JPS5851894A - Rna植物ウイルスベクタ−またはその部分の作製、利用方法 - Google Patents

Rna植物ウイルスベクタ−またはその部分の作製、利用方法

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JPS5851894A
JPS5851894A JP57090482A JP9048282A JPS5851894A JP S5851894 A JPS5851894 A JP S5851894A JP 57090482 A JP57090482 A JP 57090482A JP 9048282 A JP9048282 A JP 9048282A JP S5851894 A JPS5851894 A JP S5851894A
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rna
plant
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viral
fragment
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JP57090482A
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English (en)
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ロ−レンス・イ−・ペルチヤ−
メリ−・クリステイン・ハラサ
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NASHIYONARU RESEARCH KAUNSURU OBU KANADA
NAT RESEARCH KAUNSURU OBU KANA
Original Assignee
NASHIYONARU RESEARCH KAUNSURU OBU KANADA
NAT RESEARCH KAUNSURU OBU KANA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/82Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for plant cells, e.g. plant artificial chromosomes (PACs)
    • C12N15/8201Methods for introducing genetic material into plant cells, e.g. DNA, RNA, stable or transient incorporation, tissue culture methods adapted for transformation
    • C12N15/8202Methods for introducing genetic material into plant cells, e.g. DNA, RNA, stable or transient incorporation, tissue culture methods adapted for transformation by biological means, e.g. cell mediated or natural vector
    • C12N15/8203Virus mediated transformation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はRNA植物ウィルスベクターまたはその部分、
その作製方法、およびそれから遺伝子由来生成物を製造
する方法に関する。
近年、遺伝子工学と呼ばれるDNA分子を直接操作する
技術の進歩と、in Vitroで遺伝情報をDNAの
形で挿入したのちその情報をバクテリアおよび酵母の細
胞に運搬できるバクテリアDNAシラスミドの発見によ
り、特異的な遺伝子生成物の経済的製造が可能になって
きた。これまで、バクテリアDNAラスミドと酵母から
のある種のDNA成分のみか、外性遺伝子の運搬、複写
および表現に適したベクターまたはビークルであること
が明らかにされている。これらのベクターはバクテリア
および酵母に使用するのに適しているにすぎない。遺伝
情報を動物や植物細胞のような高等生物体に運搬するこ
とは、高等生物体で複写できる連節なベクターがないた
め、これまで不可能であった。
バクテリアDNA 7°2スミドを用いたDNA操作と
遺伝子運搬の領域における急速な進歩のため、ウィルス
RNA分子を、外性遺伝情報の細胞への導入、細胞内で
の複製および表現のためのベクターまたはビークルとし
て使用する可能性についてはこれまでほとんどあるいは
全く注量が払われていない。
本発明者らの知る限りでは、タバコモザイクウィルス(
以下TMVと称す)またはTMVの成分を、植物へ外性
遺伝情報を導入するためのベクターまたはベクタ一部分
として使用する概念の報告についてはわずか一報をみる
にすぎない。この報告は1添加遺伝情報の担体としての
ウィルスの使用”と題し、8. RogersおよびP
、 PfuaererによりNature 219: 
749−751.1968に発表された。コの報告では
ポリアデノシン(以下ポリAと称す)1 をTMV −RNAの6′末端に添加し、ついで接種し
たタバコ植物におけるポリへの表現について記述され、
著者らはウィルスRNAの6′末端に添加したポリAの
接種タバコ植物中での表現と考えられるとして結果を提
示している。この表現は、TMV−RNa−ポリAによ
る植物の感染の結果として合成されたポリリジン(ポリ
アミノ酸またはタンパク質)であったという。この報告
は一見して明らかなように他の研究者によって再現でき
ていないし、また発表した著者によっても追試できてい
ない。
本明細書において6′末端とRNA分子の遊離ヒドロキ
シル基(OH)を有する末端であり、他端は5′末端で
ある。通莞の用法では6′末端は分子の右端を示してい
る。
本発明は、TMVおよび他のRNA植物ウィルスからR
NA植物ウイつスベクターオたはその部分を、それに外
性遺伝情報を挿入し、これを植物または植物細胞中に運
搬し、植物または植物細胞中で挿入外性遺伝情報ととも
に、自己複製またはヘルパーウィルスとの共接種下の複
製によって、その2 ベクターまたは部分を複製および表現させるために作皺
する方法において、ウィルスRNAのプラス(+)スト
ランド5′末端から由来のヌクレオチド配列とウィルス
RNAのプラス(+)ストランド6′末端由来のヌクレ
オチド配列(以下これらのヌクレオチド配列と呼ぶ)を
結合させ、これらのヌクレオチドは(a)以下フラグメ
ン)lと呼ぶ5′末端由来のフラグメントは6犠端方向
に延び、ウィルスRNAのマイナス(→ストランドでウ
ィルス性式すメラーゼに対する認識および結合部位に相
補的なヌクレオチド配列を有し、(1)1以下フラグメ
ン) 11と呼ぶ6′末端由来のフラグメントは5′末
端方向に延び、ウィルスRNAのプラス(+)ストラン
ドでウィルス性ポリメラーゼが認識および結合可能なヌ
クレオチド配列を有し、また(Clフラグメント1およ
び11の少なくとも一方は少なくともウィルス外殻タン
パク質遺伝子の部分を含み、(d)フラグメンl−1お
よび■は単独でまたは結合して外殻タンパク遺伝子の表
現を調節するヌクレオチド配列(以下調節領域という)
を含むオリゴヌクレオチドおよびポリヌクレオチドの群
から選はれる、RNA植物ウィルスベクターまたはその
部分の作製方法を提供する。
本明細書において1外性遺伝情報″とは、植物細胞中に
天然に生じると同等の任意のヌクレオチド配列で、その
ベクターまたはその部分と接種すして植物中でのその表
現がベクターまたはその部分への挿入により改変される
配列、または植物細胞中に天然にはない任意のヌクレオ
チド配列でベクターまたはその部分と接種される配列を
意味する。
さらに本発明は、TMVおよび他のRNA植物ウィルス
由来のRNA M物つィルスベクターまたはその部分を
提供する。外性遺伝情報を挿入し、これを植物または植
物細胞中に運搬し、植物または植物細胞中で挿入外性遺
伝情報とともに、自己複製またはヘルパーウィルスとの
共接種下の複製のためのRNA植物ウィルスベクターま
たはその部分であって、ウィルスRNAのプラス(刊ス
トランド5′末端から由来のヌクレオチド配列とウィル
スRNAのプラス(l−)ストランド6′末端から由来
のヌクレオチド配列(以下これらのヌクレオチド配列を
フラグメントと呼ぶ〕とからなり、この両フラグメント
は以下のオリゴヌクレオチドおよびポリヌクレオチドの
群から選ばれ、両フラグメントが結合されたものである
。すなわち両フラグメントは(a)以下フラグメント1
と呼ぶ5′末端由来のフラグメントは6′末端方向に延
び、ウィルスRNAのマイナス(−)ストランドでウィ
ルス性ポリメラーゼに対する認識および結合部位に相補
的なヌクレオチド配列を有し、(b)以下フラグメント
■と呼ぶ6′末端由来のフラグメントは5′末端方向に
延び、ウィルスRNAのプラス(ト)ストランドでウィ
ルス性ポリメラーゼが認識および結合できるヌクレオチ
ド配列を有し、(C)フラグメント1および11の少な
くとも一方は少なくともウィルス外殻タンパク質遺伝子
の部分を含み、(d)フラグメントIおよび1[は単独
でまたは結合して外殻タンパク遺伝子の表現を調節する
ヌクレオチド配列(以下調節領域と呼ぶ)を含む。
本明細書におけるTMVおよび他のRNA 植物ウィル
スス由来のRNA植物ウィルスベクターまたはその5 部分とは、TMVおよび他のRNAおよび他のRNA植
物ウィルスに本来包含されたヌクレオチげ配列から構成
されたベクターまたはその部分、および同様に構成され
たベクターまたはその部分の後代を意味する。
本発明はさらに、TMVおよび他のRNA植物ウィルス
ベクターまたはその部分に外性遺伝情報を挿入し、この
ベクターまたはその部分を挿入した遺伝情報とともに植
物または植物細胞中に接種して、植物または植物細胞中
で自己複写またはヘルパーウィルスとの共接種による複
写によって遺伝子由来生成物を士風蓄積させるために、
そのベクターまたは部分を複写、表現させる遺伝子由来
生成物の製造法を提供する。この場合、RNA植物ウィ
ルスベクターまたはその部分はウィルスRNAのプラス
(ト)ストランド5′末端から由来のヌクレオチド配列
とウィルスRNAのプラス(ト)ストランド6′末端か
ら由来のヌクレオチド配列(以下これらのヌクレオチド
配列をフラグメントと呼ぶ)からなり、この両者は(a
)以下フラグメンl−1と呼ぶ5′末端由来6 のフラグメントは6′末端方向に延び、ウィルスRNA
マイナス(−)ストランドでウィルス性ポリメラーゼ゛
に対する認識および結合部位に相補的なヌクレオチド配
列を有し、(b)以下フラグメント■と呼ぶ6′末端由
来のフラグメントは5′末端方向に延び、ウィルスRN
Aのプラス(+)ストランrでウィルス性式りメラーゼ
が認識および結合できるヌクレオチド配列を有し、(C
)フラグメンl−1およびlの少なくとも一方は少なく
ともウィルス外殻タンパク質遺伝子の部分を含み、(d
)フラグメントIおよび■は単独でまたは結合して外殻
タンパク質遺伝子の表現を調節するヌクレオチド配列(
以下調節領域と呼ぶ)を含むようなオリゴヌクレオチド
およびポリヌクレオチドの群から選ばれ、両者が結合さ
れる。
1、  本発明の一態様においては、フラグメント1お
よび■は単独でまたは結合して、ウィルス外殻タンパク
質によるRNAのエンカメジディジョンに必要なヌクレ
オチド配列またはその部分(以下有核領域と呼ぶ)を含
有する。
本発明の一態様においては、外性遺伝情報が最終的には
RNAの形で、RNAベクターまたはその部分に挿入ま
たは付着される。
本発明の一態様においては、外性遺伝情報は外殻タンパ
ク質遺伝子またしjそのタンパク質に挿入または付着さ
れる。
本発明の一態様においては、外性遺伝情報は調節領域ま
たはそのタンパク質に挿入または付層される。
本発明の一態様においては、外性遺伝情報゛報は核形成
領域またはそのタンパク質に挿入または付着される。
本発明の一態様においては、RNA植物ウィルスベクタ
ーま1こはその部分は植物または植物細胞中に接種する
ことによる再生の目的のものである。
本発明の一態様においては、RNA植物ウィルスベクタ
ーまたはその部分と添加された外性遺伝情報は植物また
は植物細胞中に接種することによる再生の目的のもので
ある。
本発明の一態様においては、RNA植物ウィルスベクタ
ーまたはその部分と添加された外性遺伝情報は、植物ま
たは植物細胞中に接種して、タンパク質、オリゴヌクレ
オチド、ポリヌクレオチド′、ペプチド、酵素、抗体、
抗原性物質、抗ウイルス性化合物、抗癌性化合物ならび
に一次および二次代謝物の合成指向の目的のものである
本発明の一態様においては、RNA植物ウィルスベクタ
ーまたはその部分と添加された外性遺伝情報は植物また
は植物細胞に接種して、植物または植物細胞の代謝また
は分解能を変更することを目的とするものである。
本発明の一態様においては、RNA植物ウィルスベクタ
ーまたはその部分と添加された外性遺伝子情報は、植物
または植物細胞へ接種して、植物または植物細胞の生育
習性、収@渣在性、疾病抵抗性、環境ストレスへの抵抗
性およびエネルギー利用性の群のうち少なくともひとつ
を改変することを目的とするものである。
本発明の一部の態様は、植物または植物細胞中に運搬可
能な、植物または植物細胞中で外性遺伝情報の複製およ
び表現が可能な、TMVからのRNA植物ウィルスベク
ターの少なくとも部分に関する。
この植物ウィルスベクターの少なくとも部分の新規な特
徴は、 1)上記RNA植物ウィルスベクターの少なくとも部分
はタバコモデイクウイルス(TMV)および他のRNA
植物ウィルスから作製される。
2)上記植物ウィルスベクターの少なくとも部分は遺伝
情報の植物または植物細胞への運搬ができ、またこの情
報の植物または植物細胞中での複製および表現が可能で
ある。
6)挿入遺伝情報は、バクテリアプラスミドの9 場合のように、DNAよりもむしろRNAの形である。
4)上記植物ウィルスベクターの少なくとも部分とRN
Aの形での遺伝情報は、本発明の一部の態様として、T
MVの独特な能力、すなわち著しく大量の単一タンパク
質合成の指向を利用して作製される。
図面は本発明の態様を例示し、詳細に説明するものであ
る。
第1図および第2図は両者で、完全なTMVおよび関連
のウィルス種の複製に関する基本的工程のフローダイア
ダラムであり、第6図はTMVおよび関連のウィルス種
の複製がどのように進むと考えられるか、また3′末端
への遺伝情報の添加が複製に対して示す作用についての
可能性を例示したダイアダラムであり、第4図は植物ウ
ィルスベクターまたはその部分の作製に用いられる、T
MVおよび関連ウィルス種からのヌクレオチド配列(フ
ラグメントIおよび■)をダイアダラムとして示した図
であり、第5図は、TMVおよび関連ウィルス極から、
外殻タンパク質遺伝子の少なくとも一部0 分の除去によるRNA植物ウィルスベクターの少なくと
も一部分の作製および上記遺伝子またはその部分を所望
の生成物の合成暗号であるRNAヌクレオチド配列によ
る置換のフローダイアダラムであり、第6図はウィルス
外殻タンパク質によるRNAベクターまたはその部分の
エンカプシデイションを防止するために、核形成領域の
少なくとも一部分を除去させた、TMVおよび関連ウィ
ルス種からのRNA [物ウィルスベクターの少なくと
も一部分を作製する場合のフローダイアダラムであり、
第7図〜第9図はTMVからの特異的ヌクレオチド配列
(フラグメント■および■)の生成および単紙ならびに
それからのRNAベクターまたはその部分の作製から始
まって、感染植物または植物細胞から複製ベクターまた
はその部分の回収に至るまでのフローダイアダラムであ
り、またこれらの図はRNAベクターまたはその部分へ
の外性遺伝情報の挿入および植物または植物細胞中での
遺伝子由来生成物の合成を生じる外性遺伝情報の表現を
例示している。
第10図および第11図は両者で、TMVから特異的な
ヌクレオチド配列(フラグメントIおよび■)の生成お
よび単離、それらからのIAベクターまたはその部分の
作製から、感染植物または植物細胞から複製ベクターま
たはその部分の回収に至るまでの別のフローダイアダラ
ムを示し、またこれらの図はRNAベクターまたはその
部分への外性遺伝情報の挿入および植物または植物細胞
中での遺伝子由来生成物の合成を生じる遺伝情報の表現
を例示し、第12図から第15図までは、またTMVか
ら特異的なヌクレオチド配列(フラグメントIおよび■
)の生成および単離、それらからのRNAベクターまた
はその部分の作製から、感染植物または植物細胞から複
製ベクターま1こはその部分の回収に至るまでのさらに
別個のフローダイアダラムであり、またこれらの図はR
NAベクターまたはその部分への外性遺伝子情報の挿入
および植物または植物細胞中での遺伝子由来生成物の合
成を生じる遺伝情報の表現を例示している。
第1図および第2図において、NRは核形成領域、Cは
外殻タンパク質遺伝子の表現に対する調節領域、  O
PGは外殻タンパク質遺伝子である。
第1図および第2図を参照して説明すれば、一般的に1
で示したウィルス粒子の形のTMVおよび関連種は、天
然のまたは人工の開口を通って植物細胞0図には示して
いない)に入る。細胞内への侵入時またはその直後に、
ウィルス外殻タンパク質2は除去され(1a)、ウィル
スRNA  4が遊離する。感染ウィルス粒子からのウ
ィルスRNA 4を以下プラス(1)ストランドと呼ぶ
。この((ト)ストランドは最初は、ウィルスレプリカ
ーゼ酵素乙の合成、またはウィルスレツリカーゼと同様
に機能する既存のまたは誘導された細胞性RNAポリメ
ラーゼを改変するウィルスタンパク質に対するメツセン
ジャーRNA (m、−FtNA )として機能する(
1b、1Cおよび1d)。後述するように、初期に(+
)ストランド4がm−FtNAとして機能するためには
部位乙に結合するりボゾーム8の形にリーダー配列が要
求され、5′末端にキャップ構造(m7GPPBG )
が要求されるものと思われる。
6 ウィルスレプリカーゼ6の合成に続いて、t+1ストラ
ンド4は、 (+)ストランド4に対して相補的なヌク
レオチド配列を有する、12のようなマイナス←)スト
ランド合成に対するテンプレイトとして機能する。ウィ
ルスレプリ、カーゼま1こはポリメラーゼ6の(ト)ス
トランドへの結合はウィルスRNA 4の6′末端また
はその付近におけるヌクレオチド配列10の認識によっ
て行われる(1e)。12(1f)のような(ハ)スト
ランド合成完了時または完了後、ウィルス?リメラーゼ
6は、(−1−)ストランド4の5′末端に相補性の1
2(1g)のよりな←)ストランドの3′末端またはそ
の付近における配列16を認識する。この認識が、12
のような←)ストランドをウィルスRNA (1h )
の14のような(+)ストランドの合成のテンプレート
として機能させることになる。
ウィルス外殻タンパク質16の合成は、14のような仕
)ストランドを、直接m−HNA (11)として用い
るかあるいはプロセスにより生成したフラグメント18
の形でのその部分を用いて達成され4 る。ウィルス外殻タンパク質16の合成は、(+)スト
ランドの全長部分20未満の合成を指向する12のよう
な(−)ストランドを用いても行うことができる。この
場合←)ストランドは外殻タンパク質16の合成のm 
−RNAとして機能する(1k)。
m−RNAがどのような形であれ、外殻タンパク遺伝子
(OPG)の翻訳には細胞性リボゾーム8による特異的
ヌクレオチド配列の認識が要求される。この配列はウィ
ルス外殻タンパク質の合成を指向する配列の直前(すな
わち図中11.1jおよび1にの左側)に存在するもの
と思われる。外殻タンパク質は他のウィルス遺伝子生成
物よりはるかに多量に産生される。感染植物からの完全
ウィルス粒子の回収に基づく外殻タンパク質の収量は葉
の生重量1 kfiに対し1〜10gの範囲である(完
全TMVは95チのタンパク質および5q6のRhJA
からなる)。
タバコのある変種では、感染部位の1個または2個以上
の細胞に侵入したのち、ウィルスは植物全体に拡がり、
複製できる(全体感染)。
外殻タンパク質の合成についで、これらのタンパク質は
ウィルスRNA分子の6′末端から約1000ヌクレオ
チドで特異的なヌクレオチー配列をg識し、結合する。
この配列は核形成領域(NR)と呼ばれる。ついで結合
はこの領域から両方向に進行する。すなわち、ウィルス
F(NAはエンカノシデイトされ(ウィルスタンパク質
で被覆され)、感染細胞のサイトプラズマ中に完全ウィ
ルスが蓄積する。
TMVおよび関連ウィルス棟からのRNA植物ウィルス
ベクターまたはその部分は、第1図および第2図を参照
して記述した完全TMVおよび関連ウィルス種の合成に
関与すると同じ基本工程をたどることになる。
第3図では第1図および第2図に示した部分と同じ部分
は同様に番号を付していて、先の記述がその説明になる
FtNA植物ウィルスの複製に関する一般的問題、とく
にTMV複製の問題についての、本願発明出願時点で一
般に受けいれられている理解によれば、Rogersお
よびPfuaererによる薔与は有益ではあったもの
の、かれらの教示はタバコモザイクウィルスおよび他の
I(NA植物ウィルスへのRNAの形での外性遺伝情報
の挿入または添加、あるいはこのウィルスを、植物また
は植物細胞中に外性遺伝情報を導入し、複製、表現させ
るためのベクターとして使用することについての容認で
きる技術を提供するものでなかったことは、以下の理由
から明らかである。
第6図を参照して説明すれば、ウィルスRNA 4の6
′末端にポIJ AO形で遺伝情報を添加してもウィル
スレプリカーゼ酵素乙によっては複製されなかったと思
われる。この酵素はウィルスRNA分子の6′末端また
はその付近に特異的部位(独特のヌクレオチド配列)1
0を認識すると考えられる(6a)。ついで複製はウィ
ルスF(NAの3′床端からウィルスRNAの5′末端
(左端)の方向に進行する(6b)。Rogersおよ
びPfundererによって添加されたといわれるポ
リAはレプリカーゼ結合部位10の右側、ウィルス](
NA 3’末端の右と思わ7 れるので、ポIJ A配列は複製されず、ウィルス合成
の次工程で失われてしまうことになる(3d)。
この段階でのポリへの喪失は、植物内での、添加情報の
連続的表現の可能性を排除するものである。
これはバクテリオファージQ、BRNAの3′末端に添
加されたポIJ Aは感染バクテリア中で複製されず、
また表現されず、したがって後代ウィルスRNA中には
存在しないという事実によっても支持される( 0. 
Gilvargら: Proc、Nat、 AcaJ 
Sci、U、S、A、。
72 : 428〜462.1975参照)。またさら
に、6′末端ポIJ A添加によって改変されたTMV
−IA分子は植物中では複製されない(38)。これは
分子の3′末端へのポリA添加によって改変されたバク
テリオファージQ、B RNAは精製ウィルスレブリカ
ーゼによってin vitroで複製されないという事
実によっても支持される( R,Devosら:Bio
chem、Biophys、Acta 447 : 3
19〜327.1976参照)。
上述の解析および支持文献に基づき、RogerBおよ
びPfundererの研究は植物中への外性遺伝情8 報の導入に植物RNAウィルスをベクターまたはビーク
ルとして使用することに応用できるものではないと結論
できる。さらに以下の記述から明らかになるように、R
ogerBおよびPfundererの開示は、本発明
におけるTMVベクターへの特異的遺伝情報の導入とは
全くかけはなれたものである。
前述のように、RogersおよびPfunderer
の開示がRNA植物ウィルス(TMVや関連ウィルス種
)を、外性遺伝情報の植物または植物細胞中への導入、
植物または植物細胞中での複製および表現のためのベク
ターとして特異的に使用することに関係があると思われ
る、発明者らの知る唯一の情報である。
第4図では、第1図および第2図に示した部分と同じ部
分は同様に番号を伺していて、先の記述が説明になる。
第4図はタバコモザイクウィルス(TMV)または関連
様から誘導されるウィルスRNAの特異的ヌクレオチド
配列(フラグメントIおよび■から、外性遺伝情報の植
物または植物細胞への導入ならびに植物または植物細胞
中での複製および表現のためのベクターまたはその部分
の作製に関する本発明の態様を例示している。ベクター
およびその部分は、以上のウィルスF(NAヌクレオチ
ド配列から以下の技術によって作製される。
1)フラグメントI:ウイルスRNAの5′末端由来の
ヌクレオチド配列またはフラグメントであり、この実際
の大きさくヌクレオチドの長さ)はこのフラグメントを
生成させるのに用いられた特定の方法によって決まる。
このヌクレオチド配列は第4図ではFrag、J(例1
)またはFrag、II (例2)と表示され、それぞ
れ生成した場合は区切って表示した。
2)フラグメント■;ウィルスRNAの6′末端由来の
ヌクレオチド配列またはフラグメントであり、このフラ
グメントの実際の大きさはこのフラグメントを生成させ
るのに用いられた特定の方法によって決定される。この
ヌクレオチド配列は第4図ではFrag、 TI (例
1)またはFrag、 l (例2)と表示され、それ
ぞれ生成した場合は区切って表示した0 6)ベクターまたはその部分中に存在するヌクレオチド
配列を特定の位置で、この部位に外性遺伝情報が導入で
きるように開裂。
4)後述するような、外殻タンパク質遺伝子中または隣
接部への外性遺伝情報の挿入および挿入の方法 RNAベクターまたはその部分が機能的であるkめには
、挿入遺伝情報の複製(ウィルスポリメラーゼによる認
識)、表現および表現の調節に必須なヌクレオチド配列
を含まねばならない。たとえば a) 5’ 末端由来c以下フラグメン)Iと呼ぶ)、
3′末端方向に延び、ウィルスFINAのマイナス←)
ストランドでウィルスポリメラーゼの認識および結合部
位に相補性のヌクレオチド配列をもつフラグメント、 1 b)6′末端由来C以下フラグメン)IIと呼ぶ)、5
′末端方向に延び、ウィルスRNAのプラス(+)スト
ランドでウィルスポリメラーゼが認識、結合するヌクレ
オチド配列をもつフラグメント C)フラグメント■および■のうち少なくともひとつは
ウィルス外殻タンパク質遺伝子の少なくとも一部分を含
む、および d)フラグメン)Iおよび■は単独でまたは結合して、
外殻タンパク質遺伝子の表現を調節するヌクレオチド配
列(以下調節領域という)を含む。
上述の厘必須な1ヌクレオチド配列はその本来の形で存
在しても、改変された型で存在してもよい。
第5図および第6図において、第1図から第4図に示し
たと同じ部分には同様に番号をつけている。したがって
先の記述がその説明になる。
上記のウィルスRNAのヌクレオチド配列は、本発明の
一部の態様において、RNA植物植物ウィルスペ タ2−またはその部分中に存在し、したがってその必須
部分と考えられる。しかしながら、本発明ノ一部の態様
においてはこれらのヌクレオチド配列の一部は、RNA
植物ウィルスベクターの特定の機能的適用に合致するよ
うに一部または全部が改変または除去される。
a)遊離形成生成物(外殻タンパク質分子の部分に共有
結合的に付着していない)の合成に対する機能的要求に
合致するためには、外殻タンパク質合成暗号のそれらヌ
クレオチド配列(OPG)の一部またはすべてを除去す
る必要がある。しかしながら、第5図に示すように外殻
タンパク質合成の調節に必要な、Cで示されたヌクレオ
チドはRNA植物ウィルスベクター中に残されるが、一
方、OPGで表わされ点線鎖−・−で示された外殻タン
パク質遺伝子ヌクレオチド配列は一部または全部が除去
され、所望の生成物の合成を指向するRNAヌクレオチ
ド配列(第5図では、kとえばm−RNAで示されてい
る)に置換される。
b)挿入遺伝情報の性質による生物学的抑制の機能的要
求に合致するためには、安定なベクター粒子の生成を妨
害する必要がある。この要求に合致するためには、第6
図に示すように、NRで表わし、点線鋼−・・−で示し
た核形成領域はI(NA植物ウィルスまたはその部分か
ら、一部まkは全部が除去される。
すなわち、特定の機能的要求に合致するためにはRNA
 、[物ウィルスベクターまたはその部分のあるヌクレ
オチド配列の一部または全部が除去されるか、改変され
ることが望ましく、必要である。
しかしながら、このような除去または改変がE(NA植
物ウィルスベクターの性質を、本技術においてRNA植
物ウィルスベクターまたはその部分として一般的に引用
されている性質から変えてしまうものではない。
本発明の例 例  1 5 リアプラスミドへのDNAコピーの挿入−外性遺伝子D
NAコピーの該ベクター外殻タンパク質遺伝子への挿入
−挿入遺伝子の1(NAコピーを含むRNAベクター(
以下V−RNAと略す)の回収−RNAベクター(V−
RNA)の複製と挿入遺伝子の植物、kとえばタバコま
たはトマト中での表現−感染植物からのV−F(NA核
粒子回収 フラグメントI生成と単離 公知のフェノール抽出法を用いてTMVからTMV−R
NAを単離する。次にRNAをRNA 5’末端キヤツ
プ構造の第2a(グアノシン)残基で%異的にメチル化
する( m 7 GpppGU −=−+ m 7 G
pppGmU −= )。
ワクチン処理ウィルス粒子から精製したメチルトランス
フェラーゼを用いてこのメチル化を行う。
ついでメチル化RNAをりボヌクレアーゼT1(Cal
 Biochem、 La Jolla、 Ca1if
ornia、 U、8.A、)により大きく分解する。
ウィルスRNAの5′木端から生じに大きなRNAフラ
グメントな標準方法により単離する。以下フラグメント
■と呼ぶこのフラグメントは約71個のヌクレオチドと
5′末端を有6 し、キャップ構造は損われていない。このフラグメント
の6′末端のホスフェートはアルカリホスファターゼ(
P−L Biochemical工nc1M1wauk
ee。
Wisconsin、 U、S、A、)処理によって除
去する。フラグメン)Iのヌクレオチド配列は次のとお
りである。
フラグメンl−1 フラグメント■生成と単離 完全TMV (1容量)を、18時間約0°Cで、2、
 OOmM 2−アミノ−2−メチル−1,2−プロパ
ンジオール、20 mM Na(J、pH9,5(1容
量)で処理する。次に塩化マグネシウム(200mM)
を加えて最終濃度1mMとする。ついでNeurosp
oracrassaヌクレアーゼ(P −L Bioc
hemicals工nc、)を加えて(5U / tx
l ) 、約0℃でさらに18〜24時間インキュベー
ションを続ける。RNA i含む完全なリボヌクレオタ
ンパク負(以下フラグメント■と称す)ン単離、精製す
る。ついでフラグメント■をフェノール抽出法で単離す
る。このようにして製造されたフラグメント■は5′末
端ホスフエートヲ有し、そのヌクレオチド配列は次のと
おりである(下線を施したヌクレオチド配列は、以下の
例1中に述べる二1ストランドDNAコピーのSet制
限部位に相当するヌクレオチド配列である。
9 549− 0 第7図〜第7図中、第1図〜第5図に示したと類似の部
分は、同じ方法で表示しであるので、前述の注釈が参考
になる。
第7図〜第9図に示すように、それそハ22および24
と表示されたフラグメン)Iおよび■を適当な緩衝液中
で混合し、RNA !Jガーゼ100〜200 U /
 me (P −L Biochemiaals工na
、。
Milwaukee、Wisconsin、 U、S、
A、 )とともに1〜6日間、4〜10°Cでインキュ
ベートする。■で示した工程1である。このフラグメン
トIとフラグメント■の結合により、RNAベクター筐
たはその部分(V −RNA )と呼び、第7図に26
と表示したRNA分子が生成する。この結合反応の効率
はきわめて低い。V −RNAの回収は公知方法で反応
混合物Y TMV外殻外殻タンパクインキュベートする
ことにより行われる。核形成領域を含むRNA分子はこ
のタンパク債によりエンカプシデイトされる。
V −RNA粒子(エンカプシデイトされたV−RNA
)はついで、■で示した工程21Cおいて、標準方法で
精製され、28で示したベクター粒子またはその部分(
V−粒子)を与える。工程3(■で示す)で、ベクター
粒子を完全TMVとともにタバコ中に共接種しく完全ウ
ィルスは■−丘NA複製に必要なウィルスレブリカーゼ
の合成のために使用される)複製(増幅〕後、ベクター
粒子を標準方法で抽出、精製し、60で示したV −R
NA i次にフェノール抽出法で草離する。
6′末端にあらかじ検適当な短い相補性オリゴデオキシ
ヌクレオチドを付した、v −RNA 30 ’Y、■
で示した工程4において、トリ骨髄白血病ウイールスR
NA依存DNAポリメラーゼ(逆転写酵素)(Bsth
esda Re5sarch Laboratorie
s Inc、。
Bethesda、Mary’1ana、U、S、A、
(BRL) )により逆転写してV −RNAの単一ス
トランドDNAコピー61(以下c −v−DNAと呼
ぶ)を得る、■で示した工程4では、さらに、V −R
NA i分解するアルカリ処理後にC−V−DNAi単
離し、このc−V−DNA1 Y DNAポリメラーゼI (P −L Bioahe
micals■nc、、Milwaukee、Wisc
onsin、U、S、A、) Y用いてコピーし、かく
してV −RNAの二重ストランドDNAコピー31.
32C以下dc −V −DNAと呼ぶ〕を得る。■で
示した工程5において、da−V−RNAの末端を公知
方法で適当に改渡し、結合可能なりンカー配列をもった
dc −V −DNA ’f7生成させる。
閉じた環状二重ストランドDNA 38 、40の形に
精製したバクテリアプラスミド(たとえばpBR322
−BRL)v(○で示した工程6aにおいて適当な制限
エンドヌクレアーゼで処理し、プラスミドな単一の位置
で開裂して環状プラスミド構造Y開き、da −V −
DNA 34 + 36の末端と相補性の末端ビ有する
構造42.44’に形成させる。
たとえば制限エンドヌクレアーゼEcoR工はpBR3
22をヌクレオチド配列 ↓ 5’ −G AATTO 3’−0TTAAG ↑ を有する単一の位置で開裂する。
2 0で示した工程6bにおいて、開裂後、開いた環状プラ
スミド摘造42.44およびda−V−DNA34.5
6を、DNAリガーゼ(BR’L )の存在下に一緒に
インキュベートする。この酵素の存在下にac −v 
−DNA 54 、36はプラスミドの開裂部分に共有
結合的に挿入される。■で示した工程7aにおいてlc
 −V −DNAシラスミド34.3+5゜42.44
は、適当な釉のバクテリア中たとえばEischeri
chia coli (E、coli )中で複製、選
択、増幅される。
Oで示した工程7bにおいて、精fi do−V−DN
Aプラスミド34,36,42.44を適当な制限エン
ドヌクレアーゼで処理し、dc −V −DNAプラス
ミド34,36,42.44をOPGで示すTMV外殻
タンパク質遺伝子に相当するdc−V−DNAの領域で
開裂する。たとえば、制限エンドヌクレアーゼSst工
(BRL )はヌクレオチド配列↓ 5’−GAGOTO ろ’ −CTOGAG ↑ の位置で開裂する。この配列はeLc −V −DNA
プラスミド34,36,42.44中に2個所ある。
両位置はTMV外殻タンパク’J遺伝子内にある。分裂
位置はTMV外殻外殻タンパ分質分子中ミノ酸141−
143および145−147の[物上であるヌクレオチ
ド配列中にある〔外殻タンパク質遺伝子中の札当する位
置については上記フラグメントI+およびTMV外殻外
殻タンパ分質分子中当する位置については以下のアミノ
酸配列を参照〕。
5 一一例1の(ic −V −DNAにおけるSst工制
限部位に相当する配列 −−−飼2のりポヌクレアーゼHによって開裂される部
位に相当する配列 da −V −DNAの外殻タンパク質遺伝子を開裂し
たのち、遺伝子限界B −B’の遺伝子のda −DN
Aコピー46.48Y、あらかじめ3末端を適当に改変
してから、■で示した工程8におい゛C,DNA!Jガ
ーゼを用いda −V −DNAの外殻タンパク質遺伝
子中に共有結合的に挿入する。このように構築されたプ
ラスミドを■で示した工程9において適当なバクテリア
中で複製させ、適当な時間にプラスミド感染バクテリア
から全RNA ’4抽出する。
挿入遺伝子のRNAコピーを含むV −RNAの回収バ
クテリア中でのプラスミド複製中に、プラスミド管理R
NA合成が起こる。工程9で合成されたRNAの一部は
、挿入遺伝子を含むda −V −DNAのコv−y、
−包含する。このRNA 50はV −RNA(A−A
’)はV −RNA (A −A’ )を含み、シラス
ミドRNA (5’ −AおよびA’ −3’ )と共
有結合して6 いる。このRNA 50は、!: RNAンTMV外殻
タンパク質51とインキュベートすることにより特異的
に単離できる。この外殻タンパク質51はV−RNA中
に存在する有核領域を含むRNA 50にのみ結合し、
これンエンカゾシデートする。しかしながら、10aK
示したようにエンカデシデーションはV −RNAの6
′」6よび5′末端を越えて広がらす、これらの点から
先のプラスミドRNAはエンカプシデートされない。こ
の場合、地山プラスミドRNAはヌクレアーゼ処理によ
って除去され、かくしてV −RNAおよびTMV外殻
タンパク質のみからなる粒子51.52が生成する、。
一方、エンカプシデーションはV −RNAの6′オよ
び5′末端を越えて、共有結合したプラスミドRNA 
Y含む場合もある(10b参照)。この場合には、粒子
乞複製すると、以下に述べるようにV −RNAが回収
される。
プラスミド感染バクテリアから抽出された全、[’jN
AからのV −RNAの特異的単離のための第2の方法
には、工程100で1.RNA i、ntMdc −’
V’−DNAプラスミドから、たとえばFico R工
処理で回収したdc −V −DNAと混合する方法が
ある。ついでこの混合物を熱変性し、徐々に放冷する。
冷却時に、V −’RNA (/C相補性の単一ストラ
ンドc−V−DNA54がRNA 50 、54のV 
−RNA A −A’部分とアニールして塩基対雑種c
−V−DNA/V−RNAを形成する。V −RNAの
6′および/または5′末端に結合しているプラスミド
RNAは単一ストランドのままである。この単一ストラ
ンドHMAは単一ストランド特異性ヌクレアーゼ(たと
えばS、ヌクレアーゼ、P−L Bioch、emic
als工na、)’Y用いて分解できる、精製後、c 
−V −DNA/V−RNA 11 種のDNA スト
ランド54はDNA分解酵素で分解できる。完全なり 
−RNh 52はついでTMV外殻外殻タンパクツ51
ンカプシヂートされる。v −RNh粒子51 。
52は上記10aに略述した操作で回収される粒子に相
当する。
上記操h(10aおよび10c)の結果生成するV −
RNA粒子は複製および挿入外性遺伝子情報の表現に必
要な特性を含むように設計することが粒子ノ、完全TM
V (これがウィルスレブリカーゼを供給する)との、
(eで示される工程11aにおける共接種はV −RN
Aの複製を生じる。挿入遺伝子情報(この時点ではRN
Aの形)はV −RNAの外殻タンパク質遺伝子内にあ
るので、挿入遺伝情報に暗号化されている生成物Pが完
全TMV中の外殼゛タンパク質の量に匹敵する量生成し
、また挿入遺伝情報に含まれるm −RNAの産生方式
は、完全TMVの複製中の外殻タンパク質m −RNA
産生の方式にほぼ従う。結合プラスミドRNAもベクタ
ー粒子形成時に、上記10bにおけるようにエンヵプシ
ディ“トされる場合、複製が起これば、結合プラスミド
RNAは工程11bに示すような(−)および(−+−
)ストランド合成の間に複製酵素によってとひ越される
ことがあって、第3図の工程3dおよび3θをそれぞれ
参照して述べたと同じようにプラヌミ9 ドRNAがウィルス合成の以下の工程で効果的に失われ
てしまうか、またはこのような粒子は全く複製されない
。前者の場合、複製されたV −RNAは上述のV −
RNAの場合と同様に機能的で、挿入外性遺伝子情報の
表現を指向できる。後者の場合はV −RNAの回収に
ついて工程10cY参照して述べたような別の方法が必
要になる。
らの複製RNAベクター粒子の回収 V −RNAの外殻タンパク質遺伝子への外性遺伝子情
報の挿入は外殻タンパク質遺伝子の連続性を破壊する。
したがって、V −RNAは機能性外殻タンパク質欠合
成しない。しかしながら、共感染完全TMVは機能性外
殻タンパク質の産生を指向し、V −RNA 、 TM
V −RNAの両者がエンカゾシデイトされ、@で示し
た工程12に示すような粒子ビ形成する。V −RNA
粒子は標準操作によって単離でき、タバコまたはトマト
のような植物または植物細胞中での挿入外性遺伝情報(
遺伝子)の複製および表現を目的として将来使用するた
めに保存で0 きる。
第10図および第11図において、第7図から第9図に
示したと同じ部分は同様VC表示しであるので、前述の
点を参照する必要がある。
例1 B、 TMV −RNAのヌクレオチド配列フラグメン
トのフラグメン)IおよびHの形での生成および単離−
フラグメントIおよび■の逆転写−フラグメントIおよ
び■のDNAコピーのバクテリアシラスミドへの挿入□
フラグメントIおよび■のDNAコピーのDNA −D
NA結合−結合DNAコピーのバクテリアプラスミドへ
の挿入−外性遺伝情報(遺伝子〕のDNAコピーのベク
ター外殻タンパク質遺伝子への挿入□挿入外性遺伝情報
(遺伝子)のRNAコピーを含むRNAベクターの回収
−一タバコまたはトマトのような植物または植物細胞中
でのRNAベクターの複製および挿入外性遺伝情報(遺
伝子)の表現−感染植物または植物細胞からの複製RN
Aベクター粒子の回収例1Bは第10図および第11図
を参照して説明する。
これは例1人に述べたと同Sにして実施される。
フラグメントIは60で、フラグメント■は62で示す
第10図に示すように、6′末端に適当な、知い相補性
オリゴデオキシヌクレオチドを付したフラグメントラ、
トリ骨髄白梅病ウィルスの逆転写酵素(BRL ) Y
用いて逆転写し、それぞれ64および66と表示したフ
ラグメン)Iおよび■の単一ストランドDNAコピーを
合成させる。ついでリボストラントビアルカリ処理によ
り消化″′J−る。、郡−ストランドDNAコピー64
および66Y(1)で示して工程1VcおいてDNAポ
リメラーゼx (BRL )とインキュベートし、61
.64で示したフラグメン)Iおよび■のDNA二重ス
トランドコピー、ならびに63.66で示したda−フ
ラグメント■−DNA乞合成させ、これらのDNAコピ
ーの末端ヲ適当に修飾する。
フラグメントlおよび■の二重ストランドDNA修飾後
、フラグメントIおよび■の二重ストランドDNへコピ
ーC61,64および66.66)ン(2)で示した工
程2において、例1A工程6aおよび6bVc記載した
と同じ方法により、たとえばBco RI M)ような
制限エンドヌクレアーゼン用いてシラスミド?開裂し、
それぞれ67.68および70.71で示した別個のバ
クテリアプラスミドに挿入する。ついでプラスミドを、
たとえばLcoliのような連層なバクテリア中で別i
llに独製、選択、増幅fる。デラスミVの精製後、フ
ラグメントIおよび1161.64および66.66の
二重ストランドDNAコピー乞、それぞれ、(3)で示
した工程3において、制限エンドヌクレアーゼたとえば
Eco Rエビ用いてシラスミドから切除する。
x −x’はフラグメントI、61.64の二重ストラ
ンドDNAコピーの限界を、y−7はフラグメント■、
63.66の二重ストランドDNAコピー3 の限界を示す・ フラグメン)Iおよび■の二重ストランドDNAコピ〜
のDNA −DNA結合 精製後、フラグメントIおよび■の二重ストランドDN
Aコピー、61.64および66.66’l:それぞれ
、(4)で示した工程4においてDNA IJガーゼを
用い結合させる。61.64.66.66で示される工
程4の生成物は例1人の工程4における生成物に類似す
る。生成物61,64.63゜66の末端を、次[(F
i)で示した工程5において適当に改変する。
フラグメントIおよび■の結合二重ストランドDNAコ
ピーのバクテリアプラスミドへの挿入改変された生成物
61,64,63,66乞例なプラスミド(たとえばp
BR322)中へ挿入すベクター−RNA構築の完成、
タバコまたはトマトのような植物または植物細胞中への
接種によるベクター−RNAの複製および表視が可能で
ある。
4 ■7かしながら、挿入前のプラスミドの開裂は先に用い
た制限エンドヌクレアーゼ(たとえば5a11)とは別
の酵素ン用いて行われたことに注意すべきである。上述
のように構築された改変生成物61.64.’63.6
6は、前述ノヨうVCKen 、RIが工程(3) K
用すらねた場合、結合部位にEco R工制限部位を含
んでいる。EcOR−[制限部位が存在するために、J
714人DNA 61 、64 、63 、66は、例
1人工程@のようにプラスミドから切断するのVcKc
o RI ’ai用いたのでは、正常な形では回収でき
ない。Sal、 1部位は挿入DNA 61 + 64
 +65.66には生じないので、挿入DNA61.6
4163.66はこの制限エンドヌクレアーゼを用いれ
ばプラスミドから切断できる。逆にSa:L 1 ’2
はじめに用いたのであれば、ついでこの段階でEco 
RTを使用できる。
ベクターの回収 にして行う。
タバコまたはトマトのような植物または植物細胞中での
RNAベクターの複製および外性遺伝情報(遺伝子)の
表現 タバコおよびトマトのような感染植物または植菌12図
1〜第15図において、第1図〜第9図に示したと類似
の部分は同じように表示しであるので、前述の散切が参
考になる。
例2 TMV −RNAからヌクレオチド配列フラグメントI
および■の生成と単離−−フラグメン)Iの6′■の逆
転写□外性遺伝情報(m−RNA)の逆転写□m −R
NAのベクターRNA IA、飲タンパク質遺7 のような植物または植物細胞中でのRNAベクター(V
 −RNA )の複製および挿入遺伝子の表現−一感染
植物または植物細胞からのa製RNAベクターの回収 フラグメン)Iおよび■の生成および却離第12図に示
すように、TMV −RNA 72なオリゴデオキシヌ
クレオチド−5’ d ((1!AOGAAOTG)(
“d−″と表示)と混合する。この混合物ン工程IKお
りで、55℃で15〜60分インキュベートし、ついで
放冷する。この条件でオリゴデオキシヌクレオチドはT
ム1’V −RNAにおける相補性配列にアニールされ
る。この例では、外殻タンパク質遺伝子(OPG ) 
FC独特の5’ r (0AGUUOGUG )が存在
する。TMV外殻タンパク質のアミノ酸9〜11の暗号
であるこのヌクレオチド配列は次のとおりである。
8 :、 554− 9 下線を施こしたヌクレオチド配列はりボヌクレアーゼH
によって開裂されるヌクレオチド配列である0 アニール後、工程2でリボヌクレアーゼH(P−LBi
ochemicals  )を加え、30分間インキュ
ペーのフラグメント、すなわちフラグメントI(76で
示す)およびフラグメン)n(78で示す)に開裂され
、開裂点は上述のOPGにおける特異部位である。大き
い方のフラグメントI 76は、ウィルスRNAのキャ
ップ5′末端に由来し、外殻タンパク質遺伝中に延び、
 Frag・l OPGで示される約5742個のヌク
レオチドから構成される。ウィルスレブリカーゼ遺伝子
はフラグメン)Iに含まれていると思われる。小さい方
のフラグメント■78は外殻タンパク質遺伝子中開裂部
位の5′末端に由来し、I’rrag・l OPGで示
され、ウィルスRNAの6′末端方向に延びる約666
個のヌクレオチドで構成される。
このフラグメントI  76の部分ヌクレオチド配列は
例1Aのフラグメントlを含み、次のとおりである。
0 1 78で示されるフラグメント■のヌクレオチド配列は次
のとおりである。
IJUCLILIGUCAUCAGCGUGGGCCG
ACCCA−AUAGAGUUAAUIJAUG UA
CAG GUACAAUGCGGUGIJIJAGAC
CCGCUAGUCACAG CAUUACUAGGU
GCAUUUGACACUAGAGGAA CCGGA
IJ CLIIJAU AAU CGG AGCIJC
IJIJIJCGAGAGCIJCUIJCUGGIJ
IJUGG IJIJ UGG ACU U CCGG
tl CUGGA tl CG CGCGGG OCA
AAUG UAUAUGGU U CA UAUACA
 U CCGCA GGCACGUAAUAAAGCG
AにGGGUUフラグメントIの6′末端の延長 第16図に示すように、例1Aにおいてフラグメン) 
l RNAに関連して記述した方法で製造したフラグメ
ントIt RNA 80を例2工程1′Oに述べたオリ
ゴデオキシヌクレオチドと混合し、放置してアニールす
る。ついで工程2bにおいてリボヌクレアーゼHを加え
、インキュベートしたのち、82および84で示す生成
した2個のRNHセグメントを単離し、精製する。第1
2図におけるフラグメン)1の6′末端領域に相当する
セグメント82をついで工程6bにおいてリボヌクレア
ーゼT1(Sigma Ohemical Co、)で
消化する。次に工程4bにおいて86で示されるオリゴ
リボヌクレオチド5’ (UAUOAOUACUOO人
U(、tJ ) 3’が単離される。
このオリゴヌクレオチドは76で示されるフラグメント
1の6′末端と同じヌクレオチド配列を有する。このオ
リゴヌクレオチドを次に工程5bにおいて、ポリヌクレ
オチドホスホリラーゼ(P−LBi、ochemica
ls  )および適当なりボヌクレオチドゾホスフエ−
) (rNDP )を用いて6′方向に延長4 する。延長したオリゴリボヌクレオチドを、逆転写酵素
および適当なプライマーたとえばオリゴ(iT )、。
□2(P−L  BiOChemiQal )を、用い
、工程6bで逆転写する。次にリボストランド86を工
程7bにおいてアルカリ処理して消化し、このデオキシ
ストランド(c−DNAストランド)88を上述の工程
2からのフラグメン) l 76(第12図)に、工程
8bでアニールする。アニールされていないC−DNA
ストランド88の5′末端をテンプレイトとして用い、
工程9bにおいてフラグメンl−1を6′末端方向に、
DNAポリメラーゼl (ERL )および適当なりポ
ヌクレオチドトリホスフエート(rNTP )で延長す
る。C−DNAストランドを工程10klにおいてDN
人分解酵素で消化すると、6′末端方向に延長された、
92で示されるフラグメント1が得られる。
結合の準備のためのフラグメントnの逆転写第12図の
工程2で生成した、82で示されるフラグメント■を、
第14図に示すように、その6′末端に相補性のオリゴ
デオキシヌクレオチドで5 工程1Cにおいてプライムし、逆転写酵素を用いて逆転
写する。リボストランド78を次に工程2Cでアルカリ
処理により消化し、96と表示したフラグメント■の単
一ストランドDNAコピーを工程6Cにおいて単離し、
末端デオキシヌクレオチドトランスフェラーゼ(BRL
 )および適当なデオキシヌクレオチドトリホスフェー
ト(dNTP )を用いて6′末端方向に延長させる。
次に延長DNAコピー98を工程4Cにおいて、工程2
で生成した第12図で78と表示したフラグメントnと
アニールすると、フラグメント…RNA / DNAノ
)イブリド78.98が生成する。
第15図に示すように、102で示した精1i!jm−
RNAを逆転写酵素により工程1dで逆転写する。
リボストランド102を次に工程2dにおいてアルカリ
処理して消化し、m −RNAのDNAコピー104を
工程6dにおいて、末端デオキシヌクレオチPトランス
フェラーゼおよび適当なデオキシヌクレオチドトリホス
フエート(、(]、NTP )を用いて6′末端方向に
延長し、ストランド112を生成させる。
延長DNAストランド112を、あらかじめ第16図に
おける工程5bに述べたオリゴヌクレオチド86の延長
の場合と同じ操作でその6′を延長したlTl−RNA
 110によって工程4dでアニールし、m −RNA
−/ DNA /−イブリド110.112を生成させ
る。
92で表示した延長フラグメントIおよびm−RNA/
DNAバイブリド110.112を第15図、工程5d
で混合し、工程6dでDNAポリメラーゼlおよび適当
なりボヌクレオチドトリホスフエート(rNTP )と
インキュベートする。92で表示したフラグメンI−1
の6′末端における延長領域をバイブリドのDNA 1
12の6′末端における延長領域とアニールし、フラグ
メン)19203′末端とm−FtNAlloの5′末
端とが架橋し、アラインメントを形成する。DNAポリ
メラーゼは直線RNA分子の間のヤヤツプを満たす。次
にDNA リガーゼを工程7dで用い、92で表示した
フラグメントlの6′末端をm−RNA 11Qの5′
末端に共有結合的に結合させる。ついでバイブリドのD
NA 112をDNA分解酵素で分解する。フラグメン
トI −m−RNA92.110を第14図工程8dに
おいてフラグメント[RNA / DNAハイプリドア
8.98と混合される。
フラグメントI −m−aNp−92、iioの延長6
′末端とフラグメントI[78の5′末端は、バイブリ
ドのDNA 98の延長6′末端によりアラインメント
を形成する。次に工程9dにおいてDNAポリメラーゼ
およびDNA +7ガーゼを用い、92.110で表示
したフラグメントl −m−RNA分子の6′末端をフ
ラグメン)I178の5′末端に共有結合的に結合させ
る。次にDNA分解酵素を用いてフラグメントnRNA
 / DNAハイシリドア8.98のDNA 9 (3
を消化させる。フラグメントl −m−RNA−フラグ
メント■分子(v−RNA)を工程11aで、TMV外
殻外殻タンパクツ112りエンヵプシデイトし、工程1
2.1において、複製および表現のために植物8 または植物細胞中に接種する。表現により少なくとも1
個の遺伝子由来生成物Pと少なくともベクター92.1
10.78の部分が生成する。その目的はたとえば以下
に述べるようなものである。
前述のよりに、本発明により作製したV −RNA粒子
は挿入遺伝子情報の複製および表現に必要な特徴を有す
る。このV−RNAはウィルスレブリカーゼの合成遺伝
子も含有し、したがって、たとえばタバコ中で完全TM
Vとの共感染の必要なく複製されることができる(例1
で作製された’i’−RNAはレプリカーゼ遺伝子を含
まないので、複製のためのTMVの共感染が必要である
)。挿入m−p、NA(外性遺伝子情報)の表現は、例
1に示したと同じ過程をとり、たとえばTMVによるタ
バコの感染中に合成される生成外殻タンパク質に相当す
る生成物を生じる。
例2に示したフラグメントIおよびHの製造力9 法は適宜変更が可能で、TMV −RNAの任意の場所
から所望のフラグメントを得ることができる。たとえば
、この方法で以下のフラグメントが作製できる。
また、この方法では、ベクターRNA内の任意の場所に
外性遺伝情報を挿入することができる。例1では挿入場
所を、制限エンドヌクレアーゼ部位例1におけるように
、外殻タンパク質遺伝子への外性遺伝情報の挿入は機能
性外殻タンパク質の産生を防止する。例2で産生される
V −RNAはウィルスレブリカーゼ産生のために完全
TMVによる共感染を必要としないので、機能性の外殻
タンパク質は産生されず、したがって、V −RNAは
粒子型にエンカプシデイトされることがない。V −R
NAの回収には全R,NAの単離と、ついでTMv外殻
タンパク質による接種が必要である。V−RNAFi特
異的にエンカプシデイトされ(NR配列を含むために)
、生成V −RNA粒子が常法により単離できる。植物
または植物細胞中にベクター粒子を生成させるために、
完全TMVを共感染させる別法もある。いずれの方法で
産生じた粒子でも、将来、植物または植物細/ン 胞中で複製させ、また外性遺伝情報を表現させるために
保存することが可能である。
RNA植物ウィルスの例 1、 タバコラドルウィルス 2、 タバコモザイクウィルス 6、 ポテトウィルスX 4、  カーネーションラテントウイルス5、 ポテト
ウィルスY 6、 アルファルファモザイクウイルスZ ビーエネイ
ションモデイクウイルス8、 キュウリモザイクウィル
ス 9、 カブ黄色モザイクウィルス 10、  カラビーモザイクウィルス 11、  タバコリングスポットウィルス12゜ タノ
々コネクロシスウイルス 13、  ブロウムモザイクウイルス 14、  トマトソツシースタントウイルス15、トマ
トスポツテツドウイルトウイルス3 コモンモザイク[vulgar(Ul) ]    ト
トマトオーキューバずイク(YA)      タバコ
キューリモザイク3 (C1,’3)      キュ
ーリキューリモザイク4 (OV’4)      キ
ューリダーレメンス            トマトホ
ルムスリブグラス(HR)       オオバコザウ
デンサンヘンプモザイク(SSM)     サンヘン
プマイルドモザイク(U2)         タバコ
オドントグロサムリングショット(OR8V)  ラン
(U5)                 タバコ(
OM)                タバコカラピ
ー(OPV)            ササゲ豆すモン
ズオパンシア(soy)      カクタス黄色トマ
ト非定型モデイク(Y−TAMV)    トff ト
緑色トマト非定型モデイク(G−TAMV)    ト
ff ト(av−60)              
  トマト(Cv−61)トマト アメリカコレクション9 号(AC−9)     ト
マトホーループビスCHD)        )マI゛
サンジャキン(s、y)         トマトペン
ツラ(vEN)トマト オーストラリアl (Aus−1)      トマト
オランダ1(Dut−1)        トマト(K
−1)                )マド(PT
A)                トマトフイリツ
ビン(PTV)          )マトサウスアフ
リカン(SAF)       トマトキュウリ緑色モ
トル        キュウ1ノモザイク(OGMMV
 ) (01〜07)            ラン(B−T
MVlおよび2)        ナシ黄色葉G、P、
(YLGP)          トマト本発明の望ま
しい特徴は次のとおりである。
1、 本発明により、前述のように作製されたRNAベ
クターは挿入した外性遺伝情報の複製および表現を指向
する。このような挿入は外殻タンノぐり質遺伝子に行わ
れるので、挿入遺伝子生成物は感染過程で完全TMVに
よって合成される外殻タンパク質の収量に匹敵する収量
で合成される。この場合の収量は葉組織1ゆ(生重量)
に対し外殻タンパク質1〜10gの範囲である。これら
の収量を公知のDNAプラスミド/バクテリア系におけ
る収量と直接比較することはできないが、以下のように
2つの系での期待される収量を概略比較することはでき
る。
タバコ植’Jh 中RNAベクター(タバコ中で得られ
るTMV外殻タンパク質の収量に対する生成物の収量) 107ウイルス粒子/葉細胞×103外殻タンパク質分
子/ウィルス粒子−1010外殻タンパク分子/細胞 1010外殻タンパク質分子/細胞×106細胞/g(
生重量)葉組織−106外殻タンパク質分子/g葉組織 1016外殻タンパク質分子/g葉組織×103g/H
= 1019外殻タンパク質分子/ゆ葉組織6 フエロンまたは105イ゛ンシユリン分子/細胞(N、
 Waae : 5cience 208 :1441
.1980およびり、 Goedaelらg’ Pro
c、 Nat、 Acaa、 8c176:106〜1
10.1979参照)に基づく収量〕 108バクテリア/mX105インターフェロン(イン
シュリン)分子/細胞=103分子/11013分子/
ILlx 103rILe/ A = 10”分子/L
2、工業的に応用できる生成物の多くは真核性遺伝子の
生成物である。これらの遺伝子のDNAプラスミド/バ
クテリア系(原核性)における表現にはすでに問題が提
起されている。バクテリア中での表現による真核性遺伝
子の生成物がバクテリアプロテアーゼによって分解され
ることも報告されている。本発明のRNAベクター/植
物系は真核系であり、したがって挿入される真核性遺伝
子、およびその生成物と適合性がある。
3、  DNAプラスミド/バクテリア系中で産生され
る真核性遺伝子の生成物には不完全なものがあ7 る。たとえば、バクテリア系で合成されるインターフェ
ロンおよび抗体分子はグリコジル化(タンパク質に添加
される特異的糖分子)されていない。
この種の添加は真核細胞中の小胞体系で起こる。
バクテリアはこのような系を欠いているが、植物細胞中
には存在する。
4、本発明におけるRNAベクターは室温(25°C)
または室温付近で機能する。バクテリア系は37°Cで
機能する。不安定なタンパク質等は、バクテリア系の場
合よりも、RNAベクター/植物系で採用される温度で
より安定と思われる。
5、バクテリアにより毒性化合物または発熱性化合物(
ポリサッカライド)がしばしば生成する。
生成物をヒトに応用する場合には、この種の化合物を生
成物から完全に除去しなげればならない。
このような化合物の存在は本発明のRNAベクター/植
物系でははるかに少なくなる。
6、本発明のRNAベクターが動物またはバクテリア細
胞中で複製されることは知られていない。
したがって、 DNAプラスンド系の場合に比し、バク
チリア公害が起こる可能性もはるかに低い。エンカプシ
デイションに必要な核形成領域の除去により生物学的抑
制因子も有意に増大する。本発明のベクターRNAは、
ウィルスタンパク質によってエンカプシデイトされない
と、植物細胞外では生存できない。したがって、意に反
した漏洩の可能性もさらに低下する。
本発明の利用例を挙げれば次のとおりである。
1、 本発明のR11Aベクター/植物系はDNAプラ
スミド/バクテリア系とほぼ同範囲への応用の可能性を
もっている。たとえば、タンパク質、酵素、抗体、ホル
モン(インシュリン、ソマトスフチン、生長ホルモン)
、ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、抗原性タンパク質
、抗ウイルス性化合物(インターフェロン)、−次およ
び二次代謝物等である。
2、本発明のRNAベクター/植物系は、植物または植
物細胞中における一次および二次生成物の合成および蓄
積に必要な酵素の合成を目的として、植物または植物細
胞の代謝を変更させることに応用できる。
3、本発明のRNAベクターは植物の有利な変更、たと
えば止置習性、収量、エネルデー利用性の変化を生じる
ように、植物または植物細胞の代謝を変えるのに応用で
きる。
4、本発明のRNAベクターは植物の疾病抵抗性の改良
、また環境ストレス状態(冷害、塩害等)に対する抵抗
性の改良に直接応用することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は完全なTMVおよび関連ウィルス
棟の複製に関する基本工程を示すフローダイアグラムで
ある。第6図はTMVおよび関連ウィルス種の複製がど
のように進むと考えられるか、また6′末端への遺伝情
報の添加が複製に対してどのように作用するかについて
の可能性を例示したダイアグラムである。第4図は植物
ウィルスベクターまたはその部分の作製に用いられる、
’I’MVおよび関連ウィルス揮からのヌクレオチド配
列(フラグメントlおよび■)をダイアグラムとして示
0 した図である。第5図はTMVおよび関連ウィルス種か
ら外殻タンパク質遺伝子の少なくとも一部分の除去によ
るRNA植物ウィルスベクターの少なくとも一部分の作
製および上記遺伝子またはその部分を所望の生成物の合
成暗号であるRNAヌクレオチド配列による置換工程を
示すフローダイアゲララムである。第6図はウィルス外
殻タンパク質によるRNAベクターまたはその部分のエ
ンカプシデイションを防止するために、核形成領域の少
なくとも一部分を除去した、TMVおよび関連ウィルス
種からのRNA植物ウィルスベクターの少なくとも一部
分を作製する工程のフローダイアグラムである。第7図
〜第9図はTMVからの特異的ヌクレオチド配列(フラ
グメン)Iおよび■)の生成および単離、ならびにそれ
からのRNAベクターまたはその部分の作製に始まり感
染植物または植物細胞からの複製ベクターまたはその部
分の回収に至るまでのフローダイアグラムである。第1
0図および第11図は、TMVから特異的なヌクレオチ
ド配列(フラグメントlおよび■)の生成および単離、
1 それらからのRNAベクターまたはその部分の作製に始
まり感染植物または植物細胞から復製ベクターまたはそ
の部分の回収に至るまでの別のフローダイアグラムを例
示するものである。第12図から第15図までは、TM
Vから特異的なヌクレオチド配列(フラグメントlおよ
び■)の生成および単離SそれらからのRNAベクター
またはその部分の作製に始まり感染植物または植物#l
I胞からの複製ベクターまたはその部分の回収に至るま
でのさらに別個のフローダイアグラムである。 代理人 浅 村   皓 外4名 X  61       X’ 1 鷲111力 1↓ 。−8ユ。。GAAC工。) 2 FRAンCPG7゜ 滝14関 呟 +5 1ψは) JJ    ”    1ノ」  ゛ −〜ノ手続補正
書 昭和57年 7月9日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第 90482  号2・発明0名利
゛8、。植、ライ2.〜2−よ、、、。よその部分の作
製、利用方法 3、41i’iTEをする者 事件との関係 特許出願人 住  所 4、代理人 5、補正命令の日刊 昭和  年  月  日 6、補正により増加する発明の数 8、補正の内容  別紙のとおり 9、添付書類の目録  同時に出願審査請求書を提出し
てあります。 (1)特許請求の範囲を別紙のごとく訂正する。 (2)  明細書、10頁下から2行の「表現」を「発
現」に訂正する。 (3)  同書、12頁11行の「末端と」を「末端は
」に訂正する。 (4)同書、16頁6行の1配列」を「配列をフラグメ
ント」に訂正する。 2、特許請求の範囲 (11TMVおよび他のRNA植物ウィルスからRNA
植物ウィルスベクターまたはその部分を、それに外性遺
伝情報を挿入しこれを植物または植物細胞中に運搬し、
植物または植物細胞中で挿入外性遺伝情報とともに、自
己複製またはヘルパーウィルスとの共接種下の複製によ
って、そのベクターまたは部分を複製および発現させる
ために作製する方法において、ウィルスRNAのプラス
(+)ストランド5′末端から由来のヌクレオチド配列
とウィルスRNAのプラス(リストランド6′末端から
由来のヌクレオチド配列(以下この種のヌクレオチド配
列をフラグメントと呼ぶ)を結合させ、これらのヌクレ
オチド配列は以下のオリゴヌクレオチドおよびポリヌク
レオチド、すなわち(a)以下フラグメントIと呼ぶ5
′末端由来のフラグメントは6′末端方向に延び、ウィ
ルスRNAのマイナス(−)ストランドでウィルス性ポ
リメラーゼに対する認識および結合部位に相補的なヌク
レオチド配列を有する、(b)以下フラグメン)11と
呼ぶ6′末端由来のフラグメントは5′末端方向に延び
、ウィルスRNAのプラス(+)ストランドでウィルス
性ポリメラーゼが認識、結合できるヌクレオチド配列を
有する、(C)フラグメントIおよび1の少なくとも一
方は少くともウィルス外殻タンパク質遺伝子の部分を含
む、および(d)フラグメントIおよび■は単独でまた
は結合して、外殻タンパク質遺伝子の発現を調節するヌ
クレオチド配列を調節領域またはその部分の形で含む:
からなる群から選ばれることを特徴とするRNA植物ウ
ィルスベクターまたはその部分の作製方法 (2)  フラグメントIおよび■ば単独でまたは結合
シテ、RNAのウィルス外殻タンパク質によるエンカメ
ジディジョンに必要な核形成領域またはその部分を形成
するヌクレオチド配列またはその部分を含むように作製
する特許請求の範囲第1項記載の方法 (3) RNAベクターまたはその部分に対して外性遺
伝情報を挿入または付着させ、最終的にはRNA。 形とすることなさらに包含する特許請求の範囲第1項記
載の方法 (4)遺伝情報は外殻タンパク質遺伝子またはその部分
に挿入または付着させる特許請求の範囲第6項記載の方
法 (5)外性遺伝情報は調節領域またはその部分に挿入ま
たは付着させる特許請求の範囲第6項記載の方法 (6)  RNAベクターまたはその部分の核形成領域
またはその部分に外性遺伝情報を最終的にはRNA0形
で挿入または付着させることをさらに包含する特許請求
の範囲第2項記載の方法 +71  RNA植物ウィルスベクターまたはその部分
は植物または植物細胞への接種により再生させる目的で
生成させる特許請求の範囲第1項または第2項のいずれ
か一つに記載の方法 (8)  RNA植物ウィルスベクターまたはその部分
は、加えた外性遺伝情報とともに、植物筐たは植物細胞
への接種により再生させる目的で生成させろ特許請求の
範囲第6項、第4項、第5項または第6項のいずれか一
つに記載の方法。 (9)  RNA植物ウィルスベクターまたはその部分
は、加えた外性遺伝情報とともに、タンパク質、オリゴ
ヌクレオチド、ポリヌクレオチド、ベゾチド、酵素、抗
体、抗原性物質、抗ウイルス性化合物、抗癌性化合物な
らびに一次まれは二次体謝物の群から選ばれる生成物合
成の指向を目的として、植物丑たは植物細胞への接種に
よって生成させる特許請求の範囲第6項、第4項、第5
項または第6項のいずれか一つに記載の方法 (10)  RNA植物ウィルスベクターまたはその部
分は、加えた外性遺伝情報とともに、植物捷たは植物細
胞の代謝捷たは分解能を変える目的で、植物または植物
細胞への接種によって生成させる特許請求の範囲第6項
、第4項、第5項または第6項のいずれか一つに記載の
方法 (I])  RNA植物ウィルスベクターまたはその部
分は、加えた外性遺伝情報とともに、植物捷たは植物細
胞の生育習性、収穫潜在性、疾病抵抗性、環境ストレス
への抵抗性およびエネルギー利用性の群のうち少なくと
もひとつを改変する目的で、植物または植物細胞への接
種によって生成させる特許請求の範囲第6項、第4項、
第5項または第6項のいずれか一つに記載の方法 Q21  TMVおよび他のRNA植物ウィルス由来の
RNA植物ウィルスベクターまたはその部分であって、
それに外性遺伝情報を挿入し、これを種部または植物細
胞中に運搬し、植物または種部細胞中で挿入外性遺伝情
報とともに、自己複製またはヘルパーウィルスとの共接
種下の複製のためのものであり、ウィルスRNAのプラ
ス(+)ストランド5′末端から由来のヌクレオチド配
列とウィルスRNAのプラス(+)ストランド6′末端
から由来のヌクレオチド配列(以下これらのヌクレオチ
ド配列をフラグメントと呼ぶ)からなり、これらのクレ
オチド配列を結合させ、これらの配列は以下のオリゴヌ
クレオチドおよびポリヌクレオチド、すなわち(a)以
下フラグメントIと呼ぶ5′末端由来のフラグメントば
3′末端方向に延び、ウィルスRNAのマイナス(=)
ストランドでウィルス性ポリメラーゼに対する認識およ
び結合部位に相補的なヌクレオチド配列を有する、(b
)以下フラグメント■と呼ぶ6′末端由米のフラグメン
トは5′末端方向に延び、ウィルスRNAのプラス(+
)ストランドでウィルス性ポリメラーゼが認識および結
合できるヌクレオチド配列を有する、およびfcJフラ
グメント■および■の少なくとも一方は少なくともウィ
ルス外殻タンパク質遺伝子の部分を含む、(d)フラグ
メントIおよび■は単独でまたは結合して外殻タンパク
遺伝子の発現を調節するヌクレオチ配列を調節領域また
はその部分の形で含む;からなる群から選ばれるRNA
 i物つィルスベクター゛またはその部分 (13)  RNA ウィルス外殻タンパク質のエンカ
ゾシデイションに必要な核形成領域またはその部分を形
成するヌクレオチド配列またはその部分をさらに含んで
いる特許請求の範囲第12項記載のRNA植物ウィルス
ベクターまたはその部分 Oa  さらに外注遺伝情報の挿入筐たは付着を包合し
、最終的にはRNA0形をとる特許請求の範囲第12項
記載のRNA植物ウィルスベクターまたはその部分 (15)外性遺伝情報は外被タンパク質遺伝子またはそ
の部分に挿入または付着された特許請求の範囲第14項
記載の′R1RNA植物ウィルスベクター捷その部分 (国 外性遺伝情報は調節領域またはその部分に挿入ま
たは付着された特許請求の範囲第14項記載のRNA植
物ウィルスベクターまたはその部分(17)核形成領域
またはその部分に外性遺伝情報を最終的にはFtNAO
形で挿入または付着させることなさらに包含する特許請
求の範囲第16項記載のRNA植物ウィルスベクターま
たはその部分(Ial  RNA植物ウィルスベクター
またはその部分は添加した外性遺伝情報とともに、植物
または植物細胞へ接種して、タンパク質、オリゴヌクレ
オチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、酵素、抗体、抗
原性物質、抗ウイルス性化合物、抗癌性化合物ならびに
一次および二次代謝物の群から選ばれる生成物合成の指
向を目的とした特許請求の範囲第14項、第15項、第
16項または第17項のいずれか一つに記載のFtNA
植物ウィルスベクターまたはその部分 0[株] RNA植物ウィルスベクターまたはその部分
は添加した外性遺伝情報とともに、植物または植物細胞
へ接種して、植物または植物細胞の代謝または分解能を
変えることな目的とした特許請求の範囲第14項、第1
5項、第16項または第17項のいずれか一つに記載の
RNA植物ウィルスベクターまたはその部分 (2QI  RNA M 物ウィルスベクターまたはそ
の部分は加えた外性遺伝情報とともに植物または植物細
胞へ接種して、植物または植物細胞の生育習性、収穫潜
在性、疾病抵抗性、環境ストレスへの抵抗性およびエネ
ルギー利用性の群のうち少なくともひとつを改変するこ
とを目的とした、特許請求の範囲第14.15.16ま
たは17項のいずれか一つのRNA植物ウィルスベクタ
ーまたはその部分(21)  TMVおよび他のRNA
植物ウィルスから由来のRNA植物ウィルスベクターま
たはその部分に外性遺伝情報を挿入し、このベクターま
たはその部分を挿入した遺伝情報とともに植物捷たは植
物#l胞中に接種して、植物または植物細胞中で自己複
写またはヘルパーウィルスとの共接種による複写によっ
て遺伝子由来生成物を生成、蓄積させるために、そのベ
クターまたは部分を複写、発現させる遺伝子由来生成物
の製造方法であって、その1(NA植物ウィルスベクタ
ーまたはその部分はウィルスRNAのプラス(十)スト
ランド5′末端から由来のヌクレオチド配列とウィルス
RNAのプラス(+)ストランド6′末端から由来のヌ
クレオチド配列C以下これらのヌクレオチド配列なフラ
グメントと呼ぶ)からなり、これらのヌクレオチド配列
な結合させ、これらのヌクレオチド配列は以下のオリゴ
ヌクレオチドおよびポリヌクレオチド、すなわち(a)
以下フラグメン)lと呼ぶ5′末端由来のフラグメント
は6′末端方向に延び、ウィルスRNAマイナス(−)
ストランドでウィルス性ポリメラーゼに対する認識およ
び結合部位に相補的なヌクレオチド配列を有する、(b
J以下フラグメント■と呼ぶ3′末端由来のフラグメン
トは5′末端方向に延び、ウィルスRNAの70ラス(
+)ストランドでウィルス性ポリメラーゼが認識および
結合できるヌクレオチド配列をゼする、およびFC)フ
ラグメントIおよび■の少なくとも一万は少なくともウ
ィルス外殻タンパク質遺伝子の部分を富む、および(d
)フラグメントIおよび■は単独でまたは結合して外殻
タンパク遺伝子の発現を調節するヌクレオチド配列を調
節領域またはその部分の形で含む:からなる群から選ば
れることを特徴とする遺伝子由来生成物の製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  TMV および他のRNA植物ウィルスから
    RNA植物ウィルスベクターまたはその部分を、それに
    外性遺伝情報を挿入しこれを植物才たは植物細胞中に運
    搬し、植物または植物細胞中で挿入外性遺伝情報ととも
    に、自己複製またはヘルパーウィルスとの弁接種下の複
    製によって、そのベクターまたは部分を複製および表現
    させるために作製する方法において、ウィルスRNAの
    プラス(l−)ストランド5′末端から由来のヌクレオ
    チド配列とウィルスRNAのプラス(+)ストランド6
    味端から由来のヌクレオチド配列(以下この種のヌクレ
    オチド配列を。 フラグメントと呼ぶ)を結合させ、これらは以下のオリ
    ゴヌクレオチドおよびポリヌクレオチド、すなわち(a
    )以下フラグメントIと呼ぶ5′末端由来のフラグメン
    トは6′末端方向に延び、ウィルスRNAのマイナス(
    ハ)ストランドでウィルス性ポリメラーゼに対する認識
    および結合部位に相補的なヌクレオチド配列を有し、(
    1))以下フラグメント■と呼ぶ3′末端由来のフラグ
    メントは5′末端方向に砥料を有し、(C)フラグメン
    トIおよび1の少なくとも一方は少なくともウィルス外
    殻タンパク質遺伝子の部分を含み、また(d)フラグメ
    ントIおよび1は単独でまたは結合して、外殻タンパク
    質遺伝子の表現を調節するヌクレオチド配列を調節領域
    またはその部分の形で含むヌクレオチド配列から選ばれ
    ることを特徴とするRNA植物ウィルスベクターまたは
    その部分の作製方法 (2)  フラグメントIおよび■は単独で才たは結合
    して、 RNAのウィルス外殻タンパク質によるエンカ
    ゾシデイションに必要な核形成領域またはその部分を形
    成するヌクレオチド配列またはその部分を含むように作
    製する特許請求の範囲第1項記載の方法 (3)  RNAベクターまたはその部分に対して外性
    遺伝情報の挿入才たは付着させ、最終的にはRNA0形
    とすることをさらに包含する特許請求の範囲第1項記載
    の方法 (4)遺伝情報は外殻タンパク質遺伝子またはその部分
    に挿入または付着させる特許請求の範囲第6項記載の方
    法 (5)外性遺伝情報は調節領域またはその部分に挿入ま
    たは付着させる特許請求の範囲第6項記載の方法 (5)  RNAベクターまたはその部分の核形成領域
    またはその部分に外性遺伝情報を最終的にはRNA0形
    で挿入または付着させることをさらに包含する特許請求
    の範囲第2項記釘の方法 (力 RNA植物ウィルスベクターまたはその部分は植
    物苗たは植物細胞への接種により再生させる目的で生成
    させる特許請求の範囲第1項または第2項のいずれかに
    記載の方法 (8j  RNA植物ウィルスベクターまたはその部分
    は、加えた外性遺伝情報とともに、植物または植物細胞
    への接種により再生させる目的で生成させる特許請求の
    範囲第6項、第4項、第5項または第6項のいずれかに
    記載の方法 (91RNA植物ウィルスベクターまたはその部分は、
    加えた外性遺伝情報とともに、タンパク質、オリゴヌク
    レオチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、酵素、抗体、
    抗原性物質、抗ウイルス性化合物、抗癌性化合物ならび
    に一次または二次代謝物の群から選ばれる生成物合成の
    指向を目的として、植物苗たは植物細胞への接種によっ
    て生成させる特許請求の範囲第6項、第4項、第5項ま
    たは第6項のいずれかに記載の方法 QQI  FtNA 植物ウイルスベクターオたはその
    部分は、加えた外性遺伝情報とともに、植物または植物
    細胞の代謝または分解能を変える目的で、植物または植
    物細胞への接種によって生成させる特許請求の範囲第6
    項、第4項、第5項才たは第6項のいずれかに記載の方
    法 (tlJ  RNA植物ウィルスベクターまたはその部
    分は、加えた外性遺伝情報とともに、植物または植物細
    胞の生育習性、収@潜在性、疾病抵抗性、環境ストレス
    への抵抗性およびエネルギー利用性の群のうち少なくと
    もひとつを改変する目的で、植物または植物細胞への接
    種によって生成させる特許請求の範囲第6項、第4項、
    第5項または第6項のいずれかに記載の方法 α2)  TMVおよび他のRNA植物ウィルス由来の
    RNA植物ウイつスベクターオたはその部分であって、
    それに外性遺伝情報を挿入し、これを植物苗たは植物細
    胞中に運搬し、植物苗たは植物細胞中で挿入外性遺伝情
    報とともに、自己複製またはヘルパーウィルスとの弁接
    種下の複製のためのものであり、ウィルスRNAのプラ
    ス(+)ストランド5′末端から由来のヌクレオチド配
    列とウィルスRNAのプラス(利ストランド6′末端か
    ら由来のヌクレオチド配オチド 列(以下これらのヌクレ≠→配列をフラグメントと呼ぶ
    )からなり、これらのクレオチド配列を結合させ、これ
    らの配列は以下のオリゴヌクレオチドおよびポリヌクレ
    オチド、すなわち(a)以下フラグメント1と呼ぶ5′
    末端由来のフラグメントは6′末端方向に延び、ウィル
    スRNAのマイナス(−)ストランドでウィルス性ポリ
    メラーゼに対する認識および結合部位に相補的なヌクレ
    オチド配列を有し、(b)以下フラグメント■と呼ぶ6
    ′末端由来のフラグメントは5′末端方向に延び、ウィ
    ルスRNAのプラス(−1−)ストランドでウィルス性
    ポリメラーゼが認識および結合できるヌクレオチド配列
    を有し、また(C)フラグメントIおよびHの少なくと
    も一方は少なくともウィルス外殻タンパク質遺伝子の部
    分を含み、(d)フラグメントIおよび■は単独でまた
    は結合して外殻タンパク遺伝子の表現を調節するヌクレ
    オチ配列を調節領域またはその部分の形で含むヌクレオ
    チド配列から選ばれるRNA M物つィルスベクターオ
    たはその部分 Q3)  RNAウィルス外殻タンパク質のエンカプシ
    デイションに必要な核形成領域またはその部分を形成す
    るヌクレオチド配列またはその部分をさらに含んでいる
    特許請求の範囲第12項記載のRNA植物ウイつスベク
    ターオたはその部分 a力  さらに外性遺伝情報の挿入才たは付着を包含し
    、最終的にばRNAの形をとる特許請求の範囲第12項
    記載のRNA植物ウイつスベクターオたはその部分 ((5)外性遺伝情報は外植タンパク質遺伝子才たはそ
    の部分に挿入または付着された特許請求の範囲第14項
    記載のRNA植物ウィルスベクターまたはその部分 (16)外性遺伝情報は調節領域またはその部分に挿入
    才たは付着された特許請求の範囲第14項記載のRNA
     41f物ウイルスベクターまたはその部分αη 核形
    成領域才たはその部分に外性遺伝情報を最終的にはRN
    Aの形で挿入または付着させることをさらに包含する特
    許請求の範囲第16項記載のRNA植物ウィルスベクタ
    ーまたはその部分Q、81  RNA植物ウィルスベク
    ターまたはその部分は添加した外性遺伝情報とともに、
    植物苗たは植物細胞へ接種して、タンパク質、オリゴヌ
    クレオチド、ポリヌクレオチド、ペプチド、酵素、抗体
    、抗原性物質、抗ウイルス性化合物、抗癌性化合物なら
    びに一次および二次代謝物の群から選ばれる生成物合成
    の指向を目的とした特許請求の範囲第14項、第15項
    、第16項または第17項記載のRNA m物つィルス
    ベクターまたはその部分α9J  RNA植物ウィルス
    ベクターまたはその部分は添加した外性遺伝情報ととも
    に、植物または植物細胞へ接種して、植物苗たは植物細
    胞の代謝または分解能を変えることを目的とした特許請
    求の範囲第14項、第15項、第16項または第17項
    記載のRNA41物ウイルスベクターまたはその部分C
    20J  RNA @物つィルスベクターまたはその部
    分は加えた外性遺伝情報とともに植物または植物細胞へ
    接種して、植物または植物細胞の生育習性、収穫潜在性
    、疾病抵抗性、環境ストレスへの抵抗性およびエネルギ
    ー利用性の群のうち少なくともひとつを改変することを
    目的とした、RNA植物ウイつスベクターオたはその部
    分 (2])  TMVおよび他のRNA Mi物ウつルス
    ベクターオたはその部分に外性遺伝情報を挿入し、この
    ベクターまたはその部分を挿入した遺伝情報とともに植
    物苗たは植物細胞中に接種して、植物韮たは植物細胞中
    で自己複写またはヘルパーウィルスとの共接種による複
    写によって遺伝子由来生成物を生成、蓄積させるために
    、そのベクターまたは部分を複写、表現させる遺伝子由
    来生成物の製造方法であって、そのRNA植物ウィルス
    ベクターまたはその部分はウィルスRNAのプラス@−
    )ストランド5′末端から由来のヌクレオチド配列とウ
    ィルスRNAのプラス(ト)ストランド6′末端から由
    来のヌクレオチド配列(以下これらのヌクレオチド配列
    をフラグメントと呼ぶ)からなり、これらのヌクレオチ
    ド配列を結合さぜ、これらのヌクレオチド配列は以下の
    オリゴヌクレオチドおよびポリヌクレオチド、すなわち
    (a)以下フラグメント1と呼ぶ5′末端由来のフラグ
    メントは6′末端方向に延び、ウィルスRNAマイナス
    (−)ストランドでウィルス性ポリメラーゼ゛に対する
    認識および結合部位に相補的なヌクレオチド配列を有し
    、(b)以下フラグメント11と呼ぶ6′末端由来のフ
    ラグメントは5′末端方向に延び、ウィルスRNAのプ
    ラス(−1−)ストランドでウィルス性ポリメラーゼが
    認識および結合できるヌクレオチド配列を有し、また(
    Q)フラグメントIおよび11の少なくとも一方は少な
    くともウィルス外殻タンパク質遺伝子の部分を含み、(
    a)フラグメント1および11は単独でまたは結合して
    外殻タンパク遺伝子の表現を調節するヌクレオチド配列
    を調節領域またはその部分の形で含む配列から選ばれる
    ことを特徴とする遺伝子由来生成物の製造方法
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