JPH0779400A - 斜め走査型ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

斜め走査型ビデオテ−プレコ−ダ

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Publication number
JPH0779400A
JPH0779400A JP5247490A JP24749093A JPH0779400A JP H0779400 A JPH0779400 A JP H0779400A JP 5247490 A JP5247490 A JP 5247490A JP 24749093 A JP24749093 A JP 24749093A JP H0779400 A JPH0779400 A JP H0779400A
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JP
Japan
Prior art keywords
memories
video signal
magnetic heads
sequentially
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP5247490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hide Nakayama
秀 中山
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速ビデオ信号を汎用の8mmVTRで再生す
ることができるように記録するための装置を提供する。 【構成】 ドラムに6個のヘッドA〜Fを等角度間隔に
配置する。毎秒250コマ(フィールド)の入力ビデオ
信号を6個のヘッドA〜Fに対応した6個のメモリM1
〜M6 にリアルタイムで順次に書き込む。6個のメモリ
M1 〜M6 から3倍に時間軸伸長して時間をずらして順
にビデオ信号を読み出し、6個のヘッドA〜Fでテープ
に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速現象の記録に好適
な斜め走査型ビデオテープレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】汎用のビデオテープレコーダ(VTR)
では、2個のビデオヘッドを毎秒30回転させて毎秒6
0コマ(60フィールド)を磁気テープ上に記録する。
高速現象の記録再生の分解能を向上させるために、ビデ
オカメラから1秒当り120コマ(フィールド)又は1
80コマ(フィールド)の割合でビデオ信号をVTRに
送り、これを記録することが考えられる。この場合には
ビデオヘッドを毎秒60回転又は毎秒90回転のように
通常よりも高速に回転させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオヘッ
ドの回転数を高めて1秒当りの記録コマ数を増大させる
と、ビデオヘッドと磁気テープとの接触状態又はエアフ
ィルムに基づく相互間隔を安定的に維持することが困難
になる。また、テ−プとヘッドとの相対速度の上昇によ
り、ヘッドの磨耗が加速し、ヘッドの寿命が短くなる。
【0004】そこで、本発明の目的は、磁気ヘッドの回
転速度の大幅な上昇を伴なわないで1秒当りの記録コマ
数を大幅に増大させることができる斜め走査型ビデオテ
ープレコーダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、同一円周上にN/2対(但し、Nは4以上
の偶数)が生じるように配置されたN個の磁気ヘッド
と、前記N個の磁気ヘッドを回転するためのヘッド回転
手段と、前記N個の磁気ヘッドが1回転する期間の走査
によってN本の斜めトラックが生じるように磁気テープ
を走行させるテープ走行装置と、前記N個の磁気ヘッド
に接続された記録回路とから成り、前記記録回路が、フ
ィールド単位でビデオ信号を順次に入力するためのビデ
オ信号入力端子と、ディジタル化ビデオ信号を得るため
に前記入力端子に接続されたアナログ・ディジタル変換
手段と、前記アナログ・ディジタル変換手段にそれぞれ
接続され且つ少なくとも1フィールドのデータの記憶容
量をそれぞれ有しているN個のメモリと、前記N個のメ
モリに前記ディジタル化ビデオ信号をフィールド単位で
順次に書き込むための書き込み制御手段と、対の磁気ヘ
ッドの読み出し期間が重複しないように前記N個のメモ
リからディジタル化ビデオ信号を時間軸伸長して順次に
読み出すための読み出し制御手段と、前記N個のメモリ
から読み出されたディジタル化ビデオ信号をアナログビ
デオ信号に変換するための少なくともN/2個のディジ
タル・アナログ変換手段と、前記N個のメモリの出力に
対応するアナログビデオ信号を周波数変調して前記N個
の磁気ヘッドにフィールド単位で順次に供給する少なく
ともN/2個の周波数変調記録手段とから成ることを特
徴とする斜め走査型ビデオテープレコーダに係わるもの
である。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明においては、信号変換磁
気ヘッドの数を2対以上(4個以上)とし、ヘッドの数
に対応するメモリを設け、高速で入力するビデオ信号を
N個のメモリに順次に書き込み、ここからビデオ信号を
時間軸伸長して読み出してN個の磁気ヘッドに順次送
る。磁気ヘッドの回転速度の増大のみに頼って1秒当り
の記録コマ数を増大させるのではなく、磁気ヘッドの数
の増加と磁気テープの速度の増大を伴なって1秒当りの
記録コマ数の増大を図っているので、磁気ヘッドのエア
フィルム効果を安定的に得ることができ、良好な高速記
録が可能になる。また、テ−プとヘッドとの相対速度を
下げてヘッドの磨耗を少なくすることができる。
【0007】
【実施例】次に、図1〜図4を参照して本発明の実施例
に係わる斜め走査型ビデオテープレコーダ(VTR)を
説明する。図1はVTRを原理的に示すものであり、回
転ドラム1と共に回転する6個(N個)即ち3対(N/
2)の磁気ヘッド即ちビデオヘッドA、B、C、D、
E、Fが60度間隔で同一円周上に配置されている。周
知の8mmテープカセット2から引き出された記録媒体磁
気テープ3は回転ドラム1に対してこの中心軸の延びる
方向に斜めに巻き付けられ、テープ走行装置4によって
走行される。ドラム1とヘッドA〜Fが回転装置5によ
って回転され、テープ3がテープ走行装置4で斜め走行
されると、テープ3上に図4(B)に示すように斜めト
ラックTA 〜TF が順次に生じる。各ヘッドA〜Fには
記録再生回路6が接続され、また、トラッキング制御装
置7が結合されている。
【0008】テープ走行装置4及びドラム1の回転装置
5の機械的構成は汎用の8mmVTRと実質的に同一であ
る。但し、ドラムリード角は新規に設定されている。記
録時のテープ速度は59.75mm/s(8mmVTRの
4.16倍)、記録時のドラム回転数は41.67rps
(8mmVTRの1.39倍)、再生時のテープ速度は1
4.345mm/s(8mmVTRと同一)、再生時のドラ
ム回転数は30rps (8mmVTRと同一)に設定されて
いる。このVTRは毎秒250コマ(フィールド)記録
することができるにも拘らず、ドラム1の回転数は8mm
VTRの1.39倍である。従って、比較的低いヘッド
の回転数で高速記録を達成することができる。また、汎
用の8mmVTRの機構を使用しているので、装置の低コ
スト化が達成されている。
【0009】図2は図1の記録再生回路6の記録回路部
分を詳しく示す。入力端子10には、毎秒250コマ
(フィールド)の速度でアナログの複合ビデオ信号が入
力する。入力端子10に接続されたA/D(アナログ・
ディジタル)変換器11は、ビデオ信号をディジタル信
号に変換する。このA/D変換器11には第1、第2、
第3、第4、第5及び第6のメモリM1 、M2 、M3 、
M4 、M5 、M6 がそれぞれ接続されている。このメモ
リM1 〜M6 はヘッドA〜Fに対応した6個(N個)で
あって、少なくとも1コマ(1フィールド)のデータを
格納する容量をそれぞれ有する。入力端子10に接続さ
れた同期信号分離回路12は垂直同期信号を分離する。
同期信号分離回路12に接続された書き込みメモリ選択
回路13は、垂直同期信号に応答して第1〜第6のメモ
リM1 〜M6 に対するデータの書き込みを1フィールド
単位で切替制御する。書き込みクロック発生回路14
は、ビデオ信号のデータをリアルタイムで書き込むため
の書き込みクロック信号を発生し、これを書き込みモー
ド時に各メモリM1 〜M6 に送る。なお、書き込みメモ
リ選択回路13と書き込みクロック発生回路14が書き
込み制御手段として機能する。書き込みクロック発生回
路14に接続された読み出しクロック発生回路15は書
き込みクロックの周波数を1/3に低減して読み出しク
ロックを第1〜第6のメモリM1 〜M6 に与える。読み
出しクロック発生回路15と共に読み出し制御手段を構
成する読み出しメモリ選択回路16はメモリM1 〜M6
の読み出しを指定する信号を発生する。第1及び第4の
メモリM1 、M4 は第1のD/A(ディジタル・アナロ
グ)変換器17に接続され、第2及び第5のメモリM2
、M5 は第2のD/A変換器18に接続され、第3及
び第6のメモリM3 、M6 は第3のD/A変換器19に
接続されている。第1、第2及び第3のD/A変換器1
7、18、19には第1、第2及び第3のFM(周波数
変調)回路20、21、22を介して第1、第2及び第
3の記録増幅器23、24、25に接続されている。第
1の記録増幅器23には第1及び第4のヘッドA、Dが
接続され、第2の記録増幅器24には第2及び第5のヘ
ッドB、Eが接続され、第3の記録増幅器25には第3
及び第6のヘッドC、Fが接続されている。なお、図2
においてロータリトランス及び再生回路が省略されてい
る。また、D/A変換器17〜19、FM回路20〜2
2、記録増幅器23〜25を2つのヘッドで共用しない
で、各ヘッドに独立に設けることもできる。
【0010】次に、図3及び図4を参照して高速ビデオ
信号の記録方法を説明する。図3はA/D変換器11か
ら出力するディジタルビデオ信号のフィールド単位の配
列を示す。ここに付されている1〜17はフィールド
(コマ)番号を示す。この実施例では毎秒250コマ
(フィールド)の速度でビデオ信号が入力するので、1
フィールド(1コマ)の時間長は4msec である。図3
(B)〜(G)は第1〜第6のメモリM1 〜M6 の書き
込み期間と読み出し期間とを示す。書き込み期間はW1
〜W12で示され、読み出し期間はR1 〜R12で示されて
いる。なお、W1 〜W12及びR1 〜R12の添字はビデオ
信号のフィールド番号に対応している。メモリM1 〜M
6 の書き込み期間W1 〜W12の長さは1フィールドの時
間長(4msec )であり、ビデオ信号は第1〜第6のメ
モリM1 〜M6 に順次に且つ繰返して書き込まれる。メ
モリM1 〜M6 からの読み出し期間R1 〜R12にはそれ
ぞれ書き込み期間の直後に配置され、3フィールドの時
間長12msec を有する。従って、メモリM1 〜M6 の
データは書き込み時間の3倍に時間軸延長されて読み出
される。なお、第1、第2及び第3のメモリM1 、M2
、M3 の順次の読み出しの終了に続いて第4、第5、
及び第6のメモリM4 、M5 、M6 の読み出しが順次に
行われるように時間設定されている。従って、第1〜第
3のメモリM1 〜M3 と第4〜第6のメモリM4 〜M6
とが第1〜第3のD/A変換器17〜19に共通接続さ
れているが、同時に2つのメモリの出力データが入力す
ることはない。
【0011】図4(B)は図1〜図3に示した方式でテ
ープ3にビデオ信号を記録した時に生じるトラックフォ
ーマットを示す。この図4(B)におけるトラックTA
、TB 、TC 、TD 、TE 、TF は第1〜第6のヘッ
ドA〜Fによる走査で生じたトラックである。各トラッ
クTA 〜TF の長さは12msec であって、図3におけ
るメモリ読み出し期間R1 〜R12の長さと同一である。
本実施例ではドラム1回転中に6本のトラックTA 〜T
F が形成される。なお、テープ3の走行速度は59.7
5msec である。本実施例の方式と従来の方式との相違
を明確にするために、図4(A)に従来の8mmVTRの
トラックフォーマットが示されている。図4(A)
(B)の比較から明らかなようにトラックピッチは共に
0.239mmである。
【0012】図4(B)のテープ3のビデオ信号を再生
する時には、テープ3を8mmVTRの標準速度14.3
45mm/sで走行させ、ドラム1の回転数も8mmVTR
の標準速度の30rps として、例えば第1及び第4のヘ
ッドA、Dから成る一対ヘッドでトラックTA 〜TF を
順次に走査する。この再生時のテープ走行速度は記録時
と異なるために、走査トラックの角度の違いが生じる。
従って、再生時には図1のトラッキング制御装置7によ
ってダイナミックトラッキングをかけてトラック角度の
違いを補正する。この再生時には8mmVTR標準再生
の4.17分の1のスローモーション画面が得られる。
解析のためには、再生出力をフレーム毎にメモリに取り
込み、任意のスロー速度画面を得る。又はテープ3の走
行速度を落してスロー再生することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるVTRを示すブロック
図である。
【図2】図1の記録再生回路の記録部とヘッドとの関係
を示すブロック図である。
【図3】図2のビデオ信号とメモリにおける書き込み及
び読み出しのタイミングを示す図である。
【図4】従来方式と本実施例の方式におけるトラックフ
ォーマットを示す平面図である。
【符号の説明】
A〜F ビデオヘッド M1 〜M6 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7734−5C H04N 5/92 D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一円周上にN/2対(但し、Nは4以
    上の偶数)が生じるように配置されたN個の磁気ヘッド
    と、 前記N個の磁気ヘッドを回転するためのヘッド回転手段
    と、 前記N個の磁気ヘッドが1回転する期間の走査によって
    N本の斜めトラックが生じるように磁気テープを走行さ
    せるテープ走行装置と、 前記N個の磁気ヘッドに接続された記録回路とから成
    り、 前記記録回路が、 フィールド単位でビデオ信号を順次に入力するためのビ
    デオ信号入力端子と、 ディジタル化ビデオ信号を得るために前記入力端子に接
    続されたアナログ・ディジタル変換手段と、 前記アナログ・ディジタル変換手段にそれぞれ接続され
    且つ少なくとも1フィールドのデータの記憶容量をそれ
    ぞれ有しているN個のメモリと、 前記N個のメモリに前記ディジタル化ビデオ信号をフィ
    ールド単位で順次に書き込むための書き込み制御手段
    と、 対の磁気ヘッドの読み出し期間が重複しないように前記
    N個のメモリからディジタル化ビデオ信号を時間軸伸長
    して順次に読み出すための読み出し制御手段と、 前記N個のメモリから読み出されたディジタル化ビデオ
    信号をアナログビデオ信号に変換するための少なくとも
    N/2個のディジタル・アナログ変換手段と、 前記N個のメモリの出力に対応するアナログビデオ信号
    を周波数変調して前記N個の磁気ヘッドにフィールド単
    位で順次に供給する少なくともN/2個の周波数変調記
    録手段とから成ることを特徴とする斜め走査型ビデオテ
    ープレコーダ。
JP5247490A 1993-09-08 1993-09-08 斜め走査型ビデオテ−プレコ−ダ Pending JPH0779400A (ja)

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