JPH0630726Y2 - 塵芥車における塵芥排出装置 - Google Patents

塵芥車における塵芥排出装置

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JPH0630726Y2
JPH0630726Y2 JP5981289U JP5981289U JPH0630726Y2 JP H0630726 Y2 JPH0630726 Y2 JP H0630726Y2 JP 5981289 U JP5981289 U JP 5981289U JP 5981289 U JP5981289 U JP 5981289U JP H0630726 Y2 JPH0630726 Y2 JP H0630726Y2
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達男 池田
修己 池田
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は塵芥車、特に容器後方に連接したパッカを上方
回動させるとともに容器を後方傾動させて容器内の塵芥
を排出させる塵芥車の分野で利用されるものである。
(b)従来の技術 従来の塵芥車における塵芥排出装置は特開昭63-230402
号に開示されている如く、パッカを上方回動させて容器
後方を開放し、容器を後方傾動させて容器内の塵芥を排
出させるようになっている。
(c)考案が解決しようとする課題 ところで前記の構造では容器の傾動は常に最大傾動角
(約45度)まで傾動するようになっている。更に、容器
が連続的に傾動され最大傾動角に達すると傾動を停止し
ても後方への慣性力が発生する。その場合、容器内の塵
芥が摺動抵抗の大きい塵芥では最大傾動角近辺に達しな
いと排出されないため、重心が後方に大きく移動すると
ともに慣性力が加わって後転する危険がある。
また塵芥の中には中間傾動角(約30〜40度)以下で排出
されるものもあるが、その場合でも容器は最大傾動角ま
で傾動されるため、作業効率が悪いという欠点がある。
本考案は上述の問題を解決するためになされたもので、
その目的は塵芥排出時にダンプスイッチの操作にて容器
を傾動させ、中間傾動角にて傾動停止し、ダンプスイッ
チを再操作すると最大傾動角まで傾動するようにして、
最大傾動角のときの慣性力の減少にて後転を防止すると
ともに作業効率を高めるようにした塵芥車における塵芥
排出装置を提供するものである。
(d)課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するもので、車体上に容器を搭
載し、容器後方に押込装置を内装したパッカを連接し、
前記パッカを上方回動させるとともに容器を後方に傾動
させることにより容器内の塵芥を後方に排出させる塵芥
車において、前記塵芥車の運転室にはパッカ回動操作用
のパッカスイッチと容器傾動操作用のダンプスイッチと
を設け、前記ダンプスイッチの操作にて容器を中間傾動
角まで傾動させた後停止させ、ダンプスイッチの再操作
にて最大傾動角まで傾動させる傾動制御手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
(e)作用 塵芥積込時にはパッカ内の押込装置を作動させて塵芥を
容器内に押し込み、塵芥の積込みを行なう。塵芥排出時
にはパッカスイッチにてパッカを上方回動させ、ダンプ
スイッチにて容器を後方傾動させる。
容器が中間傾動角に達すると傾動が自動的に停止し、そ
の時点で塵芥排出されていれば容器を降下させて作業を
終了する。
塵芥が排出されていなければダンプスイッチを再操作し
て最大傾動角まで傾動させて塵芥を排出させる。
その際、荷箱の傾動は中間傾動角から再スタートになる
ため最大傾動角での慣性力は非常に小さくなる。
(f)実施例 以下実施例を図面にて説明すると、(1)は車体(2)上に搭
載された塵芥収容用の容器で、該容器(1)はダンプ用シ
リンダ(3)にて後方に傾動させられるようになってい
る。
前記容器(1)後方には押込装置(4)を内装したパッカ(5)
が連接され、該パッカ(5)はパッカ用シリンダ(6)にて上
方回動可能となっており、またパッカ(5)内に投入され
た塵芥を押込装置(4)にて容器(1)内に押込むようになっ
ている。
(7)は容器(1)の傾動中心近辺に設けられた角度センサ
で、該角度センサ(7)は中間傾動角θ(例えば35度〜40
度)以上であることを検知するものである。
(8)は容器(1)の後方下部に設けられた塵芥の残量検知装
置で、該検知装置(8)は第5図及び第6図に示すように
容器(1)両側部に発光部(9)と受光部(10)を設け、発光部
(9)からの信号を受光部(10)で検知するとリレースイッ
チ(11)が接になり、前記リレースイッチ(11)が接になる
と運転室(12)の表示器(13)が点灯するようになってい
る。
前記運転室(12)の表示器(13)に近接した位置にはダンプ
用シリンダ(3)を操作するダンプスイッチ(14)とパッカ
用シリンダ(6)を操作するパッカスイッチ(15)を設けて
ある。
第4図は油圧回路で、油圧ポンプ(16)から押込装置用駆
動回路(17)、ダンプ用駆動回路(18)及びパッカ用駆動回
路(19)に接続されている。
前記ダンプ用駆動回路(18)は第1切換弁(20)の切換操作
にてダンプ用シリンダ(3)が伸縮されるようになってお
り、具体的には、ソレノイドSOL1への励磁にて伸長し、
ソレノイドSOL2への励磁にて縮小するようになってい
る。
前記パッカ用駆動回路(19)は第2切換弁(21)の切換操作
にてパッカ用シリンダ(6)が伸縮されるようになってお
り、具体的にはソレノイドSOL3への励磁にて伸長し、ソ
レノイドSOL4への励磁にて縮小するようになっている。
第3図は電気回路でメインスイッチ(22)と切換スイッチ
(23)とを直列に設け、前記スイッチ(22)(23)間から分岐
された角度検出回路(24)上に角度センサ(7)と第1リレ
ーCR1を直列に設けてある。前記切換スイッチ(23)は積
込回路(25)側、排出回路(26)側及び中立位置に切換え可
能で、積込回路(25)には積込制御回路(27)が介装され、
この積込制御回路(27)にて第4図の押込装置用駆動回路
(17)を制御し、第1図の押込装置(4)を作動させるよう
になっている。
前記排出回路(26)からは第1ダンプ回路(28)、第2ダン
プ回路(29)及びパッカ回路(30)を分岐させてある。
第1ダンプ回路(28)には上げ回路(31)、下げ回路(32)、
中立位置に切換え可能なダンプスイッチ(14)を設け、前
記下げ回路(32)にはソレノイドSOL2を設け、上げ回路(3
1)にはソレノイドSOL1と前記第1リレーCR1への励磁に
て「断」にされる第1リレースイッチcr1を直列に設け
てある。
前記上げ回路(31)からは第1補助回路(33)、第2補助回
路(34)、第3補助回路(35)及び第4補助回路(36)を分岐
させてある。
第1補助回路(33)は後述するタイマリレーTにて一定時
間後に「接」となるタイマリレースイッチtを介装して
第1リレースイッチcr1に接続し、第1リレーCR1への励
磁にて「接」となるようになっている。
第2補助回路(34)には第2リレーCR2が介装してある。
第3補助回路(35)には第3リレーCR3と後述する第4リ
レーCR4の第4リレースイッチcr4とを直列に介装してあ
る。
第4補助回路(36)には第1リレースイッチcr1、第3リ
レースイッチcr3及びタイマリレーTとを直列に設けて
ある。
(37)は第3補助回路(35)と第4補助回路(36)とをダイオ
ード(38)を介して接続する接続回路である。第2ダンプ
回路(29)には第2リレースイッチcr2、コンデンサ(39)
及び第4リレーcr4を直列に介装し、前記第2リレース
イッチcr2は切換えにて並設された第5補助回路(40)に
「接」となり、コンデンサ(39)が第5補助回路(40)の抵
抗Rに接続されるようになっている。
パッカ回路(30)は上げ回路(41)、下げ回路(42)及び中立
に切換可能なパッカスイッチ(15)を有し、上げ回路(41)
にはソレノイドSOL3を下げ回路(42)にはソレノイドSOL4
を介装してある。
前記排出回路(26)からは第6図の如く残量検知回路(43)
を分岐させ、当該回路(43)には残量検知装置(8)と表示
器(13)が設けられている。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まず塵芥の積込作業を行なう場合には第1図の状態
にてメインスイッチ(22)を「接」にして切換スイッチ(2
3)を積込回路(25)に切換え、積込制御回路(27)、押込装
置用駆動回路(17)を作動させ押込装置(4)を作動させる
ことにより容器(1)に塵芥を積込む。
次に塵芥を排出する場合には切換スイッチ(23)を排出回
路(26)に切換える。
その後パッカスイッチ(15)を上げ回路(41)に切換えると
第2切換弁(21)が切換わり、パッカ用シリンダ(6)が伸
長してパッカ(5)を上方回動させる。パッカ(5)の上方回
動終了後パッカスイッチ(15)を中立位置に戻し、ダンプ
スイッチ(14)を上げ回路(31)に切換える。
上げ回路(31)では第1リレーCR1が励磁されているため
第1リレースイッチcr1が「接」となり、ソレノイドSOL
1に励磁されて第1切換弁(20)が切換わり、ダンプ用シ
リンダ(3)が伸長する。
容器(1)が中間傾動角θに達すると第1リレーCR1が励磁
されて上げ回路(31)の第1リレースイッチcr1が「断」
となり、容器(1)の傾動が停止する。
ところでダンプスイッチ(14)を上げ回路(31)に切換え時
に第2補助回路(34)の第2リレーCR2が励磁され、第2
ダンプ回路(29)の第4リレーCR4にも第2リレースイッ
チcr2、コンデンサ39を通って励磁されるが第1リレーC
R1が励磁されていないためタイマリレーTは非励磁の状
態になっている。
また第2ダンプ回路(29)にはコンデンサ(39)があるため
一定容量後は通電しなくなる。
この状態で容器(1)が中間傾動角θに達しても第4リレ
ーCR4が非励磁の状態になっているので、ダンプスイッ
チ(14)を上げ回路(31)に切換え続けてもそれ以上傾動し
ない。
この時点で一度ダンプスイッチ(14)を中立位置に戻し、
ダンプスイッチ(14)に近接した表示器(13)を見る。
表示器(13)が点灯していれば容器(1)内が空になってい
ることがわかるので、容器(1)をそれ以上傾動させる必
要がなく、ダンプスイッチ(14)を下げ回路(32)に切換
え、ダンプ用シリンダ(3)を縮小させた後パッカスイッ
チ(15)を下げ回路(42)に切換えてパッカ(5)を降下させ
作業を終了させる。表示器(13)が点灯していない場合に
は塵芥が容器(1)内に残っているため、更に容器(1)を傾
動させるべくダンプスイッチ(14)を上げ回路(31)に切換
える。
この操作により第1リレーCR2が励磁されて第2ダンプ
回路(29)が通電状態になる。
するとコンデンサ(39)はそれまで第5補助回路(40)に接
続されていたので空の状態であり、第4リレーCR4に励
磁されることになる。
第4リレーCR4への励磁により第3リレーTも励磁され
一定時間(約4〜5秒)後にタイマリレースイッチtが
「接」となり第1リレースイッチcr1を介してソレノイ
ドSOL1が励磁され、容器(1)が最大傾動角〆まで傾動し
て塵芥が排出されることになる。
排出後は前記と同様にダンプスイッチ(14)、パッカスイ
ッチ(15)を切換えて作業を終了させる。
(g)考案の効果 以上の如く本考案は容器傾動時に中間傾動角で必らず停
止するようにし、ダンプスイッチを再操作することによ
り更に傾動させることができるようにしたので、従来の
ように慣性力にて後転する危険を確実に防止することが
できる。
また、中間傾動角にて塵芥排出が完了している場合には
それ以上傾動させることなく作業を終了させることがで
きるので、作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体図、第2図は作動状態図、第3図は電気回
路図、第4図は油圧回路図、第5図は容器後部斜視図、
第6図は残量検知装置の電気回路図である。 (1)は容器、(5)はパッカ、(12)は運転室、(14)はダンプ
スイッチ、(15)はパッカスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体上に容器を搭載し、容器後方に押込装
    置を内装したパッカを連接し、前記パッカを上方回動さ
    せるとともに容器を後方に傾動させることにより容器内
    の塵芥を後方に排出させる塵芥車において、前記塵芥車
    の運転室にはパッカ回動操作用のパッカスイッチと容器
    傾動操作用のダンプスイッチとを設け、前記ダンプスイ
    ッチの操作にて容器を中間傾動角まで傾動させた後停止
    させ、ダンプスイッチの再操作にて最大傾動角まで傾動
    させる傾動制御手段を設けてなる塵芥車における塵芥排
    出装置。
JP5981289U 1989-05-24 1989-05-24 塵芥車における塵芥排出装置 Expired - Lifetime JPH0630726Y2 (ja)

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