JPS5817539A - 磁気記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来の磁気記録媒体１例えば合金粉末を使った一般にメ
タルデープ（合金磁性験の比表面積は約３０−／ｇ揚度
）と呼ばれる磁気記録媒体は、抗磁力反び残１ｉｉａ車
書度とも大きく、全帯域にわたって再生出力が大きくな
るが１反面バイアスノイズも大きくなるという欠点を有
していた。

本発明は、上述の点に鑑み全帯域で優れた再生出力及び
低雑音（バイアスノイズ）を有する磁気記録媒体を提供
するものｔある。

本発明者等は、各種の実験及び研究から磁気記録媒体に
於てその磁性層表面部に比表面積の大龜い金属磁性粒子
（合金も含む）を分布させるとバイアスノイズが低減し
、ａ性層内部（即ち厚み方向の中間以下の下層）に比表
面積の小さい金属磁性粒子（合金も含む）を分布させる
と全帯域にわたり再生出力が大きくなることを見出した
０本発明は、この研究結果にもとづいて、磁気記録媒体
における磁性層を２層構造となし、その上下両磁性層の
各磁性粒子の比表面積、抗磁力ＨＣ，残留残留音束密度
及び層の厚み等を夫々に選定して構成し、全帯域を高再
生出力に保ちつつバイアスノイズを低減せしめるように
したものである。

以下、実施例を参照しながら本発明による磁気記録媒体
を詳述する。

実施例 １．　比表面積３０　”７ｇ　、抗磁力１３Ｇ００ｅの
針状鉄主体の金属磁性粒子　　　　　　　・・曲３００
重量部熱町履性ポリウレタン樹脂　　・・・曲・・２５
重量部（ニスタン６７０２　　Ｂｊ＋’、グツドリッチ
社製）オレイン酸　　　　　　　　　・−ｓ重量ｓメチ
ルエチルケトン　　　　　・・−４４０重量部ンクＷヘ
キｔノン　　　　　　・・曲４４Ｇ重量部上記組成を加
えボールミルにて２４時間の分散錫塩を施して後、ポリ
イソシアネート（デスモジコールＬ−７５，／（イニル
社１１　）　上２０ｌ量部加え２時間の高速剪断分散を
行い磁性塗料を優た。Ｃれを磁性塗料（Ａ）とする。

象　上記４ａ性ｍ科（Ａ）の金属磁性粒子を比表面積４
　Ｇ　−７ｇ　、抗磁力１３ＨＯ！の金属磁性粒子に置
き換えて（他は同じとして）磁性塗料（Ａ）と同じ工程
により磁性塗料を得た。これを磁性塗料（Ｂ）とする。

３、上記磁性塗料（Ａ）の金属磁性粒子を比表面積の金
属磁性粒子に夫々置き換えて（他は同じとして）磁性塗
料（Ａ）と同じ工程により磁性塗料を得た。これを夫々
磁性塗料（Ｃ）、　（Ｄ）、　（Ｅ）とする。

４、上記磁性塗料（Ａ）の金属磁性粒子を比表面積９０
　′ＩＩ、抗磁力１３０００ｅ　、　　１６０００ｅ及
び２１０００ｅの・金属磁性粒子に置き換えて（他は同
じとして）磁性塗料（Ａ）と同じ工１！により磁性塗料
を得た。

これを夫々磁性塗料（Ｆ）、　（Ｇ）、　（Ｈ）とする
。

Ｓ、比表面積３Ｇ　”７ｇ　、抗磁力ｔ３ｏｏｏｅの針
状鉄主体の金属磁性粒子　　　　　　　・・曲３００重
量部熱町閣性ポリウレタン樹脂　　・・・・・・・・・
１５重量部塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体”■１１重
量部オレイン酸　　　　　　　　　　・・・・曲・６重
量部メチルエチルケトン　　　　　・・・・・・２５０
重量部シタロヘキｆノン　　　　　　　”−””　２５
０重量部上記組成を加え、以下上記磁性筒１％（Ａ）と
同じ工＠によＱｉＢ性塗料を得た。これをａ性ｍ１ｉ！
（Ｉ）とする。

６、比表面積３　Ｇ　”４　、抗磁力１３０００ｅの針
状鉄主体の金属磁性粒子　　　　　　　・・・・・・３
００重量部熱可塑性ボリクレタン檎脂　　・・・・・・
・・・１０重量部塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体・・
・・・・１０重量部オレイン酸　　　　　　　　　　・
・・・・・・・・６重量部メチルエチルケトン　　　　
　・・・・・・２４０重量部シクロへ中サノン　　　　
　　・・・・・・２４０重量部上記組成を加え、以下上
記磁性塗料（Ａ）と同じ工＠にて磁性ｍ科を得た。これ
を磁性塗料υ）とする。

上記金属磁性粒子としては１例えば種々の針状比および
粒子ナイスのα−Ｆｅ００Ｈ（グツタイト）粒子を脱水
後、水素還元することにより所望の特性の金属磁性粒子
を得ることが出来る。それぞれの金ＪＩＫ磁性粒子は、
出発材料の形状１寸法゛を継承しているのでそれを選ぶ
ことによってコントロールできる。熱論のこと必１１に
応じてＧｏ、　Ｎ１等の他の金属を添加してもよい、又
、金属磁性粒子の比ｌＩ向積はＢＩＴ法による比表面積
とする。

上述の各ａ性―科（Ａ）〜（Ｊ）の特性をまとめて下記
の表に示す、但し１４は磁性粉（Ｐ）　Ｋ対するバイン
ダー（Ｂ）の比を示す。

表 しかして、上記の各磁性−１Ｎ＃（Ａ）〜（Ｊ）を使用
。

し、籐１１１に示すように非磁性基体（例えば厚さ１２
μのポリエチレンプレ７メレートフイルム）　（１）上
に磁性ｍ科を塗布し、ａ場配向処塩を行い、乾１１１１
りｉｌＫスーパーカレンダーロール処理しス早−の磁性
層（２）を形成して成る磁気記鍮媒体（３Ｊを作製する
。又同様の磁性塗料（Ａ）〜（Ｊ）を用いて第２図に示
す１５に上記と同じ工程でｍｌ！性層（４）を形成し、
さらに第１ｍ性層（４）が充分硬化してから同じ工１で
異な＆ａ性箪料によって第２磁性層（５３を形成して成
る一発明に係る２層磁気記鍮媒体（６）を作製し、夫々
の磁気記―媒体（３）及び（６）の磁気特性（１ｍ１１
４ａ東密ｆｆＢｒ、抗磁力ＨＣ）、再生出力（ＭＯＬ　
）及びバイアスノイズ等を測定した。その結果を第３図
乃至第６図に示す。第３図は各磁性１に科（Ａ）〜（Ｊ
）Ｋよる単一磁性層（２）の磁気記録媒体（３Ｊの特性
（単一層＄１（１）〜０）、第４図は本発明に係る２層
磁気紀鍮謀体（６）の特性（実施９％１（１）〜Ｑη）
。

ｍｓａｍは２層但気記鍮媒体（６）における上層の磁性
層（５）の厚みｔ−を変えたときの特性（実施ＩＰＩｌ
顛〜四）、第６図は同様に下層の磁性層（４−の厚み１
１を変えたときの特性（実施例（至）〜＠）である。

尚、ｌＩ定に使用した磁気紀鍮謙体（ａ気テープ）□ はｈインチ巾に裁断したオーディオ用デープである。又
各特性の測定法は下記の通りである。

残留磁束密度Ｂｒは外部磁場６００００ｅで測定した時
の残留磁束密度である。単位はガクス。

抗磁力ＨＣは外部磁場ａｏｏｏｏｅで測定した時の抗磁
力である。単位はエルステッド（Ｏｃ）。

ＭＯＬ　（再生出力）は１準周波数（３１５Ｈｚ）と高
域周峡数（１０ｋＨｚ　）が用いられ、前者は３１５Ｈ
１の出力信号が３％ひずみとなる出力レベル、後者は１
０ｋＨｍ信号の最大飽和出力レベルである。

バイアスノイズは聴感補正フィルター人（ＪＩ８）を使
用した時のバイアスノイズである。

デーゲスピードはｔ　Ｂ　３−である。そしてＭＯＬ（
３１５Ｈｚ、１０ｋＨｚ）及びバイアスノイズは籐３図
の単一層側（５）を基準（ＯｄＢ　）とした相対値（ｔ
ｌＢ）で示す・ この第３図乃至第６図から、上層の第２４性層（５）の
金属磁性粒子の比表面積を下層の第１ａ性層（４）のそ
れより大となした２層磁気記鍮媒体（６）が。

単一層磁気記録媒体（３）　Ｋ比べて低バイアスノイズ
で且つ低域友び高域の全帯域にわたって高再生出力を有
することが閣められる。第１ａ性層（４）の金−子の比
表面積は２０〜４０′ｇの範囲がよく。

これを外れると低域の再生出力が低下する。又第２磁性
層（５）の金属磁性粒子の比表面積は４０−１５０％の
範−がよく、これを外れるとバイアスノイズが低減しな
い、又第１磁性層（４）の厚さ１１は２．０μ以上、好
ましくは６．０．＃以下がよい。２，０μより薄くなる
と低域の再生出力が低下し、６．０μより厚くなると低
域の再生出力のみが上り過ぎ低高域のバランスが悪くな
る。第２磁性層（５）の厚さｔ２は０．１〜２．０声の
範■がよ＜、０．１μより薄くなるとバイアスノイズが
減らず、２．０μより厚くなると低域の再生出力が低下
する。一方、第１磁性層（４）の抗磁力七里及び残留磁
束密度Ｂｒ１は夫々８００−１５００エルステツド及び
３０００〜５０００ガウス（好ましくは３５００〜５０
００ガウス）がよｒ、Ｂｒ４　Ｋついては５ｏｏｏ〜５
ｏｏｏガウスの範囲を外れると低域の出力が低下する。

第２錐性層（５）の抗磁力Ｈｃｔ及び残留磁束密度Ｂｒ
２は夫々１０００〜２５００エルステツド及び２０００
〜３０００ガウスが好ましい。Ｈｃｘ　Ｋついてｉｔ　
１０００〜２５００エルステツドの範囲を外れると高域
力ｉのびない。さらに＠２２錐性（５３の抗ａＨｃｓ）
言第１ａ性層（４）の抗磁力ＨＣＩＫ対して同等着しく
はそれ以上とするのがよい。

斯くシ【本発明に於【は、上記第４図乃至第６図の特性
結果等Ｋｆｔｉｌ、第２図に示す如く非磁性基体（１）
よに第１ａ性層（４）及び第２磁性層（５）を顆次有し
て成る磁気記鍮媒体（６）において、その籐ｌ磁性層（
４）をＢＩｉｉＴ法による比表面積が２０〜４０”ｂの
金属磁性粒子を塗布して形成し、その抗磁力ＨＣｓを８
００〜１５００エルステツド、残留磁束密度Ｂｒｌを３
０００−５０００ガウス、層厚ｔｌを２．ＯＪＩ以上と
し。

又第２＃Ｉ法層（５３をＢＩＴ法による比表面積が４０
〜１５０　Ｓの金属磁性粒子を塗布して形成し、千の抗
磁力Ｈｃ冨を１０００〜２５００エルステッド　ｍｍｍ
束密Ｒ８ｒｘを２０００〜３０００ガウス、層厚ｔｓ＃
ｔ０．１〜２．０μとし、且つ抗磁力ＨＣ１≦抗磁力Ｈ
ｃｓに選定するものである。この様な本発明によれば、
全帯域にわたり高再生出力を保ちつつバイアスノイズを
低減させることができるもの家あり、従来の単一層磁気
記一媒体（例えばメタルデープ等）に比して優れた磁気
起磁媒体を提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の磁気記―媒体の断面図、第２１ＥＩは本
発＠による磁気記ｆ＆媒体の断面図、第３ｗＡは単一層
磁気記鍮媒体の会例の特性を表として示す図、第４園は
本発明による２層磁気記鍮媒体の各実施例の特性を表と
して示す図、第５図は２層龜気記録課体の上層の厚みと
特性の関係を表として示す図、第６ｗＡは２層磁気記銀
媒体の下層の厚、みと特性の関係を表として示す図であ
る。 （１）は非ｉａａｍ体、（４）は第１磁性層、（５）は
纂２鼻性層である。 第１図 コ 第゛２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 非磁性基体と、骸晶体上のｆｌＬ１ａ性層と、骸第龜性
   粒子を塗布して形成され、その抗磁力ＨＣＩが（９）〜
   １５００エルステッド、残留磁束密度Ｂｒが３０００金
   ＩＩＩＩ＆性粒子を塗布して形成され、その抗磁力Ｈｃ
   ３が１０００〜２５００エルステツド、残留磁束密度Ｂ
   ｒが２０００−３０００　カラス及び層厚が０．１〜２
   ．０ＪＩ　Ｎし、゛且つ抗磁力Ｂｅ１≦抗磁力Ｈｃｚで
   あることを特徴とする磁気記録媒体。