JPS58219218A - 熱硬化性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

熱硬化性エポキシ樹脂組成物

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JPS58219218A
JPS58219218A JP10254982A JP10254982A JPS58219218A JP S58219218 A JPS58219218 A JP S58219218A JP 10254982 A JP10254982 A JP 10254982A JP 10254982 A JP10254982 A JP 10254982A JP S58219218 A JPS58219218 A JP S58219218A
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thermosetting epoxy
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Taro Koshii
越井 太郎
Yoshiji Morita
好次 森田
Tsuneo Hanada
花田 恒雄
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Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱硬化性エポキシ樹脂1%には熱膨張係数お
よび内部応力の極めて小さい硬化物を与える熱硬化性エ
ポキシ樹脂組成物に関する0工ポキシ樹脂組成物は、誘
電特性9体積抵抗率、絶縁破壊強度等の電気特性、ある
いは曲げ強度、圧縮強度、衝撃強度等の機械特性に優れ
ているために、各種の電気・電子部品の絶縁材料として
トランスファーモールド、インジエクシ目ンモールド、
ポツティング、キャスティング、粉体塗装、浸漬塗布1
滴下、などの方法で広く使用されている。しかし、エポ
キシ樹脂は。
一般にリジッドな樹脂であるために電気・電子部品の内
部素子に与える機械的ストレスが大きい。このため電気
・電子部品がエポキシ樹脂で封止された場合、素子が正
常に機能しなかったり、あるいは素子の一部が破壊され
てしまうことがある。これらの原因の一つに、電気・電
子部品の素子とエポキシ樹脂の熱膨張係数の違いがあけ
られる0電気・電子部品の素子は熱膨張係数が非常に小
さいのに対し樹脂のそれは大きい値である。両者のこの
熱膨張係数の大きな違いが、封止、アフタキュア、ある
いはその後の熱履歴を経ることにより電気・電子部品の
素子およびその他の構成材料に過大な内部応力を与える
ことになるわけである。またこの熱膨張係数の違いはエ
ポキシ樹脂自身にクラックを生じたり、電気・電子部品
とエポキシ樹脂との間にすき間を生じる原因にもなり、
このすき間に水分等が浸入して素子の劣化を招くことに
もつながる。
そこで従来、このような欠点を改良する目的で、大別し
て二通りの対策がなされてきた。一つは可撓性を付与す
るような樹脂を添加することであった。かかる可撓性付
与剤はエポキシ樹の 月すラックの対策にはなっても、エポキシ樹脂本来の重
要な特性の一つである熱時硬度の低下やガラス転移温度
の低下をもたらし、エポキシ樹脂の高温特性を損う結果
に終っていた。二つめの対策は熱膨張係数の小さいシリ
カやアルミナ等の無機質充填材を、その従来量よりも多
量に配合することである。この方法によれば、所望の熱
膨張係数に近い硬化物が得られはするものの、エポキシ
樹脂組成物の流動性が著しく低下してしまい、注型やト
ランスファー成形、ポメティング、粉体塗装9滴下等の
作業が実質上不可能になってしまう。またエポキシ樹脂
のヤング率が増大するため熱膨張係数の低下による内部
応力の低下効果を減少させてし甘う恐れがある0 時の流動性や硬化物物性の低下しない、しかも樹脂組成
物を開発すべく鋭意検討した結果、特定のオルガノポリ
シロキサンブロックを含むポリマーの硬化物の添加が熱
硬化性エポキシ樹脂組成物の低熱膨張化、低応力北極等
に極めて有効に作用することを見出し本発明に到達した
すなわち1本発明は。
(イ)エポキシ樹脂100重量部 および (ロ)硬化剤1〜100重箪部 よりなる熱硬化性エポキシ樹脂組成物K(ハ)硬化した
状態で下記の式(1)で示される線状オルガノポリシロ
キサンブロックを10重n%以上含むポリマー硬化物を
、線状オルガノポリシロキサンブロックとして(イ)成
分と(ロ)成分の合計量100重量部に対して1〜10
0重箪部となるに必要な量だけ含み、かつ、(ハ)成分
が粒子状で分散されていることを特徴とする熱硬化性エ
ポキシ樹脂組成物に関するものである。
+ R25iO+m これを説明すると、(イ)成分であるエポキシ樹脂は1
.−分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するもの
であればよく、従来公知の全てのエポキシ樹脂を使用す
ることができる。
例えば、ビスフェノールAのジグリシジルエーテルや、
その多址体であるエビビスタイプのエポキシ樹脂、ビス
フェノールF型エポキシ樹脂。
レゾルシン型エポキシ樹脂、テトラヒドロキシフェニル
エタン型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキ
シ樹脂、ポリオレフィン型エポキシ樹脂、脂環型エポキ
シ樹脂およびそれらのハロゲン化物等が例示される。本
成分は、一種だけ使用してもよいし二種以上を混合して
使用してもよい。
(ロ)成分は、(イ)成分の硬化剤であり、従来公知の
ものでよく1例えば無水フタル酸、無水ピロメリット酸
、無水テトラヒドロフタル酸、無水へキサヒドロフタル
酸、無水コノ・り酸、無水ベンゾフェノンテトラカルポ
ン酸等の酸無水物系硬化剤、ジシアンジアミド、ジアミ
ノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルフォン、
メタフェニレンジアミン、ビス(3−メチル−4−アミ
ノフェニル)メタン、ビス(4−アミノ−シクロヘキシ
ル)メタン等のアミン系硬化剤。
あるいはフェノールノボラック系硬化剤等が用いられる
。この配合量は硬化剤の種類によって変るが、(イ)成
分100重量部に対し1〜100重量部であり、前記し
た目的を達成する見地から更に好ましくは1〜80重量
部である。この硬化剤以外にイミダゾールや第三級アミ
ンで代表され、L ?′(Is(L[IJ 4 [[4
−1’ I 、L・        勲(ハ)成分は、
熱硬化性エポキシ樹脂組成物を些、膨張係数化、低内部
応力化する機能を果す0式(1)中のRは、同種または
異種の一価の炭化水素基であって、これにはメチル基、
エチル基、プoピル基、ブチル基などのアルキル基、シ
クロヘキシル基などのシクロアルキル基、ビニル基。
アリル基などのアルケニル基、フェニル基、キシリル基
などのアリール基、フヱニルエチル基などのアラルキル
基、γ−クロロプロピル基。
3、3.3 トリフルオロプロピル基などのハロゲン化
−価炭化水素基あるいはエポキシ基、アミノ基、水酸基
、カルボキシル基、カルボン酸エステル基、もしくはメ
ルカプト基を有するー゛価ル基、またはメチル基と他の
一価炭化水素基の一種もしくは二種の組合せが一般的で
ある。
(ハ)成分は、硬化した状態で式(1)で示される線状
オルガノポリシロキサンブロックを含有するポリマー硬
化物であり、このポリマー硬化物はオルガノポリシロキ
サン硬化物であってもよく・まだオルガノポリシロキサ
ン・有機樹脂ブoツク共重合体硬化物であってもよい。
なお、この線状オルガノポリシロキサンレジンクは(ハ
)成分中に少なくとも1個存在すればよいが9通常は多
数存在する。
(ハ)成分中の式(1)で示される線状オルガノポリシ
ロキサンブロックとして、ジメチルポリシロキサンブロ
ック、メチルフェニルポリシロキサンブロック、メチル
オクチルポリシロキサンブロック、メチルシクロヘキシ
ルポリシロキサンブロック、メチル(α−フェニルエチ
ル)ポリシロキサンブロック、メチル(3,3,3−)
リフルオロブロピルンボリシロキザンフ゛口Iり。
ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体ブ
ロック、メチルビニルポリシロキサンブロック、ジメチ
ルシロキサン・メチルビニルシロキザン共重合体ブロッ
クが例示される。
この線状オルガノポリシロキサンブロックの重合度は1
0以上であるが、10未満であると熱硬化性エポキシ樹
脂組成物の熱膨張係数および内部応力がほとんど小さく
ならないからであり。
かかる観点からその重合度は20以上であることが好捷
しい。また1重合度があまり大きくなりすぎると、硬化
物を粒子状に粉砕することが困難になるので1000以
下であることが好ましい。
また、?:fの線状オルガノポリシロキサンブロックが
(ハ)成分中に10重量%以上存在することが必要力理
由は、10重量%未満であると熱硬化性エポキシ樹脂組
成物の熱膨張係数および内部応力かはとんど小さくなら
ないからである。
式(1)で示される線状オルガノボリシロキザンブロッ
クを含むオルガノポリシロキサン硬化物は、特に限定さ
れるものでなく、白金系触媒存在下付加反応により硬化
したオルガノポリシロキサンエラストマー、縮合反応に
より硬化したオルガノポリシロキサンニジストマー(こ
こで。
縮合反応として脱水、脱水素、脱アルコール。
脱オキシム、脱アミン、脱アミド、脱カルボン酸、脱ケ
トンが例示される)、有機過酸化物にヨリ加熱下硬化し
たオルガノポリシロキサンニジストマー、γ線、紫外線
もしくは電子線照射により硬化したオルガノポリシロキ
サンニジストマーあるいは上記の各反応により硬化した
オルガノポリシロキサンレジンが例示される。
また、オルガノポリシロキサン・有機樹脂ブロック共重
合体硬化物を構成する有機樹脂としてはエポキシ樹脂、
アルキッド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹
脂など各種熱硬化性樹脂が例示される。かかる(ハ)成
分には9両末端に官能基(例えは、水酸基、アルコキシ
基またはジアルキルアミノキシ基)を有するジオルガノ
ポリシロキサンとエポキシ樹脂、アルキッド樹脂等の有
機樹脂の反応物を硬化させたものが例示される。
(ハ)成分は9粒子状に分散された状態で熱硬化性エポ
キシ樹脂組成物中に含有されておればよく、あらかじめ
粒子状にしたものを(イ)成分や(ロ)成分と混合して
もよいし、硬化状態のものを(イ)成分や(ロ)成分と
混合し、混合中に粉砕させてもよい。しかし、硬化度合
や粒子径の調整のしやすさあるいは分散のさせやすさの
点から、あらかじめ粒子状にしたものを(イ)成分や(
ロ)成分と混合することが好ましい。
(ハ)成分の粒一度は、熱硬化性エポキシ樹脂組成物の
使用目的、用途によって異なるので一概には言えないが
+1mm以下であることが好ましい。
粒径がこれより大きいと成形時の流動性を損なうことに
なるからである。゛特にトランスファー成形やインジェ
クション成形などにおいては金型キャピテイのゲートを
?マらせたシすることになるから、200ミクロン以下
が好ましい。
(ハ)成分の配合量は1式(11で示される線状ジオル
ガノボリシロキサンプ日ツクとして(イ)成分と(ロ)
成分の合計量100重量部に対し1〜100重量部であ
るが、好ましくは11〜50重量部である。
少なすぎると(ハ)成分の添加による効果が発現しに<
<、また100重量部を越えると熱硬化性エポキシ樹脂
本来の特性を損う傾向がでてくるからである。本発明の
熱硬化性エポキシ樹脂組成物には、熱硬化性エポキシ樹
脂組成物に一般に使用されている各種添加剤を配合する
こともできる。これらの添加剤としては1例えば、ヒう
一ムドシリ力、熔融シリカ、結晶性シリカ、アルミナ、
アルミナ水和物、タルク、珪そう土。
マイカ、アスベスト、炭酸カルシウム、ガラスピーズ、
ガラス繊維等で代表される無機質充填材、酸化アンチモ
ン、ハロゲン化合物、リン化合物で代表される難燃剤、
高級脂肪酸金属塩。
エステル系ワックス等で代表される内部離型剤。
シランカップリング剤、顔料や染料等があげられる。
本発明の熱硬化性エポキシ樹脂組成物は、上記の(イ)
、(ロ)、(ハ)成分を、二本ロール、エクストルーダ
、ニーダミキザー、ヘンシェルミキサー等の混合装置を
用いて均一に混練することにより容易に製造される。
本発明の熱硬化性エポキシ樹脂組成物は、室温下または
高温下で流動性があり、所定時間以上高温下に保持して
いると硬化して熱膨張係数と内部応力の極めて小さな硬
化物となり、しかもエポキシ樹脂本来の特徴が損われて
いないので、各柚機器拐、特にトランジスター、IC。
ダイオード、サーミスター等の電子部品や変圧器のコイ
ル、抵抗器などの各種電気部品の封止材、注形材、被覆
材または接着剤さらには粉体塗料などとしてきわめて有
用である。
なお、(ハ)成分は硬化物であり、金型汚れの原因とな
らないから通常の熱硬化性エポキシ樹脂 で組成物と同
様に、トランスファー成形法やインジェクション成形法
により成形できるという特徴を有する。
次に、実施例と比較例をかかげて本発明を説明するが、
実施例、比較例中、1部」とあるのは重量部を意味し、
各種特性は次の規格またはコル935により測定した。
金型汚れ二同−金型を使用して20回成形したときの金
型表面の汚れを肉眼観察した。
Tgニガラス転移点のことであり、 JIS K−69
11により測定した。
α1 :熱膨張率のことであり、 JIS K−691
1により測定した。
曲げ強度: ASTM  D−790により測定した。
E:曲は弾性率のことであり、 ASTIVI I)−
790により測定した。
郊施例1 平均組成式 で示されるビニル基末端ジメチルボリシロキザ7100
部に平均組成式 で示されるメチルハイドロジエンポリシロキザン1部と
、上記シロキザン全量に対し、白金箪として10卿゛に
相当する塩化白金酸のインプロピルアルコール溶液を加
え、十分に混合し、 100℃のオープンに入れて1時
間硬化した。この硬化物を粉砕機にて粉砕し、 100
メツシーのふるいを通過した物を取り出して(ハ)成分
の硬化物粉末とした。この硬化物粉末37.5部に、ク
レゾールノボラノクエボキシ樹脂(軟化点80’O,エ
ポキシ当jt220)75部、フェノールノボラック樹
脂(軟化点80℃) 37.5部、熔融シリカ粉末35
0部、カーボンブランク2部、カルナウバワックス2部
および2−メチルイミダプール1部を加え、80〜90
°Cの加熱ロールで混練した後、粉砕し熱硬化性エポキ
シ樹脂組成物とした。次にこの樹脂組成物を175°0
.2分、70に9/cd(7,)条件でトランスファ−
成形し、スパイラルフローと熱時硬度を測定した。つい
で、トランスファー成形したものを175°Cで4時間
ポストキュアした後のガラス転移温度(Tp)、熱膨張
係数(α+)+曲げ強度および曲げ弾性率(E)を測定
し、それらの結果を第1表に示した。また、上記トラン
スフ丁−成形を同一金型で20回繰り返して金属表面の
汚れ具合を観察し第1表に示した。
比較例l CH35i01.s単位55モルチ、へH5S io 
1,5単位30モルチおよびC5Hs(CHa)SiO
単位単位1及に直結するOH基を2重i%含有するメチ
ルフェニルポリシロキサン樹脂( C5Hs(CL) 
SiO単位はランダムに重合している)100部に,炭
酸鉛1部および安息香酸1部を加え.これを加熱して。
溶融しながら均一に混練し,ついで180°Cのメープ
ンに入れて硬化し.それを粉砕機にかけて粉砕し100
メツシユのふるいを通して硬化物粉末を得た。実施例1
における(ハ)成分の硬化物粉末の替りに上記硬化物粉
末を同部数使用した以外は・実施例1と全く同様の条件
で熱硬化性エポキシ樹脂組成物を得た。これを実施例1
と同様な条件で成形し,諸特性を測定してその結果を第
1表に示した。
比較例2 キシ樹脂(軟化点80°C,エポキシ当量22o)を用
いた以外は,実施例1と全く同様の条件によ−t り熱硬化台エポキシ樹脂組成物を得だ。これを実施例1
と同様な条件で成形し,諸特性を測定してその結果を第
1表に示した。
第1表 熱硬化性エポキシ樹脂組成物の諸特性実施例2 平均組成式 で示されるビニル基末端ジメチルポリシロキサン100
部に、平均組成式 で示されるメチルハイドロジエンポリシロキサy5部、
7リルグリシジル工−テル1部およびこれらシロキサン
全量に対して白金量として10−に相当する塩化白金酸
のイソプロピルアルコール溶液を加え、十分に混合して
、100℃のオープンに入れ、1時間硬化したnこの硬
化物を粉砕機にて粉砕し100メツシユーのふるいを通
過したものを取り出しくハ)威容の硬化物粉末とした。
この硬化物粉末37.5部にクレゾールノボラックエポ
キシ樹脂(軟化点80°C,エポキシ当i−220)3
7.5 部、ビスフェノール嘆型エポキシ樹脂(軟化点
80°C,エポキシ当険500 ) 37.5部、無水
テトラヒドロフタル酸37.5部、結晶性シリカ粉末4
20部、カーボンブラック2部、カルナウバワックス2
部および2−メチルイミダゾール1部を加え、80−9
0°Cの加熱ロールにて混練し、熱硬化性エポキシ樹脂
組成物とした。これを実施例1と同様の条件で成形し緒
特性を測定してその結果を第2表に示した。
実施例3 CH3Si01,5単位5モルチ、負H5SiO+、s
単位45モルチ+ C6H3(CH3)SiO単位単位
5係ル係+C)(3)2SiO単位45モルチからなり
、 Stに直結するOH基を1重量%含有するメチルフ
ェニルシロキサン樹脂((CHa)+SiO単位が+(
CH3)25iOdlOとして含まれているブロックコ
ポリマーである)100部に。
炭酸鉛1部、安息香酸1部を加え、これを溶融   ・
ζ しながら均一に混練し、180“Cのオープン中で硬化
したものを粉砕機にかけて粉砕し100メ・ノシュのふ
るいを通して(ハ)成分の硬化物粉末を得た。実施例2
における(ハ)成分の硬化物粉末の替組成物を得た。こ
れを実施例2と同様の条件で成形し緒特性を測定してそ
の結果を第2表に示した。
実施例4 平均組成式 で示されるビニル基末端ジメチルポリシロキサン100
部に硬化触媒として2,5−ジメチル−2□5−ジ(1
−ブチルパーオキシ)ヘキサン05部を加えてよく混練
し、170”Oで15分間プレス加硫し、この硬化物を
粉砕機にて粉砕し、100メソシユのふるいを通して(
ハ)成分の硬化物粉末を得た。実施例2における(ハ)
成分の硬化物粉末の替りに上記硬化物粉末を同部数用い
た以外は実施例2と全く同様の条件で熱硬化性エポキシ
樹脂組成物を得た。これを実施例2と同様の条件で成形
し緒特性を測定しその結果を第2表に示した。
( CH3S i OH,5単位5モルチ+ QH5SiO
+、s単位45モルチ、 C6H5(CH3) SiO
単位単位5チルチび(CH3)25iO単位45モルチ
からなり、 Stに直結したOH基を1重1%含有する
。溶解粘度が10センチボイズ(固形分40重量%のト
ルエン溶液、25°C)である7ヱニルメチルポリシロ
キサン樹脂((CH3)25iO単位は+(CH3)2
5iO鳴。として含まれているブロックコポリマー状樹
脂である)を硬化させずに、実施例2の(ハ)成分の硬
化物粉末の替妙に同部数用いた以外は実施例2と全く同
様の条件で熱硬化性エポキシ樹脂組成物を得た1、これ
を実施例2と同様の条件で成形し緒特性を測定し。
その結果を同じく第2表に示した0   〜比較例4 実施例2の(ハ)成分の硬化物粉末の替りに、平均組成
式として で示されるジメチルポリシロキサン生ゴムを同部数用い
た以外は実例例2と全く同様の条件で熱硬化°性エポキ
シ樹脂組成物を得ようとしたが。
混練が極めて困難であり、均一な組成物が得られなかっ
た。まだ、これを成形したところ金型汚れがひどかった
比較例5 実施例2の(ハ)成分の硬化物粉末の替りに、平均組成
式として で示されるビニル基末端ジメチルポリシロキサンを同部
数用いた以外は実施例2と全く同様の条件で熱硬化性エ
ポキシ樹脂組成物を得ようとしたが、との組成物も混練
が非常に困難であり。
均一な組成物が得らねなかった。まだ、これを成形した
ところ、金型汚れがひどかった。
比較例6 実施例2の(ハ)成分の硬化物粉末の替りに、同部数の
クレゾールノボラックエポキシ樹脂(軟化点80″O,
エポギシ当t 220 )を用いた以外は。
実施例2と全く同様の条件で熱硬化性エポキシ樹脂組成
物を得た。これを実施例2と同様の条件で成形し緒特性
を測定してその結果を第2表第2表 熱硬化性エポキシ
樹脂組成物の緒特性実施例5 下記の構造式で示される液状エポキシ樹脂(商品名チッ
ソノックス221.チッソ株式会社製)100重量部に
ピロメリット酸無水物2型敏部と錫オクトエ゛−ト(錫
28重量係含有)03重量部を添加し混合した。この混
合物100重量部に実施例1における(ハ)成分の硬化
物粉末を10重量部を添加し混合して熱硬化性エポキシ
樹脂組成物を得た。6朋角の六角ナツトを中央に置いた
5備径のアルミカップにこの組成物6gを入れ。
200’017)オーフン中で1時間硬化させた後、室
温に急冷し、さらに約−60″Cに急冷して、この組成
物硬化物の耐クラツク性を目視評価した。その結果を第
3表に示した。この組成物硬化物は良好な耐クラツク性
を示すことがわかる。
比較例7 実施例5における熱硬化性エポキシ樹脂組成物において
(ハ)成分の硬化物粉末を混合しない以外は実施例5と
1つたく同様の条件で熱硬化性エポキシ樹脂組成物を得
た。実施例5と同じ条件でこの組成物硬化物の耐クラツ
ク性を評価しその結果を第3表に示した。
比較例8 隷例5における熱硬化性エポキシ樹脂組成物において(
ハ)成分の硬化物粉末の替りに同部数の熔融シリカ粉末
を混合した以外は実施例5と1ったく同様の条件で熱硬
化性エポキシ樹脂組成物を得た。実施例5と同じ条件で
この組成物硬化物の耐クラツク性を評価しその結果を第
3表に示しだ。
実施例6 CH3S iol、5単位5モル係+ QH5S 10
1.5単位45モルチ、 C6H−s (CH3) S
 i O単位5モルチおよび(C)氾)2SiO単位4
5モル係からなりStに直結するOH基を1重t%含有
するメチルフェニルポリシロキザン樹脂((CH3)2
SiO単位が、 +(CHa)2sio%。として含才
れているブロックコポリマーである)50部に、クレゾ
ールノボラックエポキシ樹脂(軟化点80°C,エポキ
シ当量220)50部および上記ポリシロキサン樹脂と
エポキシ樹脂の共重合硬化触媒として安息香酸アルミニ
ウム2部を加え。
これを加熱して溶融しながら均一に混線り、180”C
のオーブン中にて硬化し、硬化物を粉砕機にかけて粉砕
し100メツシユのふるいを通して(ハ)成分の硬化物
粉末を得た。実施例1における(ハ)成分の硬化物粉末
の替りに上記硬化物粉末を同部数使用した以外は実施例
1と全く同様の条件で熱硬化性エポキシ樹脂組成物を得
た。これを実施例1と同様の条件で成形し諸特性を測定
してその結果を第4表に示した。
実施例7 C1(3Si01,5単位5モルチl C6Iム5iO
1,5単位45モルチ。
C6H5(CH3)S iO単単位5ルルチよび(CI
−13)zsiO単位4単位4俤 含有するメチルフェニルポリシロキサン樹脂( (CH
3 )2 S iO年単位, ( (CH.5)2si
O +!,oとして含脣れているブロックコポリマーで
ある) 70部に。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(軟化点128’O 
+エポキシA t2001) )  30部および安息
香酸アルミニウム2部を加え,これを加熱して溶融しな
がら均一に混練し,180’Oのオープン中にて硬化し
,硬化物を粉砕機にかけて粉砕し100メノシ=のふる
いを通して(ハ)成分の硬化物粉末を得た。実施例1に
おける(ハ)成分の硬化物粉末の替りに上記品を同部数
使用した以外は実施例1と全く同様の条件で熱硬化性エ
ポキシ樹脂組成物を得た。これを実施例1と同様の条件
で成形し諸特性を測定してその結果を第4表に示した。
第4表 熱硬化性エポキシ樹脂組成物の諸特性第1表〜
第4表を見れば明らかなように1本発明の熱硬化性エポ
キシ樹脂組成物は,流動性や硬化物特性を損うことなり
,シかも金型汚れを起すことなく極めて低い熱膨張係数
,および内部応力を与える組成物であることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ) エポキシ樹脂100重量部 および (ロ)硬化剤1〜100重晴部 よりなる熱硬化性エポキシ樹脂組成物に(ハ)硬化した
    状態で下記の式(1)で示される線状オルガノポリシロ
    キサンブロックを10重量%以上含むポリマー硬化物を
    、線状オルガノポリシロキサンブロックとして(イ)成
    分と(ロ)成分の合計縫100重財部に対して1〜10
    0重箪部となるに必要な量だけ含み。 かつ、(ハ)成分が粒子状で分散されていることを特徴
    とする熱硬化性エポキシ樹脂組成物。 (R2S 1ol−n+11
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