JPS606003Y2 - 塵芥収集車 - Google Patents

塵芥収集車

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JPS606003Y2
JPS606003Y2 JP13893378U JP13893378U JPS606003Y2 JP S606003 Y2 JPS606003 Y2 JP S606003Y2 JP 13893378 U JP13893378 U JP 13893378U JP 13893378 U JP13893378 U JP 13893378U JP S606003 Y2 JPS606003 Y2 JP S606003Y2
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pushing
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cycle
push
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皓司 竹村
順一 鈴木
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森田特殊機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は後荷箱内に投入された塵芥を掻き上げるための
サイクルプレートと、掻き上げられた塵芥を前荷箱へ押
込むための押込板と、押込板を回動させるための押込み
シリンダーとを後部荷箱内に有し、押込板を押込み動作
の前進位置から更に回動させることにより、後荷箱のフ
レームに固定されたストッパーに当該押込板を当てて後
荷箱をリフトする方式の塵芥収集車に関するものである
一般に、押込みシリンダーを押込板の押込みと戻し、並
びに抜荷箱のリフトに兼用する方式の塵芥収集車では、
積込み動作時に後荷箱がリフトとなることがないように
押込板を押込み動作の前進位置より回動しないようにこ
の押込板の前進位置を監視する必要がある。
従来では、押込板の回転軸にアームを取付けてその先端
にカムを固定し、一方このカムに対応する押込板の前進
位置にリミットスイッチ等の検出器を一個配置して、押
込板の前進位置を検出し、この信号で押込シリンダーの
ソレノイドを切換えて押込板を停止させる方法が採られ
ていた。
ところが、検出器を一個用いるものにあっては、検出器
が何らかの事故で故障した場合には積込み動作時であっ
ても、押込板が押込み動作の前進位置から更に回動され
、押込板の他端側か後荷箱のフレームに固定せるストッ
パーに係止して、後荷箱をリフトするように働き、押込
シリンダーに無理な力が加わると共に、後荷箱と前荷箱
と前荷箱のロックが不完全である場合には、抜荷箱のリ
フト動作となり、塵芥の収集が出来なくなることはもち
ろん、収集された塵芥が散乱したり、或いは作業員に不
慮の事故を到らしめる危険がある。
要するに安全性に欠ける欠点があった。
そこで本考案は従来の塵芥収集車の上記欠点に鑑みこれ
を改良し、安全対策の改善を実現したものである。
以下本考案の構成を図面に示す実施例に従って説明する
第1図は塵芥収集車の前荷箱1と後荷箱2を示す縦断面
図である。
同図において、3は後荷箱2の投入口4より投入された
塵芥を掻き上げるためのサイクルプレート、bはその回
転軸、6はサイクルプレート3で掻き上げられた塵芥を
前荷箱1へ押込むための押込板、7はその回転軸、8は
押込板6の押込み並びに戻しと、後荷箱2のリフトを兼
用する押込みシリンダー、9は後荷箱リフト時に押込板
6の他端側6aを係止して押込みシリンダー8の動作を
、この他端側6aを介して後荷箱2に伝達し、リフト動
作とする後荷箱2の側板部2aのフレームに固定された
ストッパーである。
これらは後荷箱2内に設けられている。10は抜荷箱2
の枢軸、11は前荷箱1のダンプ用シリンダー、12は
前荷箱1の枢軸、13は後荷箱2をロックするためのロ
ック用シリンダーである。
このロック用シリンダー12の突出は、枢軸14を中心
としてフック15を時計方向に回動させ、これに掛止さ
れた後荷箱2の環状金具16を解除する。
而して、この様な塵芥収集車においては、各部材の動き
をタイミングよく作動させることが必要であり、各部に
リミットスイッチ等の検出器を設けて制御している。
第2図乃至第5図はサイクルプレート3と押込板6の動
きを検出する検出器である。
同図に示す様に、押込板6の回転軸7にはボレルト17
を介してアーム18及び19が固定されており、アーム
18の先端には第6図に示す段付きのカム20が、又ア
ーム19にはカム21が取付けられている。
22は後荷箱2の側板部2aのフレーム2bに固定され
た検出器固定用の取付部材で、リミットスイッチ(以下
LSと称す)LS−3,LS −4A及ヒLS −41
3,LS−12カ取付けられている。
ts−3とLS−4A及び[5−4Bはアーム18の段
付カム20に制御され、LS−12はアーム19のカム
21に制御される。
LS−3はアーム18が第2図の後方に位置した時、す
なわち押込板6が積込み動作時の後退位置に位置した時
作動し、LS−4A及びLS−4Bは押込板6が前進位
置に位置した時作動する。
本考案は、この押込板6の積込み動作時の前進位置を2
個の検出器、LS−4A及びLS−4Bで検出すること
に特徴を有している。
LS −4Aは第3図に示すように、後荷箱2に対して
ts−4Bよりも内側に配されており、段付カム20の
段凸部20aがこれに対応する。
通常の状態ではこのts−4Aのみが作動する。
LS−4Aの外側に配されたts−4Bは、段付カム2
0の段凹部20bに対応し、ts−4Aが故障した場合
に、仏−4Aの位置から更にアーム18が前進、すなわ
ち押込板6が回動されることにより作動し、積込み動作
時の押込みシリンダー8を制御して押込板6のこの位置
よりの回動を阻止し、次の動作に移行する。
この事については後に詳述する。一方、サイクルプレー
ト3の回転軸5にはポル)23.23を介してカムプレ
ート24及びカム25が第4図及び第5図に示すように
取付られ、カムプレート24に対応してLS−5と、こ
のLS−5よりずれた位置にあるLS−2が配され、又
、カム25に対応してLS−1がLS−5の内側に配さ
れている。
これらの各検出器は円板26を介して後荷箱2のフレー
−ム2cに取付けられている。
又、上述の他にも第1図に示すように前荷箱1と後荷箱
2との間にはLS−1lが、ボディー27のサブフレー
ム28と前荷箱1の間にはLS−7が、前荷箱1と後荷
箱2との間の枢軸10に近接した位置にはLS−10(
図示せず)等の検出器が配されている。
次に以上の様な構成の塵芥収集車の動作態様を第7図の
電気回路と第8図及び第9図を参照して説明する。
積込動作としては、投入口4より投入された塵芥をサイ
クルプレート5で掻き上げ、これを押込板6で前荷箱1
へ押込むまでの1サイクルを自動的に行なう単独自動積
込と、サイクルプレート3及び押込板6の単独操作と、
上記単独自動積込を繰り返す連続自動積込とがあり、排
出動作としては、後荷箱リフト、前荷箱ダンプ、前荷箱
降下、後荷箱降下の各動作がある。
これらの各動作は、エンジンの動力取出装置を操作して
ギャポンプを回転させた後に行なわれる。
先づ単独自動積込について説明する。
この動作は、運転室内操作盤の電源切換スイッチ5w−
1を積込に入れ、後部の積込操作盤裏の連続・単独積込
切換スイッチ5w−4を単独にすることによって開始さ
れる。
そして、積込操作盤の自動積込押ボタンスイッチPB−
4を押すと電流はPB−4の3・4接点を通り、コント
ロールリレーCR−1の14.13へ流れ、CR−1の
コイルが励磁される。
これによりCR−1の5・9接点、6・W接点、7・1
1接点、8・1激点が閉じ、12・4接点が開き、電流
はCR−1の7・11接点を通ってガバナ5OL−1を
作動させ、動力取出装置の出力を一定値に保つ。
又、同時に電流はCR−1の8・1激点を通って正転の
ソレノイドバルブ5CL−4を作動させてサイクルプレ
ート6の油圧モーターを切換え、サイクルプレート6に
第8図の図aに示す正転を与える。
サイクルプレート6が正転を始めると、リミットスイッ
チLS−1のローラーがサイクルプレート6のカム25
から外れ、i、s−1のC−NC接点が閉じ、電流はL
S−1のC−NC接点、CR−1の5・9接点を通りC
R−1のコイルへ流される。
このためCR−1の自己保持回路が形成され、押ボタン
スイッチPB−4から手を離しても(PB−4の3・4
接点を開いても)、サイクルプレート6は正転を続ける
そして、サイクルプレート6が第8図の図すの如く、約
45°正転をするとサイクルプレートカム24がリミッ
トスイッチLS−2に当り、これのC−NC接点が閉じ
、電流はダイオードD−11、CR−1の6・釦接点、
LS−2のC−NC接点を通りコントロールリレーCR
−2のコイルを励磁する。
CR−2のコイルが励磁されるとCR−2の5・9接点
、6・W接点、7・11接点、8・12接点が閉となり
、電流はLS−iのC−NC接点、CR−1の5・9接
点、CR−2の5・9接点、ダイオードD−10、リミ
ットスイッチLS−3のC−NC接点を通り、押込板戻
し用ソレノイドバルブの5QL−2を作動させ、押込シ
リンダー8のピストン8aを退入させて、押込板6を第
1図及び第8図すの反時計方向に回動させ、押込板6の
戻しく後退)を行なう。
サイクルプレート3は正転を続けている。
押込板6が戻し動作を続け、そのアーム18のカム20
がLS−3に当ると(第2図の鎖線参照)、LS−3の
C−NC接点が開き、5QL−2への電流が遮断され、
押込板6が停止して戻し動作が完了する。
サイクルプレート3はなお正転を続けている(第8図の
図C)。
そして、サイクルプレート3が正転を続け、第4図の如
くサイクルプレートカム24が1回転して最初の位置ま
で回転すると、i、s−1にカム25が当り、LS−1
のC−NC接点が開くため、CR−1のコイル電流が遮
断され、CR−1の5・9接点、6・釦接点、7・11
接点、8・12接点が開となり、サイクルプレート正転
用5QL−4の電流が遮断される。
従ってサイクルプレート6が停止する(塵芥の掻き上げ
完了)。
同時にCR−1の4・12接点が閉となるため、この接
点からCR−2の12・8接点を通り、押込板押込用ソ
レノイドバルブの5CL−3へ流れる回路が形成され、
押込シリンダー8のピストン8aが突出し、押込板6は
第8図図dの如く時計方向の回動となり、塵芥の前荷箱
1への押込動作を始める。
この時ガバナ電流は、CR−2の7・11接点を通り、
SQL −1を作動させているため、ガバナは作動を続
けている。
又、CR−2のコイル電流は6−4BのC@NC接点、
LS−4AのC@NC接点、CR−2の6・釦接点を通
り、CR−2のコイルを励磁し、自己保持回路を形成し
ている。
押込板6が押込動作を続け、アーム18のカム20がリ
ミットスイッチLS−4Aに当ると(第8図の図e)、
LS−4AのC−NC接点が開き、CR−2のコイル電
流が遮断される。
このためCR−2の5・9接点、6・10接点、7・1
1接点、8・1激点が開となり、押込用ソレノイドバル
ブの5QL−3電流が遮断され、押込板6が停止して押
込動作が完了する。
同時にガバナツレメイドSQL −i電流も遮断される
これで積込1サイクルが完了し、単独自動積込動作が終
了する。
尚、前述の通り、LS−4Bは通常の積込時、押込アー
ム18のカム20が当らないつうにカム20に段差20
bを設けているため、LS−4Bは通常の状態では作動
せず、LS−4Aが不良になった時作動して押込シリン
ダー8を切換える5QL−3を、上述の0R−2の自己
保持回路を遮断することにより消磁し、押込シリンダー
8の作用力が押込板6及び後部荷箱2に加わらないよう
になし、これを保持する。
もしLS−4A、LS−4Bともに不良となった場合に
は、前荷箱1と後荷箱2がフック15と環状金具16に
よりロックされているにも拘わらず、押込シリンダー8
が突出動作し、押込板6の他端6aがストッパー9に当
接して、後荷箱2をリフトさせるように働くことになる
要するにLS−43は安全を確実にする為のスイッチで
ある。
またLS−5については以上では説明しなかったが、こ
れはサイクルプレート3が途中の位置にある時、PB−
4により0R−2を励磁させる役目をし、サイクルプレ
ートカム24が当っている時には、LS−5のC−NC
接点は開である。
次にサイクルプレート3と押込板6の単独操作について
説明する。
これにはサイクルプレート逆転と、押込板6の押込み及
び戻しがある。
サイクルプレート逆転は、押ボタンスイッチPB−3を
押し、PB−3のl・2接点と5・6接点を開、3・4
接点と7・8接点を閉とし、自動積込回路の電流を遮断
して行なわれる。
電流はPB−3の3・4接点からサイクルプレート逆転
用ソレノイド5QL−5へ流れ、サイクルプレート回転
用の油圧モーターを逆転方向に切換えてサイクルプレー
ト3を逆転させる(第8図の図f)。
同時に電流はPB−3の7・8接点を通り、ガバナ用ソ
レノイド5QL−1を作動させ、動力取出装置の出力を
適正な値に保持する。
PB−3から手を放すとサイクルプレート3は逆転を停
止する。
押込板6の戻しは、押ボタンスイッチPB−2を押し、
PB−2の1・2接点と5・6接点を開、3・4接点と
7・8接点を閉とし、上記と同様に自動積込回路の電流
を遮断して行なわれる。
電流はPB−2の3・4接点、LS−3のC−NC接点
を通り、押込板戻し用ソレノイド5QL−2へ流れる回
路を形成する。
このため押込板6は第8図の図gの如く反時計方向に戻
し動作を行なう。
同時に電流はPB−2の7・8接点を通り、ガバナ用ソ
レノイド5QL−1へ流れ、動力取出装置の出力を適正
な値に保持する。
PB−2から手を離すと押込板6は戻し動作を停止する
押込板6の単独押込は、先づ押ボタンスイッチPB−1
を押し、PB−iの1・2接点と5・6接点を開、3・
4接点と7・8接点を閉とする。
電流はPB−1の3・4接点、LP−4A及び4BのC
・NC接点、PB−1の7・8接点を通り、CR−2の
コイルを励磁する。
CR−2のコイルカ励磁されるとCR−2の5・9接点
、6・10接点、7・11接点、8・1議点が閉じ、電
流はCR−1の12・4接点、CR−2の12・8接点
を通り押込板押込用ソレノイド5QL−3を作動させ、
押込板6に押込動作を与える(第8図の図h)。
同時に電流はCR−2の7・11接点を通り、5QL−
1を作動させ、動力取出装置の出力を適正な値に保つ。
PB−iから手を離すと押込板6の押込動作は停止する
以上が単独操作である。
今度は連続自動積込について説明する。
後荷箱2の積込操作盤裏の連続・単独積込切換スイッチ
5w−4を連続に切換える。
モして積込操作盤の自動積込押ボタンPB−4を押すと
、サイクルプレート3と押込板6は前述の単独自動積込
と同様に積込動作を開始すると同時に、電流はLS−1
のC−NC接点、CR−1の5・9接点、ダイオードD
−6,5w−4を通り、コントロールリレーCR−3の
コイルヲ励磁する。
CR−3のコイルが励磁されるとその接点が閉じ、連続
自動積込の準備が完了する。
積込サイクルが終了し、押込アーム18のカム20がI
、s−4Ai、:当ル(!:押込板6が停止し、LS−
4AのC−NC接点が閉じ、電流はLS−48のC・N
C接点、Ls−4A(7)C−NC接点、CR−3(7
)接点を通りタイマーT1のコイルを励磁スる。
T1ノコイルが励磁されると、タイマ一時間セット約1
秒後に’r1−aの2・3接点が閉じ、電流はこの接点
を通り、CR−1のコイルを励磁し、単独自動積込時の
PB−4を押した状態と同じくサイクルプレート3が回
転を始め、以下順次に積込動作を続ける。
そして、1サイクルの積込終了後、約1秒間停止し、以
下同様に積込サイクルを繰り返す。
そして、この様な積込動作の後は、前荷箱1内の塵芥を
排出する。
排出動作は抜荷箱2のリフト、前荷箱1のダンプ、後荷
箱2の降下、前荷箱1の降下の順で、エンジンの動力取
出装置を介して行なわれる。
以下この事について説明する。先づ後荷箱リフトである
が、これは運転室内操作盤の電源切換スイッチ5w−1
をダンプ側に切換えて後荷箱操作用スイッチ5w−2を
上昇側に入れる。
電流は5w−2、コントロールリレーCR−4の110
3接点、ダイオードD−9、サブフレーム取付のリミッ
トスイッチ仏−7(第1図参照)の5・6接点を通り、
前荷箱降下用ソレノイド5QL−7を作動させ、前荷箱
ダンプ用シリンダー11を降下側に切換える。
この状態において、前荷箱1は既に降下しているもので
あり、従ってこのシリンダー11より上流側の油圧回路
の圧力が上昇することになる。
これはメーン設定圧まで上昇する。
同時に電流はsw−−2を通り、ロック用シリンダー1
6のソレノイド5QL−9を作動させ、フック15を環
状金具16から外す。
又、電流はタマーT2のコイルを励磁し、約1秒後にT
2の24接点を閉とし、5w−2、T2の2・3接点を
通り、CR−4のコイルを励磁する。
このため、CR−4の8・12は閉となり、11・3接
点は開となる。
これに依り前荷箱降下用ソレノイド5QL−7電流は遮
断され、別に電流は5W−2、CR−4の13・8接点
、LS−12のC−NC接点を通り、後部荷箱リフト兼
押込用ソレノイド5QL−3を作動させる。
このため、押込シリンダー8のピストン8aが突出を続
け、押込板6の他端6aをストッパー9に係止させ、更
に突出することになり、後荷箱2が第9図の図aの如く
リフトされる。
尚、LS−12(第2図参照)は、押込板6の他端6a
がストッパー9に当接していない状態で、後荷箱2がリ
フトされるのを防止するための安全用検出器である。
すなわち、例えば押込板6とサイクルプレート3が噛み
合った状態で押込シリンダー8の突出動作となった場合
には、後荷箱2がサイクルプレート3を介してリフトさ
れ、しかもサイクルプレート3が逆転方向に押圧され、
一旦動き始めると急激に回動し、結果後荷箱2の急落下
となり危険であるため、このような場合には、上述のC
R−4,12・8接点、LS−12のC−NC接点を通
って5QL−3へ流れる回路をこの6−12で遮断し、
これを防止する。
つまり、LS−12が閉となっている場合にのみ後荷箱
2のリフトを指示する。
LS−12の閉となる範囲は、押込板6の位置が、サイ
クルプレート3と噛み合っても、押込板6がサイクルプ
レート3から滑動して離脱し得る範囲に定められ、カム
21の形状を円弧部にしてこの円弧部の範囲SにLS−
12のローラがある時を以って上記押込板6の閉の範囲
としている。
後荷箱2がリフトされると前荷箱1と後荷箱2との間に
設けたLS−11の3・4接点が開となり、積込回路を
遮断し、排出動作時の積込回路の誤作動を防止する。
尚、5w−2から手を離すと、5w−2は中立復帰し、
リフト動作が停止する。
抜荷箱リフトの後は前荷箱ダンプを行う。
前荷箱操作用スイッチ5w−3をダンプ側に切換えると
、電流は5w−3、天井丁番部リミットスイッチLS−
IQの3・4接点を通り(後荷箱2が約45°以上リフ
トすることにより閉とされる)、前荷箱ダンプ用ソレノ
イド5QL−6を作動させる。
これにより前荷箱ダンプ用シリンダー11のピストンl
laが突出し、前荷箱1は第9図の図すの如くダンプさ
れる。
5w−3から手を離すと5w−3は中立復帰し、前荷箱
1のダンプ動作は停止する。
前荷箱1のダンプにより前荷箱内の塵芥が排出される。
この排出が済むと今度は前荷箱1を降下させる。
降下は5w−3を、降下側に切換えればよく、降下用ソ
レノイド5QL−7が作動し、前荷箱ダンプ用シリンダ
ー11のピストンliaを退入させ、第9図の図Cの如
く前荷箱1を降下させる。
完全に降下するとサブフレーム取付のリミットスイッチ
LS−7が閉に切換えられる。
そして最後に後荷箱2を降下させれば、一連の排出動作
が完了する。
これは5w−2を降下側に切換えて行なう。
電流は5w−2、サブフレーム取付のリミットスイッチ
LS−7の1・2接点(前荷箱1の降下により既に閉と
されている)を通り、後荷箱降下用ソレノイド5QL−
8を作動させる。
これにより、押込シリンダー8はピストン8aが退入す
る方向に切換えられ、後荷箱2の降下となる(第9図の
図d)。
同時に電流は5W−2、LS−1iの常時開の1・2接
点を通り、ロック用ソレノイド5QL−9を作動させ、
フック15を開の状態に保持する。
そして、後荷箱2が降下しt、5−11のローラに前荷
箱1の一部が当るとLS−11の1・2接点が開となり
、5QL−9回路の電流が遮断され、ロック用シリンダ
ー13が突出動作となり、フック15が第1図の反時計
方向に回動して、後荷箱2の環状金具16に嵌合係止す
る。
これで全ての動作が完了する。以上要するに本考案は、
後荷箱内に投入された塵芥を掻き上げるためのサイクル
プレートと、掻き上げられた塵芥を前荷箱へ押込むため
の押込板と、押込板を回動させるための押込みシリンダ
ーとを後荷箱内に有腰サイクルプレート及び押込板の動
作に関連して順次作動するように配置された複数個のリ
ミットスイッチを介してサイクルプレートの正転→押込
板の後退→サイクルプレートの1回転終了−押込板前進
をlサイクル動作として行わせる積込回路と、該積込回
路とは別回路で構成され、上記押込みシリンダーを利用
して押込板を押込み動作の前進端位置から更に回動させ
ることにより、後荷箱のフレームに固定されたストッパ
ーに当該押込板を当てて後荷箱をリフトさせる後荷箱の
リフト回路とを具備する塵芥収集車において、積込回路
中に押込板の前進端位置で押込みシリンダーを停止させ
るリミットスイッチと、該リミットスイッチよりさらに
押込板が前進側へ若干回動した位置に押込みシリンダー
のそれ以上の押込み動作を停止させる予備リミットスイ
ッチとを設け、上記2個のリミットスイッチを作動させ
る段付カムを先端にもつアームを押込板の回転軸に取付
けたから、1回の積込動作サイクルの終了時点を検出す
るリミットスイッチに万一故障が生じても、予備リミッ
トスイッチで押込みシリンダーのそれ以上の押込み動作
を停止させることができ、後荷箱がフ卜せしめられる危
険を確実に防止させることができて塵芥積込作業時での
安全性を高め得ると共に、積込塵芥の脱落散乱を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は前荷箱と後荷箱の縦断面図、第2図は押込板の
回転軸とその近傍に配された検出器の関係を示す図、第
3図はその断面図、第4図はサイクルプレートの回転軸
とその近傍に配された検出器の関係を示す図、第5図は
その断面図、第6図は押込アームとカムを示す要部斜視
図、第7図は電気回路図、第8図a乃至り積込動作を示
す要部概略図、第9図a乃至dは排出動作を示す要部概
略図である。 2・・・・・・後荷箱、3・・・・・・サイクルプレー
ト、6・・・・・・押込板、8・・・・・・押込シリン
ダー、9・曲・ストッパー、LS−4A・・・・・・検
出器、LS−4B・・・・・・検出器、20・・・・・
・カム、20a、20b・・・・・・段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後荷箱内に投入された塵芥を掻き上げるためのサイクル
    プレートと、掻き上げられた塵芥を前荷箱へ押込むため
    の押込板と、押込板を回動させるための押込みシリンダ
    ーとを後荷箱内に有し、サイクルプレート及び押込板の
    動作に関連して順次作動するように配置された複数個の
    リミットスイッチを介してサイクルプレートの正転→押
    込板の後退→サイクルプレートの1回転終了→押込板前
    進を1サイクル動作としして行わせる積込回路と、該積
    込回路とは別回路で構成され、上記押込みシリンダーを
    利用して押込板を押込み動作の前進端位置から更に回動
    させることにより、後荷箱のフレームに固定されたスト
    ッパーに当該押込板を当てて後荷箱をリフトさせる抜荷
    箱のリフト回路とを具備する塵芥収集車において、積込
    回路中に押込板の前進端位置で押込みシリンダーを停止
    させるリミットスイッチと、該リミットスイッチよりさ
    らに押込板が前進側へ厨子回動した位置に押込みシリン
    ダーのそれ以上の押込み動作を停止させる予備リミット
    スイッチとを設け、上記2個のリミットスイッチを作動
    させる段付カムを先端にもつアームを押込板の回転軸に
    取付けたことを特徴とする塵芥収集車。
JP13893378U 1978-10-09 1978-10-09 塵芥収集車 Expired JPS606003Y2 (ja)

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JPS5875204U (ja) * 1981-11-16 1983-05-21 森田特殊機工株式会社 塵芥収集車の後荷箱上昇安全装置
JPS58145850A (ja) * 1982-02-20 1983-08-31 Asahi Chem Ind Co Ltd 集蓄熱用カプセル
JPS6082502A (ja) * 1983-10-11 1985-05-10 新明和工業株式会社 塵芥収集車の安全装置

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