JPH04189205A - 自動倉庫用の出し入れ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば建屋内に配設され、荷の保管を行う
とともに、荷の出し入れを自動的に行えるようにした自
動倉庫用の出し入れ装置に関するものである。

従来の技術 従来の自動倉庫としては、たとえば特開昭６２−１５７
１０４号公報に見られる構成が提供されている。

この従来形式の受は渡し装置（出し入れ装置）は、その
走行機体の前後に振り分けて法例レールに支持案内され
る車輪を有し、そして何れかの車輪を走行駆動装置に連
動連結している。

発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、出し入れ装置自体と取り扱う
物品との加算した荷重を支持しなければならないことか
ら、前後の車輪としては軸径の大きなものを使用しなけ
ればならず、それに応じて走行機体の上下高さが高くな
る。その結果、走行機体の大形化を招くとともに、昇降
台の下降限レベルが高くなって保管棚の大形化も招くこ
とになる。

本発明の目的とするところは、走行機体や棚の小形化、
コンパクト化を可能にした自動倉庫用の出し入れ装置を
提供する点にある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の自動倉庫用の出し
入れ装置は、複数の区画収納空間を有する棚と、この棚
の前面に沿った一定経路上を床レールに支持案内されて
走行自在な出し入れ装置とを有する自動倉庫において、
前記出し入れ装置は、走行機体の下部で前後方向の一端
側に前記床レールに支持案内される駆動輪を有し、そし
て他端側に左右方向軸を介して支持部材を上下揺動自在
に取り付けるとともに、この支持部材の左右方向軸に対
する前後位置に、床レールに支持案内される従動輪を遊
転自在に設けている。

作用 かかる本発明の構成によると、走行機体の他端側に掛か
る荷重は一対の従動輪により二分割して支持し得、これ
により従動輪は軸径を小さくしても輪圧に耐え得る。ま
た床レールの走行路面が凹凸していたとき、支持部材が
左右方向軸の周りで上下揺動することで一対の従動輪を
常に接地させ得、荷重の二分割を維持し得る。

実施例 以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

１は上下方向ならびに左右方向に複数の区画収納空間２
を有する棚で、通路３を置いて一対並設しである。前記
通路３内には、棚１の前面に沿った一定経路４上を走行
自在な出し入れ装置５が配設され、この出し入れ装置５
は、床レール６に支持案内される走行機体７と、この走
行機体７の中間部から立設した支柱８と、この支柱８の
前面側で支持案内される昇降台９と、この昇降台９上で
横方向に出退自在に設けた出し入れ具ＩＯとから構成さ
れる。

前記床レール６は、断面がＵ字形で引き抜き成形などに
より得られ、その際に上部の内側に上向きの走行路面６
Ａを形成するとともに、上部の外側に下向きの受は面６
Ｂを形成し、さらに上部の内側に内向きのガイド面６Ｃ
を形成している。そして走行機体７の外側部でかつ支柱
８の立設部分には、受は面６Ｂに対して下方から当接自
在な当てローラ■が前後の複数箇所（実施例では２箇所
）に設けられ、また前後の両端部には前記ガイド面６Ｃ
に内側から当接自在な複数のガイドローラＩ２が設けら
れる。前記走行機体７の下部で前後方向の一端側（支柱
８の後面側）には、前記走行路面６Ａに上方から当接し
て床レール８に支持案内される駆動輪１３が駆動車軸１
４を介して配設されている。そして駆動車軸１４を走行
駆動装置１５に連動連結している。

また走行機体７の下部で他端側には左右方向軸１Ｂを介
して支持部材１７の中間部が取り付けられ、以て支持部
材１７は上下揺動自在となる。この支持部材１７の前後
両端には、それぞれ左右方向軸■６と平行な車軸１８を
介して従動輪１９が遊転自在に設けられている。

２０は昇降台９に連動した昇降駆動装置、２１は出し入
れ具ＩＯに連動した出退駆動装置、２２は荷をそれぞれ
示す。

上記の実施例によると、出し入れ装置５における走行機
体７の走行動と、昇降台９の昇降動と、出し入れ具ｌＯ
の横方向出退勤との組み合わせ動作によって、棚１の端
部外方に配設した荷捌き部（図示せず。）と、目的とす
る区画収納空間２との間で荷２２の受は渡しを行える。

その際に走行機体７の走行は、各輪１３，１９を介して
荷重を支持させ、かつ当てローラ１１により浮き上がり
を防止させるとともに、ガイドローラ１２により横ずれ
を防止した状態で行われる。また各輪１３，１９による
荷重支持のうち他端側に掛かる荷重は一対の従動輪１９
により二分割して支持され、これにより従動輪１９は軸
径を小さくしても輪圧に耐え得る。したがって、従動輪
１９を小径化し得ることで走行機体７の上下高さを低く
し得、それに基づいて昇降台９の下降限レベルを下げ得
る。また床レール６の走行路面６Ａが凹凸していたとき
、支持部材１７が左右方向軸１６の周りで上下に追従揺
動することになり、これにより一対の従動輪１９を走行
路面ｃＡ上に常に接地させ得て荷重の二分割は維持され
る。

発明の効果 上記構成の本発明によると、走行機体の他端側に掛かる
荷重は一対の従動輪により二分割して支持することがで
き、これにより従動輪は軸径を小さくしても大きな輪圧
に耐えることができる。そして従動輪の小径化により、
走行機体の上下高さを低くできて小形化、コンパクト化
を可能にできる。さらに走行機体の上下高さを低くでき
ることで、昇降台の下降限レベルを下げることができ、
その結果、棚側の小形化、コンパクト化をも計ることが
できる。また床レールの走行路面が凹凸していたとき、
支持部材が左右方向軸の周りで上下揺動することで一対
の従動輪を常に接地させることができ、荷重の二分割を
常に確実に維持することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は要部の一部切
り欠き平面図、第２図は従動輪部の側面図、第３図は出
し入れ装置部の側面図、第４図は同正面図である。 １・Ｑ棚、２・・区画収納空間、４・・一定経路、５・
・出し入れ装置、６・・床レール、ＧＡΦ・走行路面、
７・・走行機体、９・・昇降台、ｌＯ・・出し入れ具、
１３・・駆動輪、１６・・左右方向軸、！７・働支持部
材、１９・・従動輪。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の区画収納空間を有する棚と、この棚の前面に
   沿った一定経路上を床レールに支持案内されて走行自在
   な出し入れ装置とを有する自動倉庫において、前記出し
   入れ装置は、走行機体の下部で前後方向の一端側に前記
   床レールに支持案内される駆動輪を有し、そして他端側
   に左右方向軸を介して支持部材を上下揺動自在に取り付
   けるとともに、この支持部材の左右方向軸に対する前後
   位置に、床レールに支持案内される従動輪を遊転自在に
   設けたことを特徴とする自動倉庫用の出し入れ装置。