JP6777232B2 - 自動倉庫システム - Google Patents

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Description

本発明の一側面は、自動倉庫システムに関する。
従来、ラック及びスタッカクレーンを有する複数の自動倉庫と、予め定められたルートに沿って走行し、複数の自動倉庫に対して物品を入出庫する搬送車と、を備えた自動倉庫システムが知られている。例えば特許文献1に記載された自動倉庫システムでは、ラック内を搬送車の待機場所として活用し、システムエリアをコンパクトにすることが図られている。
特開平11−116004号公報
上記従来技術では、前述のようにシステムエリアのコンパクト化が図られているが、狭い空間で多数の物品を入出庫するためには、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明の一側面は、狭い空間で多数の物品を入出庫することが可能となる自動倉庫システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る自動倉庫システムは、ラック及びスタッカクレーンを有する複数の自動倉庫と、予め定められたルートに沿って走行し、複数の自動倉庫に対して物品を入出庫する搬送車と、を備え、隣接する一対の自動倉庫のうちの一方の自動倉庫におけるラックである第1ラックと他方の自動倉庫におけるラックである第2ラックとは、互いに対向するように配置され、搬送車が走行するルートは、第1ラックを当該第1ラックの長手方向に貫通すると共に、第2ラックに搬送車で物品を移載可能な第1ルートと、第2ラックを当該第2ラックの長手方向に貫通すると共に、第1ラックに搬送車で物品を移載可能な第2ルートと、第1ラック及び第2ラックの何れか一方から何れか他方へ設けられ、第1ルートと第2ルートとを接続する接続ルートと、を含む。
この自動倉庫システムでは、ラックを利用して、搬送車の通過と搬送車による入出庫とを実現することができる。狭い空間で多数の物品を入出庫することが可能となる。
本発明の一側面に係る自動倉庫システムでは、搬送車が走行するルートは、ラック外において第1ルート及び第2ルートの少なくとも何れかと接続される周回ルートを更に含み、第1ルート及び第2ルートは、搬送車が一方向のみに走行する一方通行のルートであってもよい。この構成によれば、複数の搬送車を円滑にルートに沿って走行させることができ、多数の物品の入出庫を行うことが可能となる。
本発明の一側面に係る自動倉庫システムでは、搬送車は、搬送する物品を昇降するリフターを有し、第1ラックにおいて第2ルートから搬送車で物品を移載する下部、及び、第2ラックにおいて第1ルートから搬送車で物品を移載する下部には、物品を載置する載置台が設けられ、載置台は、当該載置台の下部に搬送車を潜り込み可能とする間隙を有していてもよい。この構成によれば、自動倉庫への物品の入出庫に際して入出庫用のコンベヤ等を不要にでき、コストを抑制することが可能となる。
本発明の一側面に係る自動倉庫システムでは、自動倉庫は、直列に配置された少なくとも2台のスタッカクレーンを有し、搬送車が走行するルートは、少なくとも2つの第1ルートと、少なくとも2つの第2ルートと、少なくとも3つの接続ルートと、を含んでいてもよい。この構成によれば、少なくとも2台のスタッカクレーンを有する自動倉庫に入出庫することが可能となり、更に多数の物品の入出庫を行うことができる。
本発明の一側面に係る自動倉庫システムでは、第1ラックの下部には、第2ルートから搬送車が進入可能及び第2ルートへ搬送車が退出可能な第1搬送車退避空間が設けられ、第2ラックの下部には、第1ルートから搬送車が進入可能及び第1ルートへ搬送車が退出可能な第2搬送車退避空間が設けられていてもよい。この構成によれば、第1ラックの下部の第1搬送車退避空間ないし第2ラックの下部の第2搬送車退避空間へ搬送車が潜り込むことで、第2ルートないし第1ルートにおいて当該搬送車を後続の他の搬送車が追い抜くことが可能となる。
本発明の一側面によれば、狭い空間で多数の物品を入出庫することが可能となる自動倉庫システムを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。 図2(a)は、図1の自動倉庫システムの入庫ポートを示す正面図である。図2(b)は、図1の自動倉庫システムの入庫ポートを示す他の正面図である。 図3(a)は、図1の自動倉庫システムの出庫ポートを示す正面図である。図3(b)は、図1の自動倉庫システムの出庫ポートを示す他の正面図である。 図4は、第2実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。 図5は、第3実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。 図6は、第4実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。 図7は、第5実施形態に係る自動倉庫システムの配置構成を示す概略平面図である。
以下、実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1〜図3に示されるように、第1実施形態に係る自動倉庫システム1は、ラック10及びスタッカクレーン20を有する複数の自動倉庫30と、複数の自動倉庫30に対して物品Lを入出庫する搬送車40と、自動倉庫システム1を管理する制御装置であるコントローラ50と、を備える。
以下において、「上」、「下」の語は、鉛直方向の上方及び下方に対応する。「Z方向」は、鉛直方向であって、ラック10の段方向である。「X方向」は、水平方向であって、ラック10の長手方向である。「Y方向」は、X方向及びZ方向に垂直な水平方向であって、自動倉庫30が並置された方向である。
自動倉庫30は、例えば建屋内に設けられている。自動倉庫30は、搬送車40によって搬送されてきた物品Lをスタッカクレーン20によって自動的に保管すると共に、保管している物品Lをスタッカクレーン20によって自動的に搬出する。自動倉庫30は、Y方向に沿って並置されている。物品Lの大きさ、形状及び重さ等は特に限定されず、あらゆる物体を物品Lとして適用できる。
各自動倉庫30において、ラック10は、X方向を長手方向とし、Y方向に間隔をあけて対向するように一対配置されている。ラック10は、物品Lが載置されて収納される荷載置部をX方向及びZ方向に複数有している。これにより、ラック5は、物品LをX方向及びZ方向にマトリクス状に保管する。隣接する一対の自動倉庫30のうちの一方の自動倉庫30におけるラック10である第1ラック10Aと他方の自動倉庫30におけるラック10である第2ラック10Bとは、隣接(近接)して互いに対向するように配置されている。ここでは、一方の自動倉庫30の第1ラック10Aと他方の自動倉庫30の第2ラック10Bとは、背面合わせで接近して配置されている。
スタッカクレーン20は、各自動倉庫30においてY方向に対向するラック10の間にX方向に沿って延設された走行レール22を走行する。スタッカクレーン20は、走行レール22に沿って走行可能な走行台車と、この走行台車上のマストに沿って昇降自在で且つ移載装置が設けられた昇降台と、を含む。スタッカクレーン20は、ラック10の荷載置部と後述の入庫ポートI及び出庫ポートOとの間で物品Lを搬送する。スタッカクレーン20は、ラック10の荷載置部、入庫ポートI及び出庫ポートOに対して、物品Lの移載(荷積み及び荷下ろし)を行う。スタッカクレーン20は、その動作がコントローラ50により制御される。
スタッカクレーン20としては、特に限定されず、種々の公知のスタッカクレーンを用いることができる。例えばスタッカクレーン20としては、例えば、物品Lの後端にフックを引っ掛けて取り込むリアフック式、物品Lの両側を挟んで保持し移載するクランプ式、スライドフォークで物品Lをすくい上げて移載するフォーク式、又は、物品Lの前端にフックを引っ掛けて取り込むフロントフック式等の装置を用いることができる。
搬送車40は、無人走行する搬送用台車である。搬送車40は、予め定められたルートRに沿って走行する。搬送車40は、入庫ポートI及び出庫ポートOとの間で物品Lを移載可能である。搬送車40としては、AGV(Automatic Guided Vehicle)が用いられている。搬送車40は、ルートRに誘導されて走行する車両本体41と、車両本体41上に設けられ物品Lを昇降する移載装置としてのリフター42と、を有する。搬送車40で採用される誘導方式は特に限定されず、例えば磁気誘導式、レーザ誘導式又は有軌道式等の何れであってもよい。ルートRは、例えば、磁気テープ(磁気マーカ)、レーザ反射板又はレール等により構成できる。搬送車40は、その動作がコントローラ50により制御される。なお、搬送車40としては、AGVに特に限定されず、例えば天井走行車又は有軌道台車等であってもよい。
ここで、搬送車40が走行するルートRは、第1ルートR1と、第2ルートR2と、接続ルートR3と、周回ルートR4と、を含む。
第1ルートR1は、第1ラック10Aの下部をX方向に貫通する。第1ラック10Aの下部は、第1ラック10Aの最下段に対応する。第1ラック10Aの下部は、第1ラック10Aにおける床Fから所定長上方に亘る空間部分である。第1ルートR1は、搬送車40が一方向のみに走行する一方通行のルートである。複数の自動倉庫30それぞれの第1ルートR1における一方通行の方向は、互いに同じ方向である。図示する例では、X方向において、第1ラック10Aの下部における一端から中央の位置に、第1ルートR1が設けられている。
第1ラック10Aの下部における第1ルートR1上には、搬送車40が通過するための通過用間隙が形成されている。換言すると、第1ラック10Aの下部には、当該下部において搬送車40を第1ルートR1に沿って移動可能にする空間である通過用間隙が形成されている。当該通過用間隙は、上昇させた状態のリフター42に物品Lを載せて搬送している搬送車40が通過できる間隙である。当該通過用間隙は、X方向に沿って貫通するように延びる。当該通過用間隙では、ラチス等の構造部材が設けられていない。当該通過用間隙では、一対の支柱が、Y方向における搬送車40の横幅よりも広い間隔で設けられている。
第1ルートR1は、第2ラック10Bに搬送車40で物品Lを移載可能である。第2ラック10Bにおける第1ルートR1から搬送車40で物品Lを移載する下部には、入庫ポートI及び出庫ポートOが設けられている。入庫ポートIは、第2ラック10Bの下部においてX方向に隣接して複数(ここでは3つ)並設されている。出庫ポートOは、第2ラック10Bの下部においてX方向に隣接して複数(ここでは3つ)並設されている。複数の出庫ポートOからなる一群は、複数の出庫ポートOからなる一群とX方向に隣接している。
第1ラック10Aの下部と第2ラック10Bの下部との間には、第1ルートR1から入庫ポートI及び出庫ポートOへの当該移載を可能とする空間である移載用間隙が設けられている。移載用間隙は、Y方向に沿って貫通するように延びる。移載用間隙では、ラチス及び背面ブレス等の構造部材が設けられていない。
図2に示されるように、入庫ポートIでは、搬送車40により自動倉庫30へ物品Lの入庫が行われる。入庫ポートIには、物品Lを載置する載置台61が設けられている。載置台61は、当該載置台61の下部に搬送車40を潜り込み可能とする潜込用間隙(間隙)62を有する。図示する例では、載置台61は、ラック10におけるX方向に隣接する一対の支柱11にそれぞれ設けられた物品支承部材12によって構成される。一対の支柱11は、X方向における搬送車40の横幅よりも広い間隔で設けられている。一対の物品支承部材12の間隔は、リフター42のX方向の幅よりも大きい。一対の物品支承部材12の間隔は、物品LのX方向の幅よりも小さい。潜込用間隙62は、物品支承部材12と床Fとの間の空間によって構成される。
図1及び図2に示されるように、入庫ポートIには、上昇させた状態のリフター42に物品Lを載せて搬送している搬送車40が、第1ルートR1から進入する(図2(a)参照)。搬送車40は、車両本体41が潜込用間隙62に完全に潜り込む位置に至るまで進行して停止した後、リフター42を下降させることで、搬送車40から載置台61上へ物品Lを移載する(図2(b)参照)。これにより、物品Lの入庫が完了する。その後、搬送車40は、例えばリフター42を下降させた状態のまま第1ルートR1に戻り、第1ルートR1に沿って移動する。
図3に示されるように、出庫ポートOでは、搬送車40により自動倉庫30からの物品Lの出庫が行われる。出庫ポートOには、入庫ポートIと同様に、前述の載置台61が設けられている。
図1及び図3に示されるように、出庫ポートOには、事前に(搬送車40が進入する前に)物品Lが置かれる。出庫ポートOには、リフター42を下降させた状態とした搬送車40が、第1ルートR1から進入する(図3(a)参照)。搬送車40は、車両本体41が潜込用間隙62に完全に潜り込む位置に至るまで進行して停止した後、リフター42を上昇させることで、載置台61上から搬送車40へ物品Lを移載する(図3(b)参照)。当該搬送車40は出庫ポートOから退出して第1ルートR1に戻り、これにより、物品Lの出庫が完了する。その後、搬送車40は、例えば上昇させた状態のリフター42に物品Lを載せたまま、第1ルートR1に沿って移動する。
第2ルートR2は、第2ラック10Bの下部をX方向に貫通する。第2ラック10Bの下部は、第2ラック10Bの最下段に対応する。第2ラック10Bの下部は、第2ラック10Bにおける床Fから所定長上方に亘る空間部分である。第2ルートR2は、搬送車40が一方向のみに走行する一方通行のルートである。複数の自動倉庫30それぞれの第2ルートR2における一方通行の方向は、互いに同じ方向である。図示する例では、X方向において、第2ラック10Bの下部における他端(第1ルート側とは反対側の端)から中央の位置に、第2ルートR2が設けられている。
第2ラック10Bの下部における第2ルートR2上には、搬送車40が通過するための通過用間隙が形成されている。換言すると、第2ラック10Bの下部には、当該下部において搬送車40を第2ルートR2に沿って移動可能にする空間である通過用間隙が形成されている。当該通過用間隙は、上昇させた状態のリフター42に物品Lを載せて搬送している搬送車40が通過できる間隙である。当該通過用間隙は、X方向に沿って貫通するように延びる。当該通過用間隙では、ラチス等の構造部材が設けられていない。当該通過用間隙では、一対の支柱が、Y方向における搬送車40の横幅よりも広い間隔で設けられている。
第2ルートR2は、第1ラック10Aに搬送車40で物品Lを移載可能である。第1ラック10Aにおける第2ルートR2から搬送車40で物品Lを移載する下部には、上述の入庫ポートI及び出庫ポートOが設けられている。第1ラック10Aの下部と第2ラック10Bの下部との間には、第2ルートR2から入庫ポートI及び出庫ポートOへの当該移載を可能とする空間である移載用間隙が設けられている。移載用間隙は、Y方向に沿って貫通するように延びる。移載用間隙では、ラチス及び背面ブレス等の構造部材が設けられていない。
接続ルートR3は、第1ラック10A及び第2ラック20Bの何れか一方の下部から何れか他方の下部へ設けられている。接続ルートR3は、X方向における第1ラック10A及び第2ラック20Bの途中(ここでは、中央)に設けられている。接続ルートR3は、第1ルートR1と第2ルートR2とを接続する。接続ルートR3は、搬送車40が一方向のみに走行する一方通行のルートである。第1ラック10Aの下部及び第2ラック10Bの下部における接続ルートR3上には、搬送車40が通過するための接続用間隙が形成されている。換言すると、第1ラック10Aの下部及び第2ラック10Bの下部には、当該下部において搬送車40を接続ルートR3に沿って移動可能にする空間である接続用間隙が形成されている。接続用間隙は、Y方向に沿って貫通するように延びる。接続用間隙では、ラチス及び背面ブレス等の構造部材が設けられていない。
周回ルートR4は、ラック10外において第1ルートR1及び第2ルートR2の少なくとも何れかと接続される。周回ルートR4は、搬送車40が一方向及び他方向に走行する双方向通行のルートである。図示する例では、周回ルートR4は、ラック10外において複数の第1ルートR1の上流側に接続されている。また、周回ルートR4は、ラック10外において複数の第2ルートR2の下流側に接続されている。周回ルートR4は、第2ルートR2の下流側から第1ルートR1の上流側へ連続するように延在している。周回ルートR4では、第2ルートR2を通過した搬送車40を第1ルートR1へ巡らすことができる。なお、周回ルートR4は、一方通行としてもよい。周回ルートR4は、2車線以上のルートであってもよい。
以上のように構成されたルートRでは、搬送車40は、周回ルートR4から第1ルートR1に進入し、第1ルートR1を走行し、接続ルートR3を介して第2ルートR2へ移る。搬送車40は、第2ルートR2を走行し、周回ルートR4へ退出する。その後、搬送車40は、周回ルートR4を走行して第1ルートR1へ再び進入する。
コントローラ50は、プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体、CPU(Central Processing Unit)、及び、通信回路等を有するコンピュータである。コントローラ50は、CPUが出力する信号に基づいて、入力データをRAMに記憶し、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムを実行することで、各種機能を実現する。
コントローラ50は、スタッカクレーン20と無線又は有線で接続されている。コントローラ50は、スタッカクレーン20の走行及びスタッカクレーン20による物品Lの移載を制御する。コントローラ50は、搬送車40と無線又は有線で接続されている。コントローラ50は、搬送車40の走行及び搬送車40のリフター42の動作を制御する。
以上、自動倉庫システム1では、第1ラック10Aの下部及び第2ラック10Bの下部に、搬送車40が走行するルートRとして第1ルートR1と第2ルートR2と接続ルートR3とが設けられている。搬送車40は、第1ラック10Aの下部から第2ラック10Bの下部へ移るクランク状に走行可能である。このとき、搬送車40は、第1ルートR1上から第2ラック10Bに物品Lを移載可能であり、第2ルートR2から第1ラック10Aに物品Lを移載可能である。
したがって、自動倉庫システム1によれば、ラック10を利用して(特にラック10の下部を利用して)、搬送車40の通過と搬送車40による入出庫とを実現することができる。狭い空間で多数の物品Lを入出庫することが可能となる。また、自動倉庫システム1のフットプリントを小さくすることが可能となる。多数の入庫ポートI及び出庫ポートOを確保することが可能となり、スタッカクレーン20の動作自由度を向上することが可能となる。
自動倉庫システム1では、搬送車40が走行するルートRは周回ルートR4を更に含んでいる。第1ルートR1及び第2ルートR2は、搬送車40が一方向のみに走行する一方通行のルートである。この構成によれば、第1ルートR1上及び第2ルートR2上において、多数の搬送車40が存在する場合でも、互いの走行が邪魔し合う(他の搬送車40の影響を受ける)ことを抑制でき、多数の搬送車40がスムーズに走行すること可能となる。第1ルートR1上及び第2ルートR2上で搬送車40が滞ることを抑えることができる。複数の搬送車40を円滑にルートRに沿って走行させることができ、多数の物品Lの入出庫を行うことが可能となる。
自動倉庫システム1では、搬送車40はリフター42を有する。第1ラック10A及び第2ラック10Bの入庫ポートI及び出庫ポートOには、載置台61が設けられている。載置台61は、当該載置台61の下部に搬送車40を潜り込み可能とする潜込用間隙62を有している。この構成によれば、自動倉庫30への物品Lの入出庫を、載置台61に搬送車40が潜り込むことで実現できる(図2及び図3参照)。自動倉庫30への物品Lの入出庫に際して入出庫用のコンベヤ等を不要にでき、コストを抑制することが可能となる。
自動倉庫システム1では、コントローラ50による搬送車40の動作制御にシビアな管理が不要であり、当該動作制御のシンプル化が可能となっている。第1ルートR1及び第2ルートR2が一方通行のルートであるために、コントローラ50による搬送車40の動作制御にデッドロックが生じることを抑制することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る自動倉庫システムについて説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
図4に示されるように、第2実施形態に係る自動倉庫システム101において、各自動倉庫30は、直列に配置された2台のスタッカクレーン20を有する。搬送車40が走行するルートRは、2つの第1ルートR1と、2つの第2ルートR2と、3つの接続ルートR3と、を含んでいる。図示する例では、X方向において、第1ラック10Aの下部における一端部と中央他端寄りの位置とに、第1ルートR1が設けられている。X方向において、第2ラック10Bの下部における他端部と中央一端寄りの位置とに、第2ルートR2が設けられている。X方向において、第1ラック10A及び第2ラック10Bを4等分する位置に接続ルートR3が設けられている。
搬送車40は、第1ラック10Aの下部及び第2ラック10Bの下部において、第1ルートR1を走行し、接続ルートR3を介して第2ルートR2へ移り、第2ルートR2を走行した後、接続ルートR3を介して第1ルートR1へ移り、再び、第1ルートR1を走行し、接続ルートR3を介して第2ルートR2へ移り、第2ルートR2を走行する。搬送車40は、第1ラック10Aの下部と第2ラック10Bの下部との間で矩形波状に走行する。
以上、自動倉庫システム101においても、狭い空間で多数の物品Lを入出庫することが可能となる。自動倉庫システム101では、2台のスタッカクレーン20を有する自動倉庫30へ入出庫することが可能となり、更に多数の物品Lの入出庫を行うことができる。1つの走行レール22上に複数のスタッカクレーン20を投入する場合でも、そのスタッカクレーン20の数に対応して、第1ルートR1及び第2ルートR2のクランク(接続ルートR3)の数が増えるように構成し、スタッカクレーン20の投入数分の入出庫能力を十分に発揮可能となる。
なお、各自動倉庫30は、3台以上のスタッカクレーン20を有していてもよく、この場合、搬送車40が走行するルートRは、3つ以上の第1ルートR1と、3つ以上の第2ルートR2と、4つ以上の接続ルートR3と、を含む(以下、同じ)。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る自動倉庫システムについて説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
図5に示されるように、本実施形態に係る自動倉庫システム201において、搬送車40が走行するルートRは、第3ルートR6を更に含む。第3ルートR6は、自動倉庫システム201のY方向の一端に位置するラック10の下部をY方向に貫通する。第3ルートR6上には、入庫ポートI及び出庫ポートOが設けられている。第3ルートR6上の入庫ポートI及び出庫ポートOには、物品Lを載置する載置台が設けられている。第3ルートR6上の入庫ポートI及び出庫ポートOの当該載置台には、上昇させた状態のリフター42に物品Lを載せて搬送している搬送車40が、X方向にすり抜け可能な間隙が設けられている。
本実施形態では、ルートRは、搬送車40の走行方向の上流側に配置された第2ルートR2と、その下流側に接続ルートR3を介して接続された第1ルートR1と、からなるルート構成を更に含む。具体的には、ルートRは、走行方向の上流側に配置された第1ルートR1と、その下流側に接続ルートR3を介して接続された第2ルートR2と、からなる第1実施形態の第1ルート構成に加えて、走行方向の上流側に配置された第2ルートR2と、その下流側に接続ルートR3を介して接続された第1ルートR1と、からなる第2ルート構成を含む。第1及び第2ルート構成は、自動倉庫システム201を上方から見て、Y方向に交互に配置されている。第1及び第2ルート構成では、第1ルートR1及び第2ルートR2における一方通行の方向は、同じ方向である。第2ルート構成の第1ルートR1は、図示する例では、X方向における第1ラック10Aの他端から中央の位置に設けられている。第2ルート構成の第2ルートR2は、図示する例では、X方向における第2ラック10Bの一端から中央の位置に設けられている。
第1ルート構成によれば、搬送車40は、周回ルートR4から第1ルートR1にまず進入し、第1ルートR1を走行した後、接続ルートR3を介して第2ルートR2へ移り、第2ルートR2を走行し、周回ルートR4へ退出することが可能である。第2ルート構成によれば、搬送車40は、周回ルートR4から第2ルートR2にまず進入し、第2ルートR2を走行した後、接続ルートR3を介して第1ルートR1へ移り、第1ルートR1を走行し、周回ルートR4へ退出することが可能である。
本実施形態では、複数の入庫ポートIのうち少なくとも一部は、出庫ポートOに対して、走行レール22を介してY方向に対向するように配置されている。複数の出庫ポートOのうち少なくとも一部は、入庫ポートIに対して、走行レール22を介してY方向に対向するように配置されている。
以上、自動倉庫システム201においても、狭い空間で多数の物品Lを入出庫することが可能となる。自動倉庫システム201によれば、スタッカクレーン20の複合動作(以下、単に「クレーン複合動作」という)が可能となる。すなわち、走行レール22を介してY方向に対向して配置された入庫ポートI及び出庫ポートOを有する自動倉庫30では、当該対向する位置において、スタッカクレーン20がX方向に移動せずに、入庫ポートIへの物品Lの移載と出庫ポートOからの物品Lの移載とが可能となる。これにより、高い稼働率での運用が可能となる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態に係る自動倉庫システムについて説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
図6に示されるように、本実施形態に係る自動倉庫システム301において、隣接する一対の自動倉庫30のうち、一方の自動倉庫30と他方の自動倉庫30とでは、第1ルートR1及び第2ルートR2における一方通行の方向が互いに異なる。具体的には、一方の自動倉庫30では、X方向において、第1ラック10Aの下部における一端から中央に第1ルートR1が設けられ、第2ラック10Bの下部における他端から中央に第2ルートR2が設けられ、ラック10の一端から他端に向かう方向が一方通行の方向である。他方の自動倉庫30では、X方向において、第1ラック10Aの下部における他端から中央に第1ルートR1が設けられ、第2ラック10Bの下部における一端から中央に第2ルートR2が設けられ、ラック10の他端から一端に向かう方向が一方通行の方向である。
本実施形態では、搬送車40が走行するルートRは、第3ルートR6を更に含む。第3ルートR6は、自動倉庫システム301のY方向の両端に位置するラック10の下部を、Y方向に貫通する。第3ルートR6上には、入庫ポートI及び出庫ポートOが設けられている。第3ルートR6上の入庫ポートI及び出庫ポートOには、物品Lを載置する載置台が設けられている。第3ルートR6上の入庫ポートI及び出庫ポートOの当該載置台には、上昇させた状態のリフター42に物品Lを載せて搬送している搬送車40がX方向にすり抜け可能な間隙が設けられている。
本実施形態では、複数の入庫ポートIのうち少なくとも一部は、出庫ポートOに対して、走行レール22を介してY方向に対向するように配置されている。複数の出庫ポートOのうち少なくとも一部は、入庫ポートIに対して、走行レール22を介してY方向に対向するように配置されている。
本実施形態に係る自動倉庫システム301では、ルートRは、搬送車40を周回のみさせるルート(ラック10の下部を通過しないルート)を含まない。ルートRでは、ラック10の下部を通過するルート(上記ルートR1〜R3,R6)を利用して、搬送車40を周回させること、つまり、周回ルートの形成が可能となっている。
以上、自動倉庫システム301においても、狭い空間で多数の物品Lを入出庫することが可能となる。自動倉庫システム301では、クレーン複合動作が可能となる。自動倉庫システム301では、複数の自動倉庫30において、第1ルートR1及び第2ルートR2の一方通行の方向を異ならせることができる。これにより、X方向におけるラック10の一端側及び他端側の双方から搬送車40を進入(物品Lを入庫)できると共に、X方向におけるラック10の一端側及び他端側の双方から搬送車40を退出(物品Lを出庫)できる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態に係る自動倉庫システムについて説明する。本実施形態の説明では、第4実施形態と異なる点について説明する。
図7に示されるように、本実施形態に係る自動倉庫システム401において、各自動倉庫30は、直列に配置された2台のスタッカクレーン20を有する。搬送車40が走行するルートRは、2つの第1ルートR1と、2つの第2ルートR2と、3つの接続ルートR3と、を含んでいる。搬送車40は、第1ラック10Aの下部及び第2ラック10Bの下部において、第1ルートR1を走行し、接続ルートR3を介して第2ルートR2へ移り、第2ルートR2を走行した後、接続ルートR3を介して第1ルートR1へ移り、再び、第1ルートR1を走行し、接続ルートR3を介して第2ルートR2へ移り、第2ルートR2を走行する。搬送車40は、第1ラック10Aの下部と第2ラック10Bの下部との間で矩形波状に走行する。
以上、自動倉庫システム401においても、狭い空間で多数の物品Lを入出庫することが可能となる。自動倉庫システム401では、2台のスタッカクレーン20を有する自動倉庫30に対する入出庫が可能となり、更に多数の物品Lの入出庫を行うことができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明の一態様は、上記実施形態に限定されない。
上記実施形態において、第1ラック10Aの下部には、入庫ポートI及び出庫ポートOとは別に、第2ルートR2から搬送車40が進入可能及び第2ルートR2へ搬送車40が退出可能な第1搬送車退避空間が設けられていてもよい。第2ラック10Bの下部には、入庫ポートI及び出庫ポートOとは別に、第1ルートR1から搬送車40が進入可能及び第1ルートR1へ搬送車40が退出可能な第2搬送車退避空間が設けられていてもよい。第1搬送車退避空間及び第2搬送車退避空間は、搬送車40を収容可能な空間であり、例えば、ラック10の下部においてラチス及び背面ブレス等の構造部材を除去することで形成できる。換言すると、入庫ポートI又は出庫ポートOから載置台61を除いた空間である。このような構成によれば、第1ラック10Aの下部の第1搬送車退避空間ないし第2ラック10Bの下部の第2搬送車退避空間へ搬送車40が潜り込むことで、第2ルートR2ないし第1ルートR1において当該搬送車40を後続の他の搬送車40が追い抜くことが可能となる。なお、第2ルートR2に直交するように第1搬送車退避空間が接続され、第1ルートR1に直行するように第2搬送車退避空間が接続されていてもよい。このような構成は、搬送車40が直角移動可能ないわゆる床面走行車である場合ならではの構成である。
上記実施形態では、自動倉庫30はシングルリーチ方式の構成を有するが、ダブルリーチ方式の構成を有していてもよい。上記実施形態では、第1ラック10Aと第2ラック10Bとは、機能として分かれているが構造が一体で構成されていてもよい。上記実施形態では、上記実施形態では、第1ルートR1ないし第2ルートR2から搬送車40を潜り込ませて物品Lを移載させているが、Y方向の端部に位置するラック10の入庫ポートI及び出庫ポートOには、当該ラック10に近接するように設けられた周回ルートR4から搬送車40を潜り込ませて物品Lを移載させてもよい。
上記実施形態では、搬送車40が移載装置としてリフター42を備えるが、搬送車40が備える移載装置の種別ないし仕様は特に限定されない。搬送車40は、リフター42以外の移載装置を備えていてもよい。搬送車40は、例えばリアフック式、クランプ式、フォーク式又はフロントフック式等の台車であってもよい。この場合、例えば搬送車40は、第1ルートR1上に停止し、そのアームを第2ラック10Bに対して伸縮することで、第2ラック10Bとの間で物品Lを移載できる。またこの場合、例えば搬送車40は、第2ルートR2上に停止し、そのアームを第1ラック10Aに対して伸縮することで、第1ラック10Aとの間で物品Lを移載できる。
上記実施形態では、ルートRの少なくとも一部がラック10の下部を通過しているが、ルートRが通過するラック10の位置は特に限定されず、ラック10の上部でもよいし、ラック10の鉛直方向の中部でもよい。例えば搬送車40が天井走行車の場合、ラック10の上部にレール等のルートRが通過するように配置してもよい。上記実施形態では、入庫ポートI又は出庫ポートOを利用して搬送車40を退避させてもよい。
1,101,201,301,401…自動倉庫システム、10…ラック、10A…第1ラック、10B…第2ラック、20…スタッカクレーン、30…自動倉庫、40…搬送車、42…リフター、61…載置台、62…潜込用間隙(間隙)、L…物品、R…ルート、R1…第1ルート、R2…第2ルート、R3…接続ルート、R4…周回ルート。

Claims (5)

  1. ラック及びスタッカクレーンを有する複数の自動倉庫と、
    予め定められたルートに沿って走行し、複数の前記自動倉庫に対して物品を入出庫する搬送車と、を備え、
    隣接する一対の前記自動倉庫のうちの一方の自動倉庫における前記ラックである第1ラックと他方の自動倉庫における前記ラックである第2ラックとは、互いに対向するように配置され、
    前記搬送車が走行する前記ルートは、
    前記第1ラックを当該第1ラックの長手方向に貫通すると共に、前記第2ラックに前記搬送車で前記物品を移載可能な第1ルートと、
    前記第2ラックを当該第2ラックの長手方向に貫通すると共に、前記第1ラックに前記搬送車で前記物品を移載可能な第2ルートと、
    前記第1ラック及び前記第2ラックの何れか一方から何れか他方へ設けられ、前記第1ルートと前記第2ルートとを接続する接続ルートと、を含む、自動倉庫システム。
  2. 前記搬送車が走行する前記ルートは、前記ラック外において前記第1ルート及び前記第2ルートの少なくとも何れかと接続される周回ルートを更に含み、
    前記第1ルート及び第2ルートは、前記搬送車が一方向のみに走行する一方通行のルートである、請求項1に記載の自動倉庫システム。
  3. 前記搬送車は、搬送する前記物品を昇降するリフターを有し、
    前記第1ラックにおいて前記第2ルートから前記搬送車で前記物品を移載する下部、及び、前記第2ラックにおいて前記第1ルートから前記搬送車で前記物品を移載する下部には、前記物品を載置する載置台が設けられ、
    前記載置台は、当該載置台の下部に前記搬送車を潜り込み可能とする間隙を有する、請求項1又は2に記載の自動倉庫システム。
  4. 前記自動倉庫は、直列に配置された少なくとも2台の前記スタッカクレーンを有し、
    前記搬送車が走行する前記ルートは、少なくとも2つの前記第1ルートと、少なくとも2つの前記第2ルートと、少なくとも3つの前記接続ルートと、を含む、請求項1〜3の何れか一項に記載の自動倉庫システム。
  5. 前記第1ラックの下部には、前記第2ルートから前記搬送車が進入可能及び前記第2ルートへ搬送車が退出可能な第1搬送車退避空間が設けられ、
    前記第2ラックの下部には、前記第1ルートから前記搬送車が進入可能及び前記第1ルートへ前記搬送車が退出可能な第2搬送車退避空間が設けられている、請求項1〜4の何れか一項に記載の自動倉庫システム。
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