JPS6326326Y2 - - Google Patents

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JPS6326326Y2
JPS6326326Y2 JP16089281U JP16089281U JPS6326326Y2 JP S6326326 Y2 JPS6326326 Y2 JP S6326326Y2 JP 16089281 U JP16089281 U JP 16089281U JP 16089281 U JP16089281 U JP 16089281U JP S6326326 Y2 JPS6326326 Y2 JP S6326326Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、塵芥収集車の後荷箱を最終上昇開口
位置にて支える安全支棒のセツト有無を検出する
安全支棒セツト警報装置に関するものである。
従来の技術 塵芥収集車の概略的構造とその動作例を第6図
乃至第8図を参照して次に示す。第6図におい
て、31は車台、32はその上に載置した前荷箱
であつて、これは下面後部を車台31に枢軸33
により枢着している。34は前荷箱32の開口後
面に閉合した後荷箱であつて、これは開口前面の
上部を前荷箱32に枢軸35により枢着してい
る。後荷箱34の下部は第7図のように下方にド
ラム状に大きく膨出形成し、この中央部に回転軸
36を後荷箱34の両側フレーム間に軸架して設
け、これに回転板37を固着している。38は後
荷箱内の上部に枢軸39により枢着した押込板、
40は押込用油圧シリンダーを示す。このシリン
ダー40は前荷箱32の上部と押込板38のの先
端との間に枢軸41、止めピン42によつて取付
けている。43は後荷箱34の後面に中間部に形
成した投入口を示す。同図に示す様に後荷箱3
4内の下部に塵芥を投入した状態で回転板37を
水平状の掻上停止位置から押込板38に先行して
時計方向に回転させる。回転板37が約45度の回
避位置に回転した時点で押込板38を押込停止位
置から回転軸36の真上の押込開始位置に同図
の如く揺動停止させる。回転板37は更に回わし
続けて投入塵芥を掻上げる。そして回転板37か
同図に示すように掻上停止位置に回転すると、
この回転を停止させる。同時に押込板38を前荷
箱32の開口後部内の押込停止位置に前進揺動さ
せ、回転板37で掻き上げた塵芥を前荷箱32内
に同図の如く押込圧縮させ、1サイクルを終
る。次回の塵芥投入が終ると、上記積込操作を繰
り返す。この積込作業が終ると、指定の廃棄処理
場に走行し、第8図に示す要領で排出する。先ず
後荷箱34を枢軸35を中心として後上方に約98
度揺動ダンプさせ、続いて前荷箱32を枢軸33
を中心として後上方に約45度揺動ダンプさせて前
荷箱32内の塵芥を排出させる。次に前荷箱32
を車台31上に下降させ、続いて後荷箱34をそ
れに下降閉合させる。後荷箱34の下部は下方に
ドラム状に大きくして1サイクルの投入容量増大
と回収作業者による投入労力の軽減を図つてお
り、後荷箱34を前荷箱32と同時に上昇させる
と、後荷箱34の下面が地面に当るので上記の順
序で動作させる。
次に、後荷箱34を前荷箱32に対して枢軸3
5の回りに回動させて上昇させ、前荷箱32を開
放するに際しては、第7図の状態で回転板37
を若干上方に単独回転させてこの先部を押込板3
8の先部の後面に停止位置させる。そして油圧シ
リンダ40を伸長させ、押込板38を回転板37
に突張り状に係止させ、以後の伸長によつて後荷
箱を前荷箱から開放ダンプさせる。閉合時は同シ
リンダ40を退入させて押込板38を再び回転板
37の回転軌跡外たる押込停止位置に位置させ、
回転板37を元の掻上停止位置に単独で回転復帰
させる〔特公昭52−45368号公報〕。
尚、後荷箱上昇は上記の他、第1図に示す方式
にても行われる。第1図において1は前荷箱、2
は後荷箱であり、後荷箱2が前荷箱1の後方開口
部1aを閉塞する様に、支軸3によつて前荷箱1
の後部上方の外壁に枢支連結されている。押込板
4は枢軸5を中心に回動可能に後荷箱2内に設
け、その上端4aは前荷箱1の後部上方の内壁1
bに枢着した押込板回動用のシリンダ6〔以下単
にシリンダと称す〕のピストンロツド先端に回動
可能に取付けられている。7は後荷箱2内で押込
板4の下部に設けた回動板で、先述した第7図に
示すように、上記押込板4と協働して投入塵芥を
前荷箱1内に押し込む。
今、前荷箱1内の清掃作業及び押込板4、回動
板7を点検、修理する為に前荷箱1を開放する時
は第1図の二点鎖線で示す様に、通常の押込動作
終端位置外迄シリンダ6を伸長させ押込板4の上
端4aを後荷箱2の側壁2aに突設させたストツ
パー8に当接させ、更にシリンダ6を伸長させる
と後荷箱2が上昇し前荷箱1を開放する。この時
何かの原因で後荷箱2が降下してくるのを防止す
る目的で、前荷箱1の後方の開口部1aの左右に
設けた安全支棒9,9を、その先端縁9a,9a
を夫々後荷箱の左右に当接させ、その基端縁9
b,9bを夫々前荷箱1後方の開口部1a左右に
夫々固着させた三角柱の支持部材10,10に当
接させることにより前荷箱1を開放状態に保持し
ている。
考案が解決しようとする問題点 後荷箱2の開放は、押込板38あるいはの回動
を後荷箱側でロツクし、この状態で、押込板回動
用のシリンダ40あるいは6を伸長させて行つて
いる。
そして、後荷箱の開放状態を伸長状態の押込板
回動用のシリンダ40あるいは6のみで保持して
おくと、この押込板回動用のシリンダ40あるい
は6に油圧抜けが発生すると、後荷箱2が急激に
降下し、非常に危険なので、油圧抜け等による事
故を防ぐため、前荷箱1の開口部と開放状態にあ
る後荷箱2の開口部との間に安全支棒9を嵌め込
み、油圧抜けによる事故を防いでいる。しかし、
上記の安全支棒9,9の装着は作業員が手動でセ
ツトしているため、セツト操作を忘れることがあ
り、安全対策上問題があつた。
本考案は、後荷箱が開放状態にあり、安全支棒
がセツトされない間、警報を鳴らしつづけ、作業
者に安全支棒のセツト操作をうながし、セツト完
了をもつて警報を停止させるようにしたものであ
る。
問題点を解決するための手段 前荷箱の後方開口部上方に後荷箱を回動可能に
軸支し、後荷箱を前荷箱に対して支軸の周りで回
動させて最終上昇位置に上昇させた時、前荷箱と
後荷箱との間に安全支棒をセツトするようにした
塵芥収集車において、電源に接続されて後荷箱の
上昇に応じて作動し、所定上昇位置にて開から閉
に切り換わると共に最終上昇位置まで閉状態を保
持する後荷箱位置検出スイツチと、上記後荷箱検
出スイツチと直列に接続され、上記安全支棒のセ
ツトにより閉から開に切り換わる安全支棒セツト
検出スイツチと、上記両スイツチと直列に接続さ
れ、両スイツチが共に閉状態において警報を発生
する警報発生器とを具備し、後荷箱が所定上昇位
置から最終上昇位置にある場合は警報を発生し、
その間に安全支棒をセツトすれば警報を停止する
ようにしたことを特徴とする。
作 用 後荷箱が前荷箱に対して閉合状態にあるとき、
後荷箱検出スイツチが開状態にあり警報発生器は
動作しないが、後荷箱が前荷箱に対して所定角度
以上上昇すると、後荷箱検出スイツチが閉状態と
なり、安全支棒セツト検出スイツチの閉状態と判
別して警報回路が閉状態となり、警報発生装器が
作動する。この状態で、警報発生器の作動中、安
全支棒を前荷箱と後荷箱との間にセツトすると、
上記安全支棒のセツト動作に関連して安全支棒セ
ツト検出スイツチが開路し、警報発生器の動作を
停止させる。
要するに、後荷箱が所定角度以上上昇し、か
つ、安全支棒がセツトされない限り、警報発生器
が警報を鳴らし続ける。
実施例 以下この考案の実施例を第2図乃至第5図にて
説明すると次の通りである。
ここで第1図と同番号のものは同部材を示す。
又、第2図乃至第4図に於いて実線は前荷箱1の
開放時、二点鎖線は閉蓋時の状態を示す。
図面に於いて11,11は台形を略半分にした
形状のカムであり、左右の安全支棒9,9〔以下
単に安全支棒と称す〕の下部側面の所定位置に固
着する。12,12は安全支棒9,9のセツト状
態を検出するスイツチで、ここでは通常閉の接点
を持つマイクロスイツチであり、前荷箱1の後部
側面に固着したブラケツト13,13にビス1
4,14,14,14を用い、安全支棒9,9を
セツトした時、カム11,11が該スイツチ1
2,12を押圧して開とし、セツトを解除した時
閉とする位置に固定する〔第2図及び第3図参
照〕。15は支軸3に外嵌しビス16により後荷
箱2外部に固定したカムであり、円筒部15aか
ら2本の腕部15b,15bが伸び、更に、その
腕部15b,15bの先端部は円弧状に曲げられ
た板材からなる回動片部15cが1体に形成され
たものである。17は後荷箱2の位置検出スイツ
チで、ここでは通常開の接点を持つマイクロリミ
ツトスイツチであり、前荷箱1の後部側面上端に
固着したブラケツト18にビス19,19を用
い、後荷箱2に所定角度以上上昇した時支軸3に
固定されたカム15が該スイツチ17を押圧して
閉とし、後荷箱2が所定角度以下に降下した時、
カム15がスイツチ17から離れて開となる位置
に固定する〔第2図及び第4図参照〕。
次に、第5図に示すように、制御盤〔図示せ
ず〕内等の電源にヒユーズ21を介して後荷箱位
置検出スイツチ17の通常開の接点端子17a、
並列に接続した2個の安全支棒セツト検出スイツ
チ12,12の通常閉の接点端子12b,12
b、及び警報発生器20、例えばブザーを直列に
接続して上記制御盤等に設置し、更に警報発生器
20をアース22することにより安全支棒セツト
警報回路を構成する。
次に上記構成に於ける安全支棒セツト警報装置
に動作を説明する。
警報は後荷箱2が所定上昇位置から最終上昇位
置にある場合に発生する。今、前荷箱1を開放せ
んとして従来同様、通常の押込動作終端位置迄シ
リンダ6を伸長させ押込板4の上端4aを後荷箱
2の側壁2aに突設させたストツパー8に当接さ
せ、更にシリンダ6を伸長させると後荷箱2は上
昇し始める。この時後荷箱2の上昇〔回動〕に追
動してカム15の回動片部15cが支軸3を介し
て反時計方向に回転し始め、後荷箱2が設定位置
迄上昇すると該回動片部15cが通常閉の接点を
もつ後荷箱位置検出スイツチ17〔マイクロリミ
ツトスイツチ〕を押圧することにより、この接点
が閉となりブザー20へ通電されブザー20が鳴
る〔第5図参照〕。
以後、後荷箱2が最終位置迄上昇する間ブザー
20は鳴り続ける。
次に警報は安全支棒9,9を両方ともセツトす
ることにより停止する。
今シリンダ6の伸長が停止した後安全支棒9,
9を、その先端縁9a,9aを夫々後荷箱2に当
接させ、その基端縁9b,9bを夫々支持部材1
0,10に当接させることにより前荷箱1を開放
状態に保持する。この時安全支棒9,9の夫々に
固着したカム11,11が通常閉の接点を持つ安
全支棒セツト検出スイツチ〔マイクロスイツチ〕
12,12を夫々押圧することにより、この接点
が両方とも開となりブザー20への通電が停止さ
れブザーが鳴りやむ〔第5図参照〕。
なおここでカム15の回動片部15cの大きさ
及び支軸3への固定位置を変更することにより、
夫々警報が発生する後荷箱2の上昇位置範囲及び
警報が発生し始める後荷箱2の上昇位置を変更で
きる。又、この実施例では説明を行わなかつたが
この警報回路を押込板回動用シリンダ6、回動板
回動モーター〔図示せず〕等の制御回路に組み込
むことにより安全支棒9,9のセツト時にはこれ
らを回動させない様にできることは言う迄もな
い。
考案の効果 本考案によれば、前荷箱の後方開口部上方に後
荷箱を回動可能に軸支し、後荷箱を前荷箱に対し
て支軸の周りで回動させて最終上昇位置に上昇さ
せた時、前荷箱と後荷箱との間に安全支棒をセツ
トするようにした塵芥収集車において、電源に後
荷箱位置検出スイツチと安全支棒セツト検出スイ
ツチと警報発生器とを直列に接続し、後荷箱が所
定上昇位置から最終上昇位置にある場合は警報を
発生し、その間に安全支棒をセツトすれば警報を
停止するようにしたから、後荷箱を最終上昇位置
まで上昇させた後、安全支棒をセツトするまで、
警報が発生し続け、安全支棒のセツトのし忘れが
なくなり、前荷箱内の清掃作業及び押込板、回動
板等の点検・修理を安全に実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塵芥収集車の要部側断面図、第
2図はこの考案の一実施例に係る塵芥収集車の前
荷箱を開放した状態を示す要部側断面図、第3図
は第2図に於ける左右の安全支棒検出スイツチ取
付部〔片方〕の詳細図、第4図は第2図に於ける
後荷箱位置検出スイツチ取付部の詳細図、第5図
はこの考案に係る安全支棒セツト警報回路図、第
6図は塵芥収集車の側面図、第7図は後荷箱内の
回転板と押込板による塵芥積込の動作順序説明
図、第8図は塵芥排出時の前荷箱と後荷箱の動作
順序説明図である。 1,32……前荷箱、2,34……後荷箱、
3,35……支軸、9……安全支棒、12……安
全支棒セツト検出スイツチ、17……後荷箱位置
検出スイツチ、20……警報発生器〔ブザー〕。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前荷箱の後方開口部上方に後荷箱を回動可能に
    軸支し、後荷箱を前荷箱に対して支軸の周りで回
    動させて最終上昇位置に上昇させた時、前荷箱と
    後荷箱との間に安全支棒をセツトするようにした
    塵芥収集車において、電源に接続されて後荷箱の
    上昇に応じて作動し、所定上昇位置にて開から閉
    に切り換わると共に最終上昇位置まで閉状態を保
    持する後荷箱位置検出スイツチと、上記後荷箱位
    置検出スイツチと直列に接続され、上記安全支棒
    セツトにより閉から開に切り換わる安全支棒セツ
    ト検出スイツチと、上記両スイツチと直列に接続
    され、両スイツチが共に閉状態において警報を発
    生する警報発生器とを具備し、後荷箱が所定上昇
    位置から最終上昇位置にある場合は警報を発生
    し、その間に安全支棒をセツトすれば警報を停止
    するようにしたことを特徴とする安全支棒セツト
    警報装置。
JP16089281U 1981-10-27 1981-10-27 安全支棒セツト警報装置 Granted JPS5864530U (ja)

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JP16089281U JPS5864530U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 安全支棒セツト警報装置

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JP16089281U JPS5864530U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 安全支棒セツト警報装置

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JPS5864530U JPS5864530U (ja) 1983-04-30
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JPS5864530U (ja) 1983-04-30

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