JPH0684201B2 - 塵芥収集車のリフト安全装置 - Google Patents

塵芥収集車のリフト安全装置

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JPH0684201B2
JPH0684201B2 JP14916086A JP14916086A JPH0684201B2 JP H0684201 B2 JPH0684201 B2 JP H0684201B2 JP 14916086 A JP14916086 A JP 14916086A JP 14916086 A JP14916086 A JP 14916086A JP H0684201 B2 JPH0684201 B2 JP H0684201B2
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tailgate
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safety
cylinder device
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政男 神田
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塵芥収集車のリフト安全装置に係り、特にテー
ルゲートの不意な落下を防止する安全棒の改良であって
塵芥の排出中には安全棒が倒れた位置に来ないようにし
た塵芥収集車のリフト安全装置に関する。
(従来の技術) 一般に塵芥収容箱の後部上端に塵芥積込装置が内蔵され
たテールゲートを枢着した塵芥収集車は知られている。
この種の従来の塵芥収集車にあっては、塵芥の排出時、
または上記塵芥積込装置の点検時等に上記テールゲート
を枢軸まわりに後方へダンプさせる。この際、ダンプは
油圧シリンダ装置で行うように構成するのが通例である
が、油圧回路の故障等によりテールゲートが不意に落下
するという問題があった。そのため、従来、塵芥収容箱
の後部にテールゲートを向けて起倒可能な安全棒を設
け、テールゲートをダンプさせる際、上記安全棒を倒れ
た位置にしテールゲートの不意の落下時には安全棒の先
端でテールゲートを受けるようにした安全装置が提案さ
れている(実開昭58-127006号公報、実開昭59-78301号
公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の安全装置では、テールゲートの上
昇時に常時安全棒が倒れた位置に来るように構成されて
おり、塵芥処理場等で塵芥を排出する際、安全棒のヒン
ジ部に塵芥あるいは汚水等が掛るという問題があった。
塵芥あるいは汚水等がヒンジ部に掛ると、ヒンジ部が錆
つき、安全棒の作動不良につながる等の問題が生ずる。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解決し、塵芥の排出時に、安全棒のヒンジ部等
へ塵芥あるいは汚水が掛らないようにした塵芥収集車の
リフト安全装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、塵芥収容箱の後
方枠に起倒自在にヒンジ結合され通常時に倒れた位置に
ばね付勢される安全棒と、この安全棒を前記ばね力に抗
して起きた位置に付勢する安全棒シリンダ装置と、前記
塵芥収容箱とこの収容箱この後部に開閉自在に枢着され
たテールゲートとを緊締するロック爪を解除するロック
シリンダ装置と、前記テールゲートの閉状態を検出する
降下検出スイッチとを備え、前記テールゲートが閉状態
にあるとき以外であって塵芥収容箱およびテールゲート
を昇降させるとき、前記両者のシリンダ装置を同時に駆
動させるように構成したことを特徴とするものである。
(作用) 上記構成に基づき本発明の作用を説明すると、テールゲ
ートが閉状態にあるとき以外であって、塵芥収容箱およ
びテールゲートを昇降させる際、ロックシリンダ装置で
ロック爪が解除されると、同時に安全棒シリンダ装置で
安全棒が起きた位置に付勢され後方枠の側に格納され
る。塵芥収容箱およびテールゲートがダンプされると塵
芥は塵芥収容箱の床面上を滑落した排出されるわけであ
るが、この際、安全棒は格納されているからこの安全棒
のヒンジ部等に塵芥や汚水等が掛ることはない。
(実施例) 以下、本発明による塵芥収集車のリフト安全装置の一実
施例を第1図乃至第4図を参照して説明する。
第1図は塵芥収集車の側面図を示し、図中において符号
1は塵芥収容箱を示している。この塵芥収容箱1の後部
開口には門型の後方枠2が固着されており、後方枠2の
上端にはブラケット3が突設されている。ブラケット3
には枢軸4を介して図示を省略した塵芥積込装置の内蔵
されたテールゲート5が枢着され、このテールゲート5
はリフトシリンダ装置7で枢軸4まわりを図中反時計方
向にダンプされるようになっている。また、リフトシリ
ンダ装置7はシリンダ7aの後端が上記ブラケット3に、
ピストンロッド7bの操作端がテールゲート5の固定部に
それぞれピン結合されている。
一方、塵芥収容箱1の後部下端にはロック爪9がピン10
を介して枢着され、テールゲート5の前部下端には上記
ロック爪9と係合可能なホルダ12が固着されている。な
お、ロック爪9はロックシリンダ装置13で駆動され、ロ
ック爪9が回動されてホルダ12と係合するとテールゲー
ト5が塵芥収容箱1に緊締されるようになっている。
後方枠2の長手方向のほぼ中央には安全棒15の基端がピ
ン16で結合され、安全棒15はその自由端が図示のように
後方へ起倒自在になっている。この安全棒15の基端には
アーム17が固着され、このアーム17の自由端と塵芥収容
箱1の固定部との間にはコイルスプリング18が張設され
るとともに、アーム17の中央には安全棒シリンダ装置20
のピストンロッド20aの操作端がピン結合され、安全棒
シリンダ装置20のシリンダ20bの後端には塵芥収容箱1
の固定部にピン結合されている。
また、塵芥収容箱1はダンプ可能に構成されており、塵
芥収容箱1の後部下端にはブラケット23が突設され、こ
のブラケット23は枢支軸25を介してフレーム26に枢着さ
れている。ダンプシリンダ装置22のピストンロッド22a
の先端は塵芥収容箱1の底部に、シリンダ22bの後端は
フレーム26にそれぞれピン結合され、ピストンロッド22
aが伸長されると塵芥収容箱1は枢支軸25まわりを図中
反時計方向にダンプされる。
第2図は本発明による塵芥収集車の油圧回路図であり、
上述したダンプシリンダ装置22、リフトシリンダ装置
7、安全棒シリンダ装置20およびロックシリンダ装置13
にはそれぞれ電磁切換弁V1,V2,V3が接続され、各電磁
切換弁V1,V2,V3には油圧ポンプ装置Pからの圧油を送
給する供給管路30と、油タンクTに油を回収する戻り管
路32とがそれぞれ接続されている。
なお、上記油圧ポンプ装置Pは塵芥収集車の走行用エン
ジン33によって駆動され、エンジン33の駆動力は公知の
動力取出装置P・T・Oを介して接続可能となっている
(第1図)。
一方、第3図は本発明による塵芥収集車の制御回路図で
あり、電源Eには選択スイッチ35が接続され、この選択
スイッチ35は排出回路Iまたは積込回路IIのいずれか一
方を選択可能になっている。なお、積込回路IIはテール
ゲート5に内蔵された塵芥積込装置(図示せず)を制御
する回路であるが、本考案の要部とは関係ないのでその
説明を省略する。
排出回路Iは図示のように構成され、選択スイッチ35に
は塵芥収容箱1を昇降させるボデースイッチ36およびテ
ールゲート5を昇降させるテールゲートスイッチ37が接
続されている。ボデースイッチ36の接点aは塵芥収容箱
1をダンプさせるソレノイドSOL1に接続されるととも
に、ダイオードD1を介してロック爪9を解除させるソレ
ノイドSOL9に接続され、接点bは塵芥収容箱1を降下さ
せるソレノイドSOL2に接続されている。また、テールゲ
ートスイッチ37の接点cはテールゲート5をダンプさせ
るソレノイドSOL8に接続されるとともにダイオードD2
介して上記SOL9に接続され、接点dはテールゲート5を
降下させるソレノイドSOL7に接続されるとともに、ダイ
オードD3を介してテールゲート5が降下したことを検出
する降下検出スイッチ38に接続され、さらに、この降下
検出スイッチ38は上記SOL9に接続されている。
降下検出スイッチ38は第4図に示したように塵芥収容箱
1の後方枠2に固着されており、テールゲート5が降下
したときその前端に固着された接触子40でその接点が開
放されるようになっている。
次に、第2図乃至第4図を参照して本発明によるリフト
安全装置の作用を説明する。
第3図において、選択スイッチ35で排出回路Iを選択し
たのち、ボデースイッチ36を接点a側に切換えるとSOL9
が付勢されてロック爪9が解除され塵芥収容箱1とテー
ルゲート5との緊締が解かれる。それと同時にSOL1が付
勢されて塵芥収容箱1がダンプされる。ボデースイッチ
36を接点b側に切換えるとSOL2が付勢され塵芥収容箱1
は降下する。
一方、第2図に示したように、安全棒シリンダ装置20は
ロックシリンダ装置13と同一の電磁切換弁V3に接続され
ている。そのため、上述したSOL9が付勢される際にはロ
ック爪9の解除とともに、常に安全棒シリンダ装置20が
駆動されてピストンロッド20aが伸長し、これによっ
て、安全棒15は起きた位置に付勢され後方枠2の側に格
納される(第4図鎖線示)。反対に、SOL9が付勢されて
いない場合には安全棒15は上記コイルスプリング18のば
ね力により倒れた位置に付勢される(第4図実線示)。
しかして、本発明によれば、ボデースイッチ36が接点a
側に切換えられ塵芥収容箱1がダンプされる過程におい
て、安全棒15は常に後方枠2の側へ格納される。
次に、テールゲートスイッチ37を接点c側に切換えると
SOL8およびSOL9が付勢されロック爪9が解除されるとと
もにテールゲート5がダンプされる。この際、SOL9が付
勢されるから上述したように安全棒15は後方枠2の側へ
格納される。
また、テールゲートスイッチ37を接点d側に切換えると
SOL7が付勢されてテールゲート5が降下する一方、ダイ
オードD3および降下検出スイッチ38を介してSOL9が付勢
されロック爪9が解除される。また、安全棒15が格納さ
れる。そして、上記接触子40で降下検出スイッチ38の接
点が開放されるとSOL9の付勢が解除されロック爪9によ
って塵芥収容箱1とテールゲート5とが緊締されるとと
もに、安全棒15はコイルスプリング18のばね力により倒
れた位置の方向に付勢される。
ところで、塵芥収容箱1内の塵芥を排出する際には塵芥
収容箱1およびテールゲート5をダンプさせ塵芥収容箱
1の床面上を滑落させて行うわけであるが、その排出は
塵芥収容箱1のダンプが完了した時点でほぼ完了する。
しかして、本発明によれば、塵芥が排出される過程にお
いて安全棒15が起きた位置に付勢され後方枠2の側に格
納されるように構成したから、安全棒15あるいはそのヒ
ンジ部に塵芥、汚水等が掛ることはない。また、塵芥収
容箱1およびテールゲート5をダンプさせたのち、ダン
プ位置を保持する場合にはボデースイッチ36およびテー
ルゲートスイッチ37をそれぞれ中立位置に保持する。こ
の際、安全棒15はコイルスプリング18のばね力により自
動的に倒れた位置に付勢され安全装置としての機能が確
保される。
(発明の効果) 上述したように構成したので、本発明によれば、塵芥処
理場等で塵芥収容箱およびテールゲートをダンプさせ塵
芥を排出する際、安全棒が自動的に後方枠の側に格納さ
れるから、塵芥や汚水が安全棒のヒンジ部等に掛ること
がなく安全性、耐久性の向上を図ることができる。
しかも、テールゲートをダンプしたまま保持する際には
安全棒が倒れた位置にばね付勢されるから、安全装置と
しての機能を充分確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は塵芥収集車の側面図、第2図は本発明によるリ
フト安全装置の油圧回路図、第3図は同制御回路図、第
4図は同模式図である。 1…塵芥収容箱、2…後方枠、5…テールゲート、7…
リフトシリンダ装置、9…ロック爪、13…ロックシリン
ダ装置、15…安全棒、18…コイルスプリング、20…安全
棒シリンダ装置、22…ダンプシリンダ装置、35…選択ス
イッチ、36…ダンプスイッチ、37…テールゲートスイッ
チ、38…降下検出スイッチ、V1,V2,V3…電磁切換弁、
P…油圧ポンプ装置、T…油タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵芥収容箱の後方枠に起倒自在にヒンジ結
    合され通常時に倒れた位置にばね付勢される安全棒と、
    この安全棒を前記ばね力に抗して起きた位置に付勢する
    安全棒シリンダ装置と、前記塵芥収容箱とこの収容箱の
    後部に開閉自在に枢着されたテールゲートとを緊締する
    ロック爪を解除するロックシリンダ装置と、前記テール
    ゲートの閉状態を検出する降下検出スイッチとを備え、
    前記テールゲートが閉状態にあるとき以外であって塵芥
    収容箱およびテールゲートを昇降させるとき、前記両者
    のシリンダ装置を同時に駆動させるように構成したこと
    を特徴とする塵芥収集車のリフト安全装置。
JP14916086A 1986-06-25 1986-06-25 塵芥収集車のリフト安全装置 Expired - Lifetime JPH0684201B2 (ja)

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JPH01197204A (ja) * 1988-01-29 1989-08-08 Shin Meiwa Ind Co Ltd 塵芥収集車
KR102018498B1 (ko) * 2018-01-23 2019-09-05 주식회사 에이엠 특장 후방작업자 안전수단이 구비된 쓰레기 수거차량

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