JPH0637103B2 - アモルフアス金属積層シ−ト - Google Patents
アモルフアス金属積層シ−トInfo
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- JPH0637103B2 JPH0637103B2 JP62069180A JP6918087A JPH0637103B2 JP H0637103 B2 JPH0637103 B2 JP H0637103B2 JP 62069180 A JP62069180 A JP 62069180A JP 6918087 A JP6918087 A JP 6918087A JP H0637103 B2 JPH0637103 B2 JP H0637103B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアモルファス金属積層シートに関するものであ
る。更に詳しく述べるならば、本発明は強靭で防水性が
あり、かつ、電磁波に対しシールド効果を有し、しかも
実用上十分な機械的強度を有するアモルファス金属積層
シートに関するものである。
る。更に詳しく述べるならば、本発明は強靭で防水性が
あり、かつ、電磁波に対しシールド効果を有し、しかも
実用上十分な機械的強度を有するアモルファス金属積層
シートに関するものである。
従来、繊維シートを基布とし、その少なくとも1面を可
撓・防水性樹脂で被覆して得られる防水シートは天幕
地、構造物膜体、床シート或は被覆用シート材料などと
して知られている。
撓・防水性樹脂で被覆して得られる防水シートは天幕
地、構造物膜体、床シート或は被覆用シート材料などと
して知られている。
近年エレクトロニクス機器の発達および普及に伴い、こ
れらの機器を、静電気および/又は電磁波の悪影響から
保護することができ、かつ、実用上十分な機械的強度を
有するシート材料が必要になってきた。従来、エレクト
ロニクス機器を静電気から保護するためには、カーボン
粉末又は繊維、或は金属箔又は粉を含有する導電性材料
を含有する導電性シートが用いられているが、このよう
な従来の導電性シートは、電磁波からエレクトロニクス
機器を保護するためには十分に効果的であるとは云えな
いものであり、また、機械的強度においても十分とは云
えないものであった。
れらの機器を、静電気および/又は電磁波の悪影響から
保護することができ、かつ、実用上十分な機械的強度を
有するシート材料が必要になってきた。従来、エレクト
ロニクス機器を静電気から保護するためには、カーボン
粉末又は繊維、或は金属箔又は粉を含有する導電性材料
を含有する導電性シートが用いられているが、このよう
な従来の導電性シートは、電磁波からエレクトロニクス
機器を保護するためには十分に効果的であるとは云えな
いものであり、また、機械的強度においても十分とは云
えないものであった。
本発明は、アモルファス(非晶質)金属を利用して静電
気および電磁波の両方に対して十分な遮蔽および保護効
果を有し、かつ防水性がすぐれており、しかも、実用上
十分な機械的強度を有するアモルファス金属積層シート
材料を提供しようとするものである。
気および電磁波の両方に対して十分な遮蔽および保護効
果を有し、かつ防水性がすぐれており、しかも、実用上
十分な機械的強度を有するアモルファス金属積層シート
材料を提供しようとするものである。
本発明のアモルファス金属積層シートは、上記問題点を
解決できるものであって、1層のアモルファス金属薄膜
を含み、かつ1〜1000μmの厚さを有する芯層と、この
芯層の少なくとも1面上に結着され、かつ、少なくとも
1枚の繊維シートからなる補強層とからなる基層と、こ
の基層の少なくとも1面を被覆している可撓・防水性樹
脂被覆層とを有し、前記繊維シートの引張り強さが、前
記芯層の引張り強さよりも高いことを特徴とするもので
ある。
解決できるものであって、1層のアモルファス金属薄膜
を含み、かつ1〜1000μmの厚さを有する芯層と、この
芯層の少なくとも1面上に結着され、かつ、少なくとも
1枚の繊維シートからなる補強層とからなる基層と、こ
の基層の少なくとも1面を被覆している可撓・防水性樹
脂被覆層とを有し、前記繊維シートの引張り強さが、前
記芯層の引張り強さよりも高いことを特徴とするもので
ある。
本発明のアモルファス金属積層シートの一実施態様にお
いて、第1図(A)に示されているように、基層1は1
層はアモルファス金属薄膜含有芯層2と、この芯層2の
1面上に結着された1層の繊維シート補強層3とからな
るものであり、また、他の実施態様においては、第1図
(B)に示されているように、基層1は1層のアモルフ
ァス金属薄膜含有芯層2と、この芯層2の両面上に結着
された2層の繊維シート補強層3とからなるものであ
る。
いて、第1図(A)に示されているように、基層1は1
層はアモルファス金属薄膜含有芯層2と、この芯層2の
1面上に結着された1層の繊維シート補強層3とからな
るものであり、また、他の実施態様においては、第1図
(B)に示されているように、基層1は1層のアモルフ
ァス金属薄膜含有芯層2と、この芯層2の両面上に結着
された2層の繊維シート補強層3とからなるものであ
る。
また、第2図(A)に示されている本発明のアモルファ
ス金属積層シートの、一実施態様においては、第1図
(A)に示された構成を有する基層1の両面上に可撓・
防水性樹脂被覆層4が積層結着されており、また第2図
(B)に示された実施態様において、第1図(B)に示
された構成を有する芯層1の両面に、可撓・防水性樹脂
被覆層4a,4bが積層結着されている。
ス金属積層シートの、一実施態様においては、第1図
(A)に示された構成を有する基層1の両面上に可撓・
防水性樹脂被覆層4が積層結着されており、また第2図
(B)に示された実施態様において、第1図(B)に示
された構成を有する芯層1の両面に、可撓・防水性樹脂
被覆層4a,4bが積層結着されている。
本発明のアモルファス金属積層シートにおいて、第2図
(A)および(B)に示されたアモルファス金属積層シ
ートの各々における2層の可撓・防水性樹脂被覆層4の
いづれか1層が欠けているものであってもよい。
(A)および(B)に示されたアモルファス金属積層シ
ートの各々における2層の可撓・防水性樹脂被覆層4の
いづれか1層が欠けているものであってもよい。
最近アモルファス金属薄膜は、その特性に基いて種種の
用途に利用することが試みられている。一般にアモルフ
ァス金属薄膜は巾2.54〜10.16 cmのリボン状材料として
供給されており、近い将来、巾 20.32cmのものが供給さ
れることが期待されているが、このようなリボン状、又
は小巾材料を、被覆用シート材料に利用することは殆ん
ど不可能と考えられていた。
用途に利用することが試みられている。一般にアモルフ
ァス金属薄膜は巾2.54〜10.16 cmのリボン状材料として
供給されており、近い将来、巾 20.32cmのものが供給さ
れることが期待されているが、このようなリボン状、又
は小巾材料を、被覆用シート材料に利用することは殆ん
ど不可能と考えられていた。
本発明においては、アモルファス金属材料を所望の巾の
シート状体として使用するものである。
シート状体として使用するものである。
本発明のアモルファス金属積層シートにおいてアモルフ
ァス金属薄膜含有芯層は、1層のアモルファス金属薄膜
のみから形成されたものであってもよいし、1層のアモ
ルファス金属薄膜と、その少なくとも1面を被覆してい
る導電性金属メッキ層とからなるものであってもよい。
すなわち、第3図(A)に示されているように、アモル
ファス金属薄膜含有芯層2は、1層のアモルファス金属
薄膜5と、その1面上に形成された導電性金属メッキ層
6とから構成されていてもよいし、或は第3図(B)に
示されているように、アモルファス金属薄膜含有芯層2
は、1層のアモルファス金属薄膜5と、その両面上に形
成された導電性金属メッキ層6とからなるものであって
もよい。導電性金属としては、例えば銅、ニッケル、コ
バルト、鉄、アルミニウム、金、銀、錫、亜鉛およびこ
れらから選ばれた2種以上の合金などを用いることがで
きる。
ァス金属薄膜含有芯層は、1層のアモルファス金属薄膜
のみから形成されたものであってもよいし、1層のアモ
ルファス金属薄膜と、その少なくとも1面を被覆してい
る導電性金属メッキ層とからなるものであってもよい。
すなわち、第3図(A)に示されているように、アモル
ファス金属薄膜含有芯層2は、1層のアモルファス金属
薄膜5と、その1面上に形成された導電性金属メッキ層
6とから構成されていてもよいし、或は第3図(B)に
示されているように、アモルファス金属薄膜含有芯層2
は、1層のアモルファス金属薄膜5と、その両面上に形
成された導電性金属メッキ層6とからなるものであって
もよい。導電性金属としては、例えば銅、ニッケル、コ
バルト、鉄、アルミニウム、金、銀、錫、亜鉛およびこ
れらから選ばれた2種以上の合金などを用いることがで
きる。
本発明に用いられるアモルファス金属の種類について
は、それが、静電気および電磁波から、エレクトロニク
ス機器を保護する効果を有している限り、格別の限定は
なく、市販材料から選択することができるが一般には鉄
を主成分とし、これにホウ素、硅素、炭素、ニッケル、
コバルト、およびモリブデンなどから選ばれた1種以上
を添加して得られるアモルファス合金から選ばれること
が好ましい。例えば、アライド社の商標: METGLAS No.
2605SC(Fe:81%、B:13.5%、Si: 3.5%、C:2%
のアモルファス合金)、No.2605S-2(Fe:78%、B:13
%、Si:9%のアモルファス合金)、No.2605-CO(Fe:
87部、B:14部、Si:1部、CO:18部のアモルファス合
金)、No.2826-MB(Fe:40%、Ni:38%、Mo:4%、
B:18%のアモルファス合金)などを用いることができ
る。
は、それが、静電気および電磁波から、エレクトロニク
ス機器を保護する効果を有している限り、格別の限定は
なく、市販材料から選択することができるが一般には鉄
を主成分とし、これにホウ素、硅素、炭素、ニッケル、
コバルト、およびモリブデンなどから選ばれた1種以上
を添加して得られるアモルファス合金から選ばれること
が好ましい。例えば、アライド社の商標: METGLAS No.
2605SC(Fe:81%、B:13.5%、Si: 3.5%、C:2%
のアモルファス合金)、No.2605S-2(Fe:78%、B:13
%、Si:9%のアモルファス合金)、No.2605-CO(Fe:
87部、B:14部、Si:1部、CO:18部のアモルファス合
金)、No.2826-MB(Fe:40%、Ni:38%、Mo:4%、
B:18%のアモルファス合金)などを用いることができ
る。
また、上記の鉄を主成分とする合金系の外に、コバルト
を主成分とする合金系(例えばCo90Zr10, Co78Si10B12,
Co56Cr26C18, Co44Mo36C20, Co34Cr28Mo20C18)、ニッ
ケルを主成分とする合金系(例えばNi90Zr10,Ni78Si10
B12,Ni34Cr24Mo24C18)、およびその他の金属を主成分
とする合金系(例えばPd80Si20,Cu80Zr20,Mb50Ni50,
Ti50Cu50)等も利用できる。
を主成分とする合金系(例えばCo90Zr10, Co78Si10B12,
Co56Cr26C18, Co44Mo36C20, Co34Cr28Mo20C18)、ニッ
ケルを主成分とする合金系(例えばNi90Zr10,Ni78Si10
B12,Ni34Cr24Mo24C18)、およびその他の金属を主成分
とする合金系(例えばPd80Si20,Cu80Zr20,Mb50Ni50,
Ti50Cu50)等も利用できる。
これらのアモルファス金属薄膜は、前述のようにリボン
又は小巾シートの形状で供給されているので、本発明の
アモルファス金属積層シートに、これらを使用するため
には、複数個のリボン状又は小巾シート状アモルファス
金属薄膜を互に並列に配列して、シート状体とし、また
は必要によりそれらの対向する側縁部を接着剤又は半田
により接合して、所望の巾を有するシート状体とする。
例えば、第4図(A)に示されているように、アモルフ
ァス金属薄膜含有芯層2は、複数個のアモルファス金属
薄膜リボン7(導電性金属メッキされたものであっても
よい)を、その長手方向に沿って並列に配列し、それぞ
れの対向する側縁部8を重ね合わせ、又は突き合わせて
接着剤、又は半田により接合して広幅シート状体にした
もの、又は第4図(B)に示されているように、複数個
のアモルファス金属薄膜リボン7を、その長手方向に直
角に並列し、上記のように接合して所定広幅を有するシ
ート状体にしたものであってもよい。
又は小巾シートの形状で供給されているので、本発明の
アモルファス金属積層シートに、これらを使用するため
には、複数個のリボン状又は小巾シート状アモルファス
金属薄膜を互に並列に配列して、シート状体とし、また
は必要によりそれらの対向する側縁部を接着剤又は半田
により接合して、所望の巾を有するシート状体とする。
例えば、第4図(A)に示されているように、アモルフ
ァス金属薄膜含有芯層2は、複数個のアモルファス金属
薄膜リボン7(導電性金属メッキされたものであっても
よい)を、その長手方向に沿って並列に配列し、それぞ
れの対向する側縁部8を重ね合わせ、又は突き合わせて
接着剤、又は半田により接合して広幅シート状体にした
もの、又は第4図(B)に示されているように、複数個
のアモルファス金属薄膜リボン7を、その長手方向に直
角に並列し、上記のように接合して所定広幅を有するシ
ート状体にしたものであってもよい。
また、アモルファス金属薄膜は、アモルファス金属の粉
末を利用して形成してもよい。或は、アモルファス金属
からなる細線から編織物状、又は不織布状シートとし
て、これをアモルファス金属シートとして用いてもよ
い。
末を利用して形成してもよい。或は、アモルファス金属
からなる細線から編織物状、又は不織布状シートとし
て、これをアモルファス金属シートとして用いてもよ
い。
前述のようなアモルファス金属は磁性体であって、磁界
に対しすぐれたシールド効果を有している。
に対しすぐれたシールド効果を有している。
アモルファス金属薄膜の少なくとも1面上に導電性金属
をメッキすると、得られる薄膜層は前記磁界シールド性
に、メッキ層による電界シールド性が加算され、薄膜層
全体として、低周波から高周波までの広範囲の電磁波に
対して、すぐれたシールド効果を示すことができる。ま
た、導電性金属メッキ層は、アモルファス金属薄膜の半
田接着性を向上させる効果も有している。
をメッキすると、得られる薄膜層は前記磁界シールド性
に、メッキ層による電界シールド性が加算され、薄膜層
全体として、低周波から高周波までの広範囲の電磁波に
対して、すぐれたシールド効果を示すことができる。ま
た、導電性金属メッキ層は、アモルファス金属薄膜の半
田接着性を向上させる効果も有している。
本発明のアモルファス金属積層シートにおいて、アモル
ファス金属薄膜含有芯層は、1〜1,000 μmの厚さを有
することが好ましく、1〜500 μmの厚さを有すること
がより好ましく、5〜100 μmの厚さを有することが更
に好ましく、10〜50μmの厚さを有することが更に一層
好ましい。
ファス金属薄膜含有芯層は、1〜1,000 μmの厚さを有
することが好ましく、1〜500 μmの厚さを有すること
がより好ましく、5〜100 μmの厚さを有することが更
に好ましく、10〜50μmの厚さを有することが更に一層
好ましい。
また、アモルファス金属薄膜含有芯層中に含まれる導電
性金属メッキ層は 0.1μm以上の厚さを有することが好
ましく、 0.1〜5μm程度の厚さを有することがより好
ましい。
性金属メッキ層は 0.1μm以上の厚さを有することが好
ましく、 0.1〜5μm程度の厚さを有することがより好
ましい。
アモルファス金属薄膜含有芯層の厚さが1000μmより大
きくなると、芯層の剛性が過大となり、変形しにくく、
ドレープ性が不十分となり、鋭利な切断面を形成して作
業上危険を生ずることがある。アモルファス金属薄膜含
有芯層の厚さが1μ未満になると、その機械的強度が不
十分になり、かつ、静電気および電磁波シールド効果が
不十分になる。またアモルファス金属薄膜の表面上に、
又はその上の導電性金属メッキ層の表面上に、防錆剤そ
の他の薄い保護膜が形成されていてもよい。
きくなると、芯層の剛性が過大となり、変形しにくく、
ドレープ性が不十分となり、鋭利な切断面を形成して作
業上危険を生ずることがある。アモルファス金属薄膜含
有芯層の厚さが1μ未満になると、その機械的強度が不
十分になり、かつ、静電気および電磁波シールド効果が
不十分になる。またアモルファス金属薄膜の表面上に、
又はその上の導電性金属メッキ層の表面上に、防錆剤そ
の他の薄い保護膜が形成されていてもよい。
この様なアモルファス金属薄膜含有芯層は前述のように
薄いシートであるから、その引裂き強さは殆んど0に等
しい程低く、低い負荷で容易に裂断する。またこのよう
なアモルファス金属の薄いシート引張り強さにおいても
比較的弱くかつ強度のバラツキが大きい。例えば厚さ25
μmのアモルファス金属薄膜の引張り強さを、 JIS-L-1
096 (1979)、「一般織物試験方法」の6.12、引張り強さ
及び伸び率 6.12.1(1)A法(ストリップ法)に準拠し、
巾:3cm、把み間隔:20cm、引張スピード:200 mm/分
での条件で測定すると引張り強さは65〜125 kg/3cm、
平均 100kg/cmであって、比較的弱く、また測定値にバ
ラツキが大きい。また、アモルファス金属は、一般に巾
の狭いリボン状で提供されているので、これらをその長
手方向に沿って並列に配列してシート状にすると、たと
え、これらを、その対向している側縁部で、半田によ
り、或は接着剤で接合しても、このシートの横方向の引
張り強さは不十分であり、しかもそのバラツキが大きい
という問題がある。
薄いシートであるから、その引裂き強さは殆んど0に等
しい程低く、低い負荷で容易に裂断する。またこのよう
なアモルファス金属の薄いシート引張り強さにおいても
比較的弱くかつ強度のバラツキが大きい。例えば厚さ25
μmのアモルファス金属薄膜の引張り強さを、 JIS-L-1
096 (1979)、「一般織物試験方法」の6.12、引張り強さ
及び伸び率 6.12.1(1)A法(ストリップ法)に準拠し、
巾:3cm、把み間隔:20cm、引張スピード:200 mm/分
での条件で測定すると引張り強さは65〜125 kg/3cm、
平均 100kg/cmであって、比較的弱く、また測定値にバ
ラツキが大きい。また、アモルファス金属は、一般に巾
の狭いリボン状で提供されているので、これらをその長
手方向に沿って並列に配列してシート状にすると、たと
え、これらを、その対向している側縁部で、半田によ
り、或は接着剤で接合しても、このシートの横方向の引
張り強さは不十分であり、しかもそのバラツキが大きい
という問題がある。
本発明においては、上記の問題点を解消するために、ア
モルファス金属薄膜含有芯層に、その少なくとも1面上
に、少なくとも1枚の繊維シートからなる補強層が結着
される。この補強層の繊維シートの引張り強さは、芯層
に含まれるアモルファス金属薄膜層の引張り強さよりも
高いことが好ましい。このような補強層は、芯層の引張
り強さを補強し、かつそのバラツキを少なくすることが
できる。
モルファス金属薄膜含有芯層に、その少なくとも1面上
に、少なくとも1枚の繊維シートからなる補強層が結着
される。この補強層の繊維シートの引張り強さは、芯層
に含まれるアモルファス金属薄膜層の引張り強さよりも
高いことが好ましい。このような補強層は、芯層の引張
り強さを補強し、かつそのバラツキを少なくすることが
できる。
このとき、繊維シートとして破断伸度が5%以下の繊維
を含むものを用いると、芯層と補強層との伸長性の差が
小さくなり、従って、両者のS−S荷重曲線は近似し、
このため基層は、比較的大きな引張り強さを示すことが
できる。また破断伸度がアモルファス金属のそれと等し
いか、或は、5%以下の繊維を含むシートを補強層とし
て芯層と合体すると、芯層の形成に当り、アモルファス
金属リボンを並列に配置しただけでよく、半田による、
或は接着剤によるリボンの接着は必ずしも必要でなくな
る。このような接合目のないアモルファス金属シート
は、継ぎ目が目立たず良好な外観を示す。
を含むものを用いると、芯層と補強層との伸長性の差が
小さくなり、従って、両者のS−S荷重曲線は近似し、
このため基層は、比較的大きな引張り強さを示すことが
できる。また破断伸度がアモルファス金属のそれと等し
いか、或は、5%以下の繊維を含むシートを補強層とし
て芯層と合体すると、芯層の形成に当り、アモルファス
金属リボンを並列に配置しただけでよく、半田による、
或は接着剤によるリボンの接着は必ずしも必要でなくな
る。このような接合目のないアモルファス金属シート
は、継ぎ目が目立たず良好な外観を示す。
このような繊維シートを構成する繊維としては130 kg/
mm2以上の引張り強さと5%以下の破断伸度を有するも
のが好ましい。このような性能を有する高強度繊維の種
類に格別の限定はないが下記のものが例示される。
mm2以上の引張り強さと5%以下の破断伸度を有するも
のが好ましい。このような性能を有する高強度繊維の種
類に格別の限定はないが下記のものが例示される。
これらの高強度繊維は、上記の効果を達成するのに有効
なものであるが、低伸度を有し、屈曲強度の低いもので
ある。従って、アモルファス金属積層シートの用途に耐
屈曲性の高いことを要求される場合は、上記高強度繊維
又は、それを含む糸、又は、布帛に、高伸度の、屈曲強
度の高い他の繊維、又は、それを含む糸又は布帛を混用
することが好ましい。このような高伸度繊維の種類に格
別の限定はないが、それらを例示すれば下記の通りであ
る。
なものであるが、低伸度を有し、屈曲強度の低いもので
ある。従って、アモルファス金属積層シートの用途に耐
屈曲性の高いことを要求される場合は、上記高強度繊維
又は、それを含む糸、又は、布帛に、高伸度の、屈曲強
度の高い他の繊維、又は、それを含む糸又は布帛を混用
することが好ましい。このような高伸度繊維の種類に格
別の限定はないが、それらを例示すれば下記の通りであ
る。
本発明のアモルファス金属積層シートは、前述のように
アモルファス金属薄膜含有芯層と、可撓・防水性樹脂被
覆層とに加えて1個以上の繊維シートからなる補強層を
含んでいるものである。
アモルファス金属薄膜含有芯層と、可撓・防水性樹脂被
覆層とに加えて1個以上の繊維シートからなる補強層を
含んでいるものである。
補強層に用いられる繊維シートは、アモルファス金属薄
膜含有芯層の引張り強さを、そのたて方向においては最
も有効に発揮させ、また、そのよこ方向では、その低さ
をカバーし、或は引張り強さの大きなバラツキや引裂強
度の低さをカバーするのに極めて有効なものである。
膜含有芯層の引張り強さを、そのたて方向においては最
も有効に発揮させ、また、そのよこ方向では、その低さ
をカバーし、或は引張り強さの大きなバラツキや引裂強
度の低さをカバーするのに極めて有効なものである。
本発明のアモルファス金属積層シートにおいては第1図
(A)および(B)に示されているようにアモルファス
金属薄膜含有芯層2の片面又は両面に繊維シート補強層
3が結着されて基層1が形成され、第2図(A)および
(B)に例示されているようにこの基層1の片面又は両
面に可撓・防水性樹脂被覆層4が形成される。この場
合、アモルファス金属積層シートに要求される性能およ
び/又は外観に応じて繊維シート補強層3が、アモルフ
ァス金属積層シートの1つの最外表面層を形成すること
が好ましい。また、可撓・防水性樹脂被覆層4が、アモ
ルファス金属積層シートの両面側、又は片面側の最外表
面層を形成する。
(A)および(B)に示されているようにアモルファス
金属薄膜含有芯層2の片面又は両面に繊維シート補強層
3が結着されて基層1が形成され、第2図(A)および
(B)に例示されているようにこの基層1の片面又は両
面に可撓・防水性樹脂被覆層4が形成される。この場
合、アモルファス金属積層シートに要求される性能およ
び/又は外観に応じて繊維シート補強層3が、アモルフ
ァス金属積層シートの1つの最外表面層を形成すること
が好ましい。また、可撓・防水性樹脂被覆層4が、アモ
ルファス金属積層シートの両面側、又は片面側の最外表
面層を形成する。
本発明のアモルファス金属積層シートに用いられる繊維
シート補強層は前述の引張強さ 130kg/mm2以上、破断
伸度5%以下の高強度繊維を含む1枚以上の繊維シート
からなることが好ましく、耐屈曲性の向上のためには、
引張り強さが 130kg/mm2より低く、破断伸度が5%よ
り高い高伸度繊維が混用されていることが好ましい。
シート補強層は前述の引張強さ 130kg/mm2以上、破断
伸度5%以下の高強度繊維を含む1枚以上の繊維シート
からなることが好ましく、耐屈曲性の向上のためには、
引張り強さが 130kg/mm2より低く、破断伸度が5%よ
り高い高伸度繊維が混用されていることが好ましい。
また、繊維シート補強層は、 130kg/mm2以上の引張り
強さと、5%以下の破断伸度を有する高強度繊維からな
る少なくとも1枚の高強度布帛層と、 130kg/mm2より
低い引張り強さと、5%より高い破断伸度とを有する高
伸度繊維からなる少なくとも1枚の高伸度布帛層とから
なるものであってもよい。
強さと、5%以下の破断伸度を有する高強度繊維からな
る少なくとも1枚の高強度布帛層と、 130kg/mm2より
低い引張り強さと、5%より高い破断伸度とを有する高
伸度繊維からなる少なくとも1枚の高伸度布帛層とから
なるものであってもよい。
更に、繊維シート補強層が、芯層の両面に結着されると
きは、これら2枚の繊維シート補強層の1枚が、 130kg
/mm2以上の引張り強さとおよび、5%以下の破断伸度
を有する高強度繊維からなり、かつ他の1枚が、 130kg
/mm2より低い引張り強さと、および5%より高い破断
伸度を有する高伸度繊維からなるものであってもよい。
きは、これら2枚の繊維シート補強層の1枚が、 130kg
/mm2以上の引張り強さとおよび、5%以下の破断伸度
を有する高強度繊維からなり、かつ他の1枚が、 130kg
/mm2より低い引張り強さと、および5%より高い破断
伸度を有する高伸度繊維からなるものであってもよい。
繊維シート中の繊維は、短繊維紡績糸条、長繊維糸条、
スプリットヤーン、テープヤーンなどのいずれの形状の
ものであってもよく、またシートは、織物、編物、不織
布又はこれらの複合布のいずれかであってもよい。一般
には、本発明のアモルファス金属積層シートに用いられ
る繊維は長繊維(フィラメント)の形状にあるのが好ま
しく、かつ平織布を形成しているのが好ましい。また、
平行に並べたたて糸とよこ糸とを交差するように重ね、
これらをからみ糸で押えて構成された織物は、特に好ま
しい。繊維シートは、得られるアモルファス金属積層シ
ートの機械的強度を高いレベルに維持するために有用で
ある。また、得られるアモルファス金属積層シートが柔
軟であることを必要とする場合は、繊維シート補強層が
比較的目の粗い編織物で形成することが好ましく、また
強度の高いことを必要とする場合は、比較的密度の高い
編織物をもって形成することが好ましい。更にまた、ア
モルファス金属含有芯層の高い剛性をカバーするために
繊維シート補強層が粗目軽量の編織物で形成することが
好ましい場合もある。
スプリットヤーン、テープヤーンなどのいずれの形状の
ものであってもよく、またシートは、織物、編物、不織
布又はこれらの複合布のいずれかであってもよい。一般
には、本発明のアモルファス金属積層シートに用いられ
る繊維は長繊維(フィラメント)の形状にあるのが好ま
しく、かつ平織布を形成しているのが好ましい。また、
平行に並べたたて糸とよこ糸とを交差するように重ね、
これらをからみ糸で押えて構成された織物は、特に好ま
しい。繊維シートは、得られるアモルファス金属積層シ
ートの機械的強度を高いレベルに維持するために有用で
ある。また、得られるアモルファス金属積層シートが柔
軟であることを必要とする場合は、繊維シート補強層が
比較的目の粗い編織物で形成することが好ましく、また
強度の高いことを必要とする場合は、比較的密度の高い
編織物をもって形成することが好ましい。更にまた、ア
モルファス金属含有芯層の高い剛性をカバーするために
繊維シート補強層が粗目軽量の編織物で形成することが
好ましい場合もある。
アモルファス金属薄膜含有芯層と繊維シート補強層と
は、任意の方法によって結着される。一般には、接着
剤、又は接着性重合体材料を介して両者を結着する。こ
の目的に用いられる接着材料の種類には格別の限定はな
く、イソシアネート系接着材料、エポキシ系接着材料、
ポリアクリル系接着材料、ポリウレタン系接着材料、ポ
リアミド系接着材料、ゴム系(特に合成ゴム系)接着材
料などのいづれを用いてもよい。また、アミノ基、イミ
ノ基、エチレンイミン残基、アルキレンジアミン残基を
含むアクリレート、アジリジニル基を含有するアクリレ
ート、アミノエステル変性ビニル重合体、芳香族エポキ
シ接着剤、アミノ窒素含有メタクリレート重合体、など
も好ましい接着材料であるがその他の接着剤を併用して
もよい。
は、任意の方法によって結着される。一般には、接着
剤、又は接着性重合体材料を介して両者を結着する。こ
の目的に用いられる接着材料の種類には格別の限定はな
く、イソシアネート系接着材料、エポキシ系接着材料、
ポリアクリル系接着材料、ポリウレタン系接着材料、ポ
リアミド系接着材料、ゴム系(特に合成ゴム系)接着材
料などのいづれを用いてもよい。また、アミノ基、イミ
ノ基、エチレンイミン残基、アルキレンジアミン残基を
含むアクリレート、アジリジニル基を含有するアクリレ
ート、アミノエステル変性ビニル重合体、芳香族エポキ
シ接着剤、アミノ窒素含有メタクリレート重合体、など
も好ましい接着材料であるがその他の接着剤を併用して
もよい。
本発明のアモルファス金属積層シートにおいて、アモル
ファス金属薄膜含有芯層の片面、または、両面上に可撓
・防水性樹脂からなる被覆層が形成される。このような
可撓・防水性樹脂としては、天然ゴム、ネオプレンゴ
ム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、ハイパロンそ
の他の合成ゴム、または PVC樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ールコポリマー(EVA) 樹脂、アクリル樹脂、シリコーン
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプ
ロピレン(PP)樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂そ
の他の合成樹脂を用いることができる。このような材料
からなる防水層は、得られるアモルファス金属積層シー
トに所望の防水性並びに難燃性や機械的強度を与えるの
に十分な厚さ、例えば、0.05mm以上の、好ましくは0.05
〜1.0 mmの厚さを有することが好ましい。
ファス金属薄膜含有芯層の片面、または、両面上に可撓
・防水性樹脂からなる被覆層が形成される。このような
可撓・防水性樹脂としては、天然ゴム、ネオプレンゴ
ム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、ハイパロンそ
の他の合成ゴム、または PVC樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ールコポリマー(EVA) 樹脂、アクリル樹脂、シリコーン
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプ
ロピレン(PP)樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂そ
の他の合成樹脂を用いることができる。このような材料
からなる防水層は、得られるアモルファス金属積層シー
トに所望の防水性並びに難燃性や機械的強度を与えるの
に十分な厚さ、例えば、0.05mm以上の、好ましくは0.05
〜1.0 mmの厚さを有することが好ましい。
これらの防水層は、上記の如きゴム又は樹脂のフィル
ム、溶液、ペースト又はストレートなどを用い、公知の
方法、例えば、トッピング、カレンダリング、コーティ
ング、ディッピングなどの方法によて、アモルファス金
属薄膜含有芯層の表面上に形成することができる。これ
らのゴム又は樹脂中には、可塑剤、安定剤、着色剤、紫
外線吸収剤などや他の機能付与剤、例えば防炎剤、難燃
化剤などが含まれていてもよい。
ム、溶液、ペースト又はストレートなどを用い、公知の
方法、例えば、トッピング、カレンダリング、コーティ
ング、ディッピングなどの方法によて、アモルファス金
属薄膜含有芯層の表面上に形成することができる。これ
らのゴム又は樹脂中には、可塑剤、安定剤、着色剤、紫
外線吸収剤などや他の機能付与剤、例えば防炎剤、難燃
化剤などが含まれていてもよい。
従来、金属箔の表面に対し、防錆、および腐食防止の目
的で1〜10μm程度の厚さの樹脂層を形成することが知
られているが、本発明のアモルファス金属積層シートに
おいては、可撓・防水性樹脂被覆層は一般に50μm以上
の厚さに形成され、この厚さは、好ましくは50〜5000μ
mであり、更に好ましくは 100〜3000μm、より一層好
ましくは 200〜2000μmである。従って、本発明の可撓
・防水性樹脂被覆層は、従来の金属箔上に形成される防
錆、腐食防止被膜層とは明確に異るものである。また、
本発明に用いられる可撓・防水性樹脂被覆層は、上記の
厚さを有していても使用上十分な可撓性を示すことがで
きる。
的で1〜10μm程度の厚さの樹脂層を形成することが知
られているが、本発明のアモルファス金属積層シートに
おいては、可撓・防水性樹脂被覆層は一般に50μm以上
の厚さに形成され、この厚さは、好ましくは50〜5000μ
mであり、更に好ましくは 100〜3000μm、より一層好
ましくは 200〜2000μmである。従って、本発明の可撓
・防水性樹脂被覆層は、従来の金属箔上に形成される防
錆、腐食防止被膜層とは明確に異るものである。また、
本発明に用いられる可撓・防水性樹脂被覆層は、上記の
厚さを有していても使用上十分な可撓性を示すことがで
きる。
勿論、アモルファス金属薄膜層の表面に従来の防錆、腐
食防止被覆層が形成されていてもよい。
食防止被覆層が形成されていてもよい。
可撓・防水性樹脂被覆層は、可撓・防水性樹脂の単一層
から形成されていてもよいが、可撓・防水性樹脂からな
る基礎層と、この基礎層の上に形成され、防汚・耐候性
合成樹脂からなる表面層とを含んでなるものであっても
よい。
から形成されていてもよいが、可撓・防水性樹脂からな
る基礎層と、この基礎層の上に形成され、防汚・耐候性
合成樹脂からなる表面層とを含んでなるものであっても
よい。
このような複合構造を有する場合、第5図に示されてい
るように、可撓・防水性樹脂被覆層4は、可撓・防水性
樹脂基礎層9と、この上に形成された防汚・耐候性合成
樹脂表面層10により構成される。
るように、可撓・防水性樹脂被覆層4は、可撓・防水性
樹脂基礎層9と、この上に形成された防汚・耐候性合成
樹脂表面層10により構成される。
本発明に用いられる防汚・耐候性合成樹脂としては、弗
素含有樹脂およびアクリル樹脂を用いることができる。
すなわち防汚・耐候性合成樹脂表面層は、基礎層上に、
弗素含有樹脂、又はアクリル樹脂を塗布するか、これら
の樹脂からなるフィルムを貼着することによって形成さ
れる。
素含有樹脂およびアクリル樹脂を用いることができる。
すなわち防汚・耐候性合成樹脂表面層は、基礎層上に、
弗素含有樹脂、又はアクリル樹脂を塗布するか、これら
の樹脂からなるフィルムを貼着することによって形成さ
れる。
一般に弗素含有樹脂は、難燃性かつ防汚、耐候性である
が、通常のプラスチック接着剤になじまないためそのま
までは、基礎層の表面に貼着することは著しく困難であ
る。
が、通常のプラスチック接着剤になじまないためそのま
までは、基礎層の表面に貼着することは著しく困難であ
る。
そこで、弗素含有樹脂フィルムの表面をコロナ放電又は
低温プラズマ処理等を施して、これをできるだけ活性化
することにより、例えばポリ塩化ビニル、ポリエポキ
シ、ポリアクリル、およびポリエステル樹脂などの接着
剤との親和性を増加せしめている。通常上記の処理によ
って、弗素含有樹脂フィルムの表面部分について活性化
が行われることとなる。このために、例えば 100〜200
V、400 〜100 μF、短絡電流1〜2Aの条件でコロナ
放電処理が行われる。かかる放電処理により、弗素含有
樹脂フィルムに所望の接着能が与えられるが、本発明に
用いられる弗素含有樹脂フィルムの表面処理はこれに限
定されるものではなく、他の表面処理等により同等以上
の効果を奏するものであればよい。
低温プラズマ処理等を施して、これをできるだけ活性化
することにより、例えばポリ塩化ビニル、ポリエポキ
シ、ポリアクリル、およびポリエステル樹脂などの接着
剤との親和性を増加せしめている。通常上記の処理によ
って、弗素含有樹脂フィルムの表面部分について活性化
が行われることとなる。このために、例えば 100〜200
V、400 〜100 μF、短絡電流1〜2Aの条件でコロナ
放電処理が行われる。かかる放電処理により、弗素含有
樹脂フィルムに所望の接着能が与えられるが、本発明に
用いられる弗素含有樹脂フィルムの表面処理はこれに限
定されるものではなく、他の表面処理等により同等以上
の効果を奏するものであればよい。
弗素含有樹脂フィルムを構成する樹脂としては、エチレ
ンの水素原子の1個以上が弗素原子と置換されている単
量体から合成される各種ポリフルオルエチレン、例え
ば、ポリテトラフルオルエチレン、又は一部塩素を含む
各種のポリフルオルクロルエチレン、例えばポリトリフ
ルオルクロルエチレン等があるが、このほかポリ弗化ビ
ニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリジクロルジフルオルエ
チレン、その他も包含される。フィルムの厚みは一般に
0.001mm〜0.5mm 、好ましくは5〜50μm程度である
が、耐候性、防汚性並びに耐久性の目的を達成するもの
であれば、より厚く、又は、より薄くすることができ特
に限定はない。また、弗素含有樹脂フィルムには、他の
樹脂例えば MMA等が混合又は貼着複合される等混用され
ていても本発明の目的を達成するものであれば差支えな
い。本発明に使用される弗素含有樹脂フィルムの市販品
としては、デドラ−フィルム(デュポン、商標)、アフ
レックスフィルム(旭硝子、商標)、 KFCフィルム(呉
羽化学、商標)等がある。
ンの水素原子の1個以上が弗素原子と置換されている単
量体から合成される各種ポリフルオルエチレン、例え
ば、ポリテトラフルオルエチレン、又は一部塩素を含む
各種のポリフルオルクロルエチレン、例えばポリトリフ
ルオルクロルエチレン等があるが、このほかポリ弗化ビ
ニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリジクロルジフルオルエ
チレン、その他も包含される。フィルムの厚みは一般に
0.001mm〜0.5mm 、好ましくは5〜50μm程度である
が、耐候性、防汚性並びに耐久性の目的を達成するもの
であれば、より厚く、又は、より薄くすることができ特
に限定はない。また、弗素含有樹脂フィルムには、他の
樹脂例えば MMA等が混合又は貼着複合される等混用され
ていても本発明の目的を達成するものであれば差支えな
い。本発明に使用される弗素含有樹脂フィルムの市販品
としては、デドラ−フィルム(デュポン、商標)、アフ
レックスフィルム(旭硝子、商標)、 KFCフィルム(呉
羽化学、商標)等がある。
本発明において、表面が実質的に平滑なフィルム状の弗
素含有樹脂が、基礎層の上面に貼着されるのが好ましい
が、弗素含有樹脂溶液、又はエマルジョン等を塗布する
方法もある。本発明に用いられる弗素含有樹脂フィルム
は、 100kg/cm2以上の引張強度を有することが好まし
い。
素含有樹脂が、基礎層の上面に貼着されるのが好ましい
が、弗素含有樹脂溶液、又はエマルジョン等を塗布する
方法もある。本発明に用いられる弗素含有樹脂フィルム
は、 100kg/cm2以上の引張強度を有することが好まし
い。
本発明において防汚・耐候性合成樹脂表面層は、ポリア
クリル樹脂によって形成されてもよい。このために一般
にはアクリル樹脂フィルムを用いるが、アクリル樹脂の
溶液又は、エマルジョンを、基礎層の上に塗布し乾燥す
る方法を用いてもよい。
クリル樹脂によって形成されてもよい。このために一般
にはアクリル樹脂フィルムを用いるが、アクリル樹脂の
溶液又は、エマルジョンを、基礎層の上に塗布し乾燥す
る方法を用いてもよい。
本発明に用いられるアクリル樹脂フィルムは、 100kg/
cm2以上の引張強度を有することが好ましく、1〜50g
/m2、好ましくは3〜30g/m2の重量、又は、3μm以
上(通常は3〜50μm)の、更に好ましくは4〜30μm
の厚さを有するものであることが好ましい。
cm2以上の引張強度を有することが好ましく、1〜50g
/m2、好ましくは3〜30g/m2の重量、又は、3μm以
上(通常は3〜50μm)の、更に好ましくは4〜30μm
の厚さを有するものであることが好ましい。
本発明に適用されるアクリル樹脂フィルムは、Tダイ法
又はインフレーション法その他いずれの方法で製造され
たものでもよい。また、延伸フィルム、未延伸フィルム
のいずれでもよいが、フィルムの伸度は 100〜300 %程
度のものが好ましい。また、前述のように厚みは通常3
〜50μm程度であるが、十分な耐候性・防汚性を達成す
るならば多少厚く又は薄くしてもよい。フィルム素材
は、ポリアルキルメタクリレート系フィルム、例えばメ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピル
メタクリレート、ブチルメタクリレート等を主材料とす
るもの、又は、アクリレート、酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル
等をホモモノマー又はコモノマー成分とするホモポリマ
ー又はコポリマーをフィルム状に成型したものがよい。
かかるフィルムは基礎層の表面に接着剤を用いて接着す
るか又はその他の方法により貼着される。
又はインフレーション法その他いずれの方法で製造され
たものでもよい。また、延伸フィルム、未延伸フィルム
のいずれでもよいが、フィルムの伸度は 100〜300 %程
度のものが好ましい。また、前述のように厚みは通常3
〜50μm程度であるが、十分な耐候性・防汚性を達成す
るならば多少厚く又は薄くしてもよい。フィルム素材
は、ポリアルキルメタクリレート系フィルム、例えばメ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピル
メタクリレート、ブチルメタクリレート等を主材料とす
るもの、又は、アクリレート、酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル
等をホモモノマー又はコモノマー成分とするホモポリマ
ー又はコポリマーをフィルム状に成型したものがよい。
かかるフィルムは基礎層の表面に接着剤を用いて接着す
るか又はその他の方法により貼着される。
本発明において、可撓・防水性樹脂基礎層上に形成され
る防汚・耐候性合成樹脂表面層は、上述のような弗素含
有樹脂およびアクリル樹脂の他に、ポリ弗化ビニリデン
樹脂層とアクリル樹脂層との積層体、又はポリ弗化ビニ
リデン樹脂層と、アクリル樹脂層と、ポリ塩化ビニル樹
脂層との積層体からなるものであってもよい。これら積
層体においては、ポリ弗化ビニリデン樹脂層の厚さは2
〜3μm、アクリル樹脂層の厚さは2〜4μm、および
ポリ塩化ビニル樹脂層の厚さは40〜45μmであることが
好ましいが、これらの数値に限定されるものではない。
る防汚・耐候性合成樹脂表面層は、上述のような弗素含
有樹脂およびアクリル樹脂の他に、ポリ弗化ビニリデン
樹脂層とアクリル樹脂層との積層体、又はポリ弗化ビニ
リデン樹脂層と、アクリル樹脂層と、ポリ塩化ビニル樹
脂層との積層体からなるものであってもよい。これら積
層体においては、ポリ弗化ビニリデン樹脂層の厚さは2
〜3μm、アクリル樹脂層の厚さは2〜4μm、および
ポリ塩化ビニル樹脂層の厚さは40〜45μmであることが
好ましいが、これらの数値に限定されるものではない。
本発明のアモルファス金属積層シートにおいて、その用
途や、要求される性能に応じて繊維シート補強層、可撓
・防水性樹脂被覆層、およびこれらを結着するための接
着剤などの1つ以上を、導電性、又は半導電性化しても
よく、或は、絶縁性にしてもよい。或は、各層に異る導
電性ないし絶縁性を付与して、これらを組合わせてもよ
い。このようにすることによって種々な特性又は性能を
有する製品を得ることができる。
途や、要求される性能に応じて繊維シート補強層、可撓
・防水性樹脂被覆層、およびこれらを結着するための接
着剤などの1つ以上を、導電性、又は半導電性化しても
よく、或は、絶縁性にしてもよい。或は、各層に異る導
電性ないし絶縁性を付与して、これらを組合わせてもよ
い。このようにすることによって種々な特性又は性能を
有する製品を得ることができる。
本発明のアモルファス金属積層シートを実施例により更
に説明する。
に説明する。
実施例1 アモルファス合金(Fe:81%、B:13.5%、Si:3.5
%、C:2%、商標:METGLAS No. 2605SC、アライド社
製、巾7.62cm、厚さ25μmのリボン状体)の全表面に、
厚さ1μmの銅メッキを施した。
%、C:2%、商標:METGLAS No. 2605SC、アライド社
製、巾7.62cm、厚さ25μmのリボン状体)の全表面に、
厚さ1μmの銅メッキを施した。
このリボンの引張り強さおよび伸度をJIS-L-1096(197
9), 6.12.1(1)A法に準じて測定した結果は引張り強さ
は65〜125 kg/3cmであり、その平均値は 100kg/3cm
であり、また破断伸度は 0.7%であった。
9), 6.12.1(1)A法に準じて測定した結果は引張り強さ
は65〜125 kg/3cmであり、その平均値は 100kg/3cm
であり、また破断伸度は 0.7%であった。
この銅メッキされたアモルファス合金リボンの13枚を、
互に並列に配列し、それぞれの側縁端を1cmづつ重ね合
わせ、接着することなく巾85cmのシート状に形成した。
互に並列に配列し、それぞれの側縁端を1cmづつ重ね合
わせ、接着することなく巾85cmのシート状に形成した。
この広巾アモルファス合金シートの両面に合成ゴム系接
着剤(商標:SC 12N、ソニーケミカル社製)を塗布し、
その一面にガラス繊維布帛(商標:KS−2671、カネボウ
硝子繊維社製、厚さ:0.22mm、目付: 210g/m2、平
織、経19本/25.4mm、緯19本/25.4mm、繊維引張り強
さ: 350kg/mm2、繊維破断伸度:3%、布帛引張り強
さ、経緯両方向共に111.6kg/3cm、布帛破断伸度、経
緯両方向ともに 3.0%)を貼着し、他の一面に下記組織
のポリエステルフィラメント平織粗布: を貼着し、基層シートを作成した。この平織布帛は、厚
さ: 0.3mm、目付:40g/m2、布帛引張り強さ:経、緯
ともに25kg/3cm、布帛破断伸度:経緯両方向ともに15
%、繊維引張り強さ: 110kg/mm2、繊維破断伸度13%
であった。
着剤(商標:SC 12N、ソニーケミカル社製)を塗布し、
その一面にガラス繊維布帛(商標:KS−2671、カネボウ
硝子繊維社製、厚さ:0.22mm、目付: 210g/m2、平
織、経19本/25.4mm、緯19本/25.4mm、繊維引張り強
さ: 350kg/mm2、繊維破断伸度:3%、布帛引張り強
さ、経緯両方向共に111.6kg/3cm、布帛破断伸度、経
緯両方向ともに 3.0%)を貼着し、他の一面に下記組織
のポリエステルフィラメント平織粗布: を貼着し、基層シートを作成した。この平織布帛は、厚
さ: 0.3mm、目付:40g/m2、布帛引張り強さ:経、緯
ともに25kg/3cm、布帛破断伸度:経緯両方向ともに15
%、繊維引張り強さ: 110kg/mm2、繊維破断伸度13%
であった。
上記基層シートを下記組成の可撓・防水性樹脂被覆液に
浸漬した。
浸漬した。
ポリ塩化ビニル樹脂 80重量部 ブチルベンジルフタレート 68 〃 エポキシ化大豆油 7 〃 炭酸カルシウム 20 〃 カドミウムバリウム系安定剤 3重量部 顔 料 8 〃 トルエン(溶剤) 130 〃 被覆液含浸基層シートをニップローラーで絞り、被覆液
の付着量を 100%に調節し、乾燥機中で90℃で1分間乾
燥した。次に、この被覆層を 180℃で1分間熱処理して
ポリ塩化ビニルをゲル化固着した。
の付着量を 100%に調節し、乾燥機中で90℃で1分間乾
燥した。次に、この被覆層を 180℃で1分間熱処理して
ポリ塩化ビニルをゲル化固着した。
得られた可撓・防水性樹脂基礎層の厚さは 0.3mmであっ
た。
た。
このアモルファス金属積層シートの一面上に防汚・耐候
性樹脂フィルム(商標: KFCシート、呉羽化学工業社
製、ポリ弗化ビニリデン樹脂層(2〜3μm)/ポリア
クリル樹脂層(2〜4μm)/ポリ塩化ビニル樹脂層
(45μm)のアモルファス金属積層シート)のポリ塩化
ビニル樹脂層面を加熱貼着し、他の一面にポリアクリル
樹脂フィルム(三菱レイヨン社製、25μm)を加熱貼着
した。得られたアモルファス合金積層シートは良好な、
電磁波に対するシールド性、すぐれた防水性、防汚性お
よび耐候性を有し、また、熱融着接合の可能なものであ
った。このようなすぐれた熱融着接合性によって、従来
考えられなかったアモルファス金属薄膜をシート材料
(例えば大型テント用シート)に使用することを可能に
し従来縫合出来なかったアモルファス金属薄膜の縫合を
可能にし、その利用を簡易化し、かつ利用分野を拡大す
ることが出来るようになった。
性樹脂フィルム(商標: KFCシート、呉羽化学工業社
製、ポリ弗化ビニリデン樹脂層(2〜3μm)/ポリア
クリル樹脂層(2〜4μm)/ポリ塩化ビニル樹脂層
(45μm)のアモルファス金属積層シート)のポリ塩化
ビニル樹脂層面を加熱貼着し、他の一面にポリアクリル
樹脂フィルム(三菱レイヨン社製、25μm)を加熱貼着
した。得られたアモルファス合金積層シートは良好な、
電磁波に対するシールド性、すぐれた防水性、防汚性お
よび耐候性を有し、また、熱融着接合の可能なものであ
った。このようなすぐれた熱融着接合性によって、従来
考えられなかったアモルファス金属薄膜をシート材料
(例えば大型テント用シート)に使用することを可能に
し従来縫合出来なかったアモルファス金属薄膜の縫合を
可能にし、その利用を簡易化し、かつ利用分野を拡大す
ることが出来るようになった。
このアモルファス金属積層シートの引張り強さを測定し
たところ経:118.3kg/3cm、緯:115.8kg/3cmであ
り、破断伸度は経: 3.3%、緯:3.6%であって実用上
十分なものであり、引張り強さのバラツキ値は経緯それ
ぞれ3kg/3cm程度であった。すなわち、このアモルフ
ァス金属積層シートの性能は、アモルファス金属薄膜単
独シートの性能を上回る許りでなく、強さのバラツキも
少なかった。このため、アモルファス金属薄膜シートの
引張り強さの最低値65kg/3cmを格別心配する必要がな
くなった。また本実施例の積層体において、アモルファ
ス金属リボンは、半田接合されていなかったが、金属リ
ボンが滑って欠落部分を生じることもなく、また、半田
接合のときの側縁部の重ね合せに伴う凹凸の形成がなく
好ましい外観を有している。また、ポリエステル布を併
用せず、前述と同様にして得られたアモルファス金属積
層シートの耐屈曲性をJIS-K-6328、スコット法を適用し
荷重:1kg、屈曲:1000回の処理を施し、処理前に対す
る処理後の強力保持率を算出したところ、ポリエスエル
布併用のものが85%であったのに対し、併用しないもの
は30%であった。ポリエステル布を含むアモルファス金
属積層シートは、屈曲のある用途に適し、ポリエステル
布を含まないアモルファス金属積層シートは折り曲げの
少ない用途に用いることが好ましい。
たところ経:118.3kg/3cm、緯:115.8kg/3cmであ
り、破断伸度は経: 3.3%、緯:3.6%であって実用上
十分なものであり、引張り強さのバラツキ値は経緯それ
ぞれ3kg/3cm程度であった。すなわち、このアモルフ
ァス金属積層シートの性能は、アモルファス金属薄膜単
独シートの性能を上回る許りでなく、強さのバラツキも
少なかった。このため、アモルファス金属薄膜シートの
引張り強さの最低値65kg/3cmを格別心配する必要がな
くなった。また本実施例の積層体において、アモルファ
ス金属リボンは、半田接合されていなかったが、金属リ
ボンが滑って欠落部分を生じることもなく、また、半田
接合のときの側縁部の重ね合せに伴う凹凸の形成がなく
好ましい外観を有している。また、ポリエステル布を併
用せず、前述と同様にして得られたアモルファス金属積
層シートの耐屈曲性をJIS-K-6328、スコット法を適用し
荷重:1kg、屈曲:1000回の処理を施し、処理前に対す
る処理後の強力保持率を算出したところ、ポリエスエル
布併用のものが85%であったのに対し、併用しないもの
は30%であった。ポリエステル布を含むアモルファス金
属積層シートは、屈曲のある用途に適し、ポリエステル
布を含まないアモルファス金属積層シートは折り曲げの
少ない用途に用いることが好ましい。
実施例2 実施例1と同様のメッキされたアモルファス金属リボン
を13枚並列し、それぞれの側縁端を重ね合わせて半田接
合して巾約95cmの広巾シートを作成した。半田接合部の
引張り強さは40〜86kg/3cmであり、その平均値は68.6
kg/3cmであって、半田接合部の引張り強さはかなり低
いものであった。
を13枚並列し、それぞれの側縁端を重ね合わせて半田接
合して巾約95cmの広巾シートを作成した。半田接合部の
引張り強さは40〜86kg/3cmであり、その平均値は68.6
kg/3cmであって、半田接合部の引張り強さはかなり低
いものであった。
この広巾シートに実施例1同様の補強層貼着操作を施し
た。但し、ガラス繊維布の代りに、それと同一組織の高
弾性炭素繊維糸条による布帛(引張り強さは、経、緯共
に72.8kg/3cm、70.5kg/3cmであり、破断伸度は経
0.6%、緯 0.5%、繊維引張り強さ: 210kg/mm2、破
断伸度:0.6 %)を用いた。
た。但し、ガラス繊維布の代りに、それと同一組織の高
弾性炭素繊維糸条による布帛(引張り強さは、経、緯共
に72.8kg/3cm、70.5kg/3cmであり、破断伸度は経
0.6%、緯 0.5%、繊維引張り強さ: 210kg/mm2、破
断伸度:0.6 %)を用いた。
得られた基層シート(A)を下記組成の樹脂組成物を含
む塗工液に浸漬した。
む塗工液に浸漬した。
ポリ塩化ビニル樹脂ペースト 100重量部 D.O.P.(可塑剤) 70 〃 ホウ酸バリウム(減煙剤) 20 〃 水酸化アルミニウム(難燃剤) 100 〃 硫酸バリウム(難燃剤) 200 〃 バリウム−亜鉛系安定剤 2 〃 ケチンブラックEC 3 〃 絞り率 100%に樹脂液含浸シートを絞り、 150℃で2分
間乾燥して希釈剤を除去し、次に 185℃で1分間の熱処
理を施し、70g/m2の樹脂組成物を基層シートに被覆固
着した。
間乾燥して希釈剤を除去し、次に 185℃で1分間の熱処
理を施し、70g/m2の樹脂組成物を基層シートに被覆固
着した。
次に得られたアモルファス金属積層シートの片面上に、
上記と同一組成(但し、ポリ塩化ビニル樹脂ストレート
を使用し、ケチンブラッケECの使用量を30重量部とし
た。)の樹脂組成物からなるフィルムを、カレンダーを
用いて貼着し、基層シートに被覆された樹脂量を 200g
/m2とした。
上記と同一組成(但し、ポリ塩化ビニル樹脂ストレート
を使用し、ケチンブラッケECの使用量を30重量部とし
た。)の樹脂組成物からなるフィルムを、カレンダーを
用いて貼着し、基層シートに被覆された樹脂量を 200g
/m2とした。
得られたアモルファス金属積層シートは良好な電磁波シ
ールド性、および防水性を示した。また、アモルファス
金属積層シートの樹脂フィルム貼着面および、その反対
面は、それぞれ3.2 ×10Ω−cm、および 5.8×108Ω−
cmの体積固有抵抗値を示した。
ールド性、および防水性を示した。また、アモルファス
金属積層シートの樹脂フィルム貼着面および、その反対
面は、それぞれ3.2 ×10Ω−cm、および 5.8×108Ω−
cmの体積固有抵抗値を示した。
このアモルファス金属積層シートの引張り強さはタテ:
78.5kg/3cm、ヨコ:75.4kg/3cmであって、半田接合
部分の弱さを十分にカバーしていた。また引張り強さの
バラツキも各々3kg/3cm程度で極めて安定した好まし
いアモルファス金属積層シートを得た。
78.5kg/3cm、ヨコ:75.4kg/3cmであって、半田接合
部分の弱さを十分にカバーしていた。また引張り強さの
バラツキも各々3kg/3cm程度で極めて安定した好まし
いアモルファス金属積層シートを得た。
上記アモルファス金属積層シートの樹脂フィルム貼着面
上に、実施例1記載と同一の KFCフィルムを貼着したと
ころ、この貼着面は良好な防汚性および耐候性を示し
た。
上に、実施例1記載と同一の KFCフィルムを貼着したと
ころ、この貼着面は良好な防汚性および耐候性を示し
た。
実施例3 実施例2と同様の操作を行った。但し、基層シート
(A)と同一のものに対し、実施例2記載の樹脂組成物
含有塗工液により、実施例2と同様の方法で浸漬し、絞
り、乾燥、熱処理を施して、樹脂組成物を基層シート上
に被覆固着した後、高弾性炭素繊維糸条布帛上に、実施
例1の記載と同一のポリエステルフィラメント平織粗布
を加熱圧着して接着し、その上に実施例2記載のものと
同一のポリ塩化ビニル樹脂組成物からなるフィルムをカ
レンダーを用いて貼着し、更にその上に、実施例1記載
の物と同一の KFCフィルムを貼着した。
(A)と同一のものに対し、実施例2記載の樹脂組成物
含有塗工液により、実施例2と同様の方法で浸漬し、絞
り、乾燥、熱処理を施して、樹脂組成物を基層シート上
に被覆固着した後、高弾性炭素繊維糸条布帛上に、実施
例1の記載と同一のポリエステルフィラメント平織粗布
を加熱圧着して接着し、その上に実施例2記載のものと
同一のポリ塩化ビニル樹脂組成物からなるフィルムをカ
レンダーを用いて貼着し、更にその上に、実施例1記載
の物と同一の KFCフィルムを貼着した。
得られたアモルファス金属積層シートの、アモルファス
金属薄膜含有芯層の1面上には、高弾性炭素繊維糸条布
帛(高強度布帛層)と、ポリエステルフィラメント平織
粗布(高伸度布帛層)とからなる複合繊維シート補強層
が配置結着されており、上記芯層の他の面上には、ポリ
エステルフィラメント平織粗布層が配置結着されてい
た。このため、得られたアモルファス金属積層シート
は、更に改善された耐屈曲性、および耐衝撃性を有し、
極めてすぐれた使用耐久性を有するものであった。
金属薄膜含有芯層の1面上には、高弾性炭素繊維糸条布
帛(高強度布帛層)と、ポリエステルフィラメント平織
粗布(高伸度布帛層)とからなる複合繊維シート補強層
が配置結着されており、上記芯層の他の面上には、ポリ
エステルフィラメント平織粗布層が配置結着されてい
た。このため、得られたアモルファス金属積層シート
は、更に改善された耐屈曲性、および耐衝撃性を有し、
極めてすぐれた使用耐久性を有するものであった。
実施例4 実施例1記載のものと同一のアモルファス合金リボン
(但しメッキなし)13枚を並列してシート状体となし、
このシートの両面に、接着剤(SC−12N)を塗布し、実
施例2記載のものと同一の繊維シート及び樹脂組成を有
する樹脂フィルム(但し、ケチンブラックECの含有率を
15重量部とした)の厚さ 0.3mmのものおよび 0.2mmのも
のを各面に貼着した。更に、貼着された厚さ 0.3mmの樹
脂フィルムの表面に実施例1記載のものと同一の KFCフ
ィルムを貼着した。アモルファス金属リボンは半田接合
されておらず、単に部分的に重ねただけであったが、実
施例2記載と同様の良好な引張り強さを有するアモルフ
ァス金属積層シートが得られた。
(但しメッキなし)13枚を並列してシート状体となし、
このシートの両面に、接着剤(SC−12N)を塗布し、実
施例2記載のものと同一の繊維シート及び樹脂組成を有
する樹脂フィルム(但し、ケチンブラックECの含有率を
15重量部とした)の厚さ 0.3mmのものおよび 0.2mmのも
のを各面に貼着した。更に、貼着された厚さ 0.3mmの樹
脂フィルムの表面に実施例1記載のものと同一の KFCフ
ィルムを貼着した。アモルファス金属リボンは半田接合
されておらず、単に部分的に重ねただけであったが、実
施例2記載と同様の良好な引張り強さを有するアモルフ
ァス金属積層シートが得られた。
本発明のアモルファス金属積層シートは実用上良好な引
張り強さを有し、またすぐれた電磁波シールド効果を有
するので、簡易シールドルームの形成に有用である。ま
た、本発明は、アモルファス金属薄膜がその高剛性、他
の材料に対する低い適応性、および縫製、縫合の困難性
などから利用できないとされていた分野、すなわち、テ
ント、シートハウス等の屋外構造物用、エレクトロニク
ス機器を備えた部屋の床シート等の床材、壁紙、ブライ
ンド等の屋内内装材、各種被覆シート、包装材、梱包材
などの用途にアモルファス金属薄膜の利用を可能にする
ものである。
張り強さを有し、またすぐれた電磁波シールド効果を有
するので、簡易シールドルームの形成に有用である。ま
た、本発明は、アモルファス金属薄膜がその高剛性、他
の材料に対する低い適応性、および縫製、縫合の困難性
などから利用できないとされていた分野、すなわち、テ
ント、シートハウス等の屋外構造物用、エレクトロニク
ス機器を備えた部屋の床シート等の床材、壁紙、ブライ
ンド等の屋内内装材、各種被覆シート、包装材、梱包材
などの用途にアモルファス金属薄膜の利用を可能にする
ものである。
また、本発明のアモルファス金属積層シートは、容易に
製造できるものである。
製造できるものである。
第1図(A)および(B)は、それぞれ本発明のアモル
ファス金属積層シートの基層の構成の一例を示す断面説
明図であり、 第2図(A)および(B)は、それぞれ本発明のアモル
ファス金属積層シートの構成の一例を示す断面説明図で
あり、 第3図(A)および(B)は、それぞれ、本発明のアモ
ルファス金属積層シートに用いられるアモルファス金属
薄膜含有芯層の構成の一例を示す断面説明図であり、 第4図(A)および(B)は、それぞれ、本発明のアモ
ルファス金属積層シートのアモルファス金属薄膜含有芯
層におけるアモルファス金属リボンの配列の一例を示す
平面説明図であり、 第5図は、本発明のアモルファス金属積層シートに用い
られる可撓・防水性樹脂被覆層が複合構造を有する場合
の構成の一例を示す断面説明図である。 1……基層、 2……アモルファス金属薄膜含有芯層、 3……繊維シート補強層、 4……可撓・防水性樹脂被覆層、 5……アモルファス金属薄膜、 6……導電性金属メッキ層、 7……アモルファス金属薄膜リボン、 8……リボンの側縁部、 9……可撓・防水性樹脂基礎層、 10……防汚・耐候性合成樹脂表面層。
ファス金属積層シートの基層の構成の一例を示す断面説
明図であり、 第2図(A)および(B)は、それぞれ本発明のアモル
ファス金属積層シートの構成の一例を示す断面説明図で
あり、 第3図(A)および(B)は、それぞれ、本発明のアモ
ルファス金属積層シートに用いられるアモルファス金属
薄膜含有芯層の構成の一例を示す断面説明図であり、 第4図(A)および(B)は、それぞれ、本発明のアモ
ルファス金属積層シートのアモルファス金属薄膜含有芯
層におけるアモルファス金属リボンの配列の一例を示す
平面説明図であり、 第5図は、本発明のアモルファス金属積層シートに用い
られる可撓・防水性樹脂被覆層が複合構造を有する場合
の構成の一例を示す断面説明図である。 1……基層、 2……アモルファス金属薄膜含有芯層、 3……繊維シート補強層、 4……可撓・防水性樹脂被覆層、 5……アモルファス金属薄膜、 6……導電性金属メッキ層、 7……アモルファス金属薄膜リボン、 8……リボンの側縁部、 9……可撓・防水性樹脂基礎層、 10……防汚・耐候性合成樹脂表面層。
Claims (19)
- 【請求項1】1層のアモルファス金属薄膜を含み、かつ
1〜1000μmの厚さを有する芯層と、この芯層の少なく
とも1面上に結着され、かつ、少なくとも1枚の繊維シ
ートからなる補強層とからなる基層と、この基層の少な
くとも1面を被覆している可撓・防水性樹脂被覆層とを
有し、前記繊維シートの引張り強さが、前記芯層の引張
り強さよりも高いことを特徴とする、アモルファス金属
積層シート。 - 【請求項2】前記繊維シート補強層が5%以下の破断伸
度を有する繊維を含む、特許請求の範囲第1項記載のア
モルファス金属積層シート。 - 【請求項3】前記繊維シート補強層が、 130kg/mm2以
上の引張り強さと、および、5%以下の破断伸度とを有
する繊維を含んでいる、特許請求の範囲第1項記載のア
モルファス金属積層シート。 - 【請求項4】前記繊維シート補強層が、前記芯層の両面
に結着され、これら繊維シート補強層の1枚が130 kg/
mm2以上の引張り強さと、および5%以下の破断伸度を
有する高強度繊維からなり、他の1枚が 130kg/mm2よ
り低い引張強さと、5%より高い破断伸度とを有する高
伸度繊維からなる、特許請求の範囲第1項記載のアモル
ファス金属積層シート。 - 【請求項5】前記繊維シート補強層が、 130kg/mm2以
上の引張り強さと、および5%以下の破断伸度を有する
高強度繊維からなる少なくとも1枚の高強度布帛層と、
130kg/mm2より低い引張り強さと、5%より高い破断
伸度を有する高伸度繊維からなる少なくとも1枚の高伸
度布帛層とからなる、特許請求の範囲第1項記載のアモ
ルファス金属積層シート。 - 【請求項6】前記繊維シート補強層が、 130kg/mm2以
上の引張り強さと、および5%以下の破断伸度とを有す
る高強度繊維と、 130kg/mm2より低い引張り強さと、
5%より高い破断伸度とを有する高伸度繊維とを含んで
なる、特許請求の範囲第1項記載のアモルファス金属積
層シート。 - 【請求項7】前記アモルファス金属薄膜含有芯層がアモ
ルファス金属薄膜と、その少なくとも1面を被覆してい
る導電性金属メッキ層とからなる、特許請求の範囲第1
項記載のアモルファス金属積層シート。 - 【請求項8】前記アモルファス金属薄膜含有芯層が、互
に並列に配置された複数個のアモルファス金属リボンよ
りなるシート状体である、特許請求の範囲第1項記載の
アモルファス金属積層シート。 - 【請求項9】前記アモルファス金属薄膜含有芯層が、互
に並列に配置された複数個のアモルファス金属リボン
を、それらの側縁部において互に半田接合して形成され
たシート状体である、特許請求の範囲第1項記載のアモ
ルファス金属積層シート。 - 【請求項10】前記アモルファス金属薄膜含有芯層が、
互に並列に配置された複数個のアモルファス金属リボン
を、それらの側縁部において互に接着剤接合して形成さ
れたシート状体である、特許請求の範囲第1項記載のア
モルファス金属積層シート。 - 【請求項11】前記可撓・防水性樹脂被覆層と前記アモ
ルファス金属薄膜含有芯層とが接着剤接着されている、
特許請求の範囲第1項記載のアモルファス金属積層シー
ト。 - 【請求項12】前記可撓・防水性樹脂被覆層が、前記ア
モルファス金属薄膜含有芯層に接着されており、かつ、
可撓・防水性樹脂よりなる基礎層と、この基礎層の上に
形成され、かつ、防汚・耐候性合成樹脂よりなる表面層
とを含んでなる、特許請求の範囲第1項記載のアモルフ
ァス金属積層シート。 - 【請求項13】前記可撓・防水性樹脂被覆層中の防汚・
耐候性合成樹脂表面層が、弗素含有合成樹脂およびポリ
アクリル樹脂から選ばれた少なくとも1種により形成さ
れている、特許請求の範囲第12項記載のアモルファス金
属積層シート。 - 【請求項14】前記アモルファス金属薄膜上の導電性金
属メッキ層が 0.1μm以上の厚さを有する、特許請求の
範囲第7項記載のアモルファス金属積層シート。 - 【請求項15】前記可撓・防水性樹脂被覆層が少なくと
も50μmの厚さを有する、特許請求の範囲第1項記載の
アモルファス金属積層シート。 - 【請求項16】前記アモルファス金属が、Feを主成分と
し、これに、B,Si,C,Co,NiおよびMoから選ばれた
少なくとも1種が添加されたアモルファス合金から選ば
れる、特許請求の範囲第1項記載のアモルファス金属積
層シート。 - 【請求項17】前記繊維シートの引張り強さが前記アモ
ルファス金属薄膜層の引張り強さよりも高い、特許請求
の範囲第1項記載のアモルファス金属積層シート。 - 【請求項18】前記繊維シート補強層が、アモルファス
金属積層シートの1つの最外表面層を形成している、特
許請求の範囲第1項記載のアモルファス金属積層シー
ト。 - 【請求項19】前記可撓・防水性樹脂被覆層が、アモル
ファス金属積層シートの少なくとも1つの最外表面層を
形成している、特許請求の範囲第1項記載のアモルファ
ス金属積層シート。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61-109480 | 1986-05-15 | ||
JP10948086 | 1986-05-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105734A JPH01105734A (ja) | 1989-04-24 |
JPH0637103B2 true JPH0637103B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=14511310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62069180A Expired - Fee Related JPH0637103B2 (ja) | 1986-05-15 | 1987-03-25 | アモルフアス金属積層シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637103B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100353291B1 (ko) * | 2000-01-13 | 2002-09-18 | 미션텔레콤 주식회사 | 전자파 차단기능을 갖는 장판지 |
US10987638B2 (en) * | 2015-06-19 | 2021-04-27 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Asymmetric polytetrafluoroethylene composite having a macro-textured surface and method for making the same |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57189369U (ja) * | 1981-05-27 | 1982-12-01 | ||
JPS58175654A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-14 | 新日本製鐵株式会社 | 積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法 |
JPS60198235A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-07 | セイコーエプソン株式会社 | 高強度時計用外装部品 |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP62069180A patent/JPH0637103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01105734A (ja) | 1989-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |