JPH01182340A - 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物 - Google Patents

塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物

Info

Publication number
JPH01182340A
JPH01182340A JP627688A JP627688A JPH01182340A JP H01182340 A JPH01182340 A JP H01182340A JP 627688 A JP627688 A JP 627688A JP 627688 A JP627688 A JP 627688A JP H01182340 A JPH01182340 A JP H01182340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
ethylene
propylene copolymer
copolymer
chlorinated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP627688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2604774B2 (ja
Inventor
Naotoshi Watanabe
渡辺 直敏
Takeshi Masukawa
増川 毅志
Shoji Sakurai
桜井 昭二
Ichiro Sakae
一郎 寒河江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP627688A priority Critical patent/JP2604774B2/ja
Publication of JPH01182340A publication Critical patent/JPH01182340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604774B2 publication Critical patent/JP2604774B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は機械的強度がすぐれた塩素化エチレン−プロピ
レン系共重合体組成物に関する。さらにくわしくは、機
械的強度(たとえば、引張強度)がすぐれているばかり
てなく、柔軟性および圧縮永久歪性も良好であり、しか
も耐熱性がすぐれており、しかも耐摩耗性が良好である
塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物に関する
〔従来の技術〕
塩素化ポリエチレン、とりわけ非品性塩素化ポリエチレ
ンゴム状物は化学的に飽和構造であり。
かつ塩素含有高分子物質であることに基いて、その架橋
物(加硫物)は、耐候性、難燃性、耐薬品性、電気的特
性および耐熱性のごとき物性が良好であるため、電線被
覆、電気部品、ホース、建材、自動車部品、パツキン、
シートなどに成形されて広範囲の産業分野において利用
されいる。
しかし、この塩素化ポリエチレンは汎用ゴム(たとえば
、ブタジェンを主成分とするゴム)と異なり、前記した
ごとく化学的に飽和構造であるために硫黄または硫黄供
与体を加硫剤として加硫させることが困難である。その
ため、架橋剤として一般には、有機過酸化物を使って架
橋させる方法か行なわれている。しかし、ホース、シー
ト、チューブなどを押出成形後、一般にゴム業界で使わ
れている加硫かんな用いて架橋した場合、得られる架橋
物を適正に架橋させることは難しい。そのために得られ
る架橋物の引張強度、耐熱性などが劣る。
そのため、硫黄または硫黄供与体を使用して加硫させる
ことが提案されている(たとえば、特開昭55−717
42号公報明細書)、また、本発明者の一部らは、硫黄
および/または硫黄供与体にさらにチオウレア系化合物
、ジチオカーバメートの金属塩ならびに受酸剤として酸
化マグネシウムおよび/または酸化鉛を配合させること
により、加硫か可能であり、さらに種々の機械的特性(
たとえば、引張強度)もすぐれている加硫性塩素化ポリ
エチレン系組成物を提案した(特開昭61−20924
4号)。
しかし、この組成物は、加硫性はかならずしも満足すべ
きものではなく、したがって柔軟性および圧縮永久歪性
が充分でなく、しかも耐熱性についても劣るという欠点
がある。
さらに、一般に用いられている個々の熱可塑性エラスト
マーについて、問題点を詳細に論述する。
スチレン−ブタジェン共重合ゴム(5BR)およびアク
リロニトリル−ブタジェン共重合ゴム(NBR)につい
ては、耐油性、耐寒性および耐屈曲性はすぐれているが
、構造上二重結合を有しているために耐候性、耐オゾン
性および耐熱老化性が比較的多量の老化防止剤、酸化防
止剤などを添加しても長時間の保持性が劣る。また、エ
チレン−プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM
)については、耐寒性、耐屈曲性、耐オゾン性および耐
熱老化性はすぐれている。しかし、耐油性においてすぐ
れた特性を有しない、さらに、クロロブレン系ゴム(C
R)については、耐油性、耐寒性および耐屈曲性はすぐ
れた特性を発揮する。しかしながら、SBRおよびNB
Rと同様に二重結合を有するために老化防止剤を比較的
多量添加することによって短時間の耐候性8よび耐オゾ
ン性を改良することがてきる。しかし、長時間使用する
ことにともない、これらの特性が低下する。また、 1
20°C以上の激しい温度条件では、耐熱老化性が低い
、さらに、クロロスルフォン化ポリエチレンについては
、耐油性、耐寒性、耐屈曲性、耐オゾン性および耐候性
はすぐれた特性を有する。
また、耐熱老化性においては120℃までの温度条件で
はすぐれた特性を有する。しかしながら、120℃以上
の厳しい条件にさらされると、耐熱老化性が低下する。
(発明が解決しようとする課題) 以上のことから、本発明はこれらの欠点(問題点)がな
く、すなわち耐熱性、耐油性および耐候性が良好である
のみならず、引張強度、耐摩耗性およびモジュラスなど
の特性がすぐれている組成物を得ることであり、しかも
前記のごとき一般に利用されている熱可塑性エラストマ
ーが有する欠点を改良した組成物を得ることである。
(課題を解決するための手段および作用)本発明にした
がえば、これらの問題点は、(A)プロピレンの含有量
が15〜40重量%であり、かつメルトフローインデッ
クス(JISK7210にしたがい、条件が14で測定
、以下「鋪FRJと云う)が0.01〜5.0 g71
0分であり、差動走査熱量計て測定した融解ピークが8
0℃以上であり、X線て測定した結晶化度が3%以上で
あり、しかもゲルパーミエーシミンクロマトグラフィー
で測定した分子量分布の指標である重量平均分子量かか
(lrw)/数平均分子量(In)が4以上であるエチ
レン−プロピレン系共重合体を塩素化させることによっ
て得られる塩素含有率が20〜45重量%であり、かつ
ムーニー粘度(ML   、  1001+4 ’C)カ10〜150である塩素化エチレン−プロピレ
ン系共重合体 100重量部、 ならびに (B)Si−0結合を有する無機物質 10〜150重
量部 からなる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
、 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。
(A)塩素化エチレン−プロピレン系共重合体本発明に
おいて使われる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体
を製造するにあたり、原料であるエチレン−プロピレン
系共重合体のプロピレンの含有量は15〜40重量%で
あり、18〜40重量%が好ましく、特に20〜38重
量%が好適である。プロピレンの含有量が15重量%で
あるエチレン−プロピレン系共重合体を使って塩素化さ
せると、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共重合
体はゴム的な弾性が乏しく、むしろ製品においてプラス
チックライクであり、得られる組成物のゴム的特性を発
揮しない、一方、40重′量%を超えたエチレン−プロ
ピレン系共重合体を用いて塩素化すると、塩素化のさい
に得られる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体の粒
子が大きくなり、反応系において団塊状になるために好
ましくない。
また、該エチレン−プロピレン系共重合体のMFRは0
.01〜5.01710分であり、0.02〜5.01
710分が望ましく、とりわけ0.05〜5.0 g 
/ 10分が好適である。  MFRが0.01g71
0分未満のエチレン−プロピレン系共重合体を使用して
塩素化するならば、得られる塩素化エチレン−プロピレ
ン系共重合体の加工性がよくない、一方、5.0g71
0分を超えたエチレン−プロピレン系共重合体を使って
塩素化すると、塩素化エチレン−プロピレン系共重合体
の製造時における反応効率が悪く、シかも塩素化物の団
塊化が激しい。
該エチレン−プロピレン系共重合体のムーニー粘度(M
L、100℃)は通常10〜180 テ1◆4 あり、 10〜170が好ましく、特に10〜tSOが
好適テするムーニー粘度が10未渦のエチレン−プロピ
レン系共重合体を塩素化すれば、塩素化中に塩素化物の
団塊化が激しい。一方180を超えたエチレン−プロピ
レン系共重合体を用いると、得られる塩素化物の機械的
特性はすぐれているが、ゴム的な弾性が乏しく、むしろ
プラスチックライクである。
なお、該エチレン−プロピレン系共重合体は、通常差動
走査熱量計(Differential Scanni
ngCalorimeter、 DSC)で測定した融
解ピークが80°C以上であり、かつX線で測定した結
晶化度が5%以上であり、80〜125℃が好ましく、
特に85〜125℃が好適である。前記融解ピークが8
8℃未満では、塩素化エチレン−プロピレン系共重合体
を製造するさいに塊状になり、均一な塩素化物が得られ
ないために好ましくない。
また、該エチレンプロピレン系共重合体ははX線で測定
した結晶化度が3%以上であり、 3〜50%が望まし
く、とりわけ3〜45%が好適である。
この結晶化度が3%未満のエチレン−プロピレン系共重
合体を使って塩素化すると、塩素化の段階で塊状となり
、同様に均一な塩素化物が得られない。
さらに、該エチレン−プロピレン系共重合体はゲルパー
ミェーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した
分子量分布の指標である重量平均分子ffi(lrw)
/数平均分子量(in)は4以上であり、 4〜8が好
ましい、 lrw/ Mnが4未満のエチレン−プロピ
レン系共重合体を使用するならば、得られる塩素化物の
加工性がよくないために好ましくない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を製造
するには、該エチレン−プロピレン系共重合体を水性媒
体中に懸濁させる。この水性懸濁状態を保持するために
、少量の乳化剤、懸濁剤を加えることが好ましい、この
さい、必要に応じて、ベンゾイルパーオキサイド、アゾ
ビスイソブチロニトリルおよび過酸化水素のごときラジ
カル発生剤、ライトシリコン油なとの消泡剤ならびにそ
の他の添加剤を加えてもさしつかえない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を製造
するにあたり、前記の水性懸濁下で下記のごとき三つの
方法で塩素化させることが望ましい。
第一の方法は第一段階において用いられるエチレン−プ
ロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも25℃低い
温度であるが、50℃より高い温度において全塩素化量
の20〜60%を塩素化し、第二段階において前記第一
段階における塩素化温度よりも1060以上高い温度で
あるが、該エチレン−プロピレン系共重合体の融点より
も5〜15℃低い温度において残りの塩素化を行なう方
法である。
また、第二の方法は、第一段階において使われるエチレ
ン−プロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも25
℃低い温度であるが、50℃より高い温度において全塩
素化量の20〜60%を塩素化し。
第二段階において該エチレン−プロピレン系共重合体の
融点よりも1〜7℃高い温度まで昇温させ、この温度に
おいて塩素を導入することなく10〜60分間アニール
させ、第三段階において該エチレン−プロピレン系共重
合体の融点よりも2〜25℃低い温度において残りの塩
素化を行なう方法である。
さらに、第三の方法は第一段階において使用されるエチ
レン−プロピレン系共重合体の融点よりも少なくとも2
5℃低い温度であるが、50℃より高い温度において全
塩素化量の20〜60%を塩素化し、第二段階において
前記第一段階における塩素化温度よりも10℃以上高い
温度であるが、該エチレン−プロピレン系共重合体の融
点よりも5〜15°C低い温度で残りの塩素化量の少な
くとも30%であり、この段階までに全塩素化量の60
〜90X jt!素化し、ついで第三段階において該エ
チレン−プロピレン系共重合体の融点よりも低い温度で
あるが、融点よりも2℃以下低い温度において塩素化を
行なう方法である。
このようにして得られる本発明において使用される塩素
化エチレン−プロピレン系共重合体の塩素含有率は20
〜45重量%(好ましくは、20〜42重量%、好適に
は、25〜42重量%)である、この塩素化エチレン−
プロピレン系共重合体の塩素含有率が20重量%未満て
は、得られる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体を
回収および精製するのに問題がある。その上、耐溶性が
乏しい、一方、45重量%を超えると生成される塩素化
エチレン−プロピレン系共重合体は、熱安定性および耐
熱性において著しく低下するために好ましくない。
またムーニー粘度は100℃の温度においてラージ・ロ
ータで10〜150ポイントであり10〜120ポイン
トが望ましく、とりわけ15〜100ポイントが好適で
ある。
さらに、メルトフローインデックス(JISに一721
Oにしたがい、条件が7で測定、以下rFRJと云う)
は、一般には1〜100 g/10分であり、 3〜5
0g710分が好ましく、とりわけ5〜また、本発明に
おいて用いられる5i−0結合を有する無機物質のSi
O□の含有量は通常少なくとも10重量%であり、30
重量%以上が好ましく、特に50重量%以上が好適であ
る。また、 H2Oの含有量は通常1.0〜20重量%
であり、 1.0〜15重量%が望ましく、とりわけ1
.5〜15重量%が好適である。さらに、該無機物質の
粒径は一般には10n■ないし30IL會であり、特に
10n會ないし25路■が好ましく、特に1srvない
し25ILmの粒径を有する無機物質が好適である。
5i−0結合を有する無機物質の代表例としては湿式法
ホワイトカーボン、ケイ酸カルシウム、コロイダル・シ
リカ、若干のカルシウム、アルミニウム、ナトリウム、
鉄などの酸化物を含有する合成ケイ酸塩系ホワイトカー
ボン、超微粉ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム
(クレー)、タルク、霞石間長石、雲母粉、珪石粉、ケ
イ藻土。
ケイ酸などがあげられる。これらのSi −0結合を有
する無機物質については、ラバーダイジェスト社編“便
覧 ゴム・プラスチック配合薬品”)ラバーダイジェス
ト社、昭和49年発行)第221頁ないしi 253頁
などによって、それらの製造方法。
物性および商品名などが記載されており、よく知られて
いるものである。
(C)組成割合 は10〜150重量部であり、10〜120重量部が望
ましく、とりわけ10〜100重量部が好適である。塩
素化エチレン−プロピレン系共重合体100重量部にす
る5i−0結合を有する無機物質の組成割合が10重量
部未満では、Si −0結合を有する無機物質を配合す
る効果が乏しく、すなわち得られる組成物の引張強度、
耐熱性、耐摩耗性、モジユラスなどが充分とは云えない
、一方、150重量部を超えて配合すると、組成物の柔
軟性が低下する。
CD)混合方法、加硫方法、成形方法など以上の物質を
均一に配合させることによって本発明の組成物(混合物
)を得ることができるけれども、さらにゴム業界におい
て一般に使われている脱塩化水素防止剤、硫黄、硫黄供
与体、加硫促進剤、加硫促進助剤、有機過酸化物、架橋
助剤、可塑剤、酸素、オゾン、熱および光(紫外線)に
対する安定剤、滑剤ならびに着色剤のごとき添加剤を組
成物の使用目的に応じて添加してもよい。
本発明の組成物を製造するさい、その配合(混合)方法
は、当該技術分野において一般に用いられているオープ
ンロール、ドライブレンダ−、バンバリーミキサ−およ
びニーダ−のごとき混合機を使用して配合すればよい、
これらの混合方法の  ゛うち、−層均一な組成物を得
るためにはこれらの混合方法を二種以上適用してもよい
(たとえば。
あらかじめドライブレンダ−で混合した後、その混合物
をオープンロールな用いて混合する方法)、これらの混
合方法において、溶融混練するさいに比較的高い温度で
実施すると、使用される塩素化エチレン−プロピレン系
共重合体の一部または全部が架橋することがある。この
ために通常70℃以下に8いて実施する必要がある。
このようにして得られる組成物を使って一般のゴム業界
において一般に使用されている押出成形機、射出成形機
、圧縮成形機、トランスファ成形機などを利用して所望
の形状に形成される。
また、加硫または架橋させる場合、加硫または架橋は通
常100〜200℃の温度範囲に成形中において、ある
いはスチーム缶、エアーパスなどによって加熱される。
加硫または架橋時間は加硫または架橋温度によって異な
るが、一般には0.5〜120分である。
(実施例および比較例) 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、硬度試験はJIS
硬度計(ショアー A)を使用し、試験片をJISに6
301に準じてJIS  No、3ダンベルを製造し、
これらのダンベルを3枚重ね合わせて測定した。また、
引張強度(以下「TB」と云う)および伸び(以下「E
B」と云う)はJIS K6301に従ってショツパー
型試験機を用いて測定した。
さらに、耐熱性試験は120℃の温度に72時間放置さ
せ、引張強度の残率および引張伸度の残率(伸び率)を
JIS K6301に従って測定した。また、耐摩耗性
試験はAKRON型摩耗試験機を用いて荷重が3Kgお
よび回転数が1000回の条件下で摩耗量(cc)の測
定を行なった。
なお、実施例および比較例において使用した塩素化エチ
レン−プロピレン系共重合体、5i−0結合を有する無
機物質、受酸剤、架橋剤、加硫剤。
架橋助剤、加硫促進剤および可塑剤のそれぞれの種類お
よび物性などを下記に示す。
((A)塩素化エチレン−プロピレン系共重合体)塩素
化エチレン−プロピレン系共重合体として、水性懸濁状
でプロピレン含有量が22重量%であり、かつムーニー
粘度(ML、100℃)が1+4 115であるエチレン−プロピレン系共重合体(MFR
l、ロg710分、融点 120℃、以下r EPR(
1) Jと云う) 10Kgを仕込み、撹拌しながら5
0〜90℃の温度範囲において該共重合体の塩素含有量
が18.2重量%になるまで塩素化した(第一段階塩素
化)、ついて、反応系を121−125℃に昇温させ、
この温度範囲において塩素の導入を中止させて30分間
アニール化を行なった(第二段階アニールイヒ)、つい
で、反応系を冷却し、95〜tta℃の温度範囲におい
て塩素含有量が35.4重量%になるまて塩素化しく第
三段階塩素化)、得られるムーニー粘度(ML   、
  100℃)が42.01◆4 である塩素化エチレン−プロピレン系共重合体(肝R1
0,Og/10分、以下r(:IEPR(A) Jと云
うンおよび前記EPR(1) 10Kgを上記と同様に
仕込み、撹拌しながら50〜90°Cの温度範囲におい
て該共重合体の塩素含有率が18.2重量%になるまで
塩素化した(第一段階塩素化)。ついで反応系を105
〜115℃に昇温させ、この温度範囲において塩素含有
量が27.1重量%になるまで塩素化した(第二段階塩
素化)。ついで 118〜120℃の温度範囲で塩素含
有量が35.2重量%になるまで塩素化しく第三段階塩
素化)、ムーニー粘度(ML    100℃)が61
である塩素化エチレン−1+4 プロピレン系共重合体(PR11,0g/10分、以下
rclEPR(B) Jと云う)を使った。
((B)St−0結合を有する無機物質)また、Si 
−0結合を有する無機物質として、超微粉ケイ酸マグネ
シウム(密度 2.75 g/c m” 、比表面積 
20ゴ/g、粒径 0.32〜6ミクロン、5iOz含
有量 62.5重量%、MgO含有量30.6重量%、
 Fe O含有量  1.0重量%、 H20含有量 
4.99重量%、以下r MgO−3iO□」と云う)
シリカ(密度 1.95g/cm”、比表面g  19
,000c m” / g 、平均粒径16ミリミクロ
ン、5iOz含有量 86.5重量%、H20含有量 
13.0重量%、以下r 5iOz Jと云う)を用い
た。
((C)受酸剤) さらに、受酸剤として、三塩基性硫酸鉛(耕正社製、商
品名 TS、平均粒径 2.0JLII、密度約7.0
g/crn’、以下「トリベース」と云う)および酸化
マグネシウム(協和化学社製、商品名キョーワマグ 1
50. 100メツシユバス、比表面積 150rr1
″/g、以下「植gOJと云う)を使用した。
((D)架橋剤、加硫剤) また、架橋剤としてn−ブチル−ビス(第三級−ブチル
パーオキシ)バレレート(以下rVJと云う)を、さら
に加硫剤としてトリチオシアヌル酸(以下「トリアジン
」と云う)を使った。
((E)架橋助剤、加硫促進剤) さらに、架橋助剤としてトリアリルイソシアヌレート(
以下rTAIcJと云う)を、また加硫促進剤として2
−メルカプトベンゾチアゾールヘキシルアミン塩(以下
r 1ilDcAJと云う)およびペンタメチレン・ジ
チオカーバメートのナトリウム塩(以下「P滅TCJと
云う)を用いた。
((F)可塑剤) また、可塑剤として、トリオクチルトリメリテート(以
下r TOTMJと云う)を使用した。
実施例 1〜10、比較例 1〜5 第5表にそれぞれの配合量および種類が示されている塩
素化エチレン−プロピレン系共重合体(以下rc1−E
PRJと云う)、5i−0結合を有する無機物質(以下
r C,B、 Jと云う)、受酸剤および加硫促進剤な
らびに実施例1〜4、実施例8右よび10、比較例1で
は4重量部のVおよび3重量部のTAIC1実施例5〜
9および比較例2〜5では2.0重量部のトリアジン(
ただし、実施例8では0.2重量部)および実施例1−
10、比較例1Sよび2では30重量部の丁OTMを室
温(約 20℃)においてオーブンロールな使って20
分間混練し、それぞれをシート状に成形した。得られた
各シート状物を圧縮成形機を用いて温度が165℃およ
び圧力が200kg/ c rfの条件下で30分間加
硫または架橋しながら加硫物および架橋物を製造した。
得られた各加硫物および架橋物について引張強度、伸び
、硬さ、耐熱性および耐摩耗性について試験または測定
を行なった。それらの結果を第2表に示す。
(以下余白) 以上の実施例および比較例の結果から、本発明の塩素化
エチレン−プロピレン系共重合体組成物は、引張強度(
T8)および耐摩耗性についてすぐれているのみならず
、耐熱性についてもすぐれていることは明白である。
(発明の効果) 本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
は下記のごとき効果(特徴)を発揮する。
(1)機械的強度(たとえば、引張強度)が良好である
(2)成形物の寸法精度がすぐれている。
(3)二重結合を有するゴムに対し、耐薬品性および耐
候性が良好である。
(4)圧縮永久歪がよい。
(5)加硫物または架橋物の加硫性または架橋性がすぐ
れている。
(6)耐油性が良好である。
(7)永久伸性がすぐれている。
(8)耐熱性が良好である。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
は以上のごとき効果を発揮するために多方面にわたって
利用することができる0代表的な用途を下記に示す。
(1)自動車用各種ゴム部品(たとえば、パツキン、ホ
ース) (2)電線被覆 (3)電気機器、電子機器などの部品 (4)各種のパツキン、シート (5)ホース類 (6)各種の建材部品 (7)ルーフィング、ボンドライナー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)プロピレンの含有量が15〜40重量%であり、
    かつメルトフローインデックスが0.01〜5.0g/
    10分であり、差動走査熱量計で測定した融解ピークが
    80℃以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以上
    であり、しかもゲルパーミエーションクロマトグラフィ
    ーで測定した分子量分布の指標である重量平均分子量/
    数平均分子量が4以上であるエチレン−プロピレン系共
    重合体を塩素化させることによって得られる塩素含有率
    が20〜45重量%であり、かつムーニー粘度(ML_
    1_+_4、100℃)が10〜150である塩素化エ
    チレン−プロピレン系共重合体 100重量部 ならびに (B)Si−O結合を有する無機物質10〜150重量
    部 からなる塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JP627688A 1988-01-14 1988-01-14 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物 Expired - Fee Related JP2604774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP627688A JP2604774B2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP627688A JP2604774B2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01182340A true JPH01182340A (ja) 1989-07-20
JP2604774B2 JP2604774B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=11633884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP627688A Expired - Fee Related JP2604774B2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604774B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437011U (ja) * 1990-07-27 1992-03-27
KR20000041504A (ko) * 1998-12-22 2000-07-15 유현식 흐름성 및 내열성이 우수한 폴리프로필렌 수지조성물

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437011U (ja) * 1990-07-27 1992-03-27
KR20000041504A (ko) * 1998-12-22 2000-07-15 유현식 흐름성 및 내열성이 우수한 폴리프로필렌 수지조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JP2604774B2 (ja) 1997-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5466757A (en) Process for production of chlorinated ethylene-propylene copolymers
JPH01182340A (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JP2531747B2 (ja) ゴム組成物
JP2596971B2 (ja) ゴム組成物
JP2558314B2 (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JPH01306439A (ja) ゴム組成物
JPH01182341A (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JPH01185344A (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JPH01203445A (ja) 塩素化エチレン―プロピレン系共重合体組成物
JPH0347301B2 (ja)
JP2531746B2 (ja) ゴム組成物
JP2596969B2 (ja) ゴム組成物
JPH01304134A (ja) ゴム組成物
JPH01215842A (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JPS627754A (ja) 塩素化ポリエチレン組成物
JPH0811776B2 (ja) 塩素化ポリエチレン組成物
JPS5925832A (ja) 自動車用テンシヨナ−・ダンパ−
KR910008313B1 (ko) 염화 에틸렌-프로필렌계 공중합체의 제조방법
JPH0329242B2 (ja)
JPS63154758A (ja) 塩素化エチレン−プロピレン系共重合体組成物
JPH0822935B2 (ja) ゴム組成物
JPH06220271A (ja) 塩素化ポリオレフィン系樹脂組成物
JPS627755A (ja) 塩素化ポリエチレン組成物
JPS6310735B2 (ja)
JPS63128007A (ja) 塩素化エチレン‐プロピレン系共重合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees