JPH0576259B2 - - Google Patents
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- JPH0576259B2 JPH0576259B2 JP59179252A JP17925284A JPH0576259B2 JP H0576259 B2 JPH0576259 B2 JP H0576259B2 JP 59179252 A JP59179252 A JP 59179252A JP 17925284 A JP17925284 A JP 17925284A JP H0576259 B2 JPH0576259 B2 JP H0576259B2
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- JP
- Japan
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- core
- amorphous metal
- electrical machine
- rotating electrical
- electric machine
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/02—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
- H02K15/024—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with slots
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は、非晶質金属で成る回転電機用のコア
ーの製造方法に関する。
ーの製造方法に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
従来回転電機のコアーに非晶質金属（例えばア
モルフアス鉄：米国のAllied Corporationの
Metglas：2605S−２がある）を使用する場合、
厚さが28μｍと非常に薄く硬さも非常に硬い（ビ
ツカース硬度Hv：900以上）。
モルフアス鉄：米国のAllied Corporationの
Metglas：2605S−２がある）を使用する場合、
厚さが28μｍと非常に薄く硬さも非常に硬い（ビ
ツカース硬度Hv：900以上）。
この為、普通ダイスとポンチに使用されている
工具鋼SKD11（ビツカース硬度Hv：840）で打抜
くと、ワークが工具より硬いため1000枚程度打抜
くだけで、せん断面にダレができて精度良く打抜
くことができない。又、超硬合金の炭化チタン
Tic（ビツカース硬度Hv：2500〜4000）を使用し
ても板厚が薄いためにポンチとダイスのクリアラ
ンスを零にしないと精度良く打抜けない。従つ
て、回転電機コアーのスロツトのように複雑な打
抜型をゼロクリアランスに製造することは極めて
困難である。
工具鋼SKD11（ビツカース硬度Hv：840）で打抜
くと、ワークが工具より硬いため1000枚程度打抜
くだけで、せん断面にダレができて精度良く打抜
くことができない。又、超硬合金の炭化チタン
Tic（ビツカース硬度Hv：2500〜4000）を使用し
ても板厚が薄いためにポンチとダイスのクリアラ
ンスを零にしないと精度良く打抜けない。従つ
て、回転電機コアーのスロツトのように複雑な打
抜型をゼロクリアランスに製造することは極めて
困難である。
その為、従来のスロツトはエツチングによつて
溶かして形成していた。しかし、この方法ではエ
ツチング処理に長時間要することや、エツチング
処理した薄板を揃えて積層しコアーにするには板
厚が薄いため揃えが困難等の問題点があつた。
溶かして形成していた。しかし、この方法ではエ
ツチング処理に長時間要することや、エツチング
処理した薄板を揃えて積層しコアーにするには板
厚が薄いため揃えが困難等の問題点があつた。
そこで、第３図ａに示すように非晶質金属のテ
ープ１をスリツター２で必要寸法に剪断後に積層
し（第３図ｂに示す）、積層後に結束のため溶接
３を行う（第３図ｃに示す）。又は、クランプ金
具４で仮結束後（第３図ｄに示す）ワイヤーカツ
ト放電加工又はレーザー加工により、回転電機コ
アーのスロツトや外形状を加工していた。
ープ１をスリツター２で必要寸法に剪断後に積層
し（第３図ｂに示す）、積層後に結束のため溶接
３を行う（第３図ｃに示す）。又は、クランプ金
具４で仮結束後（第３図ｄに示す）ワイヤーカツ
ト放電加工又はレーザー加工により、回転電機コ
アーのスロツトや外形状を加工していた。
しかしこの方法でも、スリツター２での剪断加
工時に板厚が非常に薄い為、例えば28μｍと非晶
質金属を使用し50mm厚とコアーを形成するには
1785枚のシートを要する。これは、スリツター２
での剪断回数が極めて多くなり、又シートの積層
に長時間を要する。更に、板厚の薄いシートを第
３図ｂのように揃えるには作業性が悪く、そして
結束用の溶接３で非晶質金属が変質したり、或い
は加工後のシートが未結束の為ばらばらになる問
題点があつた。
工時に板厚が非常に薄い為、例えば28μｍと非晶
質金属を使用し50mm厚とコアーを形成するには
1785枚のシートを要する。これは、スリツター２
での剪断回数が極めて多くなり、又シートの積層
に長時間を要する。更に、板厚の薄いシートを第
３図ｂのように揃えるには作業性が悪く、そして
結束用の溶接３で非晶質金属が変質したり、或い
は加工後のシートが未結束の為ばらばらになる問
題点があつた。
［発明の目的］
本発明は、非晶質金属のテープを積層接着し変
質の少ない回転電機のコアーを精度且つ能率良く
製造することを目的とする。
質の少ない回転電機のコアーを精度且つ能率良く
製造することを目的とする。
［発明の概要］
本発明は上記目的を達成するため、非晶質金属
のテープを接着剤又はレジン塗布処理後に多角形
の巻枠で巻取り成形硬化させて筒状の角形巻鉄心
を形成し、この角形巻鉄心の平坦部からワイヤー
カツト放電加工又はレーザー加工のNC装置によ
り所要形状の回転電機用のコアーを形成させるこ
とを特徴とする回転電機用非晶質金属コアーの製
造方法である。
のテープを接着剤又はレジン塗布処理後に多角形
の巻枠で巻取り成形硬化させて筒状の角形巻鉄心
を形成し、この角形巻鉄心の平坦部からワイヤー
カツト放電加工又はレーザー加工のNC装置によ
り所要形状の回転電機用のコアーを形成させるこ
とを特徴とする回転電機用非晶質金属コアーの製
造方法である。
［発明の実施例］
以下本発明の一実施例について第１図乃至第２
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
第１図は本実施例の方法を示す図である。図に
於いて、非晶質金属のテープ１は接着剤又はレジ
ン塗布ローラー５を介して多角形の巻枠６で巻取
られ、第２図ａに示すように成形硬化されて筒状
の角形巻鉄心８を形成する（テープ１間には接着
剤又はレジンが介在するのでテープ１同士は直接
接することはない）。この角形巻鉄心８の四辺に
は平坦部１１が存在し、平坦部１１の両端部であ
る第２図ａで示すＡ−Ａ・Ｂ−Ｂ部分で、その後
ワイヤカツト放電加工又はレーザー加工にて仮切
断しテープ１の積層体１２を形成する。
於いて、非晶質金属のテープ１は接着剤又はレジ
ン塗布ローラー５を介して多角形の巻枠６で巻取
られ、第２図ａに示すように成形硬化されて筒状
の角形巻鉄心８を形成する（テープ１間には接着
剤又はレジンが介在するのでテープ１同士は直接
接することはない）。この角形巻鉄心８の四辺に
は平坦部１１が存在し、平坦部１１の両端部であ
る第２図ａで示すＡ−Ａ・Ｂ−Ｂ部分で、その後
ワイヤカツト放電加工又はレーザー加工にて仮切
断しテープ１の積層体１２を形成する。
この積層体１２を第２図ｂの如く、ワイヤカツ
ト放電加工のワイヤー９又はレーザー加工等の、
被加工物の温度が殆ど上昇しない加工法で回転電
機のコアー１０をNC装置により所要形状に加工
して形成される。
ト放電加工のワイヤー９又はレーザー加工等の、
被加工物の温度が殆ど上昇しない加工法で回転電
機のコアー１０をNC装置により所要形状に加工
して形成される。
尚、第２図に於いて角形巻鉄心８の厚さＴは、
回転電機のコアー１０の所要積厚寸法に一致する
か、或いは所要積厚寸法の整数分の一とし加工後
に整数個積層して所定厚さの鉄心にする。
回転電機のコアー１０の所要積厚寸法に一致する
か、或いは所要積厚寸法の整数分の一とし加工後
に整数個積層して所定厚さの鉄心にする。
このような加工方法で、非晶質金属で成る回転
電機用のコアーを製造すると、非常に薄い非晶質
金属製の板でも板同士を接着した積層体にしてか
ら、しかもワイヤーカツト放電加工やレーザー加
工等の被加工物の温度が殆ど上昇しない加工法で
スロツトを加工するので、スロツト形状や内外径
寸法が精度良く短時間で形成され生産性が向上す
る。
電機用のコアーを製造すると、非常に薄い非晶質
金属製の板でも板同士を接着した積層体にしてか
ら、しかもワイヤーカツト放電加工やレーザー加
工等の被加工物の温度が殆ど上昇しない加工法で
スロツトを加工するので、スロツト形状や内外径
寸法が精度良く短時間で形成され生産性が向上す
る。
又、スロツトのある薄板状態で積層するのでは
なく、テープ１状態で積層するので積層の作業性
が簡単且つ短時間ででき、生産性が向上する。
なく、テープ１状態で積層するので積層の作業性
が簡単且つ短時間ででき、生産性が向上する。
更に、巻枠で巻取つた後に加工する為、非常に
硬度の高い非晶質金属の剪断や巻取り作業が１回
でよく、スリツターの寿命が長くなり材料の揃い
も良くなる等の効果がある。
硬度の高い非晶質金属の剪断や巻取り作業が１回
でよく、スリツターの寿命が長くなり材料の揃い
も良くなる等の効果がある。
［発明の効果］
以上のように本発明によれば、非晶質金属製の
回転電機用のコアーがスロツト形状や内外径寸法
の精度も良く短時間で形成され生産性が向上す
る。又、非常に硬度の高い非晶質金属の剪断や巻
取り作業が１回でよく、スリツターの寿命が長く
なり材料の揃いも良くなる等の効果がある。
回転電機用のコアーがスロツト形状や内外径寸法
の精度も良く短時間で形成され生産性が向上す
る。又、非常に硬度の高い非晶質金属の剪断や巻
取り作業が１回でよく、スリツターの寿命が長く
なり材料の揃いも良くなる等の効果がある。
第１図は本発明の非晶質金属のテープから回転
電機のコアーへの巻取りを示す状態図、第２図は
回転電機のコアーの製作を示す状態図、第３図は
従来の非晶質金属テープの積層を示す状態図であ
る。 １……非晶質金属のテープ、２……接着剤又は
レジン塗布ローラー、６……多角形の巻枠、８…
…角形巻鉄心、１０……回転電機のコアー。
電機のコアーへの巻取りを示す状態図、第２図は
回転電機のコアーの製作を示す状態図、第３図は
従来の非晶質金属テープの積層を示す状態図であ
る。 １……非晶質金属のテープ、２……接着剤又は
レジン塗布ローラー、６……多角形の巻枠、８…
…角形巻鉄心、１０……回転電機のコアー。
Claims (1)
- １ 非晶質金属のテープを接着剤又はレジン塗布
処理後に多角形の巻枠で巻取り成形硬化させて筒
状の角形巻鉄心を形成し、この角形巻鉄心の平坦
部からワイヤーカツト放電加工又はレーザー加工
でNC装置により所要形状の回転電機用のコアー
を形成させることを特徴とする回転電機用非晶質
金属コアーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17925284A JPS6158451A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 回転電機用非晶質金属コア−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17925284A JPS6158451A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 回転電機用非晶質金属コア−の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6158451A JPS6158451A (ja) | 1986-03-25 |
| JPH0576259B2 true JPH0576259B2 (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=16062596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17925284A Granted JPS6158451A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 回転電機用非晶質金属コア−の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6158451A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62229921A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-08 | Yukigaya Seigyo Kenkyusho:Kk | 積層コア材の製造方法 |
| AUPM644394A0 (en) * | 1994-06-24 | 1994-07-21 | Electro Research International Pty Ltd | Bulk metallic glass motor and transformer parts and method of manufacture |
| US6331363B1 (en) * | 1998-11-06 | 2001-12-18 | Honeywell International Inc. | Bulk amorphous metal magnetic components |
| US6803694B2 (en) | 1998-11-06 | 2004-10-12 | Metglas, Inc. | Unitary amorphous metal component for an axial flux electric machine |
| US6420813B1 (en) | 1998-11-06 | 2002-07-16 | Alliedsignal Inc. | Bulk amorphous metal magnetic components for electric motors |
| US7144468B2 (en) | 2002-09-05 | 2006-12-05 | Metglas, Inc. | Method of constructing a unitary amorphous metal component for an electric machine |
| FR2888390B1 (fr) * | 2005-07-08 | 2009-05-22 | Cnes Epic | Procede de fabrication d'un circuit magnetique feuillete |
| JP4752613B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2011-08-17 | 株式会社デンソー | 積層部品の製造方法 |
| KR100937843B1 (ko) | 2007-11-16 | 2010-01-19 | 주식회사 에이엠오 | 실린더형 비정질 합금 백 요크의 제조방법 및 이를 이용한 슬롯레스 모터의 제조방법 |
| TWI417161B (zh) * | 2010-04-21 | 2013-12-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | 塊體非晶合金之脈衝雷射切割方法 |
| JP2021035132A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | ダイキン工業株式会社 | 回転電気機械のコア部材、空気調和装置用のモータ、および回転電気機械のコア部材の製造方法 |
| CN111313626B (zh) * | 2020-02-27 | 2021-08-27 | 松山湖材料实验室 | 加工装置、加工方法及非晶或纳米晶电机铁芯 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5874029A (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-04 | Mitsubishi Electric Corp | 広巾積層アモルフアスの製造装置 |
| JPS58175654A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-14 | 新日本製鐵株式会社 | 積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法 |
-
1984
- 1984-08-30 JP JP17925284A patent/JPS6158451A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5874029A (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-04 | Mitsubishi Electric Corp | 広巾積層アモルフアスの製造装置 |
| JPS58175654A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-14 | 新日本製鐵株式会社 | 積層接着非晶質合金帯および鉄芯の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6158451A (ja) | 1986-03-25 |
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