JP2824731B2 - 信号再生方法および信号記録再生方法 - Google Patents

信号再生方法および信号記録再生方法

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JP2824731B2 JP5300148A JP30014893A JP2824731B2 JP 2824731 B2 JP2824731 B2 JP 2824731B2 JP 5300148 A JP5300148 A JP 5300148A JP 30014893 A JP30014893 A JP 30014893A JP 2824731 B2 JP2824731 B2 JP 2824731B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号記録方法、信号再生
方法および信号記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、音声等の音響波形の振幅値に相当
するデジタル信号を記憶したROM等から、デジタル信
号をある周期で読み出し、A/D変換を行い音声等の音
響波形として再生するPCM(パルス符号変調)方式の
音響合成回路が市販されている。 このようなもので
は、デジタル信号は音響波形(例えば、音声波形。)等
のアナログ信号の振幅値を特定の標本化周波数で標本化
していき、A/D変換した値がROM等に記録されてい
る。音響波形等を再生する場合、これらのデジタル信号
を標本化周波数に相当する同期パルスを用いてROM等
から読み出し、これらをD/A変換し、ローパスフィル
タを用いて不要な雑音成分を除去してアナログ波形を得
ている。
【0003】また、アナログ信号を標本化する毎に、今
回標本化された振幅値と前回標本化された振幅値との差
分をとり得られた値をデジタル信号としてROM等に記
録し、再生の際には、ROMからデジタル信号を読み出
す毎に、前回迄に読み出されたデジタル信号に累算し、
今回読み出されたデジタル信号の元となった標本の振幅
値に相当するデジタル信号を算出し、このデジタル信号
をD/A変換してアナログ波形を得るようにしたDPC
M(差分符号変調)方式の音響合成回路もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなものでは、
再生されるアナログ信号の波形は離散的な振幅値からな
り、いわば、標本化周波数の各周期毎に振幅値の変化す
る階段波であり、元のアナログ波形のように連続的な波
形を細部まで忠実に再現することは困難である。特に標
本化周波数が低く、量子化ビット数が小さくなるほど、
再生された振幅値と元のアナログ波形の振幅値とのギャ
ップが大きくなり、波形の歪、量子化雑音などが増加す
る。これを避けるため、標本化周波数を高く、量子化ビ
ット数を大きくしようとすると、デジタル信号のデータ
量が増加し、そのためROM等の記憶容量を大きくした
り、処理速度を上げなければならずコストの増加を招
く。このように、高品位の音響信号を記録再生するには
それなりのコストを用する。
【0005】本発明の目的は、低コストでアナログ信号
の忠実な記録、再生を可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】アナログ信号を特定の標
本化周波数にて標本化した振幅値を順次得る毎に、今回
得た振幅値と前回得た振幅値との差分に相当するデジタ
ル信号を出力し、上記デジタル信号の1/n(nは2以
上の正数)に相当する第2のデジタル信号を記録手段に
記録する。
【0007】上記記録手段から所望の周波数にて第2の
デジタル信号を順次読み出し、上記所望の周波数のn倍
の周波数で入力信号をラッチして出力するラッチ手段の
出力を一方に受ける加算手段に第2のデジタル信号を出
力してラッチ手段からの出力と第2のデジタル信号とを
加算させ、この加算値を上記ラッチ手段への入力信号と
することにより順次読み出される上記第2のデジタル信
号をそれぞれ上記所望の周波数のn倍の周波数でn回加
算しながら積算していき上記アナログ信号の振幅値に相
当する第3のデジタル信号を発生し、上記ラッチ手段の
出力する第3のデジタル信号をD/A変換することによ
りアナログ信号を再生する。
【0008】以上により上記目的を達成する。
【0009】
【実施例】次に本発明の一実施例について説明する。図
1(a)および同図(b)はそれぞれ本発明の信号記録
方法および信号再生方法を実現させるための構成を示し
たブロック図であり、図1(a)において1はアナログ
信号を出力するアナログ信号源であり、ここではマイク
ロホン1aとアンプ1bとからなり、マイクロホン1a
でとらえた音響をアナログ信号として用いるが、これに
限らない。例えば、コンパクトディスクプレーヤ装置等
のオーディオ装置からのアナログ信号でもよい。2は標
本化保持回路であり、特定の標本化周波数のクロックパ
ルスf1 を受け、1パルス毎にアナログ信号源1から出
力されるアナログ信号を標本化して出力する。3はA/
D変換回路であり、標本化保持回路の出力するアナログ
信号の波形の振幅値をA/D変換して出力する。4は遅
延回路であり、A/D変換回路3の出力するデジタル信
号を特定の標本化周波数の1周期分遅らせて出力する。
5は差分回路であり、A/D変換回路3の出力する現在
のデジタル信号と遅延回路4の出力する特定の標本化周
波数の1周期前のデジタル信号との差分をとり、この差
分に相当するデジタル信号を出力する。6は除算回路で
あり、差分回路5の出力するデジタル信号の値を1/4
に相当する第2のデジタル信号に変換して出力する。こ
れはシフト回路を用いてもよい。この場合、1/4にす
るデジタル信号を下位ビット側に2ビットシフトさせれ
ばよい。7は記録手段としてのメモリであり、除算回路
6の出力する第2のデジタル信号を記録する。なお、記
録手段としてはRAM等が用いられている。以上の構成
を用いて、アナログ信号を記録する。
【0010】次に図1(b)において、記録手段として
のメモリ7には、ROM、RAM、フロッピーディスク
等の磁気記録媒体、CD−ROM等が用いられ、図1
(a)の同一番号のメモリ7に記録されたものと同じデ
ジタル信号が記録されている。8はアドレスカウンタ回
路であり、後述する分周回路の出力するクロックパルス
をカウントし、カウント毎にメモリ7に納められた第2
のデジタル信号のアドレスを順次指定してこれらを読み
出す。9は分周回路であり、ここでは、特定の標本化周
波数の4倍の周波数の基準クロックパルスf21を1/4
に分周して出力する。10は加算手段としての加算回路
であり、メモリ7から読出される第2のデジタル信号と
後述するラッチ回路から出力されるラッチ内容とを加算
して、ラッチ回路に出力する。11はラッチ手段として
のラッチ回路であり、基準クロックパルスf21を受ける
毎に入力される信号をラッチし、第3のデジタル信号と
して出力する。12はD/A変換回路であり、ラッチ回
路11の出力する第3のデジタル信号をD/A変換して
アナログ信号を出力する。13は音響再生部であり、ア
ンプ13aとスピーカ13bとよりなり、D/A変換回
路より出力されるアナログ信号を音響として再生する。
以上の構成を用いて、メモリ7に納められた第2のデジ
タル信号から音響を再生する。
【0011】次に本例の動作について説明する。まず、
信号記録方法について動作を説明する。マイクロホン1
aにとらえられた音響はアンプ1bにより増幅され、図
示されてないローパスフィルタ等により不要成分(例え
ば、標本化周波数の1/2以上の高周波成分。)を除去
され、アナログ信号としてアナログ信号源1より出力さ
れる。このアナログ信号の波形の振幅値は標本化保持回
路2により標本化周波数で標本化保持され出力される。
標本化保持回路2の出力はA/D変換回路によりA/D
変換され、デジタル信号として遅延回路4と差分回路5
とに出力される。ここで、遅延回路4はデジタル信号を
特定の標本化周波数の1周期分遅らせて差分回路5に出
力しており、差分回路5は現在A/D変換回路3から受
けているデジタル信号と標本化周波数の1周期前に受け
たデジタル信号との差分を取り、差分に相当するデジタ
ル信号を出力する。すなわち、差分回路5は、アナログ
信号を標本化して振幅値を順次得る毎に、今回得た振幅
値と前回得た振幅値との差分に相当するデジタル信号を
出力することとなる。差分回路5の出力するデジタル信
号は除算回路6により、1/4の値、ここでは、下位ビ
ット側へ2ビットシフトして下位2ビットを切り捨てた
値の第2のデジタル信号に変換される。この第2のデジ
タル信号はメモリ7の所定のアドレスに記録される。
【0012】以上のように、アナログ信号を標本化して
得られる相前後する振幅値の差分の1/4に相当する第
2のデジタル信号を記録するため、従来のもののよう
に、振幅値に相当するデジタル信号または相前後する振
幅値の差分に相当するデジタル信号をそのまま記録する
ものに比べ、個々の信号のデータ量が少なくてすむ。こ
れによりメモリ7の容量を有効に使用することができ、
メモリ等の記憶手段の容量をむやみに増加させる必要が
なくコストの低減が可能となる。
【0013】次に信号再生方法について図2のタイミン
グチャートおよび図3の波形図を参照しながら説明す
る。
【0014】メモリ7に記録された第2のデジタル信号
は、アドレスカウンタ回路8により順次読み出される。
ここでは、図2に示すように、標本化周波数の4倍の周
波数の基準クロックパルスf21を分周回路9により1/
4に分周して得られたクロックパルスf22の立下がり毎
にアドレスカウンタ回路8は次のアドレスに納められた
第2のデジタル信号“a”、“b”、“c”(“a”等
は第2のデジタル信号の値を示し、各タイミングに読み
出される値を図2のRに示す。)を順次読み出す。すな
わち、標本化周波数と等しい周波数で、メモリ7に納め
られた第2のデジタル信号が順次読み出される。
【0015】ここで、タイミングT0 において、メモリ
7から第2のデジタル信号“a”が読み出されたとする
と、このデジタル信号aは加算回路10に出力され、ラ
ッチ回路11から出力されている現在のラッチ内容
“k”と加算され、ラッチ回路11に出力される。図2
のLに示すように、ラッチ回路11は基準クロックパル
スf21を受け、パルスの立下がり毎に加算回路10の出
力をラッチする。すなわちデジタル信号の値aとラッチ
内容kとが加算された直後のタイミングT1 の基準クロ
ックパルスf21の立下がりにより、加算結果がラッチさ
れ、第3のデジタル信号“k+a”が出力される。第3
のデジタル信号“k+a”は加算回路10に帰還され、
メモリ7より出力されている第2のデジタル信号aと加
算され、この加算結果がラッチ回路11に出力される。
タイミングT2 で再び基準クロックパルスf21の立下が
りによってこの加算結果がラッチされ、ラッチ回路11
から第3のデジタル信号“k+2a”が出力される。同
様にタイミングT3 では第3のデジタル信号“k+3
a”が、タイミングT4 では、第3のデジタル信号“k
+4a”が出力される。
【0016】また、タイミングT4 では、基準クロック
パルスf21が立ち下がり、これを受けてメモリ7から第
2のデジタル信号“a”に代わって第2のデジタル信号
“b”が出力される。これにより、タイミングT5 にお
いて、ラッチ回路11から第2のデジタル信号bと第3
のデジタル信号“k+4a”との加算結果である第3の
デジタル信号“k+4a+b”が出力される。以後、基
準クロックパルスf21の立下がり毎にラッチ回路11の
出力内容とメモリ7の出力内容とが加算されその加算結
果として第3のデジタル信号がラッチ回路11から出力
される。
【0017】これらの第3のデジタル信号はD/A変換
回路12によりD/A変換されており、図3に示すアナ
ログ信号の波形を得る。同図において、各符号はアナロ
グ波形の各値に対応するデジタル信号を示してある。
【0018】ここで、上述したように第2のデジタル信
号“a”は、アナログ信号を標本化して得られる相前後
する振幅値の差分に相当するデジタル信号の1/4の値
に相当するものであるから、タイミングT0 からタイミ
ングT4 まで、クロックパルスf21の立ち下がり毎に第
2のデジタル信号“a”に対応するアナログ値分だけア
ナログ信号の波形は増加していき、タイミングT4 での
波形は、第2のデジタル信号“a”を得るために用いた
元の振幅値の差分に相当するデジタル信号値“A”(A
=4a)とラッチ内容“k”とを加算した値に対応する
アナログ値となる。同様にタイミングT8 での波形は、
第2のデジタル信号“b”を得るために用いた元の振幅
値の差分に相当する値“B”(B=4b)と第2のデジ
タル信号“b”が読み出されたタイミングT4 でのラッ
チ内容“k+4a”との加算値に対応するアナログ値と
なる。
【0019】ここで、メモリ7から最初に読み出されて
ラッチ回路11に納められる初期値として、元のアナロ
グ信号の波形の振幅値を標本化して直接A/D変換して
得たデジタル信号を用いる(またはラッチ回路11自体
に適当な初期値を与えるなどとしてもよい。)こととす
ると、上述のラッチ内容“k”に対応するアナログ値は
第2のデジタル信号“a”を得た時点での元の振幅値に
相当するものとなる。従って、ラッチ回路11から出力
される第3のデジタル信号はその時点の元の振幅値に相
当するものとなる。このような第3のデジタル信号をD
/A変換することによりメモリ7に納められた第2のデ
ジタル信号は元のアナログ信号に再生される。なお、こ
こではD/A変換回路12の出力は音響再生部により音
響として再生される。
【0020】以上のように、本例は、アナログ信号を特
定の標本化周波数にて標本化して得られた相前後する振
幅値の差分に相当するデジタル信号の1/4に相当する
第2のデジタル信号を記録したメモリ7から標本化周波
数にて第2のデジタル信号を順次読み出し、1つの第2
のデジタル信号が出力されている間、標本化周波数の4
倍の周波数で、この第2のデジタル信号を今までの加算
結果に加算していくことにより、標本化周波数の4倍の
周波数で元のアナログ信号の波形の振幅値に相当する第
3のデジタル信号を得てこれをD/A変換してアナログ
信号の波形を再生する。このため、再生される波形は、
標本化周波数の4倍の周波数の1周期毎に徐々に変化す
るため、同じ標本化周波数および量子化ビット数を用い
た従来のPCM、DPCM方式で記録されたデジタル信
号を再生して得られた波形と比べ、波形に生ずる振幅値
の変化が小さくなり、波形の歪、量子化雑音などが減少
する。また、標本化周波数が低い場合でも再生されるア
ナログ信号の波形の劣化を抑えることが可能となるた
め、記録再生に必要なデジタル信号の総量を低減でき、
低コストでアナログ信号の忠実な記録、再生が可能とな
る。
【0021】なお、上記実施例は、アナログ信号を特定
の標本化周波数にて標本化して得られた相前後する振幅
値の差分に相当するデジタル信号の1/4に相当する第
2のデジタル信号を記録することとしたが、これに限ら
ず相前後する振幅値の差分に相当するデジタル信号の1
/n(nは2以上の正数)の値を第2のデジタル信号と
して記録してもよい。例えば、nを8として、アナログ
信号を特定の標本化周波数にて標本化して得られた相前
後する振幅値の差分に相当するデジタル信号の下位3ビ
ットを切り捨て第2のデジタル信号としてもよい。この
場合、再生時には第2のデジタル信号の読出しクロック
の周波数のn倍の周波数のクロックでラッチ回路11を
作動させることとなる。また、振幅値の差分に応じてn
の値を可変とするなどとしてもよい。なお、第2のデジ
タル信号を得る際、下位ビットを単純に切り捨てるので
はなく、丸め、切り上げ等を行なうこととしてもよい。
例えば、nを8とした場合、単純に下位3ビットを切り
捨て第2のデジタル信号を得るのではなく、下位3ビッ
トが“100”以上の値であれば、切り上げ、それより
小さければ切り捨てるなどとしてもよい。
【0022】また、メモリ7から第2のデジタル信号の
読出しクロックの周波数も適宜に決めてもよい。ただ
し、このような際でもラッチ回路11は読出しクロック
のn倍の周波数のクロックにより作動させる。
【0023】また、振幅値の差分に相当するデジタル信
号も上記実施例で示したように、A/D変換回路3の出
力を遅延回路4により標本化周波数の1周期分遅延した
値と、現在の出力値との差分から得たものに限るもので
はない。例えば、図4に示すようにしてもよい。アナロ
グ信号源41の出力はA/D変換回路42によりA/D
変換された後、差分回路43に出力される。この差分回
路43の出力する差分値は除算回路44に出力され、そ
の1/n(nは2以上の正数)の値がRAM45等の記
憶手段に出力される他、乗算回路46に出力され、n倍
(nは2以上の正数)される。乗算回路46の出力は遅
延回路47により標本化周波数のほぼ1周期分遅延され
た後、累算回路48にて累算される。この累算回路48
の出力は標本化周波数の1周期前に得られた振幅値とし
て差分回路43に出力され、A/D変換回路42から出
力される現在の振幅値と差分が取られる。このようにす
ることにより、振幅値の差分の1/nの値を取ったとき
に生じる誤差(例えば、振幅値の差分の1/4の値を取
る場合、下位2ビットを切り捨てるなどとすることによ
り生じる。)が、再生時に累算され、増大することを抑
えることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、再生される波形は、第
2のデジタル信号を読み出す周波数のn倍の周波数の1
周期毎に徐々に変化する。このため、例えば、標本化周
波数で第2のデジタル信号を読み出すとすれば、同じ標
本化周波数および量子化ビット数を用いる従来のPC
M、DPCM方式で記録し、これを生成して得られた波
形と比べると本発明では波形に生ずる振幅値の変化が小
さくなり、すなわち、振幅値に相当する第3のデジタル
信号は、標本化周波数のn倍の周波数で振幅値の1/n
ずつ変化することとなり、これをD/A変換して得られ
るアナログ信号の波形の歪、量子化雑音等を減少させる
ことが可能となる。これにより、記録する情報量を少な
く抑えることができるとともに、低コストでアナログ信
号の忠実な記録、再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図3】図1の動作説明のための波形図。
【図4】他の実施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
7 メモリ(記憶手段) 10 加算回路(加算手段) 11 ラッチ回路(ラッチ手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03M 3/00 H03M 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号を特定の標本化周波数にて
    標本化して得られた相前後する振幅値の差分に相当する
    デジタル信号の1/n(nは2以上の正数)に相当する
    第2のデジタル信号を記録した記録手段から所望の周波
    数にて第2のデジタル信号を順次読み出し、 上記所望の周波数のn倍の周波数で入力信号をラッチし
    て出力するラッチ手段の出力を一方に受ける加算手段に
    第2のデジタル信号を出力してラッチ手段からの出力と
    第2のデジタル信号とを加算させ、この加算値を上記ラ
    ッチ手段の入力信号とすることにより順次読み出される
    上記第2のデジタル信号をそれぞれ上記所望の周波数の
    n倍の周波数でn回加算しながら積算していき上記アナ
    ログ信号の振幅値に相当する第3のデジタル信号を発生
    し、 上記ラッチ手段の出力する第3のデジタル信号をD/A
    変換することを特徴とする信号再生方法。
  2. 【請求項2】 アナログ信号を特定の標本化周波数にて
    標本化した振幅値を順次得る毎に、今回得た振幅値と前
    回得た振幅値との差分に相当するデジタル信号を出力
    し、上記デジタル信号の1/n(nは2以上の正数)に
    相当する第2のデジタル信号を記録手段に記録し、上記
    記録手段から所望の周波数にて第2のデジタル信号を順
    次読み出し、 上記所望の周波数のn倍の周波数で入力信号をラッチし
    て出力するラッチ手段の出力を一方に受ける加算手段に
    第2のデジタル信号を出力してラッチ手段からの出力と
    第2のデジタル信号とを加算させ、この加算値を上記ラ
    ッチ手段の入力信号とすることにより順次読み出される
    上記第2のデジタル信号をそれぞれ上記所望の周波数の
    n倍の周波数でn回加算しながら積算していき上記アナ
    ログ信号の振幅値に相当する第3のデジタル信号を発生
    し、 上記ラッチ手段の出力する第3のデジタル信号をD/A
    変換することを特徴とする信号記録再生方法。
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