JP4440756B2 - 棚設備 - Google Patents

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Description

この発明は棚設備に関し、特に小さなスペースに構築することができ、多品種の素材、部品、工具等を保管するのに適した設備に関する。
例えば、素材、部品、工具等を保管しておく場合、素材等をコンテナに入れ、あるいはパレットに載せ、あるいは素材等を入れたコンテナをパレットに載せ、パレットやコンテナ(以下、単に「パレット類」ともいう)をフォークリフト車両を利用して持ち上げて棚設備まで運搬し、棚設備に保管することが多い。
この種の棚設備では複数の収納棚を相互に間隔をあけて平行にレイアウトし、隣接する収納棚の間のスペースをフォークリフト車両が通行するスペースとし、通行スペースの側からパレット類を差し入れ引き出すことが行われていた(特許文献1、特許文献2)。
しかし、上述の棚設備ではフォークリフト車両を収納棚の広面に対して進退させる必要があり、通行スペースが非常に大きくなってしまい、棚設備を構築するのに大きなスペースが必要となる。
これに対し、収納棚の長手方向の両側に搬入リフターと搬出リフターを設ける一方、各段の棚を搬入側が搬出側に比して高くなるように傾斜させ、又各段の棚にローラを設け、搬入したコンテナを自重で搬出側に移動させ、パレット等の収納と取り出しを自動的に行えるようにした棚設備が提案されている(特許文献3)。
また、走行経路を収納棚の広面に沿って延設し、この走行経路上にフォークリフト台車を移動可能に設け、フォークリフト台車によってコンテナ等を棚に収納し取り出すようにした棚設備も提案されている(特許文献4)。
特公昭52−5742号公報 実開平07−31708号公報 実用新案登録第3034327号公報 特開2001−171807号公報
しかし、上記特許文献3記載の棚設備では棚の長手方向の中間にあるコンテナを取り出そうとすると、その搬出側のコンテナを全て搬出する必要があり、多品種の素材、部品、工具等を保管するのに適さない。
また、特許文献4記載の棚設備では設備に沿って移動する専用のフォークリフト台車を設ける必要があり、コスト高になるという問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑み、コスト高を招来することなく小さなレイアウトスペースに設備を構築することができ、しかも多品種の素材、部品、工具等を保管するのに適した棚設備を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る棚設備は、平面長方形状の複数の収納棚が相互に平行な複数のラインにレイアウトされ、上記収納棚がパレット類を載置するための棚部を有している棚設備であって、上記収納棚の長方形の短辺側部分の一方はパレット類を棚部上に搬入するための搬入口部となっている一方、上記収納棚の長方形の長辺側部分の少なくとも一方は作業者が棚部上のパレット類をフォークリフト車両のフォーク上に引き出すための引出し口部となっていて、上記複数のうち、隣接する収納棚のラインの間が上記フォークリフト車両を収納棚に沿って走行させ得る最小の間隔に設定され、上記収納棚の棚部には上記搬入口部から反対側の短辺側部分に向けてパレット類を移動させるためのローラが設けられていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは収納棚の短辺側部分を搬入口部、長辺側部分を引出し口部とし、棚部にローラを設けるようにした点にある。
これにより、搬入口部からパレット類を収納棚の棚部に搬入すると、パレット類をローラによって棚部の反対側に向けて移動させることができる。他方、素材、部品、工具等のワークが必要な時にはそのワークを保管したパレット類の直近までフォークリフト車両を走行させてフォークを棚部の高さに上昇させた後、作業者が引出し口部からそのパレット類をフォーク上に引き出し、フォークリフト車両を棚設備の外方まで走行させれば必要なワークを取り出すことができ、多品種の素材、部品あるいは工具等を保管するのに最適である。
また、収納棚のラインの間にはフォークリフト車両が走行できる幅のスペースがあればよく、小さなスペースに棚設備を構築することができる。
さらに、設備に沿って移動する専用のフォークリフト台車を設ける必要はなく、市販のフォークリフト車両を使用できるので、コスト高になることもない。
収納棚の搬入口部側には搬入リフターを設けてもよいが、パレット類の搬出にフォークリフト車両を用いているので、フォークリフト車両によってパレット類を搬入するようにするのがよい。そこで、収納棚の搬入口部はフォークリフト車両のフォークを差し込んでパレット類を棚部上に搬入し得る大きさとなし、収納棚のラインの搬入口部の前方にはフォークリフト車両にパレット類の棚部への搬入動作を行わせるための作業スペースを設けるようにするのがよい。
搬入口部は例えば収納棚の周囲を壁面で構成し、壁面を開口させることによって形成するようにしてもよいが、多くの収納棚が長方形状の四隅に支柱を配置しこの四隅の支柱に棚部を支持して構成されていることから、収納棚の長方形の短辺側部分の支柱の間隔を設定することによって搬入口部とするのがよい。そこで、搬入口部は収納棚の棚部を支持する支柱の間隔をフォークリフト車両のフォークを差し込んでパレット類を棚部上に搬入し得る大きさとすることによって形成されているのが好ましい。
棚部のローラはパレット類を搬入口部から反対側に向けて移動させることのできるローラであってもよく、さらにはこの搬入口部から反対側に向かう方向と直交する幅方向にも回転できるようなローラを用い、パレット類を引出し口部に向けて移動させることもできるようにしてもよい。
収納棚をレイアウトする場合、1つの収納棚で1つのラインを構成してもよく、又複数の収納棚で1つのラインを構成するようにしてもよい。この場合、1ラインに並べられた複数の収納棚の間でパレット類が移動されるように構成されるのが望ましい。そこで、1つのラインには複数の収納棚を並べ、ラインの他端側の収納棚を除く収納棚では搬入口部と反対側の短辺側部分は連続する次の収納棚の搬入口部と連続する搬送口部となす一方、ラインの他端側の収納棚では搬入口部と反対側の短辺側部分はパレット類が棚部から落下するのを防止する構造となすのがよい。
ここで、「パレット類」とはワークを載せたパレット、ワークを入れたコンテナ、コンテナを載せたパレットをいうが、底面が広くなって底面をフォークリフト車両のフォーク上に載せることができるワークの場合にはワーク自体をも意味するものとする。
また、上述の棚設備を構築するのに用いる収納棚も新規である。即ち、本発明に係る収納棚は、平面長方形状をなし、パレット類を載せるための棚部を有し、複数を相互に平行な複数のラインにレイアウトして棚設備を構成するのに用いられる収納棚であって、長方形の短辺側部分の少なくとも一方がフォークリフト車両のフォークを差し込んでパレット類を棚部上に搬入する搬入口部となっている一方、長方形の長辺側部分の少なくとも一方は作業者が棚部上のパレット類を上記フォークリフト車両のフォーク上に引き出すための引出し口部となっており、上記棚部には上記搬入口部から反対側の短辺側部分に向けてパレット類を移動させるためのローラが設けられていることを特徴とする。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る棚設備の好ましい実施形態を示す。図において、例えば倉庫の床面上に複数の収納棚20を複数ライン、例えば4ライン11に配列して棚設備10が構成され、棚設備10の各ライン11は2つの収納棚20を1列に並べて構成され、隣接する2つのライン11の間はフォークリフト車両30が通行し得る最小間隔の通行スペース12となっている。
収納棚20は長方形の四隅に支柱21をレイアウトし4本の支柱21に棚部22を上下3段に支持して構成され、収納棚20の長方形の短辺側部分の一方は支柱21の間隔をパレット50の幅Lよりも大きく設定することによってパレット50を棚部22上に搬入し得る搬入口部23、長方形の短辺側部分の他方はライン11の次の収納棚20の搬入口部23に連続する搬送口部24となっており、又ライン11の次の収納棚20の長方形の短辺側部分の他方はパレット(パレット類)50が落下しないように支柱21の間にフレーム(図示せず)等が掛け渡されている。
また、収納棚20の長方形の長辺側部分の両方は棚部22上のパレット類50を引き出すための引出し口部25となっている。
さらに、収納棚20の棚部22には左右一対のローラコンベア40が載せられて固定され、ローラコンベア40は左右のフレームの間に複数のフリーローラを前後方向に並べて支持して構成され、棚部22上に搬入されたパレット類50を搬入口部23から反対側に向けて移動させることができるようになっている。
また、収納棚20の搬入口部23の前方にはフォークリフト車両30にパレット類50の棚部22への搬入動作を行わせるための作業スペース13が設けられている。
フォークリフト車両30は前方に突出させた一対のフォークを支柱に沿って上下動させることのできる通常のタイプのものが用いられている。
素材、部品、工具等のワークを棚設備10に保管する場合、ワークをパレット50の上に載せ、あるいはワークをコンテナに入れてパレット50の上に載せ、このパレット50をフォークリフト車両30のフォークによって持ち上げる。
このフォークリフト車両30を棚設備10の作業スペース13まで走行させ、作業スペース13において保管すべき収納棚20のラインまで走行させ、フォークリフト車両30のフォークをその収納棚20の保管すべき棚部22の高さまで上昇又は下降させ、図1に示すようにパレット50を搬入口部23から棚部22上に搬入する。
その後、パレット50をローラコンベア40によって搬入口部23から反対側に向けて移動させ、適当なところで止めて保管すればよい。
必要なワークを棚設備10から取り出す場合、図1に示されるように、フォークリフト車両30を必要なワークを保管した収納棚20に沿った通行スペース12に入り込ませてワークの近くまで走行させて停止させ、フォークをワークを保管した棚部22の高さまで上昇又は下降させ、作業者がパレット50を引出し口部25からフォーク上に引き出してフォークに載せ、フォークリフト車両30を通行スペース12から外方に走行させればよい。
なお、上記ではパレット50を収納棚20の搬入口部23から棚部22上に搬入するようにしたが、必要に応じて引出し口部25から棚部22上に搬入し、引出し口部25から引き出すようにすることもできる。
図3は第2の実施形態を示し、図において図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では6つのライン11のうち、中央の4つのライン11を2つずつ接近して並べ、通行スペース12を少なくするようにしている。このように収納棚20をレイアウトしてライン11を構成することもできる。
本発明に係る棚設備の好ましい実施形態を示す概略平面構成図である。 上記実施形態における収納棚の構造例を示す概略斜視図である。 第2の実施形態を示す概略平面構成図である。
符号の説明
10 棚設備
11 ライン
12 通行スペース
13 作業スペース
20 収納棚
21 支柱
22 棚部
23 搬入口部
24 搬送口部
25 引出し口部
30 フォークリフト車両
40 ローラコンベア(ローラ)
50 パレット(パレット類)

Claims (2)

  1. 平面長方形状の複数の収納棚が相互に平行な複数のラインにレイアウトされ、上記収納棚がパレット類を載置するための棚部を有している棚設備であって、
    上記収納棚(20)の長方形の短辺側部分の一方はパレット類(50)を棚部(22)上に搬入するための搬入口部(23)となっており、上記収納棚(20)の搬入口部(23)はフォークリフト車両(30)のフォークを差し込んでパレット類(50)を棚部(22)上に搬入し得る大きさとなっており、上記収納棚(20)のライン(11)の搬入口部(23)の前方には上記フォークリフト車両(30)にパレット類(50)の上記棚部(22)への搬入動作を行わせるための作業スペース(13)が設けられている一方、
    上記収納棚(20)の長方形の長辺側部分の少なくとも一方は作業者が棚部(22)上のパレット類(50)をフォークリフト車両(30)のフォーク上に引き出すための引出し口部(25)となっていて、上記複数のうち、隣接する収納棚(20)のライン(11)の間が上記フォークリフト車両(30)を収納棚(20)に沿って走行させ得る最小の間隔に設定され、
    上記収納棚(20)の棚部(22)には上記搬入口部(23)から反対側の短辺側部分に向けてパレット類(50)を移動させるためのローラ(40)が設けられていることを特徴とする棚設備。
  2. 1つのライン(11)は複数の収納棚(20)を並べて構成され、上記ライン(11)の搬入口部(23)側の収納棚(20)では搬入口部(23)と反対側の短辺側部分は次の収納棚(20)の搬入口部(23)と連続する搬送口部(24)となっている一方、
    上記ライン(11)の他端側の収納棚(20)では搬入口部(23)と反対側の短辺側部分はパレット類(50)が棚部(23)から落下するのを防止する構造となっている請求項1記載の棚設備
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