JPS5926535A - 特殊ポリエステル加工糸の製造方法 - Google Patents
特殊ポリエステル加工糸の製造方法Info
- Publication number
- JPS5926535A JPS5926535A JP13675982A JP13675982A JPS5926535A JP S5926535 A JPS5926535 A JP S5926535A JP 13675982 A JP13675982 A JP 13675982A JP 13675982 A JP13675982 A JP 13675982A JP S5926535 A JPS5926535 A JP S5926535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- longitudinal direction
- present
- liquid
- dyed
- Prior art date
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- Granted
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
濃染部と淡染部とr有すると共に糸条r構成する単糸フ
ィラメントの長手方向に繊度斑ケ有し、織編物において
極めて新規な外観と風合す呈し、しかも霜降り調からカ
スリ調までの種々の織編物が得られる特殊ポリエステル
加工糸の製造方法に関するものである。
ィラメントの長手方向に繊度斑ケ有し、織編物において
極めて新規な外観と風合す呈し、しかも霜降り調からカ
スリ調までの種々の織編物が得られる特殊ポリエステル
加工糸の製造方法に関するものである。
従来、織編物において表面効果r有する糸条としては、
霜降り調の細かな柄模様やカスリ調の粗い柄模様の織編
物r得るため、染色性の異なる短繊維或いはフィラメン
ト糸72種以上混用して得られる糸条、短繊維に間歇的
に混入したスラブ糸等、種々の糸条が使用されている。
霜降り調の細かな柄模様やカスリ調の粗い柄模様の織編
物r得るため、染色性の異なる短繊維或いはフィラメン
ト糸72種以上混用して得られる糸条、短繊維に間歇的
に混入したスラブ糸等、種々の糸条が使用されている。
しかしながら、これらの糸条はいづれも2種以上の染色
性の異なる繊維r混用することに工って得られるもので
あるから、糸条やlI&aS面の実生産面においては、
作業性や管理面が非常に複雑であり、従って織編物の柄
パターンは限られたものにならざるケ得ながった。
性の異なる繊維r混用することに工って得られるもので
あるから、糸条やlI&aS面の実生産面においては、
作業性や管理面が非常に複雑であり、従って織編物の柄
パターンは限られたものにならざるケ得ながった。
さらに染色性の異なる合成繊維フィラメント糸を混用し
たものにあっては、冷たい外観、ロウ質感r有した手触
り感があり、特にフィラメント糸が均一なこと等から硬
い風合r与えると共にソフト感、ボリウーム感に欠け、
紡績糸特に羊毛紡績糸から得られる織編物に比して風合
の点で遜色があるという欠点ケ有している。
たものにあっては、冷たい外観、ロウ質感r有した手触
り感があり、特にフィラメント糸が均一なこと等から硬
い風合r与えると共にソフト感、ボリウーム感に欠け、
紡績糸特に羊毛紡績糸から得られる織編物に比して風合
の点で遜色があるという欠点ケ有している。
本発明はかかる従来技術の欠点r排除し、市場の要望に
こたえるためになされたものであり、その目的とすると
ころは、糸条の長手方向に沿って交互に鮮明な染着濃淡
差〒有すると共に、糸条ケ構成する単糸フィラメントに
ランダムな繊度斑r有し、新規な外観効果と羊毛紡績糸
様の風合とr併ぜもった織編物ケ得ることができる特殊
ポリエステル加工糸の製造方法r提供することにある。
こたえるためになされたものであり、その目的とすると
ころは、糸条の長手方向に沿って交互に鮮明な染着濃淡
差〒有すると共に、糸条ケ構成する単糸フィラメントに
ランダムな繊度斑r有し、新規な外観効果と羊毛紡績糸
様の風合とr併ぜもった織編物ケ得ることができる特殊
ポリエステル加工糸の製造方法r提供することにある。
また本発明の他の目的は霜降り調からカスリ調1での織
編物が容易に得られると共に、それらの織編物の柄パタ
ーンケ自在ならしめることのできる特殊ポリエステル加
工糸の製造方法ケ提供することにある。
編物が容易に得られると共に、それらの織編物の柄パタ
ーンケ自在ならしめることのできる特殊ポリエステル加
工糸の製造方法ケ提供することにある。
かかる目的ケ達成するだめの本発明の特徴は、複屈折率
(△n)が15〜5oxxosである高配向ボJJエス
テル未延伸糸にその長平方向に沿って水又は水性液体ケ
間歇的に付着ぜしめ、次いで該糸条r弛緩率20%以上
で熱収縮さぞ、引続き連続して糸条に延伸仮撚加工r施
し、糸条の長手方向に沿って淡染部と濃染都とケ交互に
形成せしめ、かつ糸条r構成する単糸フィラメントの長
手方向に繊度斑k (1与せしめることにある。
(△n)が15〜5oxxosである高配向ボJJエス
テル未延伸糸にその長平方向に沿って水又は水性液体ケ
間歇的に付着ぜしめ、次いで該糸条r弛緩率20%以上
で熱収縮さぞ、引続き連続して糸条に延伸仮撚加工r施
し、糸条の長手方向に沿って淡染部と濃染都とケ交互に
形成せしめ、かつ糸条r構成する単糸フィラメントの長
手方向に繊度斑k (1与せしめることにある。
以下本発明方法r更に詳細に説明する。
先づ本発明方法の第1の構成は供給原糸にあり、複屈折
率(△n)が15〜80XIO−3であるポリエステル
未延1伸糸であることが必要である。複屈折率(△n)
が15X10−3未満では、後述する熱収縮の際に、液
体が付着していない部分が脆化し、後続する延伸仮撚加
工において糸切れが多発し、一方、80XIO−3i超
えると、液体が付着していない部分と液体付着部分との
間の執収縮による物性差が十分発現されず、鮮明な染着
差が得られないのみならず・熱収縮能が低下するため、
糸条r構成する単糸フィラメントに繊度斑r付与するこ
とかできないので好ましくない。
率(△n)が15〜80XIO−3であるポリエステル
未延1伸糸であることが必要である。複屈折率(△n)
が15X10−3未満では、後述する熱収縮の際に、液
体が付着していない部分が脆化し、後続する延伸仮撚加
工において糸切れが多発し、一方、80XIO−3i超
えると、液体が付着していない部分と液体付着部分との
間の執収縮による物性差が十分発現されず、鮮明な染着
差が得られないのみならず・熱収縮能が低下するため、
糸条r構成する単糸フィラメントに繊度斑r付与するこ
とかできないので好ましくない。
次に本発明方法の第2の構成は間歇的な水又は水性液体
の付着であり、前記高配向ポリエステル未延伸糸にその
長手方向に沿って間歇的に水又は水性液体r付着せしめ
ることが必要である。ここで水性液体とは重量比で水7
過半数(50重量パー七ント以上)含有するものであり
、水以外の物質としては、界面活性剤、染色助剤、防錆
剤等が挙げられ、水になじむものであれば、いかなるも
のでもよい。高配向ポリエステル未延伸糸に水又は水性
液体(以下液体と云う)r付着させるには、下部が液体
に浸漬された回転ローラーの上部ケ間歇的に接触通過さ
せる方法、液体r間歇的に噴霧して伺着させる方法等、
高配向未延伸糸に液体ケ適宜の長さで間歇的に付着でき
る方法であればいかなる方法でもよく・とりわけ、マイ
クロフンビューターとランダムパルス発生ユニットw
併用する方法は、ランダムな間隔及び長さで液体r付着
し得るので特に好適である。
の付着であり、前記高配向ポリエステル未延伸糸にその
長手方向に沿って間歇的に水又は水性液体r付着せしめ
ることが必要である。ここで水性液体とは重量比で水7
過半数(50重量パー七ント以上)含有するものであり
、水以外の物質としては、界面活性剤、染色助剤、防錆
剤等が挙げられ、水になじむものであれば、いかなるも
のでもよい。高配向ポリエステル未延伸糸に水又は水性
液体(以下液体と云う)r付着させるには、下部が液体
に浸漬された回転ローラーの上部ケ間歇的に接触通過さ
せる方法、液体r間歇的に噴霧して伺着させる方法等、
高配向未延伸糸に液体ケ適宜の長さで間歇的に付着でき
る方法であればいかなる方法でもよく・とりわけ、マイ
クロフンビューターとランダムパルス発生ユニットw
併用する方法は、ランダムな間隔及び長さで液体r付着
し得るので特に好適である。
捷だ、本発明方法の第3の構成は熱収縮さぜることにあ
り、液体r間歇的に付着せしめた糸条r弛緩率20%以
上で熱収縮させることが必要である。この場合、弛緩率
が20%未満では、糸条r構成する単糸フィラメントの
収縮が小さく、本発明の目的とする単糸フィラメントの
繊度斑ケイ−」与することかで@’lx<’flるので
好ましくない。一方弛緩率は大きい程、単糸フィラメン
トの繊度斑は大きくなるが、糸条r安定して走行させる
ことが 1できないので実用的でなく、従って弛緩率
は30 :〜60%とすることが望ましい。
り、液体r間歇的に付着せしめた糸条r弛緩率20%以
上で熱収縮させることが必要である。この場合、弛緩率
が20%未満では、糸条r構成する単糸フィラメントの
収縮が小さく、本発明の目的とする単糸フィラメントの
繊度斑ケイ−」与することかで@’lx<’flるので
好ましくない。一方弛緩率は大きい程、単糸フィラメン
トの繊度斑は大きくなるが、糸条r安定して走行させる
ことが 1できないので実用的でなく、従って弛緩率
は30 :〜60%とすることが望ましい。
なお、熱収縮時における走行糸条の張力は、糸条の熱収
縮応力に相当し、極めて微小であるので、安定して糸条
ケ走行せしめるには、糸条r加熱装置に接触させない非
接触式とすることが望ましい。
縮応力に相当し、極めて微小であるので、安定して糸条
ケ走行せしめるには、糸条r加熱装置に接触させない非
接触式とすることが望ましい。
本発明方法の第4の構成は延伸仮撚加工r施丁ことであ
り、この場合の延伸倍率(D)はであることが好ましい
。
り、この場合の延伸倍率(D)はであることが好ましい
。
本発明においては熱収縮により単糸フィラメントに繊度
斑r付与さぜるものであるが、本発明者等の実験結果で
は熱収縮に後続する延伸仮撚加工時の延伸が不足気味の
場合には、旧糸フィラメントの繊度斑は更に増加する。
斑r付与さぜるものであるが、本発明者等の実験結果で
は熱収縮に後続する延伸仮撚加工時の延伸が不足気味の
場合には、旧糸フィラメントの繊度斑は更に増加する。
即ち延伸倍率(D)が1て形成された繊度斑が消去する
傾向となり、一方の高度の配向化が進まず、染色濃淡差
が減少する傾向となるので好ましくない。従って、単糸
フィラメントの繊度差ケ顕著にし、かつ液体付着部分の
高配向化ケ促進して染色濃淡差ケ鮮明にするになお、本
発明の方法は、熱収縮さぜた糸条r−μパッケージ捲き
取って、その後延伸仮撚加工r施すと、液体付着、熱収
縮操作によって単糸フィラメントの集束性が乱される結
果、延伸仮撚加工時・糸条k”ツケージから引出丁際に
単糸フィラメントが引っかかって、断糸r招くから熱収
縮までの工程と延伸仮燃工程とr一連で連続して行わね
ばならない。
傾向となり、一方の高度の配向化が進まず、染色濃淡差
が減少する傾向となるので好ましくない。従って、単糸
フィラメントの繊度差ケ顕著にし、かつ液体付着部分の
高配向化ケ促進して染色濃淡差ケ鮮明にするになお、本
発明の方法は、熱収縮さぜた糸条r−μパッケージ捲き
取って、その後延伸仮撚加工r施すと、液体付着、熱収
縮操作によって単糸フィラメントの集束性が乱される結
果、延伸仮撚加工時・糸条k”ツケージから引出丁際に
単糸フィラメントが引っかかって、断糸r招くから熱収
縮までの工程と延伸仮燃工程とr一連で連続して行わね
ばならない。
更に本発明方法の第5の構成は、前記延伸仮撚加工が施
された糸条にあり、糸条の長手方向に沿って淡染部と濃
染部とr交互に形成せしめ、かつ糸条孕構成する旧糸フ
ィラメントの長手方向に繊度斑r付与ぜしめた糸条とす
ることである。
された糸条にあり、糸条の長手方向に沿って淡染部と濃
染部とr交互に形成せしめ、かつ糸条孕構成する旧糸フ
ィラメントの長手方向に繊度斑r付与ぜしめた糸条とす
ることである。
即ち、糸条の液体付着部分は熱収縮時に熱処坤効果が殆
ど及ばず、延伸仮撚加工時[延伸高配向化されて淡染部
となり、一方、液体x (′:J’ Hさせない部分け
、熱処理効果r受けて熱収縮し、申糸フィラメントに繊
度斑が生じ、又この際熱収縮して収縮結晶化するので、
延伸仮燃加工時の延伸変形が少なく、濃染部となり、か
くして糸条の長手方向に沿って淡染部と濃染部とが交互
に形成されると共に、糸条r構成する単糸フィラメント
の長手方向に繊度斑が付与された糸条となる。
ど及ばず、延伸仮撚加工時[延伸高配向化されて淡染部
となり、一方、液体x (′:J’ Hさせない部分け
、熱処理効果r受けて熱収縮し、申糸フィラメントに繊
度斑が生じ、又この際熱収縮して収縮結晶化するので、
延伸仮燃加工時の延伸変形が少なく、濃染部となり、か
くして糸条の長手方向に沿って淡染部と濃染部とが交互
に形成されると共に、糸条r構成する単糸フィラメント
の長手方向に繊度斑が付与された糸条となる。
従って本発明方法による加工糸r織編物に適用すると・
染着濃淡差による外観効果と中糸フィラメントの繊度斑
による羊毛紡績糸様の風合と忙併ぜもった織編物ケ得る
ことができる。
染着濃淡差による外観効果と中糸フィラメントの繊度斑
による羊毛紡績糸様の風合と忙併ぜもった織編物ケ得る
ことができる。
第2図はかかる本発明方法による加工糸の一例υ示す外
観概略図で、同図において、(イ)は液体が付着された
淡染部、(ロ)は液体r付着さぞない濃淡部であり)糸
条の長手方向に沿って淡染部(イノと濃染部(口〕とが
交互に形成されている。ナして濃染部(ロ)、淡染部(
イ)特に濃染部(ロ)には単糸フィラメントの太繊度部
Piが混在し、単糸フィラメントの長手方向に繊度斑が
構成されている。
観概略図で、同図において、(イ)は液体が付着された
淡染部、(ロ)は液体r付着さぞない濃淡部であり)糸
条の長手方向に沿って淡染部(イノと濃染部(口〕とが
交互に形成されている。ナして濃染部(ロ)、淡染部(
イ)特に濃染部(ロ)には単糸フィラメントの太繊度部
Piが混在し、単糸フィラメントの長手方向に繊度斑が
構成されている。
第1図は、上記本発明方法の製造工程の一例r示す工程
概略図であり、高配向ポリエステル未延伸糸スプール(
1)より引き出された糸条(F) id、フィードロー
ラー(21ケ経て液体付着装置(3)によって間歇的に
液体が付着され、続いて第1加熱装置(4)に入り、フ
ィードローラー(2)と第1デリベリローラー(5)に
よって所定の弛緩率で熱収縮され、JlプリへIJ o
−ラー(5)r経て延伸仮撚領域に送り込まれ、第1デ
リベリローラー(5)と第2デリベリローラー(8)と
の間で所定の延伸倍率で延伸されると同時に仮燃施撚装
置(7)vL−エリ加熱されつつ第2加熱装置(6)に
より熱固定され、第2デリベリローラー(8)ケ経て捲
取ローラー(9)により、仮撚捲縮糸としてパッケージ
00ノに捲取られる。
概略図であり、高配向ポリエステル未延伸糸スプール(
1)より引き出された糸条(F) id、フィードロー
ラー(21ケ経て液体付着装置(3)によって間歇的に
液体が付着され、続いて第1加熱装置(4)に入り、フ
ィードローラー(2)と第1デリベリローラー(5)に
よって所定の弛緩率で熱収縮され、JlプリへIJ o
−ラー(5)r経て延伸仮撚領域に送り込まれ、第1デ
リベリローラー(5)と第2デリベリローラー(8)と
の間で所定の延伸倍率で延伸されると同時に仮燃施撚装
置(7)vL−エリ加熱されつつ第2加熱装置(6)に
より熱固定され、第2デリベリローラー(8)ケ経て捲
取ローラー(9)により、仮撚捲縮糸としてパッケージ
00ノに捲取られる。
本発明におけるポリエステルとはポリエチレンテレフタ
レートで代表される分子鎖中にエステル結合r含有する
ポリエステルr総称し、イソフタル酸、バラオキシエト
オキシ安息香酸などの第3成分ケ含有する変性ポリエス
テルケも包TrTる。
レートで代表される分子鎖中にエステル結合r含有する
ポリエステルr総称し、イソフタル酸、バラオキシエト
オキシ安息香酸などの第3成分ケ含有する変性ポリエス
テルケも包TrTる。
以上述べた如く、本発明方法は、高配向ポリエステル未
延伸糸に間歇的に液体r付着ぜしめ、特定の熱収縮及び
延伸仮撚加エケ施丁ことにより、高配向ポリエステル未
延伸糸の高収縮特性と結晶化配向特性ケ巧みに利用して
、糸条の長手方向に染着濃淡差ケ形成せしめると共に糸
条r構成する単糸フィラメントに繊度斑τイー1与ぜし
めたもσ)であるから、本発明方法によって得られた加
工糸r用いて、霜降り調からカスリ調捷で種々の柄模様
と、柔かでボリュームのある手触り感と、ハリ。
延伸糸に間歇的に液体r付着ぜしめ、特定の熱収縮及び
延伸仮撚加エケ施丁ことにより、高配向ポリエステル未
延伸糸の高収縮特性と結晶化配向特性ケ巧みに利用して
、糸条の長手方向に染着濃淡差ケ形成せしめると共に糸
条r構成する単糸フィラメントに繊度斑τイー1与ぜし
めたもσ)であるから、本発明方法によって得られた加
工糸r用いて、霜降り調からカスリ調捷で種々の柄模様
と、柔かでボリュームのある手触り感と、ハリ。
腰のある握り感r有する羊毛紡績糸(第の風合とケ併ぜ
もった織編物ケ得ることができる。また本発明方法は間
歇的液体付着により糸条の染着濃淡差及び単糸フィラメ
ントの繊度斑の現出忙一つの製造工程で行わしめるもの
であり、それらは適宜調整し得るものであるから、織編
物の柄パターン及び風合r自在に変え得る加工糸r容易
に得ることができる。更に本発明方法は前記と同じ理由
によV従来の2種以上の短繊維或いはフィラメント葡混
用する場合に比して作業性、管理面において複雑でなく
、又かかる加工糸にみられる異質素材の分離による混合
不良等の問題がない等の利点がある。
もった織編物ケ得ることができる。また本発明方法は間
歇的液体付着により糸条の染着濃淡差及び単糸フィラメ
ントの繊度斑の現出忙一つの製造工程で行わしめるもの
であり、それらは適宜調整し得るものであるから、織編
物の柄パターン及び風合r自在に変え得る加工糸r容易
に得ることができる。更に本発明方法は前記と同じ理由
によV従来の2種以上の短繊維或いはフィラメント葡混
用する場合に比して作業性、管理面において複雑でなく
、又かかる加工糸にみられる異質素材の分離による混合
不良等の問題がない等の利点がある。
以下本発明方法ヶ実施例により具体的に説明する。
実施例1
高速紡糸して得た高配向ホリエステル未延伸糸230d
/48f(複屈折率(6n) 50 X I 0−3
) k第1図に示す工程においてフィードローラーに供
給し、マイクロコンピュータとランダムパルス発生ユニ
ットとて併用して糸条の長手方向に沿って間歇的に水2
付着した後、フィードローラーと第1デリゴリローラー
とにより弛緩率r40%として、第1ヒータ一温度22
0℃で熱収縮させ、続いて第1デリベリローラーと第2
デリベリローラーにより延伸倍率i 1.4とし、スピ
ンドル回転数12、5 X l 04 r、 p、 m
、仮撚数1620T/M(撚方向、2方向)、第2ヒ
ータ一温度210℃で延伸仮撚加工ケ行い、本発明方法
による加工糸γ得た。
/48f(複屈折率(6n) 50 X I 0−3
) k第1図に示す工程においてフィードローラーに供
給し、マイクロコンピュータとランダムパルス発生ユニ
ットとて併用して糸条の長手方向に沿って間歇的に水2
付着した後、フィードローラーと第1デリゴリローラー
とにより弛緩率r40%として、第1ヒータ一温度22
0℃で熱収縮させ、続いて第1デリベリローラーと第2
デリベリローラーにより延伸倍率i 1.4とし、スピ
ンドル回転数12、5 X l 04 r、 p、 m
、仮撚数1620T/M(撚方向、2方向)、第2ヒ
ータ一温度210℃で延伸仮撚加工ケ行い、本発明方法
による加工糸γ得た。
得られた加工糸は、淡染部の長さは8〜12cn1(平
均10cnl)であり、その個数は100m当り30個
であった。また、この加工糸の任意の1本の単糸フィラ
メントτ取ジ出し、50cnlにわたってフィラメント
径ケ観察したところ最小径が63.3μ、最大径が80
.3μであった。
均10cnl)であり、その個数は100m当り30個
であった。また、この加工糸の任意の1本の単糸フィラ
メントτ取ジ出し、50cnlにわたってフィラメント
径ケ観察したところ最小径が63.3μ、最大径が80
.3μであった。
次に、この加工糸r経糸密度68本/吋、緯糸密度60
η律で平組織に織成し、青色の分散染料で染色し、仕上
げr行ったところ、極めて鮮明な経緯の淡色部葡有する
カスリ調の柄模様忙呈し、柔かな手触り感及びボリュー
ム感があり、しかもハリ、腰のある羊毛紡績糸様の風合
ケもった織物が得られた。
η律で平組織に織成し、青色の分散染料で染色し、仕上
げr行ったところ、極めて鮮明な経緯の淡色部葡有する
カスリ調の柄模様忙呈し、柔かな手触り感及びボリュー
ム感があり、しかもハリ、腰のある羊毛紡績糸様の風合
ケもった織物が得られた。
実施例2
マイクロコンピュータ−の設定ケ変えて水付着部分子多
くすると共に、その長さヶ短くする以外は実施例1と同
様にして本発明加工糸r得た。得られた加工糸は淡染部
の長さが0.8〜3.5 on (平均2.4 cnl
)で、その個数は100m当り1200個であった。ま
た、この加工糸の任意の1本の単糸フィラメントケ取り
出し50 cnrにわたってフィラメント径孕観察した
ところ最小径62.8μ、最大径81.2μであった。
くすると共に、その長さヶ短くする以外は実施例1と同
様にして本発明加工糸r得た。得られた加工糸は淡染部
の長さが0.8〜3.5 on (平均2.4 cnl
)で、その個数は100m当り1200個であった。ま
た、この加工糸の任意の1本の単糸フィラメントケ取り
出し50 cnrにわたってフィラメント径孕観察した
ところ最小径62.8μ、最大径81.2μであった。
この加工糸ケ実施例1と同企画で織成し同様にして染色
・仕上げ加工r行ったところ、得られた織物は鮮明な霜
降り模様で、柔かな手触り感、ボリューム感があり、し
かもハリ、腰のある織物であった。
・仕上げ加工r行ったところ、得られた織物は鮮明な霜
降り模様で、柔かな手触り感、ボリューム感があり、し
かもハリ、腰のある織物であった。
第1図は本発明方法の製造工程の一例r示す工程概略図
、第2図は本発明方法による加工糸の外観概略図である
。 (1)・・・スプール、(2)・・・フィードローラー
。 (3)・・・液体旧暦装置、(4)・・第1加熱装置。 (5)・・・第1デリベリローラー。 (6)・・・第2加熱装置、(7)・・・仮撚施撚装置
。 (81・・・第2デリベリローラー。 (9)・・・捲取ローラー、(lOl・・・パッケージ
。 CF)・・・糸条。 (イ〕・・淡染部、 (ロ)濃染部。 f′号・・・太織1埃部。 特許出願人 ユニチカ株式会社 □ □
、第2図は本発明方法による加工糸の外観概略図である
。 (1)・・・スプール、(2)・・・フィードローラー
。 (3)・・・液体旧暦装置、(4)・・第1加熱装置。 (5)・・・第1デリベリローラー。 (6)・・・第2加熱装置、(7)・・・仮撚施撚装置
。 (81・・・第2デリベリローラー。 (9)・・・捲取ローラー、(lOl・・・パッケージ
。 CF)・・・糸条。 (イ〕・・淡染部、 (ロ)濃染部。 f′号・・・太織1埃部。 特許出願人 ユニチカ株式会社 □ □
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 / 複屈折率(△n)が15〜80×10−3である高
配向ポリエステル未延伸糸に、その長手方向に沿って水
又は水性液体ケ間歇的に付着せしめ、次いで該糸条r弛
緩率20%以上で熱収縮させ、引続き連続して延伸仮撚
加工ケ施し、糸条の長手方向に沿って淡染部と濃染部と
?交互に形成せしめ、かつ糸条ケ構成する単糸フィラメ
ントの長手方向に繊度斑紮付与ぜしめることt%徴とす
る特殊ポリエステル加工糸の製造方法。 2 延伸仮撚加工における延伸倍率(D)がである特許
請求の範囲第1項記載の特殊ポリエステル加工糸の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13675982A JPS5926535A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 特殊ポリエステル加工糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13675982A JPS5926535A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 特殊ポリエステル加工糸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926535A true JPS5926535A (ja) | 1984-02-10 |
JPH0252013B2 JPH0252013B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=15182835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13675982A Granted JPS5926535A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 特殊ポリエステル加工糸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926535A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62125031A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-06 | ユニチカ株式会社 | ポリエステル仮撚捲縮糸 |
JPS6335838A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | ユニチカ株式会社 | 太細を有する捲縮糸の製造法 |
JPS6350520A (ja) * | 1986-04-16 | 1988-03-03 | Unitika Ltd | 太細捲縮糸の製造法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831938A (ja) * | 1971-08-29 | 1973-04-26 |
-
1982
- 1982-08-04 JP JP13675982A patent/JPS5926535A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831938A (ja) * | 1971-08-29 | 1973-04-26 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62125031A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-06 | ユニチカ株式会社 | ポリエステル仮撚捲縮糸 |
JPS6350520A (ja) * | 1986-04-16 | 1988-03-03 | Unitika Ltd | 太細捲縮糸の製造法 |
JPS6335838A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | ユニチカ株式会社 | 太細を有する捲縮糸の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252013B2 (ja) | 1990-11-09 |
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