JP3069907U - 荷積みパレットおよび荷積みパレットを使用した積荷保管構造体 - Google Patents

荷積みパレットおよび荷積みパレットを使用した積荷保管構造体

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JP3069907U
JP3069907U JP1999010204U JP1020499U JP3069907U JP 3069907 U JP3069907 U JP 3069907U JP 1999010204 U JP1999010204 U JP 1999010204U JP 1020499 U JP1020499 U JP 1020499U JP 3069907 U JP3069907 U JP 3069907U
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JP1999010204U
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Inventor
猛 佐藤
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北海道産機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小スペースで能率良く積み荷保管のできるパレ
ット構造体を提供する。 【解決手段】所定幅の上面を有する下部柱体と、この下
部柱体の中央上面に立設固定される上部柱体を設け、こ
の上部・下部よりなる柱体を適宜間隔にて複数本を床面
上に立設固定するとともに、下部柱体上面適所にパレッ
トガイド部を固着し、一方、両端部近傍下部にガイド部
を有する長方形状の枠体よりなる荷積みパレットを形成
し、互いのガイド部分を当接させて柱体間に荷積みパレ
ットを載架させることにより、柱体に対して荷積みパレ
ットを安定保持させるよう構成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、物品を収納した段ボール箱を小スペースで効率よく保管すること のできる、荷積みパレットとこの荷積みパレットを用いた積荷保管構造体に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来より、荷積み保管のためのラック等が多用されているが、その大半は通路 左右に設けたラックの側面方向から荷物を出し入れするものであり、本案にて示 すように、特別な通路を必要とせずに、ラック内を通路として利用できる積荷保 管のための構造体は見当たらない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来より、缶飲料やビン飲料を段ボール箱内に収納し、この段ボール箱をまと めてパレットに乗せ、このパレットごと所定個所に移動させて保管する方法がと られている。この場合、3段・4段積みが可能であるが、最近はペットボトル飲 料が増加し、同様に段ボール箱に収納し、この箱を上述手段にて保管することが 多くなってきている。しかし、缶やビンに比べ、ペットボトルはその耐圧強度が 低く、そのため2段積みが限度である。 従って従来のような3段・4段積みができないため、保管スペースが大きくな る。これを避けるため、ラックがよく利用されている。 一般的なラックは、所定幅の通路脇に複数段の収納ラックを位置させ、パレッ ト上に積み上げた段ボール箱をパレットごとフォークリフト等で持ち上げ、通路 を進み、所定位置に乗せて作業する。しかし、通路の左右にラックが位置するの で、フォークリフトは向きを変えて荷の積み卸しをするので、所定の通路幅が必 要となって、全体の保管スペースは大きなものとなる。 またこれとは別に、コンピュータ制御などにて荷の出し入れをする自動倉庫や 、ラック移動が可能である移動ラック等があり、比較的小スペースにて荷の保管 が可能なものもあるが、設備費が高くなる。 本考案は、以上のような従来からの積荷保管に関わる課題を解決するために考 案されたもので、小スペースで効率よく保管できるとともに、設備コスト的にも 負担となることのない積荷保管手段についてのパレットと構造体を提供すること を目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本案は、パレットガイド部を有する柱体間に、ガイ ド部を有する荷積みパレットを、互いのガイド部を当接させて乗せるよう構成し た。 すなわち、本案の一つは、棒状部材を組み合わせ接合して長方形状の枠体を形 成してなるパレット本体を設け、パレット本体の両端近傍下部にガイド部を形成 したことを特徴とする荷積みパレットであり、本案の他の一つは、所定幅の上面 を有する下部柱体と、この下部柱体の中央上面に立設固定される上部柱体を設け 、この上部・下部よりなる柱体を適宜間隔にて複数本を床面上に立設固定すると ともに、下部柱体上面適所にパレットガイド部を固着し、一方、両端部近傍下部 にガイド部を有する長方形状の枠体よりなる荷積みパレットを形成し、互いのガ イド部分を当接させて柱体間に荷積みパレットを載架させることにより、柱体に 対して荷積みパレットを安定保持させるよう構成したことを特徴とする、荷積み パレットを使用した積荷保管構造体である。
【0005】
【考案の実施の形態】
本案を使用するには、まず一般的に使用されているパレット上に荷をまとめて 乗せる。次にフォークリフトにてパレットごと荷を持ち上げ、所定個所へ運ぶ。 下段に荷積みするときは、本案構造体における柱体間をフォークリフトが進み 、所定位置に荷を降ろす。2段積みまでは可能なので、再度同様の作業にて前回 降ろした荷の上にさらに荷を乗せる。 上段に荷積みするときは、本案の荷積みパレットをフォークリフトで運び、下 部柱体間の上面に乗せる。このとき、互いのガイド部は上下に重なり、その位置 が安定する。そして前述手段にて荷を運び、この荷積みパレット上に荷を乗せ、 これを繰り返して2段積みとする。 従って、下部に2段、上部に2段積むこととなり、全部で4段に荷が積まれる ことになる。上述した作業を順次繰り返すことで、柱体間が荷で埋められること になる。荷を出す場合は、上述と逆の作業を行う。 以上のように、本案は柱体間をフォークリフトが走行できるので、従来のラッ ク利用のような広い通路は不要となり、またガイド部を設けているので、荷積み パレットを安定保持することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。 図1〜図5は本案の荷積みパレットを示すものである。 図において、1はパレット本体で、中空角体(角パイプ)を格子状に接合して 形成される。2はガイド部で、パレット本体の短辺方向両端部近傍下部に各々設 けられる。このガイド部は、断面略L字形の細長金属板を、その稜線を最上部と してパレット本体に接合したものであり、パレット本体の所要個所を切り欠き、 この切り欠き部分にはめ込むように接合される。 図7〜図9は本案の荷積みパレットを用いた積み荷保管構造体を示すものであ る。図において、10は柱体で、角パイプを適宜に接合して形成される。 この柱体は上部柱体11と下部柱体12とから構成される。この柱体は、正面 視2本の角パイプを少しの距離を持って位置させ、別の短角パイプにて接合した ものであり、上部柱体は下部柱体の上面中央に立設固定したものである。 13はパレットガイド部で、パレット本体下部に設けたガイド部と同様の金属 板を下部柱体上面の左右に固着したものである。柱体は適宜間隔にて複数本が床 面上に立設固定され、正面視方向および側面視方向に適宜部材にて連結して設け られ、パレットガイド部は正面視にて手前方向から内奥方向へ進む長尺物として 設けられる。
【0007】 なお、ガイド部2とパレットガイド部13は図6にて示すように、上下に当接 するが、本例ではガイド部の内角に対してパレットガイド部の内角をやや大きく 設定した。これにより、当接時には互いのガイド部はその荷重により押圧状態と なるが、各部は少しの弾性を有するので、この押圧時においてはガイド部の内角 を広げようとする力が働き、ガイド部の剛性および弾性がこの力に対抗するため に、クッション効果が働いて柱体に対する荷積みパレットの保持力が高まって、 パレットを安定保持することができる。 なお、以上の例において、荷積みパレットは角パイプ接合にて形成しているが 、他の棒状部材を用いて設けてもよく、格子形状は適宜に選択することができる 。 また、本例のガイド部分は断面三角形状であるが、台形や多角形状など適宜に 選択してもよい。 以上のごとく、本案は設備費が安価で既存倉庫でも対応しやすく、フォークリ フト等の通路がそのまま保管スペースとして利用できて、ペットボトル等を変形 させることなく立体保管することができる。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、柱体間のスペースを通路として利用できるので、従来のラッ ク利用時のような広い通路は不要となり、小スペースで効率よく荷を積んで保管 することができる。また、荷積みパレットと柱体間には相応するガイド部が設け られ、このガイド部が重なって荷積みパレットが位置するので、柱体に対するパ レットの安定保持を図ることのできる、有用なる物品・構造体を提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の荷積みパレットの平面図
【図2】本考案の荷積みパレットの正面図
【図3】本考案の荷積みパレットの右側面図
【図4】本考案の荷積みパレットの一部省略底面図
【図5】A−A拡大断面図
【図6】本考案のガイド機能説明図
【図7】本考案の柱体の要部拡大斜視図
【図8】本考案の積荷保管状態説明図(正面視)
【図9】本考案の積荷保管状態説明図(側面視)
【符号の説明】
1 パレット本体 2 ガイド部 10 柱体 11 上部柱体 12 下部柱体 13 パレットガイド部 14 一般パレット 15 積み荷

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状部材を組み合わせ接合して長方形状の
    枠体を形成してなるパレット本体を設け、パレット本体
    の両端近傍下部にガイド部を形成したことを特徴とする
    荷積みパレット。
  2. 【請求項2】所定幅の上面を有する下部柱体と、この下
    部柱体の中央上面に立設固定される上部柱体を設け、こ
    の上部・下部よりなる柱体を適宜間隔にて複数本を床面
    上に立設固定するとともに、下部柱体上面適所にパレッ
    トガイド部を固着し、一方、両端部近傍下部にガイド部
    を有する長方形状の枠体よりなる荷積みパレットを形成
    し、互いのガイド部分を当接させて柱体間に荷積みパレ
    ットを載架させることにより、柱体に対して荷積みパレ
    ットを安定保持させるよう構成したことを特徴とする、
    荷積みパレットを使用した積荷保管構造体。
JP1999010204U 1999-12-22 1999-12-22 荷積みパレットおよび荷積みパレットを使用した積荷保管構造体 Expired - Lifetime JP3069907U (ja)

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ID=43203334

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7437137B2 (ja) 2019-11-10 2024-02-22 ジャロックホールディングス株式会社 エクステンションラック

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