JPS58175654A - 積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法 - Google Patents
積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法Info
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- JPS58175654A JPS58175654A JP5801582A JP5801582A JPS58175654A JP S58175654 A JPS58175654 A JP S58175654A JP 5801582 A JP5801582 A JP 5801582A JP 5801582 A JP5801582 A JP 5801582A JP S58175654 A JPS58175654 A JP S58175654A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は非晶質合金の薄帯を接着して、積層非晶質合金
帯を製造する方法および本方法により積層又は巻鉄心を
製造する方法に関するものである。
帯を製造する方法および本方法により積層又は巻鉄心を
製造する方法に関するものである。
変圧器や回転機など、電磁機器に使用される鉄心材料は
、電磁気特性として、励磁特性が良好で、鉄損が低いこ
とが要求される。鉄損を低くするには、欠陥を少くシ、
内部応力を下げてヒステリシス損を下げ、更に電気抵抗
を筒＜シ、板厚を薄くして渦電流損を低減させねばなら
ない。
、電磁気特性として、励磁特性が良好で、鉄損が低いこ
とが要求される。鉄損を低くするには、欠陥を少くシ、
内部応力を下げてヒステリシス損を下げ、更に電気抵抗
を筒＜シ、板厚を薄くして渦電流損を低減させねばなら
ない。
この様な条件を満す材料として、珪素鋼板が、通常用い
られてきている。珪素鋼板は、励磁特性が良く、鉄損も
低く、鉄心材料として盛んに用いられている。
られてきている。珪素鋼板は、励磁特性が良く、鉄損も
低く、鉄心材料として盛んに用いられている。
ところが近年、合金を高温の溶融条件より超急冷し、液
体と同じ構造をもっ非晶質合金の薄帯を大量につくる方
法が開発されてきた。一方弁晶質合金は異方性がなく、
電気抵抗も高く、鉄損が著しく低く、励磁特性も良好で
鉄心材料として大いに期待され、種々の組成の非晶質合
金が発光されている。
体と同じ構造をもっ非晶質合金の薄帯を大量につくる方
法が開発されてきた。一方弁晶質合金は異方性がなく、
電気抵抗も高く、鉄損が著しく低く、励磁特性も良好で
鉄心材料として大いに期待され、種々の組成の非晶質合
金が発光されている。
しかしこれら非晶質合金薄帯は、その特性および製造法
から、２０〜５０μｍ程度の厚さの薄帯に限定されてい
る。そのため、鉄心材料として用いる場合は、鉄心加工
工程に多大の負荷をかける□（） たけでなく、取扱凶時に変形や歪を生じ磁性を劣化させ
、更には破損、破断等の事故も起シ易く、巻コア又は積
層コアに加工することは従来の珪素鋼板にくらべて難し
いという欠点をもっている。
から、２０〜５０μｍ程度の厚さの薄帯に限定されてい
る。そのため、鉄心材料として用いる場合は、鉄心加工
工程に多大の負荷をかける□（） たけでなく、取扱凶時に変形や歪を生じ磁性を劣化させ
、更には破損、破断等の事故も起シ易く、巻コア又は積
層コアに加工することは従来の珪素鋼板にくらべて難し
いという欠点をもっている。
そこで、この非晶質合金の薄帯の表面に、特定の接着剤
例えば接着性樹脂を均一に塗布し、溶剤を蒸発させた後
、との薄帯を数枚ないし十数枚重ねて、積層非晶質合金
帯を得る方法が提案されている。この様々接着による積
層非晶質合金帯を用いると、従来の３０〜５０μｍの厚
さの薄帯にくらべ取扱いが容易となり、巻鉄心用にもと
よシ、積層鉄心用としても使用され得る。
例えば接着性樹脂を均一に塗布し、溶剤を蒸発させた後
、との薄帯を数枚ないし十数枚重ねて、積層非晶質合金
帯を得る方法が提案されている。この様々接着による積
層非晶質合金帯を用いると、従来の３０〜５０μｍの厚
さの薄帯にくらべ取扱いが容易となり、巻鉄心用にもと
よシ、積層鉄心用としても使用され得る。
しかしてこのような非晶質合金薄帯の積層コアの製造に
あたり非晶質合金の薄帯を接着性樹脂を用いて積層接着
した後、打抜くことによって、打抜性を著しく向上させ
る方法が提案されている。
あたり非晶質合金の薄帯を接着性樹脂を用いて積層接着
した後、打抜くことによって、打抜性を著しく向上させ
る方法が提案されている。
（特開昭５６−３６３３６号公報等）
他方、一般に非晶質合金薄帯を電磁用鉄心として使用す
る際には、急冷凝固のままの状態では磁束密度、鉄損、
励磁特性等が悪いので、磁性向上のための焼鈍を付与す
る必要がある。焼鈍は磁場中で行った場合の方が磁性向
上のためには望ましい。
る際には、急冷凝固のままの状態では磁束密度、鉄損、
励磁特性等が悪いので、磁性向上のための焼鈍を付与す
る必要がある。焼鈍は磁場中で行った場合の方が磁性向
上のためには望ましい。
（５）
非晶質合金の磁性向上のための焼鈍は３００〜５００℃
程度の真空もしくは不活性あるいは還元性ガス雰囲気中
で行なわれるのが一般的である。
程度の真空もしくは不活性あるいは還元性ガス雰囲気中
で行なわれるのが一般的である。
しかし前述した如き積層のために通常使用されるような
接着剤は、上記焼鈍温度では熱分解し、飛散するかある
いは接着剤皮Ｍが炭化して剥離してしまい、従って積層
非晶質合金帯の磁性焼鈍は実際的には不可能である。
接着剤は、上記焼鈍温度では熱分解し、飛散するかある
いは接着剤皮Ｍが炭化して剥離してしまい、従って積層
非晶質合金帯の磁性焼鈍は実際的には不可能である。
本発明は前記した従来技術の難点を回避せんとするもの
で、非晶質合金帯を、磁性向上のための焼鈍を行なうと
同時に非晶質合金薄帯を積層接着しつる積層非晶質合金
帯の製造方法を提供することを目的とする。本発明の更
に別の目的とするところは、積層非晶質合金帯を鉄心に
加工後、磁性向上のための焼鈍を施しても磁性および積
層された薄帯間の接着性が劣化しない積層非晶質合金帯
鉄心の製造方法を提供せんとするにある。また本発明の
他の目的は積層接着非晶質合金帯鉄心の製造方法を提供
するにある。
で、非晶質合金帯を、磁性向上のための焼鈍を行なうと
同時に非晶質合金薄帯を積層接着しつる積層非晶質合金
帯の製造方法を提供することを目的とする。本発明の更
に別の目的とするところは、積層非晶質合金帯を鉄心に
加工後、磁性向上のための焼鈍を施しても磁性および積
層された薄帯間の接着性が劣化しない積層非晶質合金帯
鉄心の製造方法を提供せんとするにある。また本発明の
他の目的は積層接着非晶質合金帯鉄心の製造方法を提供
するにある。
すなわち本発明の要旨とするところは下記のと（６）
おりである。
（１）高耐熱性高分子化合物を主成分とする接着剤を塗
布した非晶質合金薄帯を積み重ね、加熱接着することを
特徴とする積層接着非晶質合金帯の製造方法。
布した非晶質合金薄帯を積み重ね、加熱接着することを
特徴とする積層接着非晶質合金帯の製造方法。
（２）高耐熱性高分子化合物を主成分とする接着剤を塗
布した非晶質合金薄帯を乾燥した後、積み重ね、次いで
圧下ロールで圧着し、３００〜５００℃の磁場中で焼鈍
することを特徴とする積層接着非晶質合金帯の製造方法
。
布した非晶質合金薄帯を乾燥した後、積み重ね、次いで
圧下ロールで圧着し、３００〜５００℃の磁場中で焼鈍
することを特徴とする積層接着非晶質合金帯の製造方法
。
（３） 高耐熱性高分子化合物を主成分とする接着剤
を塗布した非晶質合金薄帯を積み重ね、加熱接着によシ
積層して々る積層非晶質合金帯より積層鉄心又は巻鉄心
を製造し、次いで該鉄心を３００〜５００℃の磁場中で
焼鈍することを特徴とする積層接着非晶質合金帯鉄心の
製造方法。
を塗布した非晶質合金薄帯を積み重ね、加熱接着によシ
積層して々る積層非晶質合金帯より積層鉄心又は巻鉄心
を製造し、次いで該鉄心を３００〜５００℃の磁場中で
焼鈍することを特徴とする積層接着非晶質合金帯鉄心の
製造方法。
以下本発明の詳細な説明する。
先ず本発明で使用する接着剤について説明する。
接着剤としては高耐熱性高分子化合物、例えばポリ（フ
ェニレン）オキシド、ポリ（ｐ−キシリレン）、芳香族
ポリスルホン、芳香族ポリアミド−イミド、ポリエステ
ル−イミド、芳香族ポリイミド、フェノキシ樹脂等の高
分子化合物の１種又は２種以上の混合物を主成分とする
接着剤が用いられる。但し本発明の目的を達成しうる接
着剤であれば、上記高分子化合物に限定されるものでな
いことは勿論である。
ェニレン）オキシド、ポリ（ｐ−キシリレン）、芳香族
ポリスルホン、芳香族ポリアミド−イミド、ポリエステ
ル−イミド、芳香族ポリイミド、フェノキシ樹脂等の高
分子化合物の１種又は２種以上の混合物を主成分とする
接着剤が用いられる。但し本発明の目的を達成しうる接
着剤であれば、上記高分子化合物に限定されるものでな
いことは勿論である。
次にこれらの接着剤の塗布方法としてはグラビアロール
方式、フレキソ方式、キス・ロール方式、スクイズ・ロ
ール方式、ダイレクト・ロール・コータ一方式、リバー
ス・ロール・コータ一方式等カ用いられうる。塗布膜の
厚みは、乾燥後３μｍ以下が望ましい。膜厚が薄過ぎる
と、接着不良の個所が出来る危険があシ、一方厚過ぎる
と鉄心の占積率が低下するおそれがある。塗布方法は試
料の形状、量によっては他の方法の使用も勿論可能であ
る。この様に塗布された接着剤は、乾燥炉で溶剤を揮散
させた後、数枚から十数枚重ねながらロールで圧着し、
加熱接着する。この場合の加熱としては、３００〜５０
０℃で短時間（１分間程度から１００分間程度）連続的
に磁場中焼鈍しながら接着する方法がある。この方法で
は、鉄心加工後の歪が小さい場合には、加工後の磁場焼
鈍を省略できる利点があシ、特に積層鉄心用に用いるこ
とが出来る。又加工後の歪が大きい場合、例えば複雑な
形状に打抜いて積層鉄心とする場合や巻鉄心の場合、更
に鉄心を３００℃〜５００℃で磁場焼鈍を行うと磁性が
改善され、しかも皮膜の剥離、炭化分解もが＜、すぐれ
た耐熱性の皮膜を保持することが可能である。更に鉄心
加工後、磁性改善のための磁場中焼鈍時に同時に接着さ
せて、接着鉄心を得るには、積層非晶質合金帯を得るだ
めの加熱温度を３００℃以下とすることが可能である。
方式、フレキソ方式、キス・ロール方式、スクイズ・ロ
ール方式、ダイレクト・ロール・コータ一方式、リバー
ス・ロール・コータ一方式等カ用いられうる。塗布膜の
厚みは、乾燥後３μｍ以下が望ましい。膜厚が薄過ぎる
と、接着不良の個所が出来る危険があシ、一方厚過ぎる
と鉄心の占積率が低下するおそれがある。塗布方法は試
料の形状、量によっては他の方法の使用も勿論可能であ
る。この様に塗布された接着剤は、乾燥炉で溶剤を揮散
させた後、数枚から十数枚重ねながらロールで圧着し、
加熱接着する。この場合の加熱としては、３００〜５０
０℃で短時間（１分間程度から１００分間程度）連続的
に磁場中焼鈍しながら接着する方法がある。この方法で
は、鉄心加工後の歪が小さい場合には、加工後の磁場焼
鈍を省略できる利点があシ、特に積層鉄心用に用いるこ
とが出来る。又加工後の歪が大きい場合、例えば複雑な
形状に打抜いて積層鉄心とする場合や巻鉄心の場合、更
に鉄心を３００℃〜５００℃で磁場焼鈍を行うと磁性が
改善され、しかも皮膜の剥離、炭化分解もが＜、すぐれ
た耐熱性の皮膜を保持することが可能である。更に鉄心
加工後、磁性改善のための磁場中焼鈍時に同時に接着さ
せて、接着鉄心を得るには、積層非晶質合金帯を得るだ
めの加熱温度を３００℃以下とすることが可能である。
以上の他に高耐熱性高分子化合物を主成分とする接着剤
を塗布した非晶質合金の薄帯より巻鉄心を製造し、３０
０〜５００℃の磁場中で焼鈍することにより、磁気特性
の優れた接着巻鉄心を得ることも可能である。
を塗布した非晶質合金の薄帯より巻鉄心を製造し、３０
０〜５００℃の磁場中で焼鈍することにより、磁気特性
の優れた接着巻鉄心を得ることも可能である。
第１図は本発明を実施する装置の一例を示すもので、図
において、１．２．３．４，５は非晶質合金（９） 薄帯Ｃ＋）ｚン）のコイル、６，７，８Ｕコーテイング
ロール、９は圧下ロール、１０は焼鈍炉、１１は磁界コ
イル、１２はシャー、１３は乾燥炉、１４は積層接着非
晶質合金帯のコイルである。
において、１．２．３．４，５は非晶質合金（９） 薄帯Ｃ＋）ｚン）のコイル、６，７，８Ｕコーテイング
ロール、９は圧下ロール、１０は焼鈍炉、１１は磁界コ
イル、１２はシャー、１３は乾燥炉、１４は積層接着非
晶質合金帯のコイルである。
次に実施例により更に詳細に説明する。
実施例１
第１図に示す様に非晶質合金りがンのコイル２゜３．４
に耐熱性高分子系接着剤（４）（ポリエステルイミド系
樹脂）をコーティングロール６ 、７ 、８ テ塗布し
た後、３００℃で１分間乾燥炉１３で溶剤を揮散させた
。続いて炉１０で３９０℃で３分間窒素雰囲気中で連続
的に加熱し焼鈍を行った。この際コイル１１に直流電流
を流し、１５ｏｅの磁場をかけた。この様にして得た０
、 １５ ｍｇの非晶質合金の積層帯の磁性を測定した
。表１に磁気特性を示す。
に耐熱性高分子系接着剤（４）（ポリエステルイミド系
樹脂）をコーティングロール６ 、７ 、８ テ塗布し
た後、３００℃で１分間乾燥炉１３で溶剤を揮散させた
。続いて炉１０で３９０℃で３分間窒素雰囲気中で連続
的に加熱し焼鈍を行った。この際コイル１１に直流電流
を流し、１５ｏｅの磁場をかけた。この様にして得た０
、 １５ ｍｇの非晶質合金の積層帯の磁性を測定した
。表１に磁気特性を示す。
鉄損、磁束密度共に電磁用鉄心として優れた特性を示し
ている。又鉄心として必要な層間抵抗も充分に高い。
ている。又鉄心として必要な層間抵抗も充分に高い。
（１０）
表１
実施例２
非晶質合金のリボンコイルに耐熱性高分子系接着剤（Ｂ
）（フェノキシ樹脂５９ ％ −１−ｒｊｅリエステル
イミド系樹脂５０チ）を塗布し乾燥炉１３において２０
０℃で１分間加熱して溶剤をとばした後、１０枚をロー
ル９にて圧接した。次に、焼鈍炉１０において２５０℃
で２分間連続加熱を行い、コイル１４に捲取り０．３２
ｓｎ厚の非晶質合金積層帯コイルを得た。次にこのコイ
ル１４を捲戻して１００ｍｇφのトロイダル鉄心１−を
製作した。
）（フェノキシ樹脂５９ ％ −１−ｒｊｅリエステル
イミド系樹脂５０チ）を塗布し乾燥炉１３において２０
０℃で１分間加熱して溶剤をとばした後、１０枚をロー
ル９にて圧接した。次に、焼鈍炉１０において２５０℃
で２分間連続加熱を行い、コイル１４に捲取り０．３２
ｓｎ厚の非晶質合金積層帯コイルを得た。次にこのコイ
ル１４を捲戻して１００ｍｇφのトロイダル鉄心１−を
製作した。
しかる後、このトロイダル鉄心を３６０℃１時間の焼鈍
サイクルで１５０ｅの磁場中で加熱−冷却を行い（図示
せず）、磁性改善と同時に接着し、接着鉄心とした。焼
鈍ガスとしては窒素を用いた。
サイクルで１５０ｅの磁場中で加熱−冷却を行い（図示
せず）、磁性改善と同時に接着し、接着鉄心とした。焼
鈍ガスとしては窒素を用いた。
この様にして得たトロイダル接着鉄心は、鉄心に加工す
る間に破断は全くなく、又取扱い時に変形や歪みがなく
、加工性が極めて優れていることがわかった。
る間に破断は全くなく、又取扱い時に変形や歪みがなく
、加工性が極めて優れていることがわかった。
表２にトロイダル鉄心の磁気的性質を示す。なお比較と
して、非晶質合金リボンを積層しないで鉄心に加工した
トロイダル鉄心の特性をも示している。
して、非晶質合金リボンを積層しないで鉄心に加工した
トロイダル鉄心の特性をも示している。
表２
非晶質合金積層帯を加工して得た（４）の鉄心は非積層
の（Ｂ）にくらべて遜色なく、むしろ低磁場での磁束密
度は良くなっている。加工時における非晶質合金ＩＪ
＆ンの変形、歪が（Ｂ）では避けられなかったが、（Ａ
）では全＜カ＜、加工性は著しく改善された。
の（Ｂ）にくらべて遜色なく、むしろ低磁場での磁束密
度は良くなっている。加工時における非晶質合金ＩＪ
＆ンの変形、歪が（Ｂ）では避けられなかったが、（Ａ
）では全＜カ＜、加工性は著しく改善された。
実施例３
電縫管製造用インピーダー のコア用の細帯状非晶質合
金ＩＪ ｚンを切断し、前記耐熱性接着剤（４）を塗布
し積層した。この積層帯を無酸化加熱炉１０中で３７０
℃３０分間の焼鈍を行い、続いて冷却をした。力お焼鈍
から冷却まで直流電流により１５０ｅの磁界をかけた。
金ＩＪ ｚンを切断し、前記耐熱性接着剤（４）を塗布
し積層した。この積層帯を無酸化加熱炉１０中で３７０
℃３０分間の焼鈍を行い、続いて冷却をした。力お焼鈍
から冷却まで直流電流により１５０ｅの磁界をかけた。
焼鈍後積層帯は充分な強さの接着強さを有していた。表
３はコアの磁気特性を測定した結果の一例を示している
。比較として、従来の加工法、即ち非晶質合金薄帯を切
断加工した後熱処理を施し、しかる後積層する方法によ
って製造されたコアの磁性も示している。
３はコアの磁気特性を測定した結果の一例を示している
。比較として、従来の加工法、即ち非晶質合金薄帯を切
断加工した後熱処理を施し、しかる後積層する方法によ
って製造されたコアの磁性も示している。
表３
本発明の方法によれば、従来法によって製造されたコア
にくらべ保磁力が小さく、磁束密度は、（１３） Ｂ１で従来法にくらべ１．５倍になっている。即ち本発
明の方法によって得られるコアは従来法にくらべて、ヒ
ステリシス特性の角形成がよく、且高透磁率、高磁束密
度で更に損失が少い。又本発明の方法によれば、熱処理
時の取扱いが容易であった。
にくらべ保磁力が小さく、磁束密度は、（１３） Ｂ１で従来法にくらべ１．５倍になっている。即ち本発
明の方法によって得られるコアは従来法にくらべて、ヒ
ステリシス特性の角形成がよく、且高透磁率、高磁束密
度で更に損失が少い。又本発明の方法によれば、熱処理
時の取扱いが容易であった。
第１図は本発明の実施例を示す図である。
（１４）
Claims (9)
- （１）高耐熱性高分子化合物を主成分とする接着剤を塗
布した非晶質合金薄帯を積み重ね、加熱接着するととを
特徴とする積層接着非晶質合金帯の製造方法。 - （２）前記接着剤を塗布した非晶質合金薄帯を積み重ね
た後巻数シ、次いで加熱接着することを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の積層接着非晶質合金帯の製造方
法。 - （３）前記接着剤を塗布した非晶質合金薄帯を積み重ね
、切断した後加熱接着することを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の積層接着非晶質合金帯の製造方法。 - （４）前記接着剤を塗布した非晶質合金薄帯を積み重ね
た後、圧下ロールで圧着し、次いで加熱接着することを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の積層接着非晶質
合金帯の製造方法。 - （５）前記接着剤を塗布した非晶質合金薄帯を積み重ね
た後、圧下ロールで圧着し、次いで巻取り、その後加熱
接着することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
積層接着非晶質合金帯の製造方法。 - （６）加熱接着処理を３００〜５００℃の温度の磁場中
で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし
第５項記載の積層接着非晶質合金帯の製造方法。 - （７）高耐熱性高分子化合物を主成分とする接着剤を塗
布した非晶質合金薄帯を乾燥した後、積み重ね、次いで
圧下ロールで圧着し、３００〜５００℃の磁場中で焼鈍
することを特徴とする積層接着非晶質合金帯の製造方法
。 - （８）前記接着剤を塗布した非晶質合金薄帯を乾燥して
積み重ねた後、巻取り、次いで３００〜５００℃の磁場
中で焼鈍することを特徴とする特許請求の範囲第７項記
載の積層接着非晶質合金帯の製造方法。 - （９） 高耐熱性高分子化合物を主成分とする接着剤
を塗布した非晶質合金薄帯を積み重ね、加熱接着にょ多
積層してなる積層非晶質合金帯よ多積層鉄心又は巻鉄心
を製造し、次いで該鉄心を３００〜５００℃の磁場中で
焼鈍することを特徴とする積層接着非晶質合金帯鉄心の
製造方法。 （１０加熱接着工程を３００〜５００℃の磁場中で行う
特許請求の範囲第９項記載の積層接着非晶質合金帯鉄心
の製造方法。 ０◇ 加熱接着工程を３００℃以下で行う特許請求の範
囲第９項記載の積層接着非晶質合金帯鉄心の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5801582A JPS58175654A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5801582A JPS58175654A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58175654A true JPS58175654A (ja) | 1983-10-14 |
Family
ID=13072135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5801582A Pending JPS58175654A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58175654A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158451A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | Toshiba Corp | 回転電機用非晶質金属コア−の製造方法 |
| JPS6161847A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-29 | 新日本製鐵株式会社 | 積層接着非晶質合金薄帯の製造方法 |
| WO1986005314A1 (en) * | 1985-02-27 | 1986-09-12 | Kawasaki Steel Corporation | Laminate of thinamorphous alloy strip, core made of thin amorphous alloy strip, and process for their production |
| JPH01105734A (ja) * | 1986-05-15 | 1989-04-24 | Hiraoka & Co Ltd | アモルフアス金属積層シ−ト |
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