JPH0348082Y2 - - Google Patents

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JPH0348082Y2
JPH0348082Y2 JP4693184U JP4693184U JPH0348082Y2 JP H0348082 Y2 JPH0348082 Y2 JP H0348082Y2 JP 4693184 U JP4693184 U JP 4693184U JP 4693184 U JP4693184 U JP 4693184U JP H0348082 Y2 JPH0348082 Y2 JP H0348082Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は塵芥収集車の投入作業を安全にするた
めの安全装置に関する。
(従来の技術) 一般に、投入作業の際には塵芥押込装置を作動
したままで塵芥収集車の投入箱内に塵芥等を投入
していたので衣服や体の一部を巻き込まれる危険
性があつた。これを改善したものとして、実願昭
54−155713号(実開昭56−72804号)のマイクロ
フイルムがあつた。
(考案が解決しようとする課題) 前記マイクロフイルムに開示されたものでは回
転板が投入口部分を通過中であることを検知する
第1の検知手段と、投入口に人体の一部や塵芥等
の障害物があることを検知する第2の検知手段と
を設け両検知手段が同時に作動した際、回転板の
回転を一時停止させる電気回路手段とを設けてい
るため部品点数が多く回路構成及び制御が複雑に
なる。
また、始動時には作動開始用スイツチPB1を切
替えてONにしなければならないが、通常前記ス
イツチPB1は投入箱の側方に設けられるため切換
操作の間、投入箱の監視が不十分となり、また作
業能率も悪い。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記問題を解決するもので、塵芥収容
箱の後方開口部に塵芥押込装置を装備した投入箱
を傾動自在に設け、該投入箱には塵芥等の投入に
関連して作動する安全作動手段を設け、該安全作
動手段は投入箱内下部の塵芥収容室に設けた第1
検知手段と投入口近傍に設けた第2検知手段とに
第1検知手段の検知により塵芥押込装置が自動的
に始動し第2検知手段の検知により塵芥押込装置
が停止する電気回路とよりなる塵芥収集車の安全
装置である。
(実施例) 以下その実施例を図面により説明すると、1は
シヤシ、2はこのシヤシ1上に装設された塵芥収
容箱で後部に開口部3を有し、後端基部をシヤシ
1に枢着4し、該収容箱2及びシヤシ1間に装設
の油圧シリンダー5の伸縮作用で適宜ダンプする
ものである。
6は収容箱2の開口部3に装設した投入箱でそ
の頂部を収容箱2後端上辺に枢着7し、後部に投
入口8を形成するほか、内部に押込板9及び回転
板10を有し、リヤゲートの役割を果すものであ
る。
押込板9は上端部が投入箱6内壁に軸着11さ
れ、該軸着部11より上位点と収容箱2後端上辺
点間に関着した油圧シリンダー12により前後方
向に揺動する。
尚、この油圧シリンダー12の収容箱2に対す
る枢着点は投入箱6の枢着部7より若干内側点に
位置する。回転板10は押込板9の下方にて基端
が投入箱内壁に軸着13され、その回転範囲とし
て投入箱下部に膨出形成した塵芥収容室14があ
り、また押込板9の揺動軌跡内に入り込み、これ
が図に於いて右回転し、その上向き回転途中で先
端が収容箱2開口に臨む略水平位置にて停止させ
られ、押込板9の下端が回転板10上面に近接し
て揺動する。
つまり、回転板10が投入箱6下部の塵芥収容
室14に投入された塵芥を掬い上げて停止し、こ
の塵芥を押込板9が前進揺動してきて収容箱2内
への押込みをなすものである。15は投入箱6を
格納位置に固縛する固縛爪で投入箱前方下部に設
けた受具16と収容箱2下面に装設された油圧シ
リンダー17の伸縮作動により、適宜リンク機構
18を介して係合離脱がなされる。次に油圧回路
について説明する。Pは油圧ポンプ、Tはオイル
リザーバ、V1はダンプ用油圧シリンダー5制御
用の切換弁で、弁スプール操作用ソレノイド
SOLc及びSOLdを有する。V2は押込板作動用油
圧シリンダー12制御用の切換弁で弁スプール操
作用ソレノイドSOLe及びSOLfを有する。V3
回転板10の作動用油圧モータ19制御用の切換
弁で弁スプール操作用ソレノイドSOLg及び
SOLhを有する。これら切換弁V1,V2,V3は油
圧ポンプPの吐出管路20に対し直列に配置され
ている。V4は固縛用油圧シリンダー17制御用
の切換弁で弁スプール操作用ソレノイドSOLaを
有する。21は油圧ポンプPの吐出管路20とオ
イルリザーバTへの帰油管路22とを短絡する安
全弁である。次に第3図により電気回路について
説明する。Bはバツテリー等の電源、SW1は塵
芥の積込作業及び排出作業の切換スイツチで連動
のスイツチSW1′を有する。SW2は塵芥の積込
作業を1回のみ或は連続して継続させるかを選択
切換する選択スイツチである。L1,L1′は投
入箱14内下部左右に設けられた第1検知手段と
しての光電管等のセンサでL2は投入口8近傍で
設けられた第2検知手段としての同様のセンサで
あり(L2は複数位置に設けてもよい)、投入箱
6内に塵芥が投入されると、これをセンサL1が
検知することにより作動し、センサL2が検知す
ると非常停止し両検知手段は安全手段として用い
られるものである。SW4は積込作業停止用スイ
ツチ、SW5はブザー23用のスイツチ、SW6
は回転板10の逆転用スイツチ、SW7は押込板
9の前進用スイツチ、SW8は押込板9の後退動
用スイツチである。尚、SW6,SW7,SW8に
は夫々の連動のスイツチSW6,SW6″,SW
7′,SW7″,SW8′,SW8″が設けられてい
る。SW9は投入箱6の固縛係合及び解除用の切
換スイツチでスイツチSW9′が連動する。SW1
0は収容箱2のダンピング切換スイツチである。
LS1は押込板9の前進限界位置で働く電気接点
で、これと連動するLS1′が設けられている。
LS2は押込板9の後退限界位置で働く電気接点、
LS3は回転板10がその停止位置から約30度を
正回転する間に継続的に働く電気接点で、これに
は連動のLS3′及びLS3″が設けられている。LS
4は投入箱6の格納位置で働く電気接点、LS5
は投入箱6が収容箱2に対して約45度傾動した位
置で働く電気接点である。尚、SOLiは積込作業
中に一定の押圧力で図示しないアクセルを固定
し、エンジンを増速状態に付勢するソレノイドで
ある。
CR1,CR2はリレーを示し、夫々接点Cr1,
Cr1′,Cr1″,Cr1,Cr1′′′′,Cr2,Cr2′

Cr2″を有する。尚、Cr1′′′′は自動運転時におけ
る切換スイツチSW9,SW9′による誤操作防止
用のものである。
図中PLは回路の作動状態を示すパイロツトラ
ンプ、Fはヒユーズを示す。LS6は回転板10
が投入口8上端位置から下端位置まで回転する間
に継続的に働く電気接点で、その作動中には警報
手段としてのブザー24を鳴動するものである。
次に、本考案の作動について説明する。
第3図に示される電気回路は収容箱2に対し、
投入箱6が収納固縛されて車輌は走行可能な状態
であり、押込板9は前進限界位置に、また回転板
10は状態に於ける停止位置にある積込みを終了
した状態を示す。この状態より塵芥の積込作業を
開始する場合は第3図に示す状態より切換スイツ
チSW1を下方位置に、又、積込作業を1サイク
ルのみ作動させる場合は下方位置に、連続サイク
ル作動させる場合は上方位置に選択スイツチSW
2を切換える。今、1サイクル作動の場合につい
て説明すれば、投入口8より塵芥を投入箱6に投
入すると投入箱6内下部の塵芥収容室14に蓄積
され、これをセンサL1が検出することにより、
電源Bからの電流は切換スイツチSW1−停止用
スイツチSW4−センサL1からリレーCR1へ
と流れて、このリレーCR1を作動し、リレー接
点Cr1を閉成する。そこで、電流はこの接点Cr
1−電気接点LS1−制御弁V3のソレノイド
SOLgへと流れ、切換弁V3を左方に切り換える。
従つて油圧ポンプPの吐出油は管路20から切換
弁V3を経て油圧モータ19を正転させる。一方、
電気接点LS1を流れる電流は分流してセンサL
1′を経てリレーCR2に流れこれを作動させる。
このリレーCR2の作動でセンサL1′に並列接続
されたリレー接点Cr2を閉成し、ここにリレー
CR2の自己保持回路を形成する、またリレーCR
1のリレー接点Cr1′の閉成で電源Bからの電流
はソレノイドSOLiに通電しエンジンを一定の増
速状態に保持する。また、リレーCR2のリレー
接点Cr2′の閉成によりリレー接点Cr1を流れる
電流はこのリレー接点Cr2′を経てリレーCR1
に流れる自己保持回路を形成する。
油圧モータ19が回転して、回転板10がその
停止位置から約30度を正回転すると電気接点LS
3,LS3′,LS3″、が切り換わり、ここに停止
用スイツチSW4を流れてくる電流がリレー接点
Cr1″−電気接点LS3′−電気接点LS2を経て切
換弁V2のソレノイドSOLfへと流れ、切換弁V2
左方位置に切り換え油圧ポンプPの吐出油は管路
20から切換弁V2を経て押込板9の作動用油圧
シリンダー12のピストンロツド側室に流入し、
これを収縮させることによつて押込板9が後退動
を開始する。同時に電気接点LS1及びLS1′が
切り換わる。電気接点LS3″が切り換わると、リ
レー接点Cr2′を流れてくる電流はこの接点LS
3″を経てソレノイドSOLgに通電し、回転板1
0の回転を継続させる。押込板9が後退限界位置
に達し、電気接点LS2を切り換えると、リレー
接点Cr1″からソレノイドSOLfに流れてくる電
流が断たれ切換弁V2は中正位置となり、押込板
9は停止する。回転板10は依然として回転を続
け、投入口8の上端位置に達すると電気接点LS
6が作動し、ブザー24が鳴動する。続いて、塵
芥収容室14に投入された塵芥をかき込み投入口
8の下端位置でLS6が開成して警報が停止し、
さらに回転板10は回転して元の停止位置に達
し、ここに電気接点LS3″を開成すると、この接
点LS3″からソレノイドSOLgに流れていた電流
が断たれ切換弁V3は中正位置となり、油圧モー
タ19の回転停止で回転板10の回転も停止す
る。一方、リレーCR2も自己保持回路が開成さ
れる。
同時に電気接点LS3は閉成され、電気接点LS
1′を流れてくる電流がリレー接点Cr2″,Cr1
を経て切換弁V2のソレノイドSOLeに流れ、こ
の切換弁V2を右方位置に切り替える。
従つて油圧ポンプPの吐出油は管路20から切
換弁V2を経て、油圧シリンダー12のピストン
背部側室に流入し押込板9を前進させ、回転板1
0によつて掬い上げられている塵芥を収容箱内に
押込む。そして押込板9が前進限界位置に達し、
電気接点LS1の開成によりソレノイドSOLeへの
通電を断つと切換弁V2は中正位置に戻り、押込
板9は停止する。また同時にリレーCR1の自己
保持回路が開成されて、ここに積込み作業の1サ
イクル作動を終了する。一方、積込み作業の連続
サイクル作動の場合は選択スイツチSW2を連続
側、即ち上方位置に切換えることによつてセンサ
L1とリレーCR1のリレースイツチCr1が並列
接続となり、投入箱6に塵芥を投入してセンサL
1が検出することによりリレー接点Cr1と選択
スイツチSW2がリレーCR1の自己保持回路を
形成し、前述1サイクル作動を継続的に繰り返
し、その停止は停止スイツチSW4の断作動で行
う。
ところで、作動途中において、衣服や体の一部
を投入口8内に入れるとセンサL2が開成されて
リレーCR3が作動し、リレー接点Cr3が開作動
してリレーCR1を不作動とし、切換弁V2あるい
はV3が中正位置となり、押込板9、回転板10
の作動を停止する。
(考案の効果) 以上の様に本発明は塵芥収集車の塵芥収容箱の
後方開口部に塵芥押込装置を装備した投入箱を傾
動自在に設け、該投入箱に塵芥等の投入に関連し
て検知作動する安全作動手段を設けたことによ
り、投入箱内に塵芥が投入されると第1検知手段
が検知して自動的に積込作業が開始し、押込装置
がいかなる作動状態であつても第2検知手段が検
知すると停止するもので、安全かつ作業者の操作
が省力化されるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は塵芥処
理車の後部全体側面図、第2図は油圧回路図、第
3図は電気回路図、第4図は主要電気接点の配置
図を示す。 2……塵芥収容箱、3……開口部、6……投入
箱、8……投入口、9……押込板、10……回転
板(9,10……塵芥押込装置)、14……塵芥
収容室、24……ブザー、25……検知部材、L
1……センサ(第1検知手段)、L2……センサ
(第2検知手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塵芥収容箱の後方開口部に塵芥押込装置を装備
    した投入箱を傾動自在に設け、該投入箱には塵芥
    等の投入に関連して作動する安全作動手段を設
    け、該安全作動手段は投入箱内下部の塵芥収容室
    に設けた第1検知手段と投入口近傍に設けた第2
    検知手段と、第1検知手段の検知により塵芥押込
    装置が自動的に始動し第2検知手段の検知により
    塵芥押込装置が停止する電気回路とよりなる塵芥
    収集車の安全装置。
JP4693184U 1984-03-30 1984-03-30 塵芥収集車の安全装置 Granted JPS60159703U (ja)

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JP4693184U JPS60159703U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 塵芥収集車の安全装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238898A (ja) * 2006-06-19 2006-09-14 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機

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JP2006238898A (ja) * 2006-06-19 2006-09-14 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機

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