JP2022124743A - 塵芥収集車 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価な構成によって報知器を報知させるための操作性を向上させることができる塵芥収集車を提供する。【解決手段】塵芥収集車は、塵芥収容箱と、塵芥収容箱の後端部に設けられ塵芥が投入される塵芥投入箱と、塵芥投入箱内に投入された塵芥を塵芥収容箱に積み込む積込装置と、塵芥収容箱内に積み込まれた塵芥を外部へ排出する際に駆動する排出駆動装置と、積込装置の動作に関する通常操作が車外で行われる操作スイッチ48~50と、通常操作による操作スイッチ48~50の操作信号が入力されると積込装置の動作を制御する制御部60と、報知器40と、を備える。制御部60は、通常操作とは異なる特殊操作による操作スイッチ48~50からの操作信号が入力されると、報知器40に対して報知指令を出力する。【選択図】図6
Description
本発明は、塵芥収集車に関する。
一般に、塵芥収集車は、車体上に搭載された塵芥収容箱と、塵芥収容箱の後端部に設けられた塵芥投入箱と、塵芥投入箱内に投入された塵芥を塵芥収容箱に積み込む積込装置と、を備えている。塵芥収集車には、塵芥投入箱に塵芥を投入している作業者が、運転手等に非常状態を報知するための連絡ブザースイッチが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された連絡ブザースイッチは、塵芥投入箱の左側だけに設けられている。このため、例えば塵芥投入箱の右側で塵芥の投入作業をしている作業者は、非常時に連絡ブザースイッチを操作するために塵芥投入箱の左側へ移動しなければならず、使い勝手が悪いという問題がある。この問題を解決するために、塵芥投入箱の右側を含む複数箇所に連絡ブザースイッチを追加することが考えられるが、コスト高になってしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、安価な構成によって報知器を報知させるための操作性を向上させることができる塵芥収集車を提供することを目的とする。
(1)本発明の塵芥収集車は、塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱の後端部に設けられ、塵芥が投入される塵芥投入箱と、前記塵芥投入箱内に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込装置と、前記塵芥収容箱内に積み込まれた塵芥を外部へ排出する際に駆動する排出駆動装置と、前記積込装置の動作または前記排出駆動装置の駆動に関する通常操作が車外で行われる操作スイッチと、前記通常操作による前記操作スイッチからの操作信号が入力されると、対応する前記積込装置の動作または前記排出駆動装置の駆動を制御する制御部と、報知器と、を備え、前記制御部は、前記通常操作とは異なる特殊操作による前記操作スイッチからの操作信号が入力されると、前記報知器に対して報知指令を出力する。
本発明によれば、積込装置の動作又は排出駆動装置の駆動に関する操作スイッチにおいて、通常操作とは異なる特殊操作が行われると、報知器が報知する。これにより、既存の操作スイッチを用いて報知器を報知させることができるので、報知器を報知させるための専用のスイッチを新たに増やす必要がない。したがって、安価な構成によって報知器を報知させるための操作性を向上させることができる。
(2)前記操作スイッチは、前記積込装置の動作を停止させるために前記通常操作が行われる停止スイッチであるのが好ましい。
この場合、報知器を報知させる際に、停止スイッチにおいて誤って通常操作が行われても、積込装置が動作するのを防止することができる。
この場合、報知器を報知させる際に、停止スイッチにおいて誤って通常操作が行われても、積込装置が動作するのを防止することができる。
本発明の塵芥収集車によれば、安価な構成によって報知器を報知させるための操作性を向上させることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る塵芥収集車の側断面図である。図1において、塵芥収集車1は、その運転室1aの後方において車体1b上に搭載された塵芥収容箱2と、塵芥収容箱2の後端部に設けられた塵芥投入箱3と、を備えている。塵芥収容箱2の後面には、塵芥を塵芥収容箱2内に積み込むための開口部2aが形成されている。塵芥投入箱3は、その後部に塵芥が投入される投入口3aと、投入口3aを開閉するカバー部材3bと、を有している。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る塵芥収集車の側断面図である。図1において、塵芥収集車1は、その運転室1aの後方において車体1b上に搭載された塵芥収容箱2と、塵芥収容箱2の後端部に設けられた塵芥投入箱3と、を備えている。塵芥収容箱2の後面には、塵芥を塵芥収容箱2内に積み込むための開口部2aが形成されている。塵芥投入箱3は、その後部に塵芥が投入される投入口3aと、投入口3aを開閉するカバー部材3bと、を有している。
塵芥投入箱3は、上部に設けられた支点3dを中心に上下回動可能であり、これによって塵芥収容箱2の開口部2aの開閉動作が可能である。具体的には、塵芥投入箱3は、塵芥収容箱2の開口部2aを閉鎖する下方回動位置(図1の実線で示す位置)と、上方回動により開口部2aを開放して塵芥を排出することができる上方回動位置(図1の2点鎖線で示す位置)との間で回動するようになっている。
塵芥収集車1は、塵芥投入箱3に設けられた積込装置4を備えている。積込装置4は、投入口3aから塵芥投入箱3内に投入された塵芥を塵芥収容箱2に積み込むものである。本実施形態の積込装置4は、塵芥の積込動作に圧縮行程を有するプレス式である。積込装置4は、スライダ5と、スライダ5の下端部にピン6を介して回動自在に取り付けられている押込板7と、を有している。スライダ5は、塵芥投入箱3の左右の側壁3cに設けられたガイドレール8に沿って移動することができる。塵芥投入箱3内の左右両側において、スライダ5と側壁3cとの間にはプッシュシリンダ11が取り付けられている。また、押込板7とスライダ5との間にはプレスシリンダ12が取り付けられている。本実施形態では、プッシュシリンダ11とプレスシリンダ12とによって、積込駆動装置10が構成されている。
積込装置4は、以下のように動作する。まず、図1の実線で示す原位置から、プレスシリンダ12の収縮駆動により押込板7を反時計回り方向に回動させ、押込板7を反転させる(反転工程)。次に、プッシュシリンダ11の収縮駆動により押込板7をスライダ5と共に斜め後方に下降させ、投入口3aから投入された塵芥を押込板7で圧縮する(一次圧縮工程)。そして、プレスシリンダ12の伸長駆動により押込板7を時計回り方向に回動させて塵芥の二次圧縮を行う(二次圧縮工程)。
次に、図1の2点鎖線で示した状態から、プッシュシリンダ11の伸長駆動により押込板7をスライダ5と共に斜め前方に上昇させて図1の実線で示す状態とし、二次圧縮した塵芥を塵芥収容箱2側へ押し込む(押込工程)。このように、積込装置4は、反転工程、一次圧縮工程、二次圧縮工程、及び押込工程からなる積込工程サイクルにより、塵芥投入箱3に投入された塵芥を開口部2aから塵芥収容箱2に積み込む動作を行うことができる。
塵芥収容箱2の内部には、排出板18が前後移動可能に設けられている。排出板18には、テレスコピック式のディスチャージシリンダ19が接続されている。排出板18は、ディスチャージシリンダ19の伸縮駆動により、図1の実線で示す最後方位置と図1の2点鎖線で示す最前方位置との間で移動可能である。
塵芥収容箱2内が空のとき、排出板18は最後方位置にあり、押込板7により塵芥収容箱2内に積み込まれた塵芥を、押込板7と排出板18との間で圧縮するようになっている。そして、ディスチャージシリンダ19を徐々に収縮させて排出板18を前方へ移動させる。また、塵芥投入箱3を上方回動位置とした状態で、ディスチャージシリンダ19を伸長駆動させて排出板18を後方へ移動させることにより、塵芥収容箱2に収容された塵芥を、開口部2aから外部へ排出することができる。
図2は、塵芥収集車1の背面図である。塵芥収集車1は、塵芥収容箱2に対して塵芥投入箱を上下回動させるスイングシリンダ20を備えている。スイングシリンダ20は、塵芥投入箱3の左右両側にそれぞれ配置されている。スイングシリンダ20の一端は塵芥収容箱2側に取り付けられ、スイングシリンダ20の他端は塵芥投入箱3に取り付けられている。スイングシリンダ20が伸長駆動すると塵芥投入箱3が上方回動し、スイングシリンダ20が収縮駆動すると塵芥投入箱3が下方回動する。本実施形態では、ディスチャージシリンダ19とスイングシリンダ20とによって、塵芥収容箱2内に積み込まれた塵芥を外部へ排出する際に駆動する排出駆動装置17が構成されている。
[油圧回路]
図3は、プッシュシリンダ11、プレスシリンダ12、ディスチャージシリンダ19、及びスイングシリンダ20に関する油圧回路図である。この油圧回路は、オイルタンク21、油圧ポンプ22、圧力制御弁23a~23f、プッシュシリンダ用電磁切換弁24、プレスシリンダ用電磁切換弁25、ディスチャージシリンダ用電磁切換弁26、スイングシリンダ用電磁切換弁(テールゲートロック用電磁弁を兼用)27、切換弁28a~28b、逆止弁29a~29g、フィルタ30a~30b、及びテールゲートロック(シリンダ)31を、図示のように接続して構成されている。
図3は、プッシュシリンダ11、プレスシリンダ12、ディスチャージシリンダ19、及びスイングシリンダ20に関する油圧回路図である。この油圧回路は、オイルタンク21、油圧ポンプ22、圧力制御弁23a~23f、プッシュシリンダ用電磁切換弁24、プレスシリンダ用電磁切換弁25、ディスチャージシリンダ用電磁切換弁26、スイングシリンダ用電磁切換弁(テールゲートロック用電磁弁を兼用)27、切換弁28a~28b、逆止弁29a~29g、フィルタ30a~30b、及びテールゲートロック(シリンダ)31を、図示のように接続して構成されている。
油圧ポンプ22は、作動油を吐出してプッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12をそれぞれ駆動させることで、積込装置4を動作させる。また、油圧ポンプ22は、作動油を吐出してディスチャージシリンダ19を駆動させることで、排出板18を前後移動させる。さらに、油圧ポンプ22は、作動油を吐出してスイングシリンダ20を駆動させることで、塵芥投入箱3を上下回動させる。
プレスシリンダ用電磁切換弁25のソレノイド25sが励磁されると、プレスシリンダ12が収縮駆動する(反転工程)。プレスシリンダ用電磁切換弁25のソレノイド25eが励磁されると、プレスシリンダ12が伸長駆動する(二次圧縮工程)。プッシュシリンダ用電磁切換弁24のソレノイド24sが励磁されると、プッシュシリンダ11が収縮駆動する(一次圧縮工程)。プッシュシリンダ用電磁切換弁24のソレノイド24eが励磁されると、(プッシュシリンダ11が伸長駆動する押込工程)。
ディスチャージシリンダ用電磁切換弁26のソレノイド26eが励磁されると、ディスチャージシリンダ19は伸長駆動する。ディスチャージシリンダ用電磁切換弁26のソレノイド26sが励磁されると、ディスチャージシリンダ19は収縮駆動する。
スイングシリンダ用電磁切換弁27のソレノイド27eが励磁されると、テールゲートロック31がロック解除方向に動作し、スイングシリンダ20が伸長駆動して塵芥投入箱3が上方回動する。スイングシリンダ用電磁切換弁27のソレノイド27eが消磁され、かつ、切換弁28bが励磁されると、スイングシリンダ20が収縮駆動して塵芥投入箱3が下方回動する。塵芥投入箱3が下方回動位置に達した後、スイングシリンダ用電磁切換弁27のソレノイド27sが励磁されると、テールゲートロック31がロック動作し、塵芥投入箱3がロックされる。
[操作スイッチ]
図4は、運転室1a内(車内)に設けられているスイッチボックスSB1を示す正面図である。スイッチボックスSB1には、メインスイッチ33、開閉スイッチ34、排出スイッチ35、かき出しスイッチ36、PTO切換スイッチ37、メインランプ38、及びロックランプ39が設けられている。各スイッチ33,~37及び各ランプ38,39は、制御部60(図6参照)に接続されている。
図4は、運転室1a内(車内)に設けられているスイッチボックスSB1を示す正面図である。スイッチボックスSB1には、メインスイッチ33、開閉スイッチ34、排出スイッチ35、かき出しスイッチ36、PTO切換スイッチ37、メインランプ38、及びロックランプ39が設けられている。各スイッチ33,~37及び各ランプ38,39は、制御部60(図6参照)に接続されている。
メインスイッチ33は、「積込」、「OFF」、及び「排出」のいずれかの位置に切り換え操作されるスイッチであり、例えばオルタネイト型のトグルスイッチからなる。メインスイッチ33が「OFF」のとき、プッシュシリンダ11、プレスシリンダ12、ディスチャージシリンダ19、及びスイングシリンダ20の各駆動は規制される。
メインスイッチ33を「OFF」から「積込」に切り換える第1の通常操作が行われると、積込駆動装置10であるプッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12の各駆動が許容される。メインスイッチ33の第1の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「OFF」から「積込」に切り換える操作である。
メインスイッチ33を「OFF」から「排出」に切り換える第2の通常操作が行われると、排出駆動装置17であるディスチャージシリンダ19及びスイングシリンダ20の各駆動が許容される。メインスイッチ33の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「OFF」から「排出」に切り換える操作である。
メインスイッチ33を「OFF」から「排出」に切り換える第2の通常操作が行われると、排出駆動装置17であるディスチャージシリンダ19及びスイングシリンダ20の各駆動が許容される。メインスイッチ33の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「OFF」から「排出」に切り換える操作である。
開閉スイッチ34は、塵芥投入箱3を上下回動させるために操作されるスイッチである。本実施形態の開閉スイッチ34は、「上」、「OFF」、及び「下」のいずれかの位置に切り換え操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型のトグルスイッチからなる。開閉スイッチ34が「OFF」のとき、スイングシリンダ20の伸縮駆動は停止している。
開閉スイッチ34を「OFF」から「上」に切り換える第1の通常操作が行われると、スイングシリンダ20が伸長駆動して塵芥投入箱3が上方回動する。開閉スイッチ34の第1の通常操作は、例えば、「OFF」から「上」に切り換えた位置で保持する操作である。
開閉スイッチ34を「OFF」から「下」に切り換える第2の通常操作が行われると、スイングシリンダ20が収縮駆動して塵芥投入箱3が下方回動する。開閉スイッチ34の第2の通常操作は、例えば、「OFF」から「下」に切り換えた位置で保持する操作である。
開閉スイッチ34を「OFF」から「下」に切り換える第2の通常操作が行われると、スイングシリンダ20が収縮駆動して塵芥投入箱3が下方回動する。開閉スイッチ34の第2の通常操作は、例えば、「OFF」から「下」に切り換えた位置で保持する操作である。
排出スイッチ35は、排出板18を前後移動させるために操作されるスイッチである。本実施形態の排出スイッチ35は、「排出」、「OFF」、及び「戻し」のいずれかの位置に切り換え操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型のトグルスイッチからなる。排出スイッチ35が「OFF」のとき、ディスチャージシリンダ19の伸縮駆動は停止している。
排出スイッチ35を「OFF」から「排出」に切り換える第1の通常操作が行われると、ディスチャージシリンダ19が伸長駆動して排出板18が後方へ移動する。排出スイッチ35の第1の通常操作は、例えば、「OFF」から「排出」に切り換えた位置で保持する操作である。
排出スイッチ35を「OFF」から「戻し」に切り換える第2の通常操作が行われると、ディスチャージシリンダ19が収縮駆動して排出板18が前方へ移動する。排出スイッチ35の第2の通常操作は、例えば、「OFF」から「戻し」に切り換えた位置で保持する操作である。
排出スイッチ35を「OFF」から「戻し」に切り換える第2の通常操作が行われると、ディスチャージシリンダ19が収縮駆動して排出板18が前方へ移動する。排出スイッチ35の第2の通常操作は、例えば、「OFF」から「戻し」に切り換えた位置で保持する操作である。
かき出しスイッチ36は、「自動」、「OFF」、及び「手動」のいずれかの位置に切り換え操作されるスイッチであり、例えばオルタネイト型とモーメンタリ型とを組み合わせたトグルスイッチからなる。かき出しスイッチ36の「自動」側はオルタネイト接点であり、かき出しスイッチ36の「手動」側はモーメンタリ接点である。
かき出しスイッチ36を「OFF」から「自動」に切り換える第1の通常操作が行われると、開閉スイッチ34の操作により塵芥投入箱3が上方回動位置まで回動したときに、自動的に積込装置4の積込工程サイクルが1回行われる。これにより、塵芥投入箱3内に残留している塵芥を取り除くことができる。かき出しスイッチ36の第1の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「OFF」から「自動」に切り換える操作である。
かき出しスイッチ36が「OFF」の状態のまま開閉スイッチ34の操作により塵芥投入箱3が上方回動位置まで回動したときに、かき出しスイッチ36を「OFF」から「手動」に切り換える第2の通常操作が行われると、積込装置4の積込工程サイクルが1回行われる。これにより、塵芥投入箱3内に残留している塵芥を取り除くことができる。かき出しスイッチ36の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「OFF」から「手動」に切り換える操作である。
PTO切換スイッチ37は、「作業」及び「終了」のどちらかの位置に切り換え操作されるスイッチであり、例えばロッカースイッチからなる。
PTO切換スイッチ37を「終了」から「作業」に切り換える第1の通常操作が行われると、塵芥収集車1の走行用エンジン(図示省略)と油圧ポンプ22とがPTOを介して接続される。これにより、油圧ポンプ22を駆動させることができる。PTO切換スイッチ37の第1の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「終了」から「作業」に切り換える操作である。
PTO切換スイッチ37を「終了」から「作業」に切り換える第1の通常操作が行われると、塵芥収集車1の走行用エンジン(図示省略)と油圧ポンプ22とがPTOを介して接続される。これにより、油圧ポンプ22を駆動させることができる。PTO切換スイッチ37の第1の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「終了」から「作業」に切り換える操作である。
PTO切換スイッチ37を「作業」から「終了」に切り換える第2の通常操作が行われると、PTOによる走行用エンジンと油圧ポンプ22との接続が切断される。これにより、油圧ポンプ22の駆動が規制されるとともに塵芥収集車1が走行可能な状態となる。PTO切換スイッチ37の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「作業」から「終了」に切り換える操作である。
以上より、メインスイッチ33とPTO切換スイッチ37は、積込装置4の動作または排出駆動装置17の駆動に関する通常操作を行うための操作スイッチとして機能する。開閉スイッチ34と排出スイッチ35は、排出駆動装置17の駆動に関する通常操作を行うための操作スイッチとして機能する。かき出しスイッチ36は、積込装置4の動作に関する通常操作を行うための操作スイッチとして機能する。
メインランプ38は、スイッチボックスSB1の各スイッチ操作が可能な状態のときに点灯する。ロックランプ39は、テールゲートロック31がロック状態のときに点灯する。
図2に示すように、塵芥投入箱3における左側の側壁3cの後部には、スイッチボックスSB2が設けられている。図5は、スイッチボックスSB2の拡大斜視図である。図2及び図5において、スイッチボックスSB2の側面には、連単切換スイッチ41、連絡ブザースイッチ42、及び圧縮モード切換スイッチ43が設けられている。各スイッチ41~43は、制御部60に接続されている。
連単切換スイッチ41は、積込装置4が積込工程サイクルを繰り返す連続動作モード、及び積込装置4が積込工程サイクルを1回(1サイクル)だけ実行する単独動作モードのどちらかを選択操作するためのスイッチである。本実施形態の連単切換スイッチ41は、例えば、「連続」及び「単独」のどちらかの位置に切り換え操作されるオルタネイト型のトグルスイッチからなる。
連単切換スイッチ41を「単独」から「連続」に切り換える第1の通常操作が行われると、積込スイッチ44(後述)が操作されたときに、積込装置4は連続動作モードで動作する。連単切換スイッチ41の第1の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「単独」から「連続」に切り換える操作である。
連単切換スイッチ41を「連続」から「単独」に切り換える第1の通常操作が行われると、積込スイッチ44(後述)が操作されたときに、積込装置4は単独動作モードで動作する。連単切換スイッチ41の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「連続」から「単独」に切り換える操作である。
連単切換スイッチ41を「連続」から「単独」に切り換える第1の通常操作が行われると、積込スイッチ44(後述)が操作されたときに、積込装置4は単独動作モードで動作する。連単切換スイッチ41の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「連続」から「単独」に切り換える操作である。
連絡ブザースイッチ42は、非常時に報知器40(後述)を報知させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。連絡ブザースイッチ42がオン操作されると、報知器40が非常状態を報知する。
圧縮モード切換スイッチ43は、積込装置4が動作したときに排出板18が押込板7との間で塵芥を圧縮しながら前方へ移動するときの移動速度を比較的遅くして塵芥の圧縮率を高める高圧縮モード、及び排出板18の前記移動速度を比較的速くして塵芥の圧縮率を下げる通常モードのどちらかを選択操作するためのスイッチである。圧縮モード切換スイッチ43は、塵芥の種類や作業状況に合わせて選択操作される。本実施形態の圧縮モード切換スイッチ43は、例えば、「高圧縮」及び「通常」のどちらかの位置に切り換え操作されるオルタネイト型のトグルスイッチからなる。
圧縮モード切換スイッチ43を「通常」から「高圧縮」に切り換える第1の通常操作が行われると、積込装置4が動作したときに排出板18は高圧縮モードで前方へ移動する。圧縮モード切換スイッチ43の第1の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「通常」から「高圧縮」に切り換える操作である。
圧縮モード切換スイッチ43を「高圧縮」から「通常」に切り換える第2の通常操作が行われると、積込装置4が動作したときに排出板18は通常モードで前方へ移動する。圧縮モード切換スイッチ43の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「高圧縮」から「通常」に切り換える操作である。
圧縮モード切換スイッチ43を「高圧縮」から「通常」に切り換える第2の通常操作が行われると、積込装置4が動作したときに排出板18は通常モードで前方へ移動する。圧縮モード切換スイッチ43の第2の通常操作は、例えば、所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけ「高圧縮」から「通常」に切り換える操作である。
以上より、連単切換スイッチ41と圧縮モード切換スイッチ43は、積込装置4の動作に関する通常操作を車外で行うための操作スイッチとして機能する。連絡ブザースイッチ42は、報知器40を報知させる操作を行うための専用のスイッチとして機能する。
スイッチボックスSB2の正面には、積込スイッチ44、下降スイッチ45、上昇スイッチ46、反転スイッチ47、及び第1緊急停止スイッチ(停止スイッチ)48が設けられている。各スイッチ44~48は、制御部60に接続されている。
積込スイッチ44は、積込装置4の各動作モードでの動作を開始させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。積込スイッチ44の通常操作が行われると、プッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12がそれぞれ伸縮駆動し、スライダ5及び押込板7による積込工程サイクルが実行される。積込スイッチ44の通常操作は、例えば所定時間(例えば2秒間)の間に1回だけのオン操作である。
下降スイッチ45は、積込装置4に一次圧縮工程の動作を行わせるために、つまり押込板7をスライダ5と共に斜め後方に下降させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。下降スイッチ45の通常操作が行われると、プッシュシリンダ11が収縮駆動し、押込板7がスライダ5と共に斜め後方に下降する。下降スイッチ45の通常操作は、例えばオン状態で保持する操作である。
上昇スイッチ46は、積込装置4に押込工程の動作を行わせるために、つまり押込板7をスライダ5と共に斜め前方に上昇させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。上昇スイッチ46の通常操作が行われると、プッシュシリンダ11が伸長駆動し、押込板7がスライダ5と共に斜め前方に上昇する。上昇スイッチ46の通常操作は、例えばオン状態で保持する操作である。
反転スイッチ47は、積込装置4に反転工程の動作を行わせるために、つまり押込板7を反転させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。反転スイッチ47の通常操作が行われると、プレスシリンダ12が収縮駆動し、押込板7が反転(図1の反時計回り方向に回動)する。反転スイッチ47の通常操作は、例えばオン状態で保持する操作である。
第1緊急停止スイッチ48は、積込装置4の動作を停止させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。第1緊急停止スイッチ48の通常操作が行われると、プッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12の伸縮駆動が停止される。第1緊急停止スイッチ48の通常操作は、例えば1回だけのオン操作である。
以上より、積込スイッチ44、下降スイッチ45、上昇スイッチ46、反転スイッチ47、及び第1緊急停止スイッチ48は、それぞれ積込装置4の動作に関する通常操作を車外で行うための操作スイッチとして機能する。
図2に示すように、塵芥投入箱3における右側の側壁3cの後部には、スイッチボックスSB3が設けられている。スイッチボックスSB3には、制御部60に接続されている第2緊急停止スイッチ(停止スイッチ)49が設けられている。
第2緊急停止スイッチ49は、第1緊急停止スイッチ48と同様に、積込装置4の動作を停止させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。第2緊急停止スイッチ49の通常操作が行われると、プッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12の伸縮駆動が停止される。第2緊急停止スイッチ49の通常操作は、例えば1回だけのオン操作である。以上より、第2緊急停止スイッチ49は、積込装置4の動作に関する通常操作を車外で行うための操作スイッチとして機能する。
塵芥投入箱3の後部における投入口3aの下方には、制御部60に接続されている第3緊急停止スイッチ(停止スイッチ)50が設けられている。第3緊急停止スイッチ50は、第1緊急停止スイッチ48と同様に、積込装置4の動作を停止させるために操作されるスイッチである。
第3緊急停止スイッチ50は、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなるスイッチ本体(図示省略)と、スイッチ本体をオンオフ操作する操作プレート50aと、を有している。操作プレート50aは、車幅方向に延びて形成されている。第3緊急停止スイッチ50の通常操作が行われると、プッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12の伸縮駆動が停止される。第3緊急停止スイッチ50の通常操作は、例えば1回だけのオン操作である。以上より、第3緊急停止スイッチ50は、積込装置4の動作に関する通常操作を車外で行うための操作スイッチとして機能する。
[制御構成]
図6は、塵芥収集車1の制御構成を示すブロック図である。塵芥収集車1は、積込装置4、排出板18、及び塵芥投入箱3の各動作を制御する制御部60を備えている。制御部60は、CPUやメモリ等で構成されるマイクロコンピュータである。
図6は、塵芥収集車1の制御構成を示すブロック図である。塵芥収集車1は、積込装置4、排出板18、及び塵芥投入箱3の各動作を制御する制御部60を備えている。制御部60は、CPUやメモリ等で構成されるマイクロコンピュータである。
制御部60には、スイッチボックスSB1の各スイッチ33~37からの操作信号、スイッチボックスSB2の各スイッチ41~48からの操作信号、スイッチボックスSB3の第2緊急停止スイッチ49からの操作信号、及び第3緊急停止スイッチ50からの操作信号が入力される。
制御部60は、積込スイッチ44からの通常操作による操作信号の入力に基づいて(オンエッジ、すなわち積込スイッチ44のオフからオンへの切り換わりを検知して)、プッシュシリンダ用電磁切換弁24、及びプレスシリンダ用電磁切換弁25をそれぞれ切り換え制御する。これにより、プッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12の各伸縮駆動(積込装置4の動作)が制御部60によって制御される。
制御部60は、積込装置4の動作中に第1~第3緊急停止スイッチ48~50のいずれかの通常操作による操作信号が入力されると、プッシュシリンダ用電磁切換弁24及びプレスシリンダ用電磁切換弁25をそれぞれ切り換え制御し、プッシュシリンダ11及びプレスシリンダ12の各伸縮駆動(積込装置4の動作)を停止させる。
制御部60は、開閉スイッチ34からの通常操作による操作信号の入力に基づいて、スイングシリンダ用電磁切換弁27を切り換え制御する。これにより、スイングシリンダ20の伸縮駆動(塵芥投入箱3の上下回動)が制御部60によって制御される。
制御部60は、排出スイッチ35からの通常操作による操作信号の入力に基づいて、ディスチャージシリンダ用電磁切換弁26を切り換え制御する。これにより、ディスチャージシリンダ19の伸縮駆動(排出板18の前後移動)が制御部60によって制御される。
制御部60は、メインランプ38及びロックランプ39の点灯・消灯を制御する。
制御部60は、メインランプ38及びロックランプ39の点灯・消灯を制御する。
制御部60には、報知器40が接続されている。報知器40は、車外に設けられ、塵芥収集車1の周囲に非常状態を報知するものである。本実施形態の報知器40は、ブザー音等が鳴動するようになっている。
制御部60は、連絡ブザースイッチ42からの操作信号が入力されると、報知器40に対して報知指令を出力する。報知器40は、制御部60からの報知指令により非常状態を報知する。
制御部60は、連絡ブザースイッチ42以外の他の操作スイッチから、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力された場合にも、報知器40に対して報知指令を出力する。本実施形態の制御部60は、第1~第3緊急停止スイッチ48~50のいずれかの操作スイッチから、特殊操作による操作信号が入力されると、報知器40に対して報知指令を出力する。
特殊操作としては、第1~第3緊急停止スイッチ48~50のいずれかの操作スイッチ(モーメンタリ型の押しボタンスイッチ)が、所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)オン操作される場合、又はオン状態を一定時間(例えば3~5秒間)保持するように長押し操作される場合等が挙げられる。
[作用効果]
第1実施形態の塵芥収集車1によれば、積込装置4の動作に関する緊急停止スイッチ48~50のいずかで特殊操作が行われると、報知器40が非常状態を報知する。これにより、既存の操作スイッチ48~50を用いて報知器40を報知させることができるので、報知器40を報知させるための専用のスイッチ(連絡ブザースイッチ42)を新たに増やす必要がない。したがって、安価な構成によって報知器40を報知させるための操作性を向上させることができる。
第1実施形態の塵芥収集車1によれば、積込装置4の動作に関する緊急停止スイッチ48~50のいずかで特殊操作が行われると、報知器40が非常状態を報知する。これにより、既存の操作スイッチ48~50を用いて報知器40を報知させることができるので、報知器40を報知させるための専用のスイッチ(連絡ブザースイッチ42)を新たに増やす必要がない。したがって、安価な構成によって報知器40を報知させるための操作性を向上させることができる。
また、左側のスイッチボックスSB2では、その正面に設けられた第1緊急停止スイッチ48により報知器40を報知させることができる。これにより、作業者は、スイッチボックスSB2の側面に回り込んで連絡ブザースイッチ42を操作する必要がないので、報知器40を報知させるための操作性をさらに向上させることができる。
[変形例]
制御部60は、左側のスイッチボックスSB2における、連絡ブザースイッチ42及び第1緊急停止スイッチ48以外の他の操作スイッチ41,43~47のいずれかから、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力された場合にも、報知器40に対して報知指令を出力してもよい。その場合、各操作スイッチ41,43~47の特殊操作としては、例えば以下の場合が挙げられる。
制御部60は、左側のスイッチボックスSB2における、連絡ブザースイッチ42及び第1緊急停止スイッチ48以外の他の操作スイッチ41,43~47のいずれかから、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力された場合にも、報知器40に対して報知指令を出力してもよい。その場合、各操作スイッチ41,43~47の特殊操作としては、例えば以下の場合が挙げられる。
連単切換スイッチ41(オルタネイト型のトグルスイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「連続(単独)」→「単独(連続)」→「連続(単独)」→「単独(連続)」の順に切り換える操作が行われる場合
圧縮モード切換スイッチ43(オルタネイト型のトグルスイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「高圧縮(通常)」→「通常(高圧縮)」→「高圧縮(通常)」→「通常(高圧縮)」の順に切り換える操作が行われる場合
下降スイッチ45,上昇スイッチ46,反転スイッチ47(通常操作ではオン状態に保持されるモーメンタリ型の押しボタンスイッチ):所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)オン操作される場合
積込スイッチ44(通常操作では所定時間の間に1回だけオン操作されるモーメンタリ型の押しボタンスイッチ):オン状態を一定時間(例えば3~5秒間)保持するように長押し操作される場合
圧縮モード切換スイッチ43(オルタネイト型のトグルスイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「高圧縮(通常)」→「通常(高圧縮)」→「高圧縮(通常)」→「通常(高圧縮)」の順に切り換える操作が行われる場合
下降スイッチ45,上昇スイッチ46,反転スイッチ47(通常操作ではオン状態に保持されるモーメンタリ型の押しボタンスイッチ):所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)オン操作される場合
積込スイッチ44(通常操作では所定時間の間に1回だけオン操作されるモーメンタリ型の押しボタンスイッチ):オン状態を一定時間(例えば3~5秒間)保持するように長押し操作される場合
制御部60は、スイッチボックスSB1が車外に設けられる場合には、スイッチボックスSB1のいずれかの操作スイッチ33~37から、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力されたときにも、報知器40に対して報知指令を出力してもよい。
その場合、各操作スイッチ33~37の特殊操作としては、例えば以下の場合が挙げられる。
その場合、各操作スイッチ33~37の特殊操作としては、例えば以下の場合が挙げられる。
メインスイッチ33(オルタネイト型のトグルスイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「OFF(積込)」→「積込(OFF)」→「OFF(積込)」→「積込(OFF)」の順に切り換える操作が行われる場合、又は所定時間(例えば2秒間)の間に「OFF(排出)」→「排出(OFF)」→「OFF(排出)」→「排出(OFF)」の順に切り換える操作が行われる場合
開閉スイッチ34(モーメンタリ型のトグルスイッチ):所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「上」に切り換え操作される場合、又は所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「下」に切り換え操作される場合
開閉スイッチ34(モーメンタリ型のトグルスイッチ):所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「上」に切り換え操作される場合、又は所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「下」に切り換え操作される場合
排出スイッチ35(モーメンタリ型のトグルスイッチ):所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「排出」に切り換え操作される場合、又は所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「戻し」に切り換え操作される場合
かき出しスイッチ36(オルタネイト型のトグルスイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「自動(手動)」→「手動(自動)」→「自動(手動)」→「手動(自動)」の順に切り換える操作が行われる場合
PTO切換スイッチ37(ロッカースイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「作業(終了)」→「終了(作業)」→「作業(終了)」→「終了(作業)」の順に切り換える操作が行われる場合
かき出しスイッチ36(オルタネイト型のトグルスイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「自動(手動)」→「手動(自動)」→「自動(手動)」→「手動(自動)」の順に切り換える操作が行われる場合
PTO切換スイッチ37(ロッカースイッチ):所定時間(例えば2秒間)の間に「作業(終了)」→「終了(作業)」→「作業(終了)」→「終了(作業)」の順に切り換える操作が行われる場合
<第2実施形態>
[全体構成]
図7は、本発明の第2実施形態に係る塵芥収集車1の側断面図である。本実施形態の塵芥収集車1は、積込装置4が回転板式であって、排出機構がダンプ式である。したがって、本実施形態は、積込装置4及び排出駆動装置17の各構成が、第1実施形態と異なる。なお、本実施形態において第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
[全体構成]
図7は、本発明の第2実施形態に係る塵芥収集車1の側断面図である。本実施形態の塵芥収集車1は、積込装置4が回転板式であって、排出機構がダンプ式である。したがって、本実施形態は、積込装置4及び排出駆動装置17の各構成が、第1実施形態と異なる。なお、本実施形態において第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、積込装置4は、塵芥投入箱3内において、上側に配置された押込板101と、下側に配置された回転板102と、を有している。
押込板101は、塵芥投入箱3の左右の側壁3cに支軸103を中心として揺動可能に取り付けられている。押込板101は、図示のような側面形状の左右の部材間を車幅方向に延びるプレート等(図示省略)により接続して一体化されたものである。
押込板101は、塵芥投入箱3の左右の側壁3cに支軸103を中心として揺動可能に取り付けられている。押込板101は、図示のような側面形状の左右の部材間を車幅方向に延びるプレート等(図示省略)により接続して一体化されたものである。
塵芥投入箱3の左右の側壁3cには、押込シリンダ111のシリンダ基端部111aが回動可能に取り付けられている。押込シリンダ111のロッド先端部は、押込板101の上端部にピン104により接続されている。これにより、押込シリンダ111が伸長駆動すると、押込シリンダ111自身が図7の反時計回り方向に回動しながら押込板101を図7の時計回り方向に揺動させ、押込板101は図7の実線で示す押込位置となる。また、その押込位置から押込シリンダ111が収縮駆動すると、押込シリンダ111自身が図7の時計回り方向に回動しながら押込板101を図7の反時計回り方向に揺動させ、押込板101は図7の2点鎖線で示す戻り位置となる。
回転板102は、塵芥投入箱3の左右の側壁3cに支軸105を中心として回転自在に取り付けられている。回転板102は、図7の時計回り方向が通常の回転方向である。塵芥投入箱3内の底面3eは、回転板102の先端の回転軌跡に沿って円弧状に形成されている。回転板102は、油圧モータ112(図8参照)を正転駆動させることで、図7の時計回り方向に回転(正転)する。また、回転板102は、油圧モータ112を逆転駆動させることで、図7の反時計回り方向に回転(逆転)する。本実施形態では、押込シリンダ111と油圧モータ112とによって、積込駆動装置10が構成されている。
積込装置4は、以下のように動作する。塵芥投入箱3内に塵芥が投入されると、回転板102は、塵芥をかき込みながら原位置(図7の9時の位置)まで正転する。そして、回転板102が原位置まで正転したとき、押込板101が戻り位置から押込位置まで揺動することで、回転板102の上に載っている塵芥を塵芥収容箱2に押し込む。その後、回転板102が正転して図7の12時の位置を超える頃から、押込板101は、押込位置から戻り位置側へ揺動し始め、次の押込動作を開始するまでに戻り位置に戻る。積込装置4は、このような周期的動作からなる積込工程サイクルにより、塵芥投入箱3に投入された塵芥を塵芥収容箱2に積み込む動作を行うことができる。
塵芥収容箱2の後端下部は、支軸114を介して車体1bに上下回動可能に支持されている。塵芥収容箱2の下方にはダンプシリンダ113が配置されている。ダンプシリンダ113のシリンダ基端部113aは車体1bに接続され、ダンプシリンダ113のロッド先端部113bは塵芥収容箱2の下面に接続されている。ダンプシリンダ113を伸縮駆動させることにより、塵芥収容箱2は、図7の2点鎖線に示す傾動位置と、図7の実線で示す着床位置との間で上下回動する。
スイングシリンダ20を伸長駆動させ塵芥投入箱3を上方回動させた状態で、ダンプシリンダ113を伸長駆動させて塵芥収容箱2を傾動位置まで上方回動(傾動)させることで、塵芥収容箱2内に積み込まれた塵芥を、自重により開口部2aから外部へ排出することができる。本実施形態では、スイングシリンダ20とダンプシリンダ113とによって、塵芥収容箱2内に積み込まれた塵芥を外部へ排出する際に駆動する排出駆動装置17が構成されている。
[油圧回路]
図8は、押込シリンダ111、油圧モータ112、ダンプシリンダ113、及びスイングシリンダ20に関する油圧回路図である。この油圧回路は、オイルタンク21、油圧ポンプ22、圧力制御弁196~199、押込シリンダ用電磁切換弁124、油圧モータ用電磁切換弁125、ダンプシリンダ用電磁切換弁126、スイングシリンダ用電磁切換弁(テールゲートロック用電磁弁を兼用)27、切換弁28b、逆止弁29g、逆止弁129a~129f、フィルタ30a、及びテールゲートロック(シリンダ)31を、図示のように接続して構成されている。
図8は、押込シリンダ111、油圧モータ112、ダンプシリンダ113、及びスイングシリンダ20に関する油圧回路図である。この油圧回路は、オイルタンク21、油圧ポンプ22、圧力制御弁196~199、押込シリンダ用電磁切換弁124、油圧モータ用電磁切換弁125、ダンプシリンダ用電磁切換弁126、スイングシリンダ用電磁切換弁(テールゲートロック用電磁弁を兼用)27、切換弁28b、逆止弁29g、逆止弁129a~129f、フィルタ30a、及びテールゲートロック(シリンダ)31を、図示のように接続して構成されている。
油圧ポンプ22は、作動油を吐出して押込シリンダ111及び油圧モータ112をそれぞれ駆動させることで、積込装置4を動作させる。また、油圧ポンプ22は、作動油を吐出してダンプシリンダ113を駆動させることで、塵芥収容箱2を上下回動させる。
押込シリンダ用電磁切換弁124のソレノイド124sが励磁されると、押込シリンダ111が収縮駆動する。押込シリンダ用電磁切換弁124のソレノイド124eが励磁されると、押込シリンダ111が伸長駆動する。
油圧モータ用電磁切換弁125のソレノイド125nが励磁されると、油圧モータ112が正転駆動する。油圧モータ用電磁切換弁125のソレノイド125rが励磁されると、油圧モータ112が逆転駆動する。
油圧モータ用電磁切換弁125のソレノイド125nが励磁されると、油圧モータ112が正転駆動する。油圧モータ用電磁切換弁125のソレノイド125rが励磁されると、油圧モータ112が逆転駆動する。
ダンプシリンダ用電磁切換弁126のソレノイド126sが励磁されると、ダンプシリンダ113が収縮駆動する。ダンプシリンダ用電磁切換弁126のソレノイド126eが励磁されると、ダンプシリンダ113が伸長駆動する。
[操作スイッチ]
図9は、運転室1a内(車内)に設けられているスイッチボックスSB1を示す平面図である。スイッチボックスSB1には、メインスイッチ33、開閉スイッチ34、ダンプスイッチ135、かき出しスイッチ36、PTO切換スイッチ37、メインランプ38、及びロックランプ39が設けられている。ダンプスイッチ135は、制御部60(図11参照)に接続されている。
図9は、運転室1a内(車内)に設けられているスイッチボックスSB1を示す平面図である。スイッチボックスSB1には、メインスイッチ33、開閉スイッチ34、ダンプスイッチ135、かき出しスイッチ36、PTO切換スイッチ37、メインランプ38、及びロックランプ39が設けられている。ダンプスイッチ135は、制御部60(図11参照)に接続されている。
メインスイッチ33が「OFF」のとき、押込シリンダ111、油圧モータ112、ダンプシリンダ113、及びスイングシリンダ20の各駆動は規制される。
メインスイッチ33を「OFF」から「積込」に切り換える第1の通常操作が行われると、積込駆動装置10である押込シリンダ111及び油圧モータ112の各駆動が許容される。メインスイッチ33を「OFF」から「排出」」に切り換える第2の通常操作が行われると、排出駆動装置17であるダンプシリンダ113及びスイングシリンダ20の各駆動が許容される。
メインスイッチ33を「OFF」から「積込」に切り換える第1の通常操作が行われると、積込駆動装置10である押込シリンダ111及び油圧モータ112の各駆動が許容される。メインスイッチ33を「OFF」から「排出」」に切り換える第2の通常操作が行われると、排出駆動装置17であるダンプシリンダ113及びスイングシリンダ20の各駆動が許容される。
ダンプスイッチ135は、塵芥収容箱2を上下回動させるために操作されるスイッチである。本実施形態のダンプスイッチ135は、「上」、「OFF」、及び「下」のいずれかの位置に切り換え操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型のトグルスイッチからなる。ダンプスイッチ135が「OFF」のとき、ダンプシリンダ113の伸縮駆動は停止している。
ダンプスイッチ135を「OFF」から「上」に切り換える第1の通常操作が行われるとダンプシリンダ113が伸長駆動して塵芥収容箱2が上方回動する。ダンプスイッチ135の第1の通常操作は、例えば、「OFF」から「上」に切り換えた位置で保持する操作である。
ダンプスイッチ135「OFF」から「下」に切り換える第2の通常操作が行われると、ダンプシリンダ113が収縮駆動して塵芥収容箱2が下方回動する。ダンプスイッチ135の第2の通常操作は、例えば、「OFF」から「下」に切り換えた位置で保持する操作である。
以上より、ダンプスイッチ135は、排出駆動装置17の駆動に関する通常操作を行うための操作スイッチとして機能する。
ダンプスイッチ135「OFF」から「下」に切り換える第2の通常操作が行われると、ダンプシリンダ113が収縮駆動して塵芥収容箱2が下方回動する。ダンプスイッチ135の第2の通常操作は、例えば、「OFF」から「下」に切り換えた位置で保持する操作である。
以上より、ダンプスイッチ135は、排出駆動装置17の駆動に関する通常操作を行うための操作スイッチとして機能する。
図10は、塵芥投入箱3の左側に設けられたスイッチボックスSB2の拡大斜視図である。スイッチボックスSB2の側面には、連単切換スイッチ41及び連絡ブザースイッチ42が設けられている。スイッチボックスSB2の正面には、積込スイッチ44、逆転スイッチ145、押込スイッチ146、戻りスイッチ147、及び第1緊急停止スイッチ(停止スイッチ)48が設けられている。逆転スイッチ145、押込スイッチ146、及び戻りスイッチ147は、制御部60に接続されている。
積込スイッチ44の通常操作が行われると、押込シリンダ111及び油圧モータ112がそれぞれ駆動し、押込板101及び回転板102による積込工程サイクルが実行される。第1緊急停止スイッチ48の通常操作が行われると、押込シリンダ111及び油圧モータ112の伸縮駆動が停止される。
逆転スイッチ145は、回転板102を単独で逆転させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。逆転スイッチ145の通常操作が行われると、油圧モータ112が逆転駆動し、回転板102が逆転する。逆転スイッチ145の通常操作は、例えばオン状態で保持する操作である。
押込スイッチ146は、押込板101を単独で押込位置側へ揺動させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。押込スイッチ146の通常操作が行われると、押込シリンダ111が伸長駆動し、押込板101が押込位置側へ揺動する。押込スイッチ146の通常操作は、例えばオン状態で保持する操作である。
戻りスイッチ147は、押込板101を単独で戻り位置側へ揺動させるために操作されるスイッチであり、例えばモーメンタリ型の押しボタンスイッチからなる。戻りスイッチ147の通常操作が行われると、押込シリンダ111が収縮駆動し、押込板101が戻り位置側へ揺動する。戻りスイッチ147の通常操作は、例えばオン状態で保持する操作である。
以上より、逆転スイッチ145、押込スイッチ146、及び戻りスイッチ147は、それぞれ積込装置4の動作に関する通常操作を車外で行うための操作スイッチとして機能する。
[制御構成]
図7は、塵芥収集車1の制御構成を示すブロック図である。制御部60は、積込装置4、塵芥収容箱2、及び塵芥投入箱3の各動作を制御する。制御部60には、スイッチボックスSB1の各スイッチ33,34,36,37,135からの操作信号、スイッチボックスSB2の各スイッチ41,42,44,48,145~147からの操作信号、スイッチボックスSB3の第2緊急停止スイッチ49からの操作信号、及び第3緊急停止スイッチ50からの操作信号が入力される。
図7は、塵芥収集車1の制御構成を示すブロック図である。制御部60は、積込装置4、塵芥収容箱2、及び塵芥投入箱3の各動作を制御する。制御部60には、スイッチボックスSB1の各スイッチ33,34,36,37,135からの操作信号、スイッチボックスSB2の各スイッチ41,42,44,48,145~147からの操作信号、スイッチボックスSB3の第2緊急停止スイッチ49からの操作信号、及び第3緊急停止スイッチ50からの操作信号が入力される。
制御部60は、積込スイッチ44からの通常操作による操作信号の入力に基づいて、押込シリンダ用電磁切換弁124、及び油圧モータ用電磁切換弁125をそれぞれ切り換え制御する。これにより、押込シリンダ111及び油圧モータ112の各駆動(積込装置4の動作)が制御部60によって制御される。
制御部60は、積込装置4の動作中に第1~第3緊急停止スイッチ48~50のいずれかの通常操作による操作信号が入力されると、押込シリンダ用電磁切換弁124、及び油圧モータ用電磁切換弁125をそれぞれ切り換え制御し、押込シリンダ111及び油圧モータ112の各駆動(積込装置4の動作)を停止させる。
制御部60は、ダンプスイッチ135からの通常操作による操作信号の入力に基づいて、ダンプシリンダ用電磁切換弁126を切り換え制御する。これにより、ダンプシリンダ113の伸縮駆動(塵芥収集箱2の上下回動)が制御部60によって制御される。
制御部60は、連絡ブザースイッチ42以外の他の操作スイッチから、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力された場合にも、報知器40に対して報知指令を出力する。本実施形態の制御部60は、第1~第3緊急停止スイッチ48~50のいずれかの操作スイッチから、特殊操作による操作信号が入力されると、報知器40に対して報知指令を出力する。特殊操作は、第1実施形態における第1~第3緊急停止スイッチ48~50の特殊操作と同様であるため、説明を省略する。
以上のように構成された第2実施形態の塵芥収集車1においても、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
以上のように構成された第2実施形態の塵芥収集車1においても、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
[変形例]
制御部60は、左側のスイッチボックスSB2における、連絡ブザースイッチ42及び第1緊急停止スイッチ48以外の他の操作スイッチ41,44,145~147のいずれかから、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力された場合にも、報知器40に対して報知指令を出力してもよい。その場合、各操作スイッチ41,44,145~147の特殊操作は、第1実施形態における第1~第3緊急停止スイッチ48~50の特殊操作と同様であるため、説明を省略する。
制御部60は、左側のスイッチボックスSB2における、連絡ブザースイッチ42及び第1緊急停止スイッチ48以外の他の操作スイッチ41,44,145~147のいずれかから、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力された場合にも、報知器40に対して報知指令を出力してもよい。その場合、各操作スイッチ41,44,145~147の特殊操作は、第1実施形態における第1~第3緊急停止スイッチ48~50の特殊操作と同様であるため、説明を省略する。
制御部60は、スイッチボックスSB1が車外に設けられる場合には、スイッチボックスSB1のいずれかの操作スイッチ33,34,36,37,135から、通常操作とは異なる特殊操作による操作信号が入力されたときに、報知器40に対して報知指令を出力してもよい。その場合、操作スイッチ33,34,36,37の特殊操作は、第1実施形態における操作スイッチ33,34,36,37の特殊操作と同様であるため、説明を省略する。ダンプスイッチ135(モーメンタリ型のトグルスイッチ)の特殊操作としては、所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「上」に切り換え操作される場合、又は所定時間(例えば1秒間)の間に複数回(例えば2回)「OFF」から「下」に切り換え操作される場合等が挙げられる。
<その他>
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記各実施形態では、複数の緊急停止スイッチ48~50を、報知器40を報知させるための操作スイッチとしているが、1つの緊急停止スイッチ(例えば第2緊急停止スイッチ49)のみを前記操作スイッチとしてもよい。また、緊急停止スイッチ48~50を前記操作スイッチとせずに、積込スイッチ44等の他のスイッチを前記操作スイッチとしてもよい。その場合、前記他のスイッチとしては、本実施形態の以外に、塵芥収集車1の積込又は排出を補助するための装置(例えば、コンテナの反転投入装置、ゴミ積載重量の計量・データ送信、暗所を照らすランプ等)の操作スイッチを用いてもよい。
本実施形態の報知器40は、各緊急停止スイッチ43~45のオン操作を促す報知を、音声により聴覚的に行っているが、画面による文字表示やランプを点灯させるなど、視覚的に行ってもよい。また、報知器40は、運転室1a内(車内)に設けられていてもよい。
1 塵芥収集車
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
4 積込装置
17 排出駆動装置
40 報知器
48 第1緊急停止スイッチ(操作スイッチ,停止スイッチ)
49 第2緊急停止スイッチ(操作スイッチ,停止スイッチ)
50 第3緊急停止スイッチ(操作スイッチ,停止スイッチ)
60 制御部
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
4 積込装置
17 排出駆動装置
40 報知器
48 第1緊急停止スイッチ(操作スイッチ,停止スイッチ)
49 第2緊急停止スイッチ(操作スイッチ,停止スイッチ)
50 第3緊急停止スイッチ(操作スイッチ,停止スイッチ)
60 制御部
Claims (2)
- 塵芥収容箱と、
前記塵芥収容箱の後端部に設けられ、塵芥が投入される塵芥投入箱と、
前記塵芥投入箱内に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込装置と、
前記塵芥収容箱内に積み込まれた塵芥を外部へ排出する際に駆動する排出駆動装置と、
前記積込装置の動作または前記排出駆動装置の駆動に関する通常操作が車外で行われる操作スイッチと、
前記通常操作による前記操作スイッチからの操作信号が入力されると、対応する前記積込装置の動作または前記排出駆動装置の駆動を制御する制御部と、
報知器と、を備え、
前記制御部は、前記通常操作とは異なる特殊操作による前記操作スイッチからの操作信号が入力されると、前記報知器に対して報知指令を出力する、塵芥収集車。 - 前記操作スイッチは、前記積込装置の動作を停止させるために前記通常操作が行われる停止スイッチである、請求項1に記載の塵芥収集車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021022556A JP2022124743A (ja) | 2021-02-16 | 2021-02-16 | 塵芥収集車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021022556A JP2022124743A (ja) | 2021-02-16 | 2021-02-16 | 塵芥収集車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022124743A true JP2022124743A (ja) | 2022-08-26 |
Family
ID=82941712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021022556A Pending JP2022124743A (ja) | 2021-02-16 | 2021-02-16 | 塵芥収集車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022124743A (ja) |
-
2021
- 2021-02-16 JP JP2021022556A patent/JP2022124743A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231214 |