JPS5927938A
JPS5927938A JP13741282A JP13741282A JPS5927938A JP S5927938 A JPS5927938 A JP S5927938A JP 13741282 A JP13741282 A JP 13741282A JP 13741282 A JP13741282 A JP 13741282A JP S5927938 A JPS5927938 A JP S5927938A
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JP
Japan
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weight
parts
carbon atoms
halogen
chlorinated polyethylene
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Pending
Application number
JP13741282A
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English (en)
Inventor
Naotoshi Watanabe
渡辺 直敏
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ブラック、(C)ハロゲン含有有機化合物および/また
は(D)酸化アンチモン、(E)、5t−0結合を有す
る無機物質、(F)塩化ビニル系重合体の脱塩化水素防
止剤ならびに(G)有機過酸化物から得られる自動車用
ダストカバーに関するものであり、面」熱性およi」」 び柔軟性がすぐれた自動車用ダストカバーを提供するこ
とを目的とするものである。
口l〕 発明の背景 以前から、熱可塑性エラストマーに滑材、充填剤、老化
防止剤、可塑剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、
架橋剤、架橋助剤などの添加剤を加えて加熱処理させ、
加硫または架橋させることによって得られるゴム弾性組
成物、すなわちゴム製物は自動車の安全・保安重量部品
やその他の部品に数多く使用され、自動車の性能の維持
向上に多大に貢献していることは周知の通りである。し
かし、最近の自動車工業の動向にともない、排気ガス規
制ゾ自動車の構造改良などがなされている。
自動車用ダストカバーについても、最重要視されている
特性(耐熱性、耐候性、難燃性、耐油性など)がさらに
高性能(高特性)を有しているものが要望されている。
これらの特性が高性能である熱可塑性エラストマー〔た
とえば、lイ素含有ゴム状物、(シリコンゴム)、エヒ
リロルヒドリン系ゴム状物、弗素含有ゴム状物〕につい
ては、加工1!tn、’i昭59−27938(2)性
およびコストの点において問題がある。一方、一般に使
用されている熱可塑性ニジストマーは価格の点について
は問題がないが、二重結合を有しているために耐熱性お
よび耐候性が乏しい。そのために、老化防止剤、酸化防
止剤などを添加しているが、老化防止剤、酸化防止剤が
ブリードするばかりか、全ての特性についても一長一短
あり、満足すべきものとはかならずしも云えない。その
上、製品を長時間使用すると、エラストマーの劣化によ
るゴム弾性の低下を生じるなどの欠点がある。さらに、
一般に用いられている個々の熱可塑エラストマーについ
て、問題点を詳細に論述する。
スチレン−ブタジェン共重合’:tム(SBR)および
アクリロニトリル−ブタジェン共重合ゴム(NBR)に
ついては、耐油性、耐寒性および耐屈曲性はすぐれてい
るが、構造」;二iR結合を有しているために耐候性、
耐オゾン性および耐熱老化性が比較的多量の老化防止剤
、酸化防止剤などを添加しても長時間の保持性が劣る。
また、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合コム(
EPDM)については、耐寒性、耐屈曲性、耐オゾン性
および耐熱老化性はすぐれている。しかし、自動車用ダ
ストカバーに最も重要な物性である耐油性においてすぐ
れた特性を有しない。さらに、クロロプレン系ゴム(C
R)については、耐油性、耐寒性および耐屈曲性はすぐ
れた特性を発揮する。しかしながら、SBRおよびNB
Rと同様に二重結合を有するために老化防止剤を比較的
多量添加することによって短時間の耐候性および耐オゾ
ン性を改良することができる。しかし、長時間使用する
ことにともない、これらの特性が低下する。また、12
0℃以上の厳しい温度条件では、耐熱老化性が低い。さ
らに、クロロスルフォン化ポリエチレンについては、耐
油性、耐寒性、耐屈曲性、耐オゾン性および耐候性はす
ぐれた特性を有する。
また、耐熱老化性においては120℃までの温度条件で
はすぐれた特性を有する。しかしながら、120℃以上
の厳しい条件にさらされると、耐熱老化性が低下する。
■ 発明の構成 以上のことから、本発明者らは、比較的にイ氏f山1格
であり、かつこれらの一般に使用されている熱可塑性エ
ラストマーが有する欠点を改良し、自動車用ダストカバ
ーに適合したコ゛ム弾性組成物を得ることについて種々
探索した結果 (A)  密度が0.905〜0.940 j) / 
al+3 であり、融点が106〜130℃であり、メ
ルト・インデックス(J4s  K−6760にしたが
って温度が190℃および荷重が2.16 kpの条件
て測定、昼下IM、1.J と云う)が0.01〜10
0F/10分であり、実質的に炭素数が1〜10個の側
鎖アルキル基数が主鎖炭素原子tooo個当り3〜35
個のエチレンとα−オレフィンとの共重合体の塩素含有
率が20〜55重鼠チであり、100℃の温度におケル
ムーニー粘度がスモール・ロータで10〜60ポイント
であり、X線広角回折法によりプラツ角、20が8〜1
5° の間に非結晶に起因するピークを有する塩素化ポ
リエチレン、 (B)  カーボンブラック、 (C1ハロゲン含有有機化合物および/または(D)酸
化アンチモン、 (ロ))Si−0結合を有する無機物質、(F)  塩
化ビニル系重合体の脱塩化水素防止剤ならびに (G)  有機過酸化物 から得られ、100重量部の塩素化ポリエチレンに対す
る配合割合は、カーボンブラックが10〜120重量部
であり、ハロゲン含有有機化合物および酸化アンチモン
はそれらの合計量として5〜30重量部であり、5t−
0結合を有する無機物質は5〜20重量部であり、脱塩
化水素防止剤は0.1〜20重量部であり、かつ有機過
酸化物は0゜1〜20重量部である自動車用ダストカバ
ーが、比較的に低価格であるのみならず、前記のごとき
一般に使われている熱可塑性エラストマーが有する欠点
を大きく改良していることを見出し、本発明に到達した
呪 発明の効果 本発明によって得られる自動重用ダストカバーは下記の
ごとき特徴(効果)を発揮する、(1)耐熱性および柔
軟性が良好である。
(2)耐候性がすぐれている、 (3)耐屈曲性、耐摩耗性および耐寒性が良好である(
カーボンブラック以外の充填剤を代替品として使用すれ
ば、耐屈曲性、耐摩耗性が劣る)。
(4)耐油性(アロマ′ティックオイル、アリファテイ
ツクオイル)がすぐれている。
(5)寸法精度がよい。
(6)成形加工性が良好であるばかりでなく、成形時の
収縮率が小さい。
(7)130℃以上の厳しい条件でも、耐熱老化性がす
ぐれており、長時間の使用にも耐熱老化性の低下が比較
的に小さい。
(8)  さらに、運転送行中における振動を吸収し、
振動音を減少するために騒音が外部に対する漏出が少な
いのみならず、快適運転をすることができる。
(9)その上、難燃性がすぐれている(UL−94規格
にて、V−O相当品) M 発明の詳細な説明 CA)  塩素化ポリエチレン 本発明において用いられる塩素化ポリエチレンの原料で
あるポリエチレンの密度は0.905〜0、940 g
/cnr3であり、特に0.910〜0.93077/
cm  が好ましい。密度が0.90517cm3以下
のポリエチレンを用いて塩素化ポリエチレンを製造した
場合、この塩素化ポリエチレンは、機械的強度が著しく
低下するのみならず、製品においてベタ付きがあり、良
好なものが得られない。
一方、0.940 、lit 7cm  以上のポリエ
チレンを使った場合、得られる塩素化ポリエチレンは、
ムーニー粘度が高く、また流動性が悪いために使用範囲
が限定される。また、原料ポリエチレンの融点は106
〜130℃であり、とりわけ108〜123℃が望まし
い。融点が106℃以下のポリエチレンを塩素化すると
、得られる塩素化ポリエチレンは、製造時において反応
効率が悪く、粒子の団塊化が激しい。一方、130℃以
上のポリエチレンを用いた場合、得られる塩素化ポリエ
チレンはムーニー粘度が高く、また流動性が悪いために
加工時の作業性カーよくない。さらに、9のポリエチレ
ンのM、I、は0.01〜100g/10分であり、殊
に0.1〜20g/10分が好ましい。
M、I、がg、o1g/10分以下のポリエチレンを使
って塩素化ポリエチレンを製造した場合、該塩素化ポリ
エチレンは、機械的強度は非常にすぐれているが、その
反面ムーニー粘度が高く、また流動性が悪いために加工
時の作業性がよくない。一方、100g/10分以上の
ポリエチレンを使用した場合、得られる塩素化ポリエチ
レンは、製造時において反応効率が悪いのみならず、機
械的強度が著しく低下する。その上、ムーニー粘度が低
いために加工時の作業性においてベタ付きが激しい。
また、原料として使われるポリエチレンの側鎖は実質的
に炭素数が1−10個のアルキル基になっており、該側
鎖のアルキル基数は主鎖炭素原子1000個当り3〜3
5個であり、一般には6〜30個である。側鎖のアルキ
ル基数が主鎖炭素原子1000個当り3個以下では、塩
素化反応時において反応効率が劣る。一方、側鎖のアル
キル基数35個以上では、原料ポリエチレンとして粉末
のものが得られ難く、塩素化ポリエチレンの製造するさ
い、塩素化反応が均一にできない。
このポリエチレンは主触媒として遷移金属化合物(たと
えば、四塩化チタン)および助触媒として有機金属化合
物(たとえば、アルキルアルミニウム化合物)から得ら
れるチーグラー触媒または担体に担持された酸化クロム
などを主触媒とするいわゆるフィリップス(Phill
ips)  触媒の存在下でエチレンと炭素数が多くと
も12個のα−オレフィンとを共重合することによって
得られる。このα−オレフィンの代表例としては、プロ
ピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1およ
び4−メチルペンテン−1があげられる。
本発明において使われる塩素化ポリエチ、レンは上記の
ポリエチレン粉末又は粒子を水性懸濁液中で塩素化する
か、或は有機溶媒中に溶解したポリエチレンを塩素化す
ることによって得られるものである(水性懸濁液中で塩
素化することによって得られるものが望ましい)。一般
には、その塩素含有量が20〜50重爪係の非結晶性又
は結晶性の塩素化ポリエチレンであり、特に塩素含量が
25〜45重量係の非結晶性及び結晶性の塩素化ポリエ
チレンが好ましい。
(B)  カーボンブラック また、本発明において用いられるカーボンブラックとし
ては、一般にはその比表面積が低温窒素吸着法およびB
ET法で測定して20〜1800m2/、!9および細
孔容積が細孔半径30〜7500Aの範囲において水銀
圧入法で測定して15〜4.0cc/gであり、特に比
表面積が600〜120 Q m2/、9のものが有効
である。
該カーボンフ゛ラックとしては、チャンネルブラック、
サーマルブラック、アセチレンブラックおよびファーネ
スブラック法によって製造されるカーボンフ゛ラックが
あげられる。これらのカーボンブラックについては、カ
ーボンブラック協会編ゝゝカーボンブラック便覧″(図
書出版社、昭和47年発行)、ラバーダイジェスト社編
ゝ゛便覧、ゴム・プラスチック配合薬品″(ラバーダイ
ジェスト社、昭和49年発行)、前記ゝ1合成ゴムノ・
ンドプツク″などによってそれらの製造方法および物性
などがよく知られているものである。これらのカーボン
ブラックのうち、導電性カーボンブラックおよびアセチ
レン法によって得られるアセチレンブラック(一般には
、比表面積は600〜1,20om2/、9)は、電導
性が大きく、高モジュラスになるため好適でない。また
、チャンネル法によって得られるチャンネルブラック(
一般には、比表面積は50〜1200 m27El)は
特殊な用途に使用されているが、pHが酸性を示してい
るために、本発明に使用するカーボンブラックとしては
好適でない。これらに対し、サーマル法、ファーネス法
によって得られるサーマルブラックおよびファーネスブ
ラックは塩素化ポリエチレンに対して補強性、屈曲性、
耐摩耗性、耐熱性、耐油性およびアルカリ性(pHとし
て)をイjしているため、比較的少ない配合量で高い特
性を伺与させることができる理由によって好適である。
(C1ハロゲン含有有機化合物 さらに、本発明において使われるハロゲン含有有機化合
物は難燃化剤として広く知られているものである。その
代表例として、無水テトラクロロフタル酸、塩素化パラ
フィン、塩素化ビスフェノ−#A、 臭素化ビスフェノ
ールS、塩素化ジフェニール、臭素化ジフェニール、塩
素化ナフタリン、トリス(β−クロロエチル)ポスフェ
ートおよびトリス(ジブロモブチル)ホスフェートがあ
げられる。
(D)  酸化アンチモン また、本発明において用いられる酸化アンチモンは前記
ハロゲン含有有機化合物の難燃化助剤として一般に用い
られているものである。代表例としては、三酸化アンチ
モンおよび五酸化アンチモンがあげられる。
これらのハロゲン含有有機化合物および酸化アンチモン
は前記ゝゝ便覧、ゴム・プラスチック配合薬品″などに
よってよく知られているものである。
(E)Si−0結合を有する無機物質 さらに、本発明において使われるSi−0結合を有する
無機物質のS i 02の含有量は通常少なくとも10
重ffi%であり、30重重量級上が好ましく、特に5
0重量係が好適である。またH2Oの含有量は通常10
〜20重量係であり、10〜15重量係が望ましく、と
りわけ15〜15重量係が好適である。さらに、該無機
物質の粒径は一般には10ミリミクロンないし30ミリ
ミクロンであり、特に10ミリミクロンないし25ミリ
ミクロンカ好マしく、特に15ミリミクロンないし25
ミリミクロンの粒径を有する無機物質が好適である。
Si−0結合を有する無機物質の代表例としては湿式法
ホワイトカーボン、ケイ酸カルシウム、コロイダル・シ
リカ、若干のカルシウム、アルミニウム、ナトリウム、
鉄などの酸化物を含有する合成ケイ酸塩系ホワイトカー
ボン、超微粉ケイ酸マグネシウム、をイ酸アルミニウム
(クレー)、タルク、霞石間長石、雲旬粉、珪石粉、ケ
イ藻土、ケイ砂などがあげられる。これらのSi−0結
合を有する無機物質については、ラバーダイジェスト社
線1′便覧 ゴム・プラスチック配合薬品″(ラバーダ
イジェスト社、昭和49年発行)第221頁ないし第2
53頁などによって、それらの製造方法、物性および商
品名などカー記載されており、よく知られているもので
ある。
(F″)脱塩化水素防止剤 また、本発泡において使用される脱塩化水素防止剤は一
般に塩化ビニル系重合体のようにハロゲン原子(主とし
て、塩素原子)を含有する重合体が熱などによって生じ
る脱塩化水素を防止する為に広く使われているものであ
る。該脱塩化水素防止剤は金属石けん、無機酸塩類金属
の配合物、有機スズ・化合物及び純有機化合物に大別さ
れる。
これらのうち、金属石けんの代表例としては、炭素数が
1〜10個の有機カルボン酸(多くとも3個の塩素原子
で置換されてもよい)の金属塩があげられる。該金属と
しては、リチウム、マグネシウム、カルシウム、ストロ
ンチウム、ノくリウム、カドミウム、アルミニウムおよ
び鉛があげられる。
他の金属石けんとしては、三塩基性マレイン酸、二塩基
性フタル酸およびサリチル酸の如きカルボン酸の鉛塩も
あげられる。また、無機酸塩類としては、アルキルアリ
ル亜りん酸カドミウム、オルトケイ酸鉛−シリカゲル共
沈物、塩基性lイ酸鉛、三塩基性硫酸鉛、塩基性亜硫酸
鉛および二塩基性亜リン酸鉛があげられる。金属の酸化
物のうち、酸化マグネシウムが好んで使用される。さら
に、有機スズ化合物としては、ジブチル・チン・ジラウ
レート、オクチル・スズ系化合物、ジメチルスズ系化合
物、ジプチル・チン・マレート、含イオウ有機スズ化合
物およびスタナン・ジオール誘導体があげられる。また
、該有機化合物としては、キレート剤〔一般式を(1)
式に示す〕およびエポキシ化合物があげられる。
(1)式において、RI 、R2およびR3は同一でも
異種でもよく、炭素数は多くとも20個の炭化水素基で
ある。
これらの脱塩化水素防止剤はラバーダイジェスト社線1
1便覧、ゴム・プラスチック配合薬品″(昭和49年、
ラバーダイジェスト社発行)の第266頁ないし第31
9頁に記載されている。これらの脱塩化水素防止剤のう
ち、無機酸塩類、金属の酸化物および有機スズ化合物が
好ましく、特に無機酸塩類、金属の酸化物が望ましい。
とりわけ、二塩基性フタル酸鉛、二塩基性ステアリン酸
鉛、三塩基性硫酸鉛、塩基性lイ酸鉛、酸化マグネシウ
ムおよび酸化鉛が好適である。
相 有機過酸化物 さらに、本発明において使われる有機過酸化物は特別の
限定はないが、とりわけ分解温度(半減期が1分間であ
る温度)が120℃以上のものが望ましく、特に140
℃以上のものが好適である。
好適な有機過酸化物の代表例としては、1.1−ビス−
第三級−プチルパーオギシー3.3.5−トリメチルシ
クロヘキサンのごときケトンパーオキシド、2.5−ジ
メチルヘキサン−2,5−シバイドロバ−オキシドのご
ときハイドロパーオキシド、2.5−ジメチル−2,5
−ジー第三級−ブチルパーオキシヘキサンのごときパー
オキシエステル、ベンゾイルパーオキシドのごときジア
シルパーオキシドおよびジクミルパーオキシドのごとき
ジアルキルパーオキシドがあげられる。
さらに、通常のゴム分野におい、て架橋助剤として使用
されているトリアリルイソシアヌレートおよびトリアリ
ルイソシアヌレートの如き多官能性物質を配合してもよ
い。
本発明における自動車用ダストカバーは、塩素化ポリエ
チレン、カーボンブラック、ハロゲン含有有機化合物お
よび/または酸化アンチモン、Si−〇結合を有する無
機物質、脱塩化水素防止剤ならびに有機過酸化物を後記
の配合割合で均一に混合し、得られる混合物(組成物)
を成形することによって得ることができるけれども、下
記のフェノール系酸化防止剤を配合することによって安
定性のすぐれた自動車用ダストカバーを製造することが
できる。
(H)  フェノール系酸化防止剤 本発明において使われるフェノール系酸化防止剤は一般
に合成樹脂などの有機物質の酸化防止剤として使用され
ているものである。該フェノール系酸化防止剤のうち、
代表的なものの一般式は下式〔(■)式ないしく■式〕
として表わされる。
3 〔以下「フェノール系化合物(1)1と云う〕〔以下[
フェノール系化合物(2月と云う〕R。
〔以下「フェノール系化合物(3)」と云う〔以下[フ
ェノール系化合物(4)」と云う〕ただし、R,、、R
2およびR3は同一でも異種でもよく、水素原子または
炭素数が1〜20個のアルキル基、炭素数が4〜20個
のシクロアルキル基、炭素数が1〜20個のアルキル基
を有する1−アルキルシクロナルキル基および炭1数が
1〜20個のアルキル基を有するl−アルキルベンジル
基からなる群から選ばれた炭化水素基であるが、R1、
鳥およびR3のうち、少なくともニア個は該炭化水素基
であり、R4は炭素数が1〜6個のアルキル基であり、
R7およびR6は同一でも異種でもよく、水素原子、1
.泥炭化水素基もしくは炭素数が7〜20個のアラルキ
ル基または炭素数が炭素数が1〜20個のアルコシ基で
あるが、l畑およびR6のうち、少なくとも一個は該炭
化水素基もしくは上記アラルキル基であり、R1および
R8は同一でも異種でもよく、水素原子あるいは炭素数
が1〜12個のアルキル基、炭素数が4〜12個のシク
ロアルキル基、炭素数が6〜12個のアリル(aryl
)基または炭素数が1〜12個のアルキル基を有する1
−アルキルシクロアルキル基もしくは1−アルキルベン
ジル基であり、鳥は炭素数が 1〜12個のアルキリデ
ン基またはアルキレン基であり、Xは1〜6の整数であ
り、yは1.2または3である。
(I++式で示されるフェノール化合物(])のうち、
(■)式においてR1、R2およびR3の炭素数がそれ
ぞれ多くとも12個のものが好ましい。好ましいものの
代表例としては、2.6−ジー第三級−ブチル−4−エ
チルフェノール、2.6−ジー第三級−ブチル−4−メ
チルフェノール、2.4−ジメチル−6−(α、α′、
r、γ′−テトラメチルブチル)フェノール、2.6−
ジペンジルー4−メチルフェノール、2.6−ジー第三
級−アミル−4−メチルフェノールおよび2−第三級−
フチルー4−エチル−6−第三級オクチルフェノールが
アケラれる。その他の該フェノール系化合物の代表例は
特開昭50−138050号、同51.64563号お
よび同り 1.−112 s 67号各明細書に記載さ
れている。また、(IIDで示されるフェノール系化合
物(2)のうち、(Ill)式においてR4の炭素数が
 3ないし6個のものが望ましい。望ましいものの代表
例としては、テトラ〔メチレン−3−(3,5−−シー
 第三級−フチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネ−トヨメタン、テトラ〔メチレン−4−(3−第三級
−ブチル−5−n−へキシル−4−ヒドロキシフェニル
)ブチレートコメタンおよびテトラ〔メチレン−4−(
3,5−ジー第三級−フチル−4−ヒドロキシフェニル
)フチレートコメタンがあげられる。その他の8亥フ工
ノール系化合物の代表例は特開昭51−6251号、同
5]−64563号および同5l−1128fi7号各
明細書に記載されている。さらに、(lll)で示され
るフェノール系化合物のうち、T15およびRIIの炭
素数が多くとも18個のものが好ましく、特に4偏量」
−のものが好適である。好適な該フェノール系化合物の
代表例としては、2.2′−チオビス−(4−剖りチル
フェノール)、4.4′−チオビス〔4−メチル−6−
(1−メチルシクロヘキシル)フェノール〕、4.4′
−チオビス(3,6−ジステアリルフェノール)および
2.2′−ジチオビス−(4−n−グロボギシー6−第
三級−ブチルフェノール)があげられる。その他の該フ
ェノール系化合物の代表例は特開昭51□−56860
号、同51−64563号および同j1.−11268
7号各明細書に記載されている。また、測成で表わされ
るフェノール系化合物(4)のうち、前記の(Vl1式
において、馬およびR8の炭素数が多くとも18個のも
のが望ましく、とりわけ4個以下のものが好適である。
さらに、Roの炭素数が多くとも12個のものが好まし
く、特に8個以下のものが好適である。該フェノール系
化合物の代表的なものとしては2,2′−メチレンビス
(4,6−シメチルフエノール)、2.2’−メチレン
ビス−(4−メチル−6−第三級−ブチルフェノール)
、4.4′−メチレンビス−(6−第三級−ブチルフェ
ノール)、2.2’−イソプロピリデンビス−(4,6
−ジーn−オクチルフェノール)および4I4’−テカ
メチレンビス−(3−メチルフェノール)、2.2’−
)リチオビス−(4−メトキシ−6−第三級−ブチルフ
ェノール)および4.4’−)リチオビス−(2,6−
ジー第三級−ブチル714563号および同51−’J
I2867号各明細書に記載されている。
(J)配合割合 100 重用部の塩素化ポリエチレン(他のゴム状物お
よび/または樹脂状物を含む場合はこれらも含″b)に
対する他の配合成分の配合割合は下記の通りである。
、カーボンブラックの配合割合は10〜120重咀部で
あり、20〜120重jii0部が望ましく、とりわけ
30〜100重量部が好適である。100重蹴部の塩素
化ポリエチレンに対するカーボンブラックの配合割合カ
ー10重職部未満では、耐熱性態摩耗性、面1屈曲性お
よび4久性のすぐれたダストカバーが得られない。一方
、120部を越えると、これらの特性はすぐれているも
のは得られるが、成形加工性が劣るために良Irな製品
が得られない。
また、ハロゲン含有有機化合物および酸化アンチモンの
配合割合はそれらの総和として5〜30重伍部であり、
7〜30重量部が望ましく、とりわけ7〜25重量部が
好適である。100重量部のハロゲン含有有機化合物中
のハロゲン元素量に対する酸化アンチモンの配合割合は
、一般には100〜600重量部であり、100〜40
0重量部が好ましく、特に難燃性およびブリード性の点
から150〜400重量部が好適である。
本発明の重要な点は通常の離燃剤(ハロゲン含有有機化
合物および酸化アンチモン)からなる通常の難燃処方に
加えて成形性が良好であり、かつ高離燃性(UL−94
法でV−0)を伺与するた、めに塩素化ポリエチレン1
00重量部に対する5t−0結合を有する無機物質を5
〜20重量部を配合することであり、とりわけ7〜20
重(11部配合することが望ましい。
さらに、脱塩化水素防止剤の配合割合は01〜150重
量部であり、特に10〜100重量部が好ましい。
また、有機過酸化物の配合割合は01〜20重宿部であ
り、とりわけ05〜1()取計部が望ましい。
さらに、架橋助剤を使用する場合、その使用割合は多く
とも1.0.0重片1部である。
フェノール系酸化防止剤を配合する場合、配合割合は多
くとも10重計部であり、01〜10爪惜部が好捷しく
、特に01〜50重計部が計部である。
本発明のダストカバーを製造するにあたり、塩素化ポリ
エチレン、カーボンブラック、ハロゲン含有有機化合物
、酸化アンチモン、Si−0結合を有する無機物質、脱
塩化水素防止剤および有機過酸化物ならびに架橋助剤お
よびフェノール系酸化防止剤(配合する場合)はいずれ
も単独で使用してもよく、二種以」二を併用してもよい
(K)  混合方法、成形方法など ゴム業界及び樹脂業界において一般に使われている充填
剤、可塑剤、光(紫外線)に対する安定剤、を製造する
さい、その配合(混合)方法は、当該技術分野において
一般に用いられているオープンロール、ドライブレンダ
−、パンツくリーミキサーおよびニーグーのごとき混合
機を使用して混合すればよい。これらの混合方法のうち
、一層均一な瘤1し物を得るためにはこれらの混合方法
を二種以上適用してもよい(たとえば、あらかじめドラ
イブレンダ−で混合した後、その混合物をオープン明の
ダストカバーを製造するには、一般のゴム業界において
通常使用されている押出成形機、射出成形機および圧縮
成形機のごとき成形機を用いてゴム技術分野において一
般に加硫(架橋)しながら成形物を製造する方法、すな
わち加硫と成形とを同時に進行させる方法を適用して所
望の形状物に成形させてもよい。
■ 実施例および比較例 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、耐熱老化試験は、
温度が130℃に設定されたJISギヤオープン中KJ
IS  No、3号ダンベルを5日間放置した後、ショ
ーバ型引張試験機を使用し、引張強度(以下1’Tn」
と云う)、伸び率(以下rEBJと云う)および硬さく
以下1”)(SJと云う)を測定し、’l’B、EB、
の変化率およびHsの変化を求めた。
また、耐エンジンオイル性試験は温度が130℃に設定
されたJISテストチューブ試験機中にトヨタ純正キャ
ツスオイルを入れ、その中にJIS形ダンベルと体積変
化率測定用の試f”lを浸漬させ、5日間放置した後、
耐熱老化性と同じ41;j定接を用いて同様を測定を行
なった。なお、体積変化率(以下「△V」と云う)はア
ルキメデス法で測定を行なった。さらに、難燃性試験は
アンダーライタ−ス・ラボラトリ−(UL) 94法に
したがって測定した。さらに、耐摩耗性試験はアクロン
型摩耗試験機を用いて荷重が3 ky、 ;回転数が3
 ’000回での摩耗量をccの単位で表現した。また
、圧縮永久歪性試験は120℃および130℃に設定し
てそれぞれ3日間放置した後の歪み値(チ)を測定した
。さらに、耐屈曲性試験はデマチャ一式試験機を使って
50万回くり返し疲労を行ない、クランクの有無を観察
した。
なお、実施例および比較例において使用した各混合成分
は下記のごとき形状および物性ならびに製造方法によっ
て製造されたものである。
〔(A)塩素化ポリエチレン〕
塩素化ポリエチレンとして、密度が0.920g/ c
m ”のポリエチレン(主鎖の炭素原子ioo。
個に対するアルキル基の数 6個、M、I、12,9/
10分、融点 i工s℃、エチレン−ブテン−1共重合
体)を水性懸濁法によって塩素化し、塩素含有量が41
.2重量係の塩素化ポリエチレン〔密度 1.21 g
 /cwr3、A−=−粘度(M t、 1+L120
℃) 505、非品性、以下「cpEJと云う〕を製造
して使用した。
〔(B)カーボンブラック〕
カーボンブラックとして、ファーネスフ゛ラック(昭和
キャボット社製、商品名 ショウブラックN−3”30
、平均粒径 30ミリミクロン、比表面積 s o m
2/g、以下[CB−IJと云う)およびサーマルブラ
ック(旭カーボン社製、商品名 旭サーマル、平均粒径
 90ミクロン、比表面積 16m2/g、以下1−C
B −2jと云う)を用いた。・ 〔(C)ハロゲン含有有機化合物および(D)酸化アン
チモン〕 ハロゲン含イI有機化合物として、密度が1.6697
cm  である塩素化パラフィン(分子量 約1060
、塩素含有量 約70重鼠係、以下「塩パラ」と云う)
を用いた。また、酸化アンチモンとして密度が5.25
 fl / cm3である三酸化アンチモン(以下1−
8b203」と云う)を使用した。
C[E)  s r −o  結合を有する無機物質]
5i−0結合を有する無機物質として、超微粉をイ酸マ
グネシウム(密度2.7 s fl 7cm3、比表面
積 20m2/g、粒径 032〜6ミクロン、5in
2含有量 62525重量部O含有量 306重1i%
、Fe2O3含有量 1.0重量’%、 H20含有量
 499重量部、以下「Mgo・5i02J  と云う
)およびシリカ(密度 1. g 5 jj 7cm3
.比表面積19.O’OOcrn2/g、平均粒径 1
6ミリミクロン、5i02含有量 865重量部、H2
O含)存置 13030重量部下rsto2J  と云
う)を使った。
〔(F)脱塩化水素防止剤〕
脱塩化水素防止剤として、三塩基性硫酸鉛(以下「トリ
ベースコと云う)および酸化マグネシウム(協和化学工
業社製、商品名 キヨーワマグ#、 150.100メ
ツシユパス、比表面積 15om2/g、以下rMgO
j  と云う)を用いた。
〔(G)有機過酸化物〕
有機過酸化物として、1,1−ビス−第三級−ブチルパ
ーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(以
下「過酸化物」と云う)を使用した。
〔@)架橋助剤〕
架橋助剤として、トリアリル−イソシアネート(以下1
”T A I Clと云う)を使った。
〔(J)可塑剤〕
可塑剤としてトリオクチルトリメリテート(以下rTO
TMJと云う)を用いた。
〔(K フェノール系酸化防止剤〕
フェノール系酸化防止剤として、ビス〔2−メチル−4
−(3−n−アルキルチオフロピオニルオキシ) −S
−第三級−ブチルフェニル〕スルフィド(以下「酸化防
止剤」、と云う)を使用もだ。
〔(L)滑 剤〕
滑剤として、ワックス(大向新興化学工業社製、商品名
 サンタイト、平均分子量 約700)を用いた。
実施例 1〜7、比較例 1〜6 100重量部のCPE(塩素化ポリエチレンとしで)、
30重量部のCB−1および30重量部AIC(架橋助
剤として)、20重量部のTOTM(可塑剤として)な
らびに2重量部のワックス(滑剤として)ならびにハロ
ゲン含有有機化合物′として塩パラ、酸化アンチモンと
して5b2o3、ケイ素含有無機物質としてMgO・S
 i O,、および5i02ならびに脱塩化水素防止剤
としてトリベースまたはMgO(それぞれの配合量を第
1表に示す)をあらかじめ表面温度を50℃に設定され
たオープンロールを使って20分間十分混練しながらシ
ートを成形した(実施例1〜5、比較例1〜5)。
実施例2において使用した各配合成分(配合量は実施例
2と同じ)、さらに1重量部の酸化防止剤を実施例1と
同様にシートを成形した(実施例6)。
実施例7においてカーボンブラックとして用いたCB−
2を配合せず、またCB−1の配合量を60重量部にか
えたほかは、実施例1と同じ条件でシートを成形した(
実施例7)。
実施例7においてカーボンブラックとして使ったCB−
1の配合量を5重量部にかえたほかは、実施例7と同じ
条件でシートを成形した(比較例6)。
このようにして得られた各シートをリボンカッタを用い
て幅3crnに切断した。(−)られたそれぞれのシー
トを用いてゴム射出成形機(名古屋名板社製、100ト
ン、架橋時間 20分)を使用してノズルヒータ一温度
 100℃、ヒーターエの温度 80℃、ヒーター2の
温度 50℃、ヒーター3の温度 室温(23℃)およ
びダストカバー用金型の温度 160℃の条件下でダス
トカバーを作成した。このようにして得られた各ダスト
カバー(重さ 50(19)の製品について、JIS#
13号ダンベルで製品から打抜きをしてサンプルを作成
した。作成したそれぞれのサンプルについて、耐熱老化
性試験耐エンジンオイル性試験および難燃性試験を行な
った。さらに耐圧縮永久歪試験、耐摩耗性試験および耐
屈曲性試験については温度が160℃および圧力が20
0 kIj/cm2cy)’熱プレス機を使って30分
間架橋し、得られた架橋物について測定した。耐熱性試
験、耐エンジンオイル性試験および難燃性試験の結果を
第2表に示す。さらに、耐摩耗性試験、耐屈曲性試験お
よび耐圧縮永久歪試験の結果を第3表に示す。なお、こ
れらの表において、TBおよびFBは変化率(単位は係
)ならびにHsは変化(単位はポイント)で表わした。
第    3    表 1)クラックの有無、  2)歪み量(%)なお比較例
3では、得られたシートを射出成形し、ダストカバーを
製造するさいに脱塩化水素をおこし、試料を製造するこ
とができなかった。
上記の実施例および比較例の結果から、本発明によって
得られるダストカバーは、耐熱老化性試験、耐エンジン
オイル性試験、難燃性試験および耐圧縮永久歪試験にお
いて良好な値を示すことが明らかであり、前記のごとく
ダストカバーとして将来有望であることは明白である。
特許出願人 昭和電工株式会社 代理人 弁理士菊地精− 手続補正書(方式) %式% 1 事件の表示 昭和57年特許願第137412号2
 発明の名称 自動車用ダストカバー 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区芝大門−丁目13番9号名称 (20
0)  昭和電工株式会社4代理人 5 補正命令の日付 昭和57年11月30日(発送日
)6 補正の対象 明細書の一部(第18.20.21頁)(内容に変更な
し) (1)式において、R’ 、R2およびR8け同一でも
異種でもよく、炭素数は多くとも20個の炭化水素基で
ある。
これらの脱塩化水素防止剤はラバーダイジェスト社線1
1便覧、ゴム・プラスチック配合薬品II (昭和49
年、ラバーダイジェスト社発行)の第266頁ないし第
319頁に記載されている。これらの脱塩化水素防止剤
のうち、無機酸塩類、金属の酸化物および有機スズ化合
物が好ましく、特に無機酸塩類、金属の酸化物が望まし
い。とりわけ、二塩基性フタル酸鉛、二塩基性ステアリ
ン酸鉛、三塩基性硫酸鉛、塩基性ケイ酸鉛、酸化マグネ
シウムおよび酸化鉛がftf 適である。
斡)有機過酸化物 さらに、本発明において使われる有機過酸化物は特別の
限定はないが、とりわけ分解温度(早減らびに有機過酸
化物を後記の配合割合で均一に混合し、得られる混合物
(組成物)を成形することによって得ることができるけ
れども、下記のフェノール系酸化防止剤を配合すること
によって安定性のすぐれた自動車用ダストカバーを製造
することができる。
0わ フェノール系酸化防止剤 本発明において使われるフェノール系酸化防止剤は一般
に合成樹脂などの有機物質の酸化防止剤として使用され
ているものである。核フェノール系酸化防止剤のうち、
代表的なものの一般式は下式〔(■)式ないしく■式〕
として表わされる。
3 〔以下[フェノール系化合物(J)」と云う〕〔以下「
フェノール系化合物(2月と云う〕It+

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)  密度が0.905〜0.940.!i’/d
    であり、融点が106〜130℃であり、メルト・イン
    デックスが0.01〜1009710分であり、実質的
    に炭素数が1〜10個の側鎖アルキル基数が主鎖炭素原
    子1ooo個当り3〜35個のエチレンとα−オレフィ
    ンとの共重合体の塩素含有率が20〜550〜55重量
    部100℃の温度におけるムーニー粘度がスモール・ロ
    ータで10〜60ポイントであり、X線広角回折法によ
    りブラック角2θが8〜15°の間に非結晶に起因する
    ピークを有する塩素化ポリエチレン。 (B)  カーボンブラック、 (C)  ハロゲン含有有機化合物および/またに(D
    )酸化アンチモン、 (E)Si−0結合を有する無機物質、(F)  塩化
    ビニル系重合体の脱塩化水素防止剤ならびに (G)  有機過酸化物 から得られ、100重量部の塩素化ポリエチレンに対す
    る配合割合は、カーボンブラックが10〜120重量部
    であり、ハロゲン含有有機化合物および酸化アンチモン
    は、それらの合計量として5〜30重量部であり、5t
    −0結合を有する無機物質は5〜20重量部であり、脱
    塩化水、素防止剤rfio、i〜15重量部であり、か
    つ有機過酸化物は01〜20重量部である自動車用ダス
    トカバーγ
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