JPS5925761Y2 - 塵芥収集車 - Google Patents

塵芥収集車

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JPS5925761Y2
JPS5925761Y2 JP14007778U JP14007778U JPS5925761Y2 JP S5925761 Y2 JPS5925761 Y2 JP S5925761Y2 JP 14007778 U JP14007778 U JP 14007778U JP 14007778 U JP14007778 U JP 14007778U JP S5925761 Y2 JPS5925761 Y2 JP S5925761Y2
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JP
Japan
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cargo box
cylinder
box
circuit
rear cargo
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Expired
Application number
JP14007778U
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English (en)
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JPS5558505U (ja
Inventor
皓司 竹村
順一 鈴木
Original Assignee
森田特殊機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、後荷箱内に投入された塵芥を掻き上げるため
のサイクルプレートと、掻き上げられた塵芥を前荷箱へ
押込むための押込板と、押込板を回動させるための押込
シリンダーとを後荷箱内に有し、押込板を押込動作の前
進位置から更に回動させることにより、後荷箱のフレー
ムに固定されたストッパーに当該押込板を当てて後荷箱
をリフトし、この後、前荷箱ダンプ用シリンダーを動作
させて前荷箱をダンプさせる方式の塵芥収集車の後荷箱
のロック並びにリフト機構に関するものである。
第1図はこの種塵芥収集車の前荷箱1と後荷箱2の縦断
面図である。
同図において、3は後荷箱2の投入口4からホッパー5
内に投入された塵芥を時計回りに回転して掻き上げるた
めのサイクルプレート、6はその回転軸、7はサイクル
プレート3により掻き上げられた塵芥を前荷箱1内へ押
込むための押込板、8はその回転軸、9は押込板7を回
動させる押込シリンダー、10は後荷箱2の側板フレー
ム2aに固定されたストッパーである。
これらは抜荷箱2内に設けられている。11は前荷箱1
と車体フレーム12との間に配された前荷箱ダンプ用の
シリンダー、13は後荷箱ロック用のシリンダーで、ピ
ストンロッド13aの先端に枢軸14を中心として回動
するフック15を有し、このフック15が後荷箱2に取
付けられた環状金具16に嵌合掛止して後荷箱2をロッ
クする。
17は前荷箱1の枢軸、18は抜荷箱2の枢軸である。
このような塵芥収集車における従来の塵芥の排出は先づ
ロック用シリンダー13と押込シリンダー9とを同時に
動作させて枢軸14を中心としてフック15を時計方向
に回動させると共に、押込板7を時計方向に回動させて
その他端7aをストッパー10に当接させ、後荷箱2を
リフトし、次に前荷箱ダンプ用シリンダー11を動作さ
せて前荷箱1をダンプし、収容した塵芥を排出し、後、
これを降下させ、最後に後荷箱2を降下させてフック1
5と環状金具16によりこれをロックする方法が採られ
ていた。
ところが、このような塵芥の排出であれば、後荷箱2の
ロックの解除とリフトが同時に働くため、環状金具16
はその反時計方向の回動に伴ってフック15を引っ掛け
ることになり、結局フック16と環状金具16が噛み合
って後荷箱2のリフトがうまくいかない場合があった。
そこで本考案は従来の塵芥収集車の上記欠点に鑑み、油
圧回路とこれを制御指示する電気回路を改良し、後荷箱
をリフトさ畦るスイッチを入れることにより自動的にロ
ックめ解除と、その所定時間経過後に後荷箱をリフトさ
せるように構成したものである。
以下本考案の構成を図面に示す実施例に従って説明する
先づ、第2図に示す油圧回路から説明する。
19はロック用シリンダー13のソレノイドバルブで、
5QL−9を有し、通常はピストンロッド13 aを突
出状態に保持し、第1図に示すフック15を後荷箱2の
環状金具16に嵌合掛止させる。
20は前荷箱ダンプ用の5QL−6と前荷箱降下用の5
QL−7を備えた前荷箱ダンプ用シリンダー11のソレ
ノイドバルブ、21は押込板7の押込み及び後荷箱リフ
トのための5QL−3と、押込板7の戻しのための5Q
L−2を備えた押込シリンダー9のソレノイドバルブ、
22は後荷箱降下のための5QL8を備えたソレノイド
バルブ、23はサイクルプレート3を回転させる油圧モ
ーター24を正転に切換える5QL−4と、逆転に切換
える5QL−5を備えたソレノイドバルブである。
そして、これらのバルブ19.20.21.23は直列
に接続され、しかも後荷箱2のリフトに先立って後荷箱
2のロックを解除させる目的から、ロック用シリンダー
13のバルブ19は、押込シリンダー9のバルブ21及
び前荷箱ダンプ用シリンダー11のバルブ20よりも上
流側に配されている。
尚、25はオイルタンク、26はギヤポンプ、27はレ
ギュレーター、28はフィルター、29はチェックバル
ブである。
而して、この様に構成された油圧回路は、第3図に示す
電気回路により制御される。
同図において、Aは投入口4より投入された塵芥をサイ
クルプレート3で掻き上げ、これを押込板7で前荷箱1
へ押込むまでの1サイクルを自動的に行なう単独自動積
込と、サイクルプレート3及び押込板7の単独操作と、
上記単独自動積込を繰り返す連続自動積込とを必要に応
じて操作具が選択し、これに応じて上記油圧回路を制御
指示するための積込回路である。
この積込回路Aについての説明はここでは省略する。
以下は塵芥の排出動作について説明する。
排出動作としては、後荷箱2のロック解除及びリフト、
前荷箱1のダンプ、前荷箱1の降下、抜荷箱2の降下及
びロックがある。
先づ、後荷箱2のロック解除及びリフトであるが、これ
は運転室内操作盤の電源スィッチSW1を積込側からダ
ンプ側に切換え、後荷箱操作用スイッチ5W−2を上昇
側に入れて行なう。
電流は5W−2、コントロールリレーCR−4の11・
3接点、ダイオードD−9、サブプレーム取付のノミッ
トスイッチLS−7(第1図参照)の5・6接点を通り
、前荷箱降下用ソレノイド5QL−7を作動させ、前荷
箱ダンプ用シリンダー11を降下側に切換える。
この状態において、前荷箱1は既に降下しているもので
あり、従ってこのシリンダー11より上流側の油圧回路
の圧力が上昇することになる。
これはメーン設定圧まで上昇する。同時に電流は5W−
2の2次接点を通り、5OL−9を作動させ、ロック用
シリンダー13のピストンロッド13aを後退させてフ
ック15を環状金具16から外す。
この状態では抜荷箱2をリフトさせる5QL−3への回
路はコントロールリレーCR−4の常時開の接点12,
8により遮断されている。
又、電流はタイマーT2のコイルを励磁し、設定時間約
1秒後にT2の2,3接点を閉とし、5W−2、T2の
2,3接点を通り、コントロールリレーCR−4へ流れ
る回路を形成してこのCR−4のコイルを励磁する。
このため、CR−4の12,8接点が閉、11.3接点
が開となり、前荷箱降下用ソレノイド5QL−7へ流れ
る回路を遮断すると共に、5W−2、CR−4の12,
8接点、LS−12のC,NO接点を通り、後荷箱リフ
ト兼押込用ソレノイド5QL3へ流れ今回路を形成する
このため、押込シリンダー9のピストンロッド9aは突
出動作となリ、押込板7の他端7aをストッパー10に
当接させ、この状態から更に突出して後荷箱2を第1図
の反時計方向にリフトする。
要するに本考案は、後荷箱2のリフトに除して、後荷箱
2のロック解除から所定時間経過後に後荷箱2をリフト
させ、リフト動作とロック解除動作の干渉を防止して両
動作を確実ならしめている。
尚、上述のLS−12は、押込板7の他端7aがストッ
パー10に当接していない状態、つまりは押込板7がサ
イクルプレート3と噛み合っている状態で、後荷箱2が
リフトされた場合には後荷箱2の急落下となる危険があ
るため、これを防止するための安全用検出器で、押込板
7の回転軸8に取付けられたカムプレート (図示せず
)に対応して、後荷箱2の側板フレーム2aに取付けら
れている(図示せず)。
後荷箱2がリフトされると、前荷箱1と後荷箱2との間
に設けたLS−11の3,4接点が開となり、積込回路
Aを遮断し、排出動作時の積込回路Aの誤作動を防止す
る。
尚、5W−2から手を離すと、5W−2は中立復帰し、
後荷箱2のリフト回路が遮断され、リフトが停止する。
後荷箱リフトの後は前荷箱1をダンプさせて、前荷箱1
内の塵芥を排出する。
ダンプは前荷箱操作用スイッチ5W−3をダンプ側に切
換えて行なう。
電流は5W−3、天井蝶番部リミットスイッチLS−1
0(図示しないが枢軸18に近接して設けられている。
)の3,4接点を通り(後荷箱2が約45以上リフトす
ることにより閉とされる)、前荷箱ダンプ用ソレノイド
5QL−6を作動させる。
これにより前荷箱ダンプ用シリンダー11のピストンロ
ッド11 aが突出し、前荷箱1は枢軸17を中心とし
て第1図の反時計方向にダンプされる。
SW3から手を離すと5W−3は中立復帰し、前荷箱1
のダンプ動作は停止する。
このようにして塵芥が排出されると今度は前荷箱1を降
下させる。
降下は5W−3を降下側に切換えればよく、降下用ソレ
ノイド5QL−7への回路が形成され、ギヤポンプ26
からの供給圧力油は前荷箱ダンプ用シリンダー11のピ
ストンロッド11 aを退入させる如く作用し、前荷箱
1を降下させる。
完全に降下すると車体フレーム12に取付のリミットス
イッチLS−7が閉に切換えられる。
最後に後荷箱2を降下させれば、一連の排出動作が完了
する。
これは5W−2を降下側に切換えて行なう。
電流は5W−2、リミットスイッチLS−7の1,2接
点(前荷箱1の降下により既に閉とされている)を通り
、後荷箱降下用ソレノイド5OL−8を作動させる。
これにより押込シリンダー9はピストンロッド9aが退
入する方向に切換えられ、後荷箱2の降下となる。
同時に電流は5W−2、LS−11の常時開の1,2接
点を通り、ロック用ソレノイド5QL−9を作動させ、
フック16を開の状態に保持する。
そして、後荷箱2の降下が進みLS−11のローラに前
荷箱1の一部が当るとLS−11の1,2接点が開とな
り、5QL−9への電流が遮断されるためロック用シリ
ンダー13は突出動作となり、フック15を第1図の反
時計方向に回動させて後荷箱2の環状金具16に嵌合掛
止させる。
これで全ての動作が完了する。以上説明した様に本考案
は、後荷箱内に投入された塵芥を掻き上げるためのサイ
クリプレートと、掻き上げられた塵芥を前荷箱へ押込む
ための押込板と、押込板を回動させるための押込シリン
ダーとを後荷箱内に有し、押込板を押込動作の前進位置
から更に回動させることにより、後荷箱のフレームに固
定されたストッパーに当該押込板を当てて後荷箱をリフ
トし、この後、前荷箱ダンプ用シリンダーを動作させて
前荷箱をダンプさせる方式の塵芥収集車において、後荷
箱をロックするためのロック用シリンダーを、上記押込
シリンダー及び前荷箱ダンプ用シリンダーの上流側に配
置し、一方これらの各シリンダーに塵芥の排出動作をせ
しめる電気回路のうちの、後荷箱をリフトさせる回路に
前荷箱ダンプ用シリンダーの前荷箱を降下させる回路と
ロック用シリンダーを開動作させる回路を接続し、この
前荷箱を降下させる回路の途中にタイマーとこのタイマ
ーにより制御されるコントロールリレーを接続して、タ
イマーによる所定時間後にコントロールリレーを励磁し
て前荷箱を降下させる回路を遮断すると共に、押込シリ
ンダーの後荷箱をリフトさせる回路を起動させ、後荷箱
のロックの解除と後荷箱のリフト動作とを時系列的に動
作させたから、後荷箱のロック解除動作とリフト動作の
干渉を防止することが出来、自動的且つ確実なリフトが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は前荷箱と後荷箱の関係を示す縦断面図、第2図
は油圧回路図で、第3図はその電気回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後荷箱内に投入された塵芥を掻き上げるためのサイクル
    プレートと、掻き上げられた塵芥を前荷箱へ押込むため
    の押込板と、押込板を回動させるための押込シリンダー
    とを後荷箱内に有し、押込板を押込動作の前進位置から
    更に回動させることにより、後荷箱フレームに固定さ、
    れたストッパーに当該押込板を当てて後荷箱をリフトし
    、この後、前荷箱ダンプ用シリンダーを動作させて前荷
    箱をダンプさせる方式の塵芥収集車において、後荷箱を
    ロックするためのロック用シリンダーを、上記押込シリ
    ンダー及び前荷箱ダンプ用シリンダーの上流側に配置し
    、一方これらの各シリンダーに塵芥の排出動作をせしめ
    る電気回路のうちの、後荷箱をリフトさせる回路に前荷
    箱ダンプ用シリンダーの前荷箱を降下させる回路とロッ
    ク用シリンダーを開動作させる回路を接続し、この前荷
    箱を降下させる回路の途中にタイマーとこのタイマーに
    より制御されるコントロールリレーを接続して、タイマ
    ーによる所定時間後にコントロールリレーを励磁して前
    荷箱を降下させる回路を遮断すると共に、押込シリンダ
    ーの後荷箱をリフトさせる回路を起動させ、後荷箱のロ
    ックの解除と後荷箱のリフト動作とを時系列的に動作さ
    せたことを特徴とする塵芥収集車。
JP14007778U 1978-10-11 1978-10-11 塵芥収集車 Expired JPS5925761Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14007778U JPS5925761Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 塵芥収集車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14007778U JPS5925761Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 塵芥収集車

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Publication Number Publication Date
JPS5558505U JPS5558505U (ja) 1980-04-21
JPS5925761Y2 true JPS5925761Y2 (ja) 1984-07-27

Family

ID=29114701

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14007778U Expired JPS5925761Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 塵芥収集車

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JPS5558505U (ja) 1980-04-21

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