JPH01105734A - アモルフアス金属積層シ−ト - Google Patents

アモルフアス金属積層シ−ト

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JPH01105734A
JPH01105734A JP6918087A JP6918087A JPH01105734A JP H01105734 A JPH01105734 A JP H01105734A JP 6918087 A JP6918087 A JP 6918087A JP 6918087 A JP6918087 A JP 6918087A JP H01105734 A JPH01105734 A JP H01105734A
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Tsutomu Obayashi
大林 勉
Saburou Baba
馬場 左文朗
Manabu Imoto
井本 学
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアモルファス金属積層シートに関するものであ
る。更に詳しく述べるならば、本発明は強靭で防水性が
あり、かつ、電磁波に対しシールド効果を有し、しかも
実用上十分な機械的強度を有するアモルファス金属積層
シートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、繊維シートを基布とし、その少くとも1面を可撓
・防水性樹脂で被覆して得られる防水シートは天幕地、
構°造物膜体、床シート或は被覆用シート材料などとし
て知られている。
近年エレクトロニクス機器の発達および普及に伴い、こ
れらの機器を、静電気および/又は電磁波の悪影響から
保護することができ、かつ、実用上十分な機械的強度を
有するシート材料が必要になってきた。従来、エレクト
ロニクス機器を静電気から保護するためには、カーボン
粉末又は繊維、或は金属箔又は粉を含有する導電性材料
を含有する導電性シートが用いられているが、このよう
な従来の導電性シートは、電磁波からエレクトロニクス
機器を保護するためには十分に効果的であるとは云えな
いものであり、また、機械的強度においても十分とは云
えないものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、アモルファス(非晶質)金属を利用して静電
気および電磁波の両方に対して十分な遮蔽および保護効
果を有し、かつ防水性がすぐれており、しかも、実用上
十分な機械的強度を有する積層シート材料を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明のア
モルファス金属積層シートは、上記問題点を解決できる
ものであって、少なくとも1枚のアモルファス金属薄膜
を含有する芯層と、この芯層の少なく、とも1面上に結
着され、かつ少なくとも1枚の繊維シートからなる補強
層とからなる基層と、この基層の少なくとも1面を被覆
している可撓・防水性樹脂被覆層とを含んでなり、前記
繊維シートの引張り強さが、前記芯層の引張り強さより
も高いことを特徴とするものである。
最近アモルファス金属薄膜又はシートが、その特性に基
いて種種の用途に利用することが試みられている。一般
にアモルファス金属薄膜又はシートは巾2.54〜10
.16 cffiのリボン状材料として供給されており
、近い将来、巾20.32 csOものが供給されるこ
とが期待されているが、このようなリボン状、又は小中
材料を、被覆用シート材料に利用することは殆んど不可
能と考えられていた。
本発明においては、アモルファス金属材料を所望の巾の
シート状体として使用するものである。
本発明の積層シートにおいてアモルファス金属1腫答層
は、少なくとも1枚のアモルファス金属薄膜のみから形
成されたものであってもよいし、アモルファス金属薄膜
と、その少なくとも1面を被覆している導電性金属メッ
キ層とからなるものであってもよい。導電性金属として
は、例えば銅、ニッケル、コバルト、鉄、アルミニウム
、金、銀、錫、亜鉛およびこれらから選ばれた2種以上
の合金などを用いることができる。
本発明に用いられるアモルファス金属の種類については
、それが、静電気および電磁波から、エレクトロニクス
機器を保護する効果を有している限り、格別の限定はな
く、市販材料から選択することができるが一般には鉄を
主成分とし、これにホウ素、硅素、炭素、ニッケル、コ
バルト、およびモリブデンなどから選ばれた1種以上を
添加して得られるアモルファス合金から選ばれることが
好ましい。例えば、アライド社の商品名METGLAS
N12605SC(Fe  :81%、 B : 13
.5%、Si:3.5%、C;2%のアモルファス合金
”) 、l1h2605S−2(Feニア8%、B:1
3%、Si:9%のアモルファス合金) 、隘−260
5−CO(Fe  :87部、B:14部。
5il1部、Co:18部のアモルファス合金)、th
2826−MB  (F e  : 40%、Ni:3
8%、Mo:4%、B:18%のアモルファス合金)な
どを用いることができる。
また、上記の鉄を主成分とする合金系の外に、コバルト
を主成分とする合金系(例えばCO9゜Zr+o、Co
7iSi+oB+z 、、C05b(lzhc+m 、
Co44M0s6Czo、Co3aCrzeMOzoC
+ e)、ニッケルを主成分とする合金系(例えばN1
qoZr+ox N1vsSi+oB+z、Ni3N1
5aCrzJO+s)、およびその他の金属を主成分と
する合金系(例えばPd5oSizo、Cu5oZrz
o、MbsoNiso、Ti5oCuso)等も利用で
きる。
これらのアモルファス金属薄膜は、前述のようにリボン
又は小中シートの形状で供給されているので、本発明の
積層シートに、これらを使用するためには、複数個のリ
ボン状又は小中シート状アモルファス金属薄膜を互に並
列に配列して、シート状体とし、または必要によりそれ
らの対向する側縁部を接着剤又は半田により接着して、
所望の巾を有するシート状体とする。また、アモルファ
ス金属薄膜は、アモルファス金属の粉末を利用して形成
してもよい。或は、アモルファス金属からなる細線から
編織物状、又は不織布状シートとして、これをアモルフ
ァス金属シートとして用いてもよい。
前述のようなアモルファス金属は磁性体であって、磁界
に対しすぐれたシールド効果を有している。
磁界シールド性に、メッキ層による電界シールド波まで
の広範囲の電磁波に対して、すぐれたシールド効果を示
すことができる。また、導電性金属メッキ層は、アモル
ファス金属シートの半田接着性を向上させる効果も有し
ている。
本発明の積層シートにおいて、アモルファス金属含有芯
層は、1 、000μm以下の厚さを有することが好ま
しく、1〜500μmの厚さを有することがより好まし
く、5〜100μmの厚さを有することが更に好ましく
、10〜50μmの厚さを有することが更に一層好まし
い。
また、アモルファス金属傳胤=層中に含まれる導電性金
属メッキ層は0.1μm以上の厚さを有することが好ま
しく、0.1〜5μm程度の厚さを有することがより好
ましい。
アモルファス金属含有芯層の厚さが1000μmより大
きくなると、芯層の剛性が過大となり、変形しにくく、
ドレープ性が不十分となり、鋭利な切断面を形成して作
業上危険を生ずることがある。
またアモルファス金属又は金属メッキされたアモルファ
ス金属の表面に防錆剤その他の薄い保護膜が形成された
ものであっても良い。
この様なアモルファス金属を前述のように薄いシートと
して使用すると、その引裂き強さは殆んどOに等しい程
低く、低い負荷で容易に裂断する。
またこのようなアモルファス金属の薄いシートは引張強
さにおいても比較的弱くかつ強度のバラツキが大きい。
例えば厚さ25μmのアモルファス金属シートの引張り
強さを、JIS−L−1096(1979)、「一般織
物試験方法」の6.12、引張り強さ及び伸び率6.1
2.01) A法(ストリップ法)に準拠し、巾:3ω
、把み間隔:20cm、引張りスピード:200m/分
での条件で測定すると引張り強さは65〜125 kg
/ 3 cts、平均100 kg/ 3 cmであっ
て、比較的弱く、また測定値にバラツキが大きい。また
、アモルファス金属は、一般に巾の狭いリボン状で提供
されているので、これらを並列に配列してシート状にす
ると、たとえ、これらを、その対向している側縁部で、
半田により、或は接着剤で接着しても、このシートの横
方向の引張り強さは不十分であり、しかもそのバラツキ
が大きいという問題がある。
本発明においては、上記の問題点を解消するために、ア
モルファス金属含有芯層に、その少なくとも1面上に、
少なくとも1枚の繊維シートからなる補強層が結着され
る。この補強層の繊維シー引張り強さの最低値よりも高
いことが好ましい。
このような補強層は、芯層の引張り強さを補強し、かつ
そのばらつきを少な(することができる。
このとき、繊維シートとして破断伸度が5%以下の繊維
を含むものを用いると、芯層と補強層との伸長性の差が
小さくなり、従って、両者のS−8荷重曲線は近偵し、
このため基層は、比較的大きな引張り強さを示すことが
できる。また破断伸度がアモルファス金属のそれと等し
いか、或は、5%以下の繊維を含むシートを補強層とし
て芯層と合体すると、芯層の形成に当り、アモルファス
金属リボンを並列に配置しただけでよく、半田による、
或は接着剤によるリボンの接着は必ずしも必要でなくな
る。このような接着目のないアモルファス金属シートは
、継ぎ目が目立たず良好な外観を示す。
このような繊維シートを構成する繊維としては130 
kg / w ”以上の引張り強さと5%以下の破断伸
度を有するものが好ましい。このような性能を有する高
強度繊維の種類に格別の限定はないが下記のものが例示
される。
ガラス繊維     350〜6003〜4炭素繊緋 
     200〜300   1.5〜0.5スチー
ル繊維     240     1.7芳香族アラミ
ド繊維  285    2.0〜5.0これらの高強
度繊維は、上記の効果を達成するのに有効なものである
が、低伸度を有し、屈曲強度の低いものである。従って
、積層シートの用途に耐屈曲性の高いことを要求される
場合は、上記高強度繊維又は、それを含む糸、又は、布
帛に、高伸度の、屈曲強度の高い他の繊維、又は、それ
を含む糸又は布帛を混用することが好ましい。このよう
な高伸度繊維の種類に格別の限定はないが、それらを例
示すれば下記の通りである。
本発明の積層シートは、前述のようにアモルファス金属
含有芯層と、可撓・防水性樹脂被覆層とに加えて1個以
上の繊維シートからなる補強層を含んでいるものである
補強層に用いられる繊維シートは、アモルファス金属含
有芯層の引張り強さを、そのたて方向においては最も有
効に発揮させ、また、そのよこ方向では、その低さをカ
バーし、或は引張り強さの大きなバラツキや引裂強度の
低さをカバーするのに極めて有効なものである。
本発明の積層シートにおいてはアモルファス金属含有芯
層の片面又は両面に繊維シート補強層が結着されて基層
シートが形成され、この基層シートの片面又は両面に可
撓・防水性樹脂被覆層が形成される。この場合、積層シ
ートに要求される性能および/又は外観に応じて繊維シ
ート補強層が、積層シートの少なくとも1つの最外表面
層を形成することが好ましく、および/又は、可撓・防
水性樹脂被覆層が、積層シートの少なくとも1つの最外
表面層を形成することが好ましい。
本発明の積層シートに用いられる繊維シート補強層は前
述の引張強さ130 kg / w ”以上、破断伸度
5%以下の高強度繊維を含む1枚以上の繊維シートから
なることが好ましく、耐屈曲性の向上のためには、引張
り強さが130 kg / mm ”より低く、破断伸
度が5%より高いの高伸度繊維が混用されていることが
好ましい。
また、繊維シート補強層は、130 kg / w ”
以上の引張り強さと、5%以下の破断伸度を有する高強
度繊維からなる少なくとも1枚の高強度布帛層と、13
0 kg / tm ”より低い引張り強さと、5%よ
り高い破断伸度とを有する高伸度繊維からなる少なくと
も1枚の高伸度布帛層とからなるものであってもよい。
、更に、繊維シート補強層が、芯層の両面に結着される
ときは、これら2枚の繊維シート補強層の1枚が、13
0 kg / tx+ ”以上の引張り強さとおよび、
5%以下の破断伸度を有する高強度繊維からなり、かつ
他の1枚が、130 kg/am”より低い引張り強さ
と、および5%より高い破断伸度を有する高伸度繊維か
らなるものであってもよい。
繊維シート中の繊維は、短繊維紡績糸条、長繊維糸条、
スプリットヤーン、テープヤーンなどのいずれの形状の
ものであってもよく、またシートは、織物、編物、不織
布又はこれらの複合布のいずれかであってもよい。一般
には、本発明の積層シートに用いられる繊維は長繊維(
フィラメント)の形状にあるのが好ましく、かつ平織布
を形成しているのが好ましい。また、平行に並べたたて
糸とよこ糸とを交差するように重ね、これらをからみ糸
で押えて構成された織物は、特に好ましい。
繊維シートは、得られる積層シートの機械的強度を高い
レベルに維持するために有用である。また、得られる積
層シートが柔軟であることを必要とする場合は、繊維シ
ート補強層が比較的口の粗い編織物で形成することが好
ましく、また強度の高いことを必要とする場合は、比較
的密度の高い編織物をもって形成することが好ましい。
更にまた、アモルファス金属含有芯層の高い剛性をカバ
ーするために繊維シート補強層が粗目軽量の編織物で形
成することが好ましい場合もある。
アモルファス金属含有芯層と繊維シート補強層とは、任
意の方法によって結着される。一般には、接着剤、又は
接着性重合体材料を介して両者を結着する。この目的に
用いられる接着材料の種類には格別の限定はなく、イソ
シアネート系接着材料、エポキシ系接着材料、ポリアク
リル系接着材料、ポリウレタン系接着材料、ポリアミド
系接着材料、ゴム系(特に合成ゴム系)接着材料などの
いづれを用いてもよい。また、アミノ基、イミノ基、エ
チレンイミン残基、アルキレンジアミン残基を含むアク
リレート、アジリジニル基を含有するアクリレート、ア
ミノエステル変性ビニル重合体−芳香族エポキシ接着剤
、アミノ窒素含有メタクリレート重合体、なども好まし
い接着材料であるがその他の接着剤を併用してもよい。
本発明の積層シートにおいて、アモルファス金属含有芯
層の片面、または、両面上の可撓・防水性樹脂からなる
被覆層が形成される。このような可撓・防水性樹脂とし
ては、天然ゴム、ネオブレンゴム、クロロブレンゴム、
シリコーンゴム、ハイパロンその他の合成ゴム、または
PVC樹脂、エチレン−酢酸ビニールコポリマー(EV
A)t’H脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(
P P)樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂その他の
合成樹脂を用いることができる。このような材料からな
る防水層は、得られる積層シートに所望の防水性並びに
難燃性や機械的強度を与えるのに十分な厚さ、例えば、
0.05+u以上の、好ましくは0.05〜1.0 m
mの厚さを有することが好ましい。
これらの防水層は、上記の如きゴム又は樹脂のフィルム
、溶液、ペースト又はストレートなどを用い、公知の方
法、例えば、トッピング、カレンダリング、コーティン
グ、ディッピングなどの方法によって、アモルファス金
属含有芯層の表面上に形成することができる。これらの
ゴム又は樹脂中には、可塑剤、安定剤、着色剤、紫外線
吸収剤などや他の機能付与剤、例えば防炎剤、難燃化剤
などが含まれていてもよい。
従来、金属箔の表面に対し、防錆、および腐食防止の目
的で1〜10μm程度の厚さの樹脂層を形成することが
知られているが、本発明の積層シートにおいては、可撓
・防水性樹脂被膜層は一般に50μm以上の厚さに形成
され、この厚さは、好ましくは50〜5000μmであ
り、更に好ましくは100〜3000μm1より一層好
ましくは200〜2000μmである。従って、本発明
の可撓・防水樹脂被膜層は、従来の金属箔上に形成され
る防錆、腐食防止被膜層とは明確に異るものである。ま
た、本発明に用いられる可撓・防水性樹脂被覆層は、上
記の厚さを有していても使用上十分な可撓性を示すこと
ができる。
勿論、アモルファス金属ffFJ118 Nの表面に従
来の防錆、腐食防止被覆層が形成されていてもよい。
可撓・防水性樹脂被覆層は、可撓・防水性樹脂の単一層
から形成されていてもよいが、可撓・防水性樹脂からな
る基礎層と、この基礎層の上に形成され、防汚・耐候性
合成樹脂からなる表面層とを含んでなるものであっても
よい。
本発明に用いられる防汚・耐候性合成樹脂としては、弗
素含有樹脂およびアクリル樹脂を用いることができる。
すなわち防汚・耐候性樹脂表面層は、基礎層上に、弗素
含有樹脂、又はアクリル樹脂を塗布するが、これらの樹
脂からなるフィルムを貼着することによって形成される
一般に弗素含有樹脂は、難燃′性かつ防汚、耐候性であ
るが、通常のプラスチック接着剤になじまないためその
ままでは、基礎層の表面に貼着することは著しく困難で
ある。
そこで、弗素含有樹脂フィルムの表面をコロナ放電又は
低温プラズマ処理等を施して、これをできるだけ活性化
することにより、例えばポリ塩化ビニル、ポリエポキシ
、ポリアクリル、およびポリエステル樹脂などの接着剤
との親和性を増加せしめている。通常上記の処理によっ
て、弗素含有樹脂フィルムの表面部分について活性化が
行われることとなる。このために、例えば100〜20
0■、40〜100μF、短絡電流1〜2Aの条件でコ
ロナ放電処理が行われる。かかる放電処理により、弗素
含有樹脂フィルムに所望の接着能が与えられるが、本発
明に用いられる弗素含有樹脂フィルムの表面処理はこれ
に限定されるものではなく、他の表面処理等により同等
以上の効果を奏するものであればよい。
弗素含有樹脂フィルムを構成する樹脂としては、エチレ
ンの水素原子の1個以上が弗素原子と置換されている単
量体から合成される各種ポリフルオルエチレン、例えば
、ポリテトラフルオルエチレン、又は一部塩素を含む各
種のポリフルオルクロルエチレン、例えばポリトリフル
オルクロルエチレン等があるが、このほかポリ弗化ビニ
ル、ポリ弗化ビニリデン、ポリジクロルジフルオルエチ
レン、その他も包含される。フィルムの厚みは一般0.
001 m −0,5龍、好ましくは5〜50ミクロン
程度であるが、耐候性・防汚性並びに耐久性の目的を達
成するものであれば、よく厚く、又は、より薄くするこ
とができ特に限定はない。また、弗素含有樹脂フィルム
には、他の樹脂例えばMMA等が混合又は貼着複合され
る等混用されていても本発明の目的を達成するものであ
れば差支えない。
本発明の使用される弗素含有樹脂フィルムの市販品とし
ては、テトラ−フィルム(デュポン商標)、アフレック
スフィルム(旭硝子商標)、KFCフィルム(呉羽化学
)等がある。
本発明において、表面が実質的に平滑なフィルム状の弗
素含有樹脂が、基礎層の上面に貼着されるのが好ましい
が、弗素含有樹脂溶液、又はエマルジョン等を塗布する
方法もある。本発明に用いられる弗素含樹脂フィルムは
、100 kg/ca1以上の引張強度を有することが
好ましい。
本発明において防汚・耐候性樹脂表面層は、ポリアクリ
ル樹脂によって形成されてもよい。このために一般には
アクリル樹脂フィルムを用いるが、アクリル樹脂の溶液
又は、エマルジョンを、基礎層の上に塗布し乾燥する方
法を用いてもよい。
本発明に用いられるアクリル樹脂フィルムは、100 
kg/−以上の引張強度を有することが好ましく、1〜
50g/rrr、好ましくは3〜30g1rdの重量、
又は、3ミクロン以上(通常は3〜50ミクロン)の、
更に好ましくは4〜30ミクロンの厚さを有するもので
あることが好ましい。
本発明に適用されるアクリル樹脂フィルムは、Tダイ法
又はインフレーション法その他いずれの方法で製造され
たものでもよい。また、延伸フィルム、未延伸フィルム
のいずれでもよいが、フィルムの伸度は100〜300
%程度のものが好ましい。
また、前述のように厚みは通常3μ〜50μ程度である
が、十分な耐候性・防汚性を達成するならば多少厚く又
は薄<シてもよい。フィルム素材は、ポリアルキルメタ
クリレート系フィルム例えばメチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチル
メタクリレート等を主材料とするもの、又は、アクリレ
ート、酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレン、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル等をホモモノマ又はコモノ
マ成分とするホモポリマ又はコポリマをフィルム状に成
型したものがよい。かかるフィルムは基礎層の表面に接
着剤を用いて接着するか又はその他の方法により貼着さ
れる。
本発明において、可撓・防水性樹脂基礎層上に形成され
る防汚・耐候性樹脂表面層は、上述のような弗素含有樹
脂およびアクリル樹脂の他に、ポリ弗化ビニリデン樹脂
層とアクリル樹脂層との積層体、又はポリ弗化ビニリデ
ン樹脂層と、アクリル樹脂層と、ポリ塩化ビニル樹脂層
との積層体からなるものであってもよい。これら積層体
においては、ポリ弗化ビニリデン樹脂層の厚さは2〜3
ミクロン、アクリル樹脂層の厚さは2〜4ミクロンおよ
び、ポリ塩化ビニル樹脂層の厚さは40〜45ミクロン
であることが好ましいが、これらの数値に限定されるも
のではない。
本発明の積層シートにおいて、その用途や、要求される
性能に応じて繊維シート補強層、可撓・防水性樹脂被覆
層、およびこれらを結着するための接着剤などの1つ以
上を、導電性、又は半導電性化してもよく、或は、絶縁
性にしてもよい。或は、各層に異る導電性ないし絶縁性
を付与して、これらを組合わせてもよい。このようにす
ることによって種々な特性又は性能を有する製品を得る
ことができる。
〔実施例〕
本発明の積層シートを実施例により更に説明する。
ス覇1 アモルファス合金(Fe  :81%、 B : 13
.5%。
Si:3.5%、C:2%、商標: METGLASm
2605sc、アライド社製、中7.62cm、厚さ2
5μmのリボン状体)の全表面に、厚さ1μmの銅メッ
キを施した。
このリボンの引張強さおよび伸度をJIS−L−109
6(1979) 、 6.12.1(1) A法に準じ
て測定した結果は引張り強さは65〜125 kg/ 
3 cm平均100 kg/ 3 cm、破断伸度0.
7%であった。
この銅メッキされたアモルファス合金リボンの13枚を
、互に並列に配列し、それぞれの側縁端を1 amづつ
重ね合わせ、接着することなくシート状に形成した。
この広巾アモルファス合金シートの両面に合成ゴム系接
着剤(商標:5C12N、ソニーケミカル社製)を塗布
し、その−面にFRP用ガラス繊維布帛(商標: KS
−2671、カネボウ硝子繊維社製、厚さ0.22鶴、
目付210g/%、平織経19本/25.4鶴、緯19
本/25.4m、繊維引張り強さ350 kg / v
a ”、繊維破断伸度3%、布帛引張り強さ2.経緯両
方向共に111.6 kg/ 3 am、布帛破断伸度
、経緯両方向ともに3.0%)を貼着し、他の一面に下
記組織のポリエステルフィラメント平織粗布: 500デニール×500デニール 7本/25.4mn x 7本/25.411を貼着し
、基層シートを作成した。この平織布帛は、厚さ二0.
3鰭、目付:40g1rd、布帛引張り強さ:経、緯と
もに25kg/3cm、布帛破断伸度:経緯両方向とも
に15%、繊維引張り強さ110 kg/mm!、繊維
破断伸度13%であった。
上記基層シートを下記組成の可撓・防水性樹脂被覆液に
浸漬した。
ポリ塩化ビニル樹脂      80重量部ブチルベン
ジルフタレート   68 〃エポキシ化大豆油   
     7 “炭酸カルシウム        20
 〃カドミウムバリウム系安定剤   3 〃顔料  
    8・ トルエン(?3剤I)       130 〃被覆液
含浸基層シートをニップローラーで絞り、被覆液の付着
量を100%に調節し、乾燥機中で90℃で1分間乾燥
した。次に、この被覆層を180℃で1分間熱処理して
ポリ塩化ビニルをゲル化固着した。
得られた可撓・防水性樹脂基礎層の厚さは0.3龍であ
った。
この積層シートの一面上に防汚・耐候性樹脂フィルム(
商標: KFCシート、呉羽化学工業社製、ポリ弗化ビ
ニリデン樹脂層(2〜3μm)/ポリアクリル樹脂層(
2〜4μm)/ポリ塩化ビニル樹脂層(45μm)の積
層シート)のポリ塩化ビニル樹脂層面を加熱貼着し、他
の一面にポリアクリル樹脂フィルム(三菱レイヨン社製
、25μm)を加熱貼着した。得られたアモルファス合
金積層シートは良好な、電磁波に対するシールド性と、
すぐれた防水性、防汚性および耐候性を有し、また、熱
融着接合の可能なものであった。このようなすぐれた熱
融着接合性によって、従来者えられなかったアモルファ
ス金属膜をシート材料(例えば大型テント用シート)に
使用することを可能にし従来縫合出来なかったアモルフ
ァス金属膜の縫合を可能にし、その利用を簡易化し、か
つ利用分野を拡大することが出来るようになった。
この積層シートの引張り強さを測定したところ経: I
L8.3 kg/ 3 ctn、緯: 115.8 k
g/ 3 cm、であり破断伸度は経:3.3%、緯=
3.6%であって実用上十分なものであり、引張り強さ
のバラツキ値は経緯それぞれ3 kg/ 3 cm程度
であり、アモルファス金属単独シートの性能を上回る詐
りでなく、強さのバラツキも少なかった。このため、ア
モルファス金属シートの引張り強さの最低値65kg/
3CI11を格別心配する必要がなくなった。また本実
施例の積層体において、アモルファス金属リボンは、半
田接合されていなかったが、金属リボンが滑って欠落部
分を生じることもなく、また、半田接合のときの側縁部
の重ね合せに伴う凹凸の形成がなく好ましい外観を有し
ている。また、ポリエステル布を併用せず、前述と同様
にして得られた積層シートの耐屈曲性をJIS−に−6
328、スコツト法を適用し荷重:1kg、屈曲: 1
000回の処理を施し、処理前に対する処理後の強力保
持率を測定したところ、ポリエステル布併用のものが8
5%、であったのに対し、併用しないものは30%であ
った。
ポリエステル布を含む積層シートは、屈曲のある用途に
適し、ポリエステル布を含まない積層シートは折り曲げ
のない用途に用いればよい。
天上■1 実施例1と同様のメッキされたアモルファス金属リボン
を13枚並列し、それぞれの側縁端を半田接合して巾約
1mの広巾シートを作成した。半田接合部の引張り強さ
は40〜86kg/3cm、平均68.6kg/ 3 
amで半田接合部の引張り強さはかなり低いものであっ
た。
この広巾シートに実施例1同様の補強層貼着操作を施し
た。但し、ガラス繊維布の代りに、それと同一組織の高
弾性炭素繊維糸条による布帛(引張り強さは、タテ、ヨ
コ共に72.8kg/ 3 am、 70.5kg/3
cmであり、破断伸度は経0.6%、緯0.5%、繊維
引張り強さ210kg/11”、破断伸度0.6%)を
用いた。
得られた基層シート(A)を下記組成の樹脂組成物を含
む塗工液に浸漬した。
ポリ塩化ビニル樹脂ペースト  100重量部り、0.
P、 (可塑剤)         70 〃ホウ酸バ
リウム(減煙剤)     20 〃水酸化アルミニウ
ム(難燃剤)  100 〃硫酸バリウム(W1燃剤)
     200 〃バリウムー亜鉛系安定剤    
  2ケチンブラツクEC3 絞り率100%に樹脂液含浸シートを絞り、150℃で
2分間乾燥して希釈剤を除去し、次に185℃で1分間
の熱処理を施し、70 g/rrrの樹脂組成物を基層
シートに被覆固着した。
次に得られた積層シートの片面上に、上記と同一組成(
但し、ポリ塩化ビニル樹脂ストレートを使用し、ケチン
ブラックECの使用量を30重量部とした。)の樹脂組
成物からなるフィルムを、カレンダーで貼着し、基層シ
ートに被覆された樹脂含量を200 g / rtrと
した。
得られた積層シートは良好な電磁波シールド性、および
防水性を示した。また、積層シートの樹脂フィルム貼着
面および、その反対面は、それぞれ3.2X10Ω−c
ri、および5.8X1011Ω−(至)の体積固有抵
抗値を示した。
この積層シートの引張り強さはタテ: 78.5kg/
 3cI11、ヨコ: 75.4kg/ 3 amであ
って、半田接合部分の弱さを十分にカバーしていた。ま
た引張り強さのバラツキも各々3kg/3cm程度で極
めて安定した好ましいシートを得た。
上記積層シートの樹脂フィルム貼着面上に、実施例1記
載の同一のKFCフィルムを貼着したところ、この貼着
面は良好な防汚性および耐候性を示した。
実施■主 実施例2と同様の操作を行った。但し、基層シー)(A
)と同一のものに対し、実施例2記載の樹脂組成物含有
塗工液により、実施例2と同様の方法で浸漬、絞り、乾
燥、熱処理を施して、樹脂組成物を基層シート上に被覆
固着した後、高弾性炭素繊維糸条布帛上に、実施例1の
記載と同一のポリエステルフィラメント平織粗布を加熱
圧着して接合し、その上に実施例2記載のものと同一の
ポリ塩化ビニル樹脂組成物からなるフィルムをカレンダ
ーを用いて貼着し、更にその上に、実施例1記載の物と
同一のRFCフィルムを貼着した。
得られた積層シートの、アモルファス金属含有芯層の1
面上には、高弾性炭素繊維糸条布帛(高強度布帛層)と
、ポリエステルフィラメント平織粗布(高伸度布帛層)
とからなる複合繊維シート補強層が配置されており、上
記芯層の他の面上には、ポリエステルフィラメント平織
粗布層が配置されていた。このため、得られた積層シー
トは、更に改善された耐屈曲性、および耐衝撃性を有し
、極めてすぐれた使用耐久性を有するものであった。
実旋炭土 実施例1記載のものと同一の広巾アモルファス合金リボ
ン(但しメッキなし)13枚を並列してシート状体とな
し、このシートの両面に、接着剤(SC−12N)を塗
布し、実施例2記載のものと同一の繊維シート及び樹脂
組成を有する樹脂フィルム(但し、ケチンブラックEC
の含存率を15重量部とした)の厚さQ、 3 mmの
ものおよび0.2 mのものを各面に貼着した。更に、
貼着された厚さ0.31の樹脂フィルムの表面に実施例
1記載のものと同一のKFCフィルムを貼着した。アモ
ルファス金属リボンは半田接合されておらず、単に部分
的に重ねただけであったが、実施例2記載と同様の良好
な引張り強を有する積層シートが得られた。
〔発明の効果〕
本発明のアモルファス金属積層シートは実用上良好な引
張り強さを有し、またすぐれた電磁波シールド効果を有
するので、簡易シールドルームの形成に有用である。ま
た、本発明は、アモルファス金属がその高剛性、他の材
料に対する低い適応性、および縫製、統合の困難性など
から利用できないとされていた分野、すなわち、テント
、シートハウス等の屋外構造物用、エレクトロニクス機
器を備えた部屋の床シート等の床材、壁紙、ブラインド
等の屋内内装材、各種被覆シート、包装材、梱包材など
の用途にアモルファス金属の利用を可能にするものであ
る。
また、本発明の積層シートは、容易に製造できるもので
ある。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも1枚のアモルファス金属薄膜層を含有す
    る芯層と、この芯層の少なくとも1面上に結着され、か
    つ、少なくとも1枚の繊維シートからなる補強層とから
    なる基層と、この基層の少なくとも1面を被覆している
    可撓・防水性樹脂被覆層とを含んでなり、前記繊維シー
    トの引張り強さが、前記芯層の引張り強さよりも高いこ
    とを特徴とする、アモルファス金属積層シート。
  2. 2.前記繊維シート補強層が5%以下の破断伸度を有す
    る繊維を含む、特許請求の範囲第1項記載の積層シート
  3. 3.前記繊維シート補強層が、130kg/mm^2以
    上の引張り強さと、および、5%以下の破断伸度とを有
    する繊維を含んでいる、特許請求の範囲第1項記載の積
    層シート。
  4. 4.前記繊維シート補強層が、前記芯層の両面に結着さ
    れ、これら繊維シート補強層の1枚が130kg/mm
    ^2以上の引張り強さと、および5%以下の破断伸度を
    有する高強度繊維からなり、他の1枚が130kg/m
    m^2より低い引張強さと、5%より高いの破断伸度と
    を有する高伸度繊維からなる、特許請求の範囲第1項記
    載の積層シート。
  5. 5.前記繊維シート補強層が、130kg/mm^2以
    上の引張り強さと、および5%以下の破断伸度を有する
    高強度繊維からなる少なくとも1枚の高強度布帛層と、
    130kg/mm^2より低い引張り強さと、5%より
    高い破断伸度を有する高伸度繊維からなる少なくとも1
    枚の高伸度布帛層とからなる、特許請求の範囲第1項記
    載の積層シート。
  6. 6.前記繊維シート補強層が、130kg/mm^2以
    上の引張り強さと、および5%以下の破断伸度とを有す
    る高強度繊維と、130kg/mm^2より低い引張り
    強さと、5%より高いの破断伸度とを有する高伸度繊維
    とを含んでなる、特許請求の範囲第1項記載の積層シー
    ト。
  7. 7.前記アモルファス金属薄膜層がアモルファス金属薄
    膜中と、その少なくとも1面を被覆している導電性金属
    メッキ層とからなる、特許請求の範囲第1項記載の積層
    シート。
  8. 8.前記アモルファス金属薄膜層が、互に並列に配置さ
    れた複数個のアモルファス金属リボンよりなるアモルフ
    ァス金属シートを含んでなる、特許請求の範囲第1項記
    載の積層シート。
  9. 9.前記アモルファス金厚薄膜層が、互に並列に配置さ
    れた複数個のアモルファス金属リボンを、それらの側縁
    部において互に半田接着して形成されたシート状体であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の積層シート。
  10. 10.前記可撓・防水性樹脂被覆層と前記アモルファス
    金属含有芯層とが接着剤接合されている、特許請求の範
    囲第1項記載の積層シート。
  11. 11.前記可撓・防水性樹脂被覆層が、前記アモルファ
    ス金属含有芯層に接合されており、かつ、可撓・防水性
    樹脂よりなる基礎層と、この基礎層の上に形成され、か
    つ、防汚・耐候性合成樹脂よりなる表面層とを含んでな
    る、特許請求の範囲第1項記載の積層シート。
  12. 12.前記可撓・防水性樹脂被覆層中の防汚・耐候性合
    成樹脂表面層が、弗素含有合成樹脂およびポリアクリル
    樹脂から選ばれた少なくとも1種により形成されている
    、特許請求の範囲第11項記載の積層シート。
  13. 13.前記アモルファス金属含有芯層1000μm以下
    の厚さを有する、特許請求の範囲第1項記載の積層シー
    ト。
  14. 14.前記アモルファス金薄膜層中の導電性金属メッキ
    層が0.1μm以上の厚さを有する、特許請求の範囲第
    7項記載の積層シート。
  15. 15.前記可撓・防水性樹脂被覆層が少なくとも50μ
    mの厚さを有する、特許請求の範囲第1項記載の積層シ
    ート。
  16. 16.前記アモルファス金属が、Feを主成分とし、こ
    れに、B,Si,C,Co,NiおよびMoから選ばれ
    た少なくとも1種が添加されたアモルファス合金から選
    ばれる、特許請求の範囲第1項記載の積層シート。
  17. 17.前期繊維シートの引張り強さが前期アモルファス
    金属薄膜層の少なくとも1枚のの引張り強さりも高い、
    特許請求の範囲第1項記載の積層シート。
  18. 18.前記繊維シートの引張り強さが、前記アモルファ
    ス金属薄層引張り強さの最低値よりも高い、特許請求の
    範囲第1項記載の積層シート。
  19. 19.前記繊維シート補強層が積層シートの少なくとも
    1つの最外表面層を形成している、特許請求の範囲第1
    項記載の積層シート。
  20. 20.前記可撓・防水性樹脂被覆層が、積層シートの少
    なくとも1つの最外表面層を形成している、特許請求の
    範囲第1項記載の積層シート。
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