JP4010628B2 - 塵芥収集車における積込制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、塵芥収集車、特に車体に搭載される塵芥収容箱の後端部に塵芥投入箱を連設し、その塵芥投入箱内に、該投入箱内底部の投入塵芥を掻き上げるための回転可能な回転板と、その回転板上に掻き上げられた塵芥を塵芥収容箱側に押し込むべく該回転板の上方で前後動可能に構成された押込板とを収容した形式の塵芥収集車における積込制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記形式の塵芥収集車における積込制御装置では、回転板と押込板との協働により実行される塵芥積込みサイクルを、回転板及び押込板が各々初期位置(回転板については図2に実線で示す正転終了位置30 、押込板については図2に実線で示す押込位置40 )にある状態で所定の開始操作入力がある時に開始し、それら回転板及び押込板が再び初期位置30 ,40 に戻って停止した時に終了するようにしている。尚、このように回転板及び押込板を両方とも初期位置に戻してから塵芥積込みサイクルを開始させる理由は、その回転板及び押込板を常に一定の適正位置より作動開始させて、サイクル中に於ける回転板及び押込板の相互干渉を回避すると共に、効果的な塵芥積込み作用が発揮されるようにするためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来装置では、塵芥積込みサイクルが正常に終了して回転板及び押込板が初期位置に戻されても、何等かの事情により回転板及び押込板の少なくとも一方が初期位置に留まらず、初期位置よりずれ動いてしまうことがある。
【0004】
例えば回転板は、塵芥積込みサイクルの終了時点で初期位置30 に有っても、待機時に、引続き塵芥から受ける反力や回転板自体の重量等に因り回転板駆動用油圧系統(例えば油圧モータ、開閉弁等)が油漏れを起こす等して初期位置30 より若干下降する場合(図2に示す変化位置30 ′を参照)がある。この場合において、その後に塵芥積込み作業を再開させるべく開始操作入力がなされると、その操作入力に応じて回転板が上記変化位置30 ′から初期位置30 まで回転駆動され、その初期位置30 に戻った時点で回転板が停止してしまう。これは、回転板が初期位置aまで移動したことで塵芥積込みサイクルが終了したものと判断されて、回転板及び押込板が待機状態になってしまうからである。従って、塵芥積込みサイクルを開始させるためには、先の開始操作入力により回転板を初期位置30 に戻してから改めて開始操作入力を行う必要があって二度手間となり、その作業が面倒であると共に作業能率が悪い問題があった。
【0005】
また押込板についても、塵芥積込みサイクルの終了後の待機時に上記と同様の事情で初期位置40 より若干後退する場合(図2に示す変化位置40 ′を参照)があり、同様の問題が生じていた。
【0006】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、上記従来のものの問題を解決することができる、塵芥収集車における積込制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、車体に搭載される塵芥収容箱の後端部に、塵芥投入口を有する塵芥投入箱を連設し、その塵芥投入箱内には、回転可能な回転板と、その回転板の上方で前後動可能な押込板とを収容し、回転板の、初期位置で始まり初期位置に戻る回転動作と、押込板の、初期位置で始まり初期位置に戻る前後揺動動作とにより実行される塵芥積込みサイクルを、開始操作入力に基づいて開始し、回転板及び押込板が各々初期位置にって停止した時に終了するようにした塵芥収集車における積込制御装置において、回転板が初期位置に有ることを検出する検知手段と、塵芥積込みサイクルが正常に終了したことに応じてそのサイクル終了を記憶する記憶装置と、塵芥積込みサイクルを実行するために回転板及び押込板の作動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、開始操作入力が有ったときに、記憶装置がサイクル終了を記憶しており且つ検知手段が回転板を検出していない場合、回転板を初期位置に向かって正転させ、検知手段が回転板を検出すると、記憶装置の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを始させることを第1の特徴とし、また車体に搭載される塵芥収容箱の後端部に、塵芥投入口を有する塵芥投入箱を連設し、その塵芥投入箱内には、回転可能な回転板と、その回転板の上方で前後動可能な押込板とを収容し、回転板の、初期位置で始まり初期位置に戻る回転動作と、押込板の、初期位置で始まり初期位置に戻る前後揺動動作とにより実行される塵芥積込みサイクルを、開始操作入力に基づいて開始し、回転板及び押込板が各々初期位置にって停止した時に終了するようにした塵芥収集車における積込制御装置において、押込板が初期位置に有ることを検出する検知手段と、塵芥積込みサイクルが正常に終了したことに応じてそのサイクル終了を記憶する記憶装置と、塵芥積込みサイクルを実行するために回転板及び押込板の作動を制御する制御装置とを備え、その制御装置は、開始操作入力が有ったときに、記憶装置がサイクル終了を記憶しており且つ検知手段が押込板を検出していない場合、押込板を初期位置に向かって押込み揺動させ、検知手段が押込板を検出すると、記憶装置の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを始させることを第2の特徴とし、更に車体に搭載される塵芥収容箱の後端部に、塵芥投入口を有する塵芥投入箱を連設し、その塵芥投入箱内には、回転可能な回転板と、その回転板の上方で前後動可能な押込板とを収容し、回転板の、初期位置で始まり初期位置に戻る回転動作と、押込板の、初期位置で始まり初期位置に戻る前後揺動動作とにより実行される塵芥積込みサイクルを、開始操作入力に基づいて開始し、回転板及び押込板が各々初期位置にって停止した時に終了するようにした塵芥収集車における積込制御装置において、回転板が初期位置に有ることを検出する第1検知手段と、押込板が初期位置に有ることを検出する第2検知手段と、塵芥積込みサイクルが正常に終了したことに応じてそのサイクル終了を記憶する記憶装置と、塵芥積込みサイクルを実行するために回転板及び押込板の作動を制御する制御装置とを備え、その制御装置は、開始操作入力が有ったときに、記憶装置がサイクル終了を記憶しており且つ回転板及び押込板のうちの少なくとも一方の板を検知手段が検出していない場合に、該少なくとも一方の板を初期位置に向かって正転又は押込み揺動させ、検知手段が該少なくとも一方の板を検出すると、記憶装置の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを始させることを第3の特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0009】
添付図面において、図1は、本発明の一実施例に係る塵芥収集車の要部破断全体斜視図、図2は前記塵芥収集車の塵芥投入箱の拡大断面図、図3は第1検知手段LS1 とその周辺の要部断面図(図1の3−3矢視拡大断面図)、図4は第1検知手段LS1 とその周辺の要部側面図(図3の4矢視図)、図5は前記実施例の制御ブロック図、図6は前記実施例の制御装置起動から待機状態に至るフローチャート、図7は前記実施例の待機状態から積込みスタートに至るフローチャート、図8は前記実施例の積込みスタートから積込み動作開始に至るフローチャート、図9は前記実施例の積込み動作開始から動作終了(待機状態)に至るフローチャートである。
【0010】
先ず図1,2において、塵芥収集車Vの車体F上には、後端に開口部を有する塵芥収容箱Bが搭載され、この収容箱Bは、車体Fの後端部に傾動可能に軸支されており、ダンプシリンダC1 の伸長により後方にダンプできるようになっている。塵芥収容箱Bの後端部には、塵芥投入口1aを後端面に有する塵芥投入箱1が、該収容箱Bの後端開口部を覆うように連設されており、この投入箱1は、塵芥収容箱Bの後部上端に傾動可能に軸支2される。尚、塵芥投入箱1は、通常は図示しない固縛手段により塵芥収容箱Bに一体的に固縛されており、その固縛手段は、塵芥収容箱Bをダンプして収容塵芥を排出する時や点検整備時に固縛解除されて、塵芥投入箱1の傾動を可能とする。
【0011】
塵芥投入箱1内には、そこに投入された塵芥を該箱1内底部より前方上部に掻き上げるための、下部支持軸pL と一体で且つその軸線回りに回転可能な回転板3と、その回転板3上の掻き上げ塵芥を前側(塵芥収容箱B内)に押し込むための、上部支持軸pU と一体で且つその軸線回りに前後揺動可能な押込板4とが収容される。前記上,下部支持軸pU ,pL は塵芥投入箱1内を横切って互いに平行に延びており、その各両端部が塵芥投入箱1の左右両側壁1s,1sにそれぞれ軸受を介して回転自在に貫通支持される。
【0012】
そして塵芥投入箱1の一方の側壁1sには、下部支持軸pL の外端に連動連結されて該支持軸pL (従って回転板3)を正逆回転駆動し得る回転モータMoが設けられる。更に塵芥投入箱1内には、該箱1と押込板4の基端部との間に介装されて押込板4を前後に揺動駆動し得る押込シリンダC2 が収容される。
【0013】
回転板3及び押込板4は、後述するように塵芥投入箱1内への投入塵芥を塵芥収容箱B内に強制的に押し込むための所定の塵芥積込みサイクル(図9の制御手順)を互いに協働して実行し得るようになっており、このサイクルは、回転板3及び押込板4が各々初期位置30 ,40 にある状態で所定の開始操作入力がある時に開始し、それら回転板3及び押込板4が各々初期位置30 ,40 に戻って停止した時に終了する。
【0014】
回転板3は、塵芥投入箱1の床面に略沿うように自由端が前方を指向する正転終了位置30 (図2実線位置)が前記サイクルの初期位置と定められており、また押込板4は、それの前方揺動限界である押込位置40 (図2実線位置)と、後方揺動限界である後退位置41 (図2鎖線位置)との間を前後揺動し得るものであり、前記押込位置40 が前記サイクルの初期位置と定められている。そして回転板3が前記初期回転位置30 (初期位置)に有ることを検出するための第1検知手段LS1 と、押込板4が前記押込位置40 (初期位置)に有ることを検出するための第2検知手段LS2 と、押込板4が後退位置41 に有ることを検出するための第3検知手段LS3 とが塵芥投入箱1の外側に設けられており、これら検知手段LS1 〜LS3 によって回転板3及び押込板4が前記各位置30 ,40 ,41 にあることをそれぞれ確実に検出することができる。
【0015】
前記第1検知手段LS1 は、塵芥投入箱2の他方の側壁1s外面より突出する下部支持軸pL の外端部に固定されてその周面より突出するドッグ10と、このドッグ10の接近に応動する近接スイッチ11とから構成される。その近接スイッチ11は、ドッグ10に対応して前記他方の側壁1sの外面に固着されていて、回転板3が前記初期回転位置30 に達してドッグ10が該近接スイッチ11に最接近した時に検出信号を出力し得るように構成されており、その構造は従来周知の近接スイッチと同様である。尚、斯かる近接スイッチに代えて従来周知のリミットスイッチ又はリードスイッチを側壁1s外面に固定し、該リミットスイッチ又はリードスイッチと協働するドッグ又はマグネットを下部支持軸pL の外端に配設するようにしてもよい。
【0016】
また第2及び第3検知手段LS2 ,LS3 の構造も、第1検知手段LS1 の前記構造と基本的に同様であり、即ち、上部支持軸pU の外端部にはドッグ又はマグネットが設けられ、それらドッグ又はマグネットに対応するスイッチが塵芥投入箱1の側壁1sに設けられる。
【0017】
而して各検知手段LS1 〜LS3 は、これらを塵芥投入箱1の外側に配設したことにより、点検整備等のメンテナンス作業が容易となり、その上、それら検知手段LS1 〜LS3 が塵芥投入箱1内の投入塵芥によって汚損されるのを回避して、検出精度を常に良好に保つことができる等の利点がある。
【0018】
図5には、回転板3および押込板4を作動制御するための制御ブロック図が示されており、このブロック図に示される制御装置Cは、回転板3及び押込板4(具体的には回転モータMo及び押込シリンダC2 )に前記塵芥積込みサイクルを実行させるための所定の制御プログラムを内蔵した第1の制御手段を含むものであり、また所定の単独操作入力に応じて回転板3及び押込板4(具体的には回転モータMo及び押込シリンダC2 )を前記塵芥積込みサイクルとは無関係に単独操作するための第2の制御手段を含むものである。
【0019】
またこの制御装置Cには記憶装置Mが接続される。この記憶装置Mは、前回の塵芥積込みサイクルが正常に終了したことを、その終了後の待機中に記憶しておくためのものであり、制御装置Cからサイクル終了の信号が出力された時にそれを記憶しておき、その記憶信号を制御装置Cに出力する。そして制御装置Cは、記憶装置Mがサイクル終了の記憶の有無(記憶装置Mからの記憶信号の出力の有無)によって前回のサイクルが正常に終了したか否かを判定する判定手段を内蔵しており、その判定結果に基づいて図8に示す制御を実行する。
【0020】
更に制御装置Cには、該装置Cを起動させるための主電源スイッチSw0 と、塵芥積込みサイクルを随時に開始操作入力するための積込開始操作スイッチSw1 と、前記第1〜第3検知手段LS1 〜LS3 と、回転板3および押込板4を随時に単独操作するための単独操作スイッチSw2 〜Sw4 と、回転板駆動手段と、押込板駆動手段とが接続される。前記回転板駆動手段は、例えば回転モータMoが油圧モータである場合には、その油圧モータを正,逆転作動させるための電磁制御弁のソレノイドがこれに相当し、また前記押込板駆動手段は、例えば押込シリンダC2 が油圧シリンダである場合には、その油圧シリンダを伸縮作動させるための電磁制御弁のソレノイドがこれに相当する。而して制御装置Cから前記回転板駆動手段・押込板駆動手段に出力される作動指令信号に応じて回転モータMo・押込シリンダCが作動されて回転板3・押込板4が駆動される。尚、前記各スイッチSw0 ,Sw1 〜Sw4 は、車体適所に設置された制御盤(図示せず)に設けられて随時操作し得るようになっている。
【0021】
次に回転板3および押込板4の制御フローについて図6〜図9を参照して説明する。先ず、図6において、主電源スイッチSw0 がオンされて制御装置Cが起動されると、先ずステップS1で記憶装置Mがリセット(記憶内容がクリア、即ち消去)され、次いでステップS2の待機状態となる。
【0022】
この待機状態においては、図7のステップS10,13,16でそれぞれ単独操作スイッチSw2 〜Sw4 がオンされているか(即ち所定の単独操作入力があったか)が判定され、もし単独操作入力がなければ、ステップS19に移って積込開始操作スイッチSw1 がオンされているか(即ち所定の開始操作入力があったか)が判定され、そこで開始操作入力があればステップS20に移って「積込みスタート」となる。
【0023】
この積込みスタートにより図8の制御フローが開始される。先ず、記憶装置Mの記憶の有無(即ち前回のサイクルが正常に終了したか否か)がステップS21で判定され、そのサイクルが正常に終了したと判定された場合には、次に押込板4が初期位置40 に有るかがステップS22で判定され、もし初期位置40 に有れば次に回転板3が初期位置30 に有るかがステップS23で判定される。そして回転板3も初期位置30 に有れば、待機中に回転板3及び押込板4が両方とも初期位置30 ,40 に適正に保持されていたものと判断して記憶装置Mをリセットし(ステップS24)、次いで実際の「積込み動作」に移り(ステップS25)、即ち図9のステップS100〜109に示す塵芥積込みサイクルが自動的に開始される。
【0024】
もしステップS22で押込板4が初期位置40 に無いと判定された場合には、押込板4を前方揺動させ(ステップS26)、次いで押込板4が初期位置40 に戻ったかステップS27で判断され、戻ったと判断された時にはステップS28で押込板4を停止させる。その後、ステップS23に移り、そこでもし回転板3が初期位置30 に無いと判定された場合には、回転板3を正転駆動し(ステップS29)、次いで回転板3が初期位置30 に戻ったかステップS30で判断され、戻ったと判断された時にはステップS31で回転板3を停止させて、ステップS24に移る。このようにして押込板4及び回転板3が初期位置40 ,30 に戻ると、先程と同様、ステップS24で記憶装置Mがリセットされてから、実際の「積込み動作」に移り(ステップS25)、即ち前記塵芥積込みサイクルが自動的に開始される。
【0025】
かくして、前回の塵芥積込みサイクルが正常に終了した後に回転板3及び押込板4の少なくとも一方が何等かの事情により初期位置30 ,40 よりずれ動いてしまった場合(例えば図2の鎖線で示す変化位置30 ′,40 ′にある場合)には、次回のサイクル開始のための開始操作入力(積込み開始操作スイッチSw1 のスイッチ操作)がなされると、初期位置にない板を初期位置まで戻してから(ステップS26〜28及び/又はステップS29〜31)、次回のサイクルに自動的に移行開始できるようになり、従って次回のサイクル開始のための開始操作入力は只1回だけでよく、従来装置よりも手間が省け、作業能率が向上する。また本実施例では、回転板3及び押込板4が初期位置30 ,40 に戻されて塵芥積込みサイクルが開始されるたび毎に記憶装置Mがリセット(ステップS24)されるので、待機中に於いてのみ、記憶装置Mの記憶の有無に基づいて直前のサイクルの終了状況を正確に判断可能となる。
【0026】
次にステップS25の積込み動作(即ち前記塵芥積込みサイクルの処理手順)について図9を参照して具体的に説明する。尚、このサイクルの開始時点では、前述のように回転板3及び押込板4が各々初期位置30 ,40 にある(従ってLS1 及びLS2 はオン、LS3 はオフ)。
【0027】
先ず、ステップS100で回転板3が正転(図1,2で時計回り)駆動される。これにより第1検知手段LS1 がオフになって回転板3が初期位置30 に無いことがステップS101で確認されると、ステップS102で回転板3の正転が継続されると共に押込板4が後退位置41 まで後方揺動される。これにより第3検知手段LS3 がオンになって押込板4が後退位置41 に達したことがステップS103で確認されると、ステップS104で押込板4の後退が停止すると共に回転板3の正転が継続され、塵芥投入箱1内の投入塵芥が回転板3によって掻き上げられる。
【0028】
そして第1検知手段LS1 が再びオンになって回転板3が初期位置30 に戻ったことがステップS105で確認されると、ステップS106で回転板3の正転が停止し、次に押込板4が押込位置40 まで前方揺動されて、回転板3上に掻き上げられた塵芥を塵芥収容箱B内に押込む(ステップS107)。そして第2検知手段LS2 がオンになって押込板4が初期位置たる押込位置40 に達したことがステップS108で確認されると、ステップS109で押込板4の前進揺動が停止する。これにより、1回の塵芥積込みサイクルが正常に終了したものと判断されて、そのサイクル終了をステップS110で記憶装置Mに記憶させると、一連の積み込み動作が全て終了して「積込み終了」となり、ステップS2の待機状態となる。
【0029】
また本実施例では、前記塵芥積込みサイクルの途中で回転モータMo又は押込シリンダC2 が過負荷になる等の異常事態が発生すると、それを検知したセンサ(図示せず)の作動に基づいて制御装置Cに内蔵の安全制御手段が働いて回転板3や押込板4の作動を非常停止させ、サイクル途中でも自動的にステップS2の待機状態に移行できるようになっている。尚、斯かる安全装置を設けることは塵芥収集車において従来周知である。
【0030】
このような場合には、図7から明らかなように回転板3及び/又は押込板4を単独操作することで異常事態を解消することが可能である。例えば回転板3の正転中に塵芥が詰まって過負荷となったような場合には、逆転操作スイッチSw2 を操作することで(ステップS10)、回転板3を逆転駆動して塵芥の詰まりを解消し(ステップS11)、その後、記憶装置Mをリセットする(ステップS12)。また押込板4の押込み中に塵芥の反力で押込位置40 まで作動しなかったような場合には、押込操作スイッチSw3 を何回も操作することで(ステップS13)、押込板4を前進揺動させて押込位置40 まで戻し(ステップS14)、その後、記憶装置Mをリセットする(ステップS15)。また押込板4の押込み中に塵芥が押込板4と回転板3との間に詰まったような場合には、戻し操作スイッチSw4 を操作することで(ステップS16)、押込板4を後退揺動させて塵芥の詰まりを解消し(ステップS17)、その後、記憶装置Mをリセットする(ステップS18)。
【0031】
こうして単独操作が終了した後に、積込開始操作スイッチSw1 をオンして積込みスタート(ステップS20)となった場合に、ステップS21では記憶装置Mがリセット状態(サイクル終了の記憶の無い状態)であると判定されるため、ステップS40で回転板3及び押込板4は初期位置30 ,40 となるまで駆動される。そして回転板3及び押込板4が初期位置30 ,40 まで戻ると、サイクルが正常に終了したことが記憶装置Mに記憶され(ステップS41)、そこで「積込み終了」となって(ステップS42)、ステップS2の待機状態となる。
【0032】
このように回転板3又は押込板4を特別に単独操作した場合には、その単独操作に応じて記憶装置Mの記憶内容がクリアされ、次に積込み開始操作入力があっても回転板3及び押込板4が一旦は初期位置30 ,40 で必ず待機する(即ち次の塵芥積込みサイクルに移行しない)ようにしたので、上記単独操作後の異常確認が可能となり、塵芥積込みサイクルが不必要に開始されないようにすることができる。
【0033】
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明はこの実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば前記実施例では、前回の塵芥積込みサイクル(即ちステップS100〜ステップS109)が正常に終了したとステップS21で判断された後にステップS22,26〜28及びステップS23,29〜31の両方を順次実行することで、待機中に回転板3及び押込板4の少なくとも一方が初期位置30 ,40 よりずれ動いても、只1回の開始操作入力で初期位置にない板を初期位置まで戻してから次回のサイクルに自動的に移行できるようにしてある。
【0034】
しかしながら本発明(請求項1)では、図8のフローにおいてステップS22,26〜28を省略可能であり、この場合には、ステップS21で前回の塵芥積込みサイクルが正常に終了したと判断された後にステップS23,29〜31だけを経てステップS24,25に移行する。従って待機中に回転板3が初期位置30 よりずれ動いても、只1回の開始操作入力で回転板3を初期位置30 まで戻してから次回のサイクルが自動的に開始される。
【0035】
また本発明(請求項2)では、図8のフローにおいてステップS23,29〜31を省略可能であり、この場合には、ステップS21で前回の塵芥積込みサイクルが正常に終了したと判断された後にステップS22,26〜28だけを経てステップS24,25に移行する。従って待機中に押込板4が初期位置40 よりずれ動いても、只1回の開始操作入力で押込板4を初期位置40 まで戻してから次回のサイクルが自動的に開始される。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、芥積込みサイクルが正常に終了した場合には、そのサイクル終了を記憶装置に記憶させておき、引き続く待機時にサイクル終了の記憶が有り且つ回転板が初期位置に無い状態で次回サイクルの開始操作入力があった場合には、その回転板を初期位置に向かって正転させ、検知手段が回転板を検出すると、記憶装置の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを自動的に開始できるようにしたので、サイクル終了後の待機時に回転板が何等かの事情により初期位置よりずれ動いても、次回のサイクルを只1回の開始操作入力で確実に開始させることができ、作業能率の向上が図られる。
【0037】
また本発明の第2の特徴によれば、芥積込みサイクルが正常に終了した場合には、そのサイクル終了を記憶装置に記憶させておき、引き続く待機時にサイクル終了の記憶が有り且つ押込板が初期位置に無い状態で次回サイクルの開始操作入力があった場合には、その押込板を初期位置に向かって押込み揺動させ、検知手段が押込板を検出すると、記憶装置の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを自動的に開始できるようにしたので、サイクル終了後の待機時に押込板が何等かの事情により初期位置よりずれ動いても、次回のサイクルを只1回の開始操作入力で確実に開始させることができ、作業能率の向上が図られる。
【0038】
また本発明の第3の特徴によれば、芥積込みサイクルが正常に終了した場合には、そのサイクル終了を記憶装置に記憶させておき、引き続く待機時にサイクル終了の記憶が有り且つ且つ回転板および押込板の少なくとも一方が初期位置にない状態で次回サイクルの開始操作入力があった場合には、該少なくとも一方の板を初期位置に向かって正転又は押込み揺動させ、検知手段が該少なくとも一方の板を検出すると、記憶装置の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを自動的に開始できるようにしたので、サイクル終了後の待機時に回転板及び押込板の少なくとも一方が何等かの事情により初期位置よりずれ動いても、次回のサイクルを只1回の開始操作入力で確実に開始させることができ、作業能率の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る塵芥収集車の全体側面図
【図2】前記塵芥収集車の塵芥投入箱の拡大断面図
【図3】第1検知手段LS1 とその周辺の要部断面図(図1の3−3矢視拡大断面図)
【図4】第1検知手段LS1 とその周辺の要部側面図(図3の4矢視図)
【図5】前記実施例の制御ブロック図
【図6】前記実施例の制御装置起動から待機状態に至るフローチャート
【図7】前記実施例の待機状態から積込みスタートに至るフローチャート
【図8】前記実施例の積込みスタートから積込み動作開始に至るフローチャート
【図9】前記実施例の積込み動作開始から動作終了(待機状態)に至るフローチャート
【符号の説明】
B・・・・塵芥収容箱
C・・・・制御装置
F・・・・車体
M・・・・記憶装置
Sw1 ・・積込開始操作スイッチ
V・・・・塵芥収集車
1・・・・塵芥投入箱
3・・・・回転板
0 ・・・回転板の初期位置としての正転終了位置
4・・・・押込板
0 ・・・押込板の初期位置としての押込位置

Claims (3)

  1. 車体(F)に搭載される塵芥収容箱(B)の後端部に、塵芥投入口(1a)を有する塵芥投入箱(1)を連設し、その塵芥投入箱(1)内には、回転可能な回転板(3)と、その回転板(3)の上方で前後動可能な押込板(4)とを収容し、回転板(3)の、初期位置(3 0 )で始まり初期位置(3 0 )に戻る回転動作と、押込板(4)の、初期位置(4 0 )で始まり初期位置(4 0 )に戻る前後揺動動作とにより実行される塵芥積込みサイクルを、開始操作入力に基づいて開始し、回転板(3)及び押込板(4)が各々初期位置(30 ,40 )にって停止した時に終了するようにした塵芥収集車における積込制御装置において、
    回転板(3)が初期位置(3 0 )に有ることを検出する検知手段(LS 1 )と、
    塵芥積込みサイクルが正常に終了したことに応じてそのサイクル終了を記憶する記憶装置(M)と、
    塵芥積込みサイクルを実行するために回転板(3)及び押込板(4)の作動を制御する制御装置(C)とを備え、
    前記制御装置(C)は、開始操作入力が有ったときに、記憶装置(M)がサイクル終了を記憶しており且つ検知手段(LS 1 )が回転板(3)を検出していない場合、回転板(3)を初期位置(30 )に向かって正転させ、検知手段(LS 1 )が回転板(3)を検出すると、記憶装置(M)の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを始させることを特徴とする、塵芥収集車における積込制御装置。
  2. 車体(F)に搭載される塵芥収容箱(B)の後端部に、塵芥投入口(1a)を有する塵芥投入箱(1)を連設し、その塵芥投入箱(1)内には、回転可能な回転板(3)と、その回転板(3)の上方で前後動可能な押込板(4)とを収容し、回転板(3)の、初期位置(3 0 )で始まり初期位置(3 0 )に戻る回転動作と、押込板(4)の、初期位置(4 0 )で始まり初期位置(4 0 )に戻る前後揺動動作とにより実行される塵芥積込みサイクルを、開始操作入力に基づいて開始し、回転板(3)及び押込板(4)が各々初期位置(30 ,40 )にって停止した時に終了するようにした塵芥収集車における積込制御装置において、
    押込板(4)が初期位置(4 0 )に有ることを検出する検知手段(LS 2 )と、
    塵芥積込みサイクルが正常に終了したことに応じてそのサイクル終了を記憶する記憶装置(M)と、
    塵芥積込みサイクルを実行するために回転板(3)及び押込板(4)の作動を制御する制御装置(C)とを備え、
    その制御装置(C)は、開始操作入力が有ったときに、記憶装置(M)がサイクル終了を記憶しており且つ検知手段(LS 2 )が押込板(4)を検出していない場合、押込板(4)を初期位置(40 )に向かって押込み揺動させ、検知手段(LS 2 )が押込板(4)を検出すると、記憶装置(M)の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを始させることを特徴とする、塵芥収集車における積込制御装置。
  3. 車体(F)に搭載される塵芥収容箱(B)の後端部に、塵芥投入口(1a)を有する塵芥投入箱(1)を連設し、その塵芥投入箱(1)内には、回転可能な回転板(3)と、その回転板(3)の上方で前後動可能な押込板(4)とを収容し、回転板(3)の、初期位置(3 0 )で始まり初期位置(3 0 )に戻る回転動作と、押込板(4)の、初期位置(4 0 )で始まり初期位置(4 0 )に戻る前後揺動動作とにより実行される塵芥積込みサイクルを、開始操作入力に基づいて開始し、回転板(3)及び押込板(4)が各々初期位置(30 ,40 )にって停止した時に終了するようにした塵芥収集車における積込制御装置において、
    回転板(3)が初期位置(3 0 )に有ることを検出する第1検知手段(LS 1 )と、
    押込板(4)が初期位置(4 0 )に有ることを検出する第2検知手段(LS 2 )と、
    塵芥積込みサイクルが正常に終了したことに応じてそのサイクル終了を記憶する記憶装置(M)と、
    塵芥積込みサイクルを実行するために回転板(3)及び押込板(4)の作動を制御する制御装置(C)とを備え、
    その制御装置(C)は、開始操作入力が有ったときに、記憶装置(M)がサイクル終了を記憶しており且つ回転板(3)及び押込板(4)のうちの少なくとも一方の板を検知手段(LS 1 ,LS 2 )が検出していない場合に、該少なくとも一方の板を初期位置(30 ,40 )に向かって正転又は押込み揺動させ、検知手段(LS 1 ,LS 2 )が該少なくとも一方の板を検出すると、記憶装置(M)の記憶をクリアした上で、塵芥積込みサイクルを始させることを特徴とする、塵芥収集車における積込制御装置。
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