JP2000044005A - 塵芥収集車 - Google Patents

塵芥収集車

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JP2000044005A
JP2000044005A JP10211051A JP21105198A JP2000044005A JP 2000044005 A JP2000044005 A JP 2000044005A JP 10211051 A JP10211051 A JP 10211051A JP 21105198 A JP21105198 A JP 21105198A JP 2000044005 A JP2000044005 A JP 2000044005A
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hydraulic pump
hydraulic
traveling engine
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Kazunobu Watanabe
辺 一 信 渡
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵芥積込時における騒音や排気ガスを低減で
きるばかりでなく、塵芥収集車の燃費を向上させること
ができる塵芥収集車を提供する。 【解決手段】 通常の塵芥積込サイクルにおいては、走
行用エンジン11の回転数はアイドリング回転数に保た
れる。そして、PTO装置12が第1油圧ポンプ13を
駆動すると同時に、車載バッテリで駆動される電気モー
タ31が第2油圧ポンプ32を駆動する。一方、塵芥積
込装置に塵芥が噛み込む等の異常時には、積込油圧回路
40内の圧力上昇を圧力スイッチ44が検出し、エンジ
ン増速装置25を作動させ走行用エンジン11の回転数
をアイドリング回転数から増加させる。これにより、第
1油圧ポンプ13が塵芥積込装置に供給する圧油の量を
増加させることができるから、塵芥積込装置を支障なく
作動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塵芥収集車に関し、
より詳しくは、バッテリ駆動の電気モータを併用して塵
芥積込装置を作動させることにより走行用エンジンの回
転数の増加を不要とし、塵芥積込時に走行用エンジンが
発生する騒音や排気ガスの増加および燃費の悪化を防止
できるように改良された塵芥収集車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塵芥収集車においては、図5
(a)に示したように車体に搭載した荷箱1の後部に
は、塵芥積込装置2を内蔵したテールゲート3が連設さ
れている。この塵芥積込装置2は、図示されない油圧モ
ータによって回転させられる掻込板4と、油圧シリンダ
5の伸縮によって車体前後方向に揺動させられる押込板
6とを有している。そして、これらの油圧モータや油圧
シリンダに圧油を供給する油圧ポンプは、一般に、塵芥
収集車の走行用エンジンが発生させる駆動力の一部を取
り出すPTO装置によって駆動されている。
【0003】すなわち、図6に示したように、走行用エ
ンジン11が発生する駆動力の一部はPTO装置12に
よって取り出され、油圧ポンプ13の駆動に用いられ
る。そして、油圧ポンプ13が産み出す圧油は排出油圧
回路14および積込油圧回路15に供給され、塵芥積込
装置2および荷箱1内を前後動する図示されない塵芥排
出板をそれぞれ作動させる。
【0004】一方、走行用エンジン11によって駆動さ
れる発電機16が発電する電力は、バッテリ17を充電
するとともにフューズ18を介してPTOスイッチ19
にも供給される。これにより、PTO装置12を作動さ
せるためにPTOスイッチ19をON側に切り換える
と、リレーCR1が作動してその常開接点が閉じられ、
メインスイッチ22に電力が供給される。したがって、
メインスイッチ22を操作して積込側若しくは排出側の
いずれかの側に切り換えると、積込電気回路23および
排出電気回路24のいずれかが作動し、排出油圧回路1
4および積込油圧回路15の作動をそれぞれ制御する。
【0005】また、積込電気回路23および排出電気回
路24には、走行用エンジン11の回転数をアイドリン
グ回転数から増加させるエンジン増速装置25が接続さ
れている。これにより、積込電気回路23および排出電
気回路24のいずれかが作動するとき、すなわち塵芥積
込装置2および塵芥排出板のいずれかを作動させるとき
には、エンジン増速装置25が常に作動して走行用エン
ジン11の回転数を増加させ、PTO装置12によって
駆動される油圧ポンプ13から十分な量の圧油を得るよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した塵
芥積込装置2は、図5(a)乃至図5(e)に示したよ
うに順次動作する。すなわち、図5(a)に示したよう
に、掻込板4および押込板6がテールゲート3内で荷箱
1側に位置するときには、テールゲート3内に塵芥Gを
投入することができる。また、図5(b)および図
(c)に示したように、掻込板4を図示時計回りに回転
させることにより、テールゲート3内に投入された塵芥
Gを荷箱1側に掻き込むことができる。このとき、押込
板6は荷箱1から徐々に離間するので、掻込板4が掻き
込んだ塵芥Gを荷箱1内に受入れることが可能な状態と
なる。そして、図5(d)および図5(e)に示したよ
うに、塵芥Gを掻き込んだ掻込板4が荷箱1側に向かっ
てほぼ水平な状態になると、押込板6が荷箱1側に向か
って揺動し、掻込板4上の塵芥Gを荷箱1内に押し込
む。
【0007】したがって、図5(c)乃至図5(e)に
示したように、掻込板4が塵芥Gを掻き込むとき、およ
び押込板6が塵芥Gを荷箱1内に押し込むときには、塵
芥積込装置2は大きな油圧力を必要とする。これによ
り、走行用エンジン11の回転数を増加させ、PTO装
置12を介して得られる駆動力を増加する必要がある。
これに対して、図5(a)および図5(b)に示したよ
うに、掻込板4および押込板6が空転するときには、塵
芥積込装置2が必要とする油圧力はわずかで済むから、
走行用エンジン11の回転数はアイドリング回転数で十
分である。
【0008】しかしながら、上述した従来の塵芥収集車
においては、掻込板4や押込板6の作動状態に関わら
ず、塵芥積込サイクルの全体にわたって走行用エンジン
増速装置25を作動させ、走行用エンジン11の回転数
を増加させる構造となっている。これにより、ごみ収集
場所において塵芥を積み込む際には、走行用エンジン1
1の回転数の増加に伴って騒音や排気ガスも増加し、環
境問題を生じさせるばかりでなく、塵芥収集車の燃費も
悪化してしまう。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する問題点を解消し、塵芥積込時における騒音や
排気ガスを低減できるばかりでなく、塵芥収集車の燃費
を向上させることができる塵芥収集車を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1および請求項3に記載の塵芥収集
車はそれぞれ、車体に搭載した荷箱内に塵芥を積み込む
ための塵芥積込装置と、この塵芥積込装置を作動させる
油圧機器に圧油を供給する第1油圧ポンプおよび第2油
圧ポンプと、走行用エンジンが発生させる動力の一部を
取り出して前記第1油圧ポンプを駆動するPTO装置
と、車載バッテリから供給される電力によって駆動され
て前記第2油圧ポンプを駆動する電気モータと、前記走
行用エンジンの回転数をアイドリング回転数から増加さ
せるエンジン増速装置と、前記塵芥積込装置に作用する
負荷の大きさを検出する負荷検出手段と、この負荷検出
手段によって検出された負荷の大きさに基づいて前記電
気モータおよび前記走行用エンジン増速装置の作動を制
御する制御手段を備える。
【0011】請求項1に記載の塵芥収集車においては、
前記制御手段は、前記負荷の大きさが所定の値を越えた
ときに前記エンジン増速装置を作動させるように構成さ
れる。この場合、前記負荷検出手段は、前記油圧機器に
供給する圧油の圧力が所定の値を越えたときに作動する
圧力スイッチとすることができる。
【0012】請求項3に記載の塵芥収集車においては、
前記制御手段は、前記負荷の大きさが第1の値を越えた
ときに前記電気モータを作動させるとともに、前記負荷
の大きさがさらに増加して第2の値を越えたときに前記
走行用エンジン増速装置を作動させるように構成され
る。この場合、前記負荷検出手段は、前記油圧機器に供
給する圧油の圧力が第1の値を越えたときに作動する第
1圧力スイッチと、前記油圧機器に供給する圧油の圧力
がさらに増加して第2の値を越えたときに作動する第2
圧力スイッチとすることができる。
【0013】本発明の請求項1に記載の塵芥収集車が塵
芥の積み込みを開始する際には、走行用エンジンの回転
数はアイドリング回転数に保たれる。PTO装置は、ア
イドリング回転している走行用エンジンが発生する動力
の一部を取り出して第1油圧ポンプを駆動する。同時
に、車載バッテリで駆動される電気モータが第2油圧ポ
ンプを駆動する。これにより、走行用エンジンの回転数
をアイドリング回転数に保つにもかかわらず、第1油圧
ポンプおよび第2油圧ポンプから塵芥積込装置に対して
十分な量の圧油を供給できるから、塵芥積込装置をスム
ーズに作動させることができる。一方、塵芥積込装置に
塵芥が噛み込む等して塵芥積込装置に作用する負荷が所
定の値を越えると、制御手段はエンジン増速装置を作動
させて走行用エンジンの回転数をアイドリング回転数か
ら増加させる。これにより、PTO装置によって駆動さ
れる第1油圧ポンプが塵芥積込装置に供給する圧油の量
を増加させることができるから、塵芥積込装置を支障な
く作動させることができる。
【0014】また、本発明の請求項3に記載の塵芥収集
車が塵芥の積み込みを開始する際には、走行用エンジン
の回転数はアイドリング回転数に保たれる。PTO装置
は、アイドリング回転している走行用エンジンが発生す
る動力の一部を取り出して第1油圧ポンプを駆動する。
これにより、塵芥積込装置が空転して負荷が低い状態で
は、第1油圧ポンプのみによって塵芥積込装置をスムー
ズに作動させることができる。そして、塵芥積込装置が
塵芥を圧縮し始めたことにより負荷の大きさが第1の値
を越えると、制御手段は電気モータを作動させる。これ
により、塵芥積込装置には第2油圧ポンプからも圧油が
供給されるので、塵芥積込装置をスムーズに作動させる
ことができる。一方、塵芥積込装置に塵芥が噛み込む等
して塵芥積込装置に作用する負荷の大きさが第2の値を
越えると、制御手段はエンジン増速装置を作動させて走
行用エンジンの回転数をアイドリング回転数から増加さ
せる。これにより、PTO装置によって駆動される第1
油圧ポンプが塵芥積込装置に供給する圧油の量を増加さ
せることができるから、塵芥積込装置を支障なく作動さ
せることができる。
【0015】すなわち、本発明によれば、通常の塵芥積
込サイクルの全体にわたって走行用エンジンの回転数を
アイドリング回転数に保つことができるから、ゴミ収集
場所で塵芥を積み込むときに、走行用エンジンが発生す
る騒音や排気ガスのレベルを低下させることができるば
かりでなく、塵芥収集車の燃費を向上させることもでき
る。また、塵芥積込装置に塵芥が噛み込んだ異常時に
は、直ちに走行用エンジンの回転数を増加させ、PTO
装置によって駆動される第1油圧ポンプが塵芥積込装置
に供給する圧油の量を増加させることができるから、塵
芥積込装置を支障なく作動させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る塵芥収集車の
各実施形態を、図1乃至図5を参照して詳細に説明す
る。ここで、図1は本発明に係る第1実施形態の塵芥収
集車の構造を模式的に示す説明図、図2は図1中に示し
た排出油圧回路および積込油圧回路の回路図、図3は本
発明に係る第2実施形態の塵芥収集車の構造を模式的に
示す説明図、図4は図3中に示した排出油圧回路および
積込油圧回路の回路図、図5は塵芥積込装置の作動を模
式的に示す説明図である。なお、以下の説明においては
同一の部分に同一の符号を用いるとともに、その説明を
省略することがある。
【0017】第1実施形態 図1に示した本第1実施形態の塵芥収集車100は、走
行用エンジン11が発生する動力の一部を取り出すPT
O装置12と、このPTO装置12によって駆動される
第1油圧ポンプ13とを備えている。そして、前記第1
油圧ポンプ13が産み出す圧油は、荷箱内を前後動する
排出板を作動させる排出油圧回路14と、塵芥積込装置
を作動させる積込油圧回路40とに供給される。
【0018】また、走行用エンジン11によって駆動さ
れる発電機16が発電する電力は、バッテリ17を充電
するとともに、フューズ18を介してPTOスイッチ1
9にも供給される。これにより、前記PTO装置12を
作動させるために前記PTOスイッチ19をON側に切
り換えると、自己保持型リレーCR1が作動して常開接
点CR1が閉じるので、メインスイッチ30に電力が供
給される。そして、作業者が前記メインスイッチ30を
操作して積込側若しくは排出側のいずれかの側に切り換
えると、前記積込油圧回路40の作動を制御する積込電
気回路23、および前記排出油圧回路14の作動を制御
する排出電気回路24のいずれかに通電することができ
る。さらに、前記積込電気回路23および前記排出電気
回路24には、後述する常開リレー接点48を介して走
行用エンジン増速装置25が接続されている。なお、前
記走行用エンジン増速装置25は、走行用エンジン11
の回転数をアイドリング回転数から所定の回転数に増加
させる装置である。
【0019】前記メインスイッチ30を積込側に切り換
えると、後述する常閉接点45を介して電気モータ31
に通電し、第2油圧ポンプ32を駆動することができ
る。そして、前記第2油圧ポンプ32が産み出す圧油
は、前記第1油圧ポンプ13から供給される圧油と並列
に、排出油圧回路14および積込油圧回路40に供給さ
れる。
【0020】前記排出油圧回路14は、図2に示したよ
うに、図示されない排出板を荷箱内で前後動させる油圧
シリンダ14bと、この油圧シリンダ14bの作動を制
御する制御弁14aとを有している。また、前記積込油
圧回路40は、図5に示した押込板揺動用油圧シリンダ
5の作動を制御する制御弁41と、図5に示した掻込板
4を回転駆動する油圧モータ42の作動を制御する制御
弁43とを有している。そして、この積込油圧回路40
の最も上流位置、すなわち前記制御弁41の上流側に
は、回路内の圧力が所定の値を越えたときに作動する圧
力スイッチ44が設けられている。なお、前記所定の値
は、塵芥積込装置2に塵芥が噛み込んだときに積込油圧
回路40内に生じる圧力であって、第1油圧ポンプ13
および第2油圧ポンプ32が供給可能な圧油の圧力の最
大値よりは低めに選定される。また、第1油圧ポンプ1
3および第2油圧ポンプ32がそれぞれ供給する圧油
は、排出油圧回路14を介して積込油圧回路40に供給
された後、油タンク26に戻るようになっている。ま
た、圧油の供給側と戻り側との間にはリリーフ弁27が
介装され、排出油圧回路14および積込油圧回路40内
の圧力が異常に増加することを防止するようになってい
る。
【0021】前記圧力スイッチ44は常閉接点45と常
開接点46とを有している。前記常閉接点45は、メイ
ンスイッチ30と電気モータ31との間に介装されてい
る。また、前記常開接点46は積込電気回路23の接地
側に、自己保持型リレー47と共に設けられている。そ
して、前記自己保持型リレー47の常開リレー接点48
が、積込電気回路23と走行用エンジン増速装置25と
の間に介装されている。
【0022】次に、上述した構造を有する本第1実施形
態の塵芥収集車100の作動について説明する。
【0023】まず、塵芥積込作業を開始する作業者がP
TOスイッチ19を閉じると、アイドリング回転状態に
ある走行用エンジン11の動力の一部がPTO装置12
によって取り出され、第1油圧ポンプ13が駆動され
る。同時に、自己保持型リレー20が作動して常開リレ
ー接点21を閉じると、メインスイッチ30が通電され
る。そして、作業者がメインスイッチ30を操作して積
込側に切り換えると、常閉接点45を介して電気モータ
31が通電されるので、第2油圧ポンプ32が駆動され
る。これにより、塵芥積込作業を開始する際には、第1
油圧ポンプ13と第2油圧ポンプ32の両方が産み出す
圧油が、排出油圧回路14を介して積込油圧回路40に
供給される。また、メインスイッチ30が積込側に切り
換えられると、積込電気回路23が通電されて積込油圧
回路40の制御を開始するので、塵芥積込装置2は所定
の塵芥積込サイクルを開始する。
【0024】このとき、積込油圧回路40には第1油圧
ポンプ13および第2油圧ポンプ32の両方から十分な
量の圧油が供給されるので、塵芥積込装置2は所定の速
度でスムーズに動作し、塵芥積込作業を効率よく行うこ
とができる。また、走行用エンジン11の回転数は、塵
芥積込サイクルの全体にわたってアイドリング回転数に
維持されるので、ゴミ収集場所で塵芥を積み込むときに
走行用エンジン11が発生する騒音や排気ガスのレベル
を低下させることができるばかりでなく、塵芥収集車の
燃費を向上させることもできる。
【0025】一方、塵芥積込装置2に塵芥が噛み込んだ
場合や、掻込板4および押込板6に対する塵芥の反力が
高くなった場合には、積込油圧回路40内の圧力が上昇
するとともに、塵芥積込装置2の作動速度が極端に低下
してしまう。そして、積込油圧回路40内の圧力が所定
の値を越えると圧力スイッチ44が作動する。これによ
り、前記常閉接点45が開いて電気モータ31への通電
が遮断されると同時に、前記常開接点46が閉じて自己
保持型リレー47に通電する。そして、自己保持型リレ
ー47が作動すると、前記常開リレー接点48が閉じて
走行用エンジン増速装置25に通電する。すると、エン
ジン増速装置25は、走行用エンジン11の回転数をア
イドリング回転数から所定の回転数に増加させる。した
がって、第1油圧ポンプ13が塵芥積込装置2に供給す
る圧油の量が瞬時に増加するので、塵芥積込装置2は噛
み込んだ塵芥や圧縮する塵芥の反力に抗して、スムーズ
に作動できるようになる。
【0026】すなわち、本第1実施形態の塵芥収集車1
00は、通常の塵芥積込サイクルの全体にわたって走行
用エンジン11の回転数をアイドリング回転数に保つこ
とができるから、ゴミ収集場所で塵芥を積み込むときに
走行用エンジン11が発生する騒音や排気ガスのレベル
を低下させることができるばかりでなく、塵芥収集車の
燃費を向上させることができる。また、塵芥積込装置2
に塵芥が噛み込んだ場合や圧縮した塵芥の反力が大きく
なった異常時には、エンジン増速装置25が直ちに走行
用エンジン11の回転数を増加させ、PTO装置12に
よって駆動される第1油圧ポンプ13が塵芥積込装置2
に供給する圧油の量を増加させることができるから、塵
芥積込装置2を支障なく作動させることができる。
【0027】なお、本第1実施形態においては、積込油
圧回路40に設けた圧力スイッチ44が作動すると、電
気モータ31への通電を遮断するようにしているが、電
気モータ31への通電をそのまま継続するように構成し
ても良い。
【0028】第2実施形態 次に、図3および図4を参照し、本発明に係る第2実施
形態の塵芥収集車200について詳細に説明する。
【0029】上述した第1実施形態の塵芥収集車100
においては、通常の塵芥積込サイクルの全体にわたって
電気モータ31が作動し、第2油圧ポンプ32を駆動す
るように構成されている。これに対して、本第2実施形
態の塵芥収集車200においては、通常の塵芥積込サイ
クルの一部、すなわち塵芥積込装置2の掻込板4が塵芥
を掻き込むときおよび押込板6が塵芥を荷箱1内に押し
込むときにのみ、電気モータ31を作動させて第2油圧
ポンプ32を駆動するように構成されている。
【0030】このような動作を実現するため、本第2実
施形態の塵芥収集車200の積込油圧回路50は、その
最も上流側に第1圧力スイッチ51と第2圧力スイッチ
52とを有している。前記第1圧力スイッチ51は、掻
込板4が塵芥を掻き込んだり押込板6が塵芥を掻き込ん
だりする際に、積込油圧回路50内に生じる圧力の上昇
を検出するための圧力スイッチである。これに対して、
前記第2圧力スイッチ52は、前述した第1実施形態に
おける圧力スイッチ44と同様に、塵芥積込装置2に塵
芥が噛み込んだ場合や、掻込板4および押込板6に対す
る塵芥の反力が高くなった異常時に、積込油圧回路50
内に生じる圧力の大幅な上昇を検出するための圧力スイ
ッチである。
【0031】第1圧力スイッチ51の常開接点53は、
メインスイッチ30と電気モータ31との間に介装され
ている。また、第2圧力スイッチの常閉接点54が、前
記常開接点53と直列に介装されるとともに、常開接点
55が積込電気回路23の接地側に自己保持型リレー5
6と共に設けられている。さらに、前記自己保持型リレ
ー56の常開リレー接点57が、積込電気回路23とエ
ンジン増速装置25との間に介装されている。
【0032】次に、上述した構造を有する本第2実施形
態の塵芥収集車200の作動について説明する。
【0033】まず、塵芥積込作業を開始する作業者がP
TOスイッチ19を閉じると、アイドリング回転状態に
ある走行用エンジン11の動力の一部がPTO装置12
によって取り出され、第1油圧ポンプ13が駆動され
る。同時に、自己保持型リレー20が動作して常開リレ
ー接点21が閉じるので、メインスイッチ30が通電さ
れる。そして、作業者がメインスイッチ30を操作して
積込側に切り換えると、積込電気回路23が通電されて
積込油圧回路50の制御を開始するので、塵芥積込装置
2は所定の塵芥積込サイクルを開始する。しかし、第1
圧力スイッチ51の常開接点53が開いているので、電
気モータ31には通電されない。これにより、塵芥積込
作業を開始する際、言い換えれば塵芥積込装置2の掻込
板4および押込板6が空転するときには、第1油圧ポン
プ13が産み出す圧油のみが排出油圧回路14を介して
積込油圧回路50に供給される。
【0034】そして、図5(c)乃至図5(e)に示し
たように、掻込板4がテールゲート3内に投入された塵
芥を掻き込み始めると、掻込板4が受ける塵芥の反力に
よって積込油圧回路50内の圧力が上昇する。そして、
積込油圧回路50内の圧力が第1の値を越えると、第1
圧力スイッチ51が作動してその常開接点53を閉じる
ので、電気モータ31は常閉接点54を介して通電さ
れ、第2油圧ポンプ32を駆動する。同様に、押込板6
が塵芥を荷箱1内に押し込み始めたときにも、押込板6
が受ける塵芥の反力によって積込油圧回路50内の圧力
が上昇する。そして、積込油圧回路50内の圧力が第1
の値を越えると、第1圧力スイッチ51が作動してその
常開接点53を閉じるので、電気モータ31は常閉接点
54を介して通電され、第2油圧ポンプ32を駆動す
る。すなわち、本第2実施形態においては、塵芥積込装
置2の通常の塵芥積込サイクルのうち、掻込板4が塵芥
を掻き込むときおよび押込板6が塵芥を荷箱1に押し込
むときには、第1油圧ポンプ13および第2油圧ポンプ
32の両方が積込油圧回路50に圧油を供給するので、
塵芥積込装置2はスムーズに作動して塵芥を積み込むこ
とができる。
【0035】一方、塵芥積込装置2に塵芥が噛み込んだ
場合や、掻込板4および押込板6に対する塵芥の反力が
高くなった異常時には、積込油圧回路50内の圧力がさ
らに上昇する。そして、積込油圧回路50内の圧力が第
2の値を越えると、積込油圧回路50に設けた第2圧力
スイッチ52が作動する。これにより、第2圧力スイッ
チ52の常閉接点54が開くので、電気モータ31への
通電が遮断されて第2油圧ポンプ32の作動が停止す
る。同時に第2圧力スイッチ52の常開接点55が閉じ
て自己保持型リレー56に通電する。これにより、自己
保持型リレー56の常開リレー接点57が閉じてエンジ
ン増速装置25が通電されるので、エンジン増速装置2
5は、走行用エンジン11の回転数をアイドリング回転
数から所定の回転数に増加させる。すると、第1油圧ポ
ンプ13が塵芥積込装置2に供給する圧油の量が瞬時に
増加するので、塵芥積込装置2は噛み込んだ塵芥や圧縮
した塵芥の反力に抗してスムーズに作動できるようにな
る。
【0036】すなわち、本第2実施形態の塵芥収集車2
00は、塵芥積込サイクルの全体にわたって走行用エン
ジン11の回転数をアイドリング回転数に保つことがで
きるから、ゴミ収集場所で塵芥を積み込むときに走行用
エンジン11が発生する騒音や排気ガスのレベルを低下
させることができるばかりでなく、塵芥収集車の燃費を
向上させることもできる。また、本第2実施形態の塵芥
収集車200は、塵芥積込装置2の掻込板4が塵芥を掻
き込んだり押込板6が塵芥を押し込んだりして、積込油
圧回路50内の圧力が第1の値を越えたときにのみ電気
モータ31に通電して第2油圧ポンプ32を作動させ
る。これにより、バッテリ17から電気モータ31への
電力の供給を最小限に抑えて、バッテリ17の消耗を防
止することができる。さらに、本第2実施形態の塵芥収
集車200は、塵芥積込装置2に塵芥が噛み込んだとき
や圧縮した塵芥の反力が大きくなったときには、走行用
エンジン増速装置25を用いて直ちに走行用エンジン1
1の回転数を増加させ、第1油圧ポンプ13が塵芥積込
装置2に供給する圧油の量を増加させるから、塵芥積込
装置2を支障なく作動させることができる。
【0037】なお、本第2実施形態においては、積込油
圧回路50に設けた第2圧力スイッチ52が作動する
と、電気モータ31への通電を遮断するようにしている
が、電気モータ31への通電をそのまま継続するように
構成しても良い。
【0038】以上、本発明に係る塵芥収集車の各実施形
態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形
態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能
であることは言うまでもない。例えば、上述した第2実
施形態においては、塵芥積込サイクルのうち、掻込板が
塵芥を掻き込んだり押込板が塵芥を押し込んだりする状
態を検出するために第1圧力スイッチ51を用いている
が、例えば掻込板の回転位置をロータリエンコーダを用
いて検出するとともに、得られた回転位置情報に基づい
て電気モータの作動を制御するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の塵芥収集車によれば、通常の塵芥積込サイクルの全体
にわたって走行用エンジンの回転数をアイドリング回転
数に保つことができるから、ゴミ収集場所で塵芥を積み
込むときに走行用エンジンが発生する騒音や排気ガスの
レベルを低下させることができるばかりでなく、塵芥収
集車の燃費を向上させることもできる。また、塵芥積込
装置に塵芥が噛み込んだ異常時には、直ちに走行用エン
ジンの回転数を増加させ、PTO装置によって駆動され
る第1油圧ポンプが塵芥積込装置に供給する圧油の量を
増加させることができるから、塵芥積込装置を支障なく
作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の塵芥収集車の構造
を模式的に示す説明図。
【図2】図1中に示した排出油圧回路および積込油圧回
路の回路図。
【図3】本発明に係る第2実施形態の塵芥収集車の構造
を模式的に示す説明図。
【図4】図3中に示した排出油圧回路および積込油圧回
路の回路図である。
【図5】塵芥積込装置の作動を模式的に示す説明図。
【図6】従来の塵芥収集車の構造を模式的に示す説明
図。
【符号の説明】
1 荷箱 2 塵芥積込装置 3 テールゲート 4 掻込板 5 油圧シリンダ 6 押込板 11 走行用エンジン 12 PTO装置 13 油圧ポンプ(第1油圧ポンプ) 14 排出油圧回路 15 積込油圧回路 16 発電機 17 バッテリ 18 フューズ 19 PTOスイッチ 20 リレー 21 常開リレー接点 22 メインスイッチ 23 積込電気回路 24 排出電気回路 25 走行用エンジン増速装置 30 メインスイッチ 31 電気モータ 32 第2油圧ポンプ 40 積込油圧回路 41 制御弁 42 油圧モータ 43 制御弁 44 圧力スイッチ 45 常閉接点(圧力スイッチ) 46 常開接点(圧力スイッチ) 47 自己保持型リレー 48 常開接点(自己保持型リレー) 50 積込油圧回路 51 第1圧力スイッチ 52 第2圧力スイッチ 53 常開接点(第1圧力スイッチ) 54 常閉接点(第2圧力スイッチ) 55 常開接点(第2圧力スイッチ) 56 自己保持型リレー 57 常開リレー接点(自己保持型リレー) 100 本発明による第1実施形態の塵芥収集車 200 本発明による第2実施形態の塵芥収集車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に搭載した荷箱内に塵芥を積み込むた
    めの塵芥積込装置と、 この塵芥積込装置を作動させる油圧機器に圧油を供給す
    る第1油圧ポンプおよび第2油圧ポンプと、 走行用エンジンが発生させる動力の一部を取り出して前
    記第1油圧ポンプを駆動するPTO装置と、 車載バッテリから供給される電力によって駆動されて前
    記第2油圧ポンプを駆動する電気モータと、 前記走行用エンジンの回転数をアイドリング回転数から
    増加させる走行用エンジン増速装置と、 前記塵芥積込装置に作用する負荷の大きさを検出する負
    荷検出手段と、 前記負荷検出手段によって検出された負荷の大きさに基
    づいて前記電気モータおよび前記走行用エンジン増速装
    置の作動を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記負荷の大きさが所定の値を越えた
    ときに前記走行用エンジン増速装置を作動させることを
    特徴とする塵芥収集車。
  2. 【請求項2】前記負荷検出手段が、前記油圧機器に供給
    する圧油の圧力が所定の値を越えたときに作動する圧力
    スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の塵芥
    収集車。
  3. 【請求項3】車体に搭載した荷箱内に塵芥を積み込むた
    めの塵芥積込装置と、 この塵芥積込装置を作動させる油圧機器に圧油を供給す
    る第1油圧ポンプおよび第2油圧ポンプと、 走行用エンジンが発生させる動力の一部を取り出して前
    記第1油圧ポンプを駆動するPTO装置と、 車載バッテリから供給される電力によって駆動されて前
    記第2油圧ポンプを駆動する電気モータと、 前記走行用エンジンの回転数をアイドリング回転数から
    増加させる走行用エンジン増速装置と、 前記塵芥積込装置に作用する負荷の大きさを検出する負
    荷検出手段と、 前記負荷検出手段によって検出された負荷の大きさに基
    づいて前記電気モータおよび前記走行用エンジン増速装
    置の作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、 前記負荷の大きさが第1の値を越えたときに前記電気モ
    ータを作動させるとともに、前記負荷の大きさがさらに
    増加して第2の値を越えたときに前記走行用エンジン増
    速装置を作動させることを特徴とする塵芥収集車。
  4. 【請求項4】前記負荷検出手段が、前記油圧機器に供給
    する圧油の圧力が第1の値を越えたときに作動する第1
    圧力スイッチと、前記油圧機器に供給する圧油の圧力が
    さらに増加して第2の値を越えたときに作動する第2圧
    力スイッチであることを特徴とする請求項3に記載の塵
    芥収集車。
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