JP3513567B2 - 入れ子式移動棚 - Google Patents

入れ子式移動棚

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JP3513567B2
JP3513567B2 JP27934995A JP27934995A JP3513567B2 JP 3513567 B2 JP3513567 B2 JP 3513567B2 JP 27934995 A JP27934995 A JP 27934995A JP 27934995 A JP27934995 A JP 27934995A JP 3513567 B2 JP3513567 B2 JP 3513567B2
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學 平島
伸一 川端
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日鐵建材工業株式会社
株式会社ニッケンプラント
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、倉庫等で物品を
載置して移動・格納することに使用される移動棚に係
り、さらに云えば、長尺物等の物品を載置したままの状
態で、水平方向に入れ子式に多数整列し、任意の物品を
他の物品と干渉することなく、どの載置位置からでも所
望の物品を吊り上げ又は吊り込める移動棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長尺物等の物品を載置する棚とし
ては、例えば、図20に示したバーラックと呼ばれる棚
Aが公知である。棚Aは、棚ベースbの上に倒立V字状
に組んだ前下りに傾斜した物品載置用の棚フレームaが
その前後面を設置し、前記棚フレームaに斜め上向きの
腕木状の係止部cが複数取り付けられた構成とされてい
る。また、図21中の左右に示したように、前記棚Aの
後面(又は前面)の棚フレームaを設けない片傾斜の棚
Bも、倉庫内の壁面dへの設置用として使用されてい
る。
【0003】図示を省略したロール等の長尺物は、その
軸両端を前記係止部cに係止させて棚フレームaに載置
される。長尺物の棚フレームaへの載置及び取り出し
は、図示を省略した天井クレーンのフックを長尺物の軸
に巻き掛けて吊り込み又は吊り上げるか、フォークリフ
トで水平方向から載置又は取り出して行っている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】図20の棚Aの場
合、天井クレーンで上方より吊り上げ又は吊り込みを行
ったり、作業員が作業するための通路Tが必要である。
図21に示したような壁面d,d間の広さを有する倉庫
内に、壁面d側に棚B(幅=W1)を設置した後、前記
通路T分の間隔を確保して棚A(幅=W2)を設置する
と、棚Aは2台しか置けない。
【0005】一方、図22のように、前記の棚Aに車輪
e…を設けて移動式とし、通路Tを1ケ所確保して棚A
を移動させても、1台分の棚Aを増やせるだけであって
大幅な格納数の増大には至らず、物品の格納に限界があ
った。したがって、本発明の目的は、他の載置物品と干
渉することなく、物品の吊り上げ又は吊り込みを任意の
順序で行える上、物品載置用の棚フレームに物品を載置
したままの状態で効率よく水平方向に入れ子式に整列せ
しめ、限られたスペースで非常に多くの物品の格納を実
現した移動棚を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
る入れ子式移動棚は、 a) 物品載置用の棚フレーム7が前下りに傾斜し、棚
ベース2の前端部に前輪3が設けられ、後端部両側に後
輪4,4が設けられていて、前記後輪4,4間の幅寸W
が前輪3を含む前端部の幅寸W’より広く形成されてい
ること、 b) 前記後輪4,4同士の間は、移動棚の前端部が進
入可能な開放部6に形成されていること、 c) 前下りに傾斜した前記物品載置用棚フレーム7に
物品を載置した積荷状態で、当該移動棚は、他の移動棚
の後方側からその後輪4,4間の開放部6内へ水平方向
に進入して入れ子式に整列可能な構成とされていること
を特徴とする。
【0007】請求項2に記載した発明に係る入れ子式移
動棚は、 a) 物品載置用の棚フレーム7が前下りに傾斜し、棚
ベース2の前端部両側に前輪3,3が設けられ、後端部
に後輪4が設けられていて、前記後輪4を含む後端部の
幅寸W’が前輪3,3間の幅寸Wより狭く形成されてい
ること、 b) 前記前輪3,3同士の間は、移動棚の後端部が進
入可能な開放部6に形成されていること、 c) 当該移動棚は、前下りに傾斜した前記物品載置用
棚フレーム7に物品を載置した積荷状態で、他の移動棚
の後方側からその前輪3,3間の開放部6を水平方向に
進入して入れ子式に整列可能な構成とされていることを
特徴とする。
【0008】請求項3に記載した発明に係る入れ子式移
動棚は、 a) 物品載置用の棚フレーム7が前下りに傾斜し、棚
ベース2の前端部両側に前輪3,3が設けられ、後端部
に後輪4が設けられていて、前記後輪4を含む後端部の
幅寸W’が前輪3,3間の幅寸Wより狭く形成されてい
ること、 b) 前記前端部は前輪3を備えた脚部5によって棚ベ
ース2が若干前上り傾斜に支持され、当該前端部に移動
棚の後端部が進入可能な間隙部6’が形成されているこ
と、 c) 当該移動棚は、前下りに傾斜した前記物品載置用
棚フレーム7に物品を載置した積荷状態で、他の移動棚
の後方側からその前端部の間隙部6’を水平方向に進入
して入れ子式に整列可能な構成とされていることを特徴
とする。
【0009】請求項4に記載した発明に係る入れ子式移
動棚は、請求項1又は2又は3に記載した物品載置用棚
フレーム7の左右の傾斜枠部7a,7aに複数設けら
れ、長尺物の軸11の両端を支持する腕木状の係止部8
であって、当該係止部8は物品載置用棚フレーム7の傾
斜枠部7aにおいて、上下に隣接する係止部8,8上に
載置した上下の長尺物同士が接触しない間隔とし、且
つ、直上位置の長尺物の外径に接しない垂直線mと交差
する位置に設けられており、クレーン等に吊られた長尺
物が順不同に当該係止部8へ着脱自在な構成とされてい
ることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載した発明に係る入れ子式移
動棚は、請求項4に記載した腕木状の係止部8に、側面
側からみて開口部が若干上向きに傾斜したU溝8cを形
成せしめ、当該U溝を構成する上辺部8aが下辺部8b
より短く形成されており、物品載置用棚フレーム7の傾
斜枠部7aにおいて、上下に隣接するU溝8c,U溝8
内に載置した上下の長尺物同士が接触しない間隔とし、
且つ、直上位置の長尺物の外径に接しない垂直線m上に
前記上辺部8aの先端が位置するように設けられている
ことを特徴とする。
【0011】請求項6に記載した発明に係る入れ子式移
動棚は、請求項1又は2又は3に記載した物品載置用棚
フレーム7に関し、前下りの傾斜面に沿って変化する階
段状の棚9に形成されていることを特徴とする。請求項
7に記載した発明に係る入れ子式移動棚は、請求項1又
は2又は3に記載した移動棚の前輪3又は後輪4の走行
駆動機構に関し、手動ハンドル12の回転操作により、
又はモータ13の動力により駆動される構成であること
を特徴とする。
【0012】請求項8に記載した発明に係る入れ子式移
動棚は、請求項1又は2又は3又は7に記載した移動台
の前輪3及び後輪4に関し、軌道10,10’,10”
の上を走行する軌道輪として構成されていることを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、棚ベースに物品載置部
を備え、前記物品載置部に、物品、とりわけ長尺物等の
重量物を載置した積荷状態で水平方向に入れ子式に複数
整列される移動棚として実施される。本発明に係る移動
棚は、基本的には、図1に示したように、物品載置用の
棚フレーム7が前下りに傾斜し、棚ベース2の前端部に
1個又は2個以上の前輪3が設けられ、後端部両側に後
輪4,4が設けられていて、前記後輪4,4間の幅寸W
が前輪3を含む前端部の幅寸W’より広く形成されてお
り、前記後輪4,4同士の間は、移動棚の前端部が進入
可能な開放部6に形成されている(請求項1)。したが
って、図5のように、この物品載置用棚フレーム7に物
品を載置した積荷状態で、当該移動棚は他の移動棚の後
方側からその開放部6内へ水平方向に進入していき、最
終的に多数の移動棚が入れ子式に密に重なり合って縦列
整列され、移動棚の格納効率が高められる。
【0014】本発明の移動棚は、また、図14のよう
に、物品載置用の棚フレーム7が前下りに傾斜し、棚ベ
ース2の前端部両側に前輪3,3が設けられ、後端部に
1個又は2個以上の後輪4が設けられていて、前記後輪
4を含む後端部の幅寸W’が前輪3,3間の幅寸Wより
狭く形成されており、前記前輪3,3同士の間は、移動
棚の後端部が進入可能な開放部6に形成した態様でも実
施される(請求項2)。したがって、この物品載置用の
棚フレーム7が請求項1の棚フレーム7と比べて幅広と
なっているので、長いロール1を当該棚フレーム7に載
置することができる。この長いロール1を載置した積荷
状態で、当該移動棚は他の移動棚の後方側からその開放
部6を水平方向に進入していき、前記請求項1の移動棚
と同様に、多数の移動棚が入れ子式に密に重なり合って
縦列整列される。
【0015】本発明は更に、図17のように、物品載置
用の棚フレーム7が前下りに傾斜し、棚ベース2の前端
部両側に前輪3,3が設けられ、後端部に後輪4が1個
又は2個以上設けられていて、前記後輪4を含む後端部
の幅寸W’が前輪3,3間の幅寸Wより狭く形成されて
いる。そして、前記前端部は前輪3を備えた脚部5によ
って棚ベース2が若干前上り姿勢に支持され、当該前端
部の下方が移動棚の後端部が進入可能な間隙部6’に形
成した態様でも実施される(請求項3)。したがって、
前下りに傾斜した前記物品載置用の棚フレーム7に物品
を載置した積荷状態で、当該移動棚は、他の移動棚の後
方側から棚ベース2(つなぎ部材2d等)へ前端部の間
隙部6’をやはり水平方向に進入していき、多数の移動
棚が入れ子式に縦列整列される(図19)。
【0016】前記の各移動棚には、図5及び図7Aに示
したように、物品載置用棚フレーム7の左右の傾斜枠部
7a,7aに複数設けられ、ロール1等の長尺物の軸1
1の両端を支持する腕木状の係止部8であって、当該係
止部8は物品載置用棚フレーム7の傾斜枠部7aにおい
て上下に隣接する係止部8,8上に載置したロール1,
1同士が接触しない間隔とし、且つ、直上位置のロール
1の外径に接しない垂直線mと交差する位置に設けられ
ている(請求項4)。したがって、軸11で支持される
ロール1を、クレーン等により垂直上方から順不同に吊
り込み、上方位置の係止部8に載置されているロール1
を傷つけることなく、下方の所望の係止部8の上に載置
し、その基端に収められる。当該ロール1を吊り上げる
際にも、クレーンのチェン16先端のフック16aを所
望の長尺物の軸11両端に巻き掛け、上方位置のロール
1を傷つけることなく、難なく吊り上げて運搬できる
(図5,図7A参照)。つまり、最上位のロール1から
順に吊り上げる必要がないのである。
【0017】また、前記腕木状の係止部8は、側面側か
らみて開口部が若干上向きに傾斜したU溝に形成し、前
記U溝をなす上辺部8aが下辺部8bより短く形成され
ており、U溝8c内に載置した上下のロール1,1同士
が接触しない間隔とし、且つ、直上位置のロール1の外
径に接しない垂直線m上に上辺部8aの先端が位置する
ように設けられている(請求項5)。したがって、軸1
1で支持されるロール1は、図5のチェン16で所望の
載置場所の上方から吊り込む際に、上方位置のロール1
を傷つけることなく、下辺部8bの上に軸11が載置さ
れ、傾斜する当該下辺部8bの上をそのまま下り、U溝
8c内へ収められる(図7B)。載置されたロール1を
吊り上げる際も、軸11両端にフック16aが巻き掛け
られたチェン16を上方へ吊り上げると、軸11は上辺
部8aの先端を越えて吊り上げられるので、上方位置の
ロール1を傷つけるおそれがない。
【0018】本発明の移動棚は、図8に示したように、
前記物品載置用棚フレーム7を前下りの傾斜面に沿って
変化する階段状の棚9…の形状に形成して実施すること
も行われる(請求項6)。棚9の上に棚9,9間の高さ
範囲内の物品(容量の大きな物品1’や板状物など)を
載置すると、その積荷状態で他の移動棚の開放部6に入
れ子式に整列できる(図9)。物品載置部が階段状の棚
9になっているので、物品の載置や運搬が楽である。
【0019】移動棚の前輪3又は後輪4は、その走行駆
動機構を図2に示した手動ハンドル12の回転操作によ
り、又は図3に示したモータ13の動力により駆動され
るから(請求項7)、少ない労力で楽に移動棚を移動し
て複数の移動棚を入れ子式に円滑に整列できる。前記前
輪3及び後輪4が軌道10,10’,10”の上を走行
する軌道輪として構成する(請求項8)と、移動棚は安
定してスムーズに移動する。
【0020】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の移動棚をロール等の重量物の載置用に
使用した場合の実施例を示している。図中符号2は、移
動棚の本体フレームをなす棚ベースである。この棚ベー
ス2は、後端部両側に立設する柱部材2b,2bと、そ
れらの上端同士を結ぶ上端部材2cとにより後端部が門
型形状に形成され、前端部に前端部材2aが配置され、
この前端部材2aの両端と、前記両側の各柱部材2b,
2bの下端とがつなぎ部材2dで連結した構成とされて
いる。柱部材2bの高さは約190cm、上端部材2c
の長さは約200cm、前端部材2aの長さは約150
cm、つなぎ部材2dの長さは約100cmである。前
記各柱部材2bの下端(つなぎ部材2dの後端)には、
各々後輪4,4が設けられ、前端部材2aの両端部下端
には各々前輪3,3が設けられており、倉庫内に敷設さ
れた軌道10,10の上を走行(移動)する。即ち、後
輪4,4間の幅寸(外側の軌道10,10’間の幅寸)
Wは、前輪3,3間の幅寸(内側の軌道10’,10’
間の幅寸)W’よりもかなり大きく形成されている。
【0021】つまり、当該棚ベース2の外形は、その上
面部が側面側からみて前下りに傾斜し(図5参照)、左
右の両側面部も上面側からみて前方へ先細状に傾斜した
形状となっており(図4参照)、前記後輪4,4間の幅
寸Wが前輪3,3間の幅寸W’より広く形成され、後輪
4,4間が開放部6に形成されている。棚ベース2には
後述する前下りに傾斜した物品載置用の棚フレーム7が
設置されており、棚フレーム7に物品を載置した積荷状
態で、当該移動棚2は、他の移動棚2の後方側からその
開放部6内へ水平方向に進入して入れ子式に整列可能な
構成とされている(図4,図5)。
【0022】図2は、前記棚ベース2の後輪4の走行駆
動機構が、手動式のハンドルの回転操作で駆動される構
成を示している。向かって左側の一方の柱部材2bの外
側にブレーキ付きの回転駆動ハンドル12が設置され、
同ハンドル12の軸に設けられたスプロケット17bに
巻き掛けたチェン14は、その直下に位置する後輪4に
付設されたスプロケット17に巻き掛けられている。上
端部材2c内にはドライブシャフト18が配設されてお
り、該ドライブシャフト18の両端には、柱部材2bの
内部上端に位置するスプロケット17dが取り付けられ
ている。前記ハンドル12の軸に設けたスプロケット1
7cに巻き掛けたチェン14は、前記ドライブシャフト
18のスプロケット17dに巻き掛けられている。ドラ
イブシャフト18の他端のスプロケット17eに巻き掛
けたチェン14は、直下に位置する他方の後輪4に付設
されたスプロケット17fに巻き掛けられている。よっ
て、ハンドル12を回転させると、両後輪4,4は、チ
ェン14、ドライブシャフト18を介して回転力が伝達
され、後輪4,4が回転される構成とされている。な
お、図示は省略するが、当該手動ハンドル12によって
回転される駆動輪を前輪3,3となるように製作しても
よい。
【0023】図3は、走行駆動機構が電動式に構成され
たものを示している。移動棚の前端部材2aの後ろ側に
制御盤20に接続されたモータ13が取り付けられてお
り、前輪3,3同士は、前端部材2a内の駆動軸22に
取り付けられている。モータ13の軸と駆動軸22とは
回転力の伝達が可能なようにチェン21で連結されてい
る。前記制御盤20に接続された配線19は、一方のつ
なぎ部材2d及び一方の柱部材2bの内部に配設され、
当該柱部材2cの外側に設置された操作ボタン付きの操
作盤15に接続されている。よって、操作盤15のボタ
ン操作によってモータ13は作動し、そのモータ13の
回転力が前輪3,3に伝達され、移動棚は自動的に走行
する。なお、図示は省略するが、このモータ動力による
駆動機構によって回転される駆動輪を後輪4,4となる
ように製作してもよい。
【0024】また、図示は省略するが、この移動棚を手
押し式で移動できるように製作してもよい。図中符号7
は、物品載置用の棚フレームを示している。この物品載
置用棚フレーム7は、棚ベース上面部の約60゜の前下
り傾斜に沿う形で形成されている。物品載置用棚フレー
ム7は、左右に傾斜状態で立設する傾斜枠部7a,7a
と、その傾斜枠部7a,7aの上端同士が上端枠部7b
で接続され、下端同士が下端枠部7cとで接続された長
方形状に形成されている。当該左右の傾斜枠部7a,7
aは、その各下端が前記棚ベース2の前端部材2aのや
や後方上面に接合され、その各上方裏面が上端部材2c
に接合されている。傾斜枠部7aの長さは約240c
m、上端枠部7b及び下端枠部7cの長さは約140c
mである。
【0025】前記傾斜枠部7aに、ロール1の軸11の
両端を支持可能な係止部8が取り付けられている。係止
部8は、図7Aに示したように、先端に上向きの爪部を
有する水平な凸起(腕木)状に形成され、凸起上の基端
位置に載置した上下のロール1同士が接触しない間隔
で、且つ、直上位置のロール1の外径に接しない垂直線
mと交差する傾斜枠部7aに取り付けられている。この
凸起を有する係止部8は、所定間隔で傾斜枠部7a上に
片側7個ずつ、連結金具によって着脱自在に取り付けら
れている(図14参照)。係止部としては、図7Bに示
したような側面側からみてU溝状の係止部8’も好適に
実施される。U溝8cを構成する上辺部8aが下辺部8
bより短く形成されており、U溝8c内に載置した上下
の長尺物同士が接触しない間隔で、且つ、直上位置の長
尺物の外径に接しない垂直線m上に前記上辺部8aの先
端が位置するように物品載置用棚フレーム7の傾斜枠部
7aに取り付けられている。よって、ロール1の軸11
は長い下辺部8bの先端部へ載せ、又は長い下辺部8b
に沿って引き出すことにより、吊り込み又は吊り上げを
他のロール1に邪魔されず容易に行える。
【0026】前記凸起を有する係止部8へのロール1の
着脱及び当該移動棚の移動を図5により説明する。傾斜
枠部7a,7a間内の長さで直径が250mmのロール
1を軸11で支持し、その軸11の両端を天井クレーン
24で上方から順不同で望む係止部8の凸起の上に載置
して吊り込む。当該係止部8…に全てロール1を係止さ
せた積荷状態で、当該移動棚2は他の移動棚2の後方側
からその開放部6へ水平方向に進入して入れ子式に整列
される。所望のロール1を吊り上げて運搬するには、図
5に示したように、移動棚を移動させ、必要最小限に空
けたスペースに上方から天井クレーン24のチェン16
先端のフック16aを、所望のロール1、例えば図示の
ように最下段のロール1の軸11に巻き掛ける。天井ク
レーン24の中心を少し移動させて上方に引っ張ること
により、巻き掛けられたロール1は、上位の他のロール
1と干渉することなく、当該天井クレーン24でスムー
ズに引き上げられる。
【0027】前記の物品載置用棚フレーム7は、図8に
示したような棚形状に形成して実施することも行われ
る。棚ベース2の上面部の前下り傾斜に沿って変化する
3段の階段状の棚9…に形成されている。但し、段数は
この限りでなく、載置する物品の高さ、大きさに応じて
多く設けてもよい。つまり、載置物品が棚9,9との間
の高さ範囲内となるように、棚9の高さ、段数が決定さ
れる。物品載置部が階段状の棚9になっているので、容
量の大きい物品1’やプレス金型、鉄板など、上方より
クレーン等で吊り上げて移動する物品の載置・運搬を容
易に行える。よって、例えば、図9のように、全ての棚
9…の上に、物品1’…を載置した積荷状態で、前方の
同じく物品1’…が載置された他の移動棚の開放部6に
入れ子式にぴったと整列される。
【0028】図10〜図13は、軌道走行用の車輪3,
4を有する移動棚のバリエーションを模式的に示してい
る。各図とも棚ベース2を形成するフレームの基本形の
みを簡素化して示している。図10の棚ベースは、図1
の移動棚の棚ベース2からつなぎ部材2dが省略され、
物品載置用棚フレーム7の下端枠部7cが棚ベース2の
前端部材2aを兼ねた構成とされている。前端部材2a
の両端に前輪3,3が各々設けられ、柱部材2bの下端
に後輪4,4が各々設けられている。前輪3,3が内側
の軌道10’,10’上を、後輪4,4が外側の軌道1
0,10上を安定して走行する。
【0029】図11の棚ベースは、図1の棚ベース2の
うち、つなぎ部材2d,2dと物品載置用棚フレーム7
だけで構成され、積荷状態で入れ子式に整列可能な移動
棚としては必要最小限の最も簡素化された形態である。
物品載置用棚フレーム7の下端枠部7cもなく、物品載
置用棚フレーム7の傾斜枠部7aは、各々つなぎ部材2
d,2dの先端に取り付けられて支持されている。各つ
なぎ部材2dの前端部に前輪3,3が設けられ、当該つ
なぎ部材2dの各後端部に後輪4,4が設けられてお
り、やはり、前輪3,3が内側の軌道10’,10’上
を、後輪4,4が外側の軌道10,10上を走行する。
【0030】図12及び図13は、3本の軌道の上を走
行する移動棚のバリエーションを示している。図12の
移動棚は、図10の移動棚と基本的構造を略同じくす
る。1個の前輪3が前端部材2aの略中央に設けられて
いる点が異なる。よって、この中央の前輪3が中央の軌
道10”上を走行し、後輪4,4が外側の軌道10,1
0上を走行する。図13の移動棚は、前記図11の移動
棚に前端部材2aを取り付けた構成となっている。前端
部材2aは、物品載置用棚フレーム7の下端枠部7cを
兼ね、当該前端部材2aの略中央に前輪3が設けられて
いる。よって、中央の前輪3が中央の軌道10”上を走
行し、後輪4,4が外側の軌道10,10上を走行す
る。
【0031】
【第2実施例】図14〜図16は、上記の第1実施例に
比べて、物品載置用棚フレーム7の幅寸が広い移動棚を
簡略化して示している。即ち、物品載置用棚フレーム7
の幅寸は、外側の軌道10,10間の幅寸(前輪3,3
間の幅寸)Wに相当してかなり広く形成され、移動棚が
入れ子式に整列できるように、当該幅寸Wを確保した前
輪3,3の間が開放部6に形成されている。
【0032】図14の移動棚は、図13の移動棚と比較
すると、前端部材2a(下端枠部7c)が取り除かれた
代わりに、後輪4,4間が後端部材2eで連結されてい
る。前記後端部材2eの端部と棚フレーム7の傾斜枠部
7aの下端とが、つなぎ部材2dで連結され、安定した
構造になっている。前輪3,3が外側の軌道10,10
上を走行し、後輪4,4が内側の軌道10’,10’上
を走行する。
【0033】図15の移動棚は、前記図14の移動棚か
ら後端部材2eを取り除いた構造であり、図11の移動
棚に似た構造となっている。棚フレーム7の幅寸が広い
移動棚の構造としては最も簡素化されたものである。図
16の移動棚は、本実施例において、3本の軌道上を走
行する移動棚を示している。中央位置の軌道10”上を
走行する1つの後輪4と、前輪3,3とが夫々つなぎ部
材2dで連結されている。
【0034】
【第3実施例】図17及び図18は、第1実施例及び第
2実施例と比較して、移動棚の前端部及び後端部に開放
部6を有さないで入れ子式に整列可能な移動棚の構成を
簡略化して示している。即ち、移動棚の前端部に棚ベー
ス2の前端部材2a(棚フレーム7の下端枠部7c)を
有すると共に、当該移動棚の後端部に棚ベース2の後端
部材2eが設けられている。棚ベース2の前端部両側に
所定高さの脚部5が取り付けられ、前記脚部5の下端に
前輪3が設けられており、脚部5によって棚ベース2が
若干前上り姿勢に支持されている。よって、前記前端部
材2a(下端枠部7c)の下方が移動棚の後端部が進入
可能な間隙部6’に形成されている。したがって、図1
9に示したように、当該移動棚は、他の移動棚の前方側
から当該間隙部6’内へ水平方向に進入していき、上記
実施例と同様に、多数の移動棚が入れ子式に縦列整列さ
れる。
【0035】
【本発明が奏する効果】本発明に係る入れ子式移動棚に
よれば、物品載置用棚フレーム7に物品を載置したまま
の状態で多数の移動棚が効率よく水平方向に入れ子式に
整列されるから、単位面積当りの物品の収納効率が飛躍
的に向上し、スペースの有効利用が図れる。しかも、他
の載置物品に干渉することなく、順不同に、所望の物品
を吊り込み又は吊り上げることが可能で、ハンドリング
の作業効率が高められ、倉庫機能の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】軌道上を走行する移動棚の全体構造を示した斜
視図である。
【図2】手動ハンドル付き移動棚の内部構造を示した簡
略図である。
【図3】動力モータ付き移動棚の内部構造を示した簡略
図である。
【図4】移動棚の入れ子式整列状況を簡略化して示した
平面図である。
【図5】移動棚の載置物品の吊り上げ要領を示した側面
図である。
【図6】異なる係止部が設けられた移動棚を示した側面
図である。
【図7】A,Bは係止部の取り付け位置を示した拡大側
面図である。
【図8】棚形状の物品載置部が設けられた移動棚の斜視
図である。
【図9】図8の移動棚の入れ子式整列状況を示した側面
図である。
【図10】移動棚のバリエーションを示した簡略図であ
る。
【図11】移動棚のバリエーションを示した簡略図であ
る。
【図12】移動棚のバリエーションを示した簡略図であ
る。
【図13】移動棚のバリエーションを示した簡略図であ
る。
【図14】異なる移動棚の構成を示した簡略図である。
【図15】異なる移動棚のバリエーションを示した簡略
図である。
【図16】異なる移動棚のバリエーションを示した簡略
図である。
【図17】異なる移動棚の構成を示した簡略図である。
【図18】異なる移動棚のバリエーションを示した簡略
図である。
【図19】図17及び図18の移動棚の入れ子式整列状
況を示した簡略図である。
【図20】従来例を示した斜視図である。
【図21】従来例を示した側面図である。
【図22】異なる従来例を示した側面図である。
【符号の説明】
1 ロール 2 棚ベース 3 前輪 4 後輪 6 開放部 6’間隙部 7 物品載置用棚フレーム 7a 傾斜枠部 8,8’係止部 9 棚 10 軌道 11 軸 12 ハンドル 13 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−58568(JP,A) 特開 平3−21775(JP,A) 実開 昭62−144209(JP,U) 実開 平5−67573(JP,U) 登録実用新案3013226(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65H 75/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) 物品載置用の棚フレームが前下りに
    傾斜し、棚ベースの前端部に前輪が設けられ、後端部両
    側に後輪が設けられていて、前記後輪間の幅寸が前輪を
    含む前端部の幅寸より広く形成されていること、 b) 前記後輪同士の間は、移動棚の前端部が進入可能
    な開放部に形成されていること、 c) 当該移動棚は、前下りに傾斜した前記物品載置用
    の棚フレームに物品を載置した積荷状態で、他の移動棚
    の後方側からその後輪間の開放部内へ水平方向に進入し
    て入れ子式に整列可能な構成とされていること、を特徴
    とする、入れ子式移動棚。
  2. 【請求項2】a) 物品載置用の棚フレームが前下りに
    傾斜し、棚ベースの前端部両側に前輪が設けられ、後端
    部に後輪が設けられていて、前記後輪を含む後端部の幅
    寸が前輪間の幅寸より狭く形成されていること、 b) 前記前輪同士の間は、移動棚の後端部が進入可能
    な開放部に形成されていること、 c) 当該移動棚は、前下りに傾斜した前記物品載置用
    の棚フレームに物品を載置した積荷状態で、他の移動棚
    の後方側からその前輪間の開放部を水平方向に進入して
    入れ子式に整列可能な構成とされていること、を特徴と
    する、入れ子式移動棚。
  3. 【請求項3】a) 物品載置用の棚フレームが前下りに
    傾斜し、棚ベースの前端部両側に前輪が設けられ、後端
    部に後輪が設けられていて、前記後輪を含む後端部の幅
    寸が前輪間の幅寸より狭く形成されていること、 b) 前記前端部は前輪を備えた脚部によって棚ベース
    が若干前上り傾斜に支持され、当該前端部に移動棚の後
    端部が進入可能な間隙部が形成されていること、 c) 当該移動棚は、前下りに傾斜した前記物品載置用
    の棚フレームに物品を載置した積荷状態で、他の移動棚
    の後方側からその前端部の間隙部を水平方向に進入して
    入れ子式に整列可能な構成とされていること、を特徴と
    する、入れ子式移動棚。
  4. 【請求項4】物品載置用棚フレームの左右の傾斜枠部に
    複数設けられ、長尺物の軸両端を支持する腕木状の係止
    部であって、当該係止部は物品載置用棚フレームの傾斜
    枠部において、上下に隣接する係止部上に載置した上下
    の長尺物同士が接触しない間隔とし、且つ、直上位置の
    長尺物の外径に接しない垂直線と交差する位置に設けら
    れており、クレーン等に吊られた長尺物が順不同に当該
    係止部へ着脱自在な構成とされていることを特徴とす
    る、請求項1又は2又は3に記載した入れ子式移動棚。
  5. 【請求項5】腕木状の係止部は側面側からみて開口部が
    若干上向きに傾斜したU溝が形成され、前記U溝をなす
    上辺部が下辺部より短く形成されており、物品載置用棚
    フレームの傾斜枠部において、上下に隣接するU溝内に
    載置した上下の長尺物同士が接触しない間隔とし、且
    つ、直上位置の長尺物の外径に接しない垂直線上に前記
    上辺部の先端が位置するように設けられていることを特
    徴とする、請求項4に記載した入れ子式移動棚。
  6. 【請求項6】物品載置用棚フレームは、前下りの傾斜面
    に沿って変化する階段状の棚に形成されていることを特
    徴とする、請求項1又は2又は3に記載した入れ子式移
    動棚。
  7. 【請求項7】移動棚の前輪又は後輪の走行駆動機構は、
    手動ハンドルの回転操作により、又はモータの動力によ
    り駆動される構成であることを特徴とする、請求項1又
    は2又は3に記載した入れ子式移動棚。
  8. 【請求項8】移動台の前輪及び後輪は、軌道の上を走行
    する軌道輪として構成されていることを特徴とする、請
    求項1又は2又は3又は7に記載した入れ子式移動棚。
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