JPS5813753A - 手編機の駆動装置 - Google Patents

手編機の駆動装置

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JPS5813753A
JPS5813753A JP11256181A JP11256181A JPS5813753A JP S5813753 A JPS5813753 A JP S5813753A JP 11256181 A JP11256181 A JP 11256181A JP 11256181 A JP11256181 A JP 11256181A JP S5813753 A JPS5813753 A JP S5813753A
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宏 北沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、編針を1本ずつ前後動させて編目を1個ず
つ編成するようにした手編機に関するも発明の目的 としてモータ又は手動操作を自在に選択できて、編成さ
れる編目に応じた駆動方式を得ることができるようにし
、又、この発明の第二の目的は、手動操作を選択したと
きにはその手動操作による回転動力がモータには伝達さ
れないようにして、その手動操作を軽い力で行い得るよ
うにするとともに、モータに影響を与えることがないよ
うにした手編機の駆動装置を提供することにある。
実施例      。
以下、この発明を具体化した手編機の一実施例を図面に
基づいて説明“′する。この実施例の手編機は、第3図
に示すようにキャリジ11が編機本体9の針床10上に
列設された編針1の配列ピッチと同ピツチで歩進的に移
動し、その停止中において各編針1に順次編目を形成し
ていくものである。
そして、この手編機では平編、ゴム編、巻き1編および
とじ編を行うことができ、以下に平編およびゴム編の編
み方を第1図および第2図を参照、してキャリジは矢印
P方向(右方)に層性するものとする。
はじめに、第1図の(1)〜(11)に基づいて平編の
編成方法を説明する。この場合は第1図の(1)におい
て上から3番目に示された針床上の主編針1に新たな編
目を形成しようとしている。さて、第1図の(1)は主
編針1が後退位置に配置され、円筒状の糸口2がすでに
編成の終了した上から2番目の主編針1に略相対し、そ
の位置で下方側に配置されている。この状態において、
まず主編針1がベラ抜は位置に前進して旧編目のベラ抜
けが行われる(第1図の(2)〜(4))。次に、主編
針1が若干後退するとともに、糸口2が主編針1より上
方に位置するように上昇する(第1図の’(5) )。
その後、糸口2は主編針1の配列ピッチの略2倍分、す
なわち2編針ピツチだけ右方へ移動し、前記8番目の主
編針1の上方を通過して右隣の4番目の主編針1と対向
する。
そして、糸口2が下降して編糸−Tが主編針1のフック
1&とラッチ1bとの間に掛渡され(第1図の(7)〜
′(10))た後に、主編針1がノ。ツクオーバー位置
まで後退して、前記旧編目がノックオーバーするととも
に前記編糸Tによる新たな編目が形成される。なお、ラ
ッチ制御板3は、第1図の(2)、(3)および(5)
、 (6)に示すように、旧編目がベラ抜けすると−き
および編目がラッチ1bに触れるときに、下方に位置し
てラッチ1bの閉じる方向への回動を阻止する。又、絹
地押さえ4は、第1図の(2)〜(4)および(8)〜
(10)に示すように、旧編目がベラ抜けするときおよ
びノックオーバーするときに前進して編地をおさえる。
以上のようにして、前記3番目の主編針1に対して新た
な編目が形成される。その後、キャリジが右方へ1編針
ピツチ分移動するとともに、糸口2が左方へ2編針ピツ
チ分移動す名。従って、次は前記4番目の主編針1に対
して新たな編目を形成できる状態になる。
次に、ゴム編の編成方法を第2図の(1)〜(11)に
基づいて説明する。このゴム編の編成においては、後記
する柄版で上方位置に選択された主編針1に表目を編成
する場合にキャリジに設けられた1、本の副編針5が使
用され、選択されない主編針1によって通常の編目であ
る裏目を編成する場合には副編針5は使用されない。糸
口2.ランチ制御板3および編地押さえ4は、前記平編
編成の場合と同じタイミングで同じ動きをする。さて、
特に表口の編成方法について説明すると、菓2図の(1
)〜(8)に示すように、主編針1は前記第1回出する
とともに旧編目がベラ抜けした後に、副編針5が主編針
1側である左側に回転してそのフック5aが主編針1の
フック1aに引掛る状態になる。次に、主編針1のフッ
ク1aと副編針5のフック5aとが引掛った状態にて、
主編針1が後退するとともに、副編針5が前進して、旧
編目が主編針1側から副編針5に移転され(第2図の(
4月、そして副編針5は単独でさらに前進してそのフッ
クが主編針1のフックから外れるとともに右側に回転し
て通常配置に戻り、移転した旧編目がベラ抜けする。(
第2図の(5))。なお、この副編針5のラッチ5bは
スプリング(図示しない)により常に開く方向に付勢さ
れている。
次に、糸口2が2編針ピツチ分右方へ移動するとともに
、副編針5が後退を開始する(第2図の(60゜そして
、糸口2が下降して編糸Tが副編針5上に掛渡された後
にその副編針5がさらにノックオーバー位置まで後退し
て旧編目がノンフォーバーしその副編針5上に編糸Tに
よるひとつの新たな表目が形成される(第2図の(7)
)。その後、副編針5が再びベラ抜は位置捷で前進して
前記表目のベラ抜けが行われた(第2図の(8))後に
、左側に回転する(第2図の(9))。そして、主編針
1のフック1aと副編針5のフック5aとが引掛った状
態にて主編針1が前進するとともに、副編針5が後退し
、表目が副編針5上から主編針1に移転され(第2図の
(10))、副編針5が右側に回転して通常配置に戻る
ことによりその副編針5が主編針1から外れ、その主編
針1が後退位置に復帰する(第2図の(11))。以上
のようにして、選択された主編針1に対して表目を形成
することができる。又、このゴム編編成に際しては前記
平編の場合と異なり、主編針1が第2図の(4)〜(9
)に示されているときにおいて、はぼ編成準備位置付近
で停止されている。なお、ラッチ制御板3は副編針5の
ラッチ5bの閉じる方向への回動をも防止する。
さて、以下にこの実施例の手編機の構成を第3図以下に
従って説明する。第6図に示すように、キャリジ11の
基板12の下面中央部には左右に間隔をおいて一対の案
内板13.14が固定され、それらの間には戻シ位置調
節板15が前後動可能に配置されている。戻り位置調節
板15には前方に延びるアーム1’5Bが一体形成され
ている。基板12の前端には戻り位置変更ダイヤル16
が回動操作可能に支持され、その上面には螺旋溝状の調
節カム16aが形成されている。前記戻シ位置調節板1
5のアーム15aと戻り位置変更ダイヤル16との間に
は軸17により連結板18が回動可能に支持され、その
一端に設けたピン18aが前記調節カム16Bに嵌合さ
れるとともに、他端が前記アーム15aの先端に嵌合連
結されており、戻り位置変更ダイヤル16を回動操作す
ることにより、調節カム16&のカム作用に基づき連結
板18を介して戻り位置調節板15が前後方向に移動調
節され、その位置で保持される。
前記両案内板13.14および戻り位置調節板15の後
端部には編成バット通路L9’、、 20が形成されて
いる。     。
又、前記編成バット通路19.2(+の後方には休止バ
ット通路21が形成されている。
戻り位置調節板15には前後方向に延びかつ後方に向か
って開口する収容溝15bが透設されている。戻り位置
調節板15の下面には取付板22が固定され、その取付
板子2には前記収容溝15bと対応し、前記編成バット
通路20側に開口するバット案内溝22Bが透設されて
いる。
第7図および第8図に示すように、前記基板12の上面
には取付軸23が前後動可能に支持され、ヤの取付軸2
3はスプリング24により前方へ向かつて付勢されてい
る。第6図に示すように、前 −記一方の案内板13と
基板12の下面との間に前後動可能に配置された主針作
動腕25はその基端部にて前記取付軸23の後端部に取
付固定されている。前記主針作動腕25の先端には前記
収容溝15b内に位置する主針作動体26が取付けられ
ている。この主針作動体26はその下方に開口する把持
部2gaにおいて編成バット通路20内の1本の主編針
1.のバット’tcを前後から把持し、主針作動腕25
の作動にともなってその1本の主編針1を前後動させる
ようになっている′。又、主針作動体26には前記取付
軸i3士のスプリング24によシ主針作動腕25を介し
て前方へのばね力が付与されている。
戻シ位置調舊板15に形成した収容部150には前記主
針作動体2・)6の前後動軌跡に対して出没可能で、か
つヘプ・ルグ27によシ突出方向に向かつて付勢された
戻シ位置規制板28が設けられ、その先端前晶には斜面
2a&が形成されそいる。
そして、前記主針作動体26が戻シ位置規制板28の前
方位置から実線で示す後方位置に後退するときにム、そ
の主針作動体26と前記斜面28Bとが係合して、戻り
位置規制板28がスプリング27の付勢力に抗して没入
し、主針作動体26の後退が許容される。又、主針作動
体26が後退した後、その後端位置から前進したときに
は、その主針作動体26は戻シ位置規制板28により保
合規制されて所定量以上の前進を阻止される。そして、
戻シ位置規制板28にょシ主針作動体26の前方移動が
規制されたときには、その主針作動体26の把持部26
aが前記編成バット通路2o内に位置する。
戻シ位置規制板28の一側には上方へ延びる作動突起2
8bが折曲形成されており、主針作動体26の前方移動
開始時には図示しないレバーがこの作動突起28bに係
合して、戻シ位置規制板2Q−Aζ骨スB、齢資h−主
針作動体26の前進が許容されるようになっている。
第8図、第4図、第7図〜第11図に示すよう□に前記
基板12のほぼ中央に立設固定されたカム軸29には駆
動カム体30が回転可能に支持され、その下方に位置す
る第1カム輪31の上面には溝状の平編用の第1主針駆
動カム32と、その第1主針駆動カム32と一部が重複
し、その第1主針駆動カム32より深くえぐられたゴム
編用の第2主針駆動カム33とが形成されている。
第7図、第8図および第12図、第18図に示すように
、第1.カム輪31の右側において、基板12上にはレ
バー軸34が立設固定され、その外周にはカラー35が
上下動可能に取付けられている。その力7二35上には
主針作動し)<−36が −。
その基端において回動更能に支持され、その先端が連結
リンク37を介して前記主針作動腕25の基端に連結さ
れている。この主針作動レバー36・はカラー35とと
もにスプリング38により下方ヘ向かつて付勢されてい
る。主針作動レバー36の中間部下面には、その主針作
動レバー36の上下動にともなって前記第1主針駆動カ
ム32又は第2主針駆動カム33に選択的に係合する接
触ピン36aが設けられている。
そして、駆動カム体30が矢印Q方向に1回転されると
、第1主針駆動カム32又は第2主針駆動カム33のカ
ム面形状に応じて主針作動レバー36が第7図および第
8図に示す実線位置と2点鎖線位置との間を回動される
。このため、連結リンク37を介して主針作動腕25が
後方位置から前方へ移動され、これにともなって主編針
1を把持した主針作動体26が後方位置から前方へ移動
された後に、その主針作動体26が前方位置から後退移
行し、戻り位置親制御板28をその斜面28aの作用に
より押退けた”後に後端位置に達する。
つまり、駆動カム体30すなわち第1カム輪31が1回
転されると、第1主針駆動カム32又は第2主針駆動カ
ム33のカム作用により主針作動レバー36を介して主
針作動体26が前後動されて、1本の主編針1が前記取
付板22のバット案内溝22aに沿って案内されながら
前後動され、そ゛の主編針1は第1図又は第2図の(1
)〜(11)に、示す運動を行う。この第1図又は第2
図の(1)〜(11)に示す主編針1の運動は、第7図
および第8図において、主針作動レバー36の接触ピン
36aが第1主針駆動カム32又は第2主針駆動カム3
3の(1)〜(11)に示す部分と係合したときに行わ
れる。以上のように、主針作動体26は主編針1のバラ
)ICを挾持して、第1図および第2図の(11)に示
す最大引込み位置と第1図の(2)〜(4)。
および第2図の(2) (8)に示すベラ抜は位置との
間で移動される。このように、前記主針作動レバ   
□−36.主針作動腕25.主針作動体2,6等によシ
、駆動カム体30の回転駆動に基づいて主編針1をノッ
クオーバー位置とベラ抜は位置との間で前後方向に作動
させる針作動部材が構成されている。
なお、主針作動レバー36の接触ピン36aが第1およ
び第2主針作動カム32.33の(11)部分に位置し
たときに主針作動体26が最後端位置に達して、主編針
1が最も後方に位置するが、その第1および第2主針駆
動カム32..33の(11)部分から(1)部分を含
み駆動カム体30の回転開始位置(0)部分までは溝巾
が広くなっているため、この部分においては主針作動レ
バー36がカム形状に関係なく溝巾分だけ回動し得、前
記スプリング24のばね力による前方への移動が許容さ
れる。
従って、一旦後端位置に達した主針作動体26は戻り位
置規制板28に当接するまで前進して主編針1が後端位
置から前進することができる。
さらに、このキャリジ11ri駆動力ム体300回転を
駆動として、その駆動カム体30が1回転するごとに1
編針ピンチ分ずつ左方および右方に歩進移動する。
第7図、第8図および第14図、第15図に示すように
、前記第1カム輪31の外周の上下には第1.第2外周
カム39.40が形成され、それらは互いに反対側にお
いてほぼ180度の範囲にわたっている。
第14図および第15図に示すように、基板12上に立
設された支軸41には上部カム体42および下部カム体
43が嵌挿され、それらの互いに対向する面にはカム面
42a、43Bが形成されでいる。この下部カム体43
は2位置間において  、   ゛回動可能であり、キ
ャリジ11の移動方向が切替えられるごとにいずれか一
方の位置から他方の位置に回動される。上部カム体42
の外周には従動レバー44が回動可能並びに上下動可能
に支持され、第7図および第8図に示すように、その中
間部には前記第1又は第2外周カム39.4Jに選択的
に係合可能な接触部44Bが形成されている。
前記従動レバー44はスプリング45により上方へ付勢
され、又、この従動レバー44および上部カム体、42
が前記スプリング45よシばね力の強いスプリング46
により下方へ付勢されている。
そして、第14図に示すように、下部カム体43が一方
の位置に回動配置されたときには、前記両カム面42a
、43aの高部どおしが係合して、従動レバー44が上
方側に位置し、その接触部44aが前記第1外周カム3
9の係合範囲に位置する。又、第15図に示すように下
部カム体43が他方の位置に回動配電されたときには、
前記カム而42a、43aの低部どおしが係合して、従
動レバー44が下方側に位置し、その接触部44Bが前
記第2外周カム40の保合範囲に位置する。
第7図および第8図に示4.:t−ように、第1カム輪
31の前方に配置された糸口作動体47の右端には前記
従動レバー44の先端ピンが連結されており、前記第1
又は第2外周カム39.40のカム作用に基づく従動レ
バー44の回動にともなってこの糸口作動体47が左右
方向へ移動される。糸口作動体47にはスプリング48
のばね力が作用していて、その糸口作動体47が常には
左方へ向かつて付勢されるとともに、従動レバー44が
カム接触方向に付勢されている。第12図および第13
図に示すように、前記糸口作動体47上にはスプリング
(図示しない)により上方へ付勢された前記ランチ制御
板3が上下動可能に取付けられている。
第4図、第12図および第13図に示すように、前記ラ
ッチ制御板3の上方にはスプリング104により上方に
向って付勢された糸口支持板49が配置されてセリ、そ
の糸口支持板49に形成した糸口取付孔49aには筒状
の前記糸口2がその上端において嵌合固定さ五ている。
この糸口2は、前記ラッチ制御板3および糸口作動体4
7に透設した糸口挿通孔3a、47a内を上下動可能に
挿通している。この糸口2は、第8図に示すように前記
従動レバー44が第2外周カム40に係合して糸口作動
体47が左方位置に配置されたときには、前記主針作動
体26に把持された主編針1の左方に位置し、第7図に
示すように又、従動レバー44が第1外周カム39に係
合して糸口作動体47が右方位置に配置されたときには
、主編針1の右方に位置する。糸口支持板49上には編
糸Tを糸口2内ヘガイドするだめの糸ガイド50が固定
されている。
第5図および第9図に示すように第1カム輪31の上方
に一体的に設けられた第2カム輪51の外周2箇所には
下降駆動カム52..53が形成されている。又、基板
12上に固定した取付板5−上には軸55により下降作
動体56が回動可能に支持され、第16図に示すように
、その先端下面に形成した斜面56&が前記ラッチ制御
板3の上面f葆を1徂スよらf力っていふ2と本に、そ
の先端において前記下降駆動カム!2..53に係合し
得るようになっており、スプリング57によりその下降
駆動カム52,53との係合方向に付勢されている。そ
して、駆動カム体30の回iにともなって前記下降駆動
カム52.53が下降作動体56に係合すると、その下
降作動体56が第9図に実線で示す位置に回動されて、
その下面とラッチ制御板3とが係合して、上昇位置のラ
ッチ制御板3が下降される。このラッチ制御板3の上昇
、下降のタイミングは、第1図および第2図の(2)お
よび(5)のときに下降され、第1図および第2図の(
4)および(7)に示すときに上昇される。
第9図および第17図に示すように、第2カム輪51の
外周にはフランジ部58が形・成され、そ、 の一部に
は切欠部58aが形成されている。第9図に示すように
基板12に一対の軸受59を介して回動可能に支持され
た下降作動レバー60は、スプリング61の上昇付勢力
により前記フランジ部58の下面に係合する接触ビン6
0Bを有し、その前側先端部60bが、前記糸口支持板
49に折曲形成した当接部491)の上面に当接してい
る。
そして、前記接触ピン60aがフランジ部5Bの下面に
係合し7ているときには、第12図および第13図から
明らかなように、下降作動レバー60が下方回動位置に
配置されて、糸口支持板49および糸口2が下方位置に
配置される。又、接触ビン60aが前記切欠部58a内
に位置して、スプリング61の付勢力により下降作動レ
バー60が上昇回動されたときには、糸口支持板49お
よび糸口2が上昇する。このタイミンクは、第1図およ
び第2図の(5)のときに下降し、第1図および第2図
の(7)のときに上昇する。
第9図に示すように、前記第2カム輪51の下面にはゴ
ー編用の第1副i′駆動力・62と、その第1副針駆動
カム62と大部分が重複する第2副針駆動カム63とが
形成されている。第1副針駆動カム62と第2副針駆動
カム63との間には軸64により切替えカム体65が2
位置間に回動可能に支持され、第9図に示すように、一
方の位置に配置されたときには第1副針駆動カム62が
360度にわたって形成され、又、他方の位置に配置さ
れたときには第2副針駆動カム63が360度にわたっ
て形成される。板ばね66は切替えカム体65のビン6
5aに作用してその切替えカム体65を前記2位置に弾
性的に保持する。
軸67に支持された切替え操作レバー68はその一端部
下面の突部カム68aにおいて切替えカム体65を2位
置間において切替え配置するだめのものである。
第2カム輪51の右側において、基板12上に立設され
たレバー軸゛69には、第12図および第13図に示す
ように、↓ラー70が上下動可能に取付けられ、そのカ
ラー70上には副針作動レバー71が回動可能に支持さ
れておシ、その副−針作動レバー71はスプリング72
によりカラー70とともに下方へ向かつて付勢されてい
る。副針作動レバー71には、その副針作動レバー71
が上方位置にあるときに前記第1又は第2副針駆動カム
62.63に係合される接触ビン71&が設けられてい
る。
第2カム輪51の左側において、基板12の上面には取
付軸74が前後動可能に支持されている。
その取付軸74はスプリング75により前方に向かつて
付勢されている。取付軸74の前端己は支持体76が固
定され、第5図に示すようにその下端には1本の副編針
5が前後方向の一水平軸線の周りで回動可能に支持され
ている。この副編針5は前記各編成時において前記主編
針1の前後動位置の若干右側方に位置している。又、前
記副針作動レバー71の先端と支持体76との間には連
結リンク77が設けられている。
第5図に示すように、基板12の前端に固定された支持
板78には軸79により回動レノ<−SOが支持されて
いる。その回動レバー80はスプリング81により第5
図の反時計方向に向かつて付勢されている。ビン82は
回動レノ’−80の回動範囲を規制するだめのものであ
る。又、前記副編針5の基端に固定された連動レバー8
3は連結棒84を介して前記回動レバー80の一端2叉
部80aに連結されている。従って、副縦針5は回動レ
バー80の回動にともなって回動される。
第5図及び第9図に示すように前記第2カム輪51の外
周には互いにほぼ180度隔てて一対の突起カム85が
形成されている。又、基板12の上面には軸86により
作動レバー87が回動可能に支持され、その一端が前記
回動レバー80に形成したビン80bに相対するととも
に、他端が前記突起カム85の回転軌跡内に位置してお
り、突起カム85と作動レバー8Tとが係合することに
より回動レバー80が前記スプリング81のばね力(抗
して第5図の2点鎖線位置に回動されて、副編針5が主
編針1側に回動される。
そして、切替え操作レバー68が一方の位置に切替え配
置さ孔、その切替え操作レバー68の下面の突部カム6
8aによシ切替えカム体65が一方の位置に配置されて
、第1副針駆動カム62が860度の範囲にわたって形
成された状態において駆動カム体30が矢印Q方向に1
回転されると、第1副針駆動カム62のカム作用によシ
副針作動レバー71が実線位置と鎖線位置との間で回動
さ゛ れる。従って、連結リンク77を介して支、特休
76が前後動され、これにより副編針5が第2図の(1
)〜(11)にポス前後運動を行う・この場合・竺j針
作動レバー71の接触ピン71aが第1副針駆動カム6
2の(1)〜(11)の部分とそれぞれ係合したときに
副編針5について第2図の(1)〜(11)に示す動作
が行われる。          4又、駆動カム体3
0の矢印Q方向への回転にともない前記接触ピン71a
と第1副針駆動カム62の(3)部分および(9)#分
、どが保合したときに、作動レバー87が突起カム85
に係合して、第゛9図に2点鎖線で示すように、その作
動レバ、−87がはねられるようにして回動される。こ
れにより、  。
回動レバー80が第5図の実線位置と鎖線位置との間で
回動されて、連結棒84および連動レバー83を介して
、第2図の(3)〜(9)に示すように副編針5が一旦
反時計方向に回動された後時計方向に戻り、これによっ
てそのフック5aは一旦主編針1のフックla’に引掛
は可能な傾斜配置状態をとった後通常の配置状態に復帰
する。
以上のよ、うに、副針作動レバー71.支持体76等に
よシ、駆動カム体30の回転駆動に基づい゛・1:、、
°て副編針5を前後方向に作動させる□副針作動部材が
構成されている。
なお、切替え操作レバー68が他方の位置に回動されて
第2副針駆動カム63が860度にわたって形成された
ときには、副編針5が前記とは別の運動を行う。
第9図、第12図および第18図に示子ように、基板1
2上には1個の切替え部材8Bが前後動可能に配置され
、その前後両端にはガイド孔89が透設されており、こ
の切替え部材88はその両ガイド孔89において前記前
後動のガイドのために前記両レバー軸34.69に嵌挿
されている。切替え部材88の前後両端上面にはそれぞ
れ低面部88a、ssbと、高面部81,88dと、そ
れらの間に位置する斜面部see、aafとが形成され
ている。そして、第12図に示すように、切替え部材8
8が後方位置に移動配置されたとき・には、後部側高面
部88dとカラー35および前部−低面部88aとカラ
ー70と して、主針作動レバー36が高部側に、副針作動レバー
71が低部側に配置される。従って、第10図に示すよ
うに主針作動レバー36の接触ピン36&が平編編用の
第1主針駆動カム32に係合するとともに、副針作動レ
バー71の接触ピン71aが第1および第2副針駆動カ
ム62.6’3から下方に脱出して、平編の状態となる
又、第13図に示すように、切替え部材88が前方へ移
動配置されたときには、両カラーj5゜70が斜面88
f、8B(j上を摺動して後部側低面部88b、前部側
高面部88Cにそれぞれ係合し、これによυ主針作動レ
バー36が低部側に、副針作動レバー71が高部側に配
置される。従って、主針作動レバー36の接触ピン31
aがゴム編用の第2主針駆動カム33に係合するととも
に、i1j針作動しく<−71の接触ピン71Bが第1
又は第2副針駆動カム62.63に係合する。
第10図お1び第11図に示すように、基板12上には
回正しないスプリングにより下方に向かつて付勢された
感知板90が上下動可能に支持されており、第10図に
示すように、この感知板90が下方位置に配置された゛
ときには、前記切替え部材88と連結された移動板73
の前方移動が阻止されて前記切替え部材88が第12図
に示す後方位置に保持され、又、第11図に示すよ馴に
、感知板90が上昇されたときには、前記移動板73が
前方移動可能な状態になって切替え部材88の前方移動
が許容される。
前記感知板90の下面は前記主針作動体26に把持され
た1本の編針1のバット1cに相対しておシ1周知のパ
ンチカード等によシ作動制御される柄版91が不作動状
態にあってその柄、板91の突起91aが主編針1と対
応していない場合には、その主編針1が感知板9oの下
面と係合して押上げばね92の付勢力に抗して下方移動
される。
感知板90の上面に形成1.されたアーム90&に−は
、それぞれ接触ビンsoJ secが突設されレバー6
8の中間部上面に形成したカム面68b(第9図参照)
に相対し、前側の接触ビン9ocは前記第1カム輪31
の外周上面に係合している。
一方、第7図、第8図および第1θ図、第11図に示す
ように第1カム輪31の外周上面の一部には、切欠きカ
ム部93が形成されており、この切欠きカム部93と前
記接触ビン90Gとが相対したときにのみ、感知板9o
の第8図に示す下方移動が許容され、このタイミングは
第1カム輪31が(0)位置からほぼ(2ン位置の間に
位置したとき、すなわち、駆動カム体3oの回転開始時
そある。
前記接触ビン90cが切欠きカム部93に相対せず第1
カム輪31の外周上面に係合しているとき、感知板90
.は上方位置に保持される。
第4図、第18図および第19図に示すように、基板1
2上には直流モー!94が設置固定され、そのモータ軸
上にはベベルギヤ95が設けられている。第19図に示
すように、基板12上に立設 。
された軸9B上には前記ベベルギヤ95と噛合する別の
ベベルギヤ97と、そのベベルギヤ97七一体状の小径
のスパーギヤ98とが回転可能に支承されている。又、
前記軸41の上端Kt:j前記スパーギヤ98と噛合す
る第1回転体としての大径のスパーギヤ99が回転可能
に支持されている。
そのスパーギヤ99の下面において軸41上には第2回
転体としての小径のスパーギヤ100が回転および上下
動可能に支持され、第14図および第15図から明らか
なように前記スプリング46によシ上方へ付勢されて常
には前記スパーギヤ99の下面に接合するようにされて
いる。第18図および第20図に示すように、前記スパ
ーギヤ99の下面には複数(本実施例では4個)の接続
口。
部99aが90度ずつの角度を隔てて形成され、又、ス
パーギヤ1 ’0’ (Iの上面には前記接続凹部99
aと対応するように同数の歯状の接続凸部10゜Qaが
90度ずつの角度を隔てて形成されておシ、その接続凸
部100aは前6記スプリング46の付勢力により接続
凹部99a内に噛合されるよ′うになっている。前記各
接続凸部100Bの共通の一側には斜面部100bが他
側には垂直面100.Cがそれぞれ形成されている。そ
して、大径のスパーギヤ99が第20図の矢印S方向(
第18図において反時計方向)に回転されたとき(前記
モータ94が一方向に回動したとき)には、接続凸部1
00aの垂直面1009と接続凹部99aの垂直内面と
の保合を介して小径のスパーギヤj00が同方向に回転
され、又、大径のスパーギヤ99が停止している状態に
おいて、小径のスパーギヤ100が矢印S方向に回転さ
れたとき(後記回転操作輪が手動操作によって第18図
のQ方向に回転されたとき)には、前記斜面部toob
の作用−より、スプリング46のばね力に抗してスパー
ギヤ100が下方へ逃げ、小径のスパーギヤ100の回
転は大径のスパーギヤ99には伝達されない。
第4図、第10図、第11図および第18図に示すよう
に前記第2カム輪51の外周には前記スパーギヤ100
と噛合するギヤ部101が形成されている。又、同じく
第4図、第1θ図、第11図および第18図に示すよう
に第2カム輪51の上面には回転操作輪102が固定さ
れており、その操作輪102をハンドル102aにて口
重操作することにより1駆動力ム体30全体が回転され
る。
前記モータ94は第8図に示す針床10上のスイッチ1
03により起動される。
従って、モータ94が所定の方向、すなわち第4図の矢
印T方向に回転することにより、ベベルギヤ95,97
及′びスパーギヤ98を介してスノく−ギャ99が第2
0図の矢印S方向に回転されて、接続凹部99aと接続
凸部100aとの噛合関係を介してスパーギヤ100が
同方向へ回転され、そのスパーギヤ100およびギヤ部
101を介して駆動カム体30が矢印Q方向に回転され
る。又、ハンドル102aにより回転操作輪102が所
定の方向である矢印Q方向に回転操作されて駆動゛カム
体30が矢印Q方向に回転された場合には、第2カム輪
51tA周のギヤ部101との吻合関係を介してスパー
ギヤ100が矢印S方向に回転されるが、その回転は接
続凸部100aの斜面部100bの作用により接続凹部
99aと接続凸部10゜Oaとの噛合が断続的に外され
、スパーギヤ99には伝達されない。従って、その回転
はモータ94には伝達されない。
次に、以上のように構成された手編機における駆動装置
の作用をまず平編編成において説明する。
さて、キャリジ11が編成中の左端に位置したときには
、第、8図および第15図に示すように、支軸41上の
下部カム体43が一方の位置に回動配置ヶゎ7、よ部ヵ
’m体42カ、171位1、ヶ動レバー44が下方側に
配置されて第2外周カム40と対応し、その位置におい
てその第2外周カム40か′ら外れている。このため、
糸口作動体47が左方に位置して、第1図の(1)から
明らかなようK、光信2が編成を施そうとする主編針1
の左方に位置する。
又、第6図に示す主針作動体26は取付軸23上のスプ
リング24のばね力によシ前方への移動力を付与され、
戻シ位置規薊板28の後縁に係止されて、その位置で停
止されており、その゛主針作動体26の把持部26aに
編成準備位置にある1本の主編針1のバットICが把持
されている。
さらに、このときには、切替え操作レノ<−68が第9
図の位置に配置されて、感知板90の上端の接触ピン9
0hが切替え操作レバー68から外れ、感知板90が下
方移動できる状態にある。
そして、この平編の場合にはノくンチカードを使用せず
、柄版91が不作動位置に保持されているので、第10
図に示すように主編針1が下方移動することができ、ど
れにより感知板90が下方位置にあシ、移動板73が前
方移動し得す、切替え部材88が後方位置に保持される
。このため、第10図および第12図に示すように、主
針作動レバー36が上方側に1針作動レバー71が下方
側にそれぞれ配置されて、その主針作動レバー36の接
触ピン36aが第1主針駆動カム32に係合するととも
に、副針作動レバー71の接触ピン71aが第1.第2
副針駆動カム62.63から外れる。
れると、ベベルギヤ95.97を介して大径のスパーギ
ヤ99が第20図の矢印S方向に回転され、さらに、そ
?スパーギヤ99の接続凹部99aと小径のスパーギヤ
100の接続凸部100aとの噛合関係を介してその小
径のスパーギヤ100も一矢印S方向に回転され、ギヤ
部101との噛合を介して駆動カム体30が矢印Q方向
に回転される。
駆動カム体30が矢印Q方向に回転されると、第1主針
駆動カム3・2のカム作用により主針作動レバー36が
第8図の実線位置から2点鎖線位置方向に回動される。
この場合、戻り位置規制板28が主針作動体26の移動
軌跡から外れるように没入される。ので、主針作動レバ
ー36の回動にともなう主針作動体26の前進が許容さ
れ、第1図の(1)〜(4)に示すように、主編針1が
前進して旧編目がベラ抜けする。
次に、主針作動レバー36が若干復動し、主針作動体2
6を介して第1図の(5)に示すように主編針1が若干
後退するとともに、第17図に示すフランジ部58の切
欠部58aが下降作動レバー60の接触ビン608に相
対して、スプリング61によりその下降作動レバー60
が上方回動して糸口2が上昇した後に、第1カム輪31
の外周の第2外周カム40が従動レバー44に係合して
その従動レバー44が2点鎖線位置まで回動され、糸口
作動体、47が右方へ移動されて第1図の(6)に示す
ように、糸口2が右方へ2編針ピツチ分移動される。そ
して、前記切欠部588が前記接触ビン60aから外れ
、再びフランジ部58の下面に係合すると、第1図の(
7)〜(10)に示すように糸口2が下降され、編糸T
が主編針1のフック1aとラッチ1bとの間に掛渡し状
態にて供給される。
その後、主針作動レバー36の接触ビン36aが第8図
の実線位置に回動復帰して主針作動体26が後方移動す
る。このため、その主針作動レバー36が、前記戻り位
置変更ダイヤル16により前後位置を調節されている戻
シ位置規制板28の斜面28Bに係合してそ、の戻り位
置規制板28をスプリング27のばね力に抗して収容部
15C内( に押退けた後に、取付軸23上の前記スプリング24の
ばね力により戻シ位置規制板28の後縁にて停止される
従って、第11図の(11)に示すように、主編針1が
後退して旧編目がノックオーバーし、新たな編目が裏目
にて形成される。
そして、1本の主編針1に対して編成が終了し、駆動カ
ム体30の1回転が終了に近付くとキャリジ11が右方
へ・1編針ピツチ分移動される。
このようにして、各編針1に対して編成を行い、1段の
編成が終了してキャリジ11が編成中潮の右方に位置し
たら、第14図に示すように、下部カム体43が切替回
動されて、両カム体42.43のカム面42a、43B
の作用により、従動レバー44がL刃移動され、第1外
周カム39と対応す゛る。このため、第7図から明らか
なように、糸口作動体47の編成開始前における停止位
置および編成時における移動方向が逆になシ、キャリジ
11の左行にともなう編成を前記と同様に行うことがで
きる。
次に、ゴム編の編成について説明する。例えば、所謂1
目ゴム編を行うとすると、有孔部と無孔部とが11a針
毎交互に記録されたパンチカードを編機本体9にセット
し、キャリジ11の摺動にともないそのパンチカードに
従って柄版91を作用、不作用各位置に作動し得る状態
にするとともに、切替え操作レバー68を第9図の位置
に保持する。
従って、感知板90が下方移動できる状態に保持される
とともに、ゴム編用の第1副針駆動カム62が360度
にわたって形成される。
この状態でモータ94によって駆動カム体30を矢印Q
方向へ回転させ、キャリジ11を左方又は右方へ歩進的
に移動させれば、前記パンチカードの有孔部と無孔部と
に対応して表目および裏目が編成される。つまり、パン
チカードの無孔部と対応する主編針1の編成時には、第
10図に示すように感知板90が主編針1とともに下方
移動し、第12図に示すように切替え部材88が後方位
置に保持される。従って、第10図に示すように主針作
動レバー36が第1主針駆動カム32に係合するととも
に、副針作動レバー71の接触ピン71aが第1および
第2副針駆動カムs:、’、s、aから下方に離脱し、
駆動カム体30の回転にともな用により主編針1が第1
図の(1)〜(11)に示す運動を行うとともに、第1
又は第2外周カム39゜40およびフランジ部58の切
欠部58Bの作用によシ撲口2が同じく第1図の(1)
〜(11)K示す運動を行って裏目が形成される。
又、パンチカードの有孔部と対応する主輪!′1 “の
編成時には、第11図に示すように、その主編針1が柄
版91の突起91aによシ下駒移動できないので、感知
板90の接触ピン9jaが切欠きカム部93に対向して
も、その感知板80は下動・′・・ °)□′ ることかでき、切替え部材88が第18図に示すように
前方へ移動される。このため、第11図に −示すよう
に主針作動レバー36が下方位置に配置されてその接触
ピン36Bが第2主針駆動カム33に係合するとともに
、副針作動レバーT1が上方位置に配置されてその接触
ピン71aが第1副針駆動カム62に係合する。
従って、駆動カム体30の回転に基づく第2主針駆動カ
ム33のカム作用により主編針1が第2図の(1)〜(
11)に示す運動を行う。又、第1副針駆動カム62の
カム作用によシ副針作動レバー71が第9図の実線位置
から2点鎖線位置の方向に回動され、連結リンク77を
介して支持体76が前方移動されて、第2図の(1)〜
(8)に示すように副編針5が前進する。そして、第2
カム輪51の外周の−、方の突起カム85が作動レバー
87に係合して回動し・′−80が第5図の2点鎖線位
置に回動され、第2図(8)に示tように副編針5がそ
のフック5aにおいて主編針1のフック1aに引掛けら
れた後に前進することにより、編目が副編針5に移転さ
れてベラ抜けする(第2図の(5))。
その後、第1副針駆動カム62のカム作用により副編針
5が後退し、糸口2によりそのフック5a上に編糸Tが
供給され、旧編目がノックオーバーして新たな編目が表
目にて形成される(第2図の(6) (7) )。次に
、同じく第1副針駆動カム62のカム作用により副編針
5がベラ抜は位置に前進した後に、後退に移行しく第2
図の(8))、他方の突−起カム85が作動レバー87
に係合して副編針5が回動され、主編針1に引掛けられ
てその状態でさらに後退することにより、前記新たな編
目が主編針1に移転される(第2図の(9) (10)
 )。そして、主編針1が後退してそのフック1a上に
新たな表1による編目が設けられる。
以上のように、パンチカード上の無孔部と対応する主編
針1については裏目が形成されるとともに、パンチカー
ド上の有孔部と対応する主編針1については表目が形成
されて、このくり返しによりゴム編が行われる。
このように、モータ94の回転駆動にともなって駆動カ
ム体30が矢印Q方向へ回転されると、その駆動カム体
30上の主針駆動カムおよび個1針駆動カムのカム作用
により1本の主編針1又は晶11編針5が前後方向に作
動されて裏目又は表目が編成される。しかも、以上のよ
うに編成のための駆動をモータにより行い得るので、編
成に要する労力を大幅に軽減し得、特に平編やゴム編の
ようにキャリジ11を連続的に移動させて編成を行う場
合はきわめて効率的である。
これに対し、平編中に1個の模様番人れたりするには、
編成駆動を手動操作により得るほうが便利である。、つ
まり、このような場合には、模様編の部分の手前でモー
タ94を停止してキャリジ11を停止させ、キャリジ1
1を模様可能な状態に切替える。そして、その状態で回
転操作輪102のハンドル102aを手動操作して駆動
カム体30を矢印Q方向に回転させればよい。この場合
、駆動カム体30の回転はそのギヤ部101を介して小
径のスパーギヤ100には第20図の矢印S方向への回
転として伝達されるが、そのスパーギ’    ヤ10
017)接続凸部100aの斜面100 bノすべり作
用により大径のスパーギヤ99に伝達されない。このた
め、駆動カム体30の回転操作を軽は全く支障をきたさ
ない。このように、編成駆動を手動操作により行なえば
所望の位置に対する模様編を位置ズレが生じたりするこ
となく間違いなく行うことができる。
発明の効果 以上実施例にて例示したように、この発明は編針を1本
ずつ前後動させて編目を1個ずつ編成するようにした手
編機を対象として、特に回転駆動体に、これを手動操作
によって回転させる手動操作部材と、モータと番それぞ
れ連繋し、Q回転駆動体を手動操作部材とモータとで択
一的に駆動できるようにしたことにより、編成に応じた
駆動方式を任意に選択できて、その編成を効率的に誤り
なく行い得る優れた効果を発揮する。
又、この発明は回転駆動体とモータとの間に、そのモー
タの駆動力を前記回転駆動体に伝達させ、かつ手動操作
部材に基づく回転駆動体の回転時にその回転動力がモー
タに伝達されないようにその回転動力を遮−断する動力
接離装置を設けたことにより、回転駆動体を手動回転す
る場合その操作を軽い力で行うことができるとともに、
モータに全く影響を与えることがない効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は平編の編成方法を示す説明図、第2図はゴム編
の編成方法門示す説明図、第8図以下はこの発明を具体
化し足手編機を示すものであって、第8図は手編機の全
体を示す斜視図、第4図はキ  。 ヤリジの正面図、第5図は副輪針の作動機構を示す正面
図、第6図はキャリジの底面図、第7図お右行時におけ
る主針駆動カムとその関連機構とを機構とを示す平面図
、第10図および第11図は分を切断して示す断面図、
第12図および第18図はそれぞれ平編時およびゴム編
時において主に主、副側針作動レバーの切替え機構を示
す断面図、時、キャリジ右行時において主に従動レバー
の切替え機構を示す断面図、第16図はラッチ制御板を
下降させる機構を示す拡大断面図、第17図はフランジ
部と下降作動レバーとの関係を示す側面図、第18図は
モータおよび回転操作輪と駆動カム体との間の動力伝達
機構を示す平面図、第19図はモータと小径のスパーギ
ヤとの間の動力伝達機構を示す側面図、第20図は大径
および小径のスパーギヤ間の動力接離装置を示す拡大断
面図である。 主編針1、副輪針5、針床10、キャリジ11、駆動カ
ム体30、主針作動レバー36、副針作動レバー71、
直流モータ94、スパ−ギヤ間9゜100、接続凹部9
9a1接続凸部100a、回転操作−102゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 針床(10ン上に装架されたキャリジ(11)に、
    1本の編針(t、s’)を前後方向に作動する針作動部
    材(36,71等)と、編目編成に際して一軸線の周り
    にて回転することにより前記針作動部材(36,71等
    )に編針駆動動作を与える回転駆動体(30)とを備え
    た手編機において、前記回転駆動体(30)に、これを
    手動操作によって回転させる手動操作部材(102)と
    、モータ(94)とをそれぞれ連繋し、     、前
    記回転駆動体(30)を前記手動操作部材(102)と
    モータ(94)とで択一的に駆動できるようにしたこと
    を特徴とする手編機の駆動装置。 2 針床(10)上に装架されたキャリジ(11)に、
    1本の編針(1,’5.)を少なくともノンフォーバー
    位置とベラ抜は位置との間で作動する針作動部材(a 
    s 、、、r 1等)と、編目編成に際して一軸線の周
    シにて一方向に回転することにょシ前記針作動部材(3
    6,’71等)に編針駆動動作を与える回転駆動体(3
    o)とを備えた手編機において、 前記回転駆動体(3o)に、これを手動操作によって回
    転させる手動操作部材(102)と、一方向に回転する
    モータ(94)とをそれぞれ連繋し、 前記回転駆動体(3o)とモータ(94ンとの間に、そ
    のモータ(94)の駆動力を前記回転駆動体(30)に
    伝達させ、かつ前記手動操作部材(1oz)に、基づく
    回転駆動体(3o)の回転時にその回転動力が前記モー
     ゛ ないよ−うにその回転動力を遮断する動力接離装置を設
    けたことを特徴とする手編機の駆動装置。 8 前記動力接離装置を、前記モータ(94)に連動回
    転可能に連結された第1回転体(99)と前記回−駆動
    体く30)に連動回転可能に連結され、かつ前記第1回
    転体(99)に対して相対的に接近および離隔する方向
    に移動可能であって常にばばね作用により接近する方向
    に付勢された第2回転体(100)と、その第1.第2
    回転体(99)(100)の対向する部分に設けられ、
    かつ前記モータ(94)に基づいて前記第1回転体(9
    9Jが一方向に回転したときに噛合して前記第2回転体
    (100)を一方向に回転させるとともに第2回転体(
    ’:、、、’ 10’ 、 、(l Fが前記一方向に
    回転したときに前記噛合を外してその第2回転体(10
    0)をばね作用に抗して前記離隔する方向に移動させる
    歯状の噛合手段(99a、100a)とによって構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲笛2項に記載の手編
    機の駆動装置。
JP11256181A 1981-07-18 1981-07-18 手編機の駆動装置 Granted JPS5813753A (ja)

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JP11256181A JPS5813753A (ja) 1981-07-18 1981-07-18 手編機の駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63202776U (ja) * 1987-06-19 1988-12-27

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JPS63202776U (ja) * 1987-06-19 1988-12-27

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