JPS5919937Y2 - 音声信号のピツチコントロ−ル装置 - Google Patents

音声信号のピツチコントロ−ル装置

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JPS5919937Y2
JPS5919937Y2 JP1977067607U JP6760777U JPS5919937Y2 JP S5919937 Y2 JPS5919937 Y2 JP S5919937Y2 JP 1977067607 U JP1977067607 U JP 1977067607U JP 6760777 U JP6760777 U JP 6760777U JP S5919937 Y2 JPS5919937 Y2 JP S5919937Y2
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analog
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義輝 小阪
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日本ビクター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音声信号のピッチコントロール装置に係り、入
力音声信号のピッチを簡単な回路構成によりコントロー
ルしえ、もって録音時とは異なる速度で再生された音声
信号を、簡単な回路構成により、しかも高品質でクリッ
クノイズもなく録音時の音声信号のピッチと同一ピッチ
で再生上しめうる装置を提供することを目的とする。
第1図は従来の音声信号のピッチコントロール装置の一
例のブロック系統図を示す。
同図中、入力端子1より入来した音声信号はA−D変換
器2に供給され、ここでテ゛ジタル信号に変換された後
ランダム・アクセス・メモリ (RAM)3に供給され
る。
このメモリ3はメモリ番地の始めと終りとを接続して環
状にされており、書き込み時のアドレスポインタPwは
矢印A方向へ移動しながら逐次メモリ番地へ入カテ゛ジ
タル信号を書き込んでいく。
一方、読み出しアドレスポインタPRは、同様に矢印B
方向へ移動しながら記憶されている情報を読み出す。
この場合、一般にランダム・アクセス・メモリは書き込
みと読み出しとは同時に行なえないので高速時分割に行
なわれる。
続み出されたデジタル信号はD−A変換器5でアナログ
信号に変換されて音声信号とされた後出力端子6から出
力される。
ここで、上記アドレスポインタPw、PRの両方の相対
移動速度によって入出力信号間のピッチが異なる。
例えばPwよりPRの方が遅ければ、入力信号より出力
信号の方がピッチが低くなる。
従って、上記の入力端子1に録音時とは異なる速度(例
えばテープレコーダではテープスピード)で再生された
音声信号を加え、がっ、ピッチ変換率をこの再生速度と
録音速度との比に対応してコントロールすることにより
、録音された原音声信号と同一ピッチで、しかも時間軸
が圧縮(又は伸長)された音声信号が出力端子6から取
り出されることになる。
従って、音声信号記録再生装置にこのピッチコントロー
ル装置を適用し、例えば音声信号の記録スピードの2〜
3倍のスピードで再生した場合は、もとの音声信号のピ
ッチにくらべて再生信号の上昇したピッチを、従来は上
記の如きランダム・アクセス・メモリ3を用いたり、あ
るいはBBD (パケット・ブリゲート・デバイス)や
CCD (チャージ・カップルド・テ゛バイス)等の半
導体素子遅延回路(アナログ・メモリ)よりなる時間軸
変換回路を用いたりして、もとに戻すことにより、録音
音声信号の時間圧縮を行なうことができ、従ってニュー
スや国会中継の再生時間短縮あるいは口述筆記確認の時
間短縮等種々の用途に供し得ることは周知の通りである
然るに、上記の従来のピッチコントロール装置は、通常
、ピッチ変換率が可変できるように構成されていて、テ
ープの送りスピードを決めているキャプスタン・モータ
の駆動電圧と連動してピッチ変換率をスムーズに可変修
正できるように構成されているため、A−D変換器2、
D−A変換器5、アドレスの時分割コントロール回路等
を必要とし、回路が極めて複雑で高価になるという欠点
があった。
また多くの回路を必要とするため、調整個所が多く煩雑
であった。
更に、上記従来のピッチコントロール装置は、キャプス
タンモータ端子電圧と連動させてピッチ復元率をアナロ
グ的に連続して変える場合には、モータの負荷の変動を
受けるので、ピッチの復元が常に正確とはいえず、ピッ
チが下がりすぎると再生音声信号の明瞭度が著しく損な
われてしまう。
そのため、従来は最悪の状態でも上記の現象が生じない
ようにするため、通常は復元率を少し悪くして、ピッチ
を少し高めにして復元せざるを得なかった。
本考案は上記の諸欠点を除去したものであり、以下第2
図乃至第4図と共にその一実施例について説明する。
第2図は本考案装置のピッチ変換率が寺なる場合の一実
施例のブロック系統図を示す。
7は入力端子で、録音時のスピードとは2倍の速度で再
生され、ピッチ(あるいは周波数)が原音声信号の2倍
に高くされた音声信号が印加される。
本考案装置は入力音声信号のピッチを連続的に可変する
ものではなく、ピッチ変換率をデジタル的に可変するも
のであり、本実施例はピッチを士に下げてもとのピッチ
に戻す場合の回路例である。
これは、1.2倍速や1.5倍速再生では、時間圧縮の
効果は少ないし、3倍速再生では明瞭度が落ちるからで
ある。
また、ピッチコントロール装置は一般に時間圧縮のため
に用いられる場合が多く、時間伸長のためにはあまり用
いられない。
従って、実用上は上記第1図示の回路で充分差し支えな
い。
入力端子7より入来した音声信号は高域フィルタ(ロー
・カット・フィルタ)8によりIKHz程度以下の低減
周波数成分が遮断されて512ビツトのBBD9,10
に夫々同時に加えられる。
また、上記の入力音声信号は後述する切換スイッチSW
4の接点すに供給される。
一方、11は周波数f。
のクロックパルスを発振する発振器で゛、その出力パル
スをQ1〜Qllの出力端子をもつカウンタ12に供給
する。
このカウンタ12はこのクロックパルスを計数し、その
出力端子Qt 、 Q2 、・・・・・・、Ql、より
繰り返し周波数fo、♀。
・・・・・・ 」Lなるパルスを夫々出力する。
上記の各2048 出力パルスのうち、出力端子Q1の出力パルスは切換ス
イッチSW2の接点b、切換スイッチSW3の接点aに
夫々供給される。
また出力端子Q2の出力パルスは上記スイッチSW2の
接点a及びスイッチSW3の接点すに夫々供給される。
また出力端子Q1□の出力パルスは切換スイッチSW2
.SW3及び後述する切換スイッチSW1をスイッチン
グ制御するためのスイッチング信号としてこれらのスイ
ッチに供給される。
まず、切換スイッチSW1〜SW4が夫々接点a側に接
続されている場合の動作につき説明するに、BBD9は
上記カウンタ12のQ2出力信号及びこれをインバータ
13で極性反転した信号を夫々2相のクロックパルスφ
IA、φ2Aとして印加され、記憶していた音声信号を
読み出す。
一方、これと同時に、BBDloは上記カウンタ12の
Q1出力信号及びこれをインバータ14で極性反転した
信号を夫々2相のクロックパルスφIB、φ2Bとして
印加され、fo/2の周波数で高域フィルタ8より人力
されている音声信号を書き込む。
上記BBD9より読み出された信号は切換スイッチSW
1を介して低域フィルタ15に供給され、ここでクロッ
ク周波数成分が除去された後、更にBBD9,10の挿
入損失を補償するための増幅器16、切換スイッチSW
4を順次繰て出力端子17より出力される。
2048X−H秒後にBBD9の内容が全部読み出され
ると同時に、上記カウンタ12のQ1□出力信号により
切換スイッチSW1〜SW3は夫々接点す側に切換接続
される。
但し、SW4は接点a側に接続されたままである。
従って、今度はBBD9が繰り返し周波数fO/2の2
相のクロックパルスにより入力音声信号の書き込みを開
始し、これと同時にBBDIOが繰り返し周波数fO/
4の2相のクロックパルスにより今まで書き込んだ音声
信号の読み出しを開始する。
このBBDIQの出力信号は上記と同様の経路を経て出
力端子17より出力される。
以下、上記と同様にして2048x−;秒間ずつ交互に
BBD9,10より信号が出力される。
上記の説明から明らかなように、BBD9,10は最初
fo7の周波数のクロックパルスにより高速に書き込ん
だ情報を、fVの周波数のクロックパルスにより書き込
み時とは%の低速で読み出すので、出力端子17の出力
信号のピッチは、入力端子7の入力音声信号のピッチに
比し%になる。
BBD9.10は512ビット全部読み出す毎に出力は
他方の、高速で読み込んだ情報が512ビット一杯にな
っている方のBBDへ切換わる。
すなわち、カウンタ12はテ゛ニーティ・ファクタ50
%、周波数1:2の2種類のクロック周波数を作り出す
と同時に、fV4のクロックパルスを512ビット数え
てスイッチSW1〜SW3を切換えるという、3つの役
割を果す。
fO/2のクロックパルスにより入力を書き込んでいる
方のBBDは、他方のBBDが4/fO秒がかって内容
をはき出している間に、2回メモリ容量が一杯になって
あふれる。
1回目に一杯になったメモリ内容はスイッチSW1の接
点が他方のBBDに接続されているため、使われること
なく更新される。
2回目に一杯になったメモリ内容が次にfVのクロック
ロックパルスで読み出され、利用されることになる。
このようにして取り出された出力端子17の出力信号は
、Q1出力とQ2出力とが正確に2:1の周波数関係に
あるという、デジタル的な高精度が得られるため、テー
プレコーダのキャプスタン・サーボをフェイズ・ロック
ド型にしてリファレンス周波数の分周カウンタを1ビッ
ト減らすが否がで正確にテープスピードを2倍と1倍に
切換えられるようにして、スイッチSW4と連動して切
換えることにより、ピッチが正確に復元される。
しがも、本実施例では負荷の変動の影響は原理的に生せ
ず、常に正しいピッチが復元されるので、明瞭度が高い
ところで、入力端子7に第3図Aに示す音声信号が入来
した場合、本考案装置により同図Aに斜線で示す部分が
切取られ、がっ、つなぎ合わされて同図Bに示す如く、
ピッチが%に下げられた信号に変換されて出力される。
同図BにSlで示す点がBBD9,10の出力信号のス
イッチSW1による切換点すなわちスプライシング点(
継ぎ合わせ点)であり、同図A、 Bに矢印で示す如
き位相関係の場合は波形が正しくつながっているのでノ
イズは生じない。
しかしながら、第3図Cに示す入力信号に対して、出力
端子17の出力信号が同図りに示す如き信号とされた場
合は、スプライシング点S2で位相が飛んでいる(波形
が正確に継ぎ合わされていない)ので、ここでクリック
ノイズが発生する。
しかして、音声信号は低域成分の振幅が大なので、特に
スプライシング点で発生する位相飛びによる段差の振幅
は低域成分で著しくなる。
そこで、本考案装置は高域フィルタ8により、上記の低
域成分を遮断するようにし、これによりスプライシング
点におけるクリックノイズの発生を著しく減少せしめて
いる。
また、明瞭度は子音の再現性に係っているが、一般に子
音は基本波に対して高いスペクトラム成分からなってい
るので、上記の高域フィルタ8により入力音声信号の低
域成分を遮断しても明瞭度は損われず、むしろ相対的に
音声スペクトラム中の高域成分のエネルギーが増加する
ので、明瞭度は向上する特長をも有する。
なお、単に明瞭度を向上するためだけならば、高域フィ
ルタ8の接続位置はBBD9,10の出力側にあっても
よいのであるが、上記のスプライシング点でのクリック
ノイズ除去のためにはBBD9゜10の入力側になけれ
ばならない。
従って第2図に示すように、BBD9.10の入力側に
高域フィルタ8を設けることにより、上記の2つの利点
を同時に有するので効果的である。
第4図は本考案装置のピッチ変換率が2なる場合の一実
施例のブロック系統図を示す。
本実施例は、録音時のスピードとは%倍の速度で再生さ
れ、ピッチが原音声信号の%倍に低くされた音声信号の
ピッチだけを元に戻す場合の例で、ピッチが低くされた
音声信号は入力端子18より入来し、前記高域フィルタ
8と同一目的で設けられた高域フィルタ19を経て切換
スイッチSW5の接点a、切換スイッチSW6の接点す
に夫々加えられる。
一方、繰り返し周波数f。
のパルスを発振する発振器20の出力パルスは切換スイ
ッチSW7の接点b、切換スイッチSW8の接点aに夫
々加えられ、またこれと同時に分周器21でその周波数
を%カウントダウンされて上記スイッチSW7の接点a
SW8の接点す及びカウンタ22に夫々供給される。
カウンタ22は入力パルスの繰り返し周波数fO//2
を更に”1512カウントダウンして出力する。
カウンタ22の出力パルスは上記切換スイッチSW5〜
SW8及び後述する切換スイッチSW9に供給され、こ
れらをスイッチング制御する。
まず切換スイッチSW5〜SW9が夫々接点a側に閉成
接続されている場合の動作につき説明するに、高域フィ
ルタ19で低域成分を遮断された再生音声信号は、切換
スイッチSW5を通して512ビツトのBBD23に供
給され、ここで分周器21よりSW7を経てBBD23
に入来する繰り返し周波数fO//2のパルス及びイン
バータ24により極性反転されたパルスをクロックパル
スφIC,φ2oとして書き込まれる。
BBD23の出力信号は低域フィルタ25でクロック周
波数成分を除去されて切換スイッチSW9の接点すに加
えられる一方、BBD23の挿入損失を補償するための
ゲイン調整器26を介して切換スイッチSW5の接点す
に加えられる。
一方、512ビツトのBBD27は発振器20より切換
スイッチSW8を介して入来した繰り返し周波数f。
のパルス及び゛インバータ28により極性反転されたパ
ルスをクロックパルスφID、φ2Dとして印加されて
、今まで記憶していた情報をクロック周波数f。
で続み出している。このBBD27より読み出された信
号は、低域フィルタ29、切換スイッチSW0、増幅器
31を順次繰て出力端子32より出力される。
ここで、BBD27はfO/2のクロック周波数で書き
込んだ音声信号を、foのクロック周波数で続み出すの
で、ピッチを2倍に上げることができるが、BBD27
が記憶情報をすべてはき出した時、他方のBBD23は
その記憶容量のまだ半分しか書き込んでいないので、B
BD27の記憶情報が空になったからといってBBD2
3の読み出しを始めるわけにはいかない。
そこで、BBD27は切換スイッチSW6により書き込
みモードから読み出しモードに切換わると同時に、その
入力を自分の出力に接続される。
すなわち、BBD27の読み出し出力はイ氏域フィルタ
29、ゲイン調整器30及び切換スイッチSW6を夫々
経てBBD27に再び人力される。
このようにして、BBD27はBBD23のテ゛−タ蓄
積が容量一杯になるまで再び同じ情報内容を読み出して
利用する。
そして、接点aに切換わってから1024/f、秒にな
ると、BBD23による入力音声信号の書き込みがその
記憶容量一杯まで行なわれ、他方、BBD27による同
一情報の2回目の読み出しが完了し、これと同時に発生
するカウンタ22の出力パルスによって切換スイッチS
W5〜SW9は夫々接点す側に切換接続される。
これにより、今度はBBD23が読み出し動作を開始し
、BBD27が書き込み動作を開始する。
このようにして、BBD23,27より同一情報が2回
ずつ繰り返して、かつ、交互に出力される。
従って入力端子18に入来した再生音声信号は出力端子
32よりピッチが2倍に上げられ(時間圧縮して)原音
声信号と同一のピッチで、しかも原音声信号に対して時
間伸長された音声信号として取り出される。
なお、上記の各実施例では、ピッチ変換率+(第2図)
と2(第4図)の場合について説明したが、クロックパ
ルスを逓倍又は分周し、かつ、それとBBDの記憶容量
等を勘案して切換スイッチSW1〜SW、を切換える構
成とすることにより、ピッチ変換率をデジタル的に(−
+)”(mは1又は−1以外の整数)にすることは容易
にできる。
また、BBDに限らず、CCD、コンデンサメモリ等の
他のアナログ・メモリでも初期の目的を達成し得るもの
である。
上述の如く、本考案になる音声信号のピッチコントロー
ル装置は、所定周波数の信号を発生出力する信号発生器
と、該信号発生器の出力信号を分周又は逓倍して繰り返
し周波数が互いに偶数倍の整数関係にある第1及び第2
のデジタル信号を生成するデジタル信号生成回路と、上
記の再生された音声信号の低域成分を遮断するフィルタ
と、上記第1又は第2のデジタル信号をクロックパルス
として該フィルタを通過した再生音声信号の時間軸変換
を行なう第1及び第2のアナログ・メモリと、該第1及
び第2のアナログ・メモリへの上記第1及び第2のテ゛
ジタル信号伝送路と該第1及び第2のアナログ・メモリ
の出力信号伝送路とに設けられ上記第1及び第2のデジ
タル信号に同期したスイッチング信号により該第1及び
第2のアナログ・メモリの読み出し動作と書き込み動作
とを交互に切換えて同時に行なわせる動作選択用切換ス
イッチと、該第1及び第2のアナログ・メモリのうち時
間軸圧縮時には読み出し側のアナログ・メモリのメモリ
内容が全部読み出された時点で該動作選択用切換スイッ
チを切換え、時間軸伸長時には書き込み側のアナログ・
メモリの容量一杯まで該フィルタを通過した再生音声信
号を書き込んだ時点で該動作選択用切換スイッチを切換
える手段とよりなり、上記第1又は第2のアナログ・メ
モリより読み出される音声信号のピッチ変換率を(%)
0 (但しnは正又は負の整数)としたため、時間圧縮
又は伸長を、A−D変換器、D−A変換器あるいはアド
レスの時分割コントロール回路又はピッチ変換率を連続
的に可変しうる装置で必要としたランプ波形発生器、ス
イープ信号発生器、ブランキング信号発生器、ゼロクロ
ス検出器等の回路を悉く不要にでき、従って回路構成を
簡単にしえ、かつ、安価に構成でき、デジタル信号によ
り時間軸変換を行ない、がっ、出力を切換えるようにし
ているため、極めて高精度なピッチコントロールを行な
うことができ、ピッチをアナログ的に連続してコントロ
ールしうる装置のようにピッチを予め少し高めにしてお
く必要は全くなく常に正しいピッチが復元できるので明
瞭度を向上でき、更に、上記第1及び第2のアナログ・
メモリの入力段に低域周波教成分を遮断するフィルタ回
路を設けであるので、スプライシング点で発生するクリ
ックノイズを著しく減少させることができる等の数々の
特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例のブロック系統図、第2図は本
考案装置のピッチ変換率が士なる場合の一実施例のブロ
ック系統図、第3図A−Dは夫々第2図の入力信号波形
と出力信号波形との位相関係を説明するための信号波形
図、第4図は本考案装置のピッチ変換率が2なる場合の
一実施例のブロック系統図である。 3・・・・・・ランダム・アクセス・メモリ (RAM
)、7.18・・・・・・再生音声信号入力端子、8,
19・・・・・・高域フィルタ、9.10.23.27
・・・・・・パケット・ブリゲート・デバイス(BBD
)、11.20・・・・・・発振器、12゜22・・・
・・・カウンタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音速度とは異なる速度で再生された音声信号のピッチ
    を、録音前の原音声信号のピッチに戻す装置において、
    所定周波数の信号を発生出力する信号発生器と、該信号
    発生器の出力信号を分周又は逓倍して繰り返し周波数が
    互いに偶数倍の整数関係にある第1及び第2のテ゛ジタ
    ル信号を生成するデジタル信号生成回路と、上記の再生
    された音声信号の低域成分を遮断するフィルタと、上記
    第1又は第2のデジタル信号をクロックパルスとして該
    フィルタを通過した再生音声信号の時間軸変換を行なう
    第1及び第2のアナログ・メモリと、該第1及び第2の
    アナログ・メモリへの上記第1及び第2のデジタル信号
    伝送路と該第1及び第2のアナログ・メモリの出力信号
    伝送路とに設けられ上記第1及び第1及び第2のデジタ
    ル信号に同期したスイッチング信号により該第1及び第
    2のアナログ・メモリの読み出し動作と書き込み動作と
    を交互に切換えて同時に行なわせる動作選択用切換スイ
    ッチと、該第1及び第2のアナログ・メモリのうち時間
    軸圧縮時には読み出し側のアナログ・メモリのメモリ内
    容が全部読み出された時点で該動作選択用切換スイッチ
    を切換え、時間軸伸長時には書き込み側のアナログ・メ
    モリの容量一杯まで該フィルタを通過した再生音声信号
    を書き込んだ時点で該動作選択用切換スイッチを切換え
    る手段とよりなり、該第1又は第2のアナログ・メモリ
    より読み出される音声信号のピッチ変換率を(3A)’
    (但しnは正又は負の整数)とするように構成した音声
    信号のピッチコントロール装置。
JP1977067607U 1977-05-27 1977-05-27 音声信号のピツチコントロ−ル装置 Expired JPS5919937Y2 (ja)

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JPS62275298A (ja) * 1987-05-15 1987-11-30 ヤマハ株式会社 楽音信号発生方法及び楽音信号発生装置

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