JPH11500905A - 増幅配列、これらの配列を有するベクター、およびトランスフェクションされた細胞においてヌクレオチド配列を発現させるための組成物、治療用およびワクチン用におけるこれらの使用 - Google Patents

増幅配列、これらの配列を有するベクター、およびトランスフェクションされた細胞においてヌクレオチド配列を発現させるための組成物、治療用およびワクチン用におけるこれらの使用

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JPH11500905A JP8525445A JP52544596A JPH11500905A JP H11500905 A JPH11500905 A JP H11500905A JP 8525445 A JP8525445 A JP 8525445A JP 52544596 A JP52544596 A JP 52544596A JP H11500905 A JPH11500905 A JP H11500905A
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ツェン リン リー
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アンスティチュ パストウール
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、次式: (上式において、−X1,X2およびX3は、それぞれ、独立にCまたはG,CまたはG,およびCまたはAを示すことができ、−Y1,Y2およびY3は、それぞれ、独立にTまたはC,CまたはG,およびTまたはCを示すことができる)で表わされる配列番号1の配列を有し、少なくとも90%のホモロジーを示すことを特徴とする増幅配列に関するものである。このような配列は、さらに、タンパク質およびプロモーターに対してコードする配列を有する発現配列またはベクター中に含有させることができる。このような配列は、タンパク質に対してコードする遺伝子の転写を極めて強く増幅させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 増幅配列、これらの配列を有するベクター、およびトランスフェクション された細胞においてヌクレオチド配列を発現させるための組成物、治療用 およびワクチン用におけるこれらの使用 本発明は、増幅配列およびこれらの配列を有するベクター、トランスフェクシ ョンされた細胞においてヌクレオチド配列を発現させるための組成物におけるこ れらのベクターの使用、および治療用およびワクチン用のためのこれらの生成物 の使用に関するものである。 哺乳動物の発育しつつある胚のなかで検出される最初の筋肉タンパク質の1種 であるデスミン遺伝子は、1989年にリ等(Li et al.)によってその配列が決 定された(「Gene」,78、243−254)。 その後、転写開始位置より上流のヌクレオチド−693とヌクレオチド−97 3との間に位置する280個の塩基対からなる増幅配列が記述された(Liおよび Paulin,1991,「J.Biol.Chem.」,266,6562−6570)。 この増幅配列は、クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ(CAT )に対してコード(coding)する細菌遺伝子を担持する一連のプラスミド構造を 産生させることにより、また前記プラスミド構造を筋原性(myogenic)または非筋 原性のマウス細胞中に導入することにより、同定された。著者等は、280個の 塩基対からなるこの増幅領域が、均質プロモーターおよび非均質プロモーターの 両者を、この配列に対するこれらのプロモーターの方向性、位置または距離とは 無関係に、活性化できることを示している。 この配列の研究が継続され(L1 et al.:「J.Biol.Chem.」,268,10 403−10415)、この配列が2つの領域、すなわち筋管中で活性である一 方の領域および筋原細胞中で活性である他方の領域を有していることを示した。 筋管中で活性である部分は位置−973と位置−848との間、すなわち12 5個のヌクレオチドの配列中に位置する。 この配列において、位置−910と位置−870との間に位置する領域は、デ オキシリポヌクレアーゼの作用から保護されている。この領域はMEF2因子お よびMyoD1因子の結合位置を有する。特異的活性は40個のヌクレオチドの この領域に対しては示されていない。特に、分離されたこの領域を有する構造に ついては実験が行われていない。MyoD1部位およびMEF2部位が、筋管に おける活性を十分に増幅させるのに必要であることのみが、述べられている。 また、デスミン遺伝子より上流の配列の増幅作用も、トランスジェニックマウ スについて試験されている(Li et al.:「Development」,117,947− 959,1993)。デスミン遺伝子より上流の調節配列を有する1kbのフラ グメントは、大腸菌β−ガラクトシダーゼに対してコードするリポーター遺伝子 に結合している。著者等は、β−ガラクトシダーゼの活性を組織切片中で容易に 検出することができるから、デスミンプロモーターの増幅活性を大いに考慮すべ きであることを示している。 上述の従来文献の解析から、ヒトデスミン遺伝子から上流の或る部分の増幅活 性は既知であると言える。他方、この増幅活性の原因となる領域は同定されてい ない。 従って、関係のあるタンパク質に対してコードするか、あるいは保護抗体を誘 導することができるエピトープまたは該エピトープを認識する抗体を運搬するこ れらのタンパク質のフラグメントに対してコードするこれらのc−DNA(相補 的DNA)に、全体的または部分的に、対応する遺伝子またはヌクレオチドの配 列を発現させる性能を改善する点については、改良に成功していない。c−DN AまたはゲノムDNAのフラグメントの好ましい長さは、30個の塩基対と2k bとの間である。これらは、化学的合成またはこの技術分野にとって既知の方法 によって選択された細胞または微生物から取り出されたDNAの制御酵素による 切断により、生成することができる。 上述の方法を使用してこれらの真核細胞中にDNAを導入することによって、 特に特許WO−9011092記載の方法によって、プラスミドの形態で導入さ れる前記DNAの拡張された(extended)発現または高品質の発現を得ることは 、不可能であることが知られている。 本発明は、デスミン遺伝子に対して同定された活性化配列の全部または一部を 使用する構成(conslructions)、または筋肉組織中の他の遺伝子または遺伝物質 (ゲノムDNAフラグメント、c−DNAフラグメント等)の発現のために使用 できる構成によって、トランスフェクションされた細胞中に導入された遺伝物質 の発現レベルを改善する。 特に、前記配列を使用して、サイトカインのような免疫調節作用を有するヌク レオチド配列、またはポリオウイルスのVPIタンパク質またはB型肝炎ウイル スのHBsタンパク質のような免疫原性(immunogenic properties)を有するヌ クレオチド配列を発現させることができる。 他の用途は遺伝子治療の分野である。特に、また一般的に、DNAを組織中に 導入するのに必要な技術は、ヌクレオチド配列またはこの配列を有するベクター またはこれらの配列によって運ばれている遺伝子またはDNAを強く発現させる リポソームの使用を必要としている。今日まで、この問題は満足できるようには 解決されていない。 従って、本発明者等は、デスミン遺伝子調節配列のどの部分が増幅活性の原因 になっているかを決定しようと努力した。 驚くべきことには、本発明者達は、増幅配列においてMEF2部位とMyoD 1部位との間に存在する配列の演じる役割を同定した。 また、本発明者等は、このような増幅配列をプロモーターに結合させることに より、治療上関係のあるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質に対してコー ドする遺伝子またはcDNAの発現を、DNAの直接導入により達成できる、こ とを見い出した。 本発明の目的は、次式: (上式において、 −X1,X2およびX3は、それぞれ、独立にCまたはG,CまたはG,およびC またはAを示すことができ、 −Y1,Y2およびY3は、それぞれ、独立にTまたはC,CまたはG,およびT またはCを示すことができる)で表わされる配列番号1の配列を有し、少なくと も90%のホモロジー(homology)を示す増幅配列にある。 このような配列は、厳格な条件下に、配列番号1の配列と有利にハイブリッド を形成することができる。 このような条件は、例えば、次の条件である:65℃において一夜にわたるハイブリッド形成: 緩衝液: ポリビニルピロリドン 0.2% フィコール400 0.2% ウシ血清アルブミン(BVS) 0.2% 2xSSC サーモン精液DNA 100μg /ml 酵母RNA 100μg /ml洗浄: 2xSSC 65℃で10分間、1回 2xSSC 55℃で30分間、4回。 本発明の他の目的は、次式: (上式において、ZはTまたはCを示すことができる)で表わされる配列番号2 の配列を有し、少なくとも90%のホモロジーを示す増幅配列にある。 このような配列は、厳格な条件下に、配列番号2の配列と有利にハイブリッド を形成する。 本発明は、1個また数個のヌクレオチドにおける、作用が認められる程変化し ていない配列番号1または配列番号2の配列ならびにこれらの配列の相補的配列 に関して相違するすべての増幅配列を包含する。 本発明において、増幅配列とは、シス(cis)に位置する1個または数個の遺伝 子の転写を極めて著しく増幅させる配列を意味するものとする。 また、本発明の増幅配列は、図1に関して規定されているような配列番号3ま た配列番号6または配列番号7または配列番号11を、単独で、あるいは2個ま たは8個の同一フラグメントとのポリマー(polymer)の形態で、あるいは上述の 4種の配列のいずれかと組み合わせた形態で、包含する。 ここに、「ベクター」という用語は、あとで宿主細胞中に導入して該細胞中に 維持しておくために、異種核酸のフラグメントを挿入することができる核酸分子 を示すのに使用する。 ここに、「リポソーム」とは、RNAまたはDNAと共有結合または非共有結 合で結合(fix)することができる液体組成物を意味するものとする。 また、本発明は、少なくとも: − 1種または2種以上のコピーである上述のような配列番号1または配列番号 2のタイプの配列のうち、X1,X2,X3およびY2がシトシン(C)を示し、Y1 およびY3がチミジン(T)を示すか、あるいはZが(T)を示し、配列番号1 または配列番号2の配列がその少なくとも2種のコピーである配列を除いた1つ の配列、および タンパク質に対してコードする配列、あるいは前記タンパク質またはその一部 分に対してコードするゲノム配列に相当する配列 を有する配列または該配列を有する発現ベクターに関するものである。 このような配列、または前記ベクターは、前記DNAによってトランスフェク ションされた細胞における前記タンパク質の発現を可能にする1種または2種以 上のプロモーターによって完成させるのが有利である。 タンパク質は細菌抗原、例えば、エッチ.ピロリ(H.Pylori)ウレアーゼ、い わゆる「熱ショックタンパク質A」の略語であるHSP(A)タンパク質または HSP(B)タンパク質の少なくとも一部分、あるいはウイルス抗原、例えば、 肝炎ウイルス、特にB型肝炎ウイルスの表面抗原の少なくとも一部分、および好 ましくはS型、S−preS2型またはS−preS2−preS1型のいずれ かのHBsタンパク質とすることができる。また、タンパク質は、A型肝炎ウイ ルスのタンパク質、または、C型、E型またはデルタ型肝炎のような非A型、非 B型肝炎ウイルのタンパク質とすることができる。 細菌またはこれらの肝炎のウイルスの遺伝子またはタンパク質の配列は、次の 文献:フランス国特許出願(FR)第7921811号(フランス国特許第24 6426号とし公告されている);同(FR)第8009039号(フランス国 特許第2480779号として公告されている)、欧州特許出願(EP)第81 400634号(欧州特許第0038765号として公告されている)、フラン ス国特許出願(FR)第8403564号(フランス国特許第2560890号 として公告されている)、欧州特許出願(EP)第91830479号(欧州特 許第0485347号として公告されている)、およびフランス国特許出願(F R)第8813135号(フランス国特許第2637612号として公告されて いる)、WC94/26901として公開されているPCT特許出願、およびナ ヤリアン等(Najarian et al.)による報文(「Proc.Natl.Acad.Sci.USA」、 1985,82,2627−2631)に記載されているか、あるいはこれらの 文献から推定することができる。 また、タンパク質はHIV−1ウイルスまたはHIV−2ウイルスまたはHT LV−1ウイルスのタンパク質、特にENVタンパク質(ウイルスのエンベロー プに相当する)またはギャグ(gag)タンパク質またはこれらのタンパク質の一部 分とすることができる。タンパク質またはペプチドの部分の配列は、発現させよ うとする作用に関して選択する。最小ヌクレオチド配列は、20〜50個の塩基 対であるのが有利である。 HTLV−1ウイルスに関しては、タンパク質または該タンパク質に対してコ ードする配列は、次の文献に記載されているものとすることができ、あるいはこ れらの文献から推定することができる:特許出願PCT/WO93/05843 、PCT/WO9015820、EPO0352060およびEPO02694 45およびグレイ等(Gray et al.)の報文(1990,「Virology」、177 ,391−395)、タナカ等(Tanaka et al.)の報文(1991,「J.Immuno l.」、147,354−360)、およびナカムラ等(Nakamura et al.)の報文 (1987、「Inst.J.Cancer」、40,403−407)。 一般的に、前記タンパク質は、免疫療法に関係のあるタンパク質のような治療 またはワクチンに関係のある1種あるいは2種以上のタンパク質、例えば、イン ターロイキン、成長因子、繊維芽細胞成長因子(FGF)、または神経成長因子 (NGF)、あるいはマルターゼ遺伝子、体液性免疫、細胞障害性免疫または細 胞免疫のいずれかの免疫応答を誘発させることのできるタンパク質、あるいは常 態では処理しようとする個体に発現されるが配列の突然変異または欠失のいずれ かによってもはや発現されなくなる遺伝子において補足遺伝子活性を許すタンパ ク質とすることができる。 前記タンパク質は、ハイブリッドタンパク質、例えば、デスミンの少なくとも 一部分および欠損を相殺することが求められるタンパク質からなるハイブリッド タンパク質とすることができる。この場合には、配列またはベクターは、デスミ ン遺伝子の活性化配列または増幅配列、デスミンの少なくとも一部分に対してコ ードする配列、および欠損を相殺することが求められるタンパク質に対してコー ドする配列を含むことができる。 増幅配列は、タンパク質またはそのフラグメントに対して、あるいは10〜5 0個のアミノ酸の間に存在するペプチドに対してコードする配列およびそのプロ モーターから上流または下流のいずれかに無関係に位置することができ、増幅配 列は2つの可能な配向で位置させることができる。 タンパク質またはそのフラグメントに対してコードする配列および増幅配列の ほかに、前記配列またはベクターは、また、クロックス(Krox)型の他の調節配 列、例えば、クロックス24配列を含むことができる(LEMAIRE,P.et al.:「Mol.Cell.Biol.」、10,3456−3467,1990)。 プロモーターは、プロモーター単独、あるいは上述のようにタンパク質を発現 させることができる他のプロモーターとの組み合わせのいずれかとすることがで きる。従って、プロモーターは、発現させようとする遺伝子にとって、あるいは 発現させようとするタンパク質またはそのフラグメントに対してコードするcD NAにとって内部の(internal)プロモーターとすることができる。また、プロ モーターは、宿主にとって相同(homlogous)であるプロモーター、例えば、細胞 骨格のタンパク質中の遺伝子、特にBOLMONT et al.(「Journal of submicrosco pic cytology and pathology」、1990,22,117−122)またはLi et al.(「Gene」,1989,78,243−254)が記載しているようなデ スミンのタンパク質中の遺伝子のプロモーターとすることができる。 また、プロモーターは、ウイルスのプロモーターのような異種のプロモーター 、例えば、ヘルペスウイルス(HSV)におけるチミジンキナーゼのプロモータ ーとすることができる。 また、配列は、タンパク質またはそのフラグメントに対するコードする配列よ り上流に位置するプロモーターのほかに、タンパク質にしたいしてコードする配 列より下流に位置する末端転写配列を含むことができる。 最後に、このような配列、またはこのようなベクターは、処理された生物(or ganism)中において、置換しようとする遺伝子に特異的な相同組換えを許す配列 であって、タンパク質に対してコードする配列より、また場合によっては自然(n atural)な活性化配列より、かつ/またはプロモーターより上流および下流に位 置する配列を含むことができる。このような配列が存在するため、処理された生 物中に存在する望ましくない遺伝子は、上述のベクターまたは配列によって運ば れていて生物中に発現させようとする遺伝子によって置換される。 前記相同組換え法は、Le Mouellic et al.(1990,「Proc.Natl.Acad. Sci.USA」、87,4712−4716)または特許出願PCT WO91/0 5667に記載されているタイプの方法とすることができる。 また、上述のベクターは、細菌のような微生物中で活性である複製開始点を含 むことができる。 また、前記ベクターは、抗生物質耐性遺伝子のような、前記微生物中で選択で きる遺伝子を含むことができる。このベクターはプラスミドとすることができる 。 このような微生物は大腸菌であるのが有利である。 発現させようとする配列およびトランフェクション可能な配列を含有している 、本発明の主題である発現ベクターは、この技術分野における既知の方法、特に 化学合成法、例えば、アプライド・バイオシステム(Applied Biosystem)社によ って市場に出されている方法により、または遺伝子操作法を使用して得ることが できる。このような方法としては、特にManiatis T.et.1982−「Molecula r Cloning,A Laboratory Manual」、Cold Spring Harbor−版、ニューヨーク、 またはその最近の再訂版に記載されている方法がある。 また、本発明は、識別表示がそれぞれEO3D CATおよびDMT tk CA Tである2種のプラスミド(下記の実施例1および2参照)に関するものであり 、これらのプラスミドは、1994年12月6日付けにて、CMCMコレクショ ン・オブ・インスティチュート・パスツール(Institut Pasteur)に寄託され、そ れ ぞれ受託番号I−1508およびI−1509を有する。 本発明の他の目的は、表現ベクターの1種、またはトランスフェクションさせ ようとする細胞中にベクター無しに発現させることができる上述の本発明に係る 活性化配列の少なくとも1種を含むヌクレオチド配列の1種を薬理的有効量含有 する医薬組成物にある。 また、このような医薬組成物は、医薬として適合する賦形剤を含有することが できる。 また、本発明は、これらの配列およびベクターを含有する医薬製品またはワク チンに関するものである。 本発明は特定の処理に限定されるものではないが、ベクターおよび配列をワク チンの目的で使用するのが好ましく、特に筋肉組織中への注射に用いるのが好ま しい。本発明のこの使用方法にとって、選択されるプロモーターは、筋肉タンパ ク質またはそのフラグメントに対してコードする遺伝子またはcDNAのプロモ ーターであるのが有利である。 本発明を次の実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され るものではない。 図1は、担持されているCATに対してコードする遺伝子に対するDMT th CATベクターの増幅領域における突然変異の効果を示す。 図2は、標識MTオリゴヌクレオチドと共に培養した細胞系C2,7(ウエル (well)C2)およびCCL(ウエルRd)の細胞抽出物のゲルのオートラジオグ ラムである。MTタンパク質複合体の位置を番号1で示す。 図3は、細胞系C2,7、細胞系CCL 136および標識MTオリゴヌクレ オチドの細胞抽出物のサウスウエスタンブロッティングによって得たフィルタの オートラジオグラムである。分子量マーカー(シグマ(Sigma))はウエルMWか ら移動させた。実施例1: 発現ベクターDM T tk CATの製造: 次の2種のプライマーの使用: トランスアクティベータ(transactivator)に対する固定部位(fixation site) (GGCAGCTGTT),MEF2因子に対する固定部位(CTATAAAT ACC),MTと呼ばれる部位(GGTATTT)を有する84個の塩基対のフ ラグメントを、ヒトデスミン遺伝子のプロモーターから増幅させた。この84b pフラグメントをpBLCAT2プラスミドのHind III−XbaI制限部位 中に挿入した(Lucknow およびSchuetz,1987,「Nucl.Acid.Res.」,15 ,5490)。このプラスミドは、単純ヘルペスウイルスのチミジンキナーゼ遺 伝子の基底(basal)プロモーターおよび細菌遺伝子のクロラムフェニコールアセ チルトランスフェラーゼ(CAT)を暗号化する領域を有していた。 MT部位と部位MyoDIおよびMEF2とが協同することにより、この84 bpのフラグメントは分化(differentiate)された筋肉細胞、すなわち筋管中に おいて、CATインディケーター(indicator)遺伝子の発現を60倍増大させた 。実施例2: 発現ベクターEO3 D CATの製造: ヒトデスミン遺伝子のアンプリファイアを含む28個の塩基対(−973〜− 693)のフラグメントを、228bp領域の前に置いた(LiおよびPaulin, 1991,1993,前述の文献)。この領域は、ヒトデスミン遺伝子の基底プ ロモーターおよび細菌遺伝子のクロラムフェニコールアセチルトランスフェラー ゼ(CAT)を含有していた。 ヒトデスミン遺伝子のアンプリファイアを含む280個の塩基対(−973〜 −693)のフラグメントの末端にポリメラーゼDNA(Klenow)を付け、このフ ラグメントを、ポリメラーゼDNA(Klenow)を自由端としたHind III制限 部位中に挿入した。 このアンプリファイアは、分化された筋肉細胞中のほか単核筋肉細胞中でも作 用する。このフラグメントは筋管中の遺伝子の発現を100倍活性化し、筋原細 胞中の遺伝子の発現を10倍活性化した。実施例3 筋管中のレポーター遺伝子の活性に対するデスミン遺伝子の増幅領域 における突然変異の効果 実施例1に製造法が記載されているDMT tk CATベクターを、案内された 変異誘発法を用いて、突然変異させた(Kunkel等、1985、「PNAS」,8 2,488−492)。これらの突然変異をしたベクターを培養筋原細胞中にト ランスフェクションさせ、CAT活性をLi等によって述べられている方法で立 証した(先に引用した1991および1993の文献)。 これらの実験の結果を、図1にまとめた。種々のアンダーラインを引いた突然 変異を示す4〜14の番号を付した11個の構成部分を、これらのCAT活性に 対する効果について試験した。突然変異しなかった増幅配列は位置3に示したも のである。 構成部分6および7の突然変異が第3の構成部分に関するCAT活性の過度の 増幅を引き起こすことは、極めて明らかである。 実施例1および2における2つの表現ベクターを使用して、CAT遺伝子を選 択された遺伝子に置き換えることにより、筋肉細胞における治療に関係のある遺 伝子を発現させるためのベクターを構成することができる。EcoRI部位およ びBamH I部位はCAT遺伝子を除去するのに使用することができる。 従って、CAT遺伝子を、哺乳動物の免疫感作または予防接種のために、HT LVIビールスのエンベロープおよびギャグタンパク質に対してコードする遺伝 子に(Cary等、1990;「Virology」,177,391−395;タナカ等、 1991,「J.Immunology」,147,354−360;ナカムラ等、198 7;「Int.J.Cancer」,40,403−407)、B型肝炎ウイルスまたはヒ ト乳頭腫、例えばHPV16、HPV33等のエンベロープの全てまたは一部分 に対してコードする遺伝子に、FIVエンベロープに対してまたは遺伝子治療に 対してコードする遺伝子に、インターロイキンおよび成長因子(FGF,NGF MG−CSF等)に対しておよびマルターゼ欠乏による筋障害の遺伝子治療に対 してコードする遺伝子に相当するベア(bare)DNAまたはゲノムDNAと、置 き換えることができる。実施例4 MT配列(GGTATTT)に特異的に結合するタンパク質の同定材料および方法 1.ゲル遅延法 筋肉細胞系C2,7(LiおよびPaulin,1991、「J.Biol.Chem.」,2 66,6562−6570)および横紋筋腫(ATCCからNo.CCL 136 として入手可能)から得た核抽出物を、放射能で標識したオリゴヌクレオチドM Tと共に、室温で10分間培養した。次いで、反応混合物を5%アクリルアミド ゲルに溶解させた。3時間の泳動後に、ゲルを乾燥してオートラジオグラフを行 った。 この混合物を、これに、750ngの超音波処理した鮭の精子DNA、3μg の核抽出物、15mMのHEPES(pH8)、0.1mMのEDTA、1mM のDTT、2mMのMgCl2、70mMのNaCl,15%のグリセロールを 含有させて、20μlの容積にした。2.サウスウェスタンブロッティング 核抽出物を筋肉細胞系C2,7および横紋筋腫から調製した。タンパク質40 μgを10%SDS−PAGEゲルに溶解した。次いで、タンパク質をニトロセ ルロースフィルター上に移した。このフィルターを、5%のスキムミルク、50 mMのトリス(pH7.5)、50mMのNaCl、0.1mMのEDTA、1 mMのDTTを含む溶液中で、次いで標識したプローブMTを含む緩衝液中で3 7℃で1時間培養した。このフィルターを同一の緩衝液中で3回洗浄して、オー トラジオグラフを行った。結 果 ゲル遅延実験(図2)は、MT配列(GGTATTT)が、ハツカネズミ(mur ine)(C2,7)およびヒト(横紋筋腫)筋肉細胞系からの核因子に特異的に結 合することを示す。 サウスウェスタンブロッティングによって得たオートラジオグラム(図3)は 、MT配列に結合する核因子が35kDaのタンパク質であることを示す。 このタンパク質は筋肉細胞例えばC2,7および横紋筋腫細胞中に見い出され た。 このタンパク質の量は筋肉の分化中に増大した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A61K 38/00 ABD C12P 21/02 C 38/27 A61K 37/02 ABD C12P 21/02 37/36 (C12N 1/21 C12R 1:19)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次式: (上式において、 −X1,X2およびX3は、それぞれ、独立にCまたはG,CまたはG,および CまたはAを示すことができ、 −Y1,Y2およびY3は、それぞれ、独立にTまたはC,CまたはG,および TまたはCを示すことができる)で表わされる配列番号1の配列を有し、少なく とも90%のホモロジーを示すことを特徴とする増幅配列。 2.厳格な条件下に、配列番号1の配列とハイブリッドを形成することを特徴と する請求の範囲1記載の配列。 3.次式: (上式において、ZはTまたはCを示すことができる)で表わされる配列番号 2の配列を有し、少なくとも90%のホモロジーを示すことを特徴とする増幅配 列。 4.厳格な条件下に、配列番号2の配列とハイブリッドを形成することを特徴と する請求の範囲3記載の配列。 5.少なくとも: − 1種または2種以上のコピーである請求の範囲1〜4のいずれか一つの項 に記載の増幅配列のうち、X1,X2,X3およびY2がシトシン(C)を示し、Y1 およびY3がチミジン(T)を示すか、あるいはZが(T)を示し、配列番号1 または配列番号2の配列がその少なくとも2種のコピーである配列を除いた1つ の配列、および タンパク質に対してコードする配列、あるいは前記タンパク質またはその 一部分を暗号化するゲノム配列に相当する配列 を有することを特徴とする配列。 6.請求の範囲1〜5のいずれか一つの項に記載の配列の相補的配列であること を特徴とする配列。 7.さらに、前記DNAによってトランスフェクションされた細胞中に前記タン パク質を発現させることができる1種または2種以上のプロモーターを含有する ことを特徴とする請求の範囲5記載の配列。 8.遺伝子またはcDNAにとって内部のプロモーターを含有することを特徴と する請求の範囲5記載の配列。 9.遺伝子にとって異種であるプロモーターを含有することを特徴とする請求の 範囲5記載の配列。 10.生物中において置換しようとする遺伝子の相同組換えを許す配列であって、 タンパク質に対してコードする配列より、また場合によってはプロモーターより 上流および下流に位置する配列を含有することを特徴とする請求の範囲5または 7記載の配列。 11.クロックス型配列を含むことを特徴とする請求の範囲5記載の配列。 12.前記プロモーターがデスミン遺伝子またはチミジンキナーゼのプロモーター であることを特徴とする請求の範囲7または9記載の配列。 13.暗号化されたタンパク質が治療特性またはワクチン特性を有するタンパク質 である請求の範囲5および7〜12のいずれか一つの項に記載の配列。 14.暗号化されたタンパク質が、細菌抗原、例えば、ウレアーゼ、エッチ.ピロ リいわゆるHSP(A)タンパク質、またはHSP(B)タンパク質の少なくと も一部分、あるいはウイルス抗原、例えば、肝炎ウイルス、特にB型肝炎ウイル スの表面抗原の少なくとも一部分、および好ましくはHBsタンパク質、A型肝 炎ウイルスのタンパク質、またはC型、E型またはデルタ型肝炎のような非A型 、非B型肝炎ウイルスのタンパク質、あるいはHIV−1ウイルス、HIV−2 ウイルスまたはHTLV−1ウイルスのタンパク質、特にFNVタンパク質(ウ イルスのエンベロープに相当する)またはギャグタンパク質またはこれらのタン パク質の一部分、および一般的に免疫療法に関係のあるタンパク質、例えば、イ ンターロイキン、繊維芽細胞成長因子(FGF)または神経成長因子(NGF) 、体液性または細菌障害性の免疫応答を誘発させることができるタンパク質、ま たは常態では処理しようとする個体に発現されるが配列 の突然変異または欠失のいずれかによってもはや発現されなくマルターゼ遺伝子 のような遺伝子において補足遺伝子活性を許すタンパク質である請求の範囲5お よび7〜12のいずれか一つの項に記載の配列。 15.請求の範囲5〜14のいずれか一つの項に記載の配列を有することを特徴と するベクター。 16.ベクターが微生物中に活性複製開始点を有することを特徴とする請求の範囲 15記載のベクター。 17.ベクターが大腸菌中に活性複製開始点を有することを特徴とする請求の範囲 16記載のベクター。 18.ベクターが微生物中に自己を発現させる耐性遺伝子を有することを特徴とす る請求の範囲15〜17のいずれか一つの項に記載のベクター。 19.ベクターがプラスミドであることを特徴とする請求の範囲15〜18いいず れか一つの項に記載のベクター。 20.請求の範囲5〜18のいずれか一つの項に記載の配列またはベクターを担持 することを特徴とする微生物。 21.CNCMに寄託、登録されていて、受託番号I−1508またはI−150 9を有することを特徴とする請求の範囲20記載の微生物。 22.請求の範囲5〜18のいずれか一つの項に記載の配列またはベクターを薬理 的有効量含有することを特徴とする医薬組成物。 23.医薬として適合する賦形剤を含有することを特徴とする請求の範囲22記載 の医薬組成物。 24.請求の範囲5〜18のいずれか一つの項に記載のベクターまたは配列を含有 することを特徴とする医薬製品またはワクチン。 25.免疫調節剤、例えば、サイトカインの作用を有するヌクレオチド配列、また は免疫原、例えば、ポリオウイルスまたはB型肝炎のHBsのVPIタンパク質 の特性を発現させて、前記配列によって担持されている遺伝子を強く発現させる 配列またはベクターの使用を必要とする、組織中へのDNAの導入による遺伝子 治療を行うための、請求の範囲22または23記載の医薬組成物または請求の範 囲24記載の医薬製品の使用。
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