JPS5813755A - 移動体の移送方向切替え装置 - Google Patents

移動体の移送方向切替え装置

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JPS5813755A
JPS5813755A JP10981781A JP10981781A JPS5813755A JP S5813755 A JPS5813755 A JP S5813755A JP 10981781 A JP10981781 A JP 10981781A JP 10981781 A JP10981781 A JP 10981781A JP S5813755 A JPS5813755 A JP S5813755A
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JP
Japan
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cam
plate
needle
spring
knitting
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JP10981781A
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宏 北沢
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、案内体に移動体を往復動可能に装置すると
ともに、その移動体の移送方向を切替えるようにした移
送方向切替え装置に関するものである。
発明の目的 この発明の第一の目的は、回転体の一方向回転に基づい
て前記移動体を往復いずれの方向にも移送させることが
できるようにし、又、この発明の第二の目的は、移動体
の移送範囲を自在に設定できるようにすることにある。
    。
実施例 以下、この発明を手編機において具体化した一実施例を
図面に基づいて説明する。この実施例の手編機において
は、第2図に示すように移動体としてのキャリジ−1が
編機本体12上の案内体としての針床13に左右摺動可
能に装架されて、そ。
の針床13上に列設された編針1の配列ピッチと同ピツ
チで歩進的に移動し、その停止中において各編針1に順
次編目を形成して行くようになっている。そして、この
手編機では平編、ゴム編、巻き巨細およびとじ編を行う
ことができ、以下にその一例として平編の編み方を第1
図を参照して説明する。
第1図において犀ヤリジ11は矢印P方向(右方)に進
行するものとし、第1図の(1)において上から8番目
に示さ五た針床上の編針(以下主編針と称する)1に新
たな編目を形成しようとしてい本。さて、第1図の(1
)は主編針1が後退位置に配置され、円筒状の糸口2が
すでに編成の終了した上から2番目の主編針1に略相対
し、その位置で下方側に配置されている。この状態にお
いて。
まず主編針1がベラ抜は位置に前進して旧編目のに、主
編針1が若干後退するとともに、糸口2が主編針1よシ
上万に位置するように上昇する(′第ピッチの略2倍分
、すなわち2編針ピツチだけ右方べ移動し、前記3番目
の主編針1の上方を通過して右隣の4番目の主編針1と
対向する。
そして、糸口2が下降して編糸Tが主編針1のフック1
aとラッチ1bとの間に掛渡され(第1図の(7)〜(
10))た後に、主編針1がノックオーバー位置まで後
退して、前記旧編目がノックオーバーするとともに前記
編糸Tによる新たな編目が形成される。なお、ラッチ制
御板3は、第1図の(2)、 (8)および(5)、(
6)に示すように、旧編目がベラ抜けするときおよび編
目がラッチ1bに触れるときに、下方に位置してラッチ
1bの閉じる方向への回動を阻止する。又、編地押さえ
4は、第1図の(2)〜(4)および(8)〜(lO)
に示すように、旧編目がベラ抜けするときおよびノック
オーバーするときに前進して編地をおさえる。
以上のようにして、前記8番目の主編針1に対して新た
な編目が形成される。その後、キャリジが右方へ1編針
ピツチ分移動するとともに、糸口2が左方へ2編針ピツ
チ分移動する。従って、次は前記4番目あ主編針1に対
して新たな編目を形成できる状態になる。
第8図および第4図に示すように、前記キャリジ116
基板14の左右両側前端には軸受体15が固定iれ、そ
れらの間には基板14の下面において可動軸16が回動
および軸方向移動可能に支持されている。その可動軸1
6には第1係合板17が固定されておシ、編機本体12
0針床13上になっている。
基板14の上面に前後動のみ可能に支持された取付軸2
4の前端には取付体25が固定されている。その取付体
25には前記鉤係合部17L間に位置する熊手状の第8
係合板26と、刷毛状の前記編地押さえ4とが固定され
ておシ、第3係合板2Cは前後動することにより前記く
し歯1′8に係脱可能である。
第8図および第12図に示すように、前記基板14のほ
ぼ中央に立設固定されたカム軸2Tには回転体としての
回転カム体28が回転可能に支持され、その下方に位置
する第1カム輪29の下面には送シ用カム溝30が86
0度にわたって設けられている。その送シ用カム;、溝
30は内側案内部30aと、外側案内部304bと、両
案内部soa。
30bが重複する重複部300とよりなり1重複部30
cには送りカム部30dが形成されている。
又、内側案内部30Bの一端および外側案内部3obの
他端にはそれぞれ斜面部30c、30fが形成されてい
る。さらに、第1カム輪29の下面には係合板用カム溝
31が860度にわたって形成され、その一部には第1
および第2作動部31a、3jbが形成されている。
第5図および第12図に仝すように、基板14の上、面
には、前記カム軸2Tおよびガイドピン32により前後
動可能に案内される駆動板33が設けられ、その両側に
は上方へ向かって左右一対の駆動片33&が折曲形成さ
れるとともに、前端上面には接触ピン33bが突設され
ており、その接触ピン33.bは前記送シ用カム溝30
に嵌合されている。駆動板33はスプリング34により
前号へ付勢されている。
そして、島転カム体28の時計方向(矢印Q方何案内部
30&又は外側案内部3Ob内を移動するようになって
おり、第8図の状態において接触において左右方向に列
設された固定片としてのくし歯18に係脱可能な熊手状
の係合部17Bがその第1係合板17の両端に形成され
ている。第1係合板17のほぼ中間部には、基板14に
透設した一対の規制孔19にそれぞれ貫通する左右一対
の規制片17b、17cと、同じく基板14に透設した
孔20に貫通する掛止片17’dとが上方に向かって折
曲形成されている。又、規制孔19は規制片17b、1
7Cの左右幅プラス主編針1の1配列ピッチ分の左右幅
を有していて、規制片17b、17C1すなわち第1係
合板1Tおよび可動軸16の左右動を前記の1配列ピッ
チに規制する。
第1θ図および第11図に示すように、前記第1係合板
17の両側において、可動軸16上には一部のみに歯2
1&を有する一対のギヤ21が固定されている。又、前
記軸受体15には軸22により第2係合体23が回動可
能に支持されておシ。
その第2係合体23には前記ギヤ21の歯21aに噛合
する歯23’aと、前記くし歯18間に係脱可能な係脱
部23bとが形成されている。従って。
可動軸16が回動してギヤ21が回動されると、第2係
合体23がギヤ21と反対方向に回動される。そして、
第11図に示すように、前記一対の係合部17aがくし
歯18に係合しているときには、前記両係脱部23bが
くし歯18から離れ。
第10図に示すように、可動軸16が回動して係合部1
7&かくし歯18から離脱したときには、′係脱部23
bがくし歯18間に嵌合される。この    ″場合、
<シ歯18に対する係合部17a又は係脱部23bの係
合は、係脱部23b又は係合部1Taのくし歯18から
の離脱に先立ってその直前に行われる。又、第2係合体
23の歯23aはギヤ21の歯21Bより広い歯幅を有
していて、可動軸16が左右いずれかに1配列ピッチ分
移動しても、両歯21a、23aの噛合いが外れなも)
ようピン33bが内側案内部30a内を移動したときに
は、駆動板33が斜面部30eの作用にょシ後万位置か
ら前方へ移動されるとともに、送シカム部30dの作用
によシその前号位置から後・方へ移動される。又、接触
ピン33bが外側カム部30b内を移動したときには、
駆動板33が斜面部33fの作用によシスプリング34
の付勢力によシ前方に移動されるとともに、送りカム部
30dの作用により後方に移動される。
第4図に示すように、互いに対称をなす形状の左右一対
の回動片35,36は垂直な軸37により基板14上に
支持されておシ、それらの一万の腕部の先端には前記駆
動片33aがそれぞれ相対するとともに、他方の腕部の
先端内側には前記規制片17b、17Cがそれぞれ相対
している。
基板14上には軸18により切替え部材としての切替え
レバー’39が回動可能に支持され、その−万の腕部に
は前記係合板用カム溝31に嵌合される接触ピン39a
が突設されるとともに、他方の腕部には大小2つの長孔
39b、39cが透設されている。この小さな長孔39
bには前記取付軸24に突設されたピン24&が嵌合さ
れ、又、大きな長孔390には前記可動軸16に突設さ
れたピン16aが遊嵌されており、切替えレバー39が
反時計方向又は時計方向に回動したときには。
ピン24&と長孔39bとの嵌合部を介して取付軸24
、すなわち第3係合板26および前記編地押さえ4を有
する取付体25が前方又は後方へ移動されるとともに、
ピン16aと長孔39eとの係合により第1係合板17
を有する可動軸16が前後いずれかに回動される。
そして、回転カム体28が時計方向すなわち第8図の矢
印Q方向に1回転されると、切替えレバー39が係合板
用カム溝31の第1作動部31a、の作用により同図の
矢印R方向へわずかに回動した後に復帰し、又、第2作
動部31bの作用により再び矢印R方向へ大きく回動し
た後に復帰する。
このため取付軸24を介して取付体25が2回前後動さ
れ、前記編地押さえ4が第1図の(1)〜(11)に示
すタイミン・グで前後に往復動されるとともに、前記切
替えレバー3902回目の回動時においてのみ、第3係
合板26がくし歯18から離脱される。又、可動軸16
および第1保合板17は、切替えレバー39の初回の回
動のときには長孔39Cのキャパシティにより動かず、
切替えレバー39が矢印R方向へ大きく回動したときに
のみ回動されて左右の係合部17aがくし歯18に係合
する。
回転カム体28Ω近傍において、基板14に立設固定し
た軸40にはばね彎曲片41が回動可能に支持され、第
16図に示すように、その一部には扇形の切欠部41B
が形成されている。ばね彎曲片41には弾発部材として
の細長ばね片42がその基端において取付固定され、そ
の先端が第1係合板17の前記掛止片17dに掛止連結
されておシ、ばね彎曲片41の回動位置に応じて第1係
合板17に対して左右いずれか一万にばね力を付与し得
るように4っている。ばね彎曲片41の外周には係止突
起41bが形成され、又、基板14にはその係止突起4
1bに作用する板ばね43が設けられておシ、前記細長
ばね片42が第1係合板1Tに対して左方又は右方への
ばね力を付与しているときに、この板ばね43が係止突
起41bのいずれか一万の側面に係合して、ばね彎曲片
41を弾性的に保持するようになっている。
前記ばね彎曲片431の上面において、前記軸40上に
はばね操作片44が回動可能に支持され。
その下面<+1前記切欠部41a内に位置し、その切欠
部41a内側面との間に遊びを有するように。
その切欠部41aよシ短い弧を有する扇形突部44aが
形成されるとともに、外周には2叉部44bと、前記係
止突起41bの上面に位置し、その係止突起41bよシ
長い弧を有する係止突部44.  Cとが形成されてお
シ、係止突部’44 eには前記とは別の板ばね45が
作用している。そして、第3図および第4図に示すよう
に、ばね操作片44が一万〇回動位置に配置されて板ば
ね45によシその位置で弾性的に保持されたときKは、
下面の突部44Bがばね彎曲片41の切欠部41aの−
・ 方の側面に係合してばね彎曲片41と協働して細長
ばね片42を一方の弾性付与位置にて保持し、て他方の
位置に回動されたときには、突部44aが切欠部41a
内を遊び分だけ回動した後その切欠部41aの他側面に
係合し、ばね彎曲片41が板ばね45のばね力に抗して
、回動されて、細長ばね片42のばね力付与方向が□切
替えられる。
軸46によシ基板14上に回動可能に支持された付勢方
向切替えレバー47は、その−腕部の先、端に前記ばね
操作片44の2叉部44bに係合するピン57Bが設け
られるとともに、軸支部から側方へ延びる゛腕部の下面
には従動ピン47bが突設され、さらにその軸支部から
基板14の後方に向かって手動操作用の操作片47Gが
突設されている。
そして、後述する説明から明らかなように、前記両回動
片35,36、前記駆動板33および第1係合板1Tに
よシ前記回転カム体2Bから動力を得てキャリジ11を
移送させる移送装置が構成されそいる。又、前記付勢方
向切替えレバー47向を切替えるための移送方向切替え
装置が構成されている。
第8図および第17図に示すように、編成位置の両側て
おける針床1”3上にはそれぞれ起動体、としての右側
切替えカム体48および左側切替えカム体49がそれぞ
れ装置される。第8図に示す右側切替えカム体48は、
その本体部48a’O前縁両側に休止編針1のパラ)1
c間の溝1dに後方から挿脱可能に嵌合する嵌合脚部4
8bを有し。
右側上面には前記付勢方向切替えレバー47の従動ピン
47bと係合可能なカム面4Mを有している。又、第1
7図に示す左側切替えカム体49は、その本体部4Sa
の前縁両側に前記と同様な嵌合脚部49bを有し、左側
上面には前記従動ピン47bと係合可能なカム面49C
を有しており。
そのカム面49Cが前記右側切替えカム体48のカム面
48Cと逆の向きになっている。
そして、付勢方向切替えレノ<−47が第3図の位置に
配置された状態においてキャリジ11が左方へ移動し、
そのキャリジ11が稼働編針群の位・置から外れて、付
勢方向切替えし/<−47の従動ピン47bが左側切替
えカム体49のカム面49Cに係合することにより、そ
の付勢方向切替えレバー47が時計方向に回動されて、
キャリジ11の移動方向が右側に切替えられる。又、そ
の状態からキャリジ11が右方へ移動して付勢方向切替
えレバー47の従動ピン47bが右側切替えカム体4B
のカム面48Cに係合することにより、付勢方向切替え
レバー47が反時計万鼎に回動され、キャリジ11の移
動方向が左側に切替えられる。
ユニご二::::ユニ、6゜ 第6図に示すように、基板14の下面中央部に左右に間
隔をおいて配置した一対の案内板50゜51間には戻シ
位置調節板52が前後動可能に配置され、その前端には
前方に延びるアーム52aが一体形成されている。基板
14の前端には戻シ位置変更ダイヤル53が回動操作可
能に支持され。
その上面には螺旋溝体の調節カム53&が形成されてい
る。軸54によυ回動可能に支持された連結板55は、
その一端のビン55aが前記調節カム53aに嵌合され
るとともに、他端が前記アーム52Bの先端に嵌合連結
されておシ、戻シ位置変更ダイヤル53の回動操作によ
シ、調節カム53aのカム作用に基づき連結板55を介
して戻り位置調節板52が前後方向に移動調節される。
前記両案内板50.・51および戻り位置調節板52の
後端部には編成バット通路56,5.7が形成されてい
る。
編成バット通路56.57の後方には休止バラ、ト通路
58が形成されている。
戻シ位置調節板52には前後方向に延びかつ後方に向か
って開口する収容溝52°bが透設されている。戻り位
置調節板52の下面に固定した取付板59には前記収容
溝52bと対応するバット案第7図および第8図に示す
ように、基板14の上面1はxf!j>ff61゜1.
、r、 り fm7ffへ向が瓢付勢された支持軸60
が前後動可能に支持されている。
、    又、第6図、第7図および第8図に示すよう
に。
基板14に前後動可能に配置された主針作動腕62は前
記支持軸60に取付固定されている。前記主針作動腕6
2の先端には前記収容溝52b内に位置する主針作動体
63が取付けられている。この主針作動体63はその把
持部63aにおいて編 。
成バット通路57内の1本の主編針1のバットICを把
持し、主針作動腕62の前後動にともなってその1本の
主編針1を前後動させる′ようになっている。又、主針
作動体63には前記支持軸60上のスプリング61によ
シ主針作動腕竺2を介して前方へのばね力が付与されて
いる。
戻シ位置調節板52に形成した収容部52eには前記主
針作動体63の前後動軌跡に対して出没用能で1.かつ
スプリング64により突出方向に向かつて付勢された一
゛シ位置規制板65が設けられ、その先端前面には斜−
〇 5 Bが形成されている。
そして、前記主針作動体6゛3.が前方位置から第6図
に実線で示す後方位置に後退するとき′には、その主針
作動体63と前記斜面1i5aとが係合して。
戻シ位置規制板6Sがスプリング64の付勢力に抗して
没入し、主針作動体63の後退が許容される。又、主針
作動体63が後退した後、その後端位置から前進したと
きには、その主針作動体63は戻り位置規制板6Sによ
り係合規制されて所定量以上の前進を阻止される。そし
て、戻り位置規制板6Sにより主針作動体63の前方移
動が規制されたときには、その主針作動体63の把持部
63aが前記編成バット通路57内に位置する。
戻シ位置規制板65の一側に折曲形成された作動突起6
5bは、第8図および第4図に示すように、前記切替え
レバー39の一端に相対しており。
前記係合板用カム溝31のカム作用によシ切替えレバー
39が第8図の位置に配置されたときには、その切替え
レバー39と作動突起65bとの係合によシ戻シ位置規
制板65が没入移動され、前記主針作動体63の前進が
許容゛される。
第7図、第8図および第12図に示すように、前記第1
カム輪29の上面には溝状の第1主針駆動カム66と、
その第1主針駆動カム66と一部が重複し、その第1主
針駆動カム66より深くえぐられた第2主針駆動カム6
7とが形成されて(する。
第7図、第8図および第18図に示すように、基板14
上に立設固定されたレノく一軸63J:にはカラー69
を介して主針作動しN−7Q−が回動お、よび上下動可
能に支持され、その先端が連結リンク71を介して前記
主針作動腕62に連結されている。この主針作動レバー
70はスプリング12によりカラー69とともに下方へ
向かつて付勢されている。主針作動レバー70の中間部
下面には、′その主針作動レバー70の上下動にともな
って前記第1主針駆動カム66又は第2主針駆動カム6
1に選択的に係合する接触ピン70Jlが設けられてい
る。
そして、回転カム体28が矢印Q方向に1回転されると
、第1主針駆動カム66のカム面形状に応じて主針作動
レバー7’(lが左右に回動されて、連結リンク71を
介して主針作動腕62が前方又は後方へ移動され、Cれ
にともなって主編針1を把持した主針作動体63が前方
又は後方へ移動される。以上のようにして、第1カム輪
29が1回転されると、第1主針駆動カム66のカム作
用により1本の主―針1が前記取付板59のバット案内
溝59aに沿って案内されながら前後動され。
その主編針1は第1図の(1)〜(11)に示す運動を
行って、平編の編成が行われる。
第7図、第8図、第14図および第15図に示すように
、前記第1カム輪29の外周の上下には第1.第2外周
カム73.74が形成され、それらは互いに反対側にお
いてt、4ぼ180度の範囲にわたっている。
第14図および第15図に示すように、前記ばね彎曲片
41の上面およびばね操作片44の下面にはそれぞれ互
いに対向するカム面41e、44dが形成されている。
ばね操作片44の外周には従動レバー75がその基端に
おいて回動可能並びに上下動可能に支持され、第7図お
よび第8図に示すように、その中間部には前記第1又は
第2外周カム73.74に選択的に保合可能な接触部1
5aが形成されている。前記従動レバー15はスプリン
グ7Bにより上方へ付勢され、又、この従動レバー75
およびばね操作片44が前記スプリング76よシばねカ
の強いスプリング11により下方へ付勢されている。そ
して、ばね操作片44が第8図に示す回動位置、すなわ
ち左方へのばね力付与位置に配置されたときKは、第1
5図に示すように、ばね彎曲片41およびばね操作片4
4のカム面41c、44aの高部とおしが係合して二従
動レバー75が上方側に位置し、その接触部75aが前
記第1外周カム73の保合範囲に位置する。又、ばね操
作片44が右方へのばね力付与位置に配置されたときに
は第14図に示すように。
前記カム面41G、44dの低部どおしが係合して、従
動レバー75が下方側に位置し、その接触部75&が前
記第2の外周カムT4の係合範囲に位置する。
第7図および第8図に示すように、第1カム輪29の前
方に配置された糸口作動体7sの右端には前記従動レバ
ー75の先端がピン連結されておシ、前記第1又は第2
外周カム73.74のカム作用に基づく従動レバー75
の回動にともなってこの糸口作動体78が左右方向へ移
動される。糸口作動体78にはスプリング79のばね力
が作用していて、その糸口作動体78が常には左方へ向
かつて付勢されるとともに、従動゛レバー75がカム接
触方向に付勢されている。第18図に示すように、前記
糸口作動体78上にはスプリング(図示しない)により
上方へ付勢された前記ラッチ制御板3が上下動可能に取
付けられている。
第18図に示すように、前記ラッチ制御板3の上方には
糸口支持板80が配置されておシ、その糸口支持板80
に形成した糸口取付孔seaには筒状の前記糸口2がそ
の上端において嵌合固定されている、この糸口2は、前
記ラッチ制御板3および糸口作動体78に透設した糸口
挿通孔3a。
7aa内を上下動可能に挿通している。この糸口2は、
第7図に示すように、前記従動レバー75が第2外周カ
ム74に係合して糸口作動体78が左方位置に配置され
たとき忙は、前記主針作動体63に把持された主編針1
の左方に位置し、又、第8図に示すように、従動レバー
75が第1外周カム73に係合して糸口作動体78が右
方位置に配置されたときには、主編針10′右万に位置
する。
糸口支持板80上には編糸Tを糸口2内ヘガイドするた
めの糸ガイド81が固定されている。
第9図に示すように、第1カム輪29の上方に一体的に
設けられた第2カム輪82の外周2箇所には下降駆動カ
ム83.84が形成されている。
又、基板14上に固定した取付板85上には軸86によ
シ下降作動体81が回動可能に支持され、その先端下面
が前記ラッチ制御板3の上面に係合し得るようになって
いる畦ともに、その先端において前記下降駆動カム83
,114に係合し得るようになっており、スブリしグ8
8によシその下降駆動カム83.84との係合方向に付
勢されている。そして、回転カム体28の回転にともな
って前記下降駆動カム83.8・4が下降作動体87に
係合すると、その下降作動体81が第9図に実線で示す
位置に回動されて、その下面とラッチ制御板3とが係合
して、上昇位置のラッチ制御板3が下降される。このラ
ッチ制御板3の上昇、下降のタイミングは、第1図の(
i)および(5)のときに下降され、第1図の(4)お
よび(7)に示すときに上昇される。
第9図および第12図に示すように、第2カム輪82の
外周にはフランジ部89が形成され、その一部には切欠
部89aが形成されている。第9図に示すように、基板
14に一対の軸受90を介して高動可熊に支持さkた下
降作動レバー91は、スプリング92の上昇付勢力によ
り前記フランジ部89の下面に係合する接触ピン91a
を有し。
その前側先端部91bが前記糸口支持板80に折曲形成
した当接部80bの1面に当接している。
そして、前記接触ピン91aが7ランジ部89の下面に
係合しているときには、第13図から明らかなように、
下降作動レバー91が下方回動位置に配置されて、糸口
支持板80および糸口2が下方位置に配置される。又、
接触ピン91aが前記切欠部119a内に位・置して、
スプリング92の付、ヵよよ、−、−□−云−91 #
(J:*[ffl□ゎえときには、糸口支持板80およ
び糸口2が上昇する。このタイミングは、第1図の(5
)のときに下降し、第1図の(7)のときに上昇する。
なお、第9図に示すように、第2カム輪82の下面には
第1副針駆動カム93と、その第1副針駆動カム93と
大部分が重複する第2副針駆動カム94とが形成されて
いる。
5に支持された切替え操作レバー96 はその一端部下面の突部カム96&において前記両カム
93.94間の切替えカム体97を2位置間において切
替え配置するためのものであり、これによりいずれか−
万のカム93.94が860度にわたって選択的に形成
される。
第2カム輪82の右側において、基板14’、hに立設
されたレバー軸118には、第13図に示すように、カ
ラー99゛が上下動可能に取付けられ、そのカラー99
上には副針作動しく<”−1o oが回動可能に支持さ
れており、その副針作動レノ<−1’QOはスプリング
101によりカラー99とともに下方へ向かつて付勢さ
れている。副針作動レバー10’Oには、その副針作動
レバー100が上方位置にあるときに前記第1又は第2
副針駆動カム93.94に係合される接触ピン100a
が設けられている。
又、第9図に示すように、基板14の呻側部には副編針
102が前後動および前後方向の一水平軸線の周シで回
動可能に支持され、前記第1又は第2副針駆動カム93
,94のカム作用による副針作動レバー100の回動に
より前後動される。
前記第2カム輪82の外周には一対の突起カム103が
形成されている。又、軸104によシ基板14に回動可
能に支持された作動レバー105は突起カム103との
係合により、副編針102に対し工前記−水平軸線の周
りの回動を付与する。
以上の副編針102およびその関連機構はゴム編および
とじ編のためのものであシ、ここでは詳述を避ける。
第5図および第18図に示すように、基板j4上には1
個の切替え部材106が前後動可能に配置され、その前
後両端にはガイド孔1(17が透設されておシ、この切
替え部材106はその両ガイド孔1(17において前後
動のガイドのために前記両レバー軸68.98に嵌挿さ
れている。切替え部材106の前後両端上面にはそれぞ
れ低面部106a、106bと、高面部106c、10
6dと、それらの間に位置する斜面部1◎@e、106
fとが形成されている。そして、第18図に示すように
、切替え部材106が後方位置に移動配置されたときに
は、後部側高面部106dとカラー69とが係合して、
主針作動レバー70が高部側に配置される。従って、第
12図に示すように主針作動レバー70の接触ピン70
&が第1主針駆動カム66に係合する。
第5図に示すように、前記切替え部材106の後側部内
側には2叉部106gが突設されておシ。
その2叉部106gには前記駆動板33に突設した嵌合
部33dが嵌合されていて、駆動板33の前後動にとも
なって切替え部材106が一体的に前後動される。
第5図および第12図に示すように、基板14上には板
ばね10Bによυ下方へ向かつて付勢された感知板10
9が上下動可能に支持されており、この感知板10′9
が下方位置に配置されたときには、前記駆動板33の後
端に形成した折曲部33Cがこの感知板109に掛止さ
れて、駆動板33の前方移動が規制される。このため、
駆動板33の前端の接触ピン33bは回転カム体28が
第8図の状態から矢印Q方向に回転されても、送り用カ
ム溝30の外側カム部30b内には進入し得す。
内側カム部り0a内を移動する。
そして、第12図に示すよう゛に、周知のパンチカード
等により作動制御される柄版110が不作動状態にあっ
てその柄版110の突起110aが主編針1と対応して
いない場合には、その主編針1が感知板109と係合し
て押上げばね111の付勢力に抗して下方移動され、感
知板tOSの下方移動が許容される。
感知板109の上面に形成されたアーム109aには、
それぞれ接触ピン109b、109cが突設されておシ
、後側の接触ピン109bは前記切替え操作レバー96
の中間部上面に形成したカム面96b(第9図参照)に
相対し、前側の接触ピン109Cは前記第1カム輪29
の外周上面に係合している。一方、第7図および第12
図に示すように、第1カム輪29の外周上面の一部には
切欠きカム部112が形成されておシ、この切欠きカム
部112と前記接触ピン1oscとが相対したときにの
み、感知板109の第12図に示す下方移動が許容され
、このタイミングは回転カム体28の固転開始時である
。前記接触ピン109Cが切欠きカム部112に相対せ
ず第1カム輪29の外周上面に係合しているとき、感知
板109は上方位置に保持される。
第5図、第18−および第19−に示すように。
基板14上には直流モータ113が設置固定され、その
モータ軸上にはベベルギヤ114が設けられている。第
19図に示すように、基板14上に立設された軸115
上には前記ベベルギヤ114と噛合する別のベベルギヤ
116と、そのベベルギヤ116と一体状の小径のスパ
ーギヤ117とが回転可能に支承されている。又、前記
軸40の上端には前記スパーギヤ117と噛合する大径
のス   ・パーギヤ118が回転可能に支持されてい
る。そのスパーギヤ118の下面において軸115上に
は小径のスパーギヤ117が回転および上下動可能に支
持、され、第14図および第15図から明らかなように
前記スプリング77によシ上万へ付勢されて常には前記
スパーギヤ118の下面に接合するようにされている。
第18図および第20図に示すように、前記スパーギヤ
118の下面には複数(本実施例では4個)の接続凹部
118aが90度ずつの角度を隔てて形成され、又、ス
パーギヤ119の上面には前記接続凹部118aと対応
するように同数の接続凸部119aが90度ずつの角度
を隔てて形成されており、その接続凸部119aは前記
スプリング77の付勢力によシ接続凹部118a内に嵌
合されるようになっている。
前記各接続凸部119aの共通の一側には斜面部119
bが他側には垂直面119Cがそれぞれ形成されている
。そして、大径のスパーギヤ118が第20図の矢印S
方向(第18図において反時計方向)に回転されたとき
(前記モータ113が一方向に回動したとき)には、接
続凸部119aの垂直面119Cと接続凹部118aの
垂直内面との係合を介して小径のスパーギヤ119が同
方向に回転され、又、大径のスパーギヤ118が停止し
ている状態において、小径のスパーギヤ119が矢印S
方向に回転されたとき(後記回転操作輪が手動操作によ
って第18図のQ方向に回転されたとき)には、前記斜
面部119bの作用にょシ、スプリング77のばね力に
抗して小径のスパーギヤ119が下方へ逃げ、その小径
のスパーギヤ119の回転は大径のスパーギヤ118に
は伝達されない。
前記モータ113の起動スイッチ120は第2図に示す
編機本体12に設けられている。
第12図および第18図に示すように、前記第2カム輪
82の外周には前記スパーギヤ119と噛合するギヤ部
121が形成されている。又、第2カム輪82の上面に
は回転操作輪122が固定されておシ、その操作輪12
2をハンドル122a、[て回転操作することによシ回
転カム体28全体が回転される。 、。
従って、モータ1” 1 ”””□3が所定の方向、す
なわち第18図の矢印T方向に回転することにょシ、ベ
ベルギヤ114,116およびスパーギヤ117を介し
てスパーギヤ118が第18図の矢印S方向に回転され
て、接続凹部118aと接続凸部119aとの嵌合関係
を介してスパーギヤ119が同方向へ回転され、そのス
パーギヤ119およびギヤ部121を介して回転カム体
28が矢印Q方向に回転される。又、ハンドル122a
によシ回転操作輪122が所定の方向である矢印Q方向
に回転操作されて回転カム体28が矢印Q方向に回転さ
れた場−合には、第2カム輪82外周のギヤ部121と
の噛合関係を介してスパーギヤ119が矢印S方向に回
転されるが、その回転は接続凸部119aの斜面部11
9bの作用によシスノ<−ギヤ118には伝達されない
。従って、その回転はモータ113には伝達されず、手
動による回転カム体28の回転操作を軽い力で行うこと
ができるとともに、前記モータ113に全く支障を来た
さない。
次に、以上のように構成された手編機の作用を説明する
。  。
さて、第8図はキャリジ11の右方移動が終了し、付勢
方向切替えレバー47の従動ピン47bが右側切替えカ
ム体48のカム面4aC上に係合して、その付勢方向切
替えレバー41が一方の回動位置に切替え配置された状
態を示している。この状態においては、ばね操作片44
が一方の位置に配置されて、細長ばね片42は第1係合
板17に対して左方へのばね力を付与している。又、こ
の第8図の状態(第2切替え状態)においては、係合板
用カム溝31のカム作用により切替えレバー39が一方
〇回動位置に配置されて、長孔39bとビン24aとの
係合を介して取付軸24が後方位置顛配置されるととも
に、長孔390とピン16aとの係合を介して可動軸1
6上の第1係合板17が第1O図の位置に配置されて、
中央部の第8係合板26かくし歯18に係合するととも
に。
第1係合板17の両側の係合部17aがくし歯18から
外れて左右二対の第2係合体23の係脱部23bがくし
歯18に係合している。さらに、この第8図の状態にお
いては、駆動板33の接触ピン33bが送り用カム溝3
0の送りカム部30dの終端に係合してその駆動板33
が後方位置に移動配置され、その両側の駆動片33aが
2腕の回動片35,38に係合し、その両回動片35,
36が第4図の2点鎖線位置に配置されておシ、このた
め、その左方の回動片35の先端が第1係合板17の左
方の規制片17bに係合して、その第1係合板17が右
方位置に配置されている。
さらに、このときには、切替え操作しt<−95が第9
図の位置に配置されて、感知板109の上端の接触ピン
109bが切替え操作レバー96から外れるとともに、
別の接触ピン1090が第1カム輪29の切欠きカム部
112と相対し、しかも、この感知板109と上下に対
向する1本の主編針1は休止位置にあってそのノ、<ツ
ZCが休止バット通路58内にあるため、感知板109
の下面位置から外れている。従って、1その感知板10
・9は板ばね10Bのばね力により第12図に示す下方
位置にあシ、駆動仮33がその後端の折曲部330にお
いて感知板109に掛止され、前方移動を阻止されてい
る。このため、第13図に示すように、切替え部材10
6が後方位置に配置され。
主針作動レバー70が上昇されてその接触ピン70aが
第1主針駆動カム66に係合するとともに、副針作動レ
バー100が下降されて第1゛、第2副針駆動カム93
.94から外れている。
そして、第8図および第15図に示すように、ばね彎曲
片41およびばね操作片44のカム部41c、44dが
それらの高部において係合し、従動レバー75を支持す
るばね操作片44が上昇されて、その従動レバー7−が
上方側に配置されて第1外周カム73と対応する。この
ため、糸口作動体78が右方に位置して、第1図とは左
右が逆でおるが、その第1図の(1)から明らかなよう
に、糸口2が編成を施そうとする主編針1の右方に位置
するとともに、第9図に示す下降作動レノ<−91がフ
ランジ部89の下面と係合してその糸口2が下方位置に
ある。
一方、第6図に赤す主針作動体63は支持軸60上のス
プリング61のばね力によシ前号への移1動力を付与さ
れ、戻り位置規制板65の後縁に係止されて、その位置
で停止されている。
この状態においてスイッチ120によりモータ113が
起動され、そのモータ113が第18図および第19図
の矢印T方向に回転されると、ベベルギヤ114’、’
116.スパーギヤ117,118 、119’4を介
して回転カム体28が矢印Q方向に回転される。従って
、駆動板33の接触ピン33bおまび切替えレバー39
の接触ピン39aがそれぞれ送り用カム溝30および係
合板用カム溝31内をi゛動することになるが、駆動板
33は感知板109により前方移動を阻止されゼいるた
め、送シ用カム溝30の内側案内部30a内を移動し、
その駆動板33と連結された切替え部材106は第13
図に示す後方位置を維持する。
その後切替えレバー39の接触ピン39aが係合板用カ
ム溝31の第1作動部31aに係合すると、そのカム作
用によシ切替えレバー39が矢印孔方向にわずかに回動
されて取付軸24がわずかに前方移動されるが、この場
合には、第8係合板26がくし歯1Bから外れない程度
に若干前方移動されるのみで、可動軸16は回動されな
い。
次に、回転カム体28が所定量回転されて、感知板10
9の接触ピン109Cが第1カム輪29の外周の切欠き
カム部112から外れると、その感知板109が上昇し
て駆動板33の折曲部33Cから外れ、駆動板33が前
方移動できる状態になる。
そして、切替えレバー39の接触ピン39aが係合板用
カム溝31の第2作動部31bに係合すると、そのカム
作用により切替えレバー3Sが第3図の位置から矢印R
方向に回動されて、第1切替え状態となり、第11図に
示すように、取付軸24が大きく前方移動されて第8係
合板26がくし歯18から離脱するとともに、第1係合
板11が回動されて、その係合部17&がトし歯18に
係合した後に、第2係合体23の係脱部23bがくし歯
18から離脱される。
その後、駆動板33の接触ピン33bが送シ用カム溝3
0の送ジーカム部30dに達すると、そのカム作用によ
シ駆動板33が後方へ移動され、その駆動板330両側
の駆動片33aが第4図に示す両回動片3’5.’36
に係合して、その両回動片a 5’l、 3sの前端部
が内方へ回動され、左方の回動片35が左方の規制片1
7bを右方へ押圧する。
ところが、この場合、第1保合板17はその両側の係合
部17aにおいてくし歯18に係合しているので、第1
係合板1Tは右方へ移動し得ない。
このため、キャリジ11には左方への反力が働き、その
キャリジ11は規制孔19の移動許容分だけ左方へ1ピ
ツチ(第4図のPI )移動される。
そして、接触ピン33bが第2作動部atbから外れる
と、切替えレバー39が第8図の位置に復帰して、第8
係合板26かくし歯1Bに係合するとともに、第1O図
に示すように、第2係合体23が゛くし歯18に係合し
た後に、第1保合板1    ′1がくし歯18から離
脱する。
以とのようにして、回転カム体28が1回転するごとに
、キャリジ11が左方へ確実に1ピツチずっ歩進的に移
動する。
以上9ようにして、キャリジ11が左方移動し゛ て、
キャリジ11の下面の主針作動体63が稼働編針群の位
置に連子ると、その主針作動体63の把持部63aK1
本の主編針1のバラ)lcが挾持される。      
      ・そして、この平編の場合にはパンチカー
ドを使用せず、柄版110が不作動位置に保持されてい
るので、第12図に示すように主編針1が下方移動する
ことができ、これにより感知板109が下方位置に移動
し得、切替え部材106が前記と同様に後方位置に配置
される。このため、第8図。
第12図および第13図に示すように、主針作動レバー
70が第1主針駆動カム66に係合し続ける。従って、
その後に引続いて回転カム体28が矢印Q方向へ1回転
するごとに、第7図に示す第1主針駆動カム66のカム
作用により主針作動レバー70が前後に回動されて、連
結リンク71および主針作動腕62を介して前記主針作
動体63が前後動される。又、第1外周カム73と従動
レバー75との係合、離脱およ′び下降作動レノ<−9
1とフランジ部89との係合、離脱によシ糸口2が左右
動および上下動を行う。Cれによシ第1図の(1)〜(
11)に示す平編の編成が行われる。
なお1例えば模様編を行うために前記柄版110が作動
された場合には、主編針1が柄版110の突起110a
と当接して下方移動し得ないので。
感知板109が下降し得す、第8図の状態における駆動
板33の前方移動が許容される。このため、回転カム体
28が第3図の状態からの矢印Q方向へ回転するのにと
もない、駆動板33の接触ピン33bが送り用カム溝3
0の斜面部3Ofに沿って移動し、駆動板33が前方移
動されて、2腕の回動片15,3&から離間する。従っ
て、柄版110が作動された場合には、回転カム体2′
Bが第8図の状態から回転した直後に前記両回動片35
゜36が解放されて第1係合板1Tが左方に1編針ピツ
チ分移動される。
このようにして、キャリジ11が稼働編針群から外れた
後に移動範囲の左端位置に達すると、付勢方向切替えレ
バー41の従動ピン47bが左側切替えカム体49のカ
ム面49eに係合し、その付勢方向切替えレバー47が
第8図の状態から時計方向に回動される。このため、ば
ね操作片44が切替えピン47aと2叉部44bとの係
合を介して第3図の位置から反時計方向へ回動されて、
ばね彎曲片41が同方向へ回動され、細長ばね片42a
彎曲方向が切替えられて第1係合板17に対するばね力
の付与方向が右方となるように切替えられる。従って、
第1係合板17の係合部17aがくし歯18から離脱し
た状態においては、その第1係合板−17が右方へ移動
して、右側の回動片36が右側の規制片1rcに当接で
きる状態となり1回転カム体28の矢印Q方向への回転
にともなって、駆動板33が前後動すると、前記回動片
36の回動は右側の規制片17cに対して左方への力と
なって表われる。6のため、キャリジ11には右方への
反力が働訃−転カム体28が1回転するごとに、キャリ
ジ11は右方へ1ピツチずつ移動する。
又、ばね操作片44が切替え回動されると、第7図およ
び第14図に示すように、ばね操作片44およびばね彎
曲片41のカム面44d、41cがそれらの低部におい
て係合してばね操作片44が下方移動され、従動レバー
75が下方の第2外周カム74と係合し得る状態となり
、その後のキャリジ11の右方移動時には糸口2は前記
とは逆の左右動を行い、前記と同様に平編が編成される
そして、キャリジ11が第8図の位置に来ると。
右側切替えカム体48のカム面41Gにょシ付勢方向切
替えレバー47が切替え回動されて、キャリジ11が再
び左方移動できる状態になる。
以上は、モーター13を駆動源とした平編編成の場合に
ついて説明したが、この平編のように同じ編目が連続す
る場合にはこのモータ駆動のはう)・ が能率的である。これに注し例えば平編中に1個の模様
を入れるには、その部分の前の位置でキャリジ11を伸
圧してキャリジ11を模様編可能な状態に切替えて回転
操作輪122をそのハンドル122aにて矢印Q方向に
回転させればよい。この場合1回転カム体2Bの回転は
そのギヤ部121を介して小径のスパーギヤ119には
伝達されるが、そのスパーギヤ119の接続凸部119
aの斜面部119bのすベシ作用によシ、大径のスパー
ギヤ118やモータ113には伝達されない。
以上のように、付勢方向切替えレバー47の従動ピン4
7bがカム面48e、4Mに係合すると、キャリジ11
の移動方向が自動的に切替えられ、そのキャリジ11は
、カム面4sc、4scに係合する範囲内を歩進的に移
動する。
又、キャリジ11の移動範囲を変更するには。
所望の移動範囲にあわせて、右側切替えカム体4Bおよ
び左側切替えカム体49のいずれか編方又は双方を主編
針1のパラ)18間から外し、そのカム体411.49
のカム面4sc、4scが前記所望の移動範囲の端部に
位置するように、そのカム体4@、49の編方又は双方
をそれらの嵌合脚部48b、49bにおいて休止編針群
のバット間に嵌合してそのカム体411.49を針床1
3上に再びセットすればよい。
さらに、この手編機においては、第1係合板17の係合
部17aおよび第2係合体23をキャリジ11の左右両
端にそれぞれ配置したので、キャリジ11の移動範囲が
針床13のほぼ全域にわたる場合でも、キャリジ11の
移送に支障をきたさない。つまり、キャリジ11が針床
13の左右両端にそれぞれ位置したときには、左右の係
合部17aおよび第2係合体23のうちそれぞれ左方お
よび右方のものかくし歯18から外れるが、他方のもの
かくし歯18に係合し続けるので、キャリジ11の移送
に支障をきたすことはなく、針床13の全域にわたる主
編針1に対して編成を行うことができる。
なお、前記実施例ではこの発明を手編機においてキャリ
ジが歩進移動されるように具体化したが、その他の移動
体の移送装置において具体化することも可能である。例
えば工作機械の送シ台の移送装置やタイプライタのプラ
テンの移送装置などのように歩進送りする移送装置に利
用、応用し得るものである。
発明の効果 以上実施例にて例示したように、この発明は案内体上に
装置された移動体に、常に一方向に回転する回転体と、
その回転体から動力を得て移動体を編方又は他方に一定
量移送させる移送装置と。
その移送装置による移動体の移送方向を前記一方又は他
方に切替える移送方向切替え装置とを設け。
前記案内体には、前記移送方向切替え装置に作用して移
動体の移送方向を切替える起動体を設けたことによシ、
回転体を常時一方向にのみ回転させる単純駆動動作に基
づいて移動体を往復いずれの方向にも移送させることが
でき、移動体の移送方向をかえるたびに前記回転体の回
転方向を変更するわずられしい操作や、そのように逆回
転させる手段を省くことができる。
又、この発明は起動体を案内体上で配置替え可能にした
ことにより、移動体の移送場所や範囲を自在に設定し得
、その設定箇所で移動体を往復移動させることができる
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明を手編機において具体化した一実施例を
示すものであって、第1図は平編の編成方法を示す説明
図、第2図は手編機全体を示す斜視図、第3図は回転カ
ム体とその関連機構とを示す平面図、第4図は移送装置
とその関連機構とを示す平面図、第5図は回転カム体を
除いて示すキャリジの平面−1,−6図はキャリジの底
面図、第7図および第8図はそれぞれキャリジ右行状態
、キャリジ左行状態における主針作動機構を示す平面図
、第9図は主°に糸口作動機構を示す平面図、第1O図
および第11図はそれぞれキャリジ移送機構を示す側面
図、第12図は回転カム体の部分を切断して示す断面図
、第18図は主針作動レバーおよび副針作動レバーの切
替え機構を示す断面図、第14図および第15図はそれ
ぞれキャリジ右行状態、キャリジ左行状態における従動
レバーの切替え機構を主に示す断面図、第16図はばね
彎曲片およびばね操作片を示す平面図、第17図は左側
切替えカム体の平面図、第18図はモータと回転カム体
との間の動力伝達機構を示す平面図。 第19図は同じく側面図、第20図はスパーギヤ間の動
力接離装置を示す断面図である。 バットlc、キャリジ11、針床131回転カム体2B
、駆動板331回動片35,36.切替えレバー39、
ばね彎曲片41.細長ばね片42゜付勢方向切替えレバ
ー47、右側切替えカム体48、左側切替えカム体49
゜ 第 (1) 1図    (6) 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 案内体(13ン上にその長手方向に沿って往復移動
    可能に装置され゛た移動体(11)に、適宜の駆動源か
    ら動力を得て常に一方向に回転する回転体(28)と、
    その回転体(28)の一定量の回転ごとにその回転体(
    28)から動力を得て前記移動体、c 11 )を前記
    長手方向の1万又は他方に一定量移送させる移送装置(
    33,35,36゜39)と、その移送装置(33,3
    5,36,39)に接続され、かつその移送装置(33
    ,35゜36.39)による移動体(11)の移送方向
    を前記−万又は他方に切替える移送方向切替え装置(4
    1j42,4F)とを備え。 前記案内体(13)には、前記移動体(11)の移動に
    伴ない前記移送方向切替え装置(41゜42.47)に
    作用してこれ鷺起動させる仁とに動体(48,49)を
    佛阿たことを特徴とする移動体の移送方向切替え装置。 2 案内体(13)上にその長手方向に沿って往復移動
    可能に装置された移動体(11)に、適宜の駆動源から
    動力を得て常に一方向に回転する回転体(28)と、そ
    の回転体(28□)の一定量の回転ごとにその回転体(
    28)から動力を得て前記移動体(11)を前記長手方
    向の1万又は他方に一定量移送させる移送装置(33,
    35,3g。 39)と、その移送装置(33,35,36,39)に
    接続され、かつその移送装置(33,35゜36 、3
    .9 )による移動体(11)の移送方向を前記−万又
    は他方に切替える移送方向切替え装置(41,42,4
    7)とを備え、 前記案内体(13)には、前記移動体(11)の移動に
    伴ない前記移送方向切替え装置(41,、42.47)
    に作用してこれを起動させることによシ前記移動体(1
    1)の移送方向を切替える起動体(48、49)、と、
    その起動体(48,49)を前記案内体(13)の長手
    方向の所要位置に配置替え可能に支持する支持手段(1
    C)とを備えたことを特徴とする移動体の移送方向切替
    え装置。
JP10981781A 1981-07-14 1981-07-14 移動体の移送方向切替え装置 Pending JPS5813755A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189205A (ja) * 1990-11-20 1992-07-07 Daifuku Co Ltd 自動倉庫用の出し入れ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189205A (ja) * 1990-11-20 1992-07-07 Daifuku Co Ltd 自動倉庫用の出し入れ装置

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