JPH0535924Y2 - - Google Patents

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JPH0535924Y2
JPH0535924Y2 JP15357587U JP15357587U JPH0535924Y2 JP H0535924 Y2 JPH0535924 Y2 JP H0535924Y2 JP 15357587 U JP15357587 U JP 15357587U JP 15357587 U JP15357587 U JP 15357587U JP H0535924 Y2 JPH0535924 Y2 JP H0535924Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塵芥収集車の積込制御装置に関する
ものである。
(従来の技術) 一般に、塵芥収容箱の後方開口部に、内部に塵
芥処理装置を装備した塵芥投入箱を傾動自在に連
接し、前記塵芥処理装置を電気−油圧制御装置を
介して制御するようにした塵芥収集車は公知であ
る。
そして、前記塵芥処理装置は始動スイツチを一
定時間以上継続して押圧操作した場合のみ作動す
るように構成し、収集作業時に身体の一部などが
無意識に始動スイツチに接触することによつて塵
芥処理装置が作動するのを防止している(特開昭
59−217501号公報参照)。
(本考案が解決しようとする問題点) ところで、このような塵芥収集車にあつては始
動スイツチを接状態に保持した場合、塵芥処理装
置の始動を制御するリレーの励磁が継続される結
果、塵芥処理装置による塵芥積込作動が1サイク
ルで停止せず、積込作業が継続されることにな
る。このため、作業者の意志とは無関係に塵芥処
理装置が作動している場合や作業者が疲労などで
注意力が弛緩した際には事故を招き易いという問
題があつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、始
動スイツチを一定時間以上押圧操作しないと塵芥
処理装置が作動せず、また押圧操作をさらに継続
しても塵芥処理装置による積込作動を確実に1サ
イクルで停止するようにした塵芥収集車を提供す
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は塵芥収容箱の後方開口部に、内部に塵
芥処理装置を装備した塵芥投入箱を傾動自在に連
接し、前記塵芥処理装置を電気−油圧制御装置を
介して制御するようにした塵芥収集車において、
前記電気−油圧制御装置には塵芥処理装置を始動
せしめる始動スイツチSW3と、該始動スイツチ
SW3の接操作に連係されて作動する設定時間t1
を有する第1のタイマリレーT1および始動スイ
ツチSW3の接操作に連係されて作動する設定時
間t2(t1<t2)を有する第2のタイマリレーT2
と、前記始動スイツチSW3の接操作時にリレー
X1の接点x1および接点r1を介して自己保持
される自己保持リレーR1とを配設し、前記始動
スイツチSW3の設定時間t1以上の接操作により
第1のタイマリレーT1を介して前記自己保持リ
レーR1を励磁して塵芥処理装置による塵芥積込
作動を開始し、1サイクルで停止する一方、前記
始動スイツチSW3の設定時間t2以上の接操作に
より第1のタイマリレーT1によるリレーX1の
励磁を第2のタイマリレーT2を介して消磁する
とともに自己保持リレーR1の接点r1のみを通
じて自己保持リレーR1の励磁を継続し、塵芥処
理装置による塵芥積込作動を最終押込行程で終了
する構成を有するものである。
(作用) まず、始動スイツチを一定時間以上押圧操作す
ると、第1のタイマリレーを介して塵芥処理装置
の始動を制御するリレーが励磁され、以後塵芥処
理装置が順次塵芥の積込作動を開始する。
一方、その一定時間を越えてさらに始動スイツ
チの押圧操作を継続しても前述した第1のタイマ
リレーによるリレーの励磁を第2のタイマリレー
を介して解除する結果、リレーの励磁は自己保持
回路のみを通して継続され、塵芥処理装置の積込
作動はその自己保持回路が解除される最終押込行
程で終了する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は塵芥収集車で、車枠2上に塵芥収容箱3
が載置されており、該塵芥収容箱3は車枠2と塵
芥収容箱3との間に装設されたダンプシリンダ4
により枢支5部回りに適宜傾動自在である。
この塵芥収容箱3の後方開口部3aにはその上
方で枢着6された塵芥投入箱7が連接されてお
り、該塵芥投入箱7は、前記塵芥収容箱3と塵芥
投入箱7との間に装設された昇降シリンダ14に
より枢支6部回りに適宜開閉自在である。
さらに、塵芥投入箱7は、その後部に投入口8
が開口されるとともに、その内部には塵芥処理装
置9が装備されている。
前記塵芥処理装置9は、押込板10と、回転板
11と、それらを駆動するための油圧アクチユエ
ータである押込シリンダ12と、油圧モータ13
(第2図参照)とからなり、従来周知のように押
込板10と回転板11の協同作用により塵芥投入
箱7の貯留部18に投棄された塵芥を塵芥収容箱
3内に積み込むものである。
一方、塵芥収容箱3裏面後部には一端を枢支さ
れた固縛シリンダ15に配設されており、その他
端は塵芥収容箱3下部に枢支した固縛爪16に連
結され、通常固縛シリンダ15を介して固縛爪1
6を塵芥投入箱7前面に固設したUボルト17に
係合させ、塵芥投入箱7を塵芥収容箱3に対して
固縛している。
次に油圧回路について第2図により説明する。
Pは油圧ポンプ、Tはオイルリザーバ、V2は押
込シリンダ12を制御する電磁制御弁、V3は油
圧モータ13を制御する電磁制御弁で、これらの
電磁制御弁V2,V3はスプール操作用ソレノイ
ドSOLe,SOLf,SOLg,SOLhを備えている。
そして、前記電磁制御弁V2,V3は油圧ポン
プPの吐出管路に対し直列に配置されている。
次に、電気回路について第3図及び第4図によ
つて説明する。
Bはバツテリー等の電源、TRはトランジス
タ、SW1は積込作業もしくは排出作業を選択す
る選択スイツチ、SW2は投入口テーブルに設け
られた積込作業時の停止スイツチ、SW3は積込
作業の始動スイツチである。
これらのスイツチ群のうち、停止スイツチSW
2は投入口テーブルに設けられ、始動スイツチ
SW3は前記塵芥投入口8近傍に、選択スイツチ
SW1は運転席内に、それぞれ配設されている。
次に、LS1は押込板10の前進限界位置で作
動する電気接点、LS2は押込板10の後退限界
位置で作動する電気接点、LS3は回転板11が
その掻上停止位置から所定の角度を正転(図面に
おいて時計回り方向)する間を継続的に作動する
電気接点、LS6は塵芥投入箱7が塵芥収容箱に
対し連接状態にあるとき作動する電気接点、LS
7は図示しない動力取出装置を接操作したとき作
動する電気接点である。
R1,R2,R3,R4,R5,R7,R8,
X1,X2はリレーで、接点r1,r2,r3,
r4,r5,r7,r8,x1,x2を備えてい
る。
T1,T2はタイマリレーで、設定時間t1,t2
(t1<t2)で作動する接点t1,t2を備えてい
る。
次に作用について説明すると、第4図に示され
る押込終了状態では、電気接点LS1およびLS3
は第3図において下方位置に切り換わつている。
まず、図示しない動力取出装置を接操作すれば
電気接点LS7が閉成し、リレーR7を励磁する。
リレーR7の励磁はそのa接点r7を介して以後
の回路へ通電を継続する。
ここで、選択スイツチSW1を上方位置に切り
換えた後、塵芥投入箱7に投入口8より塵芥を投
入し、始動スイツチSW3をタイマリレーT1の
設定時間t1以上継続して接操作すると、そのa接
点t1が閉成する結果、電流はリレーX1を励磁
し、そのa接点x1を介してトランジスタTRの
ベースに流れると同時に、コレクタ、エミツタ間
にも流れ、リレーR1を励磁する。そして、その
a接点r1,b接点r4を介してリレーR1を自
己保持する。この後、始動スイツチSW3を解除
すればよく、リレーX1への通電が遮断され、a
接点x1を開放する。
また、電気接点LS1を介してリレーR5にも
流れ、そのa接点r5を経てソレノイドSOLgに
通電する。この際、電気接点LS3は下方に切り
換わつているから、a接点r5を介してリレーR
5を自己保持する。
その結果、電磁制御弁V3を上方位置に切り換
え、油圧モータ13が作動して回転板11が正転
作動を開始する。
この回転板11が所定角度を回転すると、電気
接点LS3が上方に復帰するため電流は電気接点
LS3、b接点r4を介してR3に流れるととも
に、電気接点LS2を介してリレーR2に流れる。
したがつて、a接点r3を介してソレノイド
SOLgに流れて回転板11の正転作動を継続する
と同時に、a接点r2を介してソレノイドSLOf
に流れ、電磁制御弁V2を下方位置に切り換えて
押込シリンダ12を縮小作動せしめ、押込板10
を後退(反転)作動させる。
この際、押込板10の後退作動によつて電気接
点LS1は上方位置に切り換わることから、電気
接点LS3の上方切換と合わせてリレーR5へ通
電が断たれる。
そして、押込板10が後退限界位置に達すると
電気接点LS2が切り換わつてリレーR2への通
電が遮断され、そのa接点r2を開放し、ソレノ
イドSOLfの励磁が断たれる。
このため、電磁制御弁V2は中正位置に復帰し
て押込板10の反転作動を停止する。
しかしながら、リレーR3への通電は継続され
ることから、回転板11の正転作動は依然として
継続され、塵芥投入箱7の貯留部18に投棄され
た塵芥を掻き上げ、1回転して掻上停止位置に達
すると電気接点LS3を下方位置に切り換える。
この結果、リレーR3への通電が断たれること
から、電磁制御弁V3は中正位置に復帰し、回転
板11の正転作動が停止する。
同時に、電気接点LS1,LS3、b接点r5を
介してリレーR4に流れ、そのa接点r4を介し
てリレーR4を自己保持するとともに、ソレノイ
ドSOLeに流れ、電磁制御弁V2を上方位置に切
り換える。
このため、押込シリンダ12が伸長作動し、押
込板10は前進(押込)作動して回転板11上の
塵芥を塵芥収容箱3内に押し込むことになる。
この後、押込板10が前進限界位置に達すると
電気接点LS1が下方位置に切り換わり、リレー
R1への通電が断たれることから、そのa接点r
1を開放し、以後の通電を遮断する結果、電磁制
御弁V2を中立位置に復帰させて押込板10の押
込作動を停止させる。
ここで塵芥処理装置9による塵芥積込の1サイ
クル作動が終了する。
ところで、前記始動スイツチSW3の接操作を
タイマリレーT1の設定時間t1を越え、さらにタ
イマリレーT2の接点時間t2以上継続した場合、
そのa接点t2が閉成する結果、電流はリレーX
2を励磁し、そのb接点x2を介してリレーX1
を消磁する。
したがつて、リレーX1のa接点x1が開放さ
れ、リレーR1の励磁はそのa接点r1を介して
のみ行われるため、その自己保持が断たれると
き、すなわち、前述したように押込板10が前進
限界位置に到達して電気接点LS1が下方位置に
切り換わるとき、塵芥処理装置による積込作動が
停止する。
なお、タイマT1の設定時間t1に達しない始動
スイツチSW3の接操作は、リレーX1を励磁す
ることがなく、したがつて、リレーR1を励磁し
ないことから、塵芥処理装置9は作動しない。
なお、本考案の実施例においては塵芥処理装置
を回転板と押込板とで構成したが、このような塵
芥処理装置に限定するものではない。
(効果) 以上のように本考案によれば、始動スイツチを
一定時間以上押圧操作した場合にのみ塵芥処理装
置を1サイクルだけ作動させ、その押圧操作を継
続しても確実に1サイクルで停止し、一定時間に
満たない押圧操作では作動しない。
したがつて、塵芥積込作業は作業者の明確な意
志に基づいて開始され、1サイクルで停止するこ
とから、安全に積込作業を遂行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1
図は塵芥収集車後部の側面図、第2図は油圧回路
図、第3図は電気回路図、第4図は電気接点と各
スイツチの配置図である。 3……塵芥収容箱、7……塵芥投入箱、9……
塵芥処理装置、10……押込板、11……回転
板、12……押込シリンダ、13……油圧モー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塵芥収容箱の後方開口部に、内部に塵芥処理装
    置を装備した塵芥投入箱を傾動自在に連接し、前
    記塵芥処理装置を電気−油圧制御装置を介して制
    御するようにした塵芥収集車において、前記電気
    −油圧制御装置には塵芥処理装置を始動せしめる
    始動スイツチSW3と、該始動スイツチSW3の
    接操作に連係されて作動する設定時間t1を有する
    第1のタイマリレーT1および始動スイツチSW
    3の接操作に連係されて作動する設定時間t2(t1
    <t2)を有する第2のタイマリレーT2と、前記
    始動スイツチSW3の接操作時にリレーX1の接
    点x1および接点r1を介して自己保持される自
    己保持リレーR1とを配設し、前記始動スイツチ
    SW3の設定時間t1以上の接操作により第1のタ
    イマリレーT1を介して前記自己保持リレーR1
    を励磁して塵芥処理装置による塵芥積込作動を開
    始し、1サイクルで停止する一方、前記始動スイ
    ツチSW3の設定時間t2以上の接操作により第1
    のタイマリレーT1によるリレーX1の励磁を第
    2のタイマリレーT2を介して消磁するとともに
    自己保持リレーR1の接点r1のみを通じて自己
    保持リレーR1の励磁を継続し、塵芥処理装置に
    よる塵芥積込作動を最終押込行程で終了するよう
    に構成したことを特徴とする塵芥収集車の積込制
    御装置。
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