JP3371945B2 - 物品収納設備 - Google Patents
物品収納設備Info
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- JP3371945B2 JP3371945B2 JP24305496A JP24305496A JP3371945B2 JP 3371945 B2 JP3371945 B2 JP 3371945B2 JP 24305496 A JP24305496 A JP 24305496A JP 24305496 A JP24305496 A JP 24305496A JP 3371945 B2 JP3371945 B2 JP 3371945B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納棚の前面側に
沿う作業通路を走行して、その収納棚に対して物品を出
し入れする物品搬送車と、前記物品搬送車を前記作業通
路の一端側位置で載せ降ろし可能で、かつ、前記収納棚
の一端側に沿って走行する移送台車とが設けられ、前記
移送台車が、前記物品搬送車を載せる搬送車搭載部と、
その搬送車搭載部に載せた物品搬送車との間で物品の移
載が行われる物品移載部とを移送台車走行方向前後に一
体固定して構成されている物品収納設備に関する。
沿う作業通路を走行して、その収納棚に対して物品を出
し入れする物品搬送車と、前記物品搬送車を前記作業通
路の一端側位置で載せ降ろし可能で、かつ、前記収納棚
の一端側に沿って走行する移送台車とが設けられ、前記
移送台車が、前記物品搬送車を載せる搬送車搭載部と、
その搬送車搭載部に載せた物品搬送車との間で物品の移
載が行われる物品移載部とを移送台車走行方向前後に一
体固定して構成されている物品収納設備に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記物品収納設備は、物品搬送車を所望
の作業通路に移送したり、収納棚一端側の所望位置で出
し入れ対象物品を物品搬送車に対して受渡しできるよ
う、物品搬送車を載せて収納棚の一端側に沿って走行す
る移送台車を設けるとともに、その移送台車に載せた物
品搬送車との間で、収納棚に対する物品出し入れ方向と
同じ方向から、出し入れ対象物品の受渡しが行えるよう
に、搬送車搭載部と物品移載部とを移送台車走行方向前
後に一体固定して移送台車を構成したものである。そし
て、移送台車に載せた物品搬送車は、移送台車の走行開
始時や走行停止時に、その物品搬送車に作用する慣性力
で移送台車走行方向前後にふらつき易く、物品搬送車で
搬送中の物品の姿勢が不安定になり易いので、従来、例
えば特公昭51−45383号公報に記載されているよ
うに、移送台車に載せた物品搬送車の移送台車走行方向
前後位置を倒れ止め状態に支持する倒れ止めフレームを
その移送台車に設けている。
の作業通路に移送したり、収納棚一端側の所望位置で出
し入れ対象物品を物品搬送車に対して受渡しできるよ
う、物品搬送車を載せて収納棚の一端側に沿って走行す
る移送台車を設けるとともに、その移送台車に載せた物
品搬送車との間で、収納棚に対する物品出し入れ方向と
同じ方向から、出し入れ対象物品の受渡しが行えるよう
に、搬送車搭載部と物品移載部とを移送台車走行方向前
後に一体固定して移送台車を構成したものである。そし
て、移送台車に載せた物品搬送車は、移送台車の走行開
始時や走行停止時に、その物品搬送車に作用する慣性力
で移送台車走行方向前後にふらつき易く、物品搬送車で
搬送中の物品の姿勢が不安定になり易いので、従来、例
えば特公昭51−45383号公報に記載されているよ
うに、移送台車に載せた物品搬送車の移送台車走行方向
前後位置を倒れ止め状態に支持する倒れ止めフレームを
その移送台車に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この倒れ止
めフレームは、搬送車搭載部の移送台車走行方向前後位
置に柱状に立設してあるに過ぎないため、その移送台車
走行方向への曲げ強度を充分確保しにくく、物品搬送車
に作用する慣性力が小さくなるように、つまり、柱状の
倒れ止めフレームに作用する曲げモーメントが小さくな
るように、移送台車の加速や減速をゆっくりと行う必要
があるので、移送台車による物品搬送車の移送作業を能
率良く行えない欠点がある。本発明は上記実情に鑑みて
なされたものであって、倒れ止めフレームの移送台車に
対する固定構造を工夫することにより、移送台車による
物品搬送車の移送作業を能率良く行えるようにすること
を目的とする。
めフレームは、搬送車搭載部の移送台車走行方向前後位
置に柱状に立設してあるに過ぎないため、その移送台車
走行方向への曲げ強度を充分確保しにくく、物品搬送車
に作用する慣性力が小さくなるように、つまり、柱状の
倒れ止めフレームに作用する曲げモーメントが小さくな
るように、移送台車の加速や減速をゆっくりと行う必要
があるので、移送台車による物品搬送車の移送作業を能
率良く行えない欠点がある。本発明は上記実情に鑑みて
なされたものであって、倒れ止めフレームの移送台車に
対する固定構造を工夫することにより、移送台車による
物品搬送車の移送作業を能率良く行えるようにすること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の物品収納
設備は、移送台車が、左右の台車走行レール上の各々を
走行する二つの走行フレームに亘って、前記搬送車搭載
部を構成する搬送車搭載フレームと、前記物品移載部を
構成する移載装置フレームとを連結して構成され、搬送
車搭載部に載せた物品搬送車の移送台車走行方向前後位
置を倒れ止め状態に支持する倒れ止めフレームが、物品
移載部による物品搬送車に対する物品の載せ降ろしや、
物品移載部に対する地上側からの物品の受渡しの邪魔に
なりにくい、二つの走行フレームのうちの収納棚側に沿
って走行する走行フレームの移送台車走行方向両端部に
亘って設けられているので、倒れ止めフレームの移送台
車走行方向への曲げ強度を充分確保し易い。従って、移
送台車の加速や減速を従来よりも急速に行えるようにな
り、移送台車による物品搬送車の移送作業を能率良く行
える。しかも、移送台車が、左右の台車走行レール上の
各々を走行する二つの走行フレームに亘って、搬送車搭
載部を構成する搬送車搭載フレームと、物品移載部を構
成する移載装置フレームとを連結して構成され、倒れ止
めフレームが、二つの走行フレームのうちの収納棚側に
沿って走行する走行フレームの移送台車走行方向両端部
に亘って設けられているので、搬送車搭載フレームと移
載装置フレームとを移送台車を構成するためのフレーム
に活用でき、左右の台車走行レール上を走行する走行機
枠に、搬送車搭載部と物品移載部とを別途据え付ける場
合に比べて、移送台車の構造を簡略化できるとともにそ
の軽量化を図れる。
設備は、移送台車が、左右の台車走行レール上の各々を
走行する二つの走行フレームに亘って、前記搬送車搭載
部を構成する搬送車搭載フレームと、前記物品移載部を
構成する移載装置フレームとを連結して構成され、搬送
車搭載部に載せた物品搬送車の移送台車走行方向前後位
置を倒れ止め状態に支持する倒れ止めフレームが、物品
移載部による物品搬送車に対する物品の載せ降ろしや、
物品移載部に対する地上側からの物品の受渡しの邪魔に
なりにくい、二つの走行フレームのうちの収納棚側に沿
って走行する走行フレームの移送台車走行方向両端部に
亘って設けられているので、倒れ止めフレームの移送台
車走行方向への曲げ強度を充分確保し易い。従って、移
送台車の加速や減速を従来よりも急速に行えるようにな
り、移送台車による物品搬送車の移送作業を能率良く行
える。しかも、移送台車が、左右の台車走行レール上の
各々を走行する二つの走行フレームに亘って、搬送車搭
載部を構成する搬送車搭載フレームと、物品移載部を構
成する移載装置フレームとを連結して構成され、倒れ止
めフレームが、二つの走行フレームのうちの収納棚側に
沿って走行する走行フレームの移送台車走行方向両端部
に亘って設けられているので、搬送車搭載フレームと移
載装置フレームとを移送台車を構成するためのフレーム
に活用でき、左右の台車走行レール上を走行する走行機
枠に、搬送車搭載部と物品移載部とを別途据え付ける場
合に比べて、移送台車の構造を簡略化できるとともにそ
の軽量化を図れる。
【0005】請求項2記載の物品収納設備は、倒れ止め
フレームが、平面視において、搬送車搭載部に載せた物
品搬送車を迂回させるように、収納棚から離れる側に突
出するU字状の連結フレーム部分を設けて、移送台車走
行方向両端部に亘って一連に設けられているので、移送
台車の加速時や減速時において物品搬送車に作用する慣
性力をその一連に設けた倒れ止めフレームで受け止める
ことができ、搬送車搭載部に載せた物品搬送車を移送台
車走行方向から挟む位置の各々に倒れ止めフレームを各
別に立設する場合に比べて、倒れ止めフレームの撓みが
少なく、移送台車の加速や減速を従来よりも一層急速に
行って、移送台車による物品搬送車の移送作業を一層能
率良く行える。
フレームが、平面視において、搬送車搭載部に載せた物
品搬送車を迂回させるように、収納棚から離れる側に突
出するU字状の連結フレーム部分を設けて、移送台車走
行方向両端部に亘って一連に設けられているので、移送
台車の加速時や減速時において物品搬送車に作用する慣
性力をその一連に設けた倒れ止めフレームで受け止める
ことができ、搬送車搭載部に載せた物品搬送車を移送台
車走行方向から挟む位置の各々に倒れ止めフレームを各
別に立設する場合に比べて、倒れ止めフレームの撓みが
少なく、移送台車の加速や減速を従来よりも一層急速に
行って、移送台車による物品搬送車の移送作業を一層能
率良く行える。
【0006】請求項3記載の物品収納設備は、物品搬送
車が、作業通路に設けた単一の搬送車走行レール上を倒
れ止め状態で走行するように設けられ、搬送車搭載部に
は、物品搬送車が作業通路の一端側位置でその搬送車搭
載部に乗り移り可能な搬送車搭載レールが設けられ、倒
れ止めフレームが、搬送車搭載レールに沿って走行する
物品搬送車を倒れ止め状態に支持するように設けられて
いるので、複数の搬送車走行レールを所定の相対精度で
作業通路に設置し、更に、複数の搬送車搭載レールをそ
れらの搬送車走行レールに対して所定の相対精度で搬送
車搭載部に設ける場合に比べて、搬送車走行レールの据
え付け構造を簡略化できるとともに、搬送車搭載部の構
造を簡略化できる。
車が、作業通路に設けた単一の搬送車走行レール上を倒
れ止め状態で走行するように設けられ、搬送車搭載部に
は、物品搬送車が作業通路の一端側位置でその搬送車搭
載部に乗り移り可能な搬送車搭載レールが設けられ、倒
れ止めフレームが、搬送車搭載レールに沿って走行する
物品搬送車を倒れ止め状態に支持するように設けられて
いるので、複数の搬送車走行レールを所定の相対精度で
作業通路に設置し、更に、複数の搬送車搭載レールをそ
れらの搬送車走行レールに対して所定の相対精度で搬送
車搭載部に設ける場合に比べて、搬送車走行レールの据
え付け構造を簡略化できるとともに、搬送車搭載部の構
造を簡略化できる。
【0007】
【0008】請求項4記載の物品収納設備は、移送台車
の収納棚側の走行車輪が、移送台車走行方向両端側の各
々に支承されているので、それらの走行車輪が搬送車搭
載部の移送台車走行方向前後端位置近くに支承されてい
る場合に比べて、移送台車のその走行方向への転倒モー
メントを大きくすることができ、移送台車の走行開始時
や走行停止時において、その移送台車に載せた物品搬送
車に作用する慣性力による、移送台車のその走行方向へ
のふらつきが少ない。
の収納棚側の走行車輪が、移送台車走行方向両端側の各
々に支承されているので、それらの走行車輪が搬送車搭
載部の移送台車走行方向前後端位置近くに支承されてい
る場合に比べて、移送台車のその走行方向への転倒モー
メントを大きくすることができ、移送台車の走行開始時
や走行停止時において、その移送台車に載せた物品搬送
車に作用する慣性力による、移送台車のその走行方向へ
のふらつきが少ない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1,図2は自動倉庫に設置され
ている物品収納設備を示し、物品の一例としての矩形箱
型のコンテナCを収納する複数の物品収納部1aが上下
左右に備えられている収納棚1の複数が、それらの物品
収納部1aの物品出し入れ口を互いに対向させて並設さ
れ、それらの収納棚1の前面側に沿って設けられる作業
用走行通路Dを走行して、収納棚1の物品収納部1aに
対してコンテナCを出し入れする物品搬送車としてのス
タッカークレーンEと、スタッカークレーンEを作業用
走行通路Dの一端側位置で載せ降ろし可能で、かつ、収
納棚1の一端側に沿って走行して、そのスタッカークレ
ーンEを所望の作業用走行通路Dに移送するクレーン移
送台車Fとが設けられている。
ている物品収納設備を示し、物品の一例としての矩形箱
型のコンテナCを収納する複数の物品収納部1aが上下
左右に備えられている収納棚1の複数が、それらの物品
収納部1aの物品出し入れ口を互いに対向させて並設さ
れ、それらの収納棚1の前面側に沿って設けられる作業
用走行通路Dを走行して、収納棚1の物品収納部1aに
対してコンテナCを出し入れする物品搬送車としてのス
タッカークレーンEと、スタッカークレーンEを作業用
走行通路Dの一端側位置で載せ降ろし可能で、かつ、収
納棚1の一端側に沿って走行して、そのスタッカークレ
ーンEを所望の作業用走行通路Dに移送するクレーン移
送台車Fとが設けられている。
【0010】前記複数の収納棚1のうちの棚並設方向両
端側に配置した2基の収納棚1は床面に固定した固定棚
Bに構成され、これらの固定棚Bの間に配置した複数の
収納棚1は、その2基づつを棚移動方向に背中合わせで
互いに連結するとともに、作業用走行通路Dを横断する
方向に移動可能な移動台車A1に立設固定して、棚並設
方向に移動自在な移動棚Aに構成されている。
端側に配置した2基の収納棚1は床面に固定した固定棚
Bに構成され、これらの固定棚Bの間に配置した複数の
収納棚1は、その2基づつを棚移動方向に背中合わせで
互いに連結するとともに、作業用走行通路Dを横断する
方向に移動可能な移動台車A1に立設固定して、棚並設
方向に移動自在な移動棚Aに構成されている。
【0011】前記作業用走行通路Dは、移動棚Aを棚走
行レールA2に沿って走行移動させて、隣合う移動棚A
または移動棚Aと固定棚Bとの間の一箇所に択一的に形
成するように構成され、スタッカークレーンEを走行さ
せるクレーン走行レールE1がそれらの作業用走行通路
Dの各々に対応させて予め設けられている。
行レールA2に沿って走行移動させて、隣合う移動棚A
または移動棚Aと固定棚Bとの間の一箇所に択一的に形
成するように構成され、スタッカークレーンEを走行さ
せるクレーン走行レールE1がそれらの作業用走行通路
Dの各々に対応させて予め設けられている。
【0012】前記スタッカークレーンEは、作業用走行
通路Dに設けた単一のクレーン走行レールE1上を走行
する走行機体E2に、収納棚1側とスタッカークレーン
E側とに亘ってコンテナCを移載するフォーク装置E3
と、このフォーク装置E3を設けた昇降台E9を駆動昇
降自在に支持する二本の支柱E4とを設けて構成され、
二本の支柱E4の上端部どうしを連結する矩形枠体E5
に支承した上部ガイドローラE6を、収納棚1の作業用
走行通路D側上部に設けたガイドレール1bに接当させ
て、クレーン走行レールE1上を倒れ止め状態で走行さ
せるように構成されている。
通路Dに設けた単一のクレーン走行レールE1上を走行
する走行機体E2に、収納棚1側とスタッカークレーン
E側とに亘ってコンテナCを移載するフォーク装置E3
と、このフォーク装置E3を設けた昇降台E9を駆動昇
降自在に支持する二本の支柱E4とを設けて構成され、
二本の支柱E4の上端部どうしを連結する矩形枠体E5
に支承した上部ガイドローラE6を、収納棚1の作業用
走行通路D側上部に設けたガイドレール1bに接当させ
て、クレーン走行レールE1上を倒れ止め状態で走行さ
せるように構成されている。
【0013】また、スタッカークレーンEに設けた二本
の支柱E4の上下方向中間位置の各々には、クレーン移
送台車Fに設けた後述の倒れ止めフレームF3に支持さ
れる支持アームE7が左右方向に取付けられ、これらの
支持アームE7の先端側には、クレーン移送台車Fに設
けた後述の連結フレーム部分8に接当して転動する下部
ガイドローラE8が上下方向軸芯周りで回転自在に支承
されている。
の支柱E4の上下方向中間位置の各々には、クレーン移
送台車Fに設けた後述の倒れ止めフレームF3に支持さ
れる支持アームE7が左右方向に取付けられ、これらの
支持アームE7の先端側には、クレーン移送台車Fに設
けた後述の連結フレーム部分8に接当して転動する下部
ガイドローラE8が上下方向軸芯周りで回転自在に支承
されている。
【0014】前記クレーン移送台車Fは、図3〜図7に
示すように、スタッカークレーンEを載せる搬送車搭載
部F1と、その搬送車搭載部F1に載せたスタッカーク
レーンEとの間でコンテナCの移載が行われる物品移載
部F2とを移送台車走行方向前後に一体固定して構成さ
れ、搬送車搭載部F1に載せたスタッカークレーンEの
移送台車走行方向前後位置を倒れ止め状態に支持する倒
れ止めフレームF3が、そのクレーン移送台車Fの収納
棚側に沿って、その移送台車走行方向両端部に亘って立
設されている。
示すように、スタッカークレーンEを載せる搬送車搭載
部F1と、その搬送車搭載部F1に載せたスタッカーク
レーンEとの間でコンテナCの移載が行われる物品移載
部F2とを移送台車走行方向前後に一体固定して構成さ
れ、搬送車搭載部F1に載せたスタッカークレーンEの
移送台車走行方向前後位置を倒れ止め状態に支持する倒
れ止めフレームF3が、そのクレーン移送台車Fの収納
棚側に沿って、その移送台車走行方向両端部に亘って立
設されている。
【0015】このクレーン移送台車Fについて詳述する
と、固定棚B及び移動棚Aの一端側に沿って敷設した左
右の台車走行レールF4上の各々を走行する二つの走行
フレーム2,3に亘って、搬送車搭載部F1を構成する
搬送車搭載フレーム4と、物品移載部F2を構成する移
載装置フレーム5とを連結して構成され、倒れ止めフレ
ームF3が、収納棚1(A,B)側に沿って走行する走
行フレーム2の移送台車走行方向両端部に亘って一連に
立設されている。
と、固定棚B及び移動棚Aの一端側に沿って敷設した左
右の台車走行レールF4上の各々を走行する二つの走行
フレーム2,3に亘って、搬送車搭載部F1を構成する
搬送車搭載フレーム4と、物品移載部F2を構成する移
載装置フレーム5とを連結して構成され、倒れ止めフレ
ームF3が、収納棚1(A,B)側に沿って走行する走
行フレーム2の移送台車走行方向両端部に亘って一連に
立設されている。
【0016】前記収納棚側の走行フレーム2は、移送台
車走行方向中間部に支承した前後二つの駆動車輪2a
と、移送台車走行方向両端側の各々に支承した遊転車輪
2bとを備え、収納棚1(A,B)から離れる側の走行
フレーム3は、移送台車走行方向中間部に支承した一つ
駆動車輪3aと、移送台車走行方向両端側の各々に支承
した遊転車輪3bとを備え、駆動車輪2a,3aの各々
には駆動用の電動モータMが設けられている。
車走行方向中間部に支承した前後二つの駆動車輪2a
と、移送台車走行方向両端側の各々に支承した遊転車輪
2bとを備え、収納棚1(A,B)から離れる側の走行
フレーム3は、移送台車走行方向中間部に支承した一つ
駆動車輪3aと、移送台車走行方向両端側の各々に支承
した遊転車輪3bとを備え、駆動車輪2a,3aの各々
には駆動用の電動モータMが設けられている。
【0017】前記搬送車搭載フレーム4は、二つの走行
フレーム2,3に亘って連結される二本の横フレーム4
aと、これらの横フレーム4aどうしを移送台車走行方
向に連結する複数の縦フレーム4bと斜め桟4cとを設
けて構成され、スタッカークレーンEが作業用走行通路
Dの一端側位置でその搬送車搭載フレーム4に乗り移り
可能な搬送車搭載レール6が、二つの走行フレーム2,
3の各々と縦フレーム4bの各々とに固定されている。
フレーム2,3に亘って連結される二本の横フレーム4
aと、これらの横フレーム4aどうしを移送台車走行方
向に連結する複数の縦フレーム4bと斜め桟4cとを設
けて構成され、スタッカークレーンEが作業用走行通路
Dの一端側位置でその搬送車搭載フレーム4に乗り移り
可能な搬送車搭載レール6が、二つの走行フレーム2,
3の各々と縦フレーム4bの各々とに固定されている。
【0018】前記移載装置フレーム5は、二つの走行フ
レーム2,3に亘って連結される二本のコンベア支持フ
レーム5aと、コンテナCを移送台車走行方向と直交す
る方向に載置搬送するチェーンコンベアGを保持する二
基のコンベアフレーム5bと、これらのコンベアフレー
ム5bどうしを所定間隔で連結する連結フレーム5c
と、コンベアフレーム5bをコンベア支持フレーム5a
に固定するコンベア支柱5dと、後述するリフターHの
固定フレーム5eとを設けて構成されている。
レーム2,3に亘って連結される二本のコンベア支持フ
レーム5aと、コンテナCを移送台車走行方向と直交す
る方向に載置搬送するチェーンコンベアGを保持する二
基のコンベアフレーム5bと、これらのコンベアフレー
ム5bどうしを所定間隔で連結する連結フレーム5c
と、コンベアフレーム5bをコンベア支持フレーム5a
に固定するコンベア支柱5dと、後述するリフターHの
固定フレーム5eとを設けて構成されている。
【0019】前記固定フレーム5eには、搬送車搭載部
F1に載せたスタッカークレーンEのフォーク装置E3
とチェーンコンベアGとに亘って、パレットP上のコン
テナCを移載する為のリフターHが固定され、このリフ
ターHは、チェーンコンベアGで搬送されてきたコンテ
ナCをフォーク装置E3に受け渡せるように持ち上げ、
また、フォーク装置E3上のコンテナCを受け取ってチ
ェーンコンベアG上に降ろすように構成されている。
F1に載せたスタッカークレーンEのフォーク装置E3
とチェーンコンベアGとに亘って、パレットP上のコン
テナCを移載する為のリフターHが固定され、このリフ
ターHは、チェーンコンベアGで搬送されてきたコンテ
ナCをフォーク装置E3に受け渡せるように持ち上げ、
また、フォーク装置E3上のコンテナCを受け取ってチ
ェーンコンベアG上に降ろすように構成されている。
【0020】前記倒れ止めフレームF3は、搬送車搭載
部F1を移送台車走行方向に挟む状態で、収納棚側の走
行フレーム2の前後位置に作業用走行通路Dの幅と略同
じ間隔を隔てて立設した倒れ止め支柱7どうしを、平面
視において、搬送車搭載部F1に載せたスタッカークレ
ーンEを迂回させるように、収納棚1(A,B)から離
れる側に突出するU字状の連結フレーム部分8で連結し
て、移送台車走行方向両端部に亘って一連に設けられて
いる。
部F1を移送台車走行方向に挟む状態で、収納棚側の走
行フレーム2の前後位置に作業用走行通路Dの幅と略同
じ間隔を隔てて立設した倒れ止め支柱7どうしを、平面
視において、搬送車搭載部F1に載せたスタッカークレ
ーンEを迂回させるように、収納棚1(A,B)から離
れる側に突出するU字状の連結フレーム部分8で連結し
て、移送台車走行方向両端部に亘って一連に設けられて
いる。
【0021】前記倒れ止め支柱7の各々は、移送台車走
行方向前後位置に立設した二本の支柱7a,7bどうし
を前後に連結した枠状に形成され、連結フレーム部分8
は、収納棚から離れる側の走行フレーム3の移送台車走
行方向前後位置に立設した二本の支柱8a,8bどうし
を連結する前後フレーム8cと、その前後フレーム8c
と倒れ止め支柱7とを連結する前後二本の左右フレーム
8dとを平面視でU字状に配置して構成されている。
行方向前後位置に立設した二本の支柱7a,7bどうし
を前後に連結した枠状に形成され、連結フレーム部分8
は、収納棚から離れる側の走行フレーム3の移送台車走
行方向前後位置に立設した二本の支柱8a,8bどうし
を連結する前後フレーム8cと、その前後フレーム8c
と倒れ止め支柱7とを連結する前後二本の左右フレーム
8dとを平面視でU字状に配置して構成されている。
【0022】そして、搬送車搭載部F1に載せたスタッ
カークレーンEの下部ガイドローラE8をこれらの左右
フレーム8dの内側に接当させて、そのスタッカークレ
ーンEを倒れ止め状態で支持するように構成され、スタ
ッカークレーンEの下部ガイドローラE8をこれら二本
の左右フレーム8dの内側にに沿って転動させて、搬送
車搭載レール6に沿って走行するスタッカークレーンE
を倒れ止め状態に支持するように構成されている。
カークレーンEの下部ガイドローラE8をこれらの左右
フレーム8dの内側に接当させて、そのスタッカークレ
ーンEを倒れ止め状態で支持するように構成され、スタ
ッカークレーンEの下部ガイドローラE8をこれら二本
の左右フレーム8dの内側にに沿って転動させて、搬送
車搭載レール6に沿って走行するスタッカークレーンE
を倒れ止め状態に支持するように構成されている。
【0023】〔その他の実施形態〕
1.倒れ止めフレームは、搬送車搭載部を挟む状態で、
移送台車走行方向前後位置の各々に各別に設けられてい
ても良い。 2.物品移載部は、物品搬送車との間で物品の移載を行
えるように、その物品を単に載置しておくものであって
も良い。 3.搬送車搭載部は、物品搬送車を複数本の搬送車搭載
レールで支持する状態で搭載するものであっても良い。 4.物品搬送車は、設置面に固定された収納棚の間の作
業通路を走行するものであっても良い。
移送台車走行方向前後位置の各々に各別に設けられてい
ても良い。 2.物品移載部は、物品搬送車との間で物品の移載を行
えるように、その物品を単に載置しておくものであって
も良い。 3.搬送車搭載部は、物品搬送車を複数本の搬送車搭載
レールで支持する状態で搭載するものであっても良い。 4.物品搬送車は、設置面に固定された収納棚の間の作
業通路を走行するものであっても良い。
【図1】物品収納設備の概略平面図
【図2】物品収納設備の要部側面図
【図3】クレーン移送台車の平面図
【図4】図3のIV-IV 線矢視図
【図5】図3のV-V 線矢視図
【図6】図3のVI-VI 線矢視図
【図7】クレーン移送台車の要部平面図
D 作業通路
E 物品搬送車
E1 搬送車走行レール
F 移送台車
F1 搬送車搭載部
F2 物品移載部
F3 倒れ止めフレーム
F4 台車走行レール
1 収納棚
2,3 走行フレーム
2b 走行車輪
4 搬送車搭載フレーム
5 移載装置フレーム
6 搬送車搭載レール
8 連結フレーム部分
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65G 1/10
B65G 1/04 503
B65G 1/04 547
Claims (4)
- 【請求項1】 収納棚の前面側に沿う作業通路を走行し
て、その収納棚に対して物品を出し入れする物品搬送車
と、 前記物品搬送車を前記作業通路の一端側位置で載せ降ろ
し可能で、かつ、前記収納棚の一端側に沿って走行する
移送台車とが設けられ、 前記移送台車が、前記物品搬送車を載せる搬送車搭載部
と、その搬送車搭載部に載せた物品搬送車との間で物品
の移載が行われる物品移載部とを移送台車走行方向前後
に一体固定して構成されている物品収納設備であって、前記移送台車が、左右の台車走行レール上の各々を走行
する二つの走行フレームに亘って、前記搬送車搭載部を
構成する搬送車搭載フレームと、前記物品移載部を構成
する移載装置フレームとを連結して構成され、 前記搬送車搭載部に載せた物品搬送車の移送台車走行方
向前後位置を倒れ止め状態に支持する倒れ止めフレーム
が、前記二つの走行フレームのうちの収納棚側に沿って
走行する走行フレームの移送台車走行方向両端部に亘っ
て設けられている 物品収納設備。 - 【請求項2】 前記倒れ止めフレームが、平面視におい
て、前記搬送車搭載部に載せた物品搬送車を迂回させる
ように、収納棚から離れる側に突出するU字状の連結フ
レーム部分を設けて、移送台車走行方向両端部に亘って
一連に設けられている請求項1記載の物品収納設備。 - 【請求項3】 前記物品搬送車が、前記作業通路に設け
た単一の搬送車走行レール上を倒れ止め状態で走行する
ように設けられ、 前記搬送車搭載部には、前記物品搬送車が前記作業通路
の一端側位置でその搬送車搭載部に乗り移り可能な搬送
車搭載レールが設けられ、 前記倒れ止めフレームが、前記搬送車搭載レールに沿っ
て走行する物品搬送車を倒れ止め状態に支持するように
設けられている請求項1又は2のいずれか1項に記載の
物品収納設備。 - 【請求項4】 前記移送台車の収納棚側の走行車輪が、
移送台車走行方向両端側の各々に支承されている請求項
1〜3のいずれか1項に記載の物品収納設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24305496A JP3371945B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 物品収納設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24305496A JP3371945B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 物品収納設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1087034A JPH1087034A (ja) | 1998-04-07 |
JP3371945B2 true JP3371945B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=17098129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24305496A Expired - Fee Related JP3371945B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 物品収納設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3371945B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP24305496A patent/JP3371945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1087034A (ja) | 1998-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |