JPS58500167A - 真核細胞の選択的遺伝的マ−カ−、このようなマ−カ−の使用方法及びこのようなマ−カ−を含む細胞の対応するdnaによる形質転換後の特定タンパクの製造への適用 - Google Patents

真核細胞の選択的遺伝的マ−カ−、このようなマ−カ−の使用方法及びこのようなマ−カ−を含む細胞の対応するdnaによる形質転換後の特定タンパクの製造への適用

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JPS58500167A JP50083982A JP50083982A JPS58500167A JP S58500167 A JPS58500167 A JP S58500167A JP 50083982 A JP50083982 A JP 50083982A JP 50083982 A JP50083982 A JP 50083982A JP S58500167 A JPS58500167 A JP S58500167A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 真核細胞の選択的遺伝的マーカー、このようなマーカーの使用方法及びこのよう なマーカーを含む細胞の対応するDNAによる形質転換後の特定タンパクの製造 への適用本発明は、多くの種類の真核細胞特に高等生物由来の真核細胞内に侵入 し得、且つ、特異的培地内に置かねた該細胞に対し、形質転換細胞を容易に検出 せしめる安定な特異的キャラクタを付与し得る新規な優性の遺伝的マーカー(m arqueurggn+tiqIJe)に係る。
本発明は更に、前記の如く特別なキャラクタが与えられた真核細胞の検出方法に 係る。本発明はまた、原核性、真核性又はウィルス性の特定タンパクの製法即ち 、該タンパクをコードする遺伝子又はcDN人の如きDNA配列を含む外来DN 人断片によって予め形質転換した前記の如き細胞を使用するタンパクの製法に係 る。
適正条件下で行なわれたカルチャーの真核細胞を前記の如きDNAで形質転換処 理する場合に生じる課題は、DNAに影響されなかったかなり多数の真核、!i l胞の中からDNAが有効に移入した真核細胞を検出単離するのが難しいことで ある。
原核細胞の領域でよく知られた技術、即ち、原核細胞のうちの検出されるべき細 胞に抗生物質耐性因子を組込ませ対応する抗生物質を含む適当な培地中で細胞培 養を実施しくマーカーで)標識された細胞のみを生き残らせてコロニーを形成せ しめる技術を真核細胞の培養に利用することは、今日まで殆んど検討されること がなかった。これらの技術が今日まで真核細胞の培養にら用されなかった理由は 、殆んどの抗生物質が大部分の真核細胞内に侵入するか及び/又は毒性プロセス による該細胞の破壊を行なうことができないためである。
従って、今日までに行なわれた遺伝子の真核細胞内移植テストに於いては、真核 細胞に侵入し該細胞内で発現され得る能力を有することがわかっているタイプの DNA断片更にあるときはDNA完全体から成る遺伝的マーカーが使用されてき た。このタイプのDNAとして特に、°単純ヘルペスウィルス(単純、jctt  珍ウィルス1(erpds simplex Virus ) ”タイプl  (H8VI)と槓杵されるウィルスのDNA、チミジンキナーゼ(TK)の遺伝 子、アデニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(APRT)ノ遺伝子、ジヒド ロホレートレダクターゼ(ジヒドロ葉酸還元酵素、DHPR)の遺伝子等、又は キサンチンーグアニンホスホリホスホリボシルトランスフエラーゼの酵素活性は 容易に検出され得る。
しかし乍ら、前記の如き遺伝的マーカーを使用した技術の実用化は依然として困 難である。何故なら、特有の突然変異を有する細胞のカルチャー、特に対応する 遺伝子に影響を与える突然変異が誘発又は生起された細胞のカルチャーを使用す る必要があるからである。例えば、ヘルペスウィルスのチミジンキナーゼ遺伝子 を用いる検出技術は、内因性チミジンキナーゼ遺伝子に影響を与える突然変異を 先ず誘発又は生起せしめて修飾したLタイプのマウス細胞に於いて行なわれる。
このことは、IM。
WIGLBR及び共著者により既に発表されている( ’Ce1l’。
1巻、223−232.1977)。更に、これらの細胞は、特異的培地例えば チミジンキナーゼの遺伝子のレベルに欠失を有する細胞(いわゆるTK−細胞) に対して特異的な培地、例えば’HAT培地1(ヒボキサンチンとアミノプテリ ンとチミジンとを含む)たる槓杵で知られる培地に於いて培養される必要がある 。この場合には、ヘルペスウィルスのTK遺伝子を組込んで遺伝形質(patr imoine gc<netique )が修sされたTK−細胞のみが前記の 如き培地中で増殖し得る。同様の技術に別の遺伝子を用いた例もある。しかし乍 ら一般には、標識(marquage )テストで使用された突然変異細胞は、 マウスのLTK−細胞の安定キャラクタを有していない。突然変異の発生によっ て得られたキャラクタは、当該細胞の連続的細胞分裂の進行に伴なって急速に失 なわれる。
従って、適当な突然変異体の単離が難しい上に、一般には、所望の表現型の急速 な消失という欠点が生じ、特異的培地を毎回使用することが必要になる。
近年、A、JIMENBZ及びJ、DAVIESは別途の研究に着手し、′抗生 物質耐性の転置可能エレメントのサツカロミセス内での発現Expressio n of a transposable antihioticresist ance element in Saccharomyces ’ (’ N ature ”。
287巻、1980.10.30..869−871ページ)と題する論文に於 いて発表した。
これらの著者の知見によれば、0418なる槓杵で知られるゲンタマイシンに似 た構造のアミノグリコシド類に属する抗生物質は、ある種の酵母菌例えばSac charom CeS cerevisraeの増殖を阻止する性質を有してい る。従って、アミノグリコシドタイプのいくつかの抗生物質のリン酸化及び不活 化を生じさせる酵素たるアミノグリコシドホスホトランスフェラーゼ(3′)− 1(APiJ(3’)−1)をコードしており1転置可能エレメント1即ち1ト ランスポゾン1に担持されて(する遺伝子を予め細胞に組込んでから該抗生物質 を含む培地中で該細胞を培養すると該抗生物質に耐性のコロニーを産生ずること ができる。
1トランスポゾン1なる用語は、1トランスボザーゼに組込まれることができ、 また、前記の如き第1DNA力)ら離脱して例えばバタテリオファージの如き別 のDNAに転置又は組込まれることができるDN人工レメントを意味しており、 これらの例は多数矧られている。しかし乍ら、著者等が同時に指摘しているよう に、抗生物−1lG418により形質転換された酵母細胞は抗生物質非含有培地 中で培養されると耐性を失ない易有効に形質転換された細胞の割合が少なく安定 性に欠けるので、この技術を真核l181I@の標識特に高等生物由来の真核細 胞の標識のために応用することは難しい。著者等が記載した条件に於いて使用酵 母のDNAに原核細胞遺伝子がランダムに組込まれ内因性プロモータのコントロ ール下で発現するという現象は、酵母と原核細胞とが互いに近似しているにもか かわらず極めて希にしか発生しない(10’未満)。より複雑な真核細胞特に高 等生物由来の真核細胞の場合には、このような現象の生じる度合は更に少なくな る。
本発明の目的は、抗生物質耐性遺伝子又はその同族体を用いる標識技術を真核細 胞特に高等生物由来の真核細胞に適用せしめることである。抗生物質としてはG 418の如く真核細胞の増殖阻止が証明されたか又はいずれ証明されるであろう 抗生物質が使用される。
更に本発明の目的は、高等生物由来の真核細胞をも含む多様な真核細胞に対して 使用することができ、前記細胞の高い形質転換効率を可能にし、連続的細胞分裂 中にも形質転換細胞の子孫に於いて維持される安定なキャラクタを該細胞に付与 することができ、このような抗生物質の存在中での培養を常に行なう必要のない 選択的遺伝的マーカーを製造することである。
勿論本発明は、前記の如きマーカーの使用方法をも含んでおり、更に特定タンパ クを産生ずるために前記の如く標識された細胞(cel 1utes marq uees )を特定タンハク(7) :) −)’配列ヲ含むDNAにより予め 形質転換してから培養を行なうタンパクの製法に係る。
本発明のマーカーは、真核性プロモータ即ち該プロモータに正常に結合した遺伝 子を真核細胞中で発現せしめる能力が認識されたプロモータと、該プロモータに 結合し咳プロモータの直接コントロール下で抗生物質例えば抗生物質0418を 不活化し得る酵素をコードするDNA配列とを含む環状又は非環状DNAから構 成されている。不活化酵素をコードするDNA配列がアミノグリコシド3′−ホ スホトランスフェラーゼ(API(3’))をコードする配列から選択されるの が有利である。
本発明による真核細胞標識方法の特徴は、細胞の少くとも一部の形質転換を生じ させ得る条件で細胞と本発明のマーカーとを接触させ、抗生物質を含む細胞増殖 に適した培地中で培養する段階を含んでおり、前記抗生物質例えば0418が前 記細胞に対して通常は毒性であるが、不活化酵素特に前記DNA配列によって合 成されるアミノグリコシド3′−ホスホトランスフェラーゼによって不活化され 得ることである。
有利な構成によれば、本発明のマーカーは、一方では、細菌カルチャーでクロー ニングするための複製オリジンを含む原核細胞DNA由来の部分例えばファージ 好ましくはプラスミドを含んでおり、他方では、真核細胞内で結合した遺伝子を 発現せしめる前記真核性プロモータと、該プロモータの直接コントロール下で不 活化酵素特に人PH(3’)をコードする前記DNA配列とが前記の原核細胞D NA1l1分に組込まれている。
本発明の好ましいマーカーに於いては、プロモータは、チミジンキナーゼの遺伝 子のオリジン細胞中での転写をコントロールするプロモータであり、APR(3 ’)−1をコードする遺伝子は” Tn 5 ”なる槓杵でよく知られたトラン スポゾンにより担持された遺伝子の如きカナマイシン及び/又はネオマイシンに 耐性の遺伝子であるのが有利である。
別のプロモータの使用も勿論可能である。例えば前出の如き従来から使用されて いた遺伝的マーカーのプロモータ、又は使用真核細胞に感染し得ることがわかっ ているウィルスに属するプロモータがあり、例えば使用真核細胞がチンパンジー 由来の細胞から成るときはB型つィルス性肝炎のウィルスのDNA由来のプロモ ータを使用し得る。
不活化酵素をコードするDNA配列としては、遺伝的マーカーを組込んだ細胞を 選択するために使用培地中で使用される抗生物質を不活化し得る酵素を合成する ことが可能ないかなる配列を使用してもよい。培地に添合された抗生物質が抗生 物質0418から成る場合、前出のAPI(3’)タイプのリン酸化酵素の使用 が有利である。同様にして抗生物質を不活化する能力例えば抗生物質の対応する ヒドロキシル官能基をアセチル化して不活化する能力を有する酵素を合成する全 ての別のタイプのDNA配列の使用が勿論可能である。このようなりNA配列は 任意の適当なソースから得ることができる。例えば前出のトランスポゾン’rn sに代えてJIMENBZ及びDAVIE8が挙げたトランスポゾンTn601 (903)を使用してもよく、又は、培地中で使用選択抗生物質との相互作用を 生じ得るいかなる抗生物質耐性遺伝子を使用してもよい。場合によっては、特に 不活化酵素を特異的にコードするDNA配列を遺伝子から単離するために、この 耐性遺伝子の制限マツプを予め確定しておく。本発明の好ましい遺伝的マーカー に関して、酵素をコードする配列をより特異的に配置することの利点は、以下の 記載より明らかであろう。
勿論、前記遺伝子の同種配列(5Jquences homologues ) 特に対応するメツセンジャーRNAの化学的又は酵素的転写により得られるCD NAを使用することも可能である。
本発明の好ましい付加的特徴によれば、人PH(3’)をコードするDNA配列 又はその同族配列(5equence analogue )の最初の複数のヌ クレオチド対は転写の方向でプロモータの最後の複数のヌクレオチド対に可能な 限り接近しており、特にヌクレオチ対の個数で示すと1ooo未満、好ましくは 500未満、更に好ましくは100未満のヌクレオチド対に相当する間隔を隔て ている。特に適当な欠失を利用して得られるこのような間隔短縮の結果として形 質転換効率がかなり高くなることが確認された。このことに関しては、本発明の 好ましいマーカーに関する以後の記載に於いて明らかにされるであろう。
更に好ましくは、本発明のマーカーDNAはAPH(3/)の遺伝子の下流側に ポリアデニル化部位をも含んでおり、該部位もまたAPH(3’))コードする 遺伝子の最終ヌクレオチド対正こできるだけ接近しているのが好ましい。この間 隔を塩基対の個数で示すと、API(3/)をコードする遺伝子の末端とポリア デニル化部位又はこの遺伝子の翻訳1停止コドン1との間に含まれる塩基対が1  (l O0未満、好ましくは500未満、更に好ましくは100未満の個数で あるのが有利である。
マーカーDNAに真核細胞複製オリジンを与えると標識効率をいっそう向上させ 得る。複製オリジンは該オリジンを含む新組込むことによって与えられる。対応 する欠失ゲノム中にこのウィルスのエピソーム形とマルチマー形の1.4キロ塩 基のDNAサブユニットとが存在しているので、該サブユニットが複製オリジン を含んでいると考えることができる。
本発明の好ましいマーカーは、いずれもpBR322から誘導されたプラスミド pAGo又はpFG5の修飾により得られる。
TK遺伝子に加えて2種の付加的耐性因子即ちアンピシリン耐性因子とテトラサ イクリン耐性因子とを含むのでプラスミドpAGOが好ましい。pAGoの構成 を第1図に概略的に示す。第1図では特に、TK遺伝子が点線円弧で概略的に示 されており、後述する如く本発明の好ましいマーカーの組立に特に使用される種 々の制限部位が示されている。TK遺伝子の矢印tr は転写の方向を示す。点 0はこのプラスミドのBCORI部位に対応する。BPR部位及びPA8部位は TK遺伝子のプロモータの領域の位置及びTK遺伝子のポリアデニル化部位の位 置に夫々対応する。
本発明の好ましい遺伝的マーカーはpAGOとトランスポゾンTn5 との組換 により得られたマーカーである(R,A。
JORGBNSEN、8.J、ROTH8TEIN及びW、S、几E Z N  I KOFF’(1979) ’Mo1ec、Gen、Genet、’ 、l’ 7’y 、65−72)。
この1例が第2図に概略的に示されている。第2図のマーカーは、B、coli 菌Gll/1pHN5に含まれた細胞プラスミドCo1EITnsから得られた 。この1株は1981年3月2日、Co11ection Nationale  de Cu1ture de Micro −organismeslcno  l −149として寄託されている。
前記の検出方法に於いて使用される好ましい抗生物質は、殆んどの真核細胞に侵 入して該細胞を毒性プロセスで破壊する能力がgII&されている抗生物質04 18から成る。しかし乍ら、本発明の条件で行なわれる検出方法で使用される真 核細胞のタイプに対して同様の毒性を示す別の抗生物質をも使用し得ることは言 う迄もなく当然である。勿論、対応するマーカーは選択された抗生物質を特に阻 止し得る不活化酵素を合成し得るDNA配列を含む必要がある。
本発明の別の特徴は、第2乃至第13図に於いてその構成及び組立を概略的に示 した好ましいマーカーに関する以下の記載より明らかにされるであろう。
プラスミドの特定部位の開裂及びこれらの部位の結合を行なうために、BIOL ABS製の制限エンドヌクレアーゼ及びBETHI−;5DA)LESEARC HLABOI2A’l”0RIES (M、D。
1(、ockville)製(7)T4 DNA−リガーゼを夫々使用した。メ ーカーの勧める反応条件を用いた。
形質転換に使用された細菌株はL立姐貝1106 (803rl、−mk−)及 び1107 (803rk−mk”)であった(N、E。
nY、W、J 、BRAMM、へFL、K、MURRAY(1976)、’Mo 1ec、 Gen、Qenet、@、150 、53−61 )o使用した真核 生物法は、マウスLTK−のクローンID1チンパンジーVero細胞、OMK 細胞及びヒト)leLa細胞であった。コウシ血清5乃至10Lsを添加り、  タDULBECCOtc ヨる変性E人OLE培地で細胞培養を実施した。プラ スミドのDNAによる細胞の形質転換技術としては、C0LBERE−GARA PIN他(F。
C0LBERE−GAR,APIN、8.CHOUSTEMAN、F。
HORODNICEANU、P、KOU几ILSKY及びA、 C,GARAP IN(1979)、’ Proc、 Natl 、 Acad、 Sci 、、  U、 8. A、” 。
L互、3755−3759)を使用し、GRAHAM及びVANDBREB の カルシウム沈殿技術を使用した(P、L。
GRAHAM及びVAN DEREB(1973)、” Virology’  。
52.456−467)。ミリリットル当り10乃至400?イクログラムの抗 生物質0418を含む培地中で酵素C0LBERE−GARAPIN及び共著者 により記載された条件で、HAT培地中でTK 細胞を選択した。細胞のクロー ニングを行なうために個々のコロニーをランダムに単離し、融合カルチャーが産 生ずるまで培養した。
使用プロモータハ、H8V1 TK EPR遺伝子([eEPRと指称する)由 来の1真核性プロモータの領域1から得られる。
このプロモータはプラスミドpAGQに於いてTK遺伝子の発端のPvu 1部 位とHinc 1部位との間に位置する(第1図)。このEPRは遺伝子の5′ 末端に2つのTATM頁域(TATAボックス)を含んでおり、このうちの1つ の領域はTK遺伝子の転写に重要な役割を果すことが現在わかっている(S、L 、MCKNIGHT (1980) 、Nucl、Ac1ds Res、、 8  、5949−5964)。第2図に概略的に示す如くトランスポゾンTn 5 が通常含んでいるカナマイシン耐性遺伝子(図中、矢印’ kana”で示され る)を組込/vり2480 塩Jib’t(7)Hinc 1−Hincl D NA断片と、Hincl 制限酵素の存在下での部分消化によりHinc 1部 位のレベルで開環したプラスミドpAG。
と、の結合によって組換体を生成する。得られた組換体を用いで、gscher ichia co、リ−1106(803rk−mk−)株ノトランスフエクシ ョンを行なった。カナマイシンとテトラサイクリンとアンピシリンとから成る3 種の抗生物質に耐性のコロニーを選択する。このようにして、2種の組換プラス ミドpAG40とpAG45とが得られた。制限解析(analyse par restriction)によると、Tn5から得られた248o塩基対の断片 は、TK配列内でp AGQの2301位に存在するHinc i[部位(第1 図)に組込まれていた。この断片の配向は、Xho 1及びEC0RI による 制限を用いた該プラスミドの解析によって決定された。Tn5のXho 1部位 は、人PH(3’)−1遺伝子の5′末端の近傍に存在する。pAG40に於い てはXho1部位がTKEPR領域に隣接の1(inc 11 部位に極めて近 接していることが判明した(第3図)。逆に、プラスミドpAG45に於いては 断片が逆向きになっている。従って、pAG40が真核細胞中での発現に適当で あると認識された。更にA P R(3’)−1の細菌性プロモータをも含むこ とが明らかにされたこのプラスミドは60μEl/l Zでのカナマイシンに耐 性であり得る。
pAG40に於いてEPRと人PH(3’)−1をコードする遺伝子の第1トリ プレツ)AUGとの間の間隔は、約1soo塩基対である。後に改良された発現 を得るために、pAG40内の制限マツプの座標3670と4795との間に存 在するBg1m断片と、TKDNA断片のBg11部位のレベルで開環させてお いたpAGOと、の間で新しい組換体を形成させた。得られたプラスミドpAG  50 (第4図)及びI)AG55のpAGOiこ対する違いは、Bgl B 末端によって限定された1125塩基対のインサート(挿入DNA)が存在する ことであり、近い方の8gll末端はEPR領域から約130塩基対を隔てた位 置にある。酵素Sma lを用いた制限及びゲル上での解析により、APR(3 ’)−1遺伝子の5I末端がTKのBPRに結合されたことが判明した。
逆にプラスミドpAG55に於いてはインサートが逆向きに組込まれていた。こ のため、TKの調整領域のコントロール下で酵素を発現させるためにプラスミド pAG 50が選択された。
pAG50の分子量ハ(pAG55 (D分子量と同じ<)7490i50塩基 対である。
pAG50内でTKポリアデニル化部位(図中PAS)は、TK遺伝子の転写方 向でSma 1部位の直ぐ下流側(第4図の座標領域4608)に存在する。p AG 50の2つのSma 1部位(マツプ中の座標3243と4608)間の 1.2キロ塩基対のDNA断片を切除すると、APH(3’)−1遺伝子の3′ 末端とTKポリアデニル化部位(McKNIGHT )との間の間隔は、136 5塩基対だけ短縮された。TKの停止コドンTGAはSma 1部位の下流側に 21塩基対に対応する間隔を隔てて存在する。AP)((3’) −Hの停止コ ドンの位置は正確にはわからないが極めて近接している筈である。得られた新し いプラスミドは発現pAG60と指称された(第5図)。このプラスミドの長さ は約6150塩基対に対応するっ pAG60の形質転換効率を更に改良するために、このプラスミドに真核細胞複 製オリジンを組込むことを試みた。このために前記の如くサイミリヘルペスウィ ルスのDNAの欠失ゲノムを用いた。この欠失ゲノムは1.4キロ塩基対のマル チマー形サブユニットを含んでおり、このサブユニットが複製オリジンを含むと 考えられる。(Fleckenstein及び共著者(1979):Bioch im、 Biophys、 Acta 5旦旦301−342により記載されて いるサイミリヘルペスウィルスの菌株11由来の)欠失遺伝子を、酵素Taq  Iによって開裂し、酵素C1alによって同じく予め開裂したベクターpAGo に結合した。得られた組換プラスミドは、1つのユニット(pFG22)又は縦 列(tandem)の2つの繰返しユニッ) (pPG24)を含んでいた。酵 素TaqIを用いた切除によってpPG24の繰返し配列を単離し、(’la■ によって予め直線形にしたpAG60にリガーゼ結合し、組換プラスミドpAG 70(第6図)を形成した。
真核細胞に対するG−418の作用 JIMBNZ及びDAY I E Sが既に指摘した如く、抗生物質G−418 は種々の阻止タンパク(protc’1nes 1nhibitrices ) の合成活性を有する。従って、マウスLTK−細胞、クローンID、チンパンジ ー細胞(非クローニング又はクローンVCI O)。
OMK細胞及びヒ)HeLa細胞に対する抗生物質()−418の毒性をテスト した。G−418添加後の最初の48時間でカルチャー内の細胞の数は倍加した 。抗生物質25μg/−の濃度ではID、lff1胞は1力月以内では離脱しな い。しかし乍ら抗生物質、シ の常用濃1i(150μ9/yet>ではID細胞は10日内に死滅してプレー トから離脱する。ID細胞と対照的に、非りローンVero細胞は、同じ濃度の G−418に対し、1カ月遅く死滅する投与量50乃至400μg/−の場合に は自発耐性を有するコロニーは得られなかった(ID細胞の場合自発耐性をもつ コロニーの発生率は<4,10”である)。
組をプラスミドを用いたマウス細胞の形質転換WIGLER及び共著者(197 B ) Ce1l 、 14 、725−731に示される如(、LTK−マウ ス細胞のIDクローンはトランスフェクションに対して極めて敏感である。従っ て、本発明の選択的マーカーの移入発現能力を研究するためにこの細胞を選択し た。各々が約3.10’ の細胞を収容した容器に於いて前記の如きトランスフ ェクションを実施した。トランスフェクションの48時間後に選択物質G−41 8を濃度150μg/−で添加した。トランスフェクションの3週間後にコロニ ーを計数した。得られた結果を次表■に示す。
この表によればAPR(3’)−I遺伝子を含む組換プラスミドによるトランス フェクションの後に抗生物質G−418に耐性の形質転換コロニーが得られたこ とが明らかである。aIIトランスポゾンTn5及びプラスミドpAG45.p AG4o及びpAG55を用いて得られた形質転換効率は比較的小さくDNA1 μS当りのコロニーの数は約1乃至3であった。しかし乍らTKのプロモータ領 域がAP)I(3’)−H遺伝子の5′末端に遥かに近いpAG50を用いると 更に高い形質転換効率が得られる(20乃至30コロニ一/μg)ことが判明し た。TKポリアデニル化部位がAPI(3’)−11遺伝子のゴ末端に近いプラ スミドpAG60を使用すると形質転換効率はくに増加した(70−80コロニ 一/μg)。サイミリヘルペスウィルスの繰返しサブユニットを含むプラスミド pAG70を用いると更に50%増の効率が得られた。形質転換効率は、投与量 150乃至300μに−の範囲ではG−418の濃度に余り左右されず、トラン スフェクションからG−418添加までに経過した時間の長さにも左右されない ことが判明した。しかし乍ら、0418の投与量が400μg/−より多い値に なると形質転換効率が低下する。
環化された真線状DNA(%にC1alを用いてpAG60を開環して得られた もの)に於いて前記の結果が得られた。後者の場合には2乃至3倍の形質転換効 率が得られる(175コロニー/1μsのDNA)。
抗生物質G−418に耐性の表現型は1選択のために使用した培養条件に於いて 安定である。同じ培地に於し)て抗生物質を存在させずに培養した細胞も同じく 安定である。細胞は数回の世代交代(passages )後に於いても抗生物 質G−418感受性にはならない。
組換プラスミドによるサル細胞及びヒHat胞の形質転換前記の場合と同様にし て、プラスミドpAG50及びpAG60を用いてサル細胞(VClo、OMK )及びヒト細胞(HeLa系統)のトランスフェクション後に抗生物質G−41 8耐性系統を得た。しかし乍ら、サケ精液由来のDNA担体のみを使用したとき は耐性コロニーは全く得られなかった。これらの細胞について得られた形質転換 効率は、マウスLTK−細胞の場合よりも劣っていた。pAG50によるHeL a細胞の形質転換効率は1μJのDNA当り約1つのコロニーであり、pAG6 0によるサルVC10及びOMK細胞の形質転換効率は1μsのDNA当り01 乃至1つのコロニーであった。
H8Vi TK遺伝子とAPR(3’)−1選択マーカーとの同時移植所定遺伝 子とAPH(3’)−I選択マーカーとのコトランスボーメーション(co−t ransformation )即ち同時的形質転換の可能性を検討するために 、検出し易いH8VI TK遺伝子を用いてテストした。APH(3/)−1及 びTKの遺伝子を夫々担持する環状プラスミドpAG60及びpFG24を用い てTKID細胞のコトランスホーメーション即ち同時的形質転換処理を実施した 。2つのプラスミドをAPH(3’)−B対TKの重量比5:8の割合で使用し た。
抗生物質G−418のみを含む培地に於いて選択処理後に、20のクローンを単 離した。これらの20のクローンのうちの9つのクローン(即ち45チ)が選択 的培地HATに於いても増殖され得ることが判明した。従って、これらの9つの クローンはAPR(3’)−1!及び■の表現型を同時に有していた。
HAT培地に耐性の5つのクローンとHAT培地に感受性の4つのクローンとか らコロニーを複製し、G−418のみを存在させて培養後、得られた9つのカル チャーのTK活性のインビトロテストを実施した。■表現型を有していた5つの クローンが重要な酵素活性を有することが判明した。pAG50及びpFG24 を用いて同時形質転換した細胞に関しても同様の結果が得られた。
させたい別のDNAによって形質転換された真核細胞の認知に役立つことが明ら かである。発現させたい別のDNAとは、例えば、インシュリン、ヒトインター フェロン等の如きタンパク製造用ウィルスタンパク等をコードするDNA又はC DNAである0 上記テストの例で説明した方法即ち本発明のマーカープラスミドと発現させたい DNA配列を担持した別のプラスミドとを用いて細胞の同時形質転換を行なう方 法に代えて、本発明のマーカープラスミド自体に発現させたいDNA配列を予め 挿入し次にこのプラスミドを用いて形質転換させる方法を用いると、形質転換及 び検出の効率をはるかに増加させ得ることが明らかである。前記の好ましいプラ スミドを用いる場合、これらのプラスミドがpAGOと共通に有しており本発明 プラスミドを得るための修飾によって影響されなかった部位たるテトラサイクリ ン及びアンピシリンに耐性の因子を含む部位の1つに前記の如きDNA配列の挿 入を行なうのが有利である。
上記に関する説明として、本発明のマーカーの好ましい使用方法を以下に説明す る。特に、本発明のマーカーを、B型つィ該ウィルスの遺伝子Sと該ウィルスを 真核細胞中で発現せしめる適当な遺伝情報とを含むベクターとして使用する場合 を説明する。これは好ましい場合の例であり、本発明がこの例に限定されないこ とは勿論である。
前記の如きインサートを含む前記の如きマーカープラスミドの組立を第7図乃至 第13図に示す。
第7図は、プラスミドpAG60の実例の略図である。この図は第5図に極めて 類似しているが更に付加的制限酵素部位が示されており、これらの部位が最終的 マーカープラスミドの組立に使用されるであろう。これらの部位とは即ち、(図 中文字1 () lで示される)BcoRI部位から約565及び2827ヌク レオチドを夫々隔てて位置する2つの8ph 1部位である。更に、特にカナマ イシン耐性遺伝子” 1(anar”中の付加的Pvu E1部位のおおよその 位置をも示した。この部位も同じく後述の如き修飾マーカープラスミドの組立に 使用されるであろう。
第8図は、j(sa l末端と山nc l末端とにより限定された断片(以後、 FLSaI −Hlnc Il断片と槓杵する)を概略的に示す。
この断片は例えば、欧州特許出願第81 400634号に記載のプラスミドp ep 10から抽出され得る。抽出は、従来条件に於いて前記プラスミドを対応 する2種の制限酵素で処理し、対でいる断片を回収する段階を含む。これらの末 端は、F。
GALIBERT他による論文「大腸菌中でクローニングしたB型肝炎ウィルス ゲノム(サブタイプAYW)のヌクレオチド配列Nucleotide 5eq uence of the Hepatitis B virusgenome  (5ub−type AYW) cloned in g−coliJ (N ature1979.281巻、646−650ページ)に示されたナンバリン グ方式によれば、B型肝炎ウィルスゲノムに対応するDNA−HBV なる槓杵 で知られるDNA配列の制限マツプに於いてEcoRI 部位の両側の夫々、は ぼ680位及び1500位のRsa 1部位及び)(inc 1部位に対応する 。
図中星印の付いたいくつかの数字はGALIBERT他のナンバリング方式によ るDNA−HBV内での対応するヌクレオチドの位置を示す数字である。
遺伝子組換によって第8図)Rsa l −Hinc i断片をpAG60の’  kanar ’遺伝子中に位置するPvu 1部位に挿入する。この遺伝子組 換は、組換えるべき断片の自由端(extrdmitdsfranches ) を介して行なわれるので特に容易であり、従来の条件でリガーゼを存在させて行 なわれる。得られたプラスミドXAPI を第9図に概略的に示す。
制限酵素Sph IでXAPIを調節的に加水分解し、第10図に示す断片を再 度抽出した。この断片の一方は、第8図のRsal、4(incl断片中でHi ncl末端から少しだけ離れていたsph1部位によって限定されており、他方 は、XAPI中の(図中に符号10”で示したECoRI部位に対して)約30 17の位置のsph 1部位によって限定されていた。得られた断片は、S遺伝 子と真核細胞中での該遺伝子の発現に必要な遺伝情報とをかなりの割合で含む。
次にこの断片をプラスミドpAG60、より詳細には該プラスミドの565位の sph1部位に再度挿入し、第11図のプラスミドpAG61を得る。
このプラスミドがS遺伝子の発現に必要な遺伝情報全部を含んでいないときは、 第12図に示した付加的なりNA−HBV抽出配列を用いて、該プラスミドの付 加的な遺伝的組換を行なうのが好ましい。第12図の断片は、GALIBERT 他のナンバリング方式によれば夫々2938位及び1276位のXbal末端及 びTaql末端によって限定されている。
PAG61に含まれたDNA−HBV抽出インサートと第11図の略図で示した 断片に含まれた対応する部位とが共に有しているXba1部位を利用した新規な 遺伝子組換を行なうことにより、一方がXbal末端及び他方がTaq l末端 によって限定されている第12図のDNA −HBV断片部分を、プラスミドp AG61内の一方がXbaI末端及び他方がC1a l末端によって限定された 断片と置換し、プラスミドpAG66を得る。このプラスミドはGALIBER ,T他のナンバリング方式によれば(2938部位を通って)680位から12 76位まで伸びるかなり大きいDNAHBV断片を含む。
B型肝炎ウィルスの8遺伝子全体と真核細胞中での該遺伝子の発現に必要な遺伝 情報とをそれ自体が含むインサートを含むマーカープラスミドは、真核細胞のう ちで該プラスミドによる形質転換が可能な真核細胞を認識し得る多数のマーカー ベクターの一例に過ぎない。例えば、欧州特許出願第81400634号、第0 013828号、第0020251号及び第8100577号に記載の如きDN A HBV抽出インサートのいずれをも使用し得ることは勿論である。特に、ウ ィルスゲノムの感染性に対応すると見なされるDNA HBVの部分を除いて、 S遺伝子の発現に必要な全ての遺伝情報を含むいかなるDNAHBV抽出配列の 挿入を行なってもよい。
本発明は勿論、他の全ての所定タンパクをコードするDNA又はcDNAによっ て形質転換された高等真核細胞の形質転換及び検出のためにも同様の手法及び同 様の条件で適用され得る。
本発明のマーカーは、高等生物の真核細胞、特に動物細胞又はヒト細胞、更には また植物m胞の形質転換のために特に有用である。既に常識化したいかなる形質 転換技術を用いてもよく、又は本文中で取上げた形質転換技術を用いてもよい。
本発明は更に、真核細胞中での複製及び発現に必要な遺伝情報全部を含む核嵯断 片が挿入された前記の如きマーカーを使用して行なう対応する発現産物の製造に 係る。この製造には、前記の如く形質転換された細胞の培養と細胞又は培地から の発現産物の回収とを含むプロセスが使用される。発現産物特にタンれる。この ことに関連して説明すると、本発明は特に、B型肝炎ウィルスを中和し得る抗体 の産生を誘発し得る免疫原性を有するタンパクの製造に適しているが、このよう な場合、産生タンパクの大部分が培地内に分泌されるので培地から回収されるプ ロセスが採用される。タンパクは、物理化学的分離プロセス又は免疫学的プロセ スを用いた従来の精製技術によって培地から回収される。例えば、対応する抗体 を予め固定した基質上でのアフイニテイクロマトグラフイーを用いる。
前記の結果は、本発明が、サル(Vero及びOMK)細胞系統及びヒトHeL a細胞系統の形質転換及び検出に使用され得ることを示すが、これらの細胞はい くつかの例に過ぎない。特に前記の結果より、ある種の抗生物質に耐性の因子を 含む配列、例えば、イントロンが欠失したAPI (3’) −IIをコードす るトランスポゾンTn5 の遺伝子は、哺乳類細胞内に移植された後に発現され 得る。
前記の如き選択系は、特に重要な多くの特徴及び利点を有する。先ず注目すべき は、TK、人PRT、XGPRT又はDHPRをマーカーとして使用する従来技 術と違って、特別な代謝経路又は特別なヌクレオチド合成経路を使用しないで選 択が行なわれることである。本発明方法はまた、種々のプロモータの相対的効率 の研究にも使用され得る。これらの効率は、所定の細胞系統タイプに対する形質 転換効率として示されるか、又は、試験プロモータの夫々を形質転換することが できるある程度多数の種に関しては、TK遺伝子の転写を正常に制御(コントロ ール)するプロモータの効率に特に注目することが重要である。従って本発明は 、哺乳類細胞の種々の系統枠−111瘍遺伝子キャラクタを全く持たない細胞系 統に於いて発現され得るマーカーを提供する。これらの細胞系統として例えば、 ヒト以外の霊長類のMroヘテロ倍数(異数)細胞系統、例えばJ、 C。
PETRICCIANI、R,L、KIR8CH8TEIN、J、E。
HINE8.R,E、WALLACB及びり、 P、MAR’rIN(1973 )。
”JJJatl、(’ancer In5t、 ” 51 、191−196に 記載の系統がある。後者の細胞は、免疫抑制処理を与えたサルに於いて試験した ときにもm瘍形成性でないことが判明した。同様へATCCCCL 81 (V ero細胞)タイプの細胞バンクに於いて入手し得る非腫瘍形成性細胞、オナガ ザル(singe vervet )腎細胞又はAmerican Type  Cu1ture Co11ectionで保持されている別の非腫瘍形成性真核 細胞を挙げることができる。このコレクションによって刊行されている菌株カタ ログの参照が役立つであろう。
従って、得られた標識細胞は、生物学的又は治療学的用途のための産物合成に特 に有用である。例えば、特に前記の如き8誌 型ウィルス肝炎のウィルスのHBs抗原に対応するポリペプチド配列、別の全て のワクチン活性成分、又は例えばインシュリンもしくはインターフェロンの如き 有用なタンパクがある。
全体として本発明は、前記に記載又は定義した種々のマーカーの全ての均等物を 包含する。このことに関しては更に、以下の如き考察を付加することが重要であ る。
1当該プロモータに正常に結合した遺伝子を真核細胞中で発現せしめる能力が知 見又は認識された真核性プロモータ1なる定義は、別のタイプの細胞又は微生物 中で同種の遺伝子(gdnes homologues) l(結合シタプ0モ ータlCモ及/vTニオF)、このうちには、対応する真核性遺伝子によって特 定されたタンパクト同種のタンパクをコードするウィルス遺伝子を支配するプロ モータも含まれる。これは1相補的DNA”に結合したプロモータのことである 。′相補的DNA”なる用語の意味は、1980年6月9日出願の欧州特許出願 第80400828号に定義されている。該出願に於いては1テにこのようなプ ロモータが使用されていた。
特筆すべきは、プラスミドpAGoとpGF5とが前記欧州特許出願にも記載さ れていることである。
本発明は勿論真核細胞の少くとも一部を形質転換させ得る条件下で細胞を前記の 如きマーカーと接触させ前記マーカーのDNA配列によりコードされた酵素によ って不活化され得る抗生物質を含む該細胞の増殖に適した培地中で細胞を培養す ることを特徴とするほぼ全ての真核細胞標識方法に係る。
本発明は更に、選択的内部遺伝的マーカーとして本発明のマーカーを含んでおり ワクチンの製造に青に適した特にサル又はヒトをオリジンとする真核細胞に係る 。
本文中に引用したすべての先行文献は亀参照文献Iとして本発明中に包含される 。換言すれば、これらの文献中の記載のうちで本出願の明細書の理解に必要とな り得る記載は本出願の一部を構成する。
図面の浄書(内容に変更なレノ FIG I FIG、2゜ 手続ネ市1丁巴 81ノ和5)7411月121」 相訂庁長官名杉和大殿 1、事イ′[の表示 PCT/FREう2.000362、発明の名称 真核細 胞の選択的遺伝的マーカー、このようなマーカーの使用方法及びこのようなマー カーを含む細胞の対応するDへAによる形質転換後の相定゛タンパクの製迄l\ の適用 4、代 埋 人 東京都新宿区斬宿1]11番14号 u+rJIビル(郵便番 号160)電話<03) 35416235、補圧命令の日付 昭和 針 月  日自発 6、補正により増加する発明の数 7 補正の対象 特語法第184条の5)第1項の規定による創面中、出願人の 代表者の欄、図面の翻訳文及び委H状・法人格証明書 8、補任の内容 (°1))ThSi法第184条σ)5第1耳通σ、)規定(二よる広面中、出 願人の代表者をΣ11紙σ)通り補充する。
(2)鮮明な図面の翻訳文をlAl1紙の通り補充する。
(3,1悶4f状・イノ、人格町明?!’、 +IJよひ財(八1(文をz1] 紙の通り補充する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真核性プロモータ即ち当該プロモータに正常に結合した遺伝子を真核細胞中 で発現せしめる能力が認識されたプロモータと、少くともいくつかの真核細胞中 への侵入又は毒性プロセスによる真核細胞の破壊又は前記の侵入及び破壊の双方 を行なうことができる抗生物質を不活化し得る酵素をコードするDNA配列と、 を含んでおシ前記配列が前記プロモータに結合されており前記ゾロモータの直接 コントロール下にあることを特徴とする環状又は非環状DNAから成る選択的遺 伝的マーカー。 2、抗生物質を不活化し得る酵素をコードするDNA配列が抗生物質0418を 不活化し得る酵素をコードするDNA配列から選択されることを特徴とする請求 の範i!!1に記載のマーカ3、不活化酵素をコードするDNA配列がアミノグ リコシド3′−ホスホトランスフェラーゼ(APR(3’))をコードするDN A配列から選択されることを特徴とする請求の範囲1又扛2に記載のマーカー。 4、不活化酵素をコードするDNA配列がカナマイシン耐性又はネオマイシン耐 性又は双方に同時に耐性の遺伝子であることを特徴とする請求の範囲1乃至3の いずnかに記載のマーカ5、プロモータがチミジンキナーゼをコードする遺伝子 即ちDNA断片の転写をコントロールするプロモータであC1*にヘルペスウィ ルスのTK遺伝子のプロモータであることを特徴とする請求の範囲1乃至4のい ずれかに記載のマーカー。 6、 プロモータが、アデニンホスホリボシルトランスフェラーゼ、ジヒドロホ レートレダクターゼ、又はキサンチン−グアニンホスホリボシルトランスフェラ ーゼ酵素の遺伝子の転写を正常にフントロールするプロモータの1つに属するこ とを特徴とする請求の範i!!51乃至4のいずれかに記載のマーカー。 7、細菌カルチャーに於いてクローニングできる複製オリジンを含む原核吐5D NA由来の部分例えばファージ又は好ましくはプラスミドを含んでおり、前記プ ロモータと不活化酵素をコードする前記DNA配列とが、DNAの前記部分に組 込まれていることを特徴とする請求の範1!II乃至6のいずれかに記載のマー カー。 8、プラスミドpBR322、更に好ましくは特にプラスミドpAGo又はpF G5から誘導さfることを特徴とする請求の範囲7に記載のマーカー。 9、転写の方向でのプロモータの最後の複数対のヌクレオチドが、ヌクレオチド 対の個数で示すと1000未満好ましくは500未満更に好ましくは100未満 のヌクレオチド対で示される間隔に存在することを特徴とする請求の範囲1乃至 8のいずれかに記載のマーカー。 10、不活化酵素をコードするDNA配列の末端と、ポリアデニル化部位又は前 記DNA配列の還元1停止コドン“との間の間隔を塩基対の個数で示すと、10 00未満、好ましくは500未満、更に好ましくは100未満のヌクレオチド対 で示されることを特徴とする請求の範囲1乃至9のいずれかに記載のマーカー。 11、真核吐奥複製オリジン、例えば1サイミリヘルペスウイルス!なる指体で 知られるウィルスのDNAの繰返し断片に対応する断片を含む補足配列を含むこ とを特徴とする請求の範囲1乃至10のいずれかに記載のマーカー。 12、不活化酵素をコードする配列がトランスポゾンTn 5又はTn601  に含まれるリン酸化酵素をコードする遺伝子に対応しておシ、プロモータがヘル ペスウィルスのTK遺伝子のプロモータに対応することを特徴とする請求の範囲 l乃至11のいずれかに記載のマーカー。 13、ゲノムの別の領域に、所定のタンl(りの転写及び発現に必要な全ての遺 伝情報を含むDNA配列から成るインサートを含むことを特徴とする請求の範囲 1乃至12のいずれかに記載のマーカー。 14、イア”j−)カ、DNA HBV断片、特にDNA HBVのS遺伝子を 含む断片から成ることを特徴とする請求の範囲13に記載のマーカー。 15、選択的内部遺伝的マーカーとして請求の範囲1乃至14のいずれかに記載 のマーカーを含むことを特徴とするワクチン製造に適した特にサル又はヒト由来 の真核細胞。 16、真核細胞の少くとも一部を形質転換せしめ得る条件下で請求の範囲1乃至 15のいずれかに記載のマーカーを前記細胞と接触させ、前記マーカーのDNA 配列にニジコードされる酵素によシネ活化され得る抗生物質を含む前記細胞の増 殖に適した培地中で前記細胞の培養を実施することを特徴とする真核細胞の標識 方法。 17、マーカーが、抗生物質G418を不活化せしめるリン酸化酵素又はアセチ ル化酵素をコードするDNA配列を含むこと、及び抗生物質0418を含む培地 中で培養が実施されること、及び、培養後に選択的遺伝的マーカーが取込まれた コロニーを回収することを特徴とする請求の範囲15に記載の方法。 18、請求の範囲1乃至15のいずれかに記載の選択的遺伝的マーカーと目的と する特定タンツクをコードするDNAを含むベクターとを用いる真核細胞の形質 転換を含んでおシ、前記マーカーと特定タンノぐりをコーrする前記DNAとが 、両者とも同一のベクターに含有されるか、又は、別々のベクターに含有されて いることを特徴とする特定タンパクの製法。
JP50083982A 1981-03-02 1982-03-02 真核細胞の選択的遺伝的マ−カ−、このようなマ−カ−の使用方法及びこのようなマ−カ−を含む細胞の対応するdnaによる形質転換後の特定タンパクの製造への適用 Pending JPS58500167A (ja)

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