JPH0644812B2 - デイジタル信号再生装置 - Google Patents
デイジタル信号再生装置Info
- Publication number
- JPH0644812B2 JPH0644812B2 JP59031079A JP3107984A JPH0644812B2 JP H0644812 B2 JPH0644812 B2 JP H0644812B2 JP 59031079 A JP59031079 A JP 59031079A JP 3107984 A JP3107984 A JP 3107984A JP H0644812 B2 JPH0644812 B2 JP H0644812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- speed
- data
- video signal
- reproduction
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/22—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions
- G11B20/225—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions for reducing wow or flutter
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデイジタル信号再生装置に関し、特に回転ヘツ
ドによつてテープ上に音声デイジタル信号を記録再生す
る情報記録再生装置に適用して好適なものである。
ドによつてテープ上に音声デイジタル信号を記録再生す
る情報記録再生装置に適用して好適なものである。
この種の情報記録再生装置としていわゆるデイジタルビ
デオテープレコーダ(デイジタルVTR)が提案されて
いる。
デオテープレコーダ(デイジタルVTR)が提案されて
いる。
このデイジタルVTRは標準速度で走行するテープに対
して一定速度で回転する回転ヘツドを斜めに走査させる
ことによつてテープ上にPCM符号化された映像信号を
記録再生するようになされ、高密度記録した映像データ
を高い精度で再生し得る利点を持つている。
して一定速度で回転する回転ヘツドを斜めに走査させる
ことによつてテープ上にPCM符号化された映像信号を
記録再生するようになされ、高密度記録した映像データ
を高い精度で再生し得る利点を持つている。
一方音声信号についてテープとの相対速度が速い回転ヘ
ツドを用いて同様にPCM符号化された音声デイジタル
信号を時間軸圧縮して記録することによつてビデオヘツ
ドによつて音声信号を記録再生するようにしたデイジタ
ルVTRが提案されている。
ツドを用いて同様にPCM符号化された音声デイジタル
信号を時間軸圧縮して記録することによつてビデオヘツ
ドによつて音声信号を記録再生するようにしたデイジタ
ルVTRが提案されている。
一方、放送局の送出用VTRの場合には、すでに完成さ
れている番組を所定の時間内に収めるように、番組(テ
ープ)の再生速度を僅かに変更する必要がある場合があ
る。その場合VTRの再生(これをプログラム再生と呼
ぶ)によつて再生された情報の内容が不自然にならない
ように工夫する必要がある。
れている番組を所定の時間内に収めるように、番組(テ
ープ)の再生速度を僅かに変更する必要がある場合があ
る。その場合VTRの再生(これをプログラム再生と呼
ぶ)によつて再生された情報の内容が不自然にならない
ように工夫する必要がある。
その対策として映像信号を可変速再生する際にいわゆる
ダイナミツクトラツキング機能を回転ヘツドに持たせて
テープ速度が速くなつたとき所定の間隔ごとに回転ヘツ
ドの動作をジヤンプさせることによつてフレーム又はフ
イールド信号の削除を行ない、又はテープ速度が遅くな
つた場合には同じフレーム又はフイールド信号を所定回
数だけ繰返し再生することによつて再生時間の短縮又は
引延ばしを行なうような方法が考えられている。
ダイナミツクトラツキング機能を回転ヘツドに持たせて
テープ速度が速くなつたとき所定の間隔ごとに回転ヘツ
ドの動作をジヤンプさせることによつてフレーム又はフ
イールド信号の削除を行ない、又はテープ速度が遅くな
つた場合には同じフレーム又はフイールド信号を所定回
数だけ繰返し再生することによつて再生時間の短縮又は
引延ばしを行なうような方法が考えられている。
ところがかかる映像信号についての可変速再生の手法を
そのまま回転ヘツドを用いて記録再生する音声信号を可
変速再生する場合に適用し得ない問題がある。すなわち
本来音声信号の構成はフレーム又はフイールドのような
所定の情報量で区切られているような構成をもつておら
ず、一部の信号を繰返し再生したり又は削除した場合に
は再生音に音の跳が生ずる不自然さが出てしまう性質を
持つているからである。
そのまま回転ヘツドを用いて記録再生する音声信号を可
変速再生する場合に適用し得ない問題がある。すなわち
本来音声信号の構成はフレーム又はフイールドのような
所定の情報量で区切られているような構成をもつておら
ず、一部の信号を繰返し再生したり又は削除した場合に
は再生音に音の跳が生ずる不自然さが出てしまう性質を
持つているからである。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、音声信号
が持つている性質を損うことなく可変速再生し得るデイ
ジタル信号再生装置を提供しようとするものである。
が持つている性質を損うことなく可変速再生し得るデイ
ジタル信号再生装置を提供しようとするものである。
かかる目的を達成するため本発明においては、可変速指
令信号の内容に応じてテープの走行速度及び回転ヘツド
の走査速度を互いに比例関係を保たせながら変更制御す
ることによつてテープ上に記録されている音声データ、
映像データを過不足なくピツクアツプし、当該再生音声
データをそのまま音声信号に復調し、また再生映像デー
タに可変速指令信号の内容に応じたフイールド又はフレ
ーム単位のデータを挿入又は削除して所定のデータ速度
の映像信号に復調するようにする。
令信号の内容に応じてテープの走行速度及び回転ヘツド
の走査速度を互いに比例関係を保たせながら変更制御す
ることによつてテープ上に記録されている音声データ、
映像データを過不足なくピツクアツプし、当該再生音声
データをそのまま音声信号に復調し、また再生映像デー
タに可変速指令信号の内容に応じたフイールド又はフレ
ーム単位のデータを挿入又は削除して所定のデータ速度
の映像信号に復調するようにする。
以下図面について本発明の一実施例を詳述する。図にお
いて1はキヤプスタンモータ2によつて駆動されるキヤ
プスタン3により走行されるテープで、回転ドラム装置
に装着された回転ヘツドを有するスキヤナ4によつてヘ
ツドがテープ1を斜めに横切りながらテープ1上に記録
されている記録トラツクを走査することにより、記録ト
ラツク上のデータをピツクアツプするようになされてい
る。
いて1はキヤプスタンモータ2によつて駆動されるキヤ
プスタン3により走行されるテープで、回転ドラム装置
に装着された回転ヘツドを有するスキヤナ4によつてヘ
ツドがテープ1を斜めに横切りながらテープ1上に記録
されている記録トラツクを走査することにより、記録ト
ラツク上のデータをピツクアツプするようになされてい
る。
また5はタイミング信号発生回路で外部基準同期信号
(ステーシヨン同期信号が用いられる)に相当する周期
の基準位相信号S1がキヤプスタンサーボ回路6に基準
信号として与えられ、制御信号ヘツド7からピツクアツ
プされた制御信号(CTL信号)S2と比較され、その
位相差に対応するサーボ出力S3をキヤプスタンモータ
2に与えることによつてキヤプスタン3従つてテープ1
を基準位相信号S1の位相にロツクさせた状態で走行駆
動させ得るようになされている。
(ステーシヨン同期信号が用いられる)に相当する周期
の基準位相信号S1がキヤプスタンサーボ回路6に基準
信号として与えられ、制御信号ヘツド7からピツクアツ
プされた制御信号(CTL信号)S2と比較され、その
位相差に対応するサーボ出力S3をキヤプスタンモータ
2に与えることによつてキヤプスタン3従つてテープ1
を基準位相信号S1の位相にロツクさせた状態で走行駆
動させ得るようになされている。
なおキヤプスタンサーボ回路6にはトラツキング制御信
号S4が与えられ、これによりテープ1の基準位相信号
S1へのロツク位相を必要に応じてずらせることができ
るようになされている。
号S4が与えられ、これによりテープ1の基準位相信号
S1へのロツク位相を必要に応じてずらせることができ
るようになされている。
同様にスキヤナサーボ回路8にはタイミング信号発生回
路5において外部基準同期信号SSに対応する周期の基
準位相信号S5が与えられ、これがスキヤナ4に設けら
れた位相検出器の検出出力PGと比較され、その偏差出
力に相当するサーボ出力S6によつてスキヤナ4が駆動
制御され、これによりスキヤナ4の回転位相が基準位相
信号S5に位相ロツクした状態でスキヤナ4が回転駆動
される。
路5において外部基準同期信号SSに対応する周期の基
準位相信号S5が与えられ、これがスキヤナ4に設けら
れた位相検出器の検出出力PGと比較され、その偏差出
力に相当するサーボ出力S6によつてスキヤナ4が駆動
制御され、これによりスキヤナ4の回転位相が基準位相
信号S5に位相ロツクした状態でスキヤナ4が回転駆動
される。
このようにキヤプスタン3及びスキヤナ4は外部基準同
期信号SSに同期して互いに比例関係を保つて回転駆動
され、かくしてテープ1が基準速度で走行されていると
きスキヤナ4によつてテープ1上に形成された記録トラ
ツクを走査できるようになされている。
期信号SSに同期して互いに比例関係を保つて回転駆動
され、かくしてテープ1が基準速度で走行されていると
きスキヤナ4によつてテープ1上に形成された記録トラ
ツクを走査できるようになされている。
かくしてテープ1上の記録トラツクから回転ヘツドによ
つてピツクアツプされた情報信号S11は再生信号入力回
路11において波形等化処理された後スライス処理されて
2値信号に変換され、その結果再生信号入力回路11の出
力端に再生入力データ信号VINが送出される。
つてピツクアツプされた情報信号S11は再生信号入力回
路11において波形等化処理された後スライス処理されて
2値信号に変換され、その結果再生信号入力回路11の出
力端に再生入力データ信号VINが送出される。
再生入力データ信号VINのうち映像信号データ部分が発
生すると、そのタイミングでタイミング信号発生回路5
から送出されるゲート信号S12によつてそれぞれゲート
を開く映像信号クロツク抽出回路12及び映像信号データ
復調回路13に入力される。そのうち映像信号クロツク信
号は抽出回路12において抽出されてデータ復調回路13に
クロツク信号S13を与え、これにより再生入力データ信
号VINのうち映像信号データがデータ復調回路13に順次
取込まれて行く。
生すると、そのタイミングでタイミング信号発生回路5
から送出されるゲート信号S12によつてそれぞれゲート
を開く映像信号クロツク抽出回路12及び映像信号データ
復調回路13に入力される。そのうち映像信号クロツク信
号は抽出回路12において抽出されてデータ復調回路13に
クロツク信号S13を与え、これにより再生入力データ信
号VINのうち映像信号データがデータ復調回路13に順次
取込まれて行く。
データ復調回路13はエラー制御回路を含んでなり、順次
取込まれてくる再生入力データ信号に基づいてそのエラ
ーの訂正ないし修整をしながら映像信号データに復調し
て行き、その結果得られる映像信号データS14をフレー
ムシンクロナイザ14に送出する。フレームシンクロナイ
ザ14は映像信号クロツク抽出回路12において抽出された
映像信号クロツクS13を書込パルスとして受けるメモリ
でなり、映像信号データS14を映像信号クロツクS13の
速度(この速度はスキヤナ4の回転ヘツドの走査速度に
比例している)でフレームシンクロナイザ14に書込まれ
て行くことになる。
取込まれてくる再生入力データ信号に基づいてそのエラ
ーの訂正ないし修整をしながら映像信号データに復調し
て行き、その結果得られる映像信号データS14をフレー
ムシンクロナイザ14に送出する。フレームシンクロナイ
ザ14は映像信号クロツク抽出回路12において抽出された
映像信号クロツクS13を書込パルスとして受けるメモリ
でなり、映像信号データS14を映像信号クロツクS13の
速度(この速度はスキヤナ4の回転ヘツドの走査速度に
比例している)でフレームシンクロナイザ14に書込まれ
て行くことになる。
フレームシンクロナイザ14には読出クロツクS15として
外部基準同期信号SSと同じ速度の読出クロツクS15が
タイミング信号発生回路5から与えられ、これによりフ
レームシンクロナイザ14に順次書込まれてくる映像信号
データが外部基準同期信号SSと同期した速度で再生出
力データ信号VOUTとして送出される。
外部基準同期信号SSと同じ速度の読出クロツクS15が
タイミング信号発生回路5から与えられ、これによりフ
レームシンクロナイザ14に順次書込まれてくる映像信号
データが外部基準同期信号SSと同期した速度で再生出
力データ信号VOUTとして送出される。
この実施例の場合再生出力データ信号VOUTはデイジタ
ル−アナログ変換回路15においてアナログ信号に変換さ
れた後出力ビデオ信号Vとして送出されると共に、直接
デイジタル映像信号DVとしても送出される(この信号
は例えば他のデイジタルVTRに対する入力信号として
用いられる)。
ル−アナログ変換回路15においてアナログ信号に変換さ
れた後出力ビデオ信号Vとして送出されると共に、直接
デイジタル映像信号DVとしても送出される(この信号
は例えば他のデイジタルVTRに対する入力信号として
用いられる)。
また再生信号入力回路11の出力端に得られる再生入力デ
ータ信号VINが音声信号データ部分になると、そのタイ
ミングでタイミング信号発生回路5から送出されるゲー
ト信号S21によつてそれぞれゲートを開く音声信号クロ
ツク抽出回路21及び音声信号データ復調回路22に入力さ
れる。従つて音声信号クロツク抽出回路21は再生入力デ
ータ信号VINに含まれる音声信号クロツク信号S22を抽
出して音声信号データ復調回路22に与えて音声信号デー
タをデータ復調回路22に順次取込んで行くようになされ
ている。
ータ信号VINが音声信号データ部分になると、そのタイ
ミングでタイミング信号発生回路5から送出されるゲー
ト信号S21によつてそれぞれゲートを開く音声信号クロ
ツク抽出回路21及び音声信号データ復調回路22に入力さ
れる。従つて音声信号クロツク抽出回路21は再生入力デ
ータ信号VINに含まれる音声信号クロツク信号S22を抽
出して音声信号データ復調回路22に与えて音声信号デー
タをデータ復調回路22に順次取込んで行くようになされ
ている。
ここでデータ復調回路22はエラー制御回路を含んでな
り、取込まれてくる再生入力データ信号に基づいてその
誤り訂正ないし修整を行なつた後音声信号データS23を
時間軸制御回路23に送出する。
り、取込まれてくる再生入力データ信号に基づいてその
誤り訂正ないし修整を行なつた後音声信号データS23を
時間軸制御回路23に送出する。
時間軸制御回路23は音声信号クロツクS22を書込クロツ
クとして受けるメモリでなり、音声信号データS23を音
声信号クロツクS22の速度(これはスキヤナ4の回転ヘ
ツドの走査速度に対応している)で音声信号データS23
が時間軸制御回路23に書込まれて行くことになる。これ
に加えて時間軸制御回路23にはタイミング信号発生回路
5において発生される読出クロツクS24が与えられ、こ
れにより時間軸制御回路23に取込まれてくる音声信号デ
ータS23が読出クロツクS24の速度で順次読出されるこ
とによつて時間軸補正制御及び時間軸伸長制御されてな
る音声再生データ信号AOUTが送出される。
クとして受けるメモリでなり、音声信号データS23を音
声信号クロツクS22の速度(これはスキヤナ4の回転ヘ
ツドの走査速度に対応している)で音声信号データS23
が時間軸制御回路23に書込まれて行くことになる。これ
に加えて時間軸制御回路23にはタイミング信号発生回路
5において発生される読出クロツクS24が与えられ、こ
れにより時間軸制御回路23に取込まれてくる音声信号デ
ータS23が読出クロツクS24の速度で順次読出されるこ
とによつて時間軸補正制御及び時間軸伸長制御されてな
る音声再生データ信号AOUTが送出される。
この実施例の場合音声再生データ信号AOUTはデイジタ
ル−アナログ変換回路24において音声信号Aに変換され
る。
ル−アナログ変換回路24において音声信号Aに変換され
る。
またこの実施例の場合時間軸制御回路23の出力端に得ら
れる音声再生データ信号AOUTがレートコンバータ25に
与えられ、時間軸制御回路23に対する読出クロツクS24
を書込クロツクとして用いることによつて音声再生デー
タ信号AOUTをレートコンバータ25に読込んで行くと共
に、タイミング信号発生回路5において所定の速度(例
えば48〔kHz〕)の読出クロツクS25によつて読出すよ
うになされ、これにより音声再生データ信号AOUTをレ
ートコンバータ25において再サンプルして速度変換して
なるデイジタル音声信号DAを得るようになされてい
る。
れる音声再生データ信号AOUTがレートコンバータ25に
与えられ、時間軸制御回路23に対する読出クロツクS24
を書込クロツクとして用いることによつて音声再生デー
タ信号AOUTをレートコンバータ25に読込んで行くと共
に、タイミング信号発生回路5において所定の速度(例
えば48〔kHz〕)の読出クロツクS25によつて読出すよ
うになされ、これにより音声再生データ信号AOUTをレ
ートコンバータ25において再サンプルして速度変換して
なるデイジタル音声信号DAを得るようになされてい
る。
以上の構成において、可変速指令信号PRがタイミング
信号発生回路5に与えられると、キヤプスタンサーボ回
路6及びスキヤナサーボ回路8に与えられる基準位相信
号S1及びS5の周波数が外部基準同期信号SSに対応
する周波数から可変速指令信号PRによつて指令された
可変速度の分だけ増減するようにタイミング信号発生回
路5において制御され、これによりスキヤナ4の回転ヘ
ツドの走査速度及びキヤプスタン3の回転速度が比例的
に変更制御され、かくしてテープ1の走行速度が可変速
指令信号PRの内容に応じて可変速されると共に、これ
に応じてスキヤナ4の回転ヘツドの走査速度が変更制御
されるようになるので、回転ヘツドは基準走行モード時
と同様にテープ1上に形成された記録トラツク上を走査
することになる。
信号発生回路5に与えられると、キヤプスタンサーボ回
路6及びスキヤナサーボ回路8に与えられる基準位相信
号S1及びS5の周波数が外部基準同期信号SSに対応
する周波数から可変速指令信号PRによつて指令された
可変速度の分だけ増減するようにタイミング信号発生回
路5において制御され、これによりスキヤナ4の回転ヘ
ツドの走査速度及びキヤプスタン3の回転速度が比例的
に変更制御され、かくしてテープ1の走行速度が可変速
指令信号PRの内容に応じて可変速されると共に、これ
に応じてスキヤナ4の回転ヘツドの走査速度が変更制御
されるようになるので、回転ヘツドは基準走行モード時
と同様にテープ1上に形成された記録トラツク上を走査
することになる。
しかしこのときの回転ヘツドの走査速度は可変速指令信
号PRの内容に応じて増速又は減速されることになる。
この状態になると映像信号データ復調回路13を介してフ
レームシンクロナイザ14への映像信号データS14の書込
み速度はスキヤナ4の回転ヘツドの可変速度に応じた速
度で書込まれて行くことになるのに対して、フレームシ
ンクロナイザ14に対する読出クロツク信号S15の速度は
外部基準同期信号SSの速度と同期するように固定され
ているので、フレームシンクロナイザ14は書込クロツク
S13及び読出クロツクS14の速度差に応じて取込んだ映
像信号データS14の一部のデータを削除し又は繰返し読
出すことによつて挿入する動作を行なうことになる。そ
の結果再生出力データ信号VOUTは外部同期信号SSに
同期しかつ可変速指令信号PRによつて再生時間が短縮
された場合にはこれに応じたデータ量をフイールド又は
フレーム単位で削除し、又は延長されたときにはこれに
応じたデータ量をフイールド又はフレーム単位で挿入し
てなる映像信号VOUTを得ることができることになる。
号PRの内容に応じて増速又は減速されることになる。
この状態になると映像信号データ復調回路13を介してフ
レームシンクロナイザ14への映像信号データS14の書込
み速度はスキヤナ4の回転ヘツドの可変速度に応じた速
度で書込まれて行くことになるのに対して、フレームシ
ンクロナイザ14に対する読出クロツク信号S15の速度は
外部基準同期信号SSの速度と同期するように固定され
ているので、フレームシンクロナイザ14は書込クロツク
S13及び読出クロツクS14の速度差に応じて取込んだ映
像信号データS14の一部のデータを削除し又は繰返し読
出すことによつて挿入する動作を行なうことになる。そ
の結果再生出力データ信号VOUTは外部同期信号SSに
同期しかつ可変速指令信号PRによつて再生時間が短縮
された場合にはこれに応じたデータ量をフイールド又は
フレーム単位で削除し、又は延長されたときにはこれに
応じたデータ量をフイールド又はフレーム単位で挿入し
てなる映像信号VOUTを得ることができることになる。
これに対して再生信号出力回路11に得られる再生入力デ
ータ信号VINのうち音声データ信号は音声信号データ復
調回路22を介してスキヤナ4の回転速度に比例した速度
で時間軸制御回路23に取込まれて行き、この取込まれた
データがタイミング信号発生回路5に与えられる可変速
指令信号PRの内容に応じた速度をもつ読出クロツクS
24によつて読出されて行く。従つて時間軸制御回路23の
出力端には可変速指令信号PRによつて指令された速度
でテープ1上に記録されている音声データが過不足なく
再生復調されることになる。従つてこの音声再生データ
信号AOUTに基づいて得られる音声出力信号Aはタイミ
ング信号発生回路5に与えられる外部基準同期信号SS
によつて決まるピツチを、可変速指令信号PRに相当す
る分だけ変更されるが、音声信号の内容としては音の跳
びなどの不連続部分をもたない自然な音声信号を得るこ
とができることになる。
ータ信号VINのうち音声データ信号は音声信号データ復
調回路22を介してスキヤナ4の回転速度に比例した速度
で時間軸制御回路23に取込まれて行き、この取込まれた
データがタイミング信号発生回路5に与えられる可変速
指令信号PRの内容に応じた速度をもつ読出クロツクS
24によつて読出されて行く。従つて時間軸制御回路23の
出力端には可変速指令信号PRによつて指令された速度
でテープ1上に記録されている音声データが過不足なく
再生復調されることになる。従つてこの音声再生データ
信号AOUTに基づいて得られる音声出力信号Aはタイミ
ング信号発生回路5に与えられる外部基準同期信号SS
によつて決まるピツチを、可変速指令信号PRに相当す
る分だけ変更されるが、音声信号の内容としては音の跳
びなどの不連続部分をもたない自然な音声信号を得るこ
とができることになる。
これに対して音声出力信号Aのデータレート(サンプリ
ング周波数)を変更したい場合にはレートコンバータ25
の出力DAを用いればよい。この場合レートコンバータ
25は上述の場合と同様に時間軸制御回路23の出力端に可
変速指令信号PRの内容に対応したデータ速度でテープ
1に記録されている音声データが余す所なく再生復調さ
れているのに対して、読出クロツクS25の速度を書込ク
ロツクS24に対して変更するようになされているので、
その差に相当する分だけ変換出力信号DAのピツチが変
更されることになる。
ング周波数)を変更したい場合にはレートコンバータ25
の出力DAを用いればよい。この場合レートコンバータ
25は上述の場合と同様に時間軸制御回路23の出力端に可
変速指令信号PRの内容に対応したデータ速度でテープ
1に記録されている音声データが余す所なく再生復調さ
れているのに対して、読出クロツクS25の速度を書込ク
ロツクS24に対して変更するようになされているので、
その差に相当する分だけ変換出力信号DAのピツチが変
更されることになる。
なお上述においてはテープ上に形成された記録トラツク
に音声信号データ及び映像信号データを時分割的に記録
するようにした場合の実施例について述べたが、音声信
号データを映像信号データとは別個の記録トラツク上に
記録するようにしても上述の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
に音声信号データ及び映像信号データを時分割的に記録
するようにした場合の実施例について述べたが、音声信
号データを映像信号データとは別個の記録トラツク上に
記録するようにしても上述の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
また上述においては音声信号及び映像信号の両方を同時
に再生するようにした実施例について述べたが、映像信
号データが記録されていないテープ1については、上述
の音声信号データの再生系だけを設けておけばよく、こ
のようにしても上述の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
に再生するようにした実施例について述べたが、映像信
号データが記録されていないテープ1については、上述
の音声信号データの再生系だけを設けておけばよく、こ
のようにしても上述の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
以上のように本発明によれば、テープの走行速度及び回
転ヘツドの走査速度を互いに比例するように可変速指令
信号の内容に応じて基準速度から変更するようにしたこ
とによつて記録トラツクに記録されている音声信号デー
タ、映像信号データを過不足なくピツクアツプできるこ
とになり、そのうち音声信号データについてはそのまま
の速度で音声信号に復調するようにしたので再生された
音声信号には音の跳びなどの不自然さを生じさせないよ
うにし得る。
転ヘツドの走査速度を互いに比例するように可変速指令
信号の内容に応じて基準速度から変更するようにしたこ
とによつて記録トラツクに記録されている音声信号デー
タ、映像信号データを過不足なくピツクアツプできるこ
とになり、そのうち音声信号データについてはそのまま
の速度で音声信号に復調するようにしたので再生された
音声信号には音の跳びなどの不自然さを生じさせないよ
うにし得る。
またこれと同時にテープ上から映像信号データを再生す
る場合には再生された映像信号として基準の同期信号に
同期しかつ再生時間が可変速指令信号の内容に応じて短
縮又は延長した信号を容易に得ることができる。
る場合には再生された映像信号として基準の同期信号に
同期しかつ再生時間が可変速指令信号の内容に応じて短
縮又は延長した信号を容易に得ることができる。
図は本発明によるデイジタル信号再生装置の一実施例を
示すブロツク図である。 1…テープ、2…キヤプスタンモータ、4…スキヤナ、
5…タイミング信号発生回路、6,8…サーボ回路、11
…再生信号入力回路、12…映像信号クロツク抽出回路、
13…映像信号データ復調回路、14…フレームシンクロナ
イザ、21…音声信号クロツク抽出回路、22…音声信号デ
ータ復調回路、23…時間軸制御回路、25…レートコンバ
ータ。
示すブロツク図である。 1…テープ、2…キヤプスタンモータ、4…スキヤナ、
5…タイミング信号発生回路、6,8…サーボ回路、11
…再生信号入力回路、12…映像信号クロツク抽出回路、
13…映像信号データ復調回路、14…フレームシンクロナ
イザ、21…音声信号クロツク抽出回路、22…音声信号デ
ータ復調回路、23…時間軸制御回路、25…レートコンバ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93 Z 4227−5C
Claims (1)
- 【請求項1】回転ヘツドによつてテープを走査して斜め
の記録トラツクから映像信号及び音声信号を再生するよ
うになされたデイジタル信号再生装置において、 任意の再生速度を示す速度指示信号に基づいて上記回転
ヘツドの走査速度と上記テープの走行速度とが互いに比
例関係を保つように上記回転ヘツド及び上記テープを駆
動する駆動手段と、 上記回転ヘツドにて再生された再生信号から上記映像信
号及び上記音声信号を復調する復調手段と、 該復調手段によつて復調された上記映像信号が供給さ
れ、基準の再生速度と上記速度指示信号によつて示され
る再生速度との関係に基づいてフイールド又はフレーム
単位の映像信号を挿入又は削除することにより、上記復
調手段によつて復調された上記映像信号を基準のフイー
ルド又はフレーム周波数の映像信号に変換する変換手段
と を具え、上記復調手段によつて復調された音声信号及び
上記変換手段によつて変換された映像信号をそれぞれ出
力音声信号及び出力映像信号として外部に出力すること
を特徴とするデイジタル信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59031079A JPH0644812B2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | デイジタル信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59031079A JPH0644812B2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | デイジタル信号再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60175258A JPS60175258A (ja) | 1985-09-09 |
JPH0644812B2 true JPH0644812B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=12321417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59031079A Expired - Lifetime JPH0644812B2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | デイジタル信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644812B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62224174A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | Toshiba Corp | 磁気記録再生装置 |
JPS62224173A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | Toshiba Corp | 磁気記録再生装置 |
JP2695925B2 (ja) * | 1989-07-12 | 1998-01-14 | 株式会社日立製作所 | ディジタル画像信号の再生装置 |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP59031079A patent/JPH0644812B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60175258A (ja) | 1985-09-09 |
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