JPH023999B2 - - Google Patents

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JPH023999B2
JPH023999B2 JP56129824A JP12982481A JPH023999B2 JP H023999 B2 JPH023999 B2 JP H023999B2 JP 56129824 A JP56129824 A JP 56129824A JP 12982481 A JP12982481 A JP 12982481A JP H023999 B2 JPH023999 B2 JP H023999B2
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clock
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JP56129824A
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JPS5831397A (ja
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Masaru Nishimura
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to US06/406,442 priority patent/US4586191A/en
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Priority to EP82304363A priority patent/EP0072706B1/en
Publication of JPS5831397A publication Critical patent/JPS5831397A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音声信号の時間軸圧縮伸長を行なう
音声信号処理装置の改良に関し、特にこれを音声
信号の実時間周波数変換装置に適用可能とする新
規な回路構成を提供するものである。
テープレコーダなどの記録媒体を用いて音声信
号を記録再生するとき、再生速度を記録速度と変
えたいことがある。この場合、当然のことながら
再生音声信号の周波数構造は、再生速度(Vp
と記録速度(vR)の比(vp/vR)に応じて変化す
る。すなわち信号の各周波数成分x()はvp
vR・x()となるが、この程度が大きいと、音
声信号は非常に聞きづらいか或いは聞きとれなく
なる。そこで、再生速度が変つて再生時間が長く
なつたり、短かくなつたりしても、音声信号の周
波数構造が変らない、換言すれば、音の高さが変
らないようにする必要があり、このような回路装
置を時間軸圧縮伸長装装という。尚、その際、再
生速度(vp)、記録録速度(vR)は具体的にはテ
ープレコーダの場合、磁気テープの走行速度(単
位cm/sec)、デイスレコードの場合、レコードの
回転数(単位R.P.m)などを指す。
第1図はこのような回路装置の原理を示すもの
である。高速再生或いは低速再生されて、時間軸
が変化した音声信号は入力端子1に入力し、クロ
ツク発生器2から与えられるクロツク信号周波数
1)のサンプリング・クロツクによつてサンプ
リングされて記憶回路3に記憶され、次いで同じ
くクロツク発生器2からのクロツク周波数(2
の読み出しクロツクに従つて読み出され、LPF
4を経て出力端子5から出力する。このとき前述
のクロツク(1)と(2)の比を前述の記録・再
生速度比vp/vRと等しくすれば、即ち 12=vp/vR ……(1) とすれば、入力端子1の音声信号の時間軸は修正
されて、出力端子5に録音信号と同じ周波数構造
の再生信号が得られる。音声信号のサンプル値を
記憶する回路としては、具体的にはBBD
(Backet Brigade Device)CCD(Charge
Coupled Device)、コンデンサメモリなどのアナ
ログメモリ、あるいはRAMなどのデジタルメモ
リなどがある。出力側のLPF4はサンプル値列
に含まれる高周波信号成分を除去し、音声信号成
分のみを抽出するのに必要である。(1)式を満たす
ようなクロツク周波数(1)或いは(2)を作る
ために、速度比信号が端子6よりクロツク回路2
に与えられなければならない。
一方、サンプリング定理によれば、所望の再生
信号周波数帯域は読み出しクロツク周波数(2
で定まり、その半分以下となるから、実際の構成
に当つては再生信号帯域に応じて(2)を一定値
に決め、速度比信号に応じて(1)を変えるのが
普通である。
第2図は時間軸圧縮伸長回路の記憶回路を
RAMで構成した場合に具体的な回路例である。
入力端子11の入力信号は入力側のLPF12を
経て、サンプルホールド回路内蔵のA―D変換器
13でデジタルコードに変換され、RAM14の
書き込みアドレス回路15で指定するアドレスに
記憶される。A―D変換器13に対するタイミン
グ信号(いわゆるコンバートコマンド信号)や書
き込みアドレスクロツク等、書き込みクロツクの
クロツク周波数(1)を発生するクロツク回路
CP16は、この場合記録媒体であるテープレコ
ーダの再生用のモータ17の速度を電圧制御する
制御電圧発生回路32〔図示の場合、定電圧電源
に接続された可変抵抗器VR〕の出力電圧により
発振周波数が可変制御される電圧制御発振器
(Voltage Controlled Oscilator略してVCO)が
中心となつている。RAM14に対する書き込み
アドレス回路15は、該書き込みクロツクを計数
するカウンタで構成される。
次にRAM14の記憶データは、一定のクロツ
ク周波数(1)のクロツク発生器18の読み出し
クロツクを計数する読み出しアドレス回路19で
指定されたアドレスのデータが順次読み出され、
該クロツクに従つてD―A変換器20によりアナ
ログ変換され、出力側のLPF21を経て出力端
子22より出力する。尚、RAM14に対する書
き込み読み出し動作の制御(いわゆるR/W制
御)は、前記書き込みおよび読み出しクロツクを
入力とするR/W切換回路23により、又各アド
レス切換は該R/W切換回路により制御されるマ
ルチプレキサ24によりそれぞれ行なわれる。こ
のような回路構成に於て、書き込みクロツク回路
16に含まれるVCOの発振周波数で決まるクロ
ツク周波数(1)を、前記再生モータ17の再生
速度が記録速度に等しくなるような前記制御電圧
発生器32の出力電圧に対して、12となるよ
うに定め、かつ該制御電圧に対する再生モータの
速度変化と前記クロツク周波数(1)の変化が常
に等しくなるように各特性を定めれば、(1)と
2)について(1)式が満たされることになり、音
声信号周波数の変らない所望の時間軸圧縮伸長処
理が達成できる。この場合高速再生時に於ては1
2であり、従つてRAM14のデータ数(サン
プル数)をNとすれば、これに書き込まれたNサ
ンプルについて毎サイクル N(1―21) のサンプルが読み出されずに捨て去られ、残つた
データの周波数が(21)倍となることがわか
る。又低速再生の場合は12であるから同様に
平均的に N(1―12) のサンプルが繰り返して読み出され、これらの周
波数が(22)倍となる。
さて、このように周波数(1)のクロツクに従
つてサンプリングされたサンプル値時系列のスペ
クトル構造は第3図に示すように入力信号のスペ
クトルと等しい形がサンプリング周波数(1)の
整数倍の両側に生ずる。従つて入力信号の帯域制
限が不完全であると、サンプリングした信号のス
ペクトルに重なりが生じる。サンプリングにより
一度生じた重なりは分離不可能で、この重なりに
よるひずみを折り返し雑音という。尚、第3図は
PCM(Pulse Code Modulation)信号のスペク
トル分布を示し、また特性(Io)は入力信号のス
ペクトル分布を示し、横軸は周波数()を示
す。
第2図に於ける入力フイルタ12は、この折り
返し雑音をさけるものであつて、周波数(1
2)で充分な減衰を示すものでなくてはならな
い。ところで、この場合入力信号は高速再生或い
は低速再生されて、その帯域幅は第4図のように
再生速度比に応じて変化する。又、同時にサンプ
リングクロツク周波数(1)も変えられる。従つ
て、このようにスペクトル構造が変化する場合に
折り返し雑音を完全に避けるには、(1)を充分
大きくするか、或いは入力フイルタ12の帯域幅
を再生速度比(vR/vp)に応じて変えなければ
らない。尚、第4図はPCM信号のスペクトル変
化の様子を示し、同図aは高速再生音のPCM信
号のスペクトル分布、同図bは低速再生音の
PCM信号のスペクトル分布を示し、また、特性
(Io)は入力信号のスペクトル分布を示す。
一般にサンプリング・クロツク(1)を大きく
することは記憶容量Nの増大をもたらすので、コ
スト的な観点からあまり用いられず、通常、入力
フイルタの特性を変化させることが多い。第2図
に於ける入力フイルタ12は速度制御電圧で遮断
周波数が変化する電圧制御回路可変フイルタとな
つている。
さて、本発明はかかる音声信号の時間軸圧縮伸
長回路に、その回路構成を変更することによつて
音声信号の実時間周波数変換装置としての機能を
付加可能とするものである。すなわち、これは音
楽信号の再生装置に付加してその信号周波数を実
時間で比例例拡大あるいは縮少することにより再
生音の音程(ピツチ)を上下させるものであつ
て、例えば各種の音楽演奏用機器として用いるこ
とが出来る。
第5図は本発明の構成を示すブロツク図であ
る。図に於ける各スイツチは、図示の状態で第2
図と同様音響信号の時間軸圧縮伸長回路を構成し
ている。すなわち、入力端子11からの入力信号
は、スイツチ25、入力フイルタ12、スイツチ
26、を経て、A―D変換器13によつてサンプ
リングされると同時に、デイジタルコード化さ
れ、RAM14に記憶される。また、読み出され
たデータはD―A変換器20によりアナログ化さ
れ、スイイツチ27、出力フイルタ21、スイツ
チ28を経て、出力端子22より音声出力する。
書き込みクロツク発生器16は可変抵抗器32が
発生する制御電圧Vcによりそのクロツク周波数
が制御されるもので、該クロツク周波数(1)は
スイツチ29を経てA―D変換器13に対するコ
ンバートコマンド信号として、又書き込みアドレ
スカウンタ15のカウントクロツクとして、ある
いはR/W切換え信号としてR/W切換回路23
にそれぞれ入力する。読み出しアドレス回路1
9、マルチプレキサ24によつては第2図の説明
の通りである。前記可変抵抗器32の制御電圧
(Vc)は図示の如く可変フイルタ12の遮断周波
数をこれと比例して変化させるもので、該制御電
圧をVc、遮断周波数を(c)とすれば、 1=k1・Vc ……(2) 2=k2・Vc ……(3) なる関係を持つ。但し、k1およびk2は定数であ
る。該制御電圧はスイツチ31を経て再生モータ
17の速度制御電圧として入力する。即ち Vp=k3・Vc ……(4) さて、このようにスイツチ25〜31を構成し
て、これを同時に反転させれば、第5図の回路は
切り換つて第6図となる。即ち入力端子11から
の入力信号は、スイツチ25からフイルタ21、
スイツチ26を経て、一定のクロツク周波数
2)のクロツク回路18でサンプリングされて、
A―D変換器13でデジタルコード化され、
RAM14に記憶される。フイルタ21の減衰特
性は周波数(2/2)で充分な減衰度を有するも
のである。RAM14に記憶されたサンプリング
データの読み出しは可変クロツク回路16のクロ
ツクに従がうが、この周波数(1)は可変抵抗器
32の調整位置で決まる制御電圧による。クロツ
ク周波数(1)で読み出されたデータは、D―A
変換器20を経てアナログ化された後、スイツチ
27,可変フイルタ12、スイツチ28より出力
端子22を経て出力する。この場合の周波数変換
比(すなわちピツチ変換比)はクロツク周波数
1)と(2)の比(12)となるので、可変
抵抗器32を適当に制御することにより、出力音
響信号のピツチ(音程)を任意に変えることが出
来る。このとき出力側に接続される可変フイルタ
12の遮断周波数(c)は、(1)、(2)式で示される
ように、制御電圧Vcによりクロツク周波数(1
と連動して変化し、周波数(1/2)で充分な減
衰度を示すので、クロツク成分(1)が出力信号
帯域に入る部分は無視できる。書き込みおよび読
み出しのアドレス回路15および19、アドレス
を切り替えるマルチプレキサ24、R/W回路2
3については第2図で説明した通りである。
本発明はこのように固定周波数のクロツク回
路、外部よりクロツク周波数とフイルタ特性が連
動して制御可能な可変クロツク回路及び可変フイ
ルタ回路、そしてフイルタ特性が固定のフイルタ
回路をスイツチ回路により切換え可能にすること
により、同一の回路構成要素を用いて信号の時間
軸変換回路及び周波数変換回路を構成することが
出来るものであり、多用途の音響信号処理装置を
実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は時間軸修正の原理を説明するためのブ
ロツク図、第2図は時間軸圧縮伸長回路のブロツ
ク回路図、第3図および第4図はサンプリング値
時系列におけるPCM信号のスペクトル分布を示
す図面、第5図は本発明の音声信号処理装置を示
すブロツク回路図、第6図は同装置を切換えた時
のブロツク回路図を示す。 11……信号入力端子、12……可変フイル
タ、13……A―D変換器、14……RAM、1
5,19……アドレス回路、16……可変周波数
クロツク発生回路、17……モータ、18……固
定周波数クロツク発生回路、20……D―A変換
器、21……L.P.F.、22……信号出力端子、2
3……R/W切換回路、24……マルチプレキ
サ、32……制御電圧発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 音響信号を一方の外部クロツクに従つてサン
    プリングして記憶すると共に他方の外部クロツク
    に従つてクロツクアウトするための入力クロツク
    端子、出力クロツク端子および記憶回路を含む記
    憶手段と、外部制御信号によりクロツク周波数が
    可変制御される第一クロツク発生手段と、クロツ
    ク周波数が固定の第二クロツク発生手段と、前記
    第一クロツク発生手段のクロツク周波数の変化と
    連動して減衰特性が変化する可変フイルタ手段
    と、前記第一、第二クロツク発生手段を前記記憶
    手段の入力クロツク端子側と出力クロツク端子側
    とに相互に切換える第一スイツチ回路手段と、前
    記可変フイルタ手段を前記記憶手段の入力側ある
    いは出力側に切換える第二スイツチ回路手段を備
    え、前記第一第二スイツチ回路手段は第一の状態
    に於て、前記第一クロツク発生手段を前記記憶手
    段の入力クロツク端子側に、第二クロツク発生手
    段を前記記憶手段の出力クロツク端子側に、前記
    可変フイルタを前記記憶手段の入力側にそれぞれ
    接続して回路全体を時間軸圧縮伸長回路となるよ
    うに構成し、且つ第二の状態に於て、第一および
    第二クロツク発生手段をそれぞれ前記記憶手段の
    出力および入力クロツク端子側に、又可変フイル
    タ手段を前記記憶手段の出力側にそれぞれ接続し
    て回路を周波数変換回路となるように切換接続で
    きるようにしたことを特徴とする音声信号処理装
    置。
JP56129824A 1981-08-19 1981-08-19 音声信号処理装置 Granted JPS5831397A (ja)

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JP56129824A JPS5831397A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 音声信号処理装置
US06/406,442 US4586191A (en) 1981-08-19 1982-08-09 Sound signal processing apparatus
DE8282304363T DE3274312D1 (en) 1981-08-19 1982-08-18 Sound signal processing apparatus
EP82304363A EP0072706B1 (en) 1981-08-19 1982-08-18 Sound signal processing apparatus

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JPS59214095A (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 三洋電機株式会社 音声合成装置
JPS61159696A (ja) * 1985-01-07 1986-07-19 松下電器産業株式会社 電子楽器
JPS63316599A (ja) * 1987-06-18 1988-12-23 Epotsukushiya:Kk ボイスチエンジヤ−

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