JP2789656B2 - 音声デジタル信号の記録再生装置 - Google Patents

音声デジタル信号の記録再生装置

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JP2789656B2
JP2789656B2 JP1074588A JP7458889A JP2789656B2 JP 2789656 B2 JP2789656 B2 JP 2789656B2 JP 1074588 A JP1074588 A JP 1074588A JP 7458889 A JP7458889 A JP 7458889A JP 2789656 B2 JP2789656 B2 JP 2789656B2
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繁雄 惠嶋
信義 木原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はPCM録音,再生機等の音声デジタル信号の記
録再生装置に関するものである。
従来の技術 従来において録音,再生装置の記録方法としては、固
定ヘッドを用いてテープにアナログ信号のまま記録する
方法が一般的であった。この方法で記録された音声信号
をリニアオーディオ信号という。
オーディオ偏集を行う場合の偏集点の頭出しは、可変
速再生スピードダイヤルによってテープスピードを自由
に可変させ、テーブ上のリニアオーディオ信号の変化点
によって見つけていた。
一方、音声信号を一旦デジタル信号に変換して、記録
する方法が、高品質な音声信号の記録再生を可能とする
ことから、近年行なわれるようになってきた。1986年6
月19日の電子通信学会磁気記録研究会MR−86−5にも発
表されているように、音声信号をデジタル信号に変換し
て記録再生する方法が行なわれている。第4図のこの場
合の磁気テープ上の記録信号フォーマットを示す。PCM
オーディオ信号は1フィールド期間中のデジタルオーデ
ィオ信号を時間軸圧縮した信号であり、テープの斜め方
向に形成されたトラックの映像信号の延長上に記録され
ている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記した従来の構成では、テープスピー
ドを変化させたときに、変化点を見つけることができな
いという課題を有していた。
本発明は前記の音声デジタル信号を用いた、録音再生
装置の頭出しをリニアオーディオ信号と同様に、可変速
再生スピードダイヤルによってテープスピードを自由に
可変させ、変化点を見つけることができる音声デジタル
信号の記録再生装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために再生した音声デジタル信号
を記憶するメモリと、メモリへの書き込みを制御する書
き込み制御回路と、メモリからの読み出しを制御する読
み出し制御回路と、メモリから読み出した音声デジタル
信号を補間する補間回路とを備え、前記可変速速度信号
により1倍速よりも遅いテーピスピードで前記音声デジ
タル信号を再生しながら、前記書き込み制御回路が1倍
速時と同一のサンプルクロックで書き込みを制御すると
同時に、前記読み出し制御回路が前記可変速速度信号に
より前記テープスピードに対応したクロックで読み出し
を制御する構成を有している。
作用 この構成によって音声デジタル信号をメモリ回路に記
録して、可変速再生速度信号によってメモリ回路の読み
出しを自由に減速及び停止させ、可変速再生速度信号に
よって補間させる事によってリニアオーディオ信号と同
様に変化点を容易に見つけだすことができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。第1図は本発明の第1の実施例における音声
デジタル信号の記録再生装置のブロック図で、1,2はメ
モリ回路で、再生された再生音声デジタル信号を1フィ
ールド毎にメモリされる。このメモリ回路1,2は一般に
ランダムアクセスメモリ(RAM)で構成され、指定され
たアドレスにデータをメモリする。3は書込みアドレス
指定と書込み許可を制御するメモリ書込み制御回路で、
上記メモリ回路1,2に対してデータをメモリするアドレ
ス指示と、メモリ回路1,2に対し、メモリ1,2のいずれに
書込みを許可するかを制御する。4は読出しアドレス指
定と読出し許可を制御するとともに、速度データで読出
しアドレスカウンタとクロック周波数を制御するメモリ
読出し制御回路で、メモリ読出し制御回路4は、上記メ
モリ回路1,2にメモリされているデータを、そのメモリ
された順番に読出すように上記メモリ回路1,2に対して
アドレスを指示するとともに、メモリ回路1,2のいずれ
に対し、読出しを許可するかどうかを制御する。5はメ
モリ回路1,2より読出したデータを可変速速度信号によ
って補間を行う。以上のように構成された音声デジタル
信号の記録再生装置について、以下その動作を説明す
る。
まず、再生された音声デジタル信号を、メモリ書込み
制御回路3でアドレス指定されたメモリ回路1,2の所定
場所にデータとして書込む。可変速速度信号によってメ
モリ読出し制御回路4はメモリ回路1,2の読出しアドレ
スカウンタのクロック周波数を制御させる。また可変速
速度信号によってメモリ読出し制御回路4はメモリ回路
1,2の読出しアドレス値のアップ,ダウン,停止を行
う。メモリ回路1に書込中は、メモリ回路2が読出し、
メモリ回路1に読出し中はメモリ回路2が書込みという
ように交互に動作する。第2図は本実施例の磁気記録再
生装置の動作を示すもので、以下第2図を用いてその動
作を説明する。1フィールド毎に時間軸圧縮されたPCM
オーディオ信号について、1フィールド毎に時間軸伸長
を行なった信号を音声デジタル信号入力とする。可変速
速度信号が1倍速時、まず音声デジタル信号入力をメモ
リ回路1,2に書込み、書込み時と同一サンプルクロック
でメモリ回路2,1より読出しを行う。その場合、補間回
路は動作を行なわない。
第2図Bに示すように可変速速度信号が1/2倍速時
は、回転ヘッドにおいて同一トラックを2度走査するた
めにPCMオーディオ信号は同一信号が2度づつ出る。よ
って音声デジタル信号入力も同一信号が2度づつ出る。
その1フィールドの音声デジタル信号をメモリ回路に1
倍速時と同一サンプルクロックで書込み、メモリ回路の
読出しアドレスカウンタのクロックをサンプルクロック
の1/2クロックでメモリ回路より読出す。
第3図に1/2倍速時の補間回路の動作を示す。上記の
場合、メモリ回路より読出したデータの周期はサンプル
クロックの1/2になっている為、D/A変換後のローパスフ
ィルタのカットオフ周波数も1/2にする必要がある。そ
れを補う為に、可変速速度信号で1/2倍速のデジタル補
間を行う。
可変速速度信号が1/4倍速時は、回転ヘッドの回転数
は一定であるため第3図Cの1/4倍速時の動作に示す様
に、回転ヘッドにおいて同一トラックを4度走査するた
めに、PCMオーディオ信号は同一信号が4度づつ出る。
また映像信号も4度づつ出る。よってデジタル信号も同
一信号が4度づつ出る。その1フィールドの音声デジタ
ル信号をメモリ回路に1倍速時と同一サンプルクロック
で書込み、メモリ回路の読出しアドレスカウンタのクロ
ックをサンプルクロックの1/4クロッでメモリ回路より
読出す。第3図Cに1/4倍速時の補間回路の動作を示
す。上記の場合メモリ回路より読出したデータの周期は
サンプルクロックの1/4になっている為にD/A変換後のロ
ーパスフィルタのカットオフ周波数も1/4にする必要が
ある。それを補うために可変速速度信号1/4倍速のデジ
タル補間を行う。可変速速度信号が1/8,1/16,1/32は上
記同様にメモリ回路の読出しアドレスカウンタのクロッ
クをサンプルクロックの1/8,1/16,1/32に変化させてメ
モリ回路より読出す。またメモリ回路より読出したデー
タの周期が1/8,1/16,1/32になっているためにD/A変換後
のローパスフィルタのカットオフ周波数も1/8,1/16,1/3
2にする必要があるそれを補うために速度に応じたデジ
タル補間を行う。また可変速速度ダイヤルを右回り,左
回り,停止の状態を可変速速度信号によって伝送し、メ
モリ回路の読出しアドレスカウンタを右回り時はアッ
プ,左回り時はダウン、停止時はカウント動作を止め
る。
以上のように本実施例によれば可変速速度信号によっ
てメモリ回路の読出しアドレスカウンタのクロックを可
変させ、メモリ回路の読出しアドレスカウンタのアッ
プ,ダウン,停止を行い、デジタル補間を行うことを設
けることにより、リニアオーディオ信号と同様に変化点
を見つけることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、音声デジタル信号をメモリ回
路に記録して可変速速度信号によってメモリ回路の読出
しを行い、デジタル補間を設けることにより、リニアオ
ーディオと同様に可変速再生スピードダイヤルによって
テープスピードを自由に可変させながら、映像信号に対
応した音声信号により変化点を見つけることができる優
れた音声デジタル信号の記録再生装置を実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における音声デジタル信号の
記録再生装置のブロック図、第2図は同動作を示すタイ
ミングチャート、第3図は同波形図、第4図は磁気テー
プの信号トラックを示す記録パターン図である。 1,2……メモリ回路、3……メモリ書込み制御回路、4
……メモリ読出し制御回路、5……補間回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−223075(JP,A) 特開 昭63−166088(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの斜め方向に形成されたトラックに
    記録された映像信号と音声デジタル信号とを回転ヘッド
    で再生する記録再生装置であって、テープスピードを可
    変させるための可変速速度信号を発生する手段と、再生
    した前記音声デジタル信号を記憶するメモリと、このメ
    モリへの書き込みを制御する書き込み制御回路と、前記
    メモリからの読み出しを制御する読み出し制御回路と、
    前記メモリから読み出した音声デジタル信号を前記可変
    速速度信号によって補間する補間回路とを備え、前記可
    変速速度信号により1倍速よりも遅いテーピスピードで
    前記音声デジタル信号を再生しながら、前記書き込み制
    御回路が1倍速時と同一のサンプルクロックで書き込み
    を制御すると同時に、前記読み出し制御回路が前記可変
    速速度信号により前記テープスピードに対応したクロッ
    クで読み出しを制御することを特徴とする音声デジタル
    信号の記録再生装置。
  2. 【請求項2】メモリが2個のメモリ回路を含み、書き込
    み制御回路が一方のメモリ回路への書き込みを制御中
    に、読み出し制御回路が他方のメモリ回路からの読み出
    しを制御することを特徴とする請求項1記載の音声デジ
    タル信号の記録再生装置。
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JPS63166088A (ja) * 1986-12-26 1988-07-09 Mitsubishi Electric Corp Pcm信号の編集装置

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