JP3235710B2 - 物品保管設備 - Google Patents
物品保管設備Info
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- JP3235710B2 JP3235710B2 JP02217896A JP2217896A JP3235710B2 JP 3235710 B2 JP3235710 B2 JP 3235710B2 JP 02217896 A JP02217896 A JP 02217896A JP 2217896 A JP2217896 A JP 2217896A JP 3235710 B2 JP3235710 B2 JP 3235710B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の物品保管棚
が物品出し入れ方向を対向させて平行に配置され、前記
複数の物品保管棚の間には、当該物品保管棚に対して物
品を出し入れ可能な移載手段を備えた走行体の移載走行
経路が設けられているとともに、前記複数の物品保管棚
の一端側に沿って、前記移載走行経路の一端側で前記走
行体を載せ下ろし可能な台車の台車走行経路が設けら
れ、前記移載手段は、前記走行体に設けた支柱に沿って
上下昇降可能に支持されている物品保管設備に関する。
が物品出し入れ方向を対向させて平行に配置され、前記
複数の物品保管棚の間には、当該物品保管棚に対して物
品を出し入れ可能な移載手段を備えた走行体の移載走行
経路が設けられているとともに、前記複数の物品保管棚
の一端側に沿って、前記移載走行経路の一端側で前記走
行体を載せ下ろし可能な台車の台車走行経路が設けら
れ、前記移載手段は、前記走行体に設けた支柱に沿って
上下昇降可能に支持されている物品保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記物品保管設備は、移載手段を備えた
走行体を所望の移載走行経路に移動させて物品を出し入
れできるように、移載走行経路の一端側でその走行体を
載せ下ろし可能な台車を設けて、その台車を複数の物品
保管棚の一端側に設けた台車走行経路に沿って走行させ
るように構成したものであるが、走行体には支柱に沿っ
て上下昇降可能な移載手段が支持されており、走行体を
載せた台車はその重心位置が高くなり、走行開始や走行
停止の際等に台車が前後に揺動すると、その台車が走行
体ごと転倒するおそれがあるので、従来、物品保管設備
の設置面や設置建屋と台車側とに亘って、台車の揺動を
規制する揺動規制手段を設けている(例えば、実公昭6
1−30961号公報参照)。
走行体を所望の移載走行経路に移動させて物品を出し入
れできるように、移載走行経路の一端側でその走行体を
載せ下ろし可能な台車を設けて、その台車を複数の物品
保管棚の一端側に設けた台車走行経路に沿って走行させ
るように構成したものであるが、走行体には支柱に沿っ
て上下昇降可能な移載手段が支持されており、走行体を
載せた台車はその重心位置が高くなり、走行開始や走行
停止の際等に台車が前後に揺動すると、その台車が走行
体ごと転倒するおそれがあるので、従来、物品保管設備
の設置面や設置建屋と台車側とに亘って、台車の揺動を
規制する揺動規制手段を設けている(例えば、実公昭6
1−30961号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、設置面や設置建屋等に揺動規制手段を固定する為の
固定フレーム等を別途設ける必要があり、構造が煩雑化
する欠点がある。
ば、設置面や設置建屋等に揺動規制手段を固定する為の
固定フレーム等を別途設ける必要があり、構造が煩雑化
する欠点がある。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、簡単な構造で台車の揺動を規制できるようにす
ることを目的とする。
あって、簡単な構造で台車の揺動を規制できるようにす
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の物品保管
設備は、複数の物品保管棚が物品出し入れ方向を対向さ
せて平行に配置され、前記複数の物品保管棚の間には、
当該物品保管棚に対して物品を出し入れ可能な移載手段
を備えた走行体の移載走行経路が設けられているととも
に、前記複数の物品保管棚の一端側に沿って、前記移載
走行経路の一端側で前記走行体を載せ下ろし可能な台車
の台車走行経路が設けられ、前記移載手段は、前記走行
体に設けた支柱に沿って上下昇降可能に支持されている
物品保管設備であって、前記台車側に対する上下方向か
らの接触で、当該台車の走行を許容しながら当該台車の
前後揺動を規制する揺動規制手段が、前記物品保管棚の
一端側と前記台車側とに亘って設けられているので、従
来のように、物品保管設備の設置面や設置建屋等に揺動
規制手段を取付け固定することなく、既設の物品保管棚
を利用して、その物品保管棚側に揺動規制手段を取付け
ることができる。従って、簡単な構造で台車の揺動を規
制できる。
設備は、複数の物品保管棚が物品出し入れ方向を対向さ
せて平行に配置され、前記複数の物品保管棚の間には、
当該物品保管棚に対して物品を出し入れ可能な移載手段
を備えた走行体の移載走行経路が設けられているととも
に、前記複数の物品保管棚の一端側に沿って、前記移載
走行経路の一端側で前記走行体を載せ下ろし可能な台車
の台車走行経路が設けられ、前記移載手段は、前記走行
体に設けた支柱に沿って上下昇降可能に支持されている
物品保管設備であって、前記台車側に対する上下方向か
らの接触で、当該台車の走行を許容しながら当該台車の
前後揺動を規制する揺動規制手段が、前記物品保管棚の
一端側と前記台車側とに亘って設けられているので、従
来のように、物品保管設備の設置面や設置建屋等に揺動
規制手段を取付け固定することなく、既設の物品保管棚
を利用して、その物品保管棚側に揺動規制手段を取付け
ることができる。従って、簡単な構造で台車の揺動を規
制できる。
【0006】請求項2記載の物品保管設備は、前記揺動
規制手段は、前記台車側の上部位置に対する接触で、当
該台車の前後揺動を規制するように設けられているの
で、台車側に対する接触圧力が少ない状態で、台車の転
倒モーメントに対抗する大きなモーメントを効率良く発
生させることができ、揺動規制手段が損傷しにくい。
規制手段は、前記台車側の上部位置に対する接触で、当
該台車の前後揺動を規制するように設けられているの
で、台車側に対する接触圧力が少ない状態で、台車の転
倒モーメントに対抗する大きなモーメントを効率良く発
生させることができ、揺動規制手段が損傷しにくい。
【0007】請求項3記載の物品保管設備は、前記揺動
規制手段は、前記台車走行経路に沿って平行に配置した
ガイドレールと、前記台車の前後揺動にともなう前記ガ
イドレールとの接触で、台車走行方向に直交する方向の
横軸芯周りで転動可能な輪体とを設けて構成されている
ので、輪体をガイドレールとの接触で転動させながら台
車の前後揺動を規制でき、台車の走行抵抗を軽減でき
る。
規制手段は、前記台車走行経路に沿って平行に配置した
ガイドレールと、前記台車の前後揺動にともなう前記ガ
イドレールとの接触で、台車走行方向に直交する方向の
横軸芯周りで転動可能な輪体とを設けて構成されている
ので、輪体をガイドレールとの接触で転動させながら台
車の前後揺動を規制でき、台車の走行抵抗を軽減でき
る。
【0008】請求項4記載の物品保管設備は、前記ガイ
ドレールが前記物品保管棚の一端側に設けられ、前記輪
体が前記台車側に設けられているので、物品保管棚側に
輪体を設け、かつ、台車側にガイドレールを設ける場合
に比べて、輪体の数を少なくして構造を簡略化できる。
ドレールが前記物品保管棚の一端側に設けられ、前記輪
体が前記台車側に設けられているので、物品保管棚側に
輪体を設け、かつ、台車側にガイドレールを設ける場合
に比べて、輪体の数を少なくして構造を簡略化できる。
【0009】請求項5記載の物品保管設備は、前記ガイ
ドレールは、前記輪体に対してその上部側から接触させ
るように設けられているので、台車を当該台車の走行面
とガイドレールとで上下方向から挟み込むような状態で
走行させることができ、台車の転倒を一層確実に防止で
きる。
ドレールは、前記輪体に対してその上部側から接触させ
るように設けられているので、台車を当該台車の走行面
とガイドレールとで上下方向から挟み込むような状態で
走行させることができ、台車の転倒を一層確実に防止で
きる。
【0010】請求項6記載の物品保管設備は、前記複数
の物品保管棚はそれら対向方向に沿って移動可能に設け
られ、前記移載走行経路は、隣合う物品保管棚の対向間
隔を広げて、その広げた対向間隔内に形成するように構
成されているので、台車を走行させる際に、物品保管棚
一端側に設けたガイドレールを連続的に配置し易く、台
車の転倒を一層確実に防止できる。
の物品保管棚はそれら対向方向に沿って移動可能に設け
られ、前記移載走行経路は、隣合う物品保管棚の対向間
隔を広げて、その広げた対向間隔内に形成するように構
成されているので、台車を走行させる際に、物品保管棚
一端側に設けたガイドレールを連続的に配置し易く、台
車の転倒を一層確実に防止できる。
【0011】請求項7記載の物品保管設備は、台車の外
形を、平面視で、物品保管棚側の部分を物品保管棚側か
ら離れた残りの部分よりも台車走行方向に前後に突出す
る突出部を備えた形状に形成して、その突出部の各々に
第1走行車輪を支承し、第1走行車輪よりも物品保管棚
側から離れる台車部分に、台車走行方向に直交する方向
視でその第1走行車輪の間に位置する状態で、第2走行
車輪を支承するので、突出部の各々に支承した第1走行
車輪によって台車の走行方向での転倒モーメントを大き
して、台車の走行方向での揺動を効率よく規制できると
ともに、保管物品を台車走行経路の物品保管棚が設置さ
れていない側の横側方から搬出入して、その保管物品を
台車に載せられている走行体に対して台車走行方向から
載せ降ろしする際に、その保管物品を走行体の近くに搬
出入し易く、台車に載せられている走行体に対する保管
物品の載せ降ろし作業を能率良く行える。
形を、平面視で、物品保管棚側の部分を物品保管棚側か
ら離れた残りの部分よりも台車走行方向に前後に突出す
る突出部を備えた形状に形成して、その突出部の各々に
第1走行車輪を支承し、第1走行車輪よりも物品保管棚
側から離れる台車部分に、台車走行方向に直交する方向
視でその第1走行車輪の間に位置する状態で、第2走行
車輪を支承するので、突出部の各々に支承した第1走行
車輪によって台車の走行方向での転倒モーメントを大き
して、台車の走行方向での揺動を効率よく規制できると
ともに、保管物品を台車走行経路の物品保管棚が設置さ
れていない側の横側方から搬出入して、その保管物品を
台車に載せられている走行体に対して台車走行方向から
載せ降ろしする際に、その保管物品を走行体の近くに搬
出入し易く、台車に載せられている走行体に対する保管
物品の載せ降ろし作業を能率良く行える。
【0012】
〔第1実施形態〕図1,図2は、自動倉庫に設置されて
いる物品保管設備を示し、物品の一例としての矩形箱形
のコンテナAを収納する物品収納部Bが上下多段に備え
られている複数の物品保管棚の一例としての8基の移動
棚Cと、これらの移動棚Cが物品出し入れ方向に走行す
る棚走行経路Dと、棚走行経路Dの前後端に配置されて
いて移動棚Cと同様の物品収納部Bが上下多段に備えら
れている複数の物品保管棚の一例としての2基の固定棚
Eと、移動棚C及び固定棚Eの物品収納部Bに対してコ
ンテナAを出し入れ可能な移載手段としてのフォーク装
置Fが駆動昇降自在に設けられている移載用走行体とし
てのスタッカークレーンGと、スタッカークレーンGが
走行する移載走行経路Hと、移載走行経路Hの一端側で
スタッカークレーンGを載せ下ろしして移送するクレー
ン移送台車(トラバーサ)Jと、このクレーン移送台車
Jを移動棚C及び固定棚Eの一端側に沿って走行させる
台車走行経路Pと、入出庫対象となるコンテナAを仮置
きする荷受け台車Kとが設けられている。
いる物品保管設備を示し、物品の一例としての矩形箱形
のコンテナAを収納する物品収納部Bが上下多段に備え
られている複数の物品保管棚の一例としての8基の移動
棚Cと、これらの移動棚Cが物品出し入れ方向に走行す
る棚走行経路Dと、棚走行経路Dの前後端に配置されて
いて移動棚Cと同様の物品収納部Bが上下多段に備えら
れている複数の物品保管棚の一例としての2基の固定棚
Eと、移動棚C及び固定棚Eの物品収納部Bに対してコ
ンテナAを出し入れ可能な移載手段としてのフォーク装
置Fが駆動昇降自在に設けられている移載用走行体とし
てのスタッカークレーンGと、スタッカークレーンGが
走行する移載走行経路Hと、移載走行経路Hの一端側で
スタッカークレーンGを載せ下ろしして移送するクレー
ン移送台車(トラバーサ)Jと、このクレーン移送台車
Jを移動棚C及び固定棚Eの一端側に沿って走行させる
台車走行経路Pと、入出庫対象となるコンテナAを仮置
きする荷受け台車Kとが設けられている。
【0013】前記複数の移動棚Cは、図3,図4に示す
ように、その物品出し入れ方向が互いに対向する状態で
互いに平行に配置され、棚走行経路Dと移載走行経路H
とが平面視で互いに直交する状態で配置されているとと
もに、背中合わせで隣合う二つの移動棚Cが一体に移動
するよう支持フレームC1で連結され、棚走行経路Dに
は、移動棚C下部の支持フレームC1に前後に支承した
二個の棚用車輪1を転動させて、当該移動棚Cを走行可
能に支持する4本の棚用レール2が設けられている。
ように、その物品出し入れ方向が互いに対向する状態で
互いに平行に配置され、棚走行経路Dと移載走行経路H
とが平面視で互いに直交する状態で配置されているとと
もに、背中合わせで隣合う二つの移動棚Cが一体に移動
するよう支持フレームC1で連結され、棚走行経路Dに
は、移動棚C下部の支持フレームC1に前後に支承した
二個の棚用車輪1を転動させて、当該移動棚Cを走行可
能に支持する4本の棚用レール2が設けられている。
【0014】前記移載走行経路Hは、移動棚Cを棚走行
経路Dに沿って走行移動させることで、隣合う移動棚C
間、又は、移動棚Cと固定棚Eとの間のいずれか一箇所
に択一的に形成されるもので、それらの移載走行経路H
の各々に対応して、スタッカークレーンGの下部に走行
方向前後に配置した四個の移載用車輪3を転動させて、
当該スタッカークレーンGを走行可能に支持する単一の
移載用レール4が設けられ、スタッカークレーンGは、
これらの四個の移載用車輪3のうちの少なくとも三個の
移載用車輪3で移載用レール4に走行可能に支持される
ように構成されている。
経路Dに沿って走行移動させることで、隣合う移動棚C
間、又は、移動棚Cと固定棚Eとの間のいずれか一箇所
に択一的に形成されるもので、それらの移載走行経路H
の各々に対応して、スタッカークレーンGの下部に走行
方向前後に配置した四個の移載用車輪3を転動させて、
当該スタッカークレーンGを走行可能に支持する単一の
移載用レール4が設けられ、スタッカークレーンGは、
これらの四個の移載用車輪3のうちの少なくとも三個の
移載用車輪3で移載用レール4に走行可能に支持される
ように構成されている。
【0015】前記スタッカークレーンGは、図5,図6
に示すように、フォーク装置Fを駆動昇降させる昇降台
5aと、この昇降台5aを昇降移動可能に支持する二基
の支柱5bと、移載用車輪3を駆動する電動式の走行駆
動ユニット5cと、昇降台5aを駆動昇降する電動式の
昇降駆動機構5dとを走行車体5に設けて構成され、走
行車体5の走行に伴って移動棚C又は固定棚Eの上端部
に設けたガイドレール8aに沿って転動するガイドロー
ラ8bを、二基の支柱5bの上端部どうしを連結してい
る四角形の枠体9に設けて、スタッカークレーンGの倒
れを阻止するように構成されているとともに、両端部に
ローラ6が上下軸芯周りで回転自在に支承されている水
平アーム6aを支柱5bの各々に設けてある。
に示すように、フォーク装置Fを駆動昇降させる昇降台
5aと、この昇降台5aを昇降移動可能に支持する二基
の支柱5bと、移載用車輪3を駆動する電動式の走行駆
動ユニット5cと、昇降台5aを駆動昇降する電動式の
昇降駆動機構5dとを走行車体5に設けて構成され、走
行車体5の走行に伴って移動棚C又は固定棚Eの上端部
に設けたガイドレール8aに沿って転動するガイドロー
ラ8bを、二基の支柱5bの上端部どうしを連結してい
る四角形の枠体9に設けて、スタッカークレーンGの倒
れを阻止するように構成されているとともに、両端部に
ローラ6が上下軸芯周りで回転自在に支承されている水
平アーム6aを支柱5bの各々に設けてある。
【0016】前記棚用レール2と移載用レール4とが平
面視で交差する交差部においては、棚用レール2を、そ
の交差部においてその車輪転動面2aが一連に連続する
連続レールで構成するとともに、移載用レール4を、棚
用レール2に沿って転動する棚用車輪1が移載用レール
4に干渉されることなくその交差部を通過できるよう
に、平面視で棚用レール2を挟む状態に間隔を隔てて設
けた非連続レールで構成してある。
面視で交差する交差部においては、棚用レール2を、そ
の交差部においてその車輪転動面2aが一連に連続する
連続レールで構成するとともに、移載用レール4を、棚
用レール2に沿って転動する棚用車輪1が移載用レール
4に干渉されることなくその交差部を通過できるよう
に、平面視で棚用レール2を挟む状態に間隔を隔てて設
けた非連続レールで構成してある。
【0017】そして、移載用レール4の車輪転動面4a
を棚用レール2の車輪転動面2aよりも高い位置に位置
させて、スタッカークレーンGが、交差部においてそれ
らの移載用車輪3のいずれか一つが棚用レール2を挟む
移載用レール4間で浮き上がっている状態で、残りの三
個の移載用車輪3で当該移載用レール4に走行可能に支
持して、その移載用レール4を転動する移載用車輪3が
棚用レール2に干渉されることなく、棚用レール2を跨
ぐ状態でその交差部を通過できるようにしてある。
を棚用レール2の車輪転動面2aよりも高い位置に位置
させて、スタッカークレーンGが、交差部においてそれ
らの移載用車輪3のいずれか一つが棚用レール2を挟む
移載用レール4間で浮き上がっている状態で、残りの三
個の移載用車輪3で当該移載用レール4に走行可能に支
持して、その移載用レール4を転動する移載用車輪3が
棚用レール2に干渉されることなく、棚用レール2を跨
ぐ状態でその交差部を通過できるようにしてある。
【0018】前記台車走行経路Pには、クレーン移送台
車Jに設けた走行車輪7を転動させて当該クレーン移送
台車Jを走行可能に支持する二本の台車用レール10
が、移動棚C及び固定棚Eの一端側に沿って平行に設け
られ、クレーン移送台車Jには、スタッカークレーンG
の移載用車輪3が乗り移る支持レール11と、スタッカ
ークレーンGの倒れを阻止する平面視でコの字型の枠体
12と、この枠体12を支持する枠体支柱13とが設け
られ、図7に示すように、クレーン移送台車Jに乗り移
らせたスタッカークレーンGの水平アーム6aの各々を
コの字型枠体12の内側に入り込ませて、その水平アー
ム6aに支承したローラ6と枠体内面との接当で、当該
スタッカークレーンGの倒れを阻止するするようにして
ある。
車Jに設けた走行車輪7を転動させて当該クレーン移送
台車Jを走行可能に支持する二本の台車用レール10
が、移動棚C及び固定棚Eの一端側に沿って平行に設け
られ、クレーン移送台車Jには、スタッカークレーンG
の移載用車輪3が乗り移る支持レール11と、スタッカ
ークレーンGの倒れを阻止する平面視でコの字型の枠体
12と、この枠体12を支持する枠体支柱13とが設け
られ、図7に示すように、クレーン移送台車Jに乗り移
らせたスタッカークレーンGの水平アーム6aの各々を
コの字型枠体12の内側に入り込ませて、その水平アー
ム6aに支承したローラ6と枠体内面との接当で、当該
スタッカークレーンGの倒れを阻止するするようにして
ある。
【0019】図8に示すように、移動棚C及び固定棚E
の一端側とクレーン移送台車J側とに亘って、クレーン
移送台車J側の上部位置に対する上下方向からの接触
で、当該クレーン移送台車Jの走行を許容しながら当該
クレーン移送台車Jの前後揺動を規制する揺動規制手段
14が設けられ、この揺動規制手段14は、移動棚C一
端側及び固定棚E一端側の横側部に台車走行経路Pに沿
って平行に配置固定した溝形のガイドレール14aと、
クレーン移送台車Jのコの字型枠体12の移動棚側端部
に設けた二個の遊転ローラ14bとで構成され、これら
の遊転ローラ14bは、コの字型枠体12下部に、台車
走行方向に直交する方向の横軸芯X周りで転動自在に支
承されている。
の一端側とクレーン移送台車J側とに亘って、クレーン
移送台車J側の上部位置に対する上下方向からの接触
で、当該クレーン移送台車Jの走行を許容しながら当該
クレーン移送台車Jの前後揺動を規制する揺動規制手段
14が設けられ、この揺動規制手段14は、移動棚C一
端側及び固定棚E一端側の横側部に台車走行経路Pに沿
って平行に配置固定した溝形のガイドレール14aと、
クレーン移送台車Jのコの字型枠体12の移動棚側端部
に設けた二個の遊転ローラ14bとで構成され、これら
の遊転ローラ14bは、コの字型枠体12下部に、台車
走行方向に直交する方向の横軸芯X周りで転動自在に支
承されている。
【0020】そして、ガイドレール14aはその溝の内
側にローラ14bを入り込ませるように設けられ、クレ
ーン移送台車Jの前後揺動にともなう、ガイドレール1
4aのローラ14bに対する上部側からの接触で当該ロ
ーラ14bを転動させて、クレーン移送台車Jの前後揺
動を規制するように構成されている。
側にローラ14bを入り込ませるように設けられ、クレ
ーン移送台車Jの前後揺動にともなう、ガイドレール1
4aのローラ14bに対する上部側からの接触で当該ロ
ーラ14bを転動させて、クレーン移送台車Jの前後揺
動を規制するように構成されている。
【0021】〔第2実施形態〕図9〜図11は、クレー
ン移送台車(トラバーサ)Jとその台車走行経路Pの別
実施形態を示す。前記クレーン移送台車Jは、スタッカ
ークレーンGの移載用車輪3が乗り移る支持レール11
とスタッカークレーンGの倒れを阻止する枠体12とこ
の枠体12を支持する枠体支柱13とが設けられている
スタッカークレーンGの載置部分J1と、この載置部分
J1の物品保管棚側の位置でその載置部分J1よりも台
車走行方向に突出する突出部としての二つの車輪支持フ
レームJ2とを設けて、その外形が、平面視で、物品保
管棚側の部分が物品保管棚側から離れた残りの部分より
も台車走行方向に前後に突出する車輪支持フレームJ2
を備えた形状に形成されている。
ン移送台車(トラバーサ)Jとその台車走行経路Pの別
実施形態を示す。前記クレーン移送台車Jは、スタッカ
ークレーンGの移載用車輪3が乗り移る支持レール11
とスタッカークレーンGの倒れを阻止する枠体12とこ
の枠体12を支持する枠体支柱13とが設けられている
スタッカークレーンGの載置部分J1と、この載置部分
J1の物品保管棚側の位置でその載置部分J1よりも台
車走行方向に突出する突出部としての二つの車輪支持フ
レームJ2とを設けて、その外形が、平面視で、物品保
管棚側の部分が物品保管棚側から離れた残りの部分より
も台車走行方向に前後に突出する車輪支持フレームJ2
を備えた形状に形成されている。
【0022】そして、車輪支持フレームJ2の各々に第
1走行車輪7aを支承するとともに、載置部分J1のう
ちの第1走行車輪7aよりも物品保管棚側から離れる部
分に、台車走行方向に直交する方向視で第1走行車輪7
aの間に位置する状態で、つまり、第1走行車輪7aに
よる台車支持間隔よりも短い間隔で二つの第2走行車輪
を支承して、台車走行経路Pに沿って走行可能に支持さ
れている。
1走行車輪7aを支承するとともに、載置部分J1のう
ちの第1走行車輪7aよりも物品保管棚側から離れる部
分に、台車走行方向に直交する方向視で第1走行車輪7
aの間に位置する状態で、つまり、第1走行車輪7aに
よる台車支持間隔よりも短い間隔で二つの第2走行車輪
を支承して、台車走行経路Pに沿って走行可能に支持さ
れている。
【0023】前記棚走行経路Dの前後端に配置した固定
棚Eの横側位置には、載置部分J1に載せられているス
タッカークレーンGに対する物品搬出入用のフォーク装
置を備えた無人車Rを、誘導ラインQ1に沿って台車走
行経路Pの物品保管棚C,Eが設置されていない側の横
側方から進入させる無人車走行経路Qが設けられ、この
無人車走行経路Qの間に配置する状態で台車走行経路P
が設けられている。
棚Eの横側位置には、載置部分J1に載せられているス
タッカークレーンGに対する物品搬出入用のフォーク装
置を備えた無人車Rを、誘導ラインQ1に沿って台車走
行経路Pの物品保管棚C,Eが設置されていない側の横
側方から進入させる無人車走行経路Qが設けられ、この
無人車走行経路Qの間に配置する状態で台車走行経路P
が設けられている。
【0024】前記台車走行経路Pは、クレーン移送台車
Jに設けた走行車輪7a,7bを転動させて当該クレー
ン移送台車Jを走行可能に支持する二本の台車用レール
10a,10bを物品保管棚C,Eの一端側に沿って平
行に設けるとともに、物品保管棚側に沿って配置した第
1走行車輪7a用のレール10aを固定棚Eと誘導ライ
ンQ1の終端部との間に入り込む状態で設け、他方の第
2走行車輪7b用のレール10bは、無人車Rの走行の
邪魔にならないよう、無人車走行経路Qの手前の位置ま
で設けて構成されている。
Jに設けた走行車輪7a,7bを転動させて当該クレー
ン移送台車Jを走行可能に支持する二本の台車用レール
10a,10bを物品保管棚C,Eの一端側に沿って平
行に設けるとともに、物品保管棚側に沿って配置した第
1走行車輪7a用のレール10aを固定棚Eと誘導ライ
ンQ1の終端部との間に入り込む状態で設け、他方の第
2走行車輪7b用のレール10bは、無人車Rの走行の
邪魔にならないよう、無人車走行経路Qの手前の位置ま
で設けて構成されている。
【0025】従って、第1走行車輪7aによってクレー
ン移送台車Jの走行方向での転倒モーメントが大きくな
り、その走行方向での揺動を効率よく規制できるととも
に、保管物品を無人車Rで搬出入して、その保管物品を
クレーン移送台車Jに載せられているスタッカークレー
ンGに対して台車走行方向から載せ降ろしする際に、台
車用レール10a,10bが邪魔にならない状態で、そ
の保管物品を無人車RでスタッカークレーンGの近くに
搬出入し易く、クレーン移送台車Jに載せられているス
タッカークレーンGに対する保管物品の載せ降ろし作業
を能率良く行える。その他の構成は第1実施形態と同様
である。
ン移送台車Jの走行方向での転倒モーメントが大きくな
り、その走行方向での揺動を効率よく規制できるととも
に、保管物品を無人車Rで搬出入して、その保管物品を
クレーン移送台車Jに載せられているスタッカークレー
ンGに対して台車走行方向から載せ降ろしする際に、台
車用レール10a,10bが邪魔にならない状態で、そ
の保管物品を無人車RでスタッカークレーンGの近くに
搬出入し易く、クレーン移送台車Jに載せられているス
タッカークレーンGに対する保管物品の載せ降ろし作業
を能率良く行える。その他の構成は第1実施形態と同様
である。
【0026】〔別実施形態〕 1.物品保管棚として、固定棚のみ、或いは、移動棚の
みが設けられている物品保管設備であっても良い。 2.物品保管棚側と台車側とを摺接させて、台車の走行
を許容しながら当該台車の前後揺動を規制する揺動規制
手段が設けられていても良い。 3.台車側の下部位置に対する接触で、当該台車の前後
揺動を規制する揺動規制手段が設けられていても良い。 4.台車の上端部を物品保管棚の上端部近くに延設し
て、台車の上端部と物品保管棚の上端部とに揺動規制手
段を設けて実施しても良い。 5.ガイドレールは、輪体に対してその下部側から接触
させるように設けられていても良い。 6.ガイドレールは、輪体に対してその上部側又は下部
側から接触する断面L字状に形成されていても良い。
みが設けられている物品保管設備であっても良い。 2.物品保管棚側と台車側とを摺接させて、台車の走行
を許容しながら当該台車の前後揺動を規制する揺動規制
手段が設けられていても良い。 3.台車側の下部位置に対する接触で、当該台車の前後
揺動を規制する揺動規制手段が設けられていても良い。 4.台車の上端部を物品保管棚の上端部近くに延設し
て、台車の上端部と物品保管棚の上端部とに揺動規制手
段を設けて実施しても良い。 5.ガイドレールは、輪体に対してその下部側から接触
させるように設けられていても良い。 6.ガイドレールは、輪体に対してその上部側又は下部
側から接触する断面L字状に形成されていても良い。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】物品保管設備の斜視図
【図2】物品保管設備の要部斜視図
【図3】物品保管設備の概略平面図
【図4】レール配置を示す概略平面図
【図5】要部正面図
【図6】要部側面図
【図7】要部平面図
【図8】要部拡大図
【図9】第2実施形態を示す物品保管設備の斜視図
【図10】物品保管設備の要部斜視図
【図11】物品保管設備の概略平面図
5b 支柱 7a 第1走行車輪 7b 第2走行車輪 14 揺動規制手段 14a ガイドレール 14b 輪体 A 物品 C 物品保管棚 E 物品保管棚 F 移載手段 G 走行体 H 移載走行経路 J 台車 J2 突出部 P 台車走行経路 X 横軸芯
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/04 547 B65G 1/10
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の物品保管棚(C,E)が物品出し
入れ方向を対向させて平行に配置され、 前記複数の物品保管棚(C,E)の間には、当該物品保
管棚(C,E)に対して物品(A)を出し入れ可能な移
載手段(F)を備えた走行体(G)の移載走行経路
(H)が設けられているとともに、 前記複数の物品保管棚(C,E)の一端側に沿って、前
記移載走行経路(H)の一端側で前記走行体(G)を載
せ下ろし可能な台車(J)の台車走行経路(P)が設け
られ、 前記移載手段(F)は、前記走行体(G)に設けた支柱
(5b)に沿って上下昇降可能に支持されている物品保
管設備であって、 前記台車(J)側に対する上下方向からの接触で、当該
台車(J)の走行を許容しながら当該台車(J)の前後
揺動を規制する揺動規制手段(14)が、前記物品保管
棚(C,E)の一端側と前記台車(J)側とに亘って設
けられている物品保管設備。 - 【請求項2】 前記揺動規制手段(14)は、前記台車
(J)側の上部位置に対する接触で、当該台車(J)の
前後揺動を規制するように設けられている請求項1記載
の物品保管設備。 - 【請求項3】 前記揺動規制手段(14)は、 前記台車走行経路(P)に沿って平行に配置したガイド
レール(14a)と、 前記台車(J)の前後揺動にともなう前記ガイドレール
(14a)との接触で、台車走行方向に直交する方向の
横軸芯(X)周りで転動可能な輪体(14b)とを設け
て構成されている請求項1又は2記載の物品保管設備。 - 【請求項4】 前記ガイドレール(14a)が前記物品
保管棚(C,E)の一端側に設けられ、 前記輪体(14b)が前記台車(J)側に設けられてい
る請求項3記載の物品保管設備。 - 【請求項5】 前記ガイドレール(14a)は、前記輪
体(14b)に対してその上部側から接触させるように
設けられている請求項4記載の物品保管設備。 - 【請求項6】 前記複数の物品保管棚(C)はそれら対
向方向に沿って移動可能に設けられ、 前記移載走行経路(H)は、隣合う物品保管棚(C,
E)の対向間隔を広げて、その広げた対向間隔内に形成
するように構成されている請求項4又は5記載の物品保
管設備。 - 【請求項7】 前記台車(J)の外形が、平面視で、物
品保管棚側の部分が物品保管棚側から離れた残りの部分
よりも台車走行方向に前後に突出する突出部(J2)を
備えた形状に形成され、 前記突出部(J2)の各々に第1走行車輪(7a)が支
承され、 前記台車(J)の前記第1走行車輪(7a)よりも物品
保管棚側から離れる部分に、台車走行方向に直交する方
向視で前記第1走行車輪(7a)の間に位置する状態
で、第2走行車輪(7b)が支承されている請求項1,
2,3,4,5又は6記載の物品保管設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02217896A JP3235710B2 (ja) | 1995-10-03 | 1996-02-08 | 物品保管設備 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-256402 | 1995-10-03 | ||
JP25640295 | 1995-10-03 | ||
JP02217896A JP3235710B2 (ja) | 1995-10-03 | 1996-02-08 | 物品保管設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09156718A JPH09156718A (ja) | 1997-06-17 |
JP3235710B2 true JP3235710B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=26359356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02217896A Expired - Fee Related JP3235710B2 (ja) | 1995-10-03 | 1996-02-08 | 物品保管設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235710B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115477119B (zh) * | 2022-10-18 | 2023-11-21 | 佛山市尔托机械科技有限公司 | 具备压缩节省空间能力的家具原料存取放系统 |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP02217896A patent/JP3235710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09156718A (ja) | 1997-06-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |