JP7125375B2 - 自動倉庫システム - Google Patents
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Description
自動倉庫では、保管棚部への荷の収納や取出しは、リフト機構を有するリフト機器を用いて行われる場合が多い。一方で、自動倉庫であっても、保管棚部の最下段などにリフト機器を使わずユーザが手動で荷の収納や取出しを行えるようにしたいというニーズがある。しかし、特許文献1に記載の自動倉庫では、保管棚部の各段の載置面の構造の制約から載置面の位置を低くすることが困難であり、最下段であっても手動で荷を収納・取出することが難しいという問題があった。
これらから、本発明者らは、自動倉庫システムには、保管棚部の載置面を低くする観点から改善の余地があることを認識した。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
図1~図4を参照して実施の形態に係る自動倉庫システム100の構成について説明する。図1は、実施の形態に係る自動倉庫システム100の一例を概略的に示す平面図である。図2は、自動倉庫システム100の保管棚部22の配置を示す平面図である。図3は、自動倉庫システム100を概略的に示す正面図である。図4は、自動倉庫システム100の保管棚部22の配置を示す正面図である。これらの図では、柱や梁などの記載を省略している。
保管棚部22は、床部Lgに設置され、多数の荷12を保管可能ないわば高密度保管型の保管スペースである。保管棚部22の構成は、複数の荷12を収容・保管可能であれば、特に限定されない。自動倉庫システム100、高さ方向に層状に重ねられたN(N≧2)段の保管棚部22を有する。本実施形態は3段の保管棚部22を有する。層状に重ねられたN段の保管棚部22を保管棚群20と表記する。なお、床部Lgに最も近い1段目の保管棚部22を単に「1段目」と、2段目の保管棚部22を単に「2段目」と、3段目の保管棚部22を単に「3段目」ということがある。
次に、図5、図6も参照して第1台車14について説明する。図5は、第1台車14の一例を概略的に示す平面図である。図6は、第1台車14の側面図である。第1台車14は、荷12を搬送するために、保管行24の中で第1レール40をX軸方向に走行する。第1台車14は、保管部26に対して荷12を出し入れする。第1台車14は、第2台車16に乗降するために、第2台車16上をX軸方向に走行する。
次に、図7、図8も参照して第2台車16について説明する。図7は、第2台車16の一例を概略的に示す平面図である。図8は、第2台車16の側面図であり、第1台車14を搭載した状態を示している。第2台車16は、第2レール44をY軸方向に走行する。第2台車16は、空荷の状態または荷12を搭載した状態の第1台車14を搬送する。
台車搭載部16cは、車体16bの上面から下向に窪んでおり、車体16bは側面視で凹形状を呈する。台車搭載部16cはX軸方向幅およびY軸方向幅に対してZ軸方向に薄い略板状をしている。台車搭載部16cは、第1台車14がX軸方向に走行する走行路の一部である。台車搭載部16cの大きさは、第1台車14が台車搭載部16cの周囲と干渉することなくX軸方向に走行できるように、第1台車14の大きさに十分な量のマージンを加えた大きさとされる。
機構収納部16dは、台車搭載部16cに比べZ軸方向に厚く、台車搭載部16cの両側で上向きに突出する略直方体形状を有する。機構収納部16dは、台車搭載部16cの上側の空間をY軸方向に挟む一対の側壁部16jを有する。一対の側壁部16jは、第1台車14の車体の側壁と隙間を介してY軸方向に対向する。機構収納部16dの内部には、車輪16fを駆動するモータ(不図示)と、このモータを制御する制御回路(不図示)と、が搭載されている。
以上が、自動倉庫システム100の全体構成の説明である。
次に、図9~図11を参照してレール支持部材を説明する。
本実施形態のレール支持部材を説明する前に比較例のレール支持部材を説明する。この比較例は、本実施形態を完成する過程で創案されたものの一つである。図9は、比較例に係る自動倉庫システム500の保管棚部22を概略的に示す正面図である。この図では、第2台車16の台車搭載部16cが示され、機構収納部と車輪の一部は省略されている。比較例の保管棚部22は、本実施形態の保管棚部22に対して、第1支持部材42と第2支持部材46との配置が異なり、第2台車16の形状が異なる点で相違し、その他の構成は同様である。
以上が、自動倉庫システム100の構成の説明である。
次に、図1を参照して、このように構成された自動倉庫システム100の搬入・搬出動作を説明する。自動倉庫システム100は、入庫部30と、出庫部32と、を備える。自動倉庫システム100は、フォークリフトなどによって倉庫外部からの荷12を入庫部30に搬入する。自動倉庫システム100は、入庫部30に搬入された荷12を、第1台車14および第2台車16を含む内部搬送機構によって所定の保管部26に搬送して保管する。自動倉庫システム100は、所定の保管部26で保管していた荷12を、内部搬送機構によって出庫部32に搬送する。自動倉庫システム100は、出庫部32に搬送された荷12を、フォークリフトなどによって倉庫外部に搬出する。
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
Claims (9)
- 荷を保管可能な複数段の保管棚部を備え、
前記複数段の保管棚部それぞれは、
第1方向に延在する第1走行路と、
前記第1走行路を支持する第1支持部材と、
荷を搭載可能であり、前記第1走行路上を前記第1方向に移動可能な第1台車と、
前記第1方向と交差する第2方向に延在する第2走行路と、
前記第2走行路を支持し、前記第2方向に複数配置された第2支持部材と、
前記第1台車を搭載可能であり、前記第2走行路上を前記第2方向に移動可能な第2台車と、を有し、
少なくとも一つの段の前記保管棚部において、前記第1支持部材は前記複数の第2支持部材にわたるように延伸し、且つ、前記複数の第2支持部材に対して、前記第1方向から見て高さ方向に一部重なりを有するように接することを特徴とする自動倉庫システム。 - 荷を保管可能な複数段の保管棚部を備え、
前記複数段の保管棚部それぞれは、第1方向に延在する第1走行路と、
前記第1走行路を支持し、前記第1方向に複数配置された第1支持部材と、
荷を搭載可能であり、前記第1走行路上を前記第1方向に移動可能な第1台車と、
前記第1方向と交差する第2方向に延在する第2走行路と、
前記第2走行路を支持する第2支持部材と、
前記第1台車を搭載可能であり、前記第2走行路上を前記第2方向に移動可能な第2台車と、を有し、
少なくとも一つの段の前記保管棚部において、前記第2支持部材は前記複数の第1支持部材にわたるように延伸し、且つ、前記複数の第1支持部材に対して、前記第2方向から見て高さ方向に一部重なりを有するように接することを特徴とする自動倉庫システム。 - 前記第2支持部材は、前記第1支持部材が進入する凹部を有する、請求項1または2に記載の自動倉庫システム。
- 前記第1支持部材は、前記第2支持部材が進入する凹部を有する、請求項1または2に記載の自動倉庫システム。
- 前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、それぞれ凹部を有し、該凹部同士が噛合う、請求項1または2に記載の自動倉庫システム。
- 前記第1支持部材及び前記第2支持部材のうち、下方に位置する一方の支持部材が下向きに凹む凹部を有し、前記凹部に他方の支持部材が進入する、請求項1または2に記載の自動倉庫システム。
- 前記第1支持部材と前記第2支持部材とは一体的に構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。
- 前記第2支持部材の前記第1方向の端面は、前記第1支持部材の側面に固定されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。
- 前記第2支持部材は、一片が前記第1支持部材の上面に接し他片が前記第2支持部材に接合されるL字部材によって前記第1支持部材に固定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の自動倉庫システム。
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