JPS5910349B2 - 2−カルボアルコキシアミノ−ベンズイミダゾリル−5(6)−スルホン酸−フェニルエステルの製造方法 - Google Patents

2−カルボアルコキシアミノ−ベンズイミダゾリル−5(6)−スルホン酸−フェニルエステルの製造方法

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JPS5910349B2
JPS5910349B2 JP50103562A JP10356275A JPS5910349B2 JP S5910349 B2 JPS5910349 B2 JP S5910349B2 JP 50103562 A JP50103562 A JP 50103562A JP 10356275 A JP10356275 A JP 10356275A JP S5910349 B2 JPS5910349 B2 JP S5910349B2
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acid
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デユベル デイ−テル
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/24Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2
    • C07D235/30Nitrogen atoms not forming part of a nitro radical
    • C07D235/32Benzimidazole-2-carbamic acids, unsubstituted or substituted; Esters thereof; Thio-analogues thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 5(6)一位にアルキル、アシル、フエノキシ及びフエ
ニルチオ基を有する2−カルボアルコキシ−アミノ−ベ
ンズイミダゾリル誘導体は駆虫剤として知られている(
Nature2l5、321(1967)及び西独公開
公報(DOS)第2029637号、同第216469
0号及び同第2363348号各明細書参照)。
本発明は式(1) 挙げられる。
置換分R2及びR3におけるハロゲン原子としては例え
ば弗素、塩素、臭素及び沃素などが挙げられる。特に好
ましいのは式(1)においてR1がメチルを意味し、R
2が水素を意味しそしてR3が水素、塩素、臭素、トリ
フルオロメチル、メチル、エチル、メトキシ又はエトキ
シを意味する化合物であり、その場合R3はフエニル環
の3位に存在するのが特に好ましい。
更に本発明は、式(2) (式中R2及びR3は式(1)の場合と同じ意味を有す
る)で表わされるo−フエニレンージアミン誘導体を(
a)式(3) (式中R1は式(1)の場合と同じ意味を有する)で表
わされるアルキル−S−メチル−チオ尿素カルボキシレ
ートと、又ぱ(b)式(4) (式中R1は式(1)の場合と同じ意味を有する)で表
わされるシアナミドカルボキシレートと、それぞれ1〜
6のPH範囲において縮合させるか、あるいは、(c)
式(5) (式中R1は前述の意味を有する)で表わされるN−ジ
クロロメチレン−カルバミド酸エステルと−10ロ〜+
40℃の温度で塩基の存在下に反応させるか、叉は(d
)式(6) 〔式中R1は式(1)に対して記載された意味を有し、
またR4及びR5は同一か又は異なりそして1〜4個の
C原子を有するアルキル残基、3〜5個のC原子を有す
るアルケニル残基、シクロヘキシル残基又は式(7)又
は(8)(式中Xは、相互に独立して、ハロゲン原子、
メチル基又はニトロ基を表わし、またnは011又は2
を意味する)で表わされる場合により置換されたフエニ
ル又はベンジル残基を意味し、あるいはR4及びR5は
結合して2個又は3個のメチレン基を含む環を形成する
こともできる〕で表わされるビス−アルキル一又はビス
−アリールチオ−メチレン−アミノ一蟻酸エステルと反
応させることを特徴とする式(1)(式中R1、R2及
びR3は前記の意味を有する)で表わされる2−カルボ
アルコキシ−アミノ−ベンズイミダゾール−5(6)ス
ルホン酸フエニルエステルの製造方法に関する。
反応の進行過程は次の図式により表わすことが※できる
。前言αa)による反応を実施するには、まず式(9)
のS−メチル−チオ尿素サルフエート及び式(11(式
中R1は式(1)の場合と同じ意味を有する)のクロ口
蟻酸エステルを水中で混合し、強塩基例えば25%苛性
ソーダ溶液を滴加し、その際温度は低温例えば約0℃に
保つのが好ましい。
形成される式(3)のアルキル−S−メチル−チオ尿素
カルボキシレートは単離する必要はない。式AIのクロ
ロ蟻酸エステルとしては例えばクロ口蟻酸メチルエステ
ル、クロロ蟻酸エチルエステル、クロロ蟻酸プロピルエ
ステル、クロロ蟻酸イソプロピルエステル、クロロ蟻酸
ブチルエステル、クロロ蟻酸イソブチルエステル、クロ
ロ蟻酸第3級ブチルエステルなどが挙げられる。
前述のようにして得られた反応混合物のPH域を次いで
、好ましくは2〜5の値に調節するが、これは有機酸例
えば酢酸又は乳酸の添加により行うのが都合がよい。
次いで、式(2)のo−フエニレンジアミン誘導体を遊
離塩基として、又は酸付加塩として、例えば塩酸塩とし
て添加する。後者の場合、有機酸のアルカリ液を緩衝剤
として添加するのが有利である場合もある。式(2)の
o−フエニレンジアミン誘導体としては、例えば3・4
−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−フエニルエステル3
・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−4−クロローフ
エニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸
−3−クロローフエニルエステル馨 3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−2ークロロー
フエニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン
酸−2・5−ジクロローフエニルエステル3・4−ジア
ミノ−ベンゼンスルホン酸−3・5−ジクロローフエニ
ルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−4
一プロモーフエニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼ
ンスルホン酸−3−プロモーフエニルエステル3・4−
ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−2ープロモーフエニル
エステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−4ー
メチルーフエニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼン
スルホン酸−3ーメチルーフエニルエステル3・4−ジ
アミノ−ベンゼンスルホン酸−2−メチルーフエニルエ
ステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−4−第
3級ブチルーフエニルエステル3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸−2・4−ジメチルーフエニルエステル
3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−2一汐口ロー
4−メチルーフエニルエステル3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸−2−クロロ−6−メチルーフエニルエ
ステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−3ーク
ロロ−4−メチルーフエニルエステル3・4−ジアミノ
−ベンゼンスルホン酸−3−クロロ−6−メチルーフエ
ニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−
4ークロロ−2−メチルーフエニルエステル3・4−ジ
アミノ−ベンゼンスルホン酸−4−クロロ−3−メチル
ーフエニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホ
ン酸−4−クロロ−3・5−ジメチルーフエニルエステ
ル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−3・5−ビ
ストリフルオロメチルーフエニルエステル3・4−ジア
ミノ−ベンゼンスルホン酸−4ーメトキシーフエニルエ
ステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−3−メ
トキシーフエニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼン
スルホン酸−2ーメトキシーフエニルエステル3・4−
ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−4一プロボキシーフエ
ニルエステル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−
4−イソプロポキシーフエニルエステル3・4−ジアミ
ノ−ベンゼンスルホン酸−4−ブトキシーフエニルエス
テル3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸−4ーイソ
ブトキシーフエニルエステルなどが挙げられる。
この反応相手の反応には、30〜100℃の温度が都合
がよく、反応時間は30分〜10時間であつてもよい。
副生物としてメチルメルカプタンが遊離する。式(1)
の2−カルボアルコキシアミノ−ベンズイミダゾリル−
5(6)−スルホン酸フエニルエステルの単離は常法に
より、例えば反応混合物を水で希釈しそして析出する生
成物を▲別することにより行なわれる。そのようにして
次の化合物が得られる。2−カルボメトキシアミノ−5
−ベンズイミダゾール−スルホン酸−フエニルエステル
2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−
4−クロローフエニルエステル2−カルボメトキシアミ
ノ−5−ベンズイミダゾール−3−クロローフエニルエ
ステル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾ
ール−2−クロローフエニルエステル2−カルボメトキ
シアミノ−5−ベンズイミダゾール−2・5−ジクロロ
ーフエニルエステル2−カルボメトキシアミノ−5−ベ
ンズイミダゾール−3●5−ジクロローフエニルエステ
ル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール
−4−プロモーフエニルエステル2−カルボメトキシア
ミノ−5−ベンズイミダゾール−3−プロモーフエニル
エステル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダ
ゾール−2−プロモーフエニルエステル2−カルボメト
キシアミノ−5−ベンズイミダゾール−4−メチルーフ
エニルエステル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズ
イミダゾール−3−メチルーフエニルエステル2−カル
ボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−2−メチ
ルーフエニルエステル2−カルボメトキシアミノ−5−
ベンズイミダゾール−4一第3級ブチルーフエニルエス
テル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾー
ル−2・4−ジメチルーフエニルエステル2−カルボメ
トキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−2−クロロ−
4−メチルーフエニルエステル2−カルボメトキシアミ
ノ−5−ベンズイミダゾール−2−クロロ−6−メチル
ーフエニルエステル2−カルボメトキシアミノ−5−ベ
ンズイミダゾール−3−クロロ−4−メチルーフエニル
エステル2−カルボメトキシアミノ−5−ペンズイミダ
ゾール一3−クロロ−6−メチルーフエニルエステル2
−カルポメトキシアミノ一5−ベンズイミダゾール−4
−クロロ−2−メチルーフエニルエステル2−カルボメ
トキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−4−クロロ−
3−メチルーフエニルエステル2−カルボメトキシアミ
ノ−5−ベンズイミダゾール−4−クロロ−3・5−ジ
メチルーフエニルエステル2−カルボメトキシアミノ−
5−ベンズイミダゾール−3・5−ビストリフルオロメ
チルーフエニルエステル2−カルボメトキシアミノ−5
−ベンズイミダゾール−4−メトキシーフエニルエステ
ル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール
−3−メトキシーフエニルエステル2−カルボメトキシ
アミノ−5−ベンズイミダゾール−2−メトキシーフエ
ニルエステル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−4−プロポキシーフエニルエステル2−カ
ルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−4−イ
ソプロポキシーフエニルエステル2−カルボメトキシア
ミノ−5−ベンズイミダゾール−4−ブトキシーフエニ
ルエステル2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミ
ダゾール−4−イソブトキシーフエニルエステル2−カ
ルボエトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−スルホ
ン酸−フエニルエステル2−カルボプロポキシアミノ一
5−ベンズイミダゾール−スルホン酸一フエニルエステ
ル2−カルボイソプロポキシアミノ一5−ベンズイミダ
ゾール−スルホン酸−フエニルエステル2−カルボブト
キシアミノ一5−ベンズイミダゾール−スルホン酸−フ
エニルエステル2−カルボイソブトキシアミノ一5−ベ
ンズイミダゾール−スルホン酸一フエニルエステル2−
カルボ−第3級ブトキシアミノ一5−ベンズイミダゾー
ル−スルホン酸一フエニルエステル前言αb)による反
応を実施するには、まず式帥のクロロ蟻酸エステル〔例
えば(a)による反応にも用いられているもの〕を、塩
好ましくはカルシウム塩の形のシアナミド(自)の水性
懸濁液へ添加し、その際反応温度を冷却により40〜6
0℃に保つ。
析出した暗色の副生物をr別後式(4)のシアナミドカ
ルボキシレートがその▲液中に得られる。そのようにし
て得られたシアナミドカルボキシレート(4)をo−フ
エニレンジアミン誘導体(2)と混合し、そしてその混
合物を、鉱酸例えば濃塩酸の添加により、1〜6のPH
値好ましくは2〜4に調節する。この反応に際しては、
その反応混合物を30〜100℃に保つのが都合がよく
、しかも0−フエニレンジアミン誘導体の反応性に応じ
て30分〜10時間保つのがよい。その反応混合物を冷
却後、析出した反応生成f!!!X1)を▲別及び洗浄
により単離する。0−フエニレンジアミン誘導体(2)
は遊離アミンとして前述の方法でアルキル−S−メチル
−チオ尿素カルボキシレート(3)と共に用いることが
でき、あるいは適当な無機又は有機酸、例えば塩酸、硫
酸、酢酸、しゆう酸等との酸付加塩の形でも用いること
ができる。
前言αc)による反応を実施するには、式(2)のoー
フエニレンージアミン誘導体1モルを塩基2モルの存在
下に式(5)のN−ジクロロメチレンカルバミン酸エス
テル1モルと反応させるのが都合がよい。
塩基としては例えばアルカリ又はアルカリ土類水酸化物
、炭酸塩及び炭酸水素塩、叉は第3級有機塩基などが挙
げられる。例えば、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウ
ム、トリエチルアミン、ピリジン及びメチル置換ピリジ
ンなどが挙げられる。式(5)のN−ジクロロメチレン
ーカルバミン酸エステルは、西独公開公報第19322
97号明細書に記載の方法に従つて、既知のジクロロメ
チレン−カルバミド酸クロリド及びアルコールから不活
性有機溶媒例えばエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、ベンゼン、トルエンなどの存在下に00〜40
℃の温度で製造することができる。
式(5)のN−ジクロロメチレンーカルバミン酸エステ
ルの例としては例えばN−ジクロロメチレンーカルバミ
ン酸のメチルエステル、エチルエステル、イソプロピル
エステル、プロピルエステル、n−ブチルエステル及び
第2級ブチルエステルなどが挙げられる。反応温度は広
い範囲にわたつて変化させることができる。
一般に、−10つ〜60℃好ましくは0〜30℃の範囲
が挙げられる。前記(d)による反応を実施するには、
式(2)のoーフエニレンージアミン誘導体1モルを式
(6)のビス−アルキル一又はビス−アリールチオ−メ
チレンアミノ一蟻酸エステル1モルと、不活性溶媒例え
ばテトラヒドロフラン、ジオキサン、イソプロピルエー
テル又はクロロホルム中で高められた温度好ましくは使
用溶媒の沸点で反応させるのが好都合である。
本発明方法においては、前記ビス−アルキル一又はアリ
ールチオ−メチレンアミノ一蟻酸エステルを、予め反応
容器内で、イミノージチオ炭酸エステルの塩酸塩から、
(a)による反応にも用いられたような式σO)のクロ
ロ蟻酸エステルの添加により製造することもできる。
この場合酸受容体を存在させる必要があるが、これは有
機塩基又は無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、重炭酸
ナトリウム又はトリエチルアミンなどであつてもよい。
反応媒質としては極性及び非極性溶媒、例えばエーテル
、アセトン、ジオキサン、水、ジメチルホルムアミド、
ベンゼン又はシクロヘキサンなどが適しており、またそ
の際、温度は20℃を超えないようにするのが有利であ
る。前記ビス−アルキル一又はビス−アリールチオ−メ
チレンアミノ一蟻酸エステルは相当するジチオ−イミノ
炭酸エステルを米国特許第3562290号明細書に記
載の方法に従つて式(代)のクロロ蟻酸エステルと反応
させることにより入手できる。
式(6)のビス−アルキル一又はビス−アリールチオ−
メチレンアミノ一蟻酸エステルの例としては、例えば次
のものが挙げられる。
ビス−メチルチオ−メチレン−アミノ一蟻酸一メチルエ
ステル、ビス−メチルチオ−メチレン−アミノ一蟻酸一
エチルエステル、ビス−メチルチオ−メチレン−アミノ
一蟻酸−プロピルエステル、ビス−メチルチオ−メチレ
ン−アミノ一蟻酸−イソプロピルエステル、ビス−メチ
ルチオ−メチレン−アミノ一蟻酸−ブチルエステル、ビ
ス−メチルチオ−メチレン−アミノ一蟻酸一第2級ブチ
ルエステル、ビス−ブチルチオ−メチレンアミノ一蟻酸
一メチルエステル、メチルチオ−ブチルチオ、−メチレ
ン−アミノ−蟻酸−メチルエステル、アリルチオ−シク
ロヘキシルチオ−メチレンアミノ−蟻酸−メチルエステ
ル、メチルチオーフエニルーチオーメチレンアミノ一蟻
酸−メチルエステル、メチルチオ一(3・4−ジクロロ
−ベンジル−チオ)−メチレンアミノ−蟻酸メチルエス
テル又はメチルチオ一(2−クロロ−4−メチルチオ)
ーメチレンアミノ−蟻酸メチルエステル。
反応(a)−{d)の出発物質として用いられる式(2
)の0−フエニレンジアミン誘導体は式5の相当するア
ミノニトロ誘導体を還元することにより得られる(ここ
でR2及びR3は式(1)の場合と同じ意味を有する)
この還元はラネーニツケル及び溶媒例えばメタノール又
はジメチルホルムアミドの存在下に20〜60℃の温度
で水素化するか、又は還元剤例えば亜ジチオン酸ナトリ
ウムなどで処理することにより行うことができる。式◎
のアミノ−ニトロ誘導体の方は、式Q(1(式中R2及
びR3は式(1)の場合と同じ意味を有する)の相当す
るクロロ−ニトロ誘導体を適当な溶媒例えばジオキサン
又はメタノール中で高められた温度及び高められた圧力
でアンモニアと反応させることにより得られる。
式lのクロロ−ニトロ化合物の方は、3−ニトロ−4−
クロロ−ベンゼンスルホン酸クロリド(自)を式(14
)(式中R2及びR3は式(1)の場合と同じ意味を有
する)のフエノールと、不活性溶媒中塩基例えばトリエ
チルアミンの存在下に反応させることによつて得られる
。本発明による2−カルボアルコキシアミノ−ベンズイ
ミダゾリル−5(6)−スルホン酸フエニルエステルは
価値ある化学療法剤であり、そして人及び動物の寄生虫
性疾病の撲滅、例えば嬬虫及び肝蛭の撲滅に適している
これらは特に、極めて多くの嬬虫、例えばヘモンカス(
HaemOnchus)、トリコストロンギルス(Tr
ichOstrOngylus)、オステルタギア(0
stertagia)、ストロンギロィデス(StrO
ngylOides)、クーペリア(COOperia
)、カベルテイア(Chabertia)、オエソフア
ゴストマム(0es0phag08t0mum)、ヒオ
ストロンギルス(HyOstrOngylus)、アン
キロストマ(AnkylOstOma)アスカリス(A
slcwis)及びへテラキズ(Heterakis)
などに対して有効である。
特に、とりわけ反稠動物を冒す胃腸線虫に対する作用が
著しい。これらの寄生虫に動物が冒されると多大な経済
的損失を招くので、本発明による化合物は特に動物用医
薬として用いられる。式(1)の作用物質は、それぞれ
の状態に応じて、体重1kgあたり0.5〜50ηの投
与量で1〜14日間投与される。経口適用には、錠剤、
糖衣錠(丸)、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤又はペース
ト剤などが挙げられる。
これらは、作用物質を通常の助剤及び担体物質例えばで
んぷん、セルロース粉末、タルク、ステアリン酸マグネ
シウム、糖、ゼラチン、炭酸カルシウム、微粉砕けい酸
、カルボキシメチルセルロース又は類似の物質と共に含
有している。非経口適用には溶液剤例えば油性溶液が挙
げられ、これらは、ごま油、ヒマシ油又は合成トリグリ
セラードを用い、場合により抗酸化剤としてトコフエロ
ールを添加し及び(又は)ゾルビタン脂肪酸エステルの
ような界面活性物質を用いて調製する。そのほか、水性
懸濁液も用いることができ、これは、エトキシル化ゾル
ビタン脂肪酸エステルを用い、場合により粘稠化剤例え
ばポリエチレングリコール又はカルボキシメチルセルロ
ースなどを添加して調製される。調製した製剤中の本発
明による作用物質の濃度は、動物用薬として用いる場合
は2〜20重量%が好ましく、人用医薬として用いる場
合は作用物質濃度は20〜80重量%が好ましい。
本発明による化合物の作用を確認するために、ヘモンカ
ス・コントルタス(HaemOnchuscOntOr
tus)又はトリコストロンギルス・コルブリホルミス
(TrichOstrOngluscOlubrifO
rmis)の仔虫を用いて実験的に感染させた体重約3
0kf1の牝仔羊で化学療法実験を行つた。
それら供試動物は隔離式ボツクスに飼い、それを毎日充
分清浄化した。明白前期(卵又は仔虫の排泄の始まる感
染と春機発動期との間の時期)の経過後、Wetzel
によるマグマスター(McMaster)法の変法〔T
ieirztlicheUmschau,.fl.、2
09〜210(1951)参照〕により糞1f7あたり
の卵数を測定した。
その直後に羊の処置を行つた(一般に作用物質1種あた
り4〜8頭、少なくとも2頭)。これらの動物に本発明
方法による生成物を各々10m1の1%チローゼ(Ty
lOse)懸濁液中の懸濁液として適用した。処置後7
眠 14日及び28日目にそれぞれ前述の方法により糞
1fあたりの卵数を再度測定しそして処置前の出発値に
対するその減少率を計算した。本発明方法による生成物
は経口的に適用しても著しい作用を示すが、非経口的に
も2W9/Kg以下の投薬量で効果がある。
従つてこれらは同様のベンズイミダゾール誘導体特にあ
らゆる既知の′5(6)一置換2−ベンズイミダゾール
・カルバミネートよりもはるかにすぐれている。方法(
4) 実施例 1 水44TfL1及びクロロ蟻酸メチルエステル1311
1中S−メチル−チオ尿素サルフエート27.8tから
成る充分攪拌された混合物に10℃を超えない温度で氷
冷下に60tの25%苛性ソーダを滴加する。
更に半時間攪拌し、次いで氷酢酸10WLI及び水10
0m1から成る混合物を添加する。次いで、100WL
Iのイソプロパノールに溶解した24.2yの3・4−
ジアミノ−ベンゼンスルホン酸フエニルエステルをそれ
に添加しそして2時間還流加熱すると間もなく固体沈殿
が分離し始める。▲別し、メタノールで充分洗い、次い
で水洗しそして乾燥後197の2−カルボメトキシアミ
ノ−5−ベンズイミダゾール−スルホン酸フエニルエス
テルが得られる。
精製のため、その粗製生成物を250TILIのジオキ
サンに溶解し、カーボンと共に▲過し、そしてその▲液
を水50111と混合する。
分析的に純粋な生成物の収量は14tであり、その分解
点は242℃である。前記3・4−ジアミノ−ベンゼン
スルホン酸フェニルエステルは、27rの3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸フエニルエステルを3
00ηのメチルグリコール中ラネーニツケルを用いて常
圧及び室温で水素化することにより製造する。
触媒をr別しそして濃縮後、3・4−ジアミノ−ベンゼ
ンスルホン酸フエニルエステルが25yの暗色油の形の
粗製生成物として得られ、またこれは直接閉環に用いる
ことができる。前記3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼン
スルホン酸フエニルエステルを製造するには、54fの
3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸フエニル
エステルを500111のジオキサン中5atiのガス
状アンモニア下に5時間50℃に保ち、次いで溶媒を真
空除去する。残留物を等割合のメタノール及び水から成
る混合物200m1と混合するとしばらくの後固体沈殿
が生成するのでこれを▲別する。メタノール、次いでベ
ンゼンから数回再結晶した後、287の3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸フエニルエステル(融点
104ンC)が得られる。
前記3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸フエ
ニルエステルは、517の3−ニトロ−4−クロロ−ベ
ンゼンスルホン酸クロリドを、アセトン120m1中の
フエノール18.8fと混合しそして冷却下に10℃を
超えない内温で28dのトリエチルアミンを滴加するこ
とによつて得られる。
更に数時間室温で攪拌し、次いで水と混合すると油状物
が分離するのでこれをエーテル上で後処理する。メタノ
ールから再結晶後、融点71℃の3−ニトロ−4−クロ
ロ−ベンゼンスルホン酸フエニルエステル54tが得ら
れる。相当する種々の出発物質を用いて次の化合物が同
様にして得られる(実施例2〜12)。
実施例 2 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸4−クロ
ローフエニルエステル(融点84℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸4−クロローフエニル
エステル(融点156℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸4ークロローフエニルエステルを経て2
−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−ス
ルホン酸4−クロローフエニルエステル〔触点250℃
(分解)〕が得られる。
実施例 3 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−クロ
ローフエニルエステル(融点68℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−クロローフエニル
エステル(融点138℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3−クロローフエニルエステル(融点8
4℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−5〜ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−クロローフエニルエステル
〔融点234℃(分解)が得られる。
実施例 4 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3・5−
ジクロローフエニルエステル(融点104℃)及び3−
ニトロ−4−アミノーベンゼンスルホン酸3・5−ジク
ロロフエニルエステル(融点164℃)及び3・4−ジ
アミノ−ベンゼンスルホン酸3・5−ジクロローフエニ
ルエステル(融点116℃)を経て2−カルボメトキシ
アミノ−5−ベンズイミダゾール−スルホン酸3・5−
ジクロローフエニルエステル〔融点250℃(分解)〕
が得られる。
実施例 5 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−プロ
モーフエニルエステル(融点72℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−プロモーフエニル
エステル(融点141℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3一プロモーフエニルエステル(融点9
4℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−プロモーフエニルエステル
〔融点242℃(分解)〕が得られる。
実施例 6 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸4−メチ
ルーフエニルエステル(融点68℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸4−メチルーフエニル
エステル(融点135℃)及び3・4−ジアミノーベン
ゼンスルホン酸4−メチルーフエニルエステルを経て2
−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−ス
ルホン酸4−メチルーフエニルエステル〔融点240℃
(分解)〕が得られる。
実施例 7 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−メチ
ルーフエニルエステル(融点60℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−メチルーフエニル
エステル(融点138℃)及び3●4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3一メチルーフエニルエステル(融点8
4℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−メチルーフエニルエステル
〔融点234℃(分解)〕が得られる。
実施例 8 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸4−メト
キシーフエニルエステル(融点88℃)及び3−ニトロ
−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸4−メトキシーフエ
ニルエステル(融点140℃)及び3・4−ジアミノ−
ベンゼンスルホン酸4−メトキシーフエニルエステルを
経て2−カルボメトキシアミノ一5−ベンズイミダゾー
ル−スルホン酸4−メトキシーフエニルエステル〔融点
228℃(分解)〕が得られる。
実施例 9 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−メト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−メトキシーフエニル
エステル(融点116℃)及び3・4−ジアミノーベン
ゼンスルホン酸3−メトキシーフエニルエステル(油状
物)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミ
ダゾール−スルホン酸3−メトキシーフエニルエステル
〔融点22rC(分解)〕が得られる。
実施例 10 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−エト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−エトキシーフエニル
エステル(融点86℃)及び3・4−ジアミノ−ベンゼ
ンスルホン酸3−エトキシーフエニルエステル(油状物
)を経て2ーカルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダ
ゾール−スルホン酸3−エトキシーフエニルエステル〔
融点212℃(分解)〕が得られる。
実施例 11 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−シア
ノーフエニルエステル(融点118℃)及び3−ニトロ
−4−アミノーベンゼンスルホン酸3−シアノーフエニ
ルエステル(融点183℃)及び3・4−ジアミノ−ベ
ンゼンスルホン酸3一シアノーフエニルエステルを経て
2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール−
スルホン酸3−シアノーフエニルエステル〔融点265
℃(分解)〕が得られる。
実施例 12 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点65℃)及び
3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点132℃)及
び3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリフル
オロメチルーフエニルエステルを経て2−カルボメトキ
シアミノ−5−ベンズイミダゾール−スルホン酸3−ト
リフルオロメチルーフエニルエステル〔融点250℃(
分解)〕が得られる。
Zl 方法 (b) 実施例 13 水210T!LI!,中シアナミド42fの溶液に90
7のクロロ蟻酸メチルエステル及び2187の33%苛
性ソーダを添加する。
その混合物を30〜35℃の温度で1時間半攪拌する。
次いでイソプロパノール11中3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸フエニルエステル213tの溶液を添加
し、次いで温度を80℃に上げる。200m1の氷酢酸
を添加後その反応混合物を更に3〜4時間90℃に保つ
その反応混合物を放冷し一夜冷蔵庫に貯蔵する。析出す
る2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール
−スルホン酸フエニルエステルを▲別しそしてイソプロ
パノール及び水で洗う。精製のため、その粗製生成物を
ジオキサンに溶解し、カーボンと共に▲過しそして水と
混合する。収量807、分解点242℃。前記3・4−
ジアミノ−ベンゼンスルホン酸フエニルエステルは実施
例1の記載と同様にして実施例1に記載の中間段階の3
−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸フエニルエ
ステル及び3ニトロ−4−アミノベンゼンスルホン酸フ
エニルエステルを経て得られる。
相当する種々の出発物質を用いて次の化合物が同様にし
て得られる(実施例14〜19)。
実施例 143−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホ
ン酸3−クロローフエニルエステル(融点68℃)及び
3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−クロ
ローフエニルエステル(融点138℃)及び3・4−ジ
アミノ−ベンゼンスルホン酸3ークロローフエニルエス
テル(融点84℃)を経て、2−カルボメトキシアミノ
−5−ベンズイミダゾール−スルホン酸3−クロロフエ
ニルエステル〔実施例3に一致、融点234℃(分解)
〕が得られる。
実施例 15 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−プロ
モーフエニルエステル(融点72℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−プロモーフエニル
エステル(融点141℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3ープロモーフエニルエステル(融点9
4℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−プロモーフエニルエステル
〔実施例5に一致、融点242℃(分解)〕が得られる
実施例 16 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−メチ
ルーフエニルエステル(融点60℃)3−ニトロ−4−
アミノ−ベンゼンスルホン酸3ーメチルーフエニルエス
テル(融点138℃)及び3・4−ジアミノ−ベンゼン
スルホン酸3−メチルーフエニルエステル(融点84℃
)を経て2ーカルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダ
ゾール−スルホン酸3−メチルーフエニルエステル〔実
施例7に一致、融点234℃(分解)〕が得られる。
実施例 17 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−メト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3一メトキシーフエニル
エステル(融点116℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3−メトキシーフエニルエステル(油状
物)を経て2ーカルボメトキシアミノ−5−ベンズイミ
ダゾール−スルホン酸3−メトキシーフエニルエステル
〔実施例9に一致、融点227℃(分解)〕が得られる
実施例 18 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−エト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3ーエトキシーフエニル
エステル(融点86℃)及び3・4−ジアミノ−ベンゼ
ンスルホン酸3−エトキシーフエニルエステル(油状物
)を経て2ーカルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダ
ゾール−スルホン酸3−エトキシーフエニルエステル〔
実施例10に一致、融点212℃(分解)〕が得られる
実施例 19 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点65℃)及び
3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点132℃)及
び3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリフル
オロメチルーフエニルエステルを経て2−カルボメトキ
シアミノ一5−ベンズイミダゾール−スルホン酸3−ト
リフルオロメチルーフエニルエステル〔融点250℃(
分解)〕が得られる。
方法(c) 実施例 20 26.4tの3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸フ
エニルエステル、20.2fのトリエチルアミン及び3
00m1,のクロロホルムを混合しそしてクロロホルム
507111中N−ジクロロメチレンーカルバミン酸メ
チルエステル15.6fの溶液を攪拌下に最高20℃の
温度で徐々に添加する。
更に1時間攪拌し、沈殿をf別しそして更にクロロホル
ムで洗う。精製のため、粗製生成物をジオキサンに溶解
し、カーボンと共にr過しそして水と混合する。
r別し、洗浄しそして乾燥した後、分解点242℃の2
−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾール、ス
ルホン酸フエニルエステル5Vが得られる。前記3・4
−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸フエニルエステルは実
施例1の記載と同様にして実施例1に記載の中間段階の
3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸フエニル
エステル及び3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホ
ン酸フエニルエステルを経て得られる。
二相当する種々の出発物質を用いて
次の化合物が同様にして得られる(実施例21〜26)
。実施例 213−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスル
ホン酸3−クロローフエニルエステル(融点68℃)及
jび3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3
−クロローフエニルエステル(融点138℃)及び3・
4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸3−クロローフエ三
ルエステル(融点84℃)を経て2−カルボメトキシア
ミノ−5−ベンズイミダゾ jールースルホン酸3−ク
ロローフエニルエステル〔実施例3に一致、融点234
℃(分解)〕が得られる。
実施例 22 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−プロ
モーフエニルエステル(融点72℃)及び3−ニトロ−
4−アミノベンゼンスルホン酸3一プロモーフエニルエ
ステル(融点141℃)及び3・4−ジアミノーベンゼ
ンスルホン酸3−ブロモーフエニルエステル(融点94
℃)を経て2ーカルボメトキシアミノ−5−ベンズイミ
ダゾールースルホン酸3−プロモーフエニルエステル〔
実施例5に一致、融点242℃(分解)〕が得られる。
実施例 23 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−メチ
ルーフエニルエステル(融点60℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−メチルーフエニル
エステル(融点138℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3−メチルーフエニルエステル(融点8
4℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−メチルーフエニルエステル
〔実施例7に一致、融点23『C(分解)〕が得られる
実施例 24 3−ニトロ−4−クロローベンゼンスルホン酸3−メト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−メトキシーフエニル
エステル(融点116℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3−メトキシーフエニルエステル(油状
物)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ペンズイミ
ダゾールースルホン酸3−メトキシーフエニルエステル
〔実施例9に一致、融点22rC(分解)〕が得られる
実施例 25 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−エト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3一エトキシーフエニル
エステル(融点86℃)及び3●4−ジアミノ−ベンゼ
ンスルホン酸3−エトキシーフエニルエステル(油状物
)を経て、2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミ
ダゾール−スルホン酸3−エトキシーフエニルエステル
〔実施例10に一致、融点212℃(分解)〕が得られ
る。
実施例 26 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点65℃)及び
3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点132℃)及
び3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリフル
オロメチルーフエニルエステルを経て2−カルボメトキ
シアミノ−5−ベンズイミダゾール−スルホン酸3−ト
リフルオロメテルーフエニルエステル〔実施例12に一
致、融点250℃(分解)〕が得られる。
方法(d)実施例 27 17.9rのビス−メチルチオ−メチレンアミノ蟻酸メ
チルエステルをテトラヒドロフラン20077!l中の
26.4rの3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸フ
エニルエステルに添加し、そしてその混合物を3時間還
流加熱する。
放冷し、2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダ
ゾール−スルホン酸フエニルエステルを▲別し、これを
ジオキサンに溶解し、カーボンと共にf過しそして水で
析出することにより精製する。収量12t、分解点24
2℃。前記3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸フエ
ニルエステルは、実施例1の記載と同様にして、しかも
実施例1に記載の中間段階の3−ニトロ−4−クロロ−
ベンゼンスルホン酸フエニルエステル及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸フエニルエステルを経
て得られる。
実施例 28 水50WLI中イミノージチオ炭酸メチルエステル塩酸
塩19.7r及びクロロ蟻酸メチルエステル12.5f
の冷却溶液へ10%苛性ソーダを滴加し、その際温度は
10℃を超えないようにする。
PH値が7.5に調節されたら直ちに氷酢酸50TIL
I中の3●4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸フエニル
エステル2゛6.4fをそこに添加しそしてその混合物
を2時間攪拌下に還流加熱する。放冷し、そして形成さ
れた2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミダゾ―
ルースルホン酸フエニルエステルを▲別する。その性質
は実施例27に記載の反応生成物と同じである。相当す
る種々の出発物質を用いて次の化合物が同様にして得ら
れる(実施例29〜34)。
実施例 293−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホ
ン酸3−クロローフエニルエステル(融点68℃)及び
3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−クロ
ローフエニルエステル(融点138℃)及び3・4−ジ
アミノ−ベンゼンスルホン酸3ークロローフエニルエス
テル(融点84℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−
5−ベンズイミダゾール−スルホン酸3−クロローフエ
ニルエステル〔実施例3に一致、融点234℃(分解)
〕が得られる。
実施例 30 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−プロ
モーフエニルエステル(融点72℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−プロモーフエニル
エステル(融点141℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3−プロモーフエニルエステル(融点9
4℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−プロモーフエニルエステル
〔実施例5に一致、融点242℃(分解)〕が得られる
実施例 31 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−メチ
ルーフエニルエステル(融点60℃)及び3−ニトロ−
4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−メチルーフエニル
エステル(融点138℃)及び3・4−ジアミノーベン
ゼンスルホン酸3ーメチルーフエニルエステル(融点8
4℃)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−メチルーフエニルエステル
〔実施例7に一致、融点234℃(分解)〕が得られる
実施例 32 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−メト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3ーメトキシーフエニル
エステル(融点116℃)及び3・4−ジアミノ−ベン
ゼンスルホン酸3一メトキシーフエニルエステル(油状
物)を経て2−カルボメトキシアミノ−5−ベンズイミ
ダゾール−スルホン酸3−メトキシーフエニルエステル
〔実施例9に一致、融点227℃(分解)〕が得られる
実施例 33 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−エト
キシーフエニルエステル(油状物)及び3−ニトロ−4
−アミノ−ベンゼンスルホン酸3ーエトキシーフエニル
エステル(融点86℃)及び3・4−ジアミノ−ベンゼ
ンスルホン酸3−エZ7トキシーフエニルエステル(油
状物)を経て2ーカルボメトキシアミノ−5−ベンズイ
ミダゾール−スルホン酸3−エトキシーフエニルエステ
ル〔実施例10に一致、融点212℃(分解)〕が得ら
れる。
実施例 34 3−ニトロ−4−クロロ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点65℃)及び
3−ニトロ−4−アミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリ
フルオロメチルーフエニルエステル(融点132℃)及
び3・4−ジアミノ−ベンゼンスルホン酸3−トリフル
オロメチルーフエニルエステルを経て2−カルボメトキ
シアミノ−5−ベンズイミダゾール−スルホン酸3−ト
リフルオロメチルーフエニルエステル〔実施例12に一
致、融点250℃(分解)〕が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2)(式中R_2
    およびR_3は相互に独立してそれぞれ水素、1〜4個
    の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲン、トリフルオ
    ロメチル、1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたは
    CNを意味する)で表わされる。 −フェニレン−ジアミン誘導体を、(a)式▲数式、化
    学式、表等があります▼(3)(式中R_1は1〜4個
    の炭素原子を有するアルキル基を意味する)で表わされ
    るアルキル−S−メチル−チオ尿素カルボキシレートと
    、または(b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(4)(式中R_1
    は式(3)の場合と同じ意味を有する)で表わされるシ
    アナミドカルボキシレートとそれぞれ1〜6のpH範囲
    において縮合させるか、あるいは(c)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(5)(式中R_1
    は前述の意味を有する)で表わされるN−ジクロロメチ
    レン−カルバミド酸エステルと反応させるか、または(
    d)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(6)〔式中R_1
    は式(3)に対して記載された意味を有し、またR_4
    およびR_5は同一かまたは異なりそして1〜4個の炭
    素原子を有するアルキル残基、3〜4個の炭素原子を有
    するアルケニル残基、シクロヘキシル残基、または式(
    7)もしくは(8)▲数式、化学式、表等があります▼
    (7)▲数式、化学式、表等があります▼(8)(式中
    Xは相互に独立してハロゲン原子、メチル基またはニト
    ロ基を表わし、またnは0、1または2を意味する)で
    表わされる場合により置換されたフェニル−またはベン
    ジル残基を意味し、あるいはR_4およびR_5は結合
    して2個または3個のメチレン基を含む環を形成するこ
    ともできる〕で表わされるビス−アルキル−またはビス
    −アリールチオ−メチレン−アミノ−蟻酸エステルと反
    応させることを特徴とする、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1)(式中R_1
    、R_2およびR_3は前記の意味を有する)で表わさ
    れる2−カルボアルコキシ−アミノ−ベンズイミダゾー
    ル−5(6)−スルホン酸フェニルエステルの製造方法
JP50103562A 1974-08-28 1975-08-28 2−カルボアルコキシアミノ−ベンズイミダゾリル−5(6)−スルホン酸−フェニルエステルの製造方法 Expired JPS5910349B2 (ja)

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